JPH0424748Y2 - - Google Patents

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JPH0424748Y2
JPH0424748Y2 JP5786387U JP5786387U JPH0424748Y2 JP H0424748 Y2 JPH0424748 Y2 JP H0424748Y2 JP 5786387 U JP5786387 U JP 5786387U JP 5786387 U JP5786387 U JP 5786387U JP H0424748 Y2 JPH0424748 Y2 JP H0424748Y2
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JP
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guide
fixed
guide rail
frame
pulley
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  • Guides For Winding Or Rewinding, Or Guides For Filamentary Materials (AREA)
  • Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案の、固定側と移動側との間で電線や配管
などのケーブルを連結するための装置に関する。
従来技術 例えば実開昭58−115825号の公報は、固定側の
部分と可動側の部分との間にローラ式の倍速機構
を介在させ、そのローラにケーブルを巻き掛けて
案内することを開示している。その考案の倍速機
構は、2つのローラ部分で平坦面を走行すること
を前提としているため、複雑な工作機械の案内用
として用いられず、またローラを固定側の上面で
重力作用を利用し、転がり案内しているため、垂
直な案内面に対しそのまま用いられない。
その他、この種の従来技術として、フラツトケ
ーブルやケーブル案内用のチエーンなどが挙げら
れる。しかし、前者のフラツトケーブルは、プリ
ンタのヘツドなど比較的短い距離の給電に用いら
れているが、剛性の点で不充分であるため、長い
距離の給電に不向きである。また後者の、チエー
ン型式のものは、大きな曲げ半径を必要とするた
め、大きな装置となり、組み込み空間などから用
途範囲も限定されるほか、チエーン自体の重量負
荷のため、大きな駆動力を必要とする。
考案の目的 ここに、本考案の目的は、装置全体を軽量化
し、比較的長い距離の案内に対しても軽い力で安
定な状態で案内できるようにし、さらに、重力の
作用方向に対しいずれの方向にも設置できるよう
にすることである。
考案の解決手段 上記目的のもとに、本考案は、基本的な構造と
して、2つのプーリによる倍速機構を採用し、そ
のプーリを枠体によつて支持するとともに、この
枠体の固定側および移動側に断面C字状のガイド
レールを平行な状態で設け、固定側のガイドレー
ルに固定側の案内車の回転輪を嵌め込み、また移
動側のガイドレールに移動側の案内車の回転輪を
嵌め込むことにより、上記枠体をプーリととも
に、固定側の本体フレームと、移動側の移動体と
の間で移動方向にのみ拘束しながら、案内するよ
うにしている。
このような構造の結果、上記枠体は、移動体の
移動とともに、その半分の速度で本体フレームと
移動体との間で移動方向にのみ拘束された状態で
移動するため、比較的長い距離にわたつて安定な
動きをする。ここで、案内対象のケーブルは、2
つのプーリのうち、少なくとも一方のプーリに対
し位置規制された状態で巻き付けられており、そ
れぞれの端部で固定側の案内車および移動側の案
内車に固定されている。
考案の構成 第1図ないし第4図は、本考案のケーブル連結
装置1を示している。このケーブル連結装置1
は、固定側の本体フレーム2と、移動側の移動体
3との間に設けられており、例えば上下方向に長
い枠体4によつて組み立てられている。すなわ
ち、この枠体4は、断面ほぼC字状で移動方向に
平行な2本のガイドレール5と、これらの両端に
溶接などにより取り付けられたプーリ支持部6に
よつて組み立てられている。なお、一対のガイド
レール5は、この実施例によると、枠体4の長手
方向の中心線と異なる側すなわち外側部分で開口
面を形成している。そして、それぞれのプーリ支
持部6は、例えば水平方向の軸7によつて1また
は2以上のプーリ8を回転自在に支持している。
なお、このプーリ8は、長尺体9を巻き掛けるた
めのものであり、その巻き掛け位置を規制するた
めに、規制部として溝付きプーリとなつている。
そして、この長尺体9は、直接相互に接続され
て、無端状となつているか、または固定側の案内
車10および移動側の案内車11を介して無端状
となつて、一対のプーリ8に巻き掛けられてい
る。
この無端状の長尺体9は、すべて電線または配
管などのケーブル91であつてもよく、またこの
実施例のように、少なくとも片側をケーブル91
とし、残りの部分をバランス用のロープ92とし
てもよい。なお、この場合ロープ92は、必要に
応じ、例えば引きスプリング14によつて案内車
11に連結される。もちろん、ケーブル91は、
固定側の案内車10に固定台15に連結された
後、固定側の電線または配管に接続される。また
ケーブル91の移動側の端部は、同様に、案内車
11の固定台16に固定された後、移動体3の接
続対象に連結される。
そして、これらの案内車10,11は、それぞ
れ本体フレーム2、移動体3に取り付けられてお
り、枠体4の移動方向で、例えばボールベアリン
グによる2つの回転輪12,13を左右に備えて
いる。固定側の案内車10の固定輪12は、固定
側のガイドレール5の内部に嵌り、転がり接触の
状態で枠体4を移動体3の移動方向にのみ案内す
る。同様に、移動側の案内車11の4つの回転輪
13は、移動側のガイドレール5に嵌り、その内
面に対し転がり接触の状態で長手方向に移動でき
るようになつている。なお、これらの案内車1
0,11の固定輪12,13は、ガイドレール5
の端部にプーリ支持部6を取り付ける前に、それ
ぞれのガイドレール5の内部に組み込まれる。
考案の作用 移動体3が枠体4の長手方向と平行な移動方向
に移動すると、上下のプーリ8は、動滑車の原理
によつて、移動体3の移動量の半分だけ同じ移動
方向に変位する。この間に、無端状の長尺体9、
すなわちケーブル91およびロープ92は、移動
体3の移動力を受けて、プーリ8に対する巻き掛
け位置を変化させることにより、移動体3の移動
を許容する。このように、長尺体9の巻き掛け位
置が変化しても、プーリ8が溝付きであり、その
巻き掛け位置を常に規制しているため、複数のケ
ーブル91やロープ92は、互いに干渉しないこ
とになる。なお、この移動体3は、ボールねじや
タイミングベルト、あるいはラツク・ピニオンな
どにより、推力を得て移動方向に移動する。
このとき、回転輪12,13は、ガイドレール
5や長尺体9に対する力の掛かり方により、ガイ
ドレール5の片側に当たつて、転がりながら軽い
力で移動する。このため、枠体4はケーブル91
を案内できる程度の強度で足りる。そして、枠体
4は、固定側のガイドレール5で回転輪12に対
し、また移動側のガイドレール5で回転輪13に
対し2箇所で案内される関係にあるため、常に、
移動方向に対し規制された状態で移動する。
考案の変形例 上記実施例は、各端部で2つのプーリ8を採用
しているが、これらはケーブル91の数に応じて
1または2以上設けられるものであり、またそれ
らは、溝付きで一体的に構成してもよい。もちろ
ん、ケーブル91の本数は、電線や配管の数に応
じて必要な数だけ設けられる。
さらに、上記実施例は、ガイドレール5の開口
面を外側、すなわち第1図で左右の側面としてい
るが、これらの開口面は、第1図で正面側あるい
は背面側であつてもよい。さらに、回転輪12,
13は、案内車10,11毎に移動方向で2個設
けられておれば、それぞれの位置でガイドレール
5の方向を規制できるため有利であるが、案内車
10,11に同じ位置で左右1個ずつ設けられて
いても、位置規制可能なため、各位置毎に4個な
くてもよい。
考案の効果 本考案では、次のような特有の効果が得られ
る。
枠体のガイドレールが固定側の案内車の回転
輪、および可動側の案内車の回転輪に対し転がり
接触の状態で嵌り合つているため、枠体の移動方
向が移動体の方向に正確に規制できるので、この
ケーブル連結装置は、重力の作用方向に関係な
く、いずれの方向にも設置できる。
枠体が2本のガイドレールと、それらの両端の
プーリ支持部とで枠組みとして組み立てられてい
るため、軽量かつ薄型となり、狭いスペースに組
み込み可能であり、しかも軽い力で円滑な動作が
可能となるため、移動体に大きな負荷が掛からな
い。
それぞれのプーリに長尺体としてのケーブルお
よびロープなどの巻き掛け位置規制部が形成され
ており、またケーブルやロープなどの端部がそれ
ぞれの案内車の位置で位置決め状態で固定されて
いるため、動作中に長尺体が相互に干渉せず、安
定な案内が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のケーブル連結装置の正面図、
第2図ないし第4図は第1図のそれぞれ−,
−および−線での拡大断面図である。 1……ケーブル連結装置、2……本体フレー
ム、3……移動体、4……枠体、5……ガイドレ
ール、6……プーリ支持部、8……プーリ、9…
…長尺体、10,11……案内車、12,13…
…回転輪、14……引きスプリング、91……ケ
ーブル、92……ロープ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面C字状のガイドレールを移動方向に平行に
    配して両端のプーリ支持部と一体の枠体と、固定
    側の本体フレーム、移動側の移動体に固定した2
    つの案内車と、各案内車に設け移動方向に転がり
    接触の状態でガイドレールと嵌る回転輪と、プー
    リ支持部に回転自在に支持し、長尺体の巻き掛け
    位置規制部をもつプーリと、両案内車の部分にそ
    れぞれのプーリを介して係止した複数の長尺体
    と、これらの長尺体のうち少なくとも片側の長尺
    体を電線、配線等のケーブルとしたことを特徴と
    するケーブル連結装置。
JP5786387U 1987-04-16 1987-04-16 Expired JPH0424748Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5786387U JPH0424748Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5786387U JPH0424748Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63164328U JPS63164328U (ja) 1988-10-26
JPH0424748Y2 true JPH0424748Y2 (ja) 1992-06-11

Family

ID=30887944

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5786387U Expired JPH0424748Y2 (ja) 1987-04-16 1987-04-16

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JP2010063226A (ja) * 2008-09-02 2010-03-18 Hitachi Plant Technologies Ltd ケーブルキャリア

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Publication number Publication date
JPS63164328U (ja) 1988-10-26

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