JPH04249041A - 電子銃用電極とその製造方法 - Google Patents
電子銃用電極とその製造方法Info
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- JPH04249041A JPH04249041A JP1321391A JP1321391A JPH04249041A JP H04249041 A JPH04249041 A JP H04249041A JP 1321391 A JP1321391 A JP 1321391A JP 1321391 A JP1321391 A JP 1321391A JP H04249041 A JPH04249041 A JP H04249041A
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- electron beam
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Links
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- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 claims abstract description 21
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 8
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 claims description 2
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000004075 alteration Effects 0.000 description 4
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は電子銃用電極とその製造
方法に関する。
方法に関する。
【０００２】
【０００３】従来、カラーブラウン管の偏向収差の影響
を小さくすることにより、フォーカス特性の全面性向上
を図ったものとして、例えば特開昭６０ー８１７３６号
公報に示すものが知られている。
を小さくすることにより、フォーカス特性の全面性向上
を図ったものとして、例えば特開昭６０ー８１７３６号
公報に示すものが知られている。
【０００４】この構造は、第３電極のカップ状電極の陰
極側に電子銃の配列方向と直角方向に３個のスリット状
の凹溝部を設け、この凹溝部にそれぞれ電子ビーム通過
孔を設けている。
極側に電子銃の配列方向と直角方向に３個のスリット状
の凹溝部を設け、この凹溝部にそれぞれ電子ビーム通過
孔を設けている。
【０００５】即ち、第２電極と第３電極とでは、第３電
極側を高電圧側としている。このため、第３電極の第２
電極側の部品に電子銃の配列方向と直角方向に電子ビー
ム通過孔を含むスリット状の凹溝部を付与することによ
り、偏向収差の影響を小さくでき、フォーカス特性の全
面性が向上する。
極側を高電圧側としている。このため、第３電極の第２
電極側の部品に電子銃の配列方向と直角方向に電子ビー
ム通過孔を含むスリット状の凹溝部を付与することによ
り、偏向収差の影響を小さくでき、フォーカス特性の全
面性が向上する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の第３電
極の陰極側の電極は、カップ状よりなるので、剛性がな
く、電子ビーム通過孔部が変形し、フォーカス特性の全
面性向上に対して充分満足するものが得られなかった。
極の陰極側の電極は、カップ状よりなるので、剛性がな
く、電子ビーム通過孔部が変形し、フォーカス特性の全
面性向上に対して充分満足するものが得られなかった。
【０００７】本発明の目的は、フォーカス特性の全面性
向上を満足させるに充分な剛性を有する電子銃用電極を
提供することにある。
向上を満足させるに充分な剛性を有する電子銃用電極を
提供することにある。
【０００８】本発明の他の目的は、前記目的を達成し得
る電極部品を高精度に製作し得る製造方法を提供するこ
とにある。
る電極部品を高精度に製作し得る製造方法を提供するこ
とにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的は、主レンズ形
成電極（例えば第３電極）の陰極側の電極であって、陰
極側の面に電子銃の配列方向と直角方向にスリット状の
凹溝部が形成され、前記凹溝部に電子ビーム通過孔が形
成された電子銃用電極において、前記電極を、板状電極
にすることにより達成される。
成電極（例えば第３電極）の陰極側の電極であって、陰
極側の面に電子銃の配列方向と直角方向にスリット状の
凹溝部が形成され、前記凹溝部に電子ビーム通過孔が形
成された電子銃用電極において、前記電極を、板状電極
にすることにより達成される。
【００１０】また上記目的は、金属板材製造過程で、電
子銃の配列方向と直角方向にスリット状の凹溝部を所定
の凹溝部より小さくプリ成形し、次にプレス加工で前記
凹溝部を所定の凹溝部に成形すると共に、該凹溝部に電
子ビーム通過孔を形成し、かつ外形抜きを行うことによ
り達成される。
子銃の配列方向と直角方向にスリット状の凹溝部を所定
の凹溝部より小さくプリ成形し、次にプレス加工で前記
凹溝部を所定の凹溝部に成形すると共に、該凹溝部に電
子ビーム通過孔を形成し、かつ外形抜きを行うことによ
り達成される。
【００１１】
【作用】主レンズ形成電極の陰極側の電極は、板状電極
よりなるので、剛性が高く、電子ビーム通過孔の変形が
防止される。また、かかる板状電極は、金属板材製造過
程で凹溝部をプリ成形し、その後プレス加工で成形する
ので、加工精度が向上する。
よりなるので、剛性が高く、電子ビーム通過孔の変形が
防止される。また、かかる板状電極は、金属板材製造過
程で凹溝部をプリ成形し、その後プレス加工で成形する
ので、加工精度が向上する。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１により説明す
る。主レンズ形成電極である第３電極１は、陰極側（第
２電極側）が板状電極２となっており、第４電極側は従
来と同様にカップ状電極３となっている。
る。主レンズ形成電極である第３電極１は、陰極側（第
２電極側）が板状電極２となっており、第４電極側は従
来と同様にカップ状電極３となっている。
【００１３】前記板状電極２には、電子銃（図示せず）
の配列方向に３個の電子ビーム通過孔４が形成され、各
電子ビーム通過孔４の部分の陰極側には、電子銃の配列
方向と直角に幅Ｗ、深さｈのスリット状の凹溝部５が設
けられている。
の配列方向に３個の電子ビーム通過孔４が形成され、各
電子ビーム通過孔４の部分の陰極側には、電子銃の配列
方向と直角に幅Ｗ、深さｈのスリット状の凹溝部５が設
けられている。
【００１４】このように、第３電極１の陰極側に、電子
ビーム通過孔４を含む凹溝部５を設けると、板状電極２
内に侵入する侵透電界はより陰極側で抑えられるため、
侵透電界による電子ビーム発散角は小さくなり、主レン
ズでの入射位置は球面収差の小さい内側を通過する。そ
の結果、電子ビームの垂直方向成分の集束位置は、オー
バーフォーカス特性を呈する。
ビーム通過孔４を含む凹溝部５を設けると、板状電極２
内に侵入する侵透電界はより陰極側で抑えられるため、
侵透電界による電子ビーム発散角は小さくなり、主レン
ズでの入射位置は球面収差の小さい内側を通過する。そ
の結果、電子ビームの垂直方向成分の集束位置は、オー
バーフォーカス特性を呈する。
【００１５】ハロー成分については、より蛍光面へ移動
され、電子ビームのハローの縦方向長を小さくすること
ができる。
され、電子ビームのハローの縦方向長を小さくすること
ができる。
【００１６】この原理から凹溝部５の深さｈを深くすれ
ば、垂直偏向磁界による偏向収差の影響度合をかみした
電子ビームの補正が可能となる。
ば、垂直偏向磁界による偏向収差の影響度合をかみした
電子ビームの補正が可能となる。
【００１７】ところで、かかる特性を発揮する第３電極
１の陰極側の電極は、板状電極２よりなるので、剛性が
高く、電子ビーム通過孔４の変形が無く、フォーカス特
性の全面性向上を満足させることができる。
１の陰極側の電極は、板状電極２よりなるので、剛性が
高く、電子ビーム通過孔４の変形が無く、フォーカス特
性の全面性向上を満足させることができる。
【００１８】次にかかる形状よりなる板状電極２の製作
方法を図２及び図３により説明する。まず、図２に示す
ように、金属板素材製造過程で、幅Ｗ０ 、深さｈ０
の凹溝部６を連続してプリ成形して素材７を製作する。 ここで、幅Ｗ０ は、所望とする幅Ｗより約０．０５ｍ
ｍ〜０．４ｍｍより小さく、また深さｈ０ は、所望と
する深さｈより約０〜０．３ｍｍ浅く形成する。
方法を図２及び図３により説明する。まず、図２に示す
ように、金属板素材製造過程で、幅Ｗ０ 、深さｈ０
の凹溝部６を連続してプリ成形して素材７を製作する。 ここで、幅Ｗ０ は、所望とする幅Ｗより約０．０５ｍ
ｍ〜０．４ｍｍより小さく、また深さｈ０ は、所望と
する深さｈより約０〜０．３ｍｍ浅く形成する。
【００１９】次に図３に示すように、所定の幅Ｗと深さ
ｈの凹溝部５にプレス成形すると共に、電子ビーム通過
孔４と外形８を打ち抜く。これにより、Ｗ±０．０１ｍ
ｍ、ｈ±０．０１ｍｍの必要精度を有する板状電極２が
得られる。このように、金属材料製造過程で、凹溝部６
をプリ成形し、その後にプレス加工で所定の凹溝部５に
最終成形するので、小さい加工度で成形可能となり、板
状電極２は高精度に製作される。
ｈの凹溝部５にプレス成形すると共に、電子ビーム通過
孔４と外形８を打ち抜く。これにより、Ｗ±０．０１ｍ
ｍ、ｈ±０．０１ｍｍの必要精度を有する板状電極２が
得られる。このように、金属材料製造過程で、凹溝部６
をプリ成形し、その後にプレス加工で所定の凹溝部５に
最終成形するので、小さい加工度で成形可能となり、板
状電極２は高精度に製作される。
【００２０】
【発明の効果】本発明によれば、主レンズ形成電極の陰
極側の電極は、板状電極よりなるので、剛性が高く、電
子ビーム通過孔の変形が防止される。また、かかる板状
電極は、金属板材製造過程で凹溝部をプリ成形し、その
後プレス加工で成形するので、加工精度が向上する。
極側の電極は、板状電極よりなるので、剛性が高く、電
子ビーム通過孔の変形が防止される。また、かかる板状
電極は、金属板材製造過程で凹溝部をプリ成形し、その
後プレス加工で成形するので、加工精度が向上する。
【図１】本発明になる電子銃用電極の一実施例を示し、
（ａ）は横断面図、（ｂ）は底面図である。
（ａ）は横断面図、（ｂ）は底面図である。
【図２】図２及び図３は図１に示す電極の製造方法の一
実施例を示し、図２は金属板素材で、（ａ）は平面図、
（ｂ）は端面図である。
実施例を示し、図２は金属板素材で、（ａ）は平面図、
（ｂ）は端面図である。
【図３】図２の金属板素材にプレス加工を行った説明図
で、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
で、（ａ）は平面図、（ｂ）は断面図である。
１ 第３電極
４ 電子ビーム通過孔
５、６ 凹溝部
Claims (2)
- 【請求項１】 主レンズ形成電極の陰極側の電極であ
って、陰極側の面に電子銃の配列方向と直角方向にスリ
ット状の凹溝部が形成され、前記凹溝部に電子ビーム通
過孔が形成された電子銃用電極において、前記電極は、
板状電極よりなることを特徴とする電子銃用電極。 - 【請求項２】 金属板材製造過程で、電子銃の配列方
向と直角方向にスリット状の凹溝部を所定の凹溝部より
小さくプリ成形し、次にプレス加工で前記凹溝部を所定
の凹溝部に成形すると共に、該凹溝部に電子ビーム通過
孔を形成し、かつ外形抜きを行うことを特徴とする電子
銃用電極の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1321391A JPH04249041A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電子銃用電極とその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1321391A JPH04249041A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電子銃用電極とその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04249041A true JPH04249041A (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=11826880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1321391A Pending JPH04249041A (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 電子銃用電極とその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04249041A (ja) |
-
1991
- 1991-02-04 JP JP1321391A patent/JPH04249041A/ja active Pending
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