JPH042493A - ロータリカッタ装置 - Google Patents

ロータリカッタ装置

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JPH042493A
JPH042493A JP9753390A JP9753390A JPH042493A JP H042493 A JPH042493 A JP H042493A JP 9753390 A JP9753390 A JP 9753390A JP 9753390 A JP9753390 A JP 9753390A JP H042493 A JPH042493 A JP H042493A
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knife
cutting
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Wataru Sasaki
渉 佐々木
Junichi Tamura
純一 田村
Masao Ishiwata
石綿 正雄
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えば印画紙等の切断に用いられるロークリ
カッタ装置に関するものである。 に発明の背景】 上下二つのナイフドラムを持ち、これらのナイフドラム
は互いに逆方向に回転させられ、かつ、これらのナイフ
ドラムに取り付けられたナイフの刃先進行速度(刃先の
周速度)とウェッブ進行速度とを同調させて切断が行わ
れるロータリカッタ装置は、断裁エツジが90°で、切
断精度が高く、紙粉の発生が防止できるなどの利点を有
していて、片刃固定式のロータリカッタに比べて切口品
質が優れている。 ところで、このようなロータリカッタの上下刃の進み方
は、各々のナイフドラムの回転により各々のナイフ刃先
は円軌跡を形成しているものの、印画紙切断中の上下の
ナイフ刃先の位置関係は断裁エツジを垂直なものとする
為、第5図(図中、矢印は上刃30及び下刃31の進行
方向を示す)に示す如く、下刃31に対し上刃30は垂
直な位置にあるまま直進し、印画紙32を切断するよう
に構成されている。すなわち、上刃30による切込角θ
はOのものとされている。 しかしながら、上刃30が下刃31に対してほぼ垂直に
接近して印画紙32を切断する過程において、上刃30
と下刃31が噛み合う寸前には、上刃30と下刃31の
刃同士の干渉を避ける為、第6図(a)及び(b)に示
す如く、上刃30は下刃31から水平方向に離れる動き
をするようにナイフドラムに取り付けられているから、
上刃30と下刃31とによる印画紙32の切断に際して
印画紙32に引張力を作用させることになり、切口から
ヒゲ状の中紙繊維が発生するという問題のあることが究
明されるに至った。
【発明の開示】
本発明の目的は、切口部分からヒゲ状の繊維を発生させ
ることなく切断が行えるロータリカッタ装置を提供する
ことである。 上記本発明の目的は、移送されるシート体に対して交差
する方向に配置された第1の回転ナイフと第2の回転ナ
イフとの作用によりカットが行われるロータリカッタ装
置であって、前記第1の回転ナイフと第2の回転ナイフ
とによる前記シート体のカット寸前における第1の回転
ナイフの刃先が第2の回転ナイフの刃先に対してθ(1
°〈θ<8” )だけ移送されるシート体の上流側から
切り込みが行われるよう構成したことを特徴とするロー
クリカッタ装置によって達成される。 特に、一定速度で移送される例えば印画紙などのシート
体の長手方向に対して直角の方向に配置された複数(第
1及び第2)のナイフドラムの各々の外周面に軸方向に
沿ってナイフを取り付け、そしてナイフドラムは互いに
反対方向に回転させ、しかもナイフの刃先進行速度とシ
ート体の進行速度は同調させ、ナイフドラム間を通るシ
ート体を両ナイフが噛み合うことにより切断するロータ
リカッタ装置であって、前記第1の回転ナイフと第2の
回転ナイフとによる前記シート体のカット寸前における
第1の回転ナイフの刃先が第2の回転ナイフの刃先に対
してθ(1゜<θ<8゜)だけ移送されるシート体の上
流側から切り込みが行われるよう構成したことを特徴と
するロークリカッタ装置によって達成される。 すなわち、切口から中紙繊維がヒゲ状に発生するのは、
第6図(a)及び(b)に示した如く、二つの刃が水平
方向に離れる動きをするように取り付けられている為、
上刃と下刃との噛み合いによる印画紙の切断に際して、
印画紙には引張力が作用するからであることが究明され
た結果、切口から中紙繊維がヒゲ状に発生しないように
するには、二つの刃が水平方向に離れる動きをしないよ
うにしておけば良いとの知見を得、第1図及び第2図(
a)、(b)に示される如く、下刃2に対し上刃1があ
る一定の角度(θ)を持って印画紙3に切り込むように
構成しておけば良いとの技術思想に到達し、本発明が達
成されたのである。 つまり、第6図(b)に示した如く、上下刃が垂直な位
置にあるままでは刃先は円周上にある為、噛み合い前の
上刃30と下刃31との間には間隙Cが生し、上刃30
による切込角がない切断では印画紙32に剪断ではなく
、引張力が作用し、切口から中紙繊維がヒゲ状に発生し
たのであるが、第2図に示した如く、ハサミによる切断
と同様に、上刃1が矢印りのように垂直方向に対し一定
角度θ(l@〈θ〈81、好ましくは2″〈θ〈4°)
だけ印画紙3上流側から進行し、第2図(b)の如く平
面的に見た場合、上刃Iと下刃2の刃先が噛み合い寸前
に寸法Oだけ重なり合っている場合には、切断後半の印
画紙が破断を起こす状態でも刃先による剪断力が働き続
け、破断面での剪断応力の集中が行われることになるの
で、印画紙切口から中紙繊維がヒゲ状に発生することが
ないのである。
【実施例】
第1図〜第4図は本発明に係るロークリカッタ装置の1
実施例を示すもので、第1図は第1の回転ナイフと第2
の回転ナイフとの動作を説明する動作図、第2図(a)
及び(b)は第1の回転ナイフと第2の回転ナイフとの
関係を示す側面図及び平面図、第3図はロータリカッタ
装置全体の正面図、第4図はロータリカッタ装置の要部
の側面図である。 各図中、1は上刃、2は下刃、3は印画紙である。 4は上刃1が取り付けられている上ナイフドラム、5は
下刃2が取り付けられている下ナイフドラム、6.7は
各ナイフドラム4.5に固定した軸である。 尚、上刃l及び下刃2は、各ナイフドラム4゜5にボル
トによりスパイラル状に取り付けられており、この為上
刃1と下刃2との刃先の一端が噛み合っても、その他の
部分には間隙があり、ナイフドラム4.5の回転につれ
て順次噛み合い、印画紙3を幅方向一端から他端へと徐
々に挟み切るようになっている。 8.9はフレーム、10.11,12.13はナイフド
ラム4.5の軸6,7をフレーム8.9に回転可能に支
持する為のベアリング、1415は上ナイフドラム4の
軸6の両端に固定された歯車、16.17は下ナイフド
ラム5の軸7の両端に固定され、かつ、歯車14.15
に噛み合う歯車、18はモータ、19はモータ18の出
力軸に連結された歯車、20は下ナイフドラム5の軸7
に固定され、かつ、歯車19に噛み合う歯車である。 このロータリカッタ装置には、印画紙3の搬送路の両側
にそれぞれ印画紙3を挟持する一対の搬送ローラ21,
22が配置され、図示しないモータ等の駆動力で印画紙
3は、第4回中、矢印X方向に搬送されるようになって
いる。 次に、上記のように構成させたロータリカッタ装置の作
用について説明する。 前工程において所定幅に切断された帯状印画紙3が、搬
送ローラ21により切断部へと送りこまれて来る。 ここで上下ナイフドラム4.5は印画紙を所定寸法とす
るべく所定の速度で逆方向に回転しており、かつ、印画
紙3の走行速度と上刃1及び下刃2の刃先の周速度とが
同調するように回転駆動され、ナイフドラム4.5に取
り付けられた上刃1と下刃2との刃先が噛み合わされ、
印画紙3が切断される。 この印画紙3の切断に際して、上刃1の刃先の最先端以
外の刃先部分は、この最先端部より印画紙3上流側にあ
るので、上刃1は下刃2との噛み合い時に印画紙3上流
側から接近して下刃2と噛み合う(第1図)。 ここで、上刃1が印画紙3上流側から切り込む角度θが
1°くθ〈8°、例えば3°となるように上刃1及び下
刃2が各ナイフドラム4.5に取り付けられているから
、切断状態はハサミ切りと同様の動作となり、印画紙3
に引張力を作用させることなく、剪断力が作用して切断
が行われ、印画紙3の切口からヒゲ状の中紙繊維が発生
することはなかった。 尚、上記θを 0°に近づけると、噛み合い前に上刃1
と下刃2との間に間隙が生しやすくなり、切断時に引張
力を作用させてしまい、切れ味が劣化し、印画紙3の切
口からヒゲ状の中紙繊維が発生する。又、逆に、上記θ
を8°より大きな角度にすると、印画紙3の切り口が斜
めになり、切れ味が劣化し、刃合わせも困難になる。 又、本実施例では、下刃2に対し上刃1が印画紙3上流
側から接近する場合で述べたが、上下ナイフドラムを逆
に取り付けた場合も同様である。 又、本実施例ではナイフドラム4.5には各々一つの刃
が設定されていた場合であるが、二つ以上あっても良く
、例えば180°離れた対称の位置に二つの刃を取り付
けても差し支えない。
【効果】
本発明に係るロータリカッタ装置は、移送されるシート
体に対して交差する方向に配置された第1の回転ナイフ
と第2の回転ナイフとの作用によりカットが行われるロ
ータリカッタ装置であって、前記第1の回転ナイフと第
2の回転ナイフとによる前記シート体のカット寸前にお
ける第1の回転ナイフの刃先が第2の回転ナイフの刃先
に対してθ(1°くθ〈8°)だけ移送されるシート体
の上流側から切り込みが行われるよう構成してなるので
、切断に際して第1の回転ナイフ刃先が第2の回転ナイ
フ刃先に対しシート体の上流側からθだけ接近して噛み
合う為、切断時に引張力が作用せず、剪断力が作用して
切断が行われ、切口からヒゲ状の中紙繊維が発生するこ
とがない優れた特長を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明に係るロータリカ・ツタ装置の
1実施例を示すもので、第1図は第1の回転ナイフと第
2の回転ナイフとの動作を説明する動作図、第2図(a
)及び(b)は第1の回転ナイフと第2の回転ナイフと
の関係を示す側面図及び平面図、第3図はロークリカッ
タ装置全体の正面図、第4図はロークリカッタ装置の要
部の側面図であり、第5図は従来の上刃と下刃との動作
を説明する動作図、第6図(a)及び(b)は従来の上
刃と下刃との関係を示す側面図及び平面図である。 1・・・上刃、2・・・下刃、3・・・印画紙、4・・
・上ナイフドラム、5・・・下ナイフドラム、6.7・
・・軸、8,9・・・フレーム、10.11.12.1
3・・・ベアリング、14.15,16,17,19.
20・・・歯車、18・・・モータ、21.22・・・
搬送ローラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移送されるシート体に対して交差する方向に配置された
    第1の回転ナイフと第2の回転ナイフとの作用によりカ
    ットが行われるロータリカッタ装置であって、前記第1
    の回転ナイフと第2の回転ナイフとによる前記シート体
    のカット寸前における第1の回転ナイフの刃先が第2の
    回転ナイフの刃先に対してθ(1゜<θ<8゜)だけ移
    送されるシート体の上流側から切り込みが行われるよう
    構成したことを特徴とするロータリカッタ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002284430A (ja) * 2001-03-26 2002-10-03 Mitsubishi Heavy Ind Ltd コルゲートマシンのカットオフ
US9128300B2 (en) 2002-06-20 2015-09-08 Leica Biosystems Melbourne Pty Ltd Microscope slide cover with integrated reservoir
CN112536841A (zh) * 2020-11-15 2021-03-23 杭州利鹏科技有限公司 一种横切飞剪控制系统及其控制方法

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