JPH04248169A - 磁気再生装置 - Google Patents

磁気再生装置

Info

Publication number
JPH04248169A
JPH04248169A JP797391A JP797391A JPH04248169A JP H04248169 A JPH04248169 A JP H04248169A JP 797391 A JP797391 A JP 797391A JP 797391 A JP797391 A JP 797391A JP H04248169 A JPH04248169 A JP H04248169A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
error
circuit
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP797391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Ino
伊能 敬雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP797391A priority Critical patent/JPH04248169A/ja
Publication of JPH04248169A publication Critical patent/JPH04248169A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ディジタル信号の記
録再生を行う磁気再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーシャルレスポンス(1,0,−1)
方式{以下PR(1,0,−1)方式と記す}は高密度
ディジタル記録方式として、直流成分がないこと、SN
比が良いことなど優れた特徴をもっているが、3値識別
を行うため記録再生で起るレベル変動によって誤りが発
生するという欠点がある。このPR(1,0,−1)方
式の誤り訂正方式として、実際に行われ発表されたもの
としては、1984年テレビジョン学会全国大会7−7
「I−NRZI記録の規則性を利用した誤り訂正」があ
る程度である{I−NRZIとPR(1,0,−1)は
同じ}。これは“1”と“−1”が幾つかの“0”を挟
んで交互に現れる規則性を利用して誤りの位置を検出し
、通常よりも低い識別レベルを持った識別装置によりそ
の区間だけ切換えることによって誤りを訂正する方法で
ある。以下に従来のPR(1,0,−1)方式につき図
7から図12を参照しながら説明する。
【0003】PR(1,0,−1)方式は再生時に信号
を識別できるようにするため、記録時にPR(1,0,
−1)プリコーディングと呼ばれる変換を行ってから記
録を行う。図7は従来のPR(1,0,−1)方式の再
生系のブロック図である。
【0004】磁気ヘッド1は磁気テープTPに記録され
ているディジタル信号を再生し、等化装置2に供給する
。等化装置2は、磁気ヘッド1からのディジタル信号を
等化した再生出力信号を誤り訂正装置17に出力する。 誤り訂正装置17は、等化装置2からの再生出力信号の
誤りを訂正した復号出力信号を1ビット遅延装置18お
よびアナログ加算器19に出力する。1ビット遅延装置
18は、誤り訂正装置17からの復号出力信号を1ビッ
ト遅延させてアナログ加算器19に出力する。アナログ
加算器19は、誤り訂正装置17からの復号出力信号と
1ビット遅延装置18からの復号出力信号が1ビット遅
れた信号をアナログ的に加算してデ−タ識別装置16へ
出力する。デ−タ識別装置16はアナログ加算器19か
らの3値信号の“1”および“−1”を“1”に、そし
て“0”を“0”に判定してディジタル信号処理部へ出
力する。次に従来のPR(1,0,−1)方式の再生系
の動作を説明する。
【0005】磁気ヘッド1は磁気テープTPに記録され
ているディジタル信号を再生され、この信号は等化装置
2によって等化され再生出力信号になり、この再生出力
信号は誤り訂正装置17で誤りが訂正されて復号出力信
号となる。この復号出力信号と1ビット遅延装置により
1ビット遅れた復号出力信号はアナログ加算器19によ
りアナログ的に加算され、デ−タ識別装置16によりP
R(1,0,−1)方式により記録されていたディジタ
ル信号にされ、ディジタル信号処理部へ出力される。次
にもう少し詳しく、図7の従来のPR(1,0,−1)
方式の誤り訂正装置17につき図8および図9を参照し
ながら説明する。コンパレータ28から31はラッチ付
コンパレータである。
【0006】増幅装置20は等化装置2より入力された
再生出力信号を増幅し、正と負で出力端子を切換えて、
正の信号はコンパレータ28および29の信号が非反転
入力端とサンプラー22の一端に出力し、負の信号はコ
ンパレータ30および31の信号が非反転入力端とサン
プラー21の一端に出力される。サンプラー21および
サンプラー22のもう一端はダイオード23および24
のアノード側に接続されている。ダイオード23のカソ
ード側はダイオード24のカソード側、コンデンサー2
5の一端、抵抗26の一端に接続されている。ダイオー
ド24のカソード側はダイオード23のカソード側、コ
ンデンサー25の一端、抵抗26の一端に接続されてい
る。抵抗26のもう一端と抵抗27の一端は直列に接続
されている。コンデンサー25のもう一端と抵抗27の
もう一端はアースに接続されている。抵抗26の中間の
端子とコンパレータ28および31の信号が反転入力端
に接続されている。抵抗27の中間の端子とコンパレー
タ29および30の信号が反転入力端に接続されている
【0007】コンパレータ28の出力はAND回路51
の信号が反転入力端、OR回路53、AND回路56、
1ビット遅延装置58に接続されている。コンパレータ
29の出力は1ビット遅延装置60に接続されている。 コンパレータ30の出力は1ビット遅延装置62に接続
されている。コンパレータ31の出力はAND回路51
の反転入力端、AND回路57の非反転入力端、1ビッ
ト遅延装置64に接続されている。AND回路51の出
力はAND回路52の入力端に接続されている。AND
回路52の出力はOR回路53のもう一つの入力端に接
続されている。OR回路53の出力は1ビット遅延装置
54に接続されている。1ビット遅延装置54の出力は
AND回路52のもう一つの入力端、AND回路56の
もう一つの入力端、AND回路57の信号が反転入力端
に接続されている。
【0008】AND回路56の出力はAND回路69の
信号が非反転入力端、AND回路70、AND回路71
の信号が反転入力端に接続されている。AND回路57
の出力はAND回路73の信号が非反転入力端、AND
回路67、AND回路66の信号が反転入力端に接続さ
れている。
【0009】1ビット遅延装置58の出力はAND回路
66の信号が非反転入力端に接続されている。1ビット
遅延装置60の出力はAND回路67、AND回路73
の信号が反転入力端、そして比較変換装置74の次段で
比較変換装置74での1ビット遅延装置60に相当する
1ビット遅延装置に接続されている。1ビット遅延装置
62の出力はAND回路69の信号が反転入力端、AN
D回路70、そして比較変換装置74の次段で比較変換
装置74での1ビット遅延装置62に相当する1ビット
遅延装置に接続されている。1ビット遅延装置64の出
力はAND回路71の信号が非反転入力端に接続されて
いる。AND回路66とAND回路67の出力はOR回
路68の入力に接続されている。AND回路70とAN
D回路71の出力はOR回路72の入力に接続されてい
る。
【0010】OR回路68の出力は、比較変換装置74
の次段で比較変換装置74での1ビット遅延装置60に
相当する1ビット遅延装置に接続されている。OR回路
72の出力は、比較変換装置74の次段で比較変換装置
74での1ビット遅延装置64に相当する1ビット遅延
装置に接続されている。AND回路69の出力は、比較
変換装置74の次段で比較変換装置74でのAND回路
69の信号が非反転入力端に相当するAND回路に接続
されている。AND回路73の出力は、比較変換装置7
4の次段で比較変換装置74でのAND回路73の信号
が非反転入力端に相当するAND回路に接続されている
。誤り検出装置50は1ビット遅延装置54とAND回
路51、52、56、57とOR回路53により構成さ
れている。
【0011】比較変換装置74は1ビット遅延装置58
、60、62、64、とAND回路66、67、69、
70、71、73、とOR回路68および72により構
成されている。比較変換装置74を含めて、この比較変
換装置が8個直列に接続されていて最後の比較変換装置
78に接続されている。そして比較変換装置78のOR
回路75および76の出力がOR回路77に出力され、
OR回路77は復号出力信号を出力する。次にこの誤り
訂正装置の動作を説明する。
【0012】図8の従来の誤り訂正方式の装置図は再生
出力信号のレベルにかかわらないで正確な識別レベルを
得るために、ビットタイミングで波形の電圧をサンプラ
ー21、22で取り出し、ダイオード23及び24を介
してコンデンサー25に充電する。この充電された電圧
を抵抗26及び抵抗27で分圧し、主デコードのコンパ
レータ28及び31の識別電圧を得ている。この識別電
圧は通常波形の電圧の1/2に設定される。この装置の
放電時定数は0連続の確率を考慮してビット周期の50
倍前後に選ばれている。再生出力信号のレベルが急に低
下した場合、この識別電圧は急には低下しないで“1”
を“0”と、そして“−1”を“0”としてしまう誤り
が発生しやすい。そこで主デコードのコンパレータ28
および31よりも少し低いレベルにセットされたもう一
組のLデコードのコンパレータ29および30を追加し
、誤り訂正を行っている。
【0013】まず入力された再生出力信号は増幅装置2
0で増幅され、正と負で出力端子を切換えて出力される
。その再生出力信号は主デコードのコンパレータ28ま
たは31により比較され、また主デコードよりも低いレ
ベルでLデコードのコンパレータ29または30により
比較される。
【0014】主デコードで“1”が検出され、“0”が
幾つか続いた後同じ主デコードで“1”が検出される誤
りを誤り(1…1)と記す。また、主デコードで“−1
”が検出され、“0”が幾つか続いた後同じ主デコード
で“−1”が検出される誤りを誤り(−1…−1)と記
す。そして、主デコードのコンパレータ28及び31の
出力信号を用いて誤り検出装置50は誤り(1…1)及
び(−1…−1)を検出する。
【0015】誤り検出装置50は主デコードのコンパレ
ータ28に“1”が入力され、“0”が幾つか続いた後
に“1”が入力された場合AND回路56の出力は“1
”、そしてAND回路57の出力は“0”を出力し、誤
り(1…1)が発生したことを示す。また誤り検出装置
50は主デコードのコンパレータ31に“−1”が入力
され、“0”が幾つか続いた後に“−1”が入力された
場合AND回路57の出力は“1”、そしてAND回路
56の出力は“0”を出力し、誤り(−1…−1)が発
生したことを示す。この誤り検出装置50は“0”が入
力されている間はAND回路56および57の出力は“
0”を出力する。ここで、誤り検出装置50が誤り(1
…1)を検出したとすると、AND回路56の出力が“
1”となり、AND回路57の出力が“0”となる。
【0016】そして、AND回路56の出力信号と、1
ビット前のコンパレータ30の出力信号との論理積がA
ND回路70によってとられ、コンパレータ30の出力
信号が“1”のときはOR回路72によってデコーダ3
1の出力信号は“0”から“1”に切換えられる。もし
もここでコンパレータ30の出力信号が“0”のときは
OR回路72の出力はコンパレータ31の出力が保持さ
れる。そしてAND回路69の出力が“1”となり、さ
らに1ビット過去の信号を保持している比較変換装置で
比較する。これを比較変換装置の数だけ行い、加算器7
5および76の出力を加算器77で加算し、誤りビット
を訂正した復号出力信号として出力する。この従来例で
は1ビット遅延装置を8組用いているので、最大“0”
が8個連続している誤りを訂正することが可能である。 また、誤り検出装置50が誤り(−1…−1)を検出し
たとすると、AND回路56の出力が“0”となり、A
ND回路57の出力が“1”となる。
【0017】そして、誤り検出装置50が誤り(1…1
)を検出したときのように誤りを検出し、誤りビットを
訂正した復号出力信号として出力する。誤り検出装置5
0が誤りを検出しなかったときはそのまま誤り訂正を行
わずに復号出力信号を出力する。従来の誤り訂正方式に
ついて図9を用いてさらに説明する。
【0018】図9の*a,*bの位置に誤りが発生して
いるとする。*aでは誤り(−1…−1)として検出さ
れ、誤り検出とされた時点の“−1”から逆上りして一
番最初のコンパレータ29のLデコード出力信号のうち
、“1”の出力信号を用いて訂正される。また、*bで
は誤り(1…1)として検出され、誤り検出とされた時
点の“1”から逆上りして一番最初のコンパレータ30
のLデコード出力信号のうち、“−1”の出力信号を用
いて訂正される。コンパレータ29および30のLデコ
ードの出力は“0”が“1”、“0”が“−1”になる
誤りをそれぞれ起し易いので、このように“1”と“−
1”を区別して用いることにより誤った訂正を防いでい
る。この動作を説明する。
【0019】図10(a)は磁気テープに記録しようと
するPR(1,0,−1)プリコーディングする前のデ
ィジタル信号であり、図10(b)は図10(a)をP
R(1,0,−1)プリコーディングを行い、記録する
ために磁気ヘッドに出力されるディジタル信号である。
【0020】再生時は、まず符号間干渉を低減するため
等化装置2により等化を行い図10(b)の記録信号の
波形は、図10(c)のように“1”,“0”,“−1
”のような3値の再生出力信号になる。この再生出力信
号の図10(c)と、前記再生出力信号を1ビット遅延
させた信号の図10(d)を加算しデータ識別信号の図
10(e)を得る。そしてデータ識別信号の図10(e
)を、3値信号の“1”および“−1”を“1”に、そ
して“0”を“0”に識別するデータ識別装置16より
に識別すると入力信号の図5(a)と同じデータ列であ
る図10(f)が再生される。
【0021】ここで図5(h)は、等化装置の出力波形
を示す再生出力信号の図5(c)を3値信号にしたもの
で、“1”と“−1”は幾つかの“0”をはさんで必ず
交互に現れるという規則性を持っている。もしもレベル
変動等により誤りが生じた場合、“1”と“−1”が交
互に現れず、同極性の信号が“0”をはさんで連続して
現れる。その場合、その付近で誤りが起きたことが分か
る。
【0022】例えば誤りが1ビットであると仮定した場
合、再生出力信号の3値検出が図11(i1)の様に同
極性の信号の間隔が狭いときは誤り検出フラグは図11
(j1)の範囲内にかなり限定される。しかしPR(1
,0,−1)方式では“0”の連続には制限がないので
、同極性の信号の間隔が図11(i2)の様に広い場合
には、誤り検出フラグは図11(j2)のように広範囲
にわたり訂正に利用できない。
【0023】また、誤りが2ビット以上の連続した誤り
であると仮定した場合、再生出力信号の3値検出が図1
2(i1)の様に2ビット以上の連続誤りが起きた場合
にも図12(j1)のように誤り検出フラグは立つが、
何ビットの誤りであるか判定できない。図12(i2)
のように誤り検出フラグが全く出ない場合もある。
【0024】このように従来のPR(1,0,−1)方
式では“1”が“0”、および“−1”が“0”になる
誤りにしか対応しておらず、高密度記録化に伴うS/N
マージンの減少によって発生するノイズによる誤り、“
0”が“1”または“0”が“−1”になる誤りが起こ
る確率が高くなり、逆に誤りを増加させてしまう可能性
があった。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の装置
においては、振幅の劣化による誤りしか考慮しておらず
、高密度記録化に伴うS/Nマージンの減少によるノイ
ズによる誤りを考慮していないため、逆に誤り訂正を行
い誤りを増加させてしまう可能性があるという問題があ
った。この発明は上記のような従来技術の欠点を除去し
、パーシャルレスポンス方式の特徴を利用して誤りを起
したデータビットの位置を判定し確実に誤りを起した符
号のみを訂正することを目的とするものである。 [発明の構成]
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、記録媒体からディジタルの
信号を受けとる再生手段と、前記再生手段から入力され
た信号を等化して出力する等化手段と、前記等化手段か
ら入力された3値のディジタル信号を2値のディジタル
信号に識別する識別手段と、前記等化手段から入力され
た3値のディジタル信号を所定の時間遅延させる遅延手
段と、識別手段からの信号を、記録時に行ったプリコー
ダ変換および記録再生系と等価であるパーシャルレスポ
ンス(1,−1)方式変換を行う変換手段と、遅延手段
および変換手段からの信号により誤りを訂正する誤り訂
正装置を備えたことを特徴とする磁気再生装置を提供す
る。
【0027】
【作用】このように構成されたものにおいては、振幅の
劣化による誤りだけでなく、高密度記録化に伴うS/N
マージンの減少によるノイズによる誤りも訂正すること
ができる。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例について、図1から
図7および従来例を参照して詳細に説明する。
【0029】第1図にこの発明による一実施例の構成図
を、図2に誤り訂正装置14の構成図を、図3から図7
にその各部波形の値を示す。図1の信号(c)から(k
)と図3から図7のそれぞれ(c)から(k)とはそれ
ぞれ対応している。
【0030】第1図で磁気ヘッド1は磁気テープTPか
ら記録信号を再生し、等化装置2に送る。等化装置2は
磁気ヘッド1から入力された信号を等化してアナログ加
算器3、1ビット遅延装置4、2ビット遅延装置15に
出力する。2ビット遅延装置15は等化装置2からの信
号を2ビット遅延させ3値検出装置11に出力する。1
ビット遅延装置4は等化装置2からの信号を1ビット遅
らせてアナログ加算器3に出力する。アナログ加算器3
は等化装置2からの信号と、1ビット遅延装置4からの
等化装置2からの信号を1ビット遅らせた信号をアナロ
グ的に加算してデータ識別装置5に出力する。データ識
別装置5はアナログ加算器3からの3値の信号を“0”
と“1”の2値の信号にしてmod2加算器6に出力す
る。
【0031】mod2加算器6はデータ識別装置5と1
ビット遅延装置7からの信号を演算し、1ビット遅延装
置8、1ビット遅延装置10、アナログ減算器9に出力
する。1ビット遅延装置8はmod2加算器6からの信
号を1ビット遅らせて1ビット遅延装置7に出力する。 1ビット遅延装置7は1ビット遅延装置8からの信号を
さらに1ビット遅らせてmod2加算器6に出力する。
【0032】1ビット遅延装置10はmod2加算器6
からの信号を1ビット遅らせてアナログ減算器9に出力
する。アナログ減算器9はmod2加算器6からの信号
と、1ビット遅延装置10からの信号をアナログ的に減
算して極性比較装置12およびデータ識別装置13に出
力する。データ識別装置13はアナログ減算器9からの
3値の信号を“0”と“1”の2値の信号にして誤り訂
正装置14に出力する。3値検出装置11は2ビット遅
延装置15からの信号をディジタルの3値信号にして極
性比較装置12に出力する。極性比較装置12はアナロ
グ減算器9および3値検出装置11からの信号を比較し
て信号(k)を誤り訂正装置14に出力する。誤り訂正
装置14はデータ識別装置13からの信号の誤りを極性
比較装置12からの信号を利用して訂正し、ディジタル
信号処理部へ出力する。ここで誤り訂正装置14につき
もう少し詳しく説明する。図2は誤り訂正装置14の構
成を示すブロック図である。
【0033】シフトレジスタ79はA1からM1までの
レジスタで構成されていて、シフトレジスタ81はC2
からM2までのレジスタで構成されている。シフトレジ
スタ79およびシフトレジスタ81のC2からM2まで
のレジスタの内容はそれぞれ時間が対応している。デー
タ識別装置13からの2値の信号はシフトレジスタ79
に記憶され、A1から出力される。
【0034】シフトレジスタ79のA1の位置の信号は
AND回路84に出力され、シフトレジスタ79のB1
の位置の信号はAND回路83に出力され、シフトレジ
スタ79のC1の位置の信号はAND回路82から84
に出力され、シフトレジスタ79のD1の位置の信号は
AND回路82に出力される。AND回路82はシフト
レジスタ79からの信号を演算し訂正装置86に演算結
果を出力する。
【0035】AND回路83はシフトレジスタ79から
の信号を演算し訂正装置87に演算結果を出力する。A
ND回路84はシフトレジスタ79からの信号を演算し
訂正装置85に演算結果を出力する。極性比較装置12
からの信号(k)はシフトレジスタ81に記憶されて、
記憶している信号はそれぞれ反転・非反転状態変化検出
器80に出力する。
【0036】反転・非反転状態変化検出器80は入力さ
れたシフトレジスタ81からの信号により、訂正装置8
5から87に信号を出力する。訂正装置85は入力され
た反転・非反転状態変化検出器80およびAND回路8
4の信号によりシフトレジスタ79のB1のデータを訂
正する。訂正装置86は入力された反転・非反転状態変
化検出器80およびAND回路82からの信号によりシ
フトレジスタ79のB1およびC1のデータを訂正する
。訂正装置87は入力された反転・非反転状態変化検出
器80およびAND回路83の信号によりシフトレジス
タ79のC1およびD1のデータを訂正する。この誤り
訂正装置14の訂正動作につき説明する。
【0037】訂正装置85は、AND回路84の出力が
“1”、すなわちシフトシフトレジスタ79の基準位置
であるC1とその2ビット前のA1との出力が“1”で
、かつ反転・非反転状態変化検出器80が基準位置C1
に対応するC2で、信号(h)と信号(i)の関係で反
転状態が変化し、その後の10ビット以内で再度極性の
反転が無いことが検出された場合(反転・非反転状態変
化検出器80の出力は“1”)、訂正回路85によって
B1のデータを“1”に訂正する。これは図3に示す1
ビット誤りの場合である。
【0038】また、AND回路82の出力が“1”、す
なわちシフトシフトレジスタ79の基準位置であるC1
とその1ビット後のD1の出力が“1”で、かつ反転・
非反転状態変化検出器80が基準位置C1に対応するC
2で反転状態が変化し、その後の10ビット以内で極性
の反転が再度有ることが検出された場合(反転・非反転
状態変化検出器80の出力は“0”)、訂正回路86に
よってB1のデータを“1”に、そしてC1のデータを
“0”に訂正する。これは図4に示す2ビット誤りの場
合である。
【0039】同様にして、AND回路83の出力が“1
”、すなわちシフトシフトレジスタ79の基準位置であ
るC1とその1ビット前のB1の出力が“1”で、かつ
反転・非反転状態変化検出器80が基準位置C1に対応
するC2で反転状態が変化し、その後の10ビット以内
で極性の反転が再度有ることが検出された場合(反転・
非反転状態変化検出器80の出力は“0”)、訂正回路
87によってD1のデータを“1”に、そしてC1のデ
ータを“0”に訂正する。これは図5に示す2ビット誤
りの場合である。次にこのように構成された誤り訂正動
作を説明する。図3(a)から(e)は従来例の図10
(a)から(e)と同じである。磁気テープTPには、
従来と変わらずPR(1,0,−1)プリコーディング
を行った図3(b)のディジタル信号が記録されている
【0040】再生時、磁気ヘッド1は磁気テープから記
録されているディジタル信号を再生し等化装置2に出力
する。等化装置2はその信号の符号間干渉の低減を行い
図3(c)のような再生出力信号をアナログ加算器3、
1ビット遅延装置4、2ビット遅延装置15に出力し、
1ビット遅延装置4は再生出力信号を1ビット遅延させ
アナログ加算器3に出力する。アナログ加算器3は等化
装置2からの信号と、1ビット遅延装置4からの等化装
置2からの信号を1ビット遅らせた信号をアナログ的に
加算してデータ識別装置5に出力する。ここでデータ識
別装置5により3値信号の“1”および“−1”を“1
”に、そして“0”を“0”に判定すれば図3(f)の
再生記録信号が再生され、PR(1,0,−1)プリコ
ーダ100に出力される。上記により一旦記録するとき
にPR(1,0,−1)プリコーディングを行う前の信
号に戻す。
【0041】そして1ビット遅延装置7および8、そし
てmod2加算器によるPR(1,0,−1)プリコー
ダ100は、この2値データの再生記録信号の図3(f
)を再びPR(1,0,−1)プリコーディングを行い
再生記録信号の図3(g)をアナログ減算器9および1
ビット遅延装置10に出力する。さらに磁気記録・再生
系はPR(1,−1)伝送路と見なせるので、1ビット
遅延装置10とアナログ減算機9によるPR(1,−1
)変換器101によりPR(1,−1)変換を行い極性
比較装置12および誤り訂正装置14に出力する。 この一連の変換によりディジタル記録・再生系をディジ
タル的に行ったことになる。データ識別装置出力信号(
f)に誤りがなければ、PR(1,−1)変換器101
の出力信号の図3(h)は等化装置2の出力を3値検出
装置11によってディジタルの3値信号にした再生記録
信号(i)と完全に一致する。
【0042】そして2ビット遅延装置15は等化装置2
からの信号を2ビット遅延させて3値検出装置11に出
力する。3値検出装置11は2ビット遅延装置15から
の信号をディジタルの3値信号にし極性比較装置12お
よび極性判別装置13に出力する。極性判別装置13は
、3値検出装置11から同極性の信号が“0”をはさん
で連続して現れた場合エラーを示す信号(j)を誤り訂
正装置14に出力する。極性比較装置12はアナログ減
算機9と3値検出装置11からの信号が異なった信号の
場合にエラーを示す信号(k)を誤り訂正装置14に出
力する。誤り訂正装置14は極性比較装置12と極性判
別装置13からの信号を利用して誤りを訂正してディジ
タル信号処理部へ出力する。以上述べてきたようにPR
(1,0,−1)方式において識別後の信号の符号の規
則性により1ビットあるいは2ビットの信号の誤りが訂
正が可能である。
【0043】
【発明の効果】この発明によれば、ディジタル磁気記録
におけるパーシャルレスポンス(1,0,−1)方式に
おいて、再生時に荷再生識別されたデータの規則性を用
いて1ビットあるいは2ビットの孤立信号誤りの訂正が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるパーシャルレスポンス(1,
0,−1)方式の磁気再生装置の一実施例を示すブロッ
ク図である。
【図2】この発明に係わる磁気再生装置の一実施例の誤
り訂正装置を示すブロック図である。
【図3】この発明に係わる磁気再生装置の一実施例の誤
り訂正装置の動作を示す図である。
【図4】この発明に係わる磁気再生装置の一実施例の誤
り訂正装置の動作を示す図である。
【図5】この発明に係わる磁気再生装置の一実施例の誤
り訂正装置の動作を示す図である。
【図6】この発明に係わる磁気再生装置の一実施例の動
作を示す図である。
【図7】従来のパーシャルレスポンス(1,0,−1)
方式の磁気再生装置である。
【図8】従来のパーシャルレスポンス(1,0,−1)
方式の磁気再生装置の誤り訂正装置を示すブロック図で
ある。
【図9】従来の磁気再生装置の誤り訂正方式を示す図で
ある。
【図10】従来の磁気再生装置の誤り訂正方式を示す図
である。
【図11】従来の磁気再生装置の誤り訂正方式を示す図
である。
【図12】従来の磁気再生装置の誤り訂正方式を示す図
である。
【符号の説明】
1    磁気ヘッド 2    等化装置 3    アナログ加算器 4    1ビット遅延装置 5    データ識別装置 15    2ビット遅延装置 11    3値検出装置 12    極性比較装置 13    データ識別装置 14    誤り訂正装置 100    パーシャルレスポンス(1,0,−1)
プリコーダ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  記録媒体からディジタルの信号を受け
    とる再生手段と、前記再生手段から入力された信号を等
    化して出力する等化手段と、前記等化手段から入力され
    た3値のディジタル信号を2値のディジタル信号に識別
    する識別手段と、前記等化手段から入力された3値のデ
    ィジタル信号を所定の時間遅延させる遅延手段と、識別
    手段からの信号を、記録時に行ったプリコーダ変換およ
    び記録再生系と等価であるパーシャルレスポンス(1,
    −1)方式変換を行う変換手段と、遅延手段および変換
    手段からの信号により誤りを訂正する誤り訂正装置を備
    えたことを特徴とする磁気再生装置。
JP797391A 1991-01-25 1991-01-25 磁気再生装置 Pending JPH04248169A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP797391A JPH04248169A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 磁気再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP797391A JPH04248169A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 磁気再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04248169A true JPH04248169A (ja) 1992-09-03

Family

ID=11680405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP797391A Pending JPH04248169A (ja) 1991-01-25 1991-01-25 磁気再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04248169A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6751276B1 (en) 1999-10-28 2004-06-15 Fujitsu Limited Method and apparatus for decoding a digital signal

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6751276B1 (en) 1999-10-28 2004-06-15 Fujitsu Limited Method and apparatus for decoding a digital signal
DE10023135B4 (de) * 1999-10-28 2007-12-06 Fujitsu Ltd., Kawasaki Verfahren und Vorrichtung zum Dekodieren eines Digitalsignals

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5774470A (en) Digital signal processor, error detection method, and recording medium reproducer
US5844741A (en) System for reproducing high-density magnetic record data with viterbi detector for generating quadripartite reproduction data
US5406569A (en) Error correcting apparatus for digital data and digital synchronizing detecting apparatus
KR100189906B1 (ko) 비터비 복호화방법 및 그 회로
US5089917A (en) Digital signal recovery apparatus with minimized high frequency noise
US6850573B1 (en) Coding apparatus and method, decoding apparatus and method, and recording medium
US5581568A (en) Data detection apparatus
JPH05334811A (ja) 再生データ検出方式
JP3027333B2 (ja) 磁気記録/再生装置のディジタル信号検出装置
JPH04248169A (ja) 磁気再生装置
US5367535A (en) Method and circuit for regenerating a binary bit stream from a ternary signal
CA2058387C (en) Method and circuit for regenerating the binary bit stream from a ternary signal
US6737998B1 (en) Method and device for correcting signal
JPH07106976A (ja) 符号変換方法、符号伝送装置及び磁気記録再生装置
JPH06267203A (ja) 再生データ検出装置
JPH05129964A (ja) デジタルデータのエラー訂正装置
KR0183947B1 (ko) 적응형 비터비 검출기
JP3441040B2 (ja) 1ビット信号のエラー検知方法および補完方法ならびに装置
JP2787895B2 (ja) 情報記録再生装置
JPH07296524A (ja) デイジタルデータ再生装置
JP2898132B2 (ja) ディジタル変調方法および装置
JPH04372779A (ja) 軟判定復号回路
JP2002298515A (ja) ディジタル信号再生装置
JPH0855435A (ja) ディジタル信号磁気記録再生装置
JPH05227043A (ja) デジタル信号識別方法およびデジタル信号識別回路