JPH0425216Y2 - - Google Patents

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JPH0425216Y2
JPH0425216Y2 JP474088U JP474088U JPH0425216Y2 JP H0425216 Y2 JPH0425216 Y2 JP H0425216Y2 JP 474088 U JP474088 U JP 474088U JP 474088 U JP474088 U JP 474088U JP H0425216 Y2 JPH0425216 Y2 JP H0425216Y2
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hollow fiber
outlet
side plate
inlet
cylindrical body
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  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中空糸膜モジユール(内部と外部と
を連通する多数の微細孔を側壁に有する多数の中
空糸をそれぞれ折り返して該中空糸の両端部を一
緒に束ねてなる中空糸束と、一端に入口、他端に
出口を設けられ、内部に前記中空糸束を収容する
とともに前記中空糸の両端部を前記出口に接続さ
れた筒状体とを有してなる濾過用モジユール)を
支持して、濾過装置を構成するホルダに関する。
〔従来の技術〕
従来の中空糸膜モジユールを用いた濾過装置
は、中空糸膜モジユールを耐圧容器の中にセツト
する構成となつていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このため、 (イ) 中空糸膜モジユールが適切にセツトされず、
中空糸膜モジユール外に原水が漏水しても、外
部からは見えないので、それを発見することが
困難である。
(ロ) 耐圧容器の存在のために装置が大型化すると
ともに、製作コストが高くなる。
(ハ) 前項のように耐圧容器の存在のために装置が
大型化するので、中空糸膜モジユールを必要数
だけ並列に用いて濾過流量を増大することは困
難である。
(ニ) 中空糸膜モジユールの脱着が面倒となる。
(ホ) 前述のように耐圧容器の存在のために装置が
大型化するので、一般浄水器の後段に仕上濾過
用として設置することは困難である。
等の問題点があつた。
本考案は、上記従来の問題点を解決することが
できる中空糸膜モジユールのホルダを提供するこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案による中空糸膜モジユールのホルダは、
内部と外部とを連通する多数の微細孔を側壁に有
する多数の中空糸をそれぞれ折り返して該中空糸
の両端部を一緒に束ねてなる中空糸束と、一端に
入口、他端に出口を設けられ、内部に前記中空糸
束を収容するとともに前記中空糸の両端部を前記
出口に接続された筒状体とを有してなる中空糸膜
モジユールを支持するホルダであつて、 前記筒状体の入口側端部にパツキンを介して当
接される入口側プレートと、前記筒状体の出口側
端部にパツキンを介して当接される出口側プレー
トと、前記入口側プレートに設けられ、外部と前
記筒状体の入口とを連通するプレート入口と、前
記出口側プレートに設けられ、外部と前記筒状体
の出口とを連通するプレート出口と、一端側を前
記入口側プレートおよび前記出口側プレートのう
ちのいずれか一方に取り付けられるとともに他端
側を前記入口側プレートおよび前記出口側プレー
トのうちの他方に挿通されたボールトと、前記ボ
ールトの前記他端側に螺合され、締め付けられる
ことにより前記入口側プレートおよび前記出口側
プレートを前記筒状体の両端部に押圧するナツト
とを有してなるものである。
〔作用〕
本考案においては、プレート入口に適当な圧力
で原水を供給すると、この原水は筒状体の入口か
ら筒状体内に入り、さらに中空糸の側壁の多数の
微細孔から中空糸内に侵入し、その際、超精密な
濾過が行われる。そして、濾過後の水は中空糸の
両端部を経てプレート出口に得られる。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示す。この実施例
において、中空糸膜モジユール1は市販されてい
る従来公知のものであつて、中空糸束2と筒状体
3とを有してなる。前記中空糸束2は、内部と外
部とを連通する多数の微細孔を側壁に有する多数
の中空糸4をそれぞれ折り返して該中空糸4の両
端部4aを接着材を用いて一緒に束ねてなる。な
お、前記中空糸4は、例えばポリエチレン、ポリ
サルフオン、ポリメチルメタルアクリレート等の
合成樹脂からなる。前記筒状体3は、一端に入口
3a、他端に出口3bを設けられており、内部に
中空糸束2を収容するとともに、中空糸4の両端
部4aを出口3bに嵌合して接続されている。こ
こで、出口3bは中空糸4の両端部4aにより完
全に塞がれており、水が中空糸4の内部を経るこ
となく、直接出口3b外に漏出することはないよ
うになつている。また、本実施例においては、筒
状体3の入口3aは多数の穴からなつているが、
一つまたは少数の穴によりこの入口を構成しても
よい。
前記筒状体3の入口3a側端部には、大略板状
の入口側プレート5の内面側がパツキン6を介し
て当接されるようになつており、この入口側プレ
ート5の中心部には、外部と筒状体3の入口3a
とを連通するプレート入口7が設けられている。
前記筒状体3の出口3b側端部には、大略板状の
出口側プレート8がパツキン9を介して当接され
るようになつており、この出口側プレート8の中
心部には、外部と筒状体3の出口3bとを連通す
るプレート出口10が設けられている。
前記出口側プレート8の外周部には適当数のボ
ールト11の一端部が螺合されている。このボー
ルト11の他端部は出口側プレート8の外周部に
設けられたボールト穴12に挿通されるととも
に、蝶ナツト13を螺合されている。そして、蝶
ナツト13が締め付けられることにより、入口側
プレート5および出口側プレート8の内周側は筒
状体3の両端部に強く押圧されている。14はナ
ツト13と出口側プレート8との間に介装された
バネ座金である。
なお、本実施例とは逆に、出口側プレート8の
外周部の方にボールト11の一端部を螺合する一
方、入口側プレート5の外周部の方にボールト穴
を設けてこのボールト穴にボールト11の他端部
を挿通し、該他端部に蝶ナツト13を螺合するよ
うにしてもよい。
本実施例においては、プレート入口7に適当な
圧力で原水を供給すると、この原水は矢印で示す
ように入口3aから筒状体3内に入り、さらに中
空糸4の側壁の多数の微細孔から中空糸4内に侵
入し、その際、前記微細孔により超精密な濾過が
行われる。そして、濾過後の水は中空糸4の両端
部4aを経てプレート出口10に得られる。
このホルダにおいては、中空糸膜モジユール1
は耐圧容器に収容されないので、万一、中空糸膜
モジユール1が適切にセツトされず、中空糸膜モ
ジユール1外に原水が漏水した場合には直ちに発
見することができる。
また、耐圧容器が存在しないため、装置を小型
化できるとともに、製作コストを低減できる。
さらに、ナツト13を緩めるか、または外すこ
とにより、中空糸膜モジユール1を簡単に取り外
すことができるし、中空糸膜モジユール1の取り
付けも逆の手順により簡単に行うことができる。
第2図は前記実施例の中空糸膜モジユール1お
よびホルダの組み合わせを複数並列に用いて構成
した濾過装置の例を示す。15は原水を供給する
管、16は濾過後の水を送出する管であり、これ
らの管15,16間には第1図に示した中空糸膜
モジユール1およびホルダの組み合わせが複数並
列に設置され、各ホルダのプレート入口7が管1
5に接続管17を介してそれぞれ接続され、各ホ
ルダのプレート出口10が管16に可撓性の接続
管18を介してそれぞれ接続されている。
このように本考案では、耐圧容器が存在せず、
装置を小型化できることにより、中空糸膜モジユ
ール1を容易に必要数だけ並列に用いて濾過流量
を増大することができる。
また、上述のように本考案では耐圧容器が存在
せず、装置を小型化できるので、一般浄水器の後
段に仕上濾過用として設置することも容易であ
る。
〔考案の効果〕
以上のように本考案による中空糸膜モジユール
のホルダは、 (a) 中空糸膜モジユール外に原水が漏水した場合
には直ちに発見することができる。
(b) 装置を小型化できる。
(c) 製作コストを低減できる。
(d) 中空糸膜モジユールの着脱が簡単である。
(e) 容易に中空糸膜モジユールを必要数だけ並列
に用いて濾過流量を増大することができる。
(f) 一般浄水器の後段に仕上濾過用に設置するこ
とも容易である。
等の優れた効果を得られたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による中空糸膜モジユールのホ
ルダの一実施例を示す半断面図、第2図は前記実
施例を複数並列に設置して構成した濾過装置の例
を示す側面図である。 1……中空糸膜モジユール、2……中空糸束、
3……筒状体、4……中空糸、4a……中空糸の
両端部、5……入口側プレート、6……パツキ
ン、7……プレート入口、8……出口側プレー
ト、9……パツキン、10……プレート出口、1
1……ボールト、13……蝶ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内部と外部とを連通する多数の微細孔を側壁に
    有する多数の中空糸をそれぞれ折り返して該中空
    糸の両端部を一緒に束ねてなる中空糸束と、一端
    に入口、他端に出口を設けられ、内部に前記中空
    糸束を収容するとともに前記中空糸の両端部を前
    記出口に接続された筒状体とを有してなる中空糸
    膜モジユールを支持するホルダであつて、 前記筒状体の入口側端部にパツキンを介して当
    接される入口側プレートと、前記筒状体の出口側
    端部にパツキンを介して当接される出口側プレー
    トと、前記入口側プレートに設けられ、外部と前
    記筒状体の入口とを連通するプレート入口と、前
    記出口側プレートに設けられ、外部と前記筒状体
    の出口とを連通するプレート出口と、一端側を前
    記入口側プレートおよび前記出口側プレートのう
    ちのいずれか一方に取り付けられるとともに他端
    側を前記入口側プレートおよび前記出口側プレー
    トのうちの他方に挿通されたボールトと、前記ボ
    ールトの前記他端側に螺合され、締め付けられる
    ことにより前記入口側プレートおよび前記出口側
    プレートを前記筒状体の両端部に押圧するナツト
    とを有してなる中空糸膜モジユールのホルダ。
JP474088U 1988-01-20 1988-01-20 Expired JPH0425216Y2 (ja)

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JP474088U JPH0425216Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

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JP474088U JPH0425216Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

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JPH01110802U JPH01110802U (ja) 1989-07-26
JPH0425216Y2 true JPH0425216Y2 (ja) 1992-06-16

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JP474088U Expired JPH0425216Y2 (ja) 1988-01-20 1988-01-20

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JPH01110802U (ja) 1989-07-26

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