JPH05227043A - デジタル信号識別方法およびデジタル信号識別回路 - Google Patents

デジタル信号識別方法およびデジタル信号識別回路

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JPH05227043A
JPH05227043A JP4025101A JP2510192A JPH05227043A JP H05227043 A JPH05227043 A JP H05227043A JP 4025101 A JP4025101 A JP 4025101A JP 2510192 A JP2510192 A JP 2510192A JP H05227043 A JPH05227043 A JP H05227043A
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JP
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digital signal
bit
identification
circuit
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JP4025101A
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Masuo Umemoto
益雄 梅本
Yoshizumi Eto
良純 江藤
Hirotake Ishii
裕丈 石井
Hidehiko Sawamura
秀彦 沢村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小規模の回路で、より正確にデジタル信号を識
別する。 【構成】磁気テ−プは変調された2値デジタル信号を記
録する。デジタルA/D変換器は、ヘッド、再生等化回
路を介して、磁気テ−プより読みだした再生信号のデジ
タル復号値と当該値の確からしさを、その信号レベルに
応じて求め仮識別値として出力する。仮識別修正回路
は、仮識別値列内に、確からしさが低く変調則を満たさ
ない復号値があれば、これを修正する。 【効果】小規模の回路で変調規則と再生ビット値の信頼
性を考慮した識別を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、変調して記録もしくは
伝送されたディジタル信号を復調する際に、変調された
デジタル信号の各ビットの値を識別するデジタル信号識
別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ディジタル信号の記録や伝送
は、デジタル信号を、記録媒体や伝送線路に適した変調
方式で変調した後に行なわれる。
【0003】このような変調方式としては、最少反転信
号間隔がディジタル信号転送間隔の2倍である1−7符
号や、2−7符号や、特開昭63−261576号公報
記載の8−12符号等が知られている。また、この他、
デジタルオ−ディオテ−プの記録に用いられている8−
10符号や、MFM符号や、いわゆるD2方式のデジタ
ルビデオテ−プの記録に用いられているM2FM符号等
が知られている。
【0004】さて、従来のデジタル信号復調装置では、
2レベル識別回路で、変調されたデジタル信号の大きさ
が、2レベルの内のどちらのレベルに属するかをビット
周期毎に識別することにより、デジタル信号を識別して
いた。
【0005】一方、近年、テレビジョン学会年次大会
(1991年7月)6ー6 山本他”1,7符号に対す
るビタビ復号の誤り率特性”に記載されているように、
再生等化方式と変調方式に応じて導入した複数個の”状
態”の確からしさによって、変調されたデジタル信号を
識別するビタビ復号方式が提案されている。
【0006】
【解決しようとする課題】従来の2レベル識別によって
デジタル信号を認識する技術によれば、記録や伝送によ
ってデジタル信号が劣化した場合、デジタル信号を誤っ
て識別してしまうという問題がある。
【0007】一方、前記ビタビ復号方式によれば、通
常、”状態”の確からしさを求めるために、導入した複
数個の”状態”を10サンプル以上にわたって演算する
必要がある。このため、前記ビタビ復号方式を実現する
ためには、高速かつ、大規模な回路が必要となるという
問題が生じる。また、磁気テープから再生したデジタル
信号を識別する場合、テープの傷やゴミによる再生信号
の欠落によって、当該欠落についてのサンプルを用いる
演算全体に誤りが波及するという問題もある.そこで、
本発明は、小規模の回路で、より正確にデジタル信号を
識別することのできるデジタル信号識別方法を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、デジタル信号の各ビットの値を識別するデジ
タル信号識別方法であって、デジタル信号の状態に応じ
て、各ビットの値と当該値の確度を求める仮識別ステッ
プと、仮識別ステップで求めた各ビットの値の誤りを修
正するステップであって、確度が低いものを、確度の高
いものより高い優先度で修正の対象とする最終識別ステ
ップとを有することを特徴とするディジタル信号識別方
法を提供する。ここで、本明細書中において、「確度」
とは、求めたビットの値の確からしさ、変調直後の当該
ビットの値と一致しているか否についての信頼性をい
う。
【0009】また、本発明は、前記目的達成のために、
デジタルデータを所定の変調方式に従って変調した信号
であるデジタル信号の各ビットの値を識別するデジタル
信号識別方法であって、デジタル信号の状態に応じて、
各ビットの値と当該値の確度を求める仮識別ステップ
と、仮識別ステップで求めた各ビットの値のうち、確度
が低くかつ前記変調方式の変調則を満たさない値を修正
する最終識別ステップとを有することを特徴とするディ
ジタル信号識別方法を提供する。
【0010】また、本発明は、前記ディジタル信号識別
方法を実現する回路の一つとして、デジタル信号の状態
に応じて、各ビットの値と当該値の確度を求める仮識別
回路と、仮識別回路で求めた各ビットの値のうち、確度
が低くかつ前記変調方式の変調則を満たさない値を修正
する最終識別回路とを有することを特徴とするディジタ
ル信号識別回路を提供する。
【0011】
【作用】本発明に係るデジタル信号の状態に応じて、各
ビットの値と当該値の確度を求め、確度の低いビットを
確度の高いビットより高い優先度で修正の対象として、
各ビットの値を修正する。すなわち、たとえば、確度が
低くかつ所定の変調方式の変調則を満たさない値のみを
修正するようにする。このようにすることにより、ビッ
トの確度と変調方式への整合性を考慮した正確な識別を
行うことができる。
【0012】このような識別処理は、たとえば、デジタ
ル信号の状態に応じて、各ビットの値と当該値の確度を
求める仮識別回路と、仮識別回路で求めた各ビットの値
のうち、確度が低くかつ前記変調方式の変調則を満たさ
ない値を修正する最終識別回路により実現できる。ま
た、より具体的な一実施態様によれば、仮識別回路は2
ビット以上の分解能を有するA/D変換器により、最終
識別回路はメモリと、その周辺回路により実現できるの
で、回路規模はさほど大きくなることはない。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係るデジタル信号識別方法の
実施例を説明する。
【0014】本発明に係るデジタル信号識別方法は、種
々の変調方式により変調されたデジタル信号の識別に適
用することができるが、本実施例では、一例として8ー
12符号で変調されたデジタル信号を識別する場合につ
いて説明する。
【0015】また、本実施例では、本デジタル信号識別
方法を、デジタルビデオレコ−ダ等のように、磁気テー
プを記録媒体として用いる記録再生装置へ適用する場合
を例にとり説明する。
【0016】まず、図1に、本実施例に係るデジタル信
号識別回路の構成を示す。
【0017】図中1は磁気ヘッド、2は再生信号増幅
器、3は再生等化回路、4はA/D変換器、5は仮識別
修正回路、6はフェーズロックループ回路(以下、「P
LL」と記す)である。
【0018】磁気ヘッド1は、磁気テープ(図示せず)
から信号を再生する。磁気テ−プは、2値のデジタル信
号を8ー12符号則で変調した信号を記憶している。再
生信号増幅器2は、磁気ヘッド1が再生した信号を増幅
する。再生等化回路3は、増幅された信号の、振幅周波
数特性、位相周波数特性を補償し、再生信号を、記録信
号に近いほぼ2値の信号に再生等化する。A/D変換器
4は、再生等価回路3によって、ほぼ2値信号に再生等
化された信号を2ビットもデータに変換することによ
り、デジタル信号を仮識別する。
【0019】ここで、図2に、A/D変換器4における
再生信号のデジタル変換のようすを示す。
【0020】図2は、再生等化した信号の波形とA/D
変換器4の変換値の関係を示している。図中水平方向は
時間、垂直方向は信号レベルの大きさを示している。
【0021】さて図示するように、A/D変換器4は、
再生信号を00〜11の4レベルでデジタル変換し、1
サンプルあたり2ビットの情報に変換する。
【0022】ところで、A/D変換器4が変換する信号
は、再生等化された信号であるため、本来は記録信号と
同じく2値のレベル信号となる。すなわち、再生等化信
号は、本来、図2中11で示したレベルもしくは00で
示したレベルの2つのレベルのみを有する信号となる。
A/D変換器4は、この11で示したレベルを11に、
00で示したレベルを00に変換する。
【0023】しかし、再生等化された信号には、雑音
や、磁気ヘッド1の磁気テ−プへの接触状況等による特
性劣化に起因する等化不足によって、本来の2つのレベ
ル以外のレベル(図2中、10レベルおよび01レベ
ル)、すなわち、A/D変換器4によって、10もしく
は01に変換されるレベルが表れる。
【0024】ここで、10レベルは本来11レベルであ
ったであろうと推定でき、01レベルは本来レベルであ
ったろうと推定できる。そこで、以下の説明では、A/
D変換器4の出力情報のうち、11は1と、00は0
と、10は確度の低い1として1*と、01は確度の低
い0として0*と表す。また、このA/D変換器の変換
結果が、再生信号の仮識別値である。確度とは、その値
の確からしさ、言い替えるならばその値の信頼性をい
う。
【0025】さて、仮識別修正回路5は、A/D変換器
4の仮識別値より再生信号の最終識別を行う。いま、図
3に示すように、仮識別値が順次得られた場合を考え
る。仮識別修正回路5は、各仮識別値毎に、前後の仮識
別値を参照しながら最終識別を行う。すなわち、図3に
示した例において、図3右より、0、1、1と確度の高
い仮識別値は、そのまま0、1、1と最終識別するが、
その次の0*についてみると、この0*は確度が低く、
かつ、この0*を含むデータ列は、最少反転信号間隔が
ディジタル信号転送間隔の2倍であるという8−12の
変調則が満たされていない。そこで、前後を確度の高い
仮識別値1に挟まれていることを考えれば、本来1であ
った信号が雑音などによって0*になったと考えられ
る。したがい、仮識別修正回路5は、この仮識別値0*
を修正し、値1を最終識別値として出力する。以下同様
に確仮識別値について最終識別値を出力する。
【0026】なお、PLL6は、再生等化回路3の出力
信号より、再生信号に同期した再生信号のビット周期の
クロックを発生し、これをA/D変換器4にサンプリン
グクロックとして供給している。
【0027】以下、仮識別修正回路5の詳細について説
明する。
【0028】まず、図4に、仮識別修正回路5の第1の
例を示す。
【0029】図4中、51はシフトレジスタ、52はR
OM(Read Only Memory)を示している。、シフトレジ
スタは、A/D変換器4の出力する2ビットを1ワ−ド
とする、5ワ−ドのシフトレジスタである。
【0030】図3に示したようなA/D変換器4の仮識
別値は、ビット周期毎に順次シフトレジスタ51に送ら
れる。シフトレジスタ内に並んだ5つの仮識別値の内、
真中(3番目)の仮識別値が最終識別対象となる。さ
て、ROM52には、1ビット周期内に、最終識別対象
の仮識別値と、当該仮識別値の前2該仮識別値と、当該
仮識別値の後2該仮識別値との、合計10ビットが、ア
ドレス情報として入力される。
【0031】ROMの内容は、入力されたアドレス情報
の示す最終識別対象仮識別値が確度の高いものであれ
ば、そのままその仮識別値を最終識別値として出力し、
入力されたアドレス情報の示す最終識別対象仮識別値が
確度の低いものであり、かつ、参照最終識別対象仮識別
値を含むデータ列が前記変調則を満たしていなければ、
当該仮識別値を修正した値を最終識別値として出力する
ように定める。なお、アドレス情報は、最終識別対象仮
識別値とその前後の仮識別値を示しているので、アドレ
ス情報に対応してROMに最終識別値を書き込んでおく
ことができる。
【0032】さて、このように、図4示した仮識別修正
回路によれば、図3に示した仮識別値列1、1、0*、
1、0がアドレス情報として入力された場合に、最終識
別対象仮識別値0*の最終識別値として値1を出力する
ことができる。
【0033】なお、ROMは、最終識別対象仮識別値が
確度の高いものであるか否にかかわらず、参照最終識別
対象仮識別値を含むデータ列が前記変調則を満たしてい
るか否かを示す識別情報を、最終識別値と併せて出力す
るような構成とするようにしてもよい。また、最終識別
値は仮識別値を修正したものであるか否かを示す情報、
すなわち、最終識別情報の確度を示す情報を、最終識別
値と併せて出力するような構成とするようにしてもよ
い。
【0034】ところで、本実施例において、仮識別値の
最終識別に、最終識別対象仮識別値の他、その前後のそ
れぞれ2仮識別値のみを考慮するのは次の理由によるも
のである。すなわち、磁気ヘッドで磁気テープ上に信号
を記録する場合において、1ビットの信号を記録すると
き、磁気ヘッドからの磁界分布は磁気テープ上の1ビッ
トに相当する長さだけに広がっているのでなく、さらに
広い分布を持っている。この磁界の広がりは、具体的に
は磁気ヘッドのギャップ長とも関連する。しかし、通
常、ギャップ長を記録波長(ディジタル信号の2ビット
分に相当)の1/2から1/3に設定していること、テ
ープの奥行き方向に記録波長の1/2から1/4程度ま
でが記録されること、さらにヘッドギャップの中心で受
ける磁界の1/10の強さまでが影響すると考えると、
磁界の広がりは、磁気ヘッドの進行方向に2ビット、逆
方向にも2ビット分と予測される。このことから、前後
2ビットに対応する2仮識別値を考慮して、仮識別結果
を修正すれば足りると考えられるのである。
【0035】さて、図4に示した構成では、仮識別修正
回路5が信号の各部は再生信号のビット周期で動作する
必要がある。したがい、再生信号のビット周期が短い、
すなわち高速な処理を要するシステムでは、仮識別修正
回路5の各部を高速化する必要がある。しかし、仮識別
修正回路5の各部を高速化するのが困難な場合がある。
【0036】一方、仮識別修正回路5の最終識別処理を
高速化するためには、複数の仮識別値単位で最終識別を
行うようにすればよい。
【0037】以下、複数の仮識別値単位で最終識別を行
う方法と、これを実現する仮識別修正回路5を、仮識別
修正回路5の第2の例として説明する。
【0038】2仮識別値単位での最終識別は、図4に示
した仮識別修正回路5を拡張することにより実現でき
る。
【0039】すなわち、シフトレジスタ51を6ワ−ド
のシフトレジスタとすることにより、ROM52に入力
するアドレス情報を6仮識別値とする。そして、ROM
52は、ビット周期の2倍の周期でアドレス情報を入力
し、これより6識別値の内の真中(3番目と4番目)の
2仮識別値の最終識別値を同時に出力する。このよう
に、により、ROM51は、で動作すれば足りることに
なる。ただし、シフトレジスタは依然としてビット周期
で動作する必要がある。
【0040】図5は、ROM51に、6仮識別値がアド
レス情報として1、1、0*、1、0、0*が入力され
たとき、仮識別値0*、1に対応して、最終識別値1、
1を出力するようすを示したものである。
【0041】さて、以上のように図4に示した仮識別修
正回路を拡張することにより、2仮識別値単位で最終識
別を行うことができる。しかし、この場合、ROM51
は、アドレス情報として入力する6仮識別値に対応して
12ビットのアドレスが必要となり、シフトレジスタ5
1も6ワ−ドのシフトレジスタが必要となる。一方、回
路規模の増大は望ましいことではない。
【0042】そこで、次に、小さなアドレスビット数
で、複数仮識別値の最終識別を行うことのできる仮識別
値修正回路5を、仮識別値修正回路5の第3の例として
示す。
【0043】まず、図6に本仮識別修正回路の処理の概
要を示す。
【0044】図示するように、本仮識別修正回路は、ま
ずステップ1で、最終識別対象の2仮識別値70a、7
1aと前の2仮識別値の中間識別結果72、73とを参
照し、確度が低く前記変調規則に合致しているない最終
識別対象仮識別値0*71aを、1*に変更し中間処理
結果71bとする。また、70aは、そのままの値で中
間識別結果70bとする。
【0045】次に、ステップ2で、この中間識別結果7
0b、70bと、その後ろ側の2仮識別値74、75と
を参照し、最終識別仮識別値の中に、確度が低く前記変
調規則に合致していないものがあれば、これを修正し、
最終識別結果として出力する。また、確度が低く前記変
調規則に合致する中間結果0*、1*については、それ
ぞれ0、1と確定させて最終識別結果とする。
【0046】図6に示した例では、確度が低く前記変調
規則に合致していないものはないので、最終識別結果と
して1、1を出力する。なお、ステップ1で求めた中間
識別結果は、次の2仮識別値についての第1ステップに
おいて、最終識別対象の2仮識別値の前の2仮識別値の
中間識別結果として、中間識別に用いられる。
【0047】次に、本仮識別修正回路5の構成を図7に
示す。
【0048】図中、仮識別修正回路5内において、5a
および5bは、それぞれレジスタであり、2つのレジス
タ5a、5bで2仮識別値分のシフトレジスタを構成し
ている。また、7は4仮識別値をアドレスとするROM
であり、5c、5dは、それぞれラッチ回路である。
【0049】A/D変換器4が出力する仮識別値は、シ
フトレジスタ5a、5bに順次転送される。シフトレジ
スタ5a、5bに格納された2仮識別値は、2ビット周
期毎に、入力アドレスの一部7j、7kとしてROM7
に入力される。また、残りのアドレス部分として、RO
M7の出力の一部7a、7bがラッチ回路5c、5dを
介して、ROM7に入力される。
【0050】先に図6を用いて示した前記第1ステップ
では、7j、7kが最終識別対象仮識別値となり、7
l、7mが最終識別対象の2仮識別値の前の2仮識別値
の中間識別結果となる。ROM7は、これらの入力内容
に応じて、中間識別結果(図6、70b、71b)とし
て7a、7bを出力する。ラッチ回路5a、5bを介し
た中間識別結果7l、7mは、新たな2仮識別値7j、
7kと共に、アドレスとしてROM7に入力される。R
OM7は、前記第2ステップとして、新たな2仮識別値
を参照し中間識別値についての最終識別結果7c、7d
を出力する。また、これと同時にROM7は、入力した
中間識別結果を参照して、新たな2仮識別値の前記第1
ステップを行い、新たな2仮識別値についての中間識別
結果7a、7bを出力する。
【0051】一方、ROM7の出力の内、出力の後半サ
ンプル分を端子7a、7bから得て、ラッチ回路5c、
5dを介して、ROM7に入力する。
【0052】なお、本例では、ROM7の出力として、
アドレスとしてROM7に入力して2仮識別結果と2中
間識別結果の内に、変調規則を満足しないものがあった
ことを知らせるためのフラグを立てる符号誤り検出信号
7eを設ける。符号誤り検出信号7eは、本デジタル信
号検出回路の後段で行う、より高次の誤り訂正等に利用
する。
【0053】次に、図8に、図7に示した仮識別修正回
路5の動作タイミングにを示す。
【0054】図8中、80は、A/D変換器4に供給さ
れるクロックであり、シフトレジスタ5a、5bも、こ
の周期で動作する。81はROM7の動作タイミングを
示したものである。すなわち、クロック81の立上りタ
イミングで、シフトレジスタ5a、5bの内容をサンプ
ルし、アドレスの一部7j、7kとしてROM7に与え
る。また、ラッチ回路5c、5dも、このクロック81
の立上りタイミングでROM7の出力の一部7a、7b
をラッチし、ラッチした値をアドレス一部7l、7mと
してとROM7に与える。
【0055】このように、本例によれば、ROM7は、
2仮識別値毎に処理を行うため、ビット周期の2倍の周
期で動作すれば足りる。
【0056】次に、本例に係る仮識別修正回路(図7、
5)のROM7の内容を示す。
【0057】
【表1】
【0058】表1は、ROM7の入力アドレスと出力デ
ータの関係の1部を示している。
【0059】表1は、2仮識別値と2中間識別値の4つ
のデータよりなる入力データ列の内3個が確度が高く、
1個が信頼度の低い場合のものである。
【0060】表中、左欄、分類番号n1/n2/n3
は、n1は4入力データの内、n1個が確度の高いデー
タであることを示す。n1=3の場合、確度の低いデー
タの位置(4仮識別値の先頭、2番目、3番目、4番
目)によって、4つの状態に分類できる。n2は、この
状態を区別するための数値である。n3はn1、n2で
指定される状態内に含まれる入力データ列中の、各デー
タ列の識別番号である。したがい、表1は、入力データ
列の3番目(図7、7l)のみが確度の低いデータであ
る場合についてのものである。
【0061】表1に示すように、この場合、変調規則を
満足しないデータ列は6種類ある。例えば、3/2/2
の入力データ列0、0*、1、0、は、第3データ(7
k)に孤立した1が存在している。第1データ(7m)
と第3データ(7k)が確度の高いデータであるため、
第2仮識別値値を強制的に1に変換して変調規則を満足
させる。以下、同様な規則に従い表1の内容を定める。
なお、7eは、前述した入力データ列中に、変調規則を
満足しないものがあったことを知らせるフラグの値であ
る。
【0062】次に表2に、n1=2、n=2の場合につ
いて、その1部を示す。
【0063】
【表2】
【0064】表2はn1=2、n2=の場合であるの
で、第1データ(7m)と第3データ(7k)に確度の
低いデータが存在している。たとえば、表中、2/2/
2の入力データ列0*、0、1*、0は、第2データ
(7l)と第4データ(7j)が確度の高いものでであ
るので、第3データ(7k)の孤立した1*が強制的に
0*に変更されて出力される。この、2/2/2のデー
タ列と表1、3/2/2のように、確度を考えない場合
には、同じデータ列となるものでも、確度の低いデータ
の分布に応じて最終識別値は異なるものとなる。
【0065】次に、各n1の値に対して取りえるn2の
最大値を表3に示す。
【0066】すなわち、あるn1に対して、確度の低い
データの分布状態数を示す。
【0067】
【表3】
【0068】表3より、全体で16通りの分布を考慮す
ればよいことが分かる。
【0069】以下、各分布状態に対応する表のうち、n
=3の場合を例にとり、表1で示した3/2/n3以外
の表を表4、5、6に示す。
【0070】なお、表1、表2から分かるように、n3
=0〜7と15〜8の入力データ列および出力データ列
は0と1を反転し、0*と1*を反転した関係になって
いるので、表4、5、6では、n3=8〜15の部分の
みを示す。
【0071】
【表4】
【0072】
【表5】
【0073】
【表6】
【0074】さて、本例では、表6の分類番号3/4/
10の場合の出力データ列1、0、1、1*ははローレ
ベルの孤立があるので変調規則を満足していないが、第
1、2、3入力データ(7l、7m、7k)1、0、1
は確度の高い信号であるのでこのまま出力する。しか
し、この場合最終識別結果に必ず符号誤りがあることに
なる。
【0075】そこで、符号誤り検出信号7eを複数ビッ
トに拡張し、最終識別結果が必ず誤りとなるものや、仮
識別値の修正が複数個におよんだデータ列に含まれてい
たデータであるものや、1つの仮識別値を修正したデー
タ列に含まれていたデータであるものや、誤りの可能性
が低いもの等の分類に対応して、符号誤り検出信号7e
の出力値を定めるようにしてもよい。そして、後段に設
けた誤り訂正回路や誤り検出回路に、符号誤り検出信号
7eによって誤りの可能性の高いビット等を指定するこ
とにより、効率的な誤り訂正を行うことができる。
【0076】次に、本発明に係るデジタル信号識別回路
の第2の実施例について説明する。
【0077】本第2実施例は、短波長記録による大きな
歪に対処するためのものである。
【0078】図9に、本第2実施例に係るデジタル信号
識別回路の構成を示す。
【0079】図9中、符号1、2、3、4、6、5は、
先に図4、7において同符号で示した部位と同等の部位
である。図示するように、本実施例においては、A/D
変換器4と仮識別修正回路5との間に最悪記録信号列対
処回路9を挿入した。
【0080】最悪記録信号列対処回路9はシリアルパラ
レル変換回路91、ROM92、パラレルシリアル変換
回路92を有している。本実施例では、ROM92をア
ドレス幅11ビットのROMとしている。
【0081】A/D変換器4の出力信号は、シリアルパ
ラレル変換回路91を介して、ROM92に入力され
る。ROM92の出力はパラレルシリアル変換93によ
って、A/D変換器4の出力と同じ形態に戻され、仮識
別修正回路5に入力する。
【0082】さて、記録密度が高い短波長記録の場合、
ある特別な最悪記録信号列、たとえば00001100
00または1111001111の再生信号が、常に0
001*110000または1110*001111と
常に誤って仮識別される場合がある。しかし、これらの
仮識別値は、変調規則に合致しているので、仮識別修正
回路5によって正しく最終識別することができない。
【0083】そこで、11ビット入力のROM8によっ
て、このような再生信号列を、変調規則への合致の有無
にかかわらずに、強制的に0000*110000また
は1111*001111と変更して仮識別修正回路5
に出力する。なお、他の再生信号列は何等の変更を加え
ないで、仮識別修正回路5に出力する。すなわち、00
01110000信号の再生信号列000111000
0は、0001110000のまま出力する。また、0
0011*10000も、やはりそのまま出力する。
【0084】もちろん、どの様な記録信号列が、常に誤
って識別されるかは再生等化方式に依存するので、あら
かじめ記録再生実験を行い、最悪記録信号列を求め、R
OM92の内容を定めておく。
【0085】次に、本発明に係るデジタル信号識別回路
の第3の実施例について説明する。
【0086】本実施例は、図識別回路のLSI化が容易
になるように、A/D変換器のクロックの周波数を先に
示した実施例の半分にする。
【0087】図10に本第3実施例に係るデジタル信号
識別回路の構成を示す。
【0088】図10中、符号1、2、3、6は、先に図
7において同符号で示した部位と同等の部位である。な
お、15a、15bは図7における仮識別修正回路5中
のシフトレジスタ5a、5bに代えて設けたラッチ回路
である。ラッチ回路15a、15bより後段の仮識別修
正回路5の構成は、図7に示した構成と同じであるので
図10においては省略している。
【0089】図示するように、本第3実施例に係るデジ
タル信号識別回路は、ビット周期の2倍の周期のクロッ
クで動作する2つのA/D変換器を並列に備えている。
2つのA/D変換器41、42は、相互に逆位相のクロ
ックで動作する。PLL6は量A/D変換器41、42
に供給する、再生信号に同期したビット周期の2倍の周
期のクロックを生成し、反転回路10は一方のA/D変
換器に供給するクロックの位相を反転する。また、ラッ
チ回路15a、15bは、対応するA/D変換器の出力
をビット周期の2倍の周期でラッチする。
【0090】このようにすることにより、A/D変換器
41、42およびラッチ回路15a、15bは、図7中
のA/D変換器7、シフトレジスタ5a、5bと同等の
機能を果たすことができる。したがい、A/D変換器4
1、42も、図7に示した仮識別修正回路におけるRO
M7と同じく、ビット周期の2倍の周期で動作すれば足
りることになる。したがい、仮識別回路と最終識別回
路、もしくはさらにPLLを含んだLSIを構築するこ
とが容易となる。
【0091】以上説明してきたように、本実施例によれ
ば、再生信号の確度を考慮し、しかも、当該ビットの前
後を参照して識別を行うので、デジタル信号の識別に雑
音の影響を受けにくい。また、識別回路としてROMを
用いているので、ROMを取替えることにより、識別に
用いる規則を柔軟に変更でき、本実施例を適用する機器
や装置の特性に適合させ易い。また、典型的には、RO
Mとシフトレジスタのみで構成することができるので、
さほど回路規模が大きくなることもない。
【0092】なお、以上の実施例では、仮識別回路4を
2ビットのA/D変換器とした。しかし、ROMの入力
アドレス幅を大きくし、A/D変換器のレベル数を、よ
り多くするようにしてもよい。このように、A/D変換
機のレベル数を拡張することにより、たとえば、再生等
化後の信号が+1、0、−1の3値信号である場合等に
も対処できることができる。
【0093】また、ROMの入力アドレス幅を大きく
し、最終識別対象時に最終識別対象仮識別値の前後に参
照する仮識別値数を増加させるようにしてもよい。
【0094】また、本実施例においては、8−12符号
で変調されたデジタル信号を識別する場合を例に取り、
反転間隔がビット周期の2倍以上であることを変調規則
として用いたが、本実施例は、8−12符号以外の種々
の変調方式に対しても適用することができる。たとえ
ば、DAT等に用いられている8−10符号に対して
は、10ビット中の1と0の数が同数であるという点を
変調規則として用いて最終識別を行うようにすればよ
い。
【0095】また、いわゆるD2方式のデジタルビデオ
テ−プレコ−ダ等に用いられているM2FM符号に対し
ては、信号の反転周期が1ビット周期以上2ビット周期
以下であるという点を変調規則として用いて最終識別を
行うようにすればよい。
【0096】最後に、本実施例に係るデジタル信号識別
回路を用いたデジタルビデオテ−プレコ−ダの再生系の
構成を図11に示す。
【0097】図11中、110は磁気テ−プ、111は
本発明に係るデジタル信号識別回路、112はデータ複
合を行うデシャッフリングブロック、113は誤り訂正
回路、115はD/A変換回路であり、再生したアナロ
グ映像信号をディスプレイに出力する。
【0098】以上、デジタルビデオテ−プレコ−ダへの
適用を例に取り本発明に係るデジタル信号識別回路の実
施例を説明してきたが、本実施例は、デジタルオ−ディ
オテ−プレコ−ダや、磁気ディスク装置や、光ディスク
装置や、光磁気ディスク装置等、変調したデジタル信号
を記録する種々の記録再生装置に適用することができ
る。
【0099】また、記録再生装置の他、一般の通信装置
における伝送信号の識別等に用いることができる。
【0100】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、小規模
の回路で、より正確にデジタル信号を識別することので
きるデジタル信号識別方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るデジタル信号識別回
路の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に係るA/D変換器のデジタル
変換のようすを示した説明図である。
【図3】本発明の実施例に係る仮識別修正回路が行う最
終識別処理例を示した説明図である。
【図4】本発明の第1実施例に係る仮識別修正回路の第
1の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例に係る仮識別修正回路が行う最
終識別処理例を示した説明図である。
【図6】本発明の実施例に係る仮識別修正回路が行う最
終識別処理例を示した説明図である。
【図7】本発明の第1実施例に係る仮識別修正回路の第
2の構成例を示すブロック図である。
【図8】第2の構成例による仮識別修正回路の動作タイ
ミングを示すタイムチャ−トである。
【図9】本発明の第2実施例に係るデジタル信号識別回
路の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明の第3実施例に係るデジタル信号識別
回路の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施例に係るデジタルビデオテ−プ
レコ−ダの構成を示す説明図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッド 2 再生信号増幅器 3 再生等化器 4 A/D変換器 5 仮識別修正回路 6 フェ−ズロックル−プ回路 7 ROM51 シフトレジスタ 52 ROM 5a、5b シフトレジスタ 5c、5d ラッチ回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G11B 20/14 341 B 8322−5D (72)発明者 沢村 秀彦 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号の各ビットの値を識別するデ
    ジタル信号識別方法であって、 デジタル信号の状態に応じて、各ビットの値と当該値の
    確度を求める仮識別ステップと、 仮識別ステップで求めた各ビットの値の誤りを修正する
    ステップであって、求めた確度が低いものを、確度の高
    いものより高い優先度で修正の対象とする最終識別ステ
    ップとを有することを特徴とするディジタル信号識別方
    法。
  2. 【請求項2】デジタルデータを所定の変調方式に従って
    変調した信号であるデジタル信号の各ビットの値を識別
    するデジタル信号識別方法であって、 デジタル信号の状態に応じて、各ビットの値と当該値の
    確度を求める仮識別ステップと、 仮識別ステップで求めた各ビットの値のうち、求めた確
    度が低くかつ前記変調方式の変調則を満たさない値を修
    正する最終識別ステップとを有することを特徴とするデ
    ィジタル信号識別方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載のデジタル信号識別回路であ
    って、前記デジタル信号の状態とは、デジタル信号レベ
    ルの大きさであることを特徴とするデジタル信号識別方
    法。
  4. 【請求項4】請求項2記載のデジタル信号識別方法であ
    って、 前記変調方式は、デジタル信号のビットの値の最小反転
    周期がビット周期の2倍以上であるという変調則を有
    し、 前記最終識別ステップは、前記仮識別ステップで求めた
    複数のビットの値より成るビット値列中において、ビッ
    ト周期の2倍未満でビットの値が反転している場合に、
    ビットの値の最小反転周期がビット周期の2倍以上とな
    るように、当該ビット値列中に含まれる確度の低いビッ
    トの値を修正するステップであることを特徴とするデジ
    タル信号識別方法。
  5. 【請求項5】デジタルデータを所定の変調方式に従って
    変調した信号であるデジタル信号の各ビットの値を識別
    するデジタル信号識別回路であって、 デジタル信号の状態に応じて、各ビットの値と当該値の
    確度を求める仮識別回路と、 仮識別回路で求めた各ビットの値のうち、確度が低くか
    つ前記変調方式の変調則を満たさない値を修正する最終
    識別回路とを有することを特徴とするディジタル信号識
    別回路。
  6. 【請求項6】請求項5記載のデジタル信号識別回路であ
    って、 前記仮識別回路は、前記デジタル信号をデジタル変換し
    たデータを出力する2ビット以上の分解能を持つA/D
    変換器であって、前記デジタル信号の各ビットの値と当
    該ビットの値の確度は、A/D変換器が出力するデータ
    の各ビットの値の組み合わせにより表現されることを特
    徴とするディジタル信号識別回路。
  7. 【請求項7】請求項6記載のデジタル信号識別回路であ
    って、 前記最終識別回路は、前記A/D変換器の出力する複数
    のデータを入力アドレスとし、当該入力アドレスが示す
    デジタル信号の複数ビットの値の内の特定の1または複
    数のビットの値が、確度が低くかつ前記変調方式の変調
    則を満たさないものである場合には前記特定のビットの
    値を修正した値を出力し、その他の場合には前記特定の
    1または複数のビットの値を出力するメモリであること
    を特徴とするディジタル信号識別回路
  8. 【請求項8】請求項6記載のデジタル信号識別回路であ
    って、 前記最終識別回路は、入力アドレスの第1の部分を前記
    A/D変換器の出力する複数のデータとし、 自身の出力の第1の部分を入力アドレスの第2の部分と
    し、 自身の出力の第2の部分として、前回のアクセス時に入
    力された前記入力アドレスの第1の部分の値が示すデジ
    タル信号の複数ビットの、当該複数のビット中の確度が
    低くかつ前記変調方式の変調則を満たさないビットの値
    を修正した値を出力するメモリであることを特徴とする
    ディジタル信号識別回路。
  9. 【請求項9】請求項5記載のディジタル信号識別回路で
    あって、 前記変調方式は、デジタル信号のビットの値の最小反転
    周期がビット周期の2倍以上であるという変調則を有
    し、 前記最終識別回路は、前記仮識別回路が求めた複数のビ
    ットの値を参照し、当該複数のビットより成るビット値
    列中において、ビット周期の2倍未満でビットの値が反
    転している場合に、ビットの値の最小反転周期がビット
    周期の2倍以上となるように、当該ビット値列中に含ま
    れる確度の低いビットの値を修正することを特徴とする
    デジタル信号識別回路。
  10. 【請求項10】請求項6記載のデジタル信号識別回路で
    あって、 前記A/D変換器の出力する複数のデータを入力アドレ
    スとし、当該入力アドレスが示す複数のデータより成る
    データ列が特定のデータ列であった場合に、これを予め
    定めたデータ値列に変換し、前記前記A/D変換器の出
    力する複数のデータに代えて、前記最終識別回路に出力
    するメモリであることを特徴とするデジタル信号識別回
    路。
  11. 【請求項11】請求項5記載のデジタル信号識別回路で
    あって、 前記仮識別回路は2ビット以上の分解能を有する2つの
    A/D変換器であって、2つのA/D変換器は前記デジ
    タル信号を、当該デジタル信号のビット毎に交互にデジ
    タル変換して出力し、 前記デジタル信号の各ビットの値と当該ビットの値の確
    度は、各A/D変換器が出力するデータの各ビットの値
    の組み合わせにより表現されることを特徴とするディジ
    タル信号識別回路。
  12. 【請求項12】デジタル映像データを変調した記録信号
    を再生デジタル信号としてビデオテ−プより読みだす磁
    気ヘッドと、磁気ヘッドが読みだした再生デジタル信号
    を増幅する再生信号増幅器と、再生信号増幅器が増幅し
    た再生デジタル信号の再生等化処理を行う再生等化器
    と、再生等化器が再生等化した再生デジタル信号の値を
    識別する請求項5記載のデジタル信号識別回路と、デジ
    タル信号識別回路が識別した値に従って、前記デジタル
    映像データを復調するデータ復調器と、データ復調器が
    復調した前記デジタル映像データが示す映像を表示する
    ためのアナログ映像信号を出力するD/A変換器とを有
    することを特徴とするデジタルビデオテ−プレコ−ダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998039848A1 (fr) * 1997-03-04 1998-09-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede d'estimation serielle
AU705414B2 (en) * 1997-03-04 1999-05-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of sequence estimation

Cited By (3)

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WO1998039848A1 (fr) * 1997-03-04 1998-09-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Procede d'estimation serielle
AU705414B2 (en) * 1997-03-04 1999-05-20 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Method of sequence estimation
US6314387B1 (en) 1997-03-04 2001-11-06 Mitsubishi Denki Kabushiki Method of sequence estimation

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