JPH04247468A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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Publication number
JPH04247468A
JPH04247468A JP3054185A JP5418591A JPH04247468A JP H04247468 A JPH04247468 A JP H04247468A JP 3054185 A JP3054185 A JP 3054185A JP 5418591 A JP5418591 A JP 5418591A JP H04247468 A JPH04247468 A JP H04247468A
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JP
Japan
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image carrier
protective cover
opening
locking piece
cover
Prior art date
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Pending
Application number
JP3054185A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Okabe
功一 岡部
Hiromitsu Koizumi
小泉 弘光
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はたとえば複写機やプリン
タ等のように被転写部材へ画像形成を行う画像形成装置
に係り、特に開閉部の開放時に像担持体(感光体)を外
部光等から保護するための像担持体保護カバーを有する
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置、たとえばレーザビ
ームプリンタは図3に表すように構成されている。
【0003】このレーザビームプリンタ11はレーザ走
査装置12を備えており、このレーザ走査装置12から
レーザビーム13を出力する。
【0004】レーザ走査装置12から出力されたレーザ
ビーム13は、感光体ドラム14の所定の露光位置14
aをその軸方向すなわち主走査方向に繰り返し走査する
。この露光位置14aよりもわずかに手前には感光体ド
ラム14に対向してチャージコロトロン15が配置され
ており、感光体ドラム14の表面を一様に帯電させるよ
うになっている。この帯電後の感光体ドラム14にレー
ザビーム13が照射されることで、ドラム表面には画像
情報に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は
、露光位置14aよりも下流側のドラム表面で現像ロー
ル16により現像される。この現像ロール16の現像に
よって形成されたトナー像は、感光体ドラム14の回転
によってトランスファコロトロン17に対向する位置ま
で移動し、ここで記録用紙(普通紙)に静電的に転写さ
れることになる。
【0005】記録用紙は、このレーザビームプリンタ1
1の下部に着脱自在に配置されたカセットトレイ18に
積層されるようになっている。カセットトレイ18に最
上層に配置された記録用紙は、半月状の形状をした半月
ロール19によってトレイ外に送り出される。送り出さ
れた記録用紙は破線で示した経路を搬送ロール20によ
り搬送され、レジストロール21の先端に到達した時点
でその進行を一旦停止させる。この後、感光体ドラム1
4の回転位置と同期をとって図示しない電磁クラッチが
レジストロール21の回転を開始させ、これにより記録
用紙が一定した速度でかつ安定して搬送を開始される。 この記録用紙は所望のタイミングで感光体ドラム14と
トランスファコロトロン17との間を通過し、この通過
の際にトナー像が転写される。転写の行われた記録用紙
は、トランスファコロトロン25の下流側に配置された
図示しない除電針によってその背面から除電され、ドラ
ム表面から剥離される。剥離された記録用紙は、その緊
張を解くために所定の長さの搬送路22上を搬送された
後、ヒートロール23とプレッシャロール24の対から
なる定着装置に運ばれ、トナー像が用紙面に熱定着され
る。
【0006】定着装置の出口側には定着後の記録用紙2
6の搬送路を切り換えるための切換弁25が設けられ、
この切換弁25の切換作業によって、定着後の記録用紙
はそのまま直進して排出ロール26により第1の排出方
向に排出られるか、装置内を逆コ字状に搬送されて排出
ロール27により第1の排出方向とほぼ逆方向の第2の
排出方向にレーザビームプリンタ11の上部から排出さ
れる。なお、記録用紙に転写されなかったトナー像は、
トランスファコロトロン17のさらに下流側に配置され
たクリーニング装置28によってドラム表面から除去さ
れる。
【0007】ところで、このようなレーザビームプリン
タにおいて、感光体ドラム14は画像形成の中心部をな
すもので、この感光体ドラム14に外光が当たって光疲
労を生じたり、外部から異物が入って損傷を受けるとプ
リント画質が大きく低下する。このような弊害を防止す
るために、従来、種々の遮光部材が設けられている。
【0008】たとえば、特開昭59−58447号公報
には、外装カバーの開閉に連動して感光体ドラム遮光カ
バーを開閉させる機構を有するプリンタが開示されてい
る。また、特開昭57−200052号公報には、装置
本体が上部筐体と下部筐体とに分割され、下部筐体側に
遮光部材の開閉機構を有するプリンタが開示されている
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来の遮光部材を用いたプリンタでは、両者とも遮光部
材の開閉に複雑なリンク機構を用いているため、省スペ
ースという観点から問題があり、装置が大型化していた
【0010】また、特開昭59−58447号公報の構
造では、外装カバーを中途半端に閉じた状態で長時間放
っておくと、装置本体内に光が差し込んで閉じきってい
ない遮光部材の隙間から感光体ドラム表面に光が当たり
、その結果感光ドラム表面が部分的に著しく劣化して部
分的な画像の抜けなどプリント画質に悪影響を及ぼす。 また、この隙間から装置内に異物が入り込むと感光体ド
ラム表面に傷を付けて、やはりプリント画質に悪影響を
与えてしまうという問題があった。
【0011】本発明は係る問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、像担持体の外部光による光疲労を確実
に防止するとともに像担持体表面に異物が侵入して表面
に傷が付くのを防止し、良好なプリント画質が得られ、
かつ装置内の空きスペースを有効に利用して小型化を図
ることができる画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明による画像形成装
置は、像担持体が保持されるとともに、この像担持体に
対して接離可能な像担持体保護カバーを有する装置本体
と、この装置本体に対して開閉可能に設けられた開閉部
と、この開閉部の開閉動作に連動して前記像担持体保護
カバーを接離動作させる保護カバー駆動機構と、前記開
閉部が所定の値以上開放されたとき、前記像担持体保護
カバーが前記像担持体を完全に覆うよう前記保護カバー
駆動機構の作動を調整する保護カバー駆動機構調整手段
とを具備している。
【0013】このような構成により本発明の画像形成装
置では、開閉部が所定の値以上開放されると、像担持体
保護カバーが像担持体を完全に覆ってしまうので、像担
持体の外部光による光疲労を確実に防止するとともに、
像担持体表面に異物が侵入して表面に傷が付くのを防止
でき、良好なプリント画質を得ることができる。
【0014】また、本発明の画像形成装置では、保護カ
バー駆動機構を、前記像担持体保護カバーを前記像担持
体を覆う方向に弾性的に付勢する弾性体と、前記像担持
体保護カバーに設けられた第1の係合片と、この第1の
係合片に対応して第2の係合片を有し、その回動に伴い
前記像担持体保護カバーの接離動作を行うプーリと、こ
のプーリにワイヤを介して弾性的に連結されるとともに
前記開閉部の開閉方向に沿って移動可能に設けられ、そ
の移動に伴い前記プーリを回動させる係止片と、前記開
閉部の開閉方向に沿って移動可能に設けられるとともに
前記係止片に対応して係止部を有し、前記開閉部の開閉
動作に連動して前記係止片を移動させるリンク部材とに
より構成し、前記リンク部材の係止部と前記係止片との
位置関係を、前記像担持体保護カバーが前記像担持体を
完全に覆うタイミングに合わせて設定するものである。
【0015】このような構成であれば、装置内の空きス
ペースに保護カバー駆動機構を配設することが容易にな
り、スペースの有効利用を図ることができる。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0017】図3は本発明の一実施例に係るレーザビー
ムプリンタの概略構成を表したものである。なお、図1
はこのレーザビームプリンタを側面から見たもので、図
の左方がレーザビームプリンタの前面になる。
【0018】このレーザビームプリンタ100は、レー
ザ走査装置101を備えている。レーザ走査装置101
には、画信号に応じてレーザ光を変調して出力する図示
しない半導体レーザが配置されている。この半導体レー
ザから射出されたレーザビームは破線で示すようにポリ
ゴンミラー102に入射し、この回転に応じて偏向され
る。偏向されたレーザビームはfθレンズ103を通過
した後、ミラー104、105により進行方向を変えら
れ、このレーザ走査装置101から出力される。
【0019】レーザ走査装置101から出力されたレー
ザビームの延長上には低速で矢印の方向へ回転する感光
体ドラム106が配置されている。レーザ走査装置10
1から出力されたレーザビームは、この感光体ドラム1
06の所定の露光位置107をその軸方向すなわち主走
査方向に繰り返し走査する。この露光位置107よりも
わずかに手前には感光体ドラム106に対向してチャー
ジコロトロン108が配置されており、感光体ドラム1
06の表面を一様に帯電させるようになっている。この
帯電後の感光体ドラム106にレーザビームが照射され
ることで、ドラム表面には画像情報に対応した静電潜像
が形成される。この静電潜像は、露光位置よりも下流側
のドラム表面で現像装置109によって現像される。こ
の現像装置109内には、トナーを磁気的に穂立ちさせ
て静電潜像の現像を行うための現像ロール110や、カ
ートリッジ内のトナーを現像ロール110に供給するた
めのトナー供給機構111等の部品が配置されている。 現像ロール110には所定の現像バイアスが印加されて
いる。
【0020】現像装置109の現像によって形成された
トナー像は、感光体ドラム106の回転によってトラン
スファコロトロン112に対向する位置まで移動し、こ
こで記録用紙(普通紙)に静電的に転写されることにな
る。なお、本実施例で使用されるチャージコロトロン1
08およびトランスファコロトロン112は単線のコロ
トロンワイヤをシールド部材で覆った空間に張り渡し、
その一端に電圧印加端子を設けた構造となっている。
【0021】次に、記録用紙の搬送経路について簡単に
説明する。図示しない記録用紙は、このレーザビームプ
リンタ100の下部に着脱自在に配置された用紙給紙装
置113内に前面から挿入されたカセットトレイ114
に積層されるようになっている。カセットトレイ114
に最上層に配置された記録用紙は、半月状の形状をした
半月ロール115によってトレイ114外に送り出され
る。なお、半月ロール115の代りにリタードロール等
の他の手段を用いてもよい。
【0022】送り出された記録用紙は破線で示したよう
に経路を搬送ロール128によって進行し、レジストロ
ール129の先端に到達した時点でその進行を一旦停止
させる。この後、感光体ドラム106の回転位置と同期
をとって図示しない電磁クラッチがレジストロール12
9の回転を開始し、これにより記録用紙が一定した速度
でかつ安定して搬送される。このようにして、記録用紙
は所望のタイミングで感光体ドラム106とトランスフ
ァコロトロン112との間を通過する。この通過の時点
だけ、トランスファコロトロン112は放電を行い、こ
れによって感光体ドラム106上のトナー像が静電的に
トランスファコロトロン112方向に吸引され、記録用
紙上にトナー像の転写が行われる。転写の行われた記録
用紙は、トランスファコロトロン112の下流側に配置
された図示しない除電針によってその背面から除電され
、ドラム表面から剥離される。剥離された記録用紙は、
その緊張を解くために所定の長さの搬送路上を搬送され
た後、ヒートロール116とプレッシャロール117と
の対からなる定着装置118に運ばれる。定着装置11
8では記録用紙が所定幅でニップしているヒートロール
116とプレッシャロール117との間を通過する。こ
のとき、記録用紙におけるトナー像の転写された側がヒ
ートロール116側となり、プレッシャロール117は
記録用紙をヒートロール116に押し付けて効率的な熱
伝達を可能にする。ヒートロール116は高温の一定し
た温度に制御されている。この状態で、記録用紙上のト
ナー像は用紙面に熱定着される。
【0023】定着装置118の出口側には出口ロール1
19が用意されており、この出口ロール119には搬送
された記録用紙はレーザビームプリンタ100の上部へ
排出される。記録用紙は前述の径路を経るために記録面
が下になって排出され、1ページづつ順に印刷したもの
を排出された順序のままステープラで閉じることができ
る。
【0024】一方、記録用紙に転写されなかったトナー
像は、トランスファコロトロン112のさらに下流側に
配置されたクリーニング装置120によってドラム表面
から除去される。クリーニング装置120には、ドラム
表面からトナーを削りとるためのブレード120bやト
ナー漏れを防止するためのフィルム120aが配置され
ている。
【0025】本実施例のレーザビームプリンタ100に
おいては、感光体ドラム106とクリーニング装置12
0とチャージコロトロン108と現像装置109とがE
Pカートリッジ121として一体で構成されている。ま
た本実施例のレーザビームプリンタ100ではヒンジ1
22を中心に開閉する前カバー123を有している。こ
の前カバー123を開くことにより、使用者は用紙詰ま
りの除去や、EPカートリッジ121やトランスファコ
ロトロン112の交換を極めて容易に行うことができる
。また本実施例のレーザビームプリンタ100では定着
装置118の着脱も使用者が容易に行えるように構成さ
れている。
【0026】レーザ走査装置101の後方には低圧電源
と高圧電源とからなる電源部124が配置されており、
各構成部品へ必要な電力を供給している。電源部124
の後方には制御装置125が配置されており、レーザビ
ームプリンタ100の電気的制御を行っている。電源部
124と制御装置125の上方には画像情報処理装置1
26が配置され、コンピュータ等から送られてきた画像
情報をレーザビームプリンタ100の言語に翻訳して制
御装置125へ送るようになっている。このように本実
施例のレーザビームプリンタ100では、いわゆる機械
的構成部品を装置の前方に配置し、いわゆる電気的構成
部品127を後方に配置している。
【0027】さらに、このレーザビームプリンタ100
には、感光体ドラム106の前面のほぼ上半分を覆うよ
うに保護カバー200が配設され、これにより外光、異
物等から感光体ドラム106を保護するようになってい
る。
【0028】図1はこの保護カバー200の開閉を行う
保護カバー駆動機構の構成を表し、また図2は保護カバ
ー200の端部の支持構造を表している。
【0029】保護カバー200の長手方向に沿った両端
部にはそれぞれ棒状の支持部200bが設けられており
、この支持部200bが前記EPカートリッジ121の
筐体208に形成された溝208aに回動自在に支持さ
れている。保護カバー200の支持部200bには一端
部が筐体208側に支持されたスプリング209が巻回
され、かつこのスプリング209の他端が保護カバー2
00側の係止部200cに支持されており、この保護カ
バー200を感光体ドラム106を覆う方向に弾性的に
付勢している。この保護カバー200の一端部には第1
の係合片としての棒状の係合片200aが突出している
。装置本体側の筐体201にはプーリ202がその軸部
202cを中心に回動自在に支持されている。このプー
リ202には保護カバー200側の係合片200aに対
応させて第2の係合片としての係合片202aが取り付
けられている。この係合片202aは湾曲形成されてお
り、係合片200aに係合してプーリ202の図に示す
矢印C方向(時計廻り方向)の回転に伴い保護カバー2
00をスプリング209の弾性力に抗して感光体ドラム
106から離脱させるようになっている。
【0030】プーリ202はアイドラプーリ203を介
してワイヤ204により係止片206に連結されている
。図6はプーリ203の支持構造を拡大して表すもので
、このプーリ203はスプリング212により図におい
て反時計廻り方向に弾性的に付勢されている。またワイ
ヤ204は一端がこのプーリ203に取り付けられたワ
イヤ緩み防止用のスプリング211の他端部に連結され
ており、プーリ202はワイヤ204が図の矢印D方向
に引っ張られることによりスプリング212の弾性力に
抗して図において時計廻り方向に回転するようになって
いる。
【0031】係止片206の下部にはリンク部材207
が配設されている。このリンク部材207の一端部は、
図4に表すように前カバー123の中間部においてヒン
ジ210により回転可能に支持されおり、前カバー12
3の開閉に連動して前後(図1のA、B方向)に移動可
能となっている。リンク部材207には係止片206に
対応させて係止部207aが設けられている。
【0032】すなわち、この保護カバー駆動機構では、
リンク部材207は前カバー123の閉動作に連動して
図1において矢印A方向に移動する。このときリンク部
材207の係止部207aが係止片206を矢印A方向
に動かしてワイヤ204を引っ張る。このワイヤ204
が引っ張られることにより、プーリ202が211、2
12の弾性力に抗して時計廻り方向(矢印C方向)に回
転し、この回転に伴いプーリ202の係合部202aが
保護カバー200の係合部200aを引っ掛け、これに
より保護カバー200をスプリング209の弾性力に抗
して反時計廻り方向に回転させる。その結果保護カバー
200は図1に二点鎖線で示すように開く。
【0033】一方、前カバー123を開放させると、リ
ンク部材207が図1において矢印B方向に移動し、一
定のタイミングで係止部207aと係止片206との係
止状態が解除される。係止部207aと係止片206と
の係止状態が解除されると、プーリ202がスプリング
211、212の弾性力により初期位置に復帰するとと
もに、プーリ202の係合部202aと保護カバー20
0の係合部200aとの係合状態が解除され、これによ
り保護カバー200がスプリング209の弾性力により
直ちに初期位置に復帰して閉じる。なお、この保護カバ
ー200が閉じた状態では、図3に示すように保護カバ
ー200の先端部が現像装置109の筐体109に当接
し、これにより感光体ドラム106と保護カバー200
との間にわずかな隙間を保持している。
【0034】図4は本実施例のレーザビームプリンタ1
00の前カバー123を開いたときの保護カバー200
の状態を表す図、一方、図5は同前カバー123閉じた
ときの保護カバー200の状態を表す図である。図4で
は前カバー44は鉛直線(図5に示す閉の位置)からの
角度(開放角)がθ(たとえば10°)となっており、
開放角がこのθ以上では保護カバー200は感光体ドラ
ム106の表面を完全に覆っている。したがって、前カ
バー123をこれ以上開放しても外部から感光体ドラム
106の表面へ光等が直接進入することはない。図4の
状態から前カバー123をさらに閉め、θ<10°にな
ると、保護カバー駆動機構が動作を開始し、θ=0°と
なる直前に感光体ドラム106の表面を露出させる。な
お、前カバー123の開放角がθより小さくなると、保
護カバー200が開き始めるが他の各要素の構成との関
係から感光体ドラム106の表面に光が直接当たること
はない。
【0035】上記保護カバー123の開放角θは任意で
あり、他の構成要素との位置関係から設定される。この
開放角θはリンク部材207の係止部207aと係止片
206との位置関係により調節できる。したがって前カ
バー123をわずかに開けた状態でも保護カバー200
が感光体ドラム106を完全に覆うように構成すること
も可能となる。
【0036】このように本実施例のレーザビームプリン
タでは、前カバー123を一定の角度開放させた状態で
あっても、感光体ドラム106は保護カバー200によ
り完全に覆われているため、前カバー123を完全に閉
じることなく長時間放置した場合でも、感光体ドラム1
06の表面に外部光や異物が進入することはなく、プリ
ント画質の劣化を防止できる。
【0037】また、保護カバー駆動機構をプーリ202
およびワイヤ204を用いて構成し、保護カバー200
に対してワイヤ204により荷重をかけるようにしたの
で、このワイヤ204を三次元的に張ることにより、装
置内の空きスペースを有効に活用することができる。ま
たワイヤ204の長さおよびプーリ202の径を変える
ことにより、開放角θおよび荷重の微調整も可能となる
。なお、ワイヤ204にアラミド繊維を用いるとさらに
高い信頼性が得られる。
【0038】以上実施例を挙げて本発明を説明したが、
本発明は上記実施例に限定するものではなく、その要旨
を変更しない範囲で種々変形可能である。たとえば、上
記実施例では、プーリ202の初期位置への復帰機構を
図6に表すようにスプリング212を用いて構成したが
、このスプリング212の代わりに図7に表すように渦
巻き状のスプリング213を使用するようにしてもよい
。また、上記実施例においては、保護カバー200が感
光体ドラム106の全面の上半分を覆う構造としたが、
その保護範囲は任意であり、たとえば感光体ドラム10
6の前半分全面を覆う構造としてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の画像
形成装置によれば、開閉部が所定の値以上開放されたと
きに像担持体保護カバーが像担持体を完全に覆うように
構成したので、開閉扉を開放させたまま長時間放置した
場合でも、像担持体の外部光による光疲労や異物による
傷の発生を確実に防止でき、プリント画質の劣化を防止
できる。
【0040】また、請求項2記載の画像形成装置によれ
ば、保護カバー駆動機構をワイヤおよびプーリにより構
成したので、装置内の空きスペースを有効に利用でき、
小型かつ信頼性に優れ、特に個人向けに適した画像形成
装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るレーザビームプリンタ
の保護カバー駆動機構を表す分解斜視図である。
【図2】図1の保護カバー駆動機構における保護カバー
支持部の構成を表す斜視図である。
【図3】本発明の一実施例に係るレーザビームプリンタ
の全体構成を表す縦断面図である。
【図4】図1の保護カバー駆動機構の前カバーが開放さ
れたときの状態を表す概略構成図である。
【図5】図1の保護カバー駆動機構の前カバーが閉じた
ときの状態を表す概略構成図である。
【図6】図1の保護カバー駆動機構のプーリ部周辺の構
造を表す側面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係る保護カバー駆動機構
のプーリ部周辺の構造を表す側面図である。
【図8】従来のレーザビームプリンタの概略構成を表す
図である。
【符号の説明】
100  レーザビームプリンタ 106  感光体ドラム(像担持体) 200  保護カバー(像担持体保護カバー)202 
 プーリ 202a  係合部(第1の係合部) 204  ワイヤ 206  係止片 207  リンク部材 207a  係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  像担持体が保持されるとともに、この
    像担持体に対して接離可能な像担持体保護カバーを有す
    る装置本体と、この装置本体に対して開閉可能に設けら
    れた開閉部と、この開閉部の開閉動作に連動して前記像
    担持体保護カバーを接離動作させる保護カバー駆動機構
    と、前記開閉部が所定の値以上開放されたとき、前記像
    担持体保護カバーが前記像担持体を完全に覆うよう前記
    保護カバー駆動機構の作動を調整する保護カバー駆動機
    構調整手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置
  2. 【請求項2】  保護カバー駆動機構は、前記像担持体
    保護カバーを前記像担持体を覆う方向に弾性的に付勢す
    る弾性体と、前記像担持体保護カバーに設けられた第1
    の係合片と、この第1の係合片に対応して第2の係合片
    を有し、その回動に伴い前記像担持体保護カバーの接離
    動作を行うプーリと、このプーリにワイヤを介して弾性
    的に連結されるとともに前記開閉部の開閉方向に沿って
    移動可能に設けられ、その移動に伴い前記プーリを回動
    させる係止片と、前記開閉部の開閉方向に沿って移動可
    能に設けられるとともに前記係止片に対応して係止部を
    有し、前記開閉部の開閉動作に連動して前記係止片を移
    動させるリンク部材とからなり、前記リンク部材の係止
    部と前記係止片との位置関係を、前記像担持体保護カバ
    ーが前記像担持体を完全に覆うタイミングに合わせて設
    定してなる請求項1記載の画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5918091A (en) * 1997-04-25 1999-06-29 Nec Corporation Endless photoreceptor belt for use in a recording device
US7123857B2 (en) 2002-09-24 2006-10-17 Ricoh Company, Ltd. Image bearing member unit, including image bearing shutter

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5918091A (en) * 1997-04-25 1999-06-29 Nec Corporation Endless photoreceptor belt for use in a recording device
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