JPH04247546A - 代表金融端末設定方法 - Google Patents

代表金融端末設定方法

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JPH04247546A
JPH04247546A JP3033554A JP3355491A JPH04247546A JP H04247546 A JPH04247546 A JP H04247546A JP 3033554 A JP3033554 A JP 3033554A JP 3355491 A JP3355491 A JP 3355491A JP H04247546 A JPH04247546 A JP H04247546A
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JP
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JP3033554A
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Kiyouta Kunitoshi
國利 恭太
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の端末とこれらの
端末の間の通信制御を行なう通信制御装置から成る通信
システムにおいて、各端末の中から予め設定された固有
の処理を実行する代表端末を設定して運用する場合、こ
の代表端末と各端末との通信を円滑に実行することので
きる通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関等において構築されている金融
オンラインシステム(通信システム)は、所定の係員の
操作する複数の端末と、これら端末の通信制御を一括し
て行なう通信制御装置が設けられている。端末は、他の
端末と通信を行なう場合、通信制御装置を介して実行す
ることになる。
【0003】図2に、従来一般の通信システムの概念図
を示す。図に示した通信システム1には、通信制御装置
(CCL)2,3、構内中速ループ(LP)4,5、端
末11〜15、そして通信回線6が設けられている。
【0004】通信制御装置2,3は、それぞれLP4,
5に接続された端末間の通信制御及び、通信回線6を介
して通信制御装置相互の通信制御を行なうもので、それ
ぞれにはアドレス(ノードアドレス:NAD)、“0”
,“1”が付与されている。LP4,5は、例えばLA
N(local area network)等からな
るものである。通信回線6は、通信制御装置相互の通信
を実現するディジタル伝送路等からなるものである。端
末11〜15は、所定の係員が例えば入出金等の取引を
実現するために操作するものである。
【0005】以上の構成の通信システムにおいて、各端
末には、固有の端末識別名が付与されている。例えば端
末11の場合は“NST000”、端末12,13は“
NST001”,“NST002”、同様に端末14,
15には“NST003”,“NST004”が付与さ
れている。これらの端末識別名は、通信を実行する場合
に利用される。
【0006】さて、通信システム1を構築し、各端末の
間で通信を実行する場合には、予めCCL2,3への登
録が必要となる。例えば端末11〜13は、LP4に接
続されていることをCCL2に登録する。この登録は、
自己に付与された端末識別名をCCL2に通知する。こ
の通知を受付けたCCL2ではLP4上の物理的な位置
を把握し、LP4に接続された端末のテーブルを作成す
る。
【0007】次に、通信しようとする相手方の登録を行
なう。これは、各端末毎に実施されるもので、例えば端
末11は、端末12,13を通信相手とする場合、これ
ら端末の端末識別名“NST001”,“NST002
”を通信制御装置2に通知する。この通知を受付けたC
CL2では、端末識別名“NST000”と端末識別名
“NST001”,“NST002”を対応させる対応
テーブルを作成する。
【0008】CCL3に接続された端末14,15につ
いても同様の処理がなされる。また、CCL2は端末1
4,15を直接管理することができないため、端末11
〜13が通信相手として端末14,15を指定した場合
、CCL3に端末14、15が所属しているか否かを問
合せ、所属していた場合には、CCL3から端末14,
15の情報を獲得し、対応テーブルを作成する。CCL
3において、通信相手として端末11〜13が指定され
た場合も同様である。
【0009】さて、各端末の機能を一律に設定するので
なく、例えば取引の決済の権限を持った係員が操作する
端末は特別の取扱をする場合がある。このような係員に
より操作される端末を、ここでは代表端末と呼ぶことに
する。
【0010】例えば、代表端末が端末11である場合を
例に説明を行なう。この場合、各端末に代表端末が端末
11であることを予め登録しておく。この登録は、各端
末に設けられた所定のレジスタ等に、端末識別名“NS
T000”を格納することによりなされる。なお、各端
末共に通信相手として“NST000”を登録しておく
必要がある。
【0011】そして、決済が必要な取引を実行する場合
、例えば各端末に設けられ図示しないキーボード上の“
決済キー”を押下することになる。この“決済キー”を
押下することにより、各端末では、予め登録されたレジ
スタの内容、即ち代表端末の端末識別名を読出し、この
端末識別名で示される端末(端末11)を通信相手とし
て、CCLをアクセスする。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】さて、権限を持った係
員が、例えば端末13の設置箇所に移動したものとする
。この場合、代表端末を端末11から端末13に変更す
る必要がある。これは、変更を行なわない場合、端末1
1を権限の無い係員が操作し、不正取引を実施してしま
う恐れがあるためである。
【0013】このように代表端末を変更する場合、各端
末のレジスタの端末識別名の内容を“NST000”か
ら“NST002”に変更することになるが、この変更
の操作は、各端末全てについて実施しなければならず、
非常に手間の係る作業を強いられ、また、迅速に代表端
末の変更に対応できないといった問題が生じていた。
【0014】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、代表端末の変更を容易かつ迅速に実施することので
きる通信制御方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の通信制御方法は
、複数の端末と、当該端末の間の通信制御を行なう通信
制御装置を備え、前記端末は、前記通信制御装置を介し
て他の前記端末と通信を行なう場合、予め自己を特定す
る端末識別名及び通信相手の前記端末識別名を前記通信
制御装置に登録する通信システムにおいて、前記何れか
の端末を、予め設定された固有の処理を実行する代表端
末に設定する場合、当該端末の前記端末識別名とは異な
る仮想端末識別名により登録し、前記代表端末を通信相
手として登録する場合、前記仮想端末識別名を用いるも
のである。
【0016】
【作用】代表端末を通信相手として通信制御装置に設定
する場合、何れの端末にも該当しない仮想的な仮想端末
識別名を用いて登録する。この仮想端末識別名は何れの
端末においても共通の名称である。通信制御装置に、仮
想端末識別名と前記代表端末とを結付けるテーブルを用
意する。各端末が代表端末装置と通信を行なう場合は仮
想端末識別名を用いて通信相手を指定することにより、
通信制御装置は、代表端末に設定された端末との通信を
確立する。
【0017】
【実施例】図1に、本発明に係る通信システムの概念図
を示す。図に示した通信システム20には、通信制御装
置(CCL)2,3、構内中速ループ(LP)4,5、
端末11〜15、そして通信回線6が設けられている。
【0018】通信制御装置2,3は、それぞれLP4,
5に接続された端末間の通信制御及び、通信回線6を介
して通信制御装置相互の通信制御を行なうもので、それ
ぞれにはアドレス(ノードアドレス:NAD)、“0”
,“1”が付与されている。LP4,5は、例えばLA
N(local area network)等からな
るものである。通信回線6は、通信制御装置相互の通信
を実現するディジタル伝送路等からなるものである。端
末11〜15は、所定の係員が例えば入出金等の取引を
実現するために操作するものである。
【0019】以上の構成の通信システム20は、先に図
2において説明した通信システム1と比べると、通信制
御装置2,3に代表端末管理部21,22が新たに設け
られた点が異なる。その他の構成は同一であるため、重
複する説明は省略する。
【0020】代表端末管理部21,22は、それぞれ、
CCL2,3に所属する端末から後に説明する、代表端
末の、登録、移動、削除コマンドが通知された場合、C
CL2,3に設けられる図示しないテーブルの生成等を
行なうものである。ここでは、代表端末を示す仮想端末
識別名として“PUBLIC”が利用されるものとする
。従って、代表端末管理部21は、コマンドと共に“P
UBLIC”が通知された場合に、起動するものとする
【0021】さて、本発明においても、各端末は、それ
ぞれCCL2,3に自己及び通信相手の端末識別名を登
録する。ここで、図3以降を参照しながら通信システム
20における本発明の通信制御方法の説明を行なう。
【0022】まず初めに、例えば端末13を代表端末に
設定する場合に、CCL2に生成される対応テーブルに
ついて説明する。図3乃至図5は、本発明に係るテーブ
ル説明図である。まず初めに図3に示すように、端末1
1は、自己がCCL2に所属していることを登録する必
要がある。この登録を行なうと、CCL2には、タイト
ルIDテーブルインデックス31に自ノードタイトルE
U(自識別)変換テーブルアドレス31aを設定する。
【0023】この自ノードタイトルEU変換テーブルア
ドレス31aに示される領域には、図4に示すように端
末13に関する自ノードタイトルEU変換テーブル32
が生成される。この自ノードタイトルEU変換テーブル
32は、通信制御装置2が端末11をアクセス際に必要
な情報を得るための見出し部分で、自ノード収容タイト
ル32a(内容“NST002”)及び、この自ノード
タイトルEU変換テーブル32にリンクされるターミナ
ル情報テーブル33のアドレス、即ちターミナル情報テ
ーブルアドレス32bが格納されている。
【0024】ターミナル情報テーブルアドレス32bに
より、自ノードタイトルEU変換テーブル32とターミ
ナル情報テーブル33がリンクされる。ターミナル情報
テーブル33には、端末11の通信規約上の特性を示す
VPEU情報設定テーブル34とEU情報テーブル35
の存在するアドレス、即ち相手任意VPEU情報テーブ
ルアドレス33a、EU情報テーブルアドレス33bが
格納されている。
【0025】相手任意VPEU情報テーブルアドレス3
3aは、CCL2がLP4上の端末11をアクセスする
際に参照する、VPEU(相手識別)情報設定テーブル
34(図5)を示すアドレスである。EU情報テーブル
アドレス33bは、EU情報テーブル35を示すアドレ
スである。
【0026】図5に示したVPEU情報設定テーブル3
4は、通信相手の端末に関する情報を格納するテーブル
で、通信相手の所属するCCLのNAD34a、通信相
手のLP上の位置を示すポート34b、そして他のVP
EU情報設定テーブルとのリンクをとる、次のVPEU
情報テーブルアドレス34cが設定されている。
【0027】このVPEU情報設定テーブル34は、7
組のNAD34a、ポート34bを1グループとして格
納している。このため、7つを越える設定が必要な場合
、次のVPEU情報設定テーブルのVPEU情報テーブ
ルアドレス34cが設定される。
【0028】図4に示したEU情報テーブル35は、C
CL2に登録された端末のLP4上の位置を示すもので
LP4上の7つのポートを一つのEU情報テーブル35
で管理し、EU1〜EU7のポート25b〜35gと、
次のEU情報テーブルアドレス35hが格納されている
【0029】図3に示した他ノードタイトルEU変換テ
ーブル(パブリックタイトルテーブル)36は、例えば
CCL2がCCL3に所属する端末を把握する際に利用
するテーブルで、代表端末の管理にも利用される。
【0030】代表端末の管理に利用する際には、パブリ
ックタイトル36aとして内容“PUBLIC”が格納
され、更にこの項目に対応する実際に端末を特定するた
めにEU情報テーブル2アドレス36bが設けられる。
【0031】そのほかに、この他ノードタイトルEU変
換テーブルがパブリックタイトルテーブルとして利用さ
れているのか否かを示すパブリック項目P及びEU情報
テーブル2アドレス36bが設定されているか否かを示
すリンク項目L36dが設けられている。
【0032】ここで、端末13(NST002)を代表
端末として端末13自身の操作により実行する場合の処
理を図6を参照しながら説明する。図6は、代表端末設
定に係る第1のシーケンスチャートである。まず、端末
13の係員は、代表端末の設定を指示するMOVE−T
ITLE“設定”コマンドと共に、仮想端末識別名及び
代表端末に設定する端末の端末識別名の2つのパラメー
タの入力を行なう。
【0033】これらの情報は、CCL2へ向けて通知さ
れる(ステップS1)。CCL2では、代表端末管理部
21が起動し、CCL2に設けられたタイトルIDテー
ブルインデックス31の自ノードタイトルEU変換テー
ブルアドレス31aを順次読出し、自ノードタイトルE
U変換テーブル32に通知された端末識別名が設定され
ているか否かを判断する。
【0034】この場合、NST002が設定されている
ため、ターミナル情報テーブルアドレス32bを獲得す
ることができる。このターミナル情報テーブルアドレス
32bは、先に設定された他ノードタイトルEU変換テ
ーブル(パブリックタイトルテーブル)36上のEU情
報2テーブルアドレス36bとして格納される。
【0035】代表端末管理部21は、他ノードタイトル
EU変換テーブル36の設定が完了すると、CCL3に
向けて情報の通知を行なうUPDATEコマンドを用い
て、代表端末が端末13に設定されたことを示す“MO
VE:PUBLIC,,NST002 ”の電文を送出
する(ステップS2)。
【0036】CCL3では、UPDATEコマンドを受
付けると、UPDATE−ACKコマンドを用いて応答
を行ない(ステップS3)、処理完了を示すEXECコ
マンドを受付け(ステップS4)、EXEC−ACKコ
マンドを用いて応答を行なう(ステップS5)。そして
CCL2は、端末13に向けて代表端末の設定が完了し
たことを示すMOVE−TITLE−ACKコマンドを
通知し(ステップS6)、処理を終了する。
【0037】次に、CCL3に所属した端末14(NS
T003)を操作して端末13を代表端末に設定する場
合について説明する。図7は、代表端末設定に係る第2
のシーケンスチャートである。まず、端末13の係員は
、代表端末の設定を指示するMOVE−TITLE“設
定”コマンドと共に、仮想端末識別名及び代表端末に設
定する端末の端末識別名の2つのパラメータの入力を行
なう。
【0038】これらの情報は、CCL3へ向けて通知さ
れる(ステップS11)。CCL3では、代表端末管理
部22が起動し、CCL3に設けられたタイトルIDテ
ーブルインデックス31の自ノードタイトルEU変換テ
ーブルアドレス31aを順次読出し、自ノードタイトル
EU変換テーブル32に通知された端末識別名が設定さ
れているか否かを判断する。
【0039】この場合、NST002は設定されていな
いため、CCL3はCCL2に向けて、端末13(NS
T002)が登録されているかの照会を行なうコマンド
、即ちINIT−DOMAIN コマンドを端末識別名
“NST002”と共に通知する(ステップS12)。
【0040】この通知を受けたCCL2では、代表端末
管理部21が起動し、CCL2に設けられたタイトルI
Dテーブルインデックス31の自ノードタイトルEU変
換テーブルアドレス31aを順次読出し、自ノードタイ
トルEU変換テーブル32に通知された端末識別名が設
定されているか否かを判断する。この場合、NST00
2が設定されているため、CCL3に向けて、INIT
−DOMAIN−ACK の応答を返す(ステップS1
3)。
【0041】この応答を受けたCCL3では、CCL3
に向けて情報の通知を行なうUPDATEコマンドを用
いて、代表端末が端末13に設定されたことを示す“M
OVE:PUBLIC,,NST002 ”の電文を送
出する(ステップS14)。
【0042】CCL2では、UPDATEコマンドを受
付けると、UPDATE−ACKコマンドを用いて応答
を行ない(ステップS15)、処理実行の指示を示すE
XECコマンドを受付け(ステップS16)、処理実行
完了後、EXEC−ACKコマンドを用いて応答を行な
う(ステップS17)。
【0043】その後、端末14は代表端末の設定が正常
になされたか否かを確認するため、端末14と端末13
の通信路を確立するためのコマンド、即ちBINDコマ
ンドを実行し(ステップS18)、端末13からの応答
、即ち+RST(肯定レスポンス)を受けると(ステッ
プS19)、処理を終了する。
【0044】次に、代表端末の変更(移動)を行なう場
合について説明する。ここでは、既に端末13(NST
002) が代表端末に設定され、端末12(NST0
01)に代表端末を移動する場合を例に説明する。図8
は、代表端末移動に係る第1のシーケンスチャートであ
る。このシーケンスチャートは、端末11を操作して移
動の処理を行なう場合を示したものである。
【0045】まず、端末11の係員は、代表端末の移動
を指示するMOVE−TITLE“移動”コマンドと共
に、仮想端末識別名、既に代表端末に設定されている端
末及び新たに代表端末に設定する端末識別名の3つのパ
ラメータの入力を行なう。
【0046】これらの情報は、CCL2へ向けて通知さ
れる(ステップS21)。CCL2では、代表端末管理
部21が起動し、CCL2に設けられたタイトルIDテ
ーブルインデックス31の自ノードタイトルEU変換テ
ーブルアドレス31aを順次読出し、自ノードタイトル
EU変換テーブル32に通知された端末識別名が設定さ
れているか否かを判断する。
【0047】この場合、NST002が設定されている
ため、CCL2において、先に図5において説明した要
領で、既に代表端末に対応する項目の内容を端末として
新たな代表端末の設定を行なう。
【0048】更にCCL2は、CCL3に向けて、代表
端末が端末13から端末12へと移動したことを示すコ
マンドを通知する(ステップS22)。このコマンドを
受付けた応答を受けると(ステップS23)、移動に係
る処理の実行を指示するEXECコマンドを出力し(ス
テップS24)、処理が完了したことを示すEXEC−
ACKコマンドを受信し(ステップS25)、代表端末
の移動に係る処理が完了したことを示す、MOVE−T
ITLE−ACKコマンドを出力する。
【0049】一方、CCL2では、EXECコマンド出
力後、端末12,13(NST001,NST002 
)に向けて、代表端末が移動したことを通知するCTE
RM コマンドを出力する(ステップS27,S28)
【0050】端末12,13では、通知を受付けるとC
CL2に代表端末を通信相手として登録するコマンド、
即ちINIT−OTHERコマンドと共に、代表端末を
示す仮想端末識別名PUBLICを出力する(ステップ
S29,S30)。CCL2では、端末12,13の通
知を受付けると、INIT−OTHER−ACKコマン
ドの応答を行ない(ステップS31,S32)、処理を
終了する。
【0051】次に、CCL3に所属した端末14(NS
T003)を操作して代表端末を端末13(NST00
2)から端末14(NST001)に移動する場合につ
いて説明する。図9は、代表端末移動に係る第2のシー
ケンスチャートである。
【0052】まず、端末14の係員は、代表端末の移動
を指示するMOVE−TITLE“移動”コマンドと共
に、仮想端末識別名、既に代表端末に設定されている端
末及び新たに代表端末に設定する端末識別名の3つのパ
ラメータの入力を行なう。
【0053】これらの情報は、CCL3へ向けて通知さ
れる(ステップS41)。CCL2では、代表端末管理
部21が起動し、CCL2に設けられたタイトルIDテ
ーブルインデックス31の自ノードタイトルEU変換テ
ーブルアドレス31aを順次読出し、自ノードタイトル
EU変換テーブル32に通知された端末識別名が設定さ
れているか否かを判断する。この場合、NST002は
設定されていないため、CCL3はCCL2に向けて、
端末12(NST001)の登録に係るテーブル設定を
要求するコマンド、即ちINIT−DOMAIN コマ
ンドを端末識別名“NST001”と共に通知する(ス
テップS42)。
【0054】この通知を受けたCCL2では、代表端末
管理部21が起動し、CCL2に設けられたタイトルI
Dテーブルインデックス31の自ノードタイトルEU変
換テーブルアドレス31aを及び、自ノードタイトルE
U変換テーブル32の設定を行ない、CCL3に向けて
、INIT−DOMAIN−ACK の応答を返す(ス
テップS43)。
【0055】この応答を受けたCCL3では、CCL2
に向けて情報の通知を行なうUPDATEコマンドを用
いて、代表端末が端末13から端末12に移動すること
を示す“PUBLIC,NST002,NST001”
の電文を送出する(ステップS44)。
【0056】CCL2では、UPDATEコマンドを受
付けると、UPDATE−ACKコマンドを用いて応答
を行ない(ステップS45)、処理実行の指示を示すE
XECコマンドを受付け(ステップS46)、処理実行
完了後、EXEC−ACKコマンドを用いて応答を行な
う(ステップS47)。
【0057】一方、CCL3では、EXECコマンド出
力後、端末14,15(NST003,NST004 
)に向けて、代表端末が移動したことを通知するCTE
RM コマンドを出力する(ステップS48,S49)
【0058】端末14,15では、通知を受付けるとC
CL3に代表端末を通信相手として登録するコマンド、
即ちINIT−OTHERコマンドと共に、代表端末を
示す仮想端末識別名PUBLICを出力する(ステップ
S50,S51)。CCL3では、端末14,15の通
知を受付けると、INIT−OTHER−ACKコマン
ドの応答を行ない(ステップS52,S53)、処理を
終了する。
【0059】ここで、端末11(NST001)の代表
端末の設定を解除(代表端末の削除)を端末13の操作
により実行する場合の処理を図9を参照しながら説明す
る。図10は、代表端末削除に係るシーケンスチャート
である。まず、端末13の係員は、代表端末の削除を指
示するMOVE−TITLE“削除”コマンドと共に、
仮想端末識別名及び削除する端末(代表端末)の端末識
別名の2つのパラメータの入力を行なう。
【0060】これらの情報は、CCL2へ向けて通知さ
れる(ステップS61)。CCL2では、代表端末管理
部21が起動し、CCL2に設けられたタイトルIDテ
ーブルインデックス31の自ノードタイトルEU変換テ
ーブルアドレス31aを順次読出し、他ノードタイトル
EU変換テーブル36に通知された仮想端末識別名が設
定されているか否かを判断する。
【0061】この場合、PUBLIC(NST002)
が設定されているため、EU情報テーブル2アドレス3
6b及びリンク項目36dのリセットを行ない、ターミ
ナル情報テーブル33項のリンクを無効化する。
【0062】代表端末管理部21は、他ノードタイトル
EU変換テーブル36の設定が完了すると、CCL3に
向けて情報の通知を行なうUPDATEコマンドを用い
て、代表端末が削除されたことを示す“MOVE:PU
BLIC,NST001”の電文を送出する(ステップ
S62)。
【0063】CCL3では、UPDATEコマンドを受
付けると、UPDATE−ACKコマンドを用いて応答
を行ない(ステップS63)、処理開始を示すEXEC
コマンドを受付け(ステップS4)、処理完了後、EX
EC−ACKコマンドを用いて応答を行なう(ステップ
S65)。
【0064】そしてCCL2は、端末13に向けて代表
端末に変更が生じたことを示すCTERM コマンドを
出力する(ステップS66)。端末13は、CTERM
 コマンドを受付けると、CCL2に向けてINIT−
OTHERコマンドを出力する(ステップS67)。C
CL2は、INIT−OTHERコマンドを受付けると
、代表端末が設定されていない旨の応答、即ちINIT
−OTHER−ACKコマンドを出力し(ステップS6
8)、処理を終了する。CCL3についても同様に、端
末14に対してステップS69〜S71が実施される。
【0065】以上の説明のように、本発明は代表端末の
管理を個々の端末でなく通信制御装置に実施させ、更に
代表端末の変更を何れの端末を利用しても実施できる。
【0066】
【発明の効果】以上の構成の本発明の通信制御方法は、
代表端末の管理を個々の端末で実施する必要がなく、通
信制御装置において実施するため、代表端末の設定及び
変更等を個々の端末を意識することなく実施することが
できる。このため、個々の端末の設定を実施する手間を
かけることなく容易かつ速やかに代表端末の変更を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信システムの概念図である。
【図2】従来一般の通信システムの概念図である。
【図3】本発明に係るテーブル説明図である。
【図4】本発明に係るテーブル説明図である。
【図5】本発明に係るテーブル説明図である。
【図6】代表端末設定に係る第1のシーケンスチャート
である。
【図7】代表端末設定に係る第2のシーケンスチャート
である。
【図8】代表端末移動に係る第1のシーケンスチャート
である。
【図9】代表端末移動に係る第2のシーケンスチャート
である。
【図10】代表端末削除に係るフローチャートである。
【符号の説明】
2,3  通信制御装置(CCL) 4,5  構内中速ループ(LP) 6  通信回線 11〜15  端末 21,22  代表端末

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の端末と、当該端末の間の通信制
    御を行なう通信制御装置を備え、前記端末は、前記通信
    制御装置を介して他の前記端末と通信を行なう場合、予
    め自己を特定する端末識別名及び通信相手の前記端末識
    別名を前記通信制御装置に登録する通信システムにおい
    て、前記何れかの端末を、予め設定された固有の処理を
    実行する代表端末に設定する場合、当該端末の前記端末
    識別名とは異なる仮想端末識別名により登録し、前記代
    表端末を通信相手として登録する場合、前記仮想端末識
    別名を用いることを特徴とする通信制御方法。
JP3033554A 1991-02-01 1991-02-01 代表金融端末設定方法 Pending JPH04247546A (ja)

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