JPH04251555A - コイル素子 - Google Patents

コイル素子

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Publication number
JPH04251555A
JPH04251555A JP41667690A JP41667690A JPH04251555A JP H04251555 A JPH04251555 A JP H04251555A JP 41667690 A JP41667690 A JP 41667690A JP 41667690 A JP41667690 A JP 41667690A JP H04251555 A JPH04251555 A JP H04251555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
section
winding
internal
coil element
Prior art date
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Pending
Application number
JP41667690A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yamazaki
茂樹 山崎
Koichi Yazaki
耕一 矢崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPH04251555A publication Critical patent/JPH04251555A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,磁界を検出する薄膜コ
イル素子に関するものであり,特に,モータの回転など
を検出するためプリント基板などにプリント印刷されて
形成されるコイル素子に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダ(VTR)などに
おける磁気テープ駆動用のモータの断面図を図5に示す
。このモータは,固定されたプリント基板3に対して回
転軸8に軸支されたロータ4が回転する。ロータ4の回
転は,プリント基板3に固定された電磁石9に発生する
回転磁界とロータ4の内壁に装着された永久磁石7との
反作用によって遂行される。
【0003】ロータ4の周縁端部にはパルス発生用(P
G)磁石5と周波数発生用(FG)磁石6とが装着され
ている。これらPG磁石5およびFG磁石6の対向する
プリント基板3の面には,ホール素子が配設されている
。しかしながら,プリント基板3にホール素子を配設し
た場合,そのホルダをプリント基板3の表面に装着しな
ければならず,その装着作業がモータの製造工数を増加
させるという問題がある。
【0004】かかる問題を解決する方法として,プリン
ト基板3にPG磁石5の回転を検出する磁束検出用コイ
ルがプリント印刷することが試みられている。ロータ4
の回転に応じてPG磁石5が回転すると,その回転に伴
う磁束変化が磁束検出用コイルにおいてパルス状の誘起
起電力として検出される。
【0005】かかる磁束検出用コイルとして,回転検出
用のPG磁石5に対向する位置に設けられたコイル素子
の例を図6に示す。このコイル素子は,プリント基板3
の表面にプリント印刷によって形成された1回巻回され
た薄膜コイル素子であり,PG磁石5が方向Rに回転す
ると,その磁束変化に応じたパルス状の誘起起電力を発
生し,PG磁石5が装着されたロータ4の回転を検出す
る。この誘起起電力パルスは図示しない増幅回路で増幅
され,回転検出信号として出力される。しかしながら,
このコイル素子は巻回数が1であるから,そこに発生す
る誘起起電力が低く,充分信頼性の高い回転検出ができ
ないという問題がある。
【0006】そこで,図7に示すように,コイル素子に
発生する誘起起電力を増加させるべく,複数回,図示の
例は2回,巻回させるコイル素子が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,図7に
図示したコイル素子は,複数回巻回することにより,そ
のコイルの終端部の一方が巻回されたコイルの内部領域
に位置し,巻回されたコイル部と同一プリント基板面に
おいて内部コイル終端部の信号を巻回外部領域に取り出
せないという問題に遭遇する。そこで,コンタクトホー
ルCH1,CH2をプリント基板3に穿孔し,コンタク
トホールCH1において内部コイル終端部の信号をプリ
ント基板3の裏面に下ろし,図示破線で示したようにプ
リント基板3の裏面も導電体でパターニングしてコンタ
クトホールCH2において再び,上記内部コイル終端部
の信号をプリント基板3の表面に取り出している。その
結果として,プリント基板3の両面に導電体をプリント
印刷しなければならないという問題がある。特に,プリ
ント基板3は磁束を透過させるコアとして機能させるた
め,しばしば鉄または鉄系統の金属で製造されるが,鉄
製プリント基板3にコンタクトホールを穿孔する作業は
非常に大変であり,作業能率が低下するという問題があ
る。
【0008】以上,VTRのモータの回転検出を例示し
たが,複数回巻回させた薄膜コイル素子を使用して磁界
を検出する他の種々の場合においても上記同様の問題に
遭遇する。したがって,本発明は,インダクタンス成分
を有する薄膜コイル部を複数回巻回させた薄膜コイル素
子を形成するにあたって,基板の片面だけで内部コイル
終端部の信号を巻回コイル外部領域に取り出すことが可
能なコイル素子を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
,本発明は複数回巻回された薄膜コイルの内部終端をコ
イル巻回外部領域に取り出すため,薄膜コイル素子が形
成される基板の面と同じ面に,巻回されているコイル部
と絶縁を保ち,かつ,そのコイル部を交差する導電性部
材を用いて内部コイル終端部と外部端子部とを橋絡する
。すなわち,本発明のコイル素子は,基板の片面に複数
回巻回された薄膜コイルパターン部と,該基板の片面の
コイルパターン部の外部領域に設けられた外部接続端子
と該コイルパターン部の内部終端部とを該コイルパター
ン部の巻回部を交差して接続する導電性部材とを有する
。好適には,導電性部材はコイル素子が接続される増幅
回路の増幅度を規定する入力抵抗値を有する。
【0010】
【作用】薄膜コイルパターン部を交差して導電性部材が
内部コイル終端部と外部端子とを橋絡することにより,
コイルパターン部と同一面において内部コイル終端部か
らの信号をコイル巻回外部領域に取り出すことができる
。導電性部材の抵抗値を所定の値に設定することで,そ
の後段に接続される増幅回路の負帰還抵抗値との抵抗比
率に応じた増幅度を規定できる。
【0011】
【実施例】以下,本発明のコイル素子の1実施例として
,図5に示したVTR用モータの回転検出に使用される
例について例示する。図1は,第1実施例のコイル素子
1とその増幅回路を含むICデバイス2を示す図である
。このコイル素子1は図5に示したプリント基板3にプ
リント印刷されている。図1(a)は平面図を示し,図
1(b)は図1(a)の線X−Xにおける断面図を示す
。コイル素子1は,2回巻回されたコイル部11,コイ
ル部11の巻回内部に位置するコイル部11の内部コイ
ル終端部に設けられた内部ランド部12,コイル部11
の外部領域に設けられた外部ランド部13を有している
。これらはプリント基板3の表面に薄膜としてプリント
印刷されている。コイル部11はインダクタンス成分と
なる材料でプリント印刷されている。内部ランド部12
および外部ランド部13は導電性材料でプリント印刷さ
れている。内部ランド部12と外部ランド部13とはコ
イル部11より隆起して形成されており,これら内部ラ
ンド部12と外部ランド部13との間にチップ抵抗器1
4がコイル部11の巻回部を交差して橋絡されている。 これにより,コイル部11が形成されているプリント基
板3と同じ面からコイル部11の内部コイル終端部がコ
イル巻回外に取り出せる。
【0012】コイル部11の外部コイル終端部と外部ラ
ンド部13とはそれぞれ端子17,18に接続されてお
り,ICデバイス2に接続される。コイル部11はロー
タ4の周縁に装着されたPG磁石5の直下に,PG磁石
5の回転方法Rに直交する方向に位置するようにプリン
ト基板3にプリント印刷される。それにより,PG磁石
5が装着されたロータ4が回転すると,PG磁石5の磁
束変化をコイル部11でパルス状誘起起電力として検出
し,ロータ4回転を検出できる。
【0013】ICデバイス2には増幅回路が収容されて
おり,コイル素子1の近傍に装着されている。その理由
は,複数回巻回されていても,コイル素子1からの誘起
起電力は必ずしも充分でない場合があること,または,
コイル素子1の巻回数を少なくしてもロータ4の回転を
検出可能にするため,コイル素子1の近傍でコイル素子
1からの誘起起電力を増幅させるためである。
【0015】図2にコイル部11のインダクタンスL1
1,チップ抵抗器14の抵抗成分R14,ICデバイス
2内の増幅器21と負帰還抵抗器22との回路図を示す
。この回路は,PG磁石5の回転によってコイル部11
のインダクタンスL11に発生した誘起起電力を増幅器
21で増幅して回転検出信号として出力するが,この回
路の増幅率は入力抵抗としてのチップ抵抗器14の抵抗
値と負帰還抵抗器22との抵抗比率で規定される。そこ
で,チップ抵抗器14の抵抗値を所定の増幅率が得られ
る値のものに選択する。その結果,別に入力抵抗をつけ
ないでも,所定の増幅率が得られる。以上により,増幅
器21から所定の増幅率で増幅されたPG磁石5の回転
検出信号が出力される。
【0016】コイル部11の内部コイル終端部はコイル
部11がプリント印刷された面において巻回外部領域に
取り出せるから,従来のようにコンタクトホールを穿孔
する必要がなく,製造が容易になる。また,鉄製のプリ
ント基板3であってもコンタクトホールを穿孔する必要
がないので,本実施例の薄膜コイル素子1を鉄製のプリ
ント基板3の表面に容易に形成することができる。
【0017】図3に第2実施例のコイル素子1Aの平面
図を示す。このコイル素子1Aは,プリント印刷により
3回巻回されるように形成された薄膜コイル部11A,
内部ランド部12A,外部ランド部13A,および,内
部ランド部12Aと外部ランド部13Aとを橋絡する導
電性ジャンパー線15からなる。コイル部11Aは,図
1(b)に図示のごとく,PG磁石5の回転方向Rと直
交する方向にインダクタンス成分でプリント基板3の表
面にプリント印刷されている。導電性内部ランド部12
Aと導電性外部ランド部13Aとはコイル部11’と同
一平面状にプリント印刷されている。導電性ジャンパー
線15はコイル部11Aの巻回部に接触しないようにコ
イル部11Aの巻回部を跨いで内部ランド部12Aと外
部ランド部13Aとを接続している。コイル素子1Aは
図1のコイル素子1と同様,増幅器を有するICデバイ
ス2に接続され,コイル素子1Aで発生した誘起起電力
が増幅され,PG磁石5の回転検出信号として出力され
る。
【0018】図4に第3実施例のコイル素子1Bの平面
図を示す。このコイル素子1Bは上層のプリント基板の
表面に実線で示したコイル部11B1,下層のプリント
基板の表面に破線で示したコイル部11B2がそれぞれ
プリント印刷されて形成されている。これらのコイル部
の形成はプリント基板の両面であってもよい。上層のコ
イル部11B1の内部コイル終端部は上層のプリント基
板に穿孔されたコンタクトホールを介して下層のプリン
ト基板に形成された内部ランド部12Bに接続されてお
り,下層のコイル部11B2の内部コイル終端部が内部
ランド部12Bに接続されている。下層のプリント基板
の表面に形成されているコイル部11B2の外部コイル
終端部は外部ランド部13Bに接続され,上層のプリン
ト基板に穿孔されたコンタクトホールを介して上層のプ
リント基板の端子18に接続されている。コイル部11
B1が2回巻回され,コイル部11B2も2回巻回され
,合計4回巻回されている。したがって,この例示にお
いては,限定された領域に2倍の巻回数のコイル部を形
成することができる。このコイル素子1BもICデバイ
ス2に接続されて,その検出信号が増幅される。
【0019】以上の実施例はVTR用モータの回転検出
用の薄膜コイル素子について述べたが,上記コイル素子
はロータの回転検出に限らず,広く磁界検出に適用でき
ることは言うまでもない。またコイル部11,11A.
11Bは磁界検出対象の形状などに応じた所定の形状に
形成できる。
【0020】
【発明の効果】以上述べたように,本発明のコイル素子
によれば,コイル部を複数回巻回させ,その巻回面にお
いてチップ抵抗器などの導電性部材を介して内部コイル
終端部を巻回外部領域に取り出すことができる。導電性
部材として,チップ抵抗器などの所定の抵抗値を有する
ものを用いると,別に入力抵抗器を設けずに,その後段
に接続される増幅器の負帰還抵抗器との抵抗比率によっ
て規定される増幅器の増幅率を所定の値にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のコイル素子を示す図であ
る。
【図2】図1のコイル素子を増幅回路に接続した回路図
である。
【図3】本発明の第2実施例のコイル素子を示す図であ
る。
【図4】本発明の第3実施例のコイル素子を示す図であ
る。
【図5】本実施例のコイル素子が用いられるモータの断
面図である。
【図6】従来のコイル素子の平面図である。
【図7】他の従来のコイル素子1の平面図である。
【符号の説明】
1,1A,1B・・コイル素子, 11,11A,11B1,11B2・・コイル部,12
,12A,12B・・内部ランド部,13,13A,1
3B・・外部ランド部,14・・チップ抵抗器, 15・・導電性ジャンパー線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  基板の片面に複数回巻回されて形成さ
    れた薄膜コイルパターン部と,該基板の片面のコイルパ
    ターン部の巻回外部領域に設けられた外部接続端子と該
    コイルパターン部の内部領域のコイル終端部とを該コイ
    ルパターン部の巻回部を交差して接続する導電部材とを
    有するコイル素子。
  2. 【請求項2】  該導電部材は該コイル素子が接続され
    る増幅回路の増幅度を規定する所定の入力抵抗値を有す
    る請求項1記載のコイル素子。
JP41667690A 1990-12-28 1990-12-28 コイル素子 Pending JPH04251555A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41667690A JPH04251555A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 コイル素子

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41667690A JPH04251555A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 コイル素子

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JPH04251555A true JPH04251555A (ja) 1992-09-07

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ID=18524879

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41667690A Pending JPH04251555A (ja) 1990-12-28 1990-12-28 コイル素子

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JP (1) JPH04251555A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008253044A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nidec Copal Electronics Corp モータ

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JP2008253044A (ja) * 2007-03-30 2008-10-16 Nidec Copal Electronics Corp モータ

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