JPH04248473A - 容量測定回路 - Google Patents

容量測定回路

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JPH04248473A
JPH04248473A JP1183291A JP1183291A JPH04248473A JP H04248473 A JPH04248473 A JP H04248473A JP 1183291 A JP1183291 A JP 1183291A JP 1183291 A JP1183291 A JP 1183291A JP H04248473 A JPH04248473 A JP H04248473A
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capacitance
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Yoshiaki Tanaka
義明 田中
Hidekazu Ishii
英一 石井
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容量測定回路に関し、特
に容量検出型の位置センサに用いられる容量測定回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】この種の容量検出型の位置センサは、加
工対象物や、制御対象物の位置の変化を容量の変化によ
り検出するものであり、従来より広く用いられてきた。
【0003】従来の容量測定回路は、図3に示すように
、センサ4と、発振器8,9と、周波数測定回路10と
から構成されていた。
【0004】センサ4は、固定電極P1,P2と、可動
電極P3とから構成されている。
【0005】可動電極P3は、固定電極P1,P2の中
間に配置されて制御対象物と連動し、電気的には接地さ
れている。
【0006】固定電極P1と可動電極P3との間の容量
をC1、固定電極P2と可動電極P3との間の容量をC
2とする。
【0007】制御対象物の位置がずれると、これに連動
して可動電極P3の位置がずれる。このとき、可動電極
P3が固定電極P1の方にずれると容量C1が増加し、
容量C2は減少する。反対に、可動電極P3が固定電極
P2の方にずれると容量C2が増加し、容量C1は減少
する。
【0008】容量C1は発振周波数f1の発振器8に、
また、容量C2は発振周波数f2の発振器9にそれぞれ
接続されている。それぞれの発振周波数は、容量の値に
より定まるので、この周波数f1,f2を周波数比較回
路10により比較し、容量C1,C2の変化、すなわち
、可動電極P3の位置の変化を検出するというものであ
った。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の容量測
定回路は、可動電極P3を小さくすると、容量C1,C
2も小さくなり、発振周波数が上昇するので、浮遊容量
等により動作が不安定になるためセンサの小型化は困難
であるという欠点があった。
【0010】また、検出は高周波信号で行なうので、信
号処理回路の設計製造に高度の技術を必要とするという
問題点があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の発明の容量測定回
路は、予め定められた周期の測定用パルスを発生し、前
記測定用パルスの一方のレベルのときそれぞれ第一およ
び第二の被測定容量に充電電流を供給し、前記測定パル
スの他方のレベルのとき前記第一および第二の被測定容
量の電荷を放電する第一および第二の測定パルス供給回
路と、前記第一および第二の測定パルス供給回路のそれ
ぞれの負荷電流を検出する第一および第二の電流検出回
路とを備えて構成されている。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本発明の容量測定回路の一実施例を
示すブロック図である。
【0014】本実施例の容量測定回路は、図1に示すよ
うに、同一の構成の駆動回路1,2と、パルス発生器3
と、センサ4と、電流検出回路5,6と、電流比較回路
7とから構成されている。
【0015】駆動回路1は、遅延回路D11と、2入力
のNORゲートG11と、2入力のNANDゲートG1
2と、インバータE11,E12と、トランジスタQ1
1,Q12と、コンデンサC11とから構成されている
【0016】遅延回路D11は、縦続接続された偶数段
のインバータからなる。
【0017】駆動回路2は、構成要素の番号が20番台
となる他は駆動回路1と同様である。
【0018】トランジスタQ11はPチャンネルMOS
トランジスタであり、トランジスタQ12はNチャンネ
ルMOSトランジスタである。
【0019】センサ4は、従来例と同様、固定電極P1
,P2と、可動電極P3とから構成されている。
【0020】電流検出回路5,6はカレントミラー回路
であり、それぞれの入力端子は駆動回路1,2の電源端
子VD1,VD2にそれぞれ接続されている。電流検出
回路6の出力端子は同様なカレントミラー回路である電
流比較回路7の入力端子に接続されている。
【0021】電流比較回路7の出力端子と電流検出回路
5の出力端子は共通接続され、出力端子Oと、負荷抵抗
Rに接続され、負荷抵抗Rの多端は、バイアス電源Bに
接続されている。
【0022】次に、本実施例の動作について説明する。
【0023】まず、パルス発生器3からのパルスは、駆
動回路1,2に印加される。駆動回路1に入力したパル
スは、NORゲートG11と、遅延回路D11と、NA
NDゲートG12とに並列に印加されている。遅延回路
D11の出力は、NORゲートG11と、NANDゲー
トG12とのそれぞれ他の一方の入力に印加されている
【0024】NORゲートG11の出力は、インバータ
E11で反転され、PチャンネルMOS形のトランジス
タQ11のゲートに印加されている。
【0025】NANDゲートG12の出力は、インバー
タE12で反転され、NチャンネルMOS形のトランジ
スタQ12のゲートに印加されている。
【0026】トランジスタQ11,Q12のドレンイン
は共通接続され、出力端子T1を介してセンサ4の固定
電極P1に接続されている。また、トランジスタQ11
のソースは、コンデンサC1によりパルス成分をバイパ
スされるとともに、電流検出回路5を介して電源VDに
接続されている。トランジスタQ12のソースは接地さ
れている。
【0027】駆動回路2は、出力が出力端子T2を介し
てセンサ4の固定電極P2に接続されている他は駆動回
路1と同様である。
【0028】図2に、駆動回路1,2の各部の動作信号
波形を示す。
【0029】図2(a)は、入力パルスの波形である。
【0030】図2(b)は、駆動回路1の遅延回路D1
の出力A点のパルスの波形である。
【0031】図2(c)は、トランジスタQ11のゲー
ト入力波形である。
【0032】図2(d)は、トランジスタQ12のゲー
ト入力波形である。
【0033】PチャンネルMOSトランジスタであるト
ランジスタQ11は、ゲート入力電圧がローレベルのと
きオンとなり、ハイレベルのときはオフとなる。
【0034】一方、NチャンネルMOSトランジスタで
あるトランジスタQ12は、ゲート入力電圧がハイレベ
ルのときオンとなり、ローレベルのときはオフとなる。
【0035】したがって、パルス繰返し周波数fにてト
ランジスタQ11,Q12は、交互にオンオフを繰返し
ている。
【0036】また、オンオフの切換時には、遅延回路D
1による遅延時間dの間はトランジスタQ11,Q12
の両方ともオフとなり、したがって、負荷と無関係に両
方のトランジスタを突き抜けるいわゆる貫通電流は発生
しない。
【0037】トランジスタQ11のソース電流のうち、
パルス成分は、コンデンサC11によりバイパスされ、
直流成分が電流検出回路5に流れる。
【0038】ここで、PチャンネルMOS形のトランジ
スタQ11がオンのときの電流は、センサ4の固定電極
P1の容量C1と、トランジスタQ11,Q12のドレ
イン出力容量や配線等の容量からなる浮遊容量や寄生容
量の合計CS1を充電する過渡電流である。また、流れ
る電荷量は、NチャンネルMOS形のトランジスタQ1
2がオンして、センサ4の固定電極P1の容量C1と浮
遊容量や寄生容量の合計CS1から放電させる電荷量に
等しい。
【0039】また、入力パルスの極性が反転してからさ
らに反転するまでの時間、すなわち、持続時間は、トラ
ンジスタQ11,Q12のそれぞれのオン抵抗と容量C
1+CS1とで形成する充電および放電時定数に対して
十分長く、たとえば、10倍以上に設定される。したが
って、1パルスで充放電される電荷q1は次式で示され
る。
【0040】q1=(C1+CS1)×VDただし、V
Dは電源電圧。
【0041】電流検出回路5に流れる平均電流、すなわ
ち、駆動回路5の平均電流I1は次式で示される。
【0042】 I1=f×q1=f(C1+CS1)×VDただし、f
はパルス繰返し周波数。
【0043】以上は、駆動回路1の動作についての説明
であるが、駆動回路2もセンサ4の容量C2の固定電極
P2に接続されている他は全く同一の構成であるので、
電流検出回路6に流れる平均電流、すなわち、駆動回路
6の平均電流I2は次式で示される。
【0044】I2=f(C2+CS2)×VDただし、
CS2はトランジスタQ21,Q22のドレイン出力容
量や配線等の容量からなる浮遊容量や寄生容量の合計で
ある。
【0045】ここで、センサ4に直接接続される回路素
子はトランジスタQ11,Q12およびQ21,Q22
だけであるから、浮遊容量等のCS1,CS2は小さく
、しかも、両方の固定電極P1,P2の対称性が良いた
め、駆動回路1,2の平均電流の差は、ほぼ、次式で表
される。
【0046】I1−I2=f(C1−C2)×VDした
がって、電流検出回路5,6の平均電流の差を比較する
ことにより容量C1,C2の差を検出できることになる
【0047】ここで、可動電極P3の変位量をxとし、
また、中心位置での電極間距離をDとすると、容量C1
,C2はそれぞれ次式で示される。
【0048】C1=εS/(D−x) C2=εS/(D+x) ここで、εはセンサ電極間の誘電率、Sはセンサ電極の
対向面積をそれぞれ示す。
【0049】したがって、容量C1,C2の差は次式で
示される。
【0050】C1−C2={εS/(D−x)}−{ε
S/(D+x)} =(I1−I2)/fVD =ΔI/fVD ただし、−D<x<D、ΔI=I1−I2である。
【0051】これより、変位量xは次式で示され可動電
極P3の変位量が検出できる。
【0052】
【0053】次に、電流検出回路5,6および電流比較
回路7の動作について説明する。
【0054】動回路1の電源端子VD1の電流と等しい
電流がカレントミラー回路である電流検出回路5から出
力され、同時に、駆動回路2の電源端子VD2の電流と
等しい電流が電流検出回路6から電流比較回路7に出力
される。したがって、駆動回路1,2の差電流が負荷抵
抗Rに流れる。
【0055】このため、出力端子Oとバイアス電源Bと
の間に、差電流に対応した電圧が発生している。この電
圧を測定することにより差電流を知ることができる。
【0056】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限られることなく種々の変形が可能で
ある。
【0057】たとえば、容量の測定対象は、変位センサ
だけでなく、容量値そのものを測定する構成とすること
もできることは明らかである。
【0058】たとえば、一方の駆動回路の出力端子に一
端が接地された未知の容量を接続し、他方の駆動回路の
出力端子は開放状態とすればよく、この場合、容量Cx
は次式で示される。
【0059】Cx=ΔI/fVD
【発明の効果】以上説明したように、本発明の容量測定
回路は、センサを小型化しても安定に動作するという効
果がある。
【0060】また、検出は直流電流の値の差として得ら
れるので信号処理が容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の容量測定回路の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】本実施例の容量測定回路における動作の波形を
示す説明図である。
【図3】従来の容量測定回路の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1,2    駆動回路 3    パルス発生器 4    センサ 5,6    電流検出回路 7    電流比較回路 8,9    発振器 10  周波数比較回路 C11,C21    コンデンサ D11,D21    遅延回路 E11,E12,E21,E22    インバータG
11,G21    NORゲート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  予め定められた周期の測定用パルスを
    発生し、前記測定用パルスの一方のレベルのときそれぞ
    れ第一および第二の被測定容量に充電電流を供給し、前
    記測定パルスの他方のレベルのとき前記第一および第二
    の被測定容量の電荷を放電する第一および第二の測定パ
    ルス供給回路と、前記第一および第二の測定パルス供給
    回路のそれぞれの負荷電流を検出する第一および第二の
    電流検出回路とを備えることを特徴とする容量測定回路
  2. 【請求項2】  前記測定パルス供給回路は、前記測定
    用パルスを遅延し遅延パルスを出力する遅延回路と、前
    記測定用パルスと前記遅延パルスとの否定論理和を取る
    ノアゲートと、前記測定用パルスと前記遅延パルスとの
    否定論理積を取るナンドゲートと、前記ノアゲートの出
    力を反転する第一のインバータと、前記ナンドゲートの
    出力を反転する第二のインバータと、前記第一のインバ
    ータの出力をゲートに入力しソースに電源が接続するP
    チャンネルMOSトランジスタと、前記第二のインバー
    タの出力をゲートに入力しソースを接地し前記Pチャン
    ネルMOSトランジスタのドレインにドレンインを共通
    接続したNチャンネルMOSトランジスタとを有し前記
    被測定容量に前記共通接続した前記ドレインより前記測
    定パルスを供給することを特徴とする請求項1記載の容
    量測定回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106645981A (zh) * 2016-12-30 2017-05-10 上海东软载波微电子有限公司 电容容值测量电路
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