JP3889638B2 - 情報処理装置及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電話会社選択情報を用いてダイヤル発信することにより、選択した電話会社の電話回線に接続し、該接続された電話回線を介して相手先装置と通信を行う機能を有するパーソナルコンピュータ等の情報処理装置及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来例について説明する。
【0003】
(1) :サービスの概要
従来より、電話会社選択情報(又は回線経路選択情報)を用いた「マイライン」(登録商標)と呼ばれる電話会社選択サービスが実施されており、このサービスにより、市内、市外、県外(又は都道府県外)、海外の4つのエリア毎に使用する電話会社を選択できるシステムが運用されている。
【0004】
そして、前記サービスの中で、「マイラインプラス」(付加価値を付けたマイラインの意味)という、使用する電話会社を固定にするサービスがある。以下、これらのサービスについて説明する。
【0005】
(2) :マイラインの説明
図10は従来のマイラインによる電話回線切り換え説明図である。図11は電話会社A内の交換機側装置のデータベース例であり、▲1▼図はデータベース例1、▲2▼図はデータベース例2を示す。以下、図10、図11に基づいて、「マイライン」について説明する。
【0006】
このサービスを実施する場合、電話会社A(この例では、NTT)内には、図10に示したような交換機側装置(通常の電話交換機の他、マイライン実施に必要な制御部等を含む装置)が設置されており、この交換機側装置により、ユーザから受信したダイヤル情報に従って、予め登録されているデータベース(以下、単に「DB」とも記す)の情報を基に、契約した電話会社の電話回線へ自動的に接続切り換えを行うようになっている。
【0007】
前記交換機側装置には、識別番号(電話会社を指定して電話するのに必要な電話番号であり、単に「ID」とも記す)の有無を判別する識別番号有無判別部1と、マイラインの自動切り換えを行うマイライン自動切り換え部2(ID不要)と、前記識別番号による自動切り換え部4(IDが必要)と、DB5、DB6等が設けてある。そして、この例では、切り換え対象の電話会社は、電話会社A(この例では、NTT)、電話会社B、電話会社C、電話会社D、電話会社E、電話会社Fとする。
【0008】
図11の▲1▼図に示したように、DB5には、ユーザの電話番号、ユーザが契約(マイライン契約)した電話会社の情報、その他マイライン契約内容等が登録されている。例えば、電話番号=03−XXXXは電話会社=電話会社D、電話番号=06−XXXXは電話会社=電話会社B、電話番号=XXXX−XXXXは電話会社=電話会社C・・・のように、各情報が登録されている。
【0009】
また、図11の▲2▼図に示したように、DB6には、識別番号と対応する電話会社の電話番号や、その他マイライン契約情報等が登録されている。マイラインによる切り換えは次のようにして行われる。
【0010】
▲1▼:ユーザの電話機またはパソコンから、電話会社A(例えば、NTT)に対し電話番号のみを発信した場合、電話会社Aの交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号無しと判別するので、該識別番号判別部1は、受信したユーザの電話番号をマイライン自動切り換え部2へ送る。
【0011】
マイライン自動切り換え部2は、受け取った電話番号を基にDB5を検索し、ユーザの契約した電話会社の情報(電話番号等)を得る。そして、その電話会社の情報を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは予め契約しておいた電話会社の電話回線を介して、相手装置との通話ができることになる。
【0012】
▲2▼:ユーザのパソコンから、ユーザの電話番号と、電話会社の識別番号を送信した場合、電話会社A内装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号有りと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号と識別番号を識別番号による自動切り換え部4へ送る。
【0013】
識別番号による自動切り換え部4では、受け取った情報を用いてDB6を検索し、ユーザが指定した電話会社の電話番号を得る。そして、その電話会社の電話番号を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは指定した電話会社の電話回線を介して相手装置との通話又は他のデータ通信等ができることになる。
【0014】
(3) :マイラインプラスの説明
図12は従来のマイラインプラスによる電話回線切り換え説明図である。以下、図12に基づいて、従来のマイラインプラスのサービスについて説明する。
【0015】
このサービスを実施する場合、電話会社A内には、図12に示したような交換機側装置(通常の電話交換機の他、マイライン、又はマイラインプラスの実施に必要な制御部等を含む装置)が設置されており、この交換機側装置により、ユーザが送信したダイヤル情報に従って、予め登録されているデータベースの情報を基に、契約した電話会社、又はユーザが指定した電話会社の電話回線へ自動的に接続切り換えを行うようになっている。
【0016】
この場合、電話会社A内の交換機側装置には、識別番号の有無を識別する識別番号有無判別部1と、マイライン解除コードの有無を判別するマイライン解除コード有無判別部8と、マイラインの自動切替を行うマイライン自動切替部2と、識別番号による自動切り換え部4と、DB5、6等が設けてある。そして、この例では、切り換え対象の電話会社は、電話会社A、電話会社B、電話会社C、電話会社D、電話会社E、電話会社Fとする。
【0017】
なお、この場合のDB5、DB6のデータは、図10に示した例と同じなので説明は省略する。マイラインプラスによる電話回線の切り換えは次のようにして行われる。
【0018】
▲1▼:ユーザの電話機又はパソコンから、電話番号のみを発信した場合、電話会社A内の交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号無しと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号をマイライン自動切り換え部2へ送る。
【0019】
マイライン自動切り換え部2は、受け取った電話番号を基に、DB5を検索し、契約した電話会社の電話番号を得る。そして、その電話会社の電話番号を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは予め契約しておいた電話会社の電話回線を介して、相手装置との通話やデータ通信等ができることになる。
【0020】
▲2▼:ユーザのパソコンから、ユーザの電話番号と、指定した電話会社の識別番号を送信した場合、電話会社A内の交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号有りと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号と識別番号をマイライン解除コード有無判別部8へ送る。
【0021】
マイライン解除コード有無判別部8では、この場合、マイライン解除コード無しと判別し、受信したユーザの電話番号をマイライン自動切り換え部2へ送る。マイライン自動切り換え部2は、受け取った電話番号を基に、DB5を検索し、ユーザの契約した電話会社の電話番号を得る。そして、その電話会社の電話番号を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは予め契約した電話会社の電話回線を介して、相手装置との通話ができることになる。
【0022】
▲3▼:ユーザのパソコンから、マイライン解除コード(122)と、ユーザの電話番号と、指定した電話会社の識別番号を送信した場合、電話会社A内の交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号有りと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号と識別番号をマイライン解除コード有無判別部8へ送る。
【0023】
マイライン解除コード有無判別部8では、この場合、マイライン解除コード有りと判別し、受信したユーザのマイライン解除コード(122)と、ユーザの電話番号と、電話会社の識別番号を識別番号による自動切り換え部4へ送る。
【0024】
識別番号による自動切り換え部4では、受け取った情報を用いてDB6を検索し、ユーザが指定した電話会社の電話番号を得る。そして、その電話会社の電話番号を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは指定した電話会社の電話回線を介して相手装置との通話又は他のデータ通信等ができることになる。
【0025】
なお、前記「マイライン解除コード」は、マイラインプラス契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする数字(現在は「122」が使用されている)のことである。また、識別番号は、「電話会社を指定して電話するのに必要な電話番号」のことである。前記の電話番号と組み合わせると、「マイライン解除コード(122)+識別番号+相手先の電話番号」をダイヤルしないと、マイラインプラスのサービスは受けられない。
【0026】
(4) :マイラインプラスによる具体的な切り換え例
図13は、マイラインプラスによる具体的な切り換え例である。以下、図13に基づいて、マイラインプラスによる具体的な切り換え例を説明する。
【0027】
マイラインプラスで契約している場合、契約した電話会社には、識別番号無しで繋がるが、契約していない電話会社に繋げるには、マイライン解除コード(122)+識別番号(電話会社毎に設定されている)を、予めダイヤルしておく必要がある。
【0028】
具体例として、マイラインプラス契約の電話会社に電話会社B、インターネットプロバイダに電話会社Cを契約している場合、図13の例のようになる。
【0029】
▲1▼:例えば、ユーザのパソコンから、電話番号のみを発信した場合、電話会社A内の交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号無しと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号をマイライン自動切り換え部2へ送る。
【0030】
マイライン自動切り換え部2は、受け取った電話番号を基に、DB5を検索し、契約した電話会社Bの電話番号を得る。そして、その電話会社Bの電話番号を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは契約した電話会社Bの電話回線を介して、相手装置との通話ができることになる。
【0031】
▲2▼:ユーザのパソコンから、ユーザの電話番号と、指定した電話会社C(電話会社B以外でインターネットプロバイダと契約した電話会社)の識別番号を送信した場合、電話会社A内の交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号有りと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号と識別番号をマイライン解除コード有無判別部8へ送る。マイライン解除コード有無判別部8では、この場合、マイライン解除コード無しと判別し、受信したユーザの電話番号をマイライン自動切り換え部2へ送る。 マイライン自動切り換え部2は、受け取った電話番号を基に、DB5を検索し、契約済の電話会社Bの電話番号を得る。そして、その電話会社Bの電話番号を用いて該当する電話会社Bの電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは予め契約しておいた電話会社Bの電話回線を介して、相手装置との通信ができることになる。この場合、マイライン解除コードがないため、電話会社Cの電話回線には繋がらない。
【0032】
▲3▼:ユーザのパソコンから、マイライン解除コード(122)と、ユーザの電話番号と、電話会社C(電話会社B以外の電話会社の中からインターネットプロバイダと契約した電話会社)の識別番号を送信した場合、電話会社A内の交換機側装置では、識別番号有無判別部1が、識別番号有りと判別するので、該識別番号有無判別部1は、受信したユーザの電話番号と識別番号をマイライン解除コード有無判別部8へ送る。
【0033】
マイライン解除コード有無判別部8では、この場合、マイライン解除コード有りと判別し、受信したユーザのマイライン解除コード(122)と、ユーザの電話番号と、電話会社Cの識別番号を識別番号による自動切り換え部4へ送る。
【0034】
識別番号による自動切り換え部4では、受け取った情報を用いてDB6を検索し、ユーザが指定した電話会社Cの電話番号を得る。そして、その電話会社Cの電話番号を用いて該当する電話会社の電話回線へ切り換える。このようにして、ユーザは指定した電話会社Cの電話回線を介して相手装置との通信(インターネットアクセス)ができることになる。この場合、マイライン解除コードが有るため、電話会社Cの電話回線に繋がる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のものにおいては、次のような課題があった。
【0036】
図13に示した例の場合(マイラインプラス契約で設定されている電話会社以外の電話会社を指定してダイヤル発信した場合)、マイライン解除コード、識別番号をダイヤルしないと、インターネットプロバイダに繋げることはできず、ユーザがこの内容を知らないで使用すると、接続できない状況になる。すなわち、前記プロバイダは電話会社Cの電話会社にあるため、電話会社Cの電話回線を利用する必要がある。
【0037】
このように、インターネットを利用するには、パソコンのダイヤル情報設定に、マイライン解除コード(122)と、プロバイダと契約した電話会社の識別番号をダイヤルするように設定する必要があり、ユーザのスキル不足による設定ミスなどの問題が発生する。
【0038】
本発明は、このような従来の課題を解決し、ユーザがマイライン契約内容を気にすることなく、簡単にインターネットが利用できるようにすることを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記の目的を達成するため、次のように構成した。
【0040】
(1) :電話会社選択情報を用いてダイヤル発信することにより、選択した電話会社の電話回線に接続し、該接続された電話回線を介して相手先装置と通信を行う機能を有する情報処理装置において、電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベース(マイライン情報データベース)にアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段(マイライン情報取得手段)と、前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部を備えると共に、前記ダイヤル設定情報は、契約しているユーザの電話会社選択状態、設定電話会社の情報を含む電話会社選択契約の情報と、付加価値付き電話会社選択契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コードと、電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいることを特徴とする。
【0041】
(2) :コンピュータを、電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段と、前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報として、契約しているユーザの電話会社選択状態、設定電話会社の情報を含む電話会社選択契約の情報と、付加価値付き電話会社選択契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コードと、電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいる情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0043】
(作用)
前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づいて説明する。
【0044】
(a) :前記(1) 、(2) の作用
電話会社選択情報取得手段(マイライン情報取得ダイヤル発信部12を含む手段)は、電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベース(マイライン情報データベース25)にアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報(契約済マイライン情報)を取得する。
【0045】
そして、ダイヤル情報設定部は、前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報(プロバイダ情報格納部11の情報)を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段(例えば、データベース17)に設定する。
【0046】
このようにすれば、その後、ユーザがインターネットへダイヤルする場合には、インターネットアクセス制御部16を起動すると、該インターネットアクセス制御部16は、データベース17から前記設定されたダイヤル設定情報を読み出し、メモリ18に格納すると共に、相手の電話番号(ユーザUが予め入力した情報)もメモリ18に追加し、その情報を基にインターネットへダイヤルする(相手先へ電話をかける)。この場合、「マイライン解除コード」+「電話会社の識別番号」+「相手先の電話番号」の情報を発信する。
【0047】
この時、電話会社Aの交換機側装置では、前記マイコンからのダイヤル情報を受信すると、電話回線自動切り換え部27により電話回線の自動切り換えを行う。従って、ユーザがマイライン契約内容を気にすることなく、簡単にインターネットが利用できる。
【0048】
また、前記ダイヤル設定情報は、契約しているユーザの電話会社選択状態(マイライン状態)、設定電話会社の情報(マイライン設定電話会社の状態)を含む電話会社選択契約の情報(マイライン契約内容)と、付加価値付き電話会社選択契約(マイラインプラス契約)で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コード(マイライン解除コード)と、電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいる。
【0049】
このような情報を記憶手段に設定しておけば、ユーザがマイライン契約内容を気にすることなく、簡単にインターネットが利用できる。
【0050】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0051】
§1:ユーザ側装置の説明
図2はユーザ側装置のブロック図である。この例は、ユーザ側装置をパーソナルコンピュータ(以下、単に「パソコン」とも記す)により構成した例である。このパソコンには、契約しているインターネットプロバイダの情報(この情報を「プロバイダ情報」と記す)を格納したプロバイダ情報格納部11と、マイライン情報を取得するためのダイヤル発信を行うマイライン情報取得ダイヤル発信部12と、交換機側装置から送られた情報を受信する受信部13と、書き込み可能なRAM等で構成されたメモリ18と、ダイヤル情報等をデータベース17に設定するダイヤル情報設定部14と、インターネットアクセスを制御するインターネットアクセス制御部16と、マイライン情報とプロバイダ情報を基にしたダイヤル設定情報等を格納するデータベース17等を備えている。
【0052】
この場合、前記マイライン情報取得ダイヤル発信部12と、受信部13と、ダイヤル情報設定部14と、インターネットアクセス制御部16等はプログラムにより構成されている。そして、前記マイライン情報取得ダイヤル発信部12には、交換機側装置のマイライン情報データベースにアクセスできる電話番号(予め決めた電話番号)のダイヤル情報を保持している。
【0053】
なお、前記パーソナルコンピュータには、前記各部の他に、通常のパーソナルコンピュータとしての機能を実現するための各種の手段等(CPU、プログラムを格納するためのハードディスク装置等の記憶装置、他のメモリ等の記憶手段、入出力装置、インタフェース部等)が設けてあるが図示省略してある。
【0054】
§2:交換機側装置の説明
図3は交換機側装置のブロック図である。この交換機側装置は、通常の電話交換機の他、マイライン実施に必要な制御部等を含む装置であり、各種通信回線や交換機等を有する特定の電話会社(この例では、NTT)内の装置である。この交換機側装置には図3に示した構成を含んでいる。
【0055】
図示のように、交換機側装置には、ユーザ側装置から発信されたダイヤル情報等を受信するための受信部21と、マイライン情報の内容を判別(マイライン情報取得ダイヤルか否かの判別や、ユーザの電話番号等の判別)するためのダイヤル情報判別部22と、ユーザ装置に対して情報を送信するためのデータ送信部23と、マイライン情報を格納したマイライン情報データベース25と、該マイライン情報データベース25の情報を管理する(情報の新規登録、削除、検索等を行う)データベース管理部24と、電話回線自動切り換え部27(図12に示した各部に相当する手段)等を備えている。
【0056】
この例の場合、前記マイライン情報データベース25には、例えば、ユーザUの契約済マイライン情報として、マイライン契約内容(Uさんの電話番号より)、マイライン情報:プラス、マイライン設定電話会社(例えば、電話会社Y)等の情報が格納されているものとする。
【0057】
§3:マイライン情報データベースの説明
図4はマイライン情報データベース例である。電話会社A内の交換機側装置には、マイライン情報データベース25が設けてあり、このマイライン情報データベース25に、マイライン情報が格納されている。そして、前記マイライン情報データベース25には、No(登録順番)と、ユーザの電話番号と、マイライン又はマイラインプラスの情報と、マイライン設定電話会社(マイライン契約に基づき設定された電話会社)等の情報が格納されている。
【0058】
例えば、No.1では、ユーザの電話番号=042−XXX−XXXX、マイライン又はマイラインプラスの情報=マイラインプラス、マイライン契約電話会社の情報=電話会社Bとなっている。No.2では、ユーザの電話番号=03−XXXX−XXXX、マイライン又はマイラインプラスの情報=マイライン、マイライン契約電話会社の情報=電話会社Cとなっている。
【0059】
No.3では、ユーザの電話番号=045−XXX−XXXX、マイライン又はマイラインプラスの情報=マイラインプラス、マイライン契約電話会社の情報=電話会社Yとなっている。
【0060】
§4:マイライン情報取得時の説明
図5はマイライン情報取得時の説明図である。以下、図5に基づいてマイライン情報取得時の動作を説明する。マイライン情報取得時には、次の順序で動作が行われる。
【0061】
▲1▼:ユーザのパソコンでは、マイライン情報取得ダイヤル発信部12が、電話会社A(例えば、NTT)の交換機側装置に設けたマイライン情報データベースにアクセス可能な電話番号(予め決められた電話番号)をダイヤル発信する。この場合、発信するダイヤル情報(電話番号等)は、マイライン情報取得ダイヤル発信部12を構成するプログラムに予め設定してあるので、その情報を用いてダイヤル発信する。
【0062】
▲2▼:電話会社Aの交換機側装置では、受信部21が前記パソコンからのダイヤル情報を受信し、ダイヤル情報判別部22がそのダイヤル情報を判別する。この時、データベース管理部24は、ダイヤル情報判別部22で判別された電話番号(かかってきたユーザUの電話番号)より、マイライン情報データベース25から、該当するユーザのマイライン情報(例えば、ユーザUのマイライン情報)を検索する。そして、データ送信部23が、検索結果のマイライン情報を、ユーザのパソコンへ送信する。この場合、ユーザUのマイライン情報は、マイライン状態:マイラインプラス、マイライン設定電話会社:電話会社Y等である。
【0063】
▲3▼:ユーザのパソコンでは、受信部13が前記交換機側装置から送信されたマイライン情報を受信し、ダイヤル情報設定部14が受信したマイライン情報をデータベース17に格納する。
【0064】
この時、ダイヤル情報設定部14は、プロバイダ情報格納部11に格納されているプロバイダ情報(インターネット契約プロバイダの電話会社の情報を含む)を読み出し、前記受信したマイライン情報と比較することにより、インターネット契約プロバイダの電話会社(X社とする)と、データベース17に格納したマイライン情報に含まれるマイライン契約電話会社(Y社とする)が同じか否かを判断する。
【0065】
その結果、両者が同じならば、X社の識別番号(例えば、4桁)とマイライン解除コード(例えば、122)が、既にデータベース17に格納されていれば、削除する(重複した情報の一方を削除して1つにする)。また、両者が異なっていたら、X社の識別番号をデータベース17に追加する。
【0066】
次に、ダイヤル情報設定部14は、受信したマイライン情報を基に、マイラインプラスか否かを判断し、マイラインプラスでなければ、データベース17の情報はそのままとし、マイラインプラスであれば、マイライン解除コード(122)をデータベース17に追加する。このようにして、データベース17に、ユーザUのマイライン情報とプロバイダ情報を基にしたダイヤル設定情報が格納され、管理された状態となる。
【0067】
▲4▼:その後、インターネットへダイヤルする場合には、インターネットアクセス制御部16を起動すると、該インターネットアクセス制御部16は、データベース17から前記設定されたダイヤル設定情報を読み出し、メモリ18に格納すると共に、相手の電話番号(ユーザUが予め入力し、いずれかの記憶手段に保持されている情報)もメモリ18に追加し、その情報を基にインターネットへダイヤルする(相手先へ電話をかける)。この場合、「マイライン解除コード」+「電話会社の識別番号」+「相手先の電話番号」の情報を発信する。
【0068】
▲5▼:電話会社Aの交換機側装置では、前記マイコンからのダイヤル情報を受信すると、電話回線自動切り換え部27により電話回線の自動切り換えを行う。なお、電話回線自動切り換え部27は、図12に示した交換機側装置の機能(従来のマイラインプラスによる自動切り換え機能と同じ)が含まれている。
【0069】
§5:ユーザ側装置におけるダイヤル情報設定時の処理の説明
(1) :ダイヤル情報設定時の処理
図6はユーザ側装置のダイヤル情報設定時の処理フローチャートである。以下、図6に基づいて、ダイヤル情報設定時の処理を説明する。なお、S1〜S8は処理ステップを示す。また、この例では、マイラインプラス契約の電話会社が電話会社Yとし、インターネットプロバイダに電話会社Xを契約しているとする。
【0070】
ユーザのパソコンでは、マイライン情報取得ダイヤル発信部12が、電話会社A(例えば、NTT)の交換機側装置に設けたマイライン情報データベースにアクセス可能な電話番号(予め決めた電話番号)をダイヤル発信し、マイライン情報データベースの情報要求を送信(ダイヤル発信)する(S1)。
【0071】
次に、電話会社Aの交換機側装置から受信したマイライン情報(マイライン情報データベースの検索結果)をパソコンに取り込む(S2)。この場合、ユーザのパソコンでは、受信部13が前記交換機側装置から送信されたマイライン情報を受信し、ダイヤル情報設定部14が受信したマイライン情報をデータベース17に格納する。
【0072】
そして、ダイヤル情報設定部14は、プロバイダ情報格納部11に格納されているプロバイダ情報(インターネット契約プロバイダの電話会社の情報を含む)を読み出し、前記受信したマイライン情報と比較することにより、インターネット契約プロバイダの電話会社(X社とする)と、データベース17に格納したマイライン情報に含まれるマイライン契約電話会社(Y社とする)が同じか否かを判断する(S3)。
【0073】
その結果、両者が同じならば、X社の識別番号(例えば、4桁)とマイライン解除コード(例えば、122)が、データベース17に格納されていれば、削除する(重複した情報の一方を削除して1つにする)。これにより設定終了とする。以降、データベース17に、ダイヤル設定情報が保存され管理される(S6)。また、S3の処理において、両者が異なっていたら、X社の識別番号を、パソコンのデータベース17に追加する(S4)。
【0074】
次に、ダイヤル情報設定部14は、受信したマイライン情報を基に、マイラインプラスか否か(ユーザUがマイラインプラスに契約していたか否か)を判断し(S5)、マイラインプラスでなければ、S6の処理へ移行し(データベース17の情報はそのままとし)、マイラインプラスであれば、マイライン解除コード(122)をデータベース17に追加し(S8)、S6の処理へ移行する。
【0075】
このようにして、データベース17に、ユーザUのマイライン情報とプロバイダ情報を基にしたダイヤル設定情報が格納され、管理された状態となる。
【0076】
(2) :送信時のユーザ側装置の処理
図7はユーザ側装置の送信時の処理フローチャートである。以下、図7に基づいて、ユーザ側装置の送信時の処理を説明する。なお、S11〜S16は各処理ステップを示す。また、この処理は、前記図6に示した処理終了後に行う処理である。
【0077】
先ず、ユーザのパソコンのインターネットアクセス制御部16は、データベース17の設定情報を基に、マイライン解除コードは有るかを判断し(S11)、有れば、マイライン解除コードをメモリ18に追加する(S12)。次に、電話会社Xの識別番号はあるかを判断し(S13)、有れば、電話会社Xの識別番号をメモリ18に追加する(S14)。
【0078】
次に、ユーザUが予め入力した情報を基に、相手の電話番号をメモリ18に追加する(S15)。その後、インターネットアクセス制御部16は、メモリ18のダイヤル情報を用いて電話をかける(インターネットへダイヤル)(S16)。
【0079】
また、前記S11の処理において、マイライン解除コードがなければ、S12の処理を行うことなく、S13の処理へ移行する。また、S13の処理において、電話会社Xの識別番号がなければ、S14の処理を行うことなく、S15の処理へ移行する。以上のようにして、送信時の処理を行う。
【0080】
§6:交換機側の処理の説明
図8は交換機側装置の処理フローチャートである。以下、図8に基づいて、交換機側の処理を説明する。なお、S31〜S41は各処理ステップを示す。
【0081】
電話会社Aの交換機側装置では、受信部21がユーザ側装置(パソコン)からのダイヤル(ダイヤル情報)を受信すると(S31)、ダイヤル情報判別部22が、受信したダイヤル情報からユーザ側のパソコンの電話番号を取得する(S32)。そして、前記ダイヤルが、マイライン情報取得用のダイヤルかを判断し(S33)、マイライン情報取得用のダイヤルであると判断した場合には、データベース管理部24がマイライン情報データベース25を検索し、該当するユーザ(この例ではユーザU)のマイライン情報を取り出す(S38)。次に、データ送信部23は、前記取り出したマイライン情報(ユーザUのマイライン情報)をユーザのパソコンへ送信し(S39)、この処理を終了する。
【0082】
また、前記S33の処理において、ダイヤル情報判別部22が、マイライン情報取得用のダイヤルでないと判断した場合には、電話回線自動切り換え部27により、通常の回線接続(従来例と同じ)を行う。そして、電話回線自動切り換え部27は、マイライン解除コード(122)があるかを判断し(S35)、有れば、電話会社を識別するダイヤルを調査して対象の電話会社を特定し(S40)、該当の電話会社に繋げる(S41)。
【0083】
また、前記S35の処理において、マイライン解除コード(122)がなければ、マイラインプラスか否かを判断し(S36)、マイラインプラスでなければS40の処理へ移行し、マイラインプラスであれば、契約の電話会社に繋げる電話会社が電話会社A(NTT)の場合は、そのまま電話番号の相手に繋げる(S37)。
【0084】
§7:具体的な装置例とプログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体の説明
図9は具体的な装置例である。前記ユーザ側のパソコンは、コンピュータ本体31と、該コンピュータ本体31に接続されたディスプレイ装置32、入力装置(キーボード/マウス等)33、リムーバブルディスクドライブ(「RDD」という)34、ハードディスク装置(「HDD」という)35等で構成されている。
【0085】
そして、コンピュータ本体31には、内部の各種制御や処理を行うCPU37と、プログラムや各種データを格納しておくためのROM38(不揮発性メモリ)と、RAM等の書き込み可能なメモリ39と、インタフェース制御部(「I/F制御部」という)40と、通信制御部41等が設けてある。なお、前記リムーバブルディスクドライブ(RDD)34には、フレキシブルディスクドライブや光ディスクドライブ等が含まれる。
【0086】
前記構成の装置において、例えば、ハードディスク装置(HDD)35の磁気ディスク(記録媒体)に、前記パソコンの処理(マイライン情報取得ダイヤル発信部12、受信部13、ダイヤル情報設定部14、インターネットアクセス制御部16等の処理)を実現するためのプログラムを格納しておき、このプログラムをCPU37が読み出して実行することにより、前記パソコンが行う処理を実行する。
【0087】
しかし、本発明は、このような例に限らず、例えば、ハードディスク装置(HDD)35の磁気ディスクに、次のようにしてプログラムを格納し、このプログラムをCPU37が実行することで前記処理を行うことも可能である。
【0088】
▲1▼:他の装置で作成されたリムーバブルディスクに格納されているプログラム(他の装置で作成したプログラムデータ)を、リムーバブルディスクドライブ34により読み取り、ハードディスク装置35の記録媒体に格納する。
【0089】
▲2▼:通信回線を介して他の装置から伝送されたプログラム等のデータを、通信制御部41を介して受信し、そのデータをハードディスク装置35の記録媒体に格納する。
【0090】
以上の説明に対し、次の構成を付記する。
【0091】
(付記1)
電話会社選択情報を用いてダイヤル発信することにより、選択した電話会社の電話回線に接続し、該接続された電話回線を介して相手先装置と通信を行う機能を有する情報処理装置において、
電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段と、
前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部と、
を備えていることを特徴とする情報処理装置。
【0092】
(付記2)
前記ダイヤル設定情報は、
契約しているユーザの電話会社選択状態、設定電話会社の情報を含む電話会社選択契約の情報と、
付加価値付き電話会社選択契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コードと、
電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【0093】
(付記3)
コンピュータに、
電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段と、
前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部の機能を実現するためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0094】
(付記4)
コンピュータに、
電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段と、
前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部の機能を実現するためのプログラム。
【0095】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
【0096】
(1) :請求項1、2では、電話会社選択情報取得手段は、電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する。
【0097】
そして、ダイヤル情報設定部は、前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段に設定する。
【0098】
このようにすれば、その後、ユーザがインターネットへダイヤルする場合には、インターネットアクセス制御部が、記憶手段から前記設定されたダイヤル設定情報を読み出し、メモリに格納すると共に、相手の電話番号(ユーザUが予め入力した情報)もメモリに追加し、その情報を基に、自動的にインターネットへダイヤルする(相手先へ電話をかける)ことができる。
【0099】
このように、インターネットアクセスに必要な情報を自動的に設定し、かつ、自動的に発信することができるので、ユーザがマイライン契約内容を気にすることなく、簡単にインターネットが利用できる。特に、電話会社選択情報の解除コードも自動的に設定できるので、忘れずにダイヤル発信でき、簡単にインターネットが利用できる。
【0100】
(2) :また、ダイヤル設定情報は、契約しているユーザの電話会社選択状態、設定電話会社の情報を含む電話会社選択契約の情報と、付加価値付き電話会社選択契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コードと、電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいる。
【0101】
このような情報を自動的に記憶手段に設定しておけば、ユーザがマイライン契約内容を気にすることなく、簡単にインターネットが利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施の形態におけるユーザ側装置のブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における交換機側装置のブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるマイライン情報データベース例である。
【図5】本発明の実施の形態におけるマイライン情報取得時の説明図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるユーザ側装置のダイヤル情報設定時の処理フローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態におけるユーザ側装置の送信時の処理フローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態における交換機側装置の処理フローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態における具体的な装置例である。
【図10】従来のマイラインによる電話回線切り換え説明図である。
【図11】交換機側装置のデータベース例であり、▲1▼図はデータベース例1、▲2▼図はデータベース例2である。
【図12】従来のマイラインプラスによる電話回線切り換え説明図である。
【図13】従来のマイラインプラスによる具体的な切り換え例である。
【符号の説明】
1 識別番号有無判別部
2 マイライン自動切り換え部
3 電話会社Aの回線
4 識別番号による自動切り換え部
5、6、17 データベース(DB)
8 マイライン解除コード有無判別部
11 プロバイダ情報格納部
12 マイライン情報取得ダイヤル発信部
13 受信部
14 ダイヤル情報設定部
24 データベース管理部
16 インターネットアクセス制御部
21 データ受信部
22 ダイヤル情報判別部
23 データ送信部
25 マイライン情報データベース
27 電話回線自動切り換え部
31 コンピュータ本体
32 ディスプレイ装置
33 入力装置(キーボード/マウス等)
34 リムーバブルディスクドライブ(RDD)
35 ハードディスク装置(HDD)
37 CPU(中央演算処理装置)
38 ROM(リード・オンリ・メモリ)
39 メモリ(RAM等)
40 インタフェース制御部(I/F制御部)
41 通信制御部
Claims (2)
- 電話会社選択情報を用いてダイヤル発信することにより、選択した電話会社の電話回線に接続し、該接続された電話回線を介して相手先装置と通信を行う機能を有する情報処理装置において、
電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段と、
前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部を備えると共に、
前記ダイヤル設定情報は、
契約しているユーザの電話会社選択状態、設定電話会社の情報を含む電話会社選択契約の情報と、
付加価値付き電話会社選択契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コードと、
電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいることを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータを、
電話回線を介して、交換機側装置の電話会社選択情報データベースにアクセス可能な電話番号をダイヤル発信することにより、前記電話会社選択情報データベースに登録されているユーザの契約済電話会社選択情報を取得する電話会社選択情報取得手段と、
前記取得した電話会社選択情報と、自装置内に予め設定されているプロバイダ情報を用いて、契約しているインターネットプロバイダのアクセスポイントに対しダイヤル発信を行うためのダイヤル設定情報として、契約しているユーザの電話会社選択状態、設定電話会社の情報を含む電話会社選択契約の情報と、付加価値付き電話会社選択契約で設定されている電話会社以外の電話会社を使用する場合にダイヤルする電話会社選択情報の解除コードと、電話会社を指定して電話するのに必要な電話会社の識別番号を含んでいる情報を、自装置内の記憶手段に設定するダイヤル情報設定部として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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