JP2023132037A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 装置の輸送時における内カバーの外れを抑制する。【解決手段】 筐体と、前記筐体に対して第1回動軸部を中心して回動可能に支持されシートを載置する載置部を有する第1カバーと、前記第1カバーに対して移動可能に設けられ前記第1カバーに載置されたシートの位置を規制する規制部と、前記第1回動軸部と異なる第2回動軸部を中心として前記筐体に対して回動可能に支持され前記第1カバーを開いた状態において前記載置部に載置されるシートの上部をカバーする第2カバーと、を備え、前記規制部と前記第2カバーは、前記載置部に対する移動を規制するために所定位置で互いに係合する係合部を有し、前記第1カバーと前記第2カバーを前記筐体に対して閉めた位置において、前記規制部が前記所定位置で前記第2カバーに規制されることにより、前記第2カバーが前記筐体から外れる前に前記規制部に第2カバーが当接する。【選択図】 図4

Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来から、画像形成装置の側面に設けられた開閉自在な外カバーを開いて、外カバーの内側にシートを載置するシート載置部を有する画像形成装置が知られている。特許文献1には、外カバーに載置されたシート面に防塵等の付着を防止するために、回動自在な内カバーを備える構成が開示されている。さらに、外カバーと内カバーはそれぞれ、開閉のための回動軸部を軸方向の両端部に有し、画像形成装置本体の筐体に対して回動可動に支持されている。
特開平11-92011号公報
近年、画像形成装置の軽量化や作業性が求められており、内カバーは部品の薄肉化や筐体への組立性を簡略化する必要がある。一方で、画像形成装置本体の輸送において、装置重量が軽量になることによって、装置運搬時の衝突や装置を落下させる虞が多くなる。この場合、内カバーと外カバーを閉めた状態において、衝突や落下による衝撃によって、内カバーの回動軸部が筐体の支持部から外れる虞がある。
そこで、本発明の目的は、外カバーと内カバーを装置本体に対して閉めた位置にある状態においても、内カバーが装置本体の支持部から外れることを低減することである。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、筐体と、前記筐体に対して第1回動軸部を中心して回動可能に支持され、シートを載置する載置部を有する第1カバーと、前記第1カバーに対して移動可能に設けられ、前記第1カバーに載置されたシートの位置を規制する規制部と、前記第1回動軸部と異なる第2回動軸部を中心として前記筐体に対して回動可能に支持され、前記第1カバーを開いた状態において前記載置部に載置されるシートの上部をカバーする第2カバーと、を備え、前記規制部と前記第2カバーは、前記載置部に対する移動を規制するために所定位置で互いに係合する係合部を有し、前記第1カバーと前記第2カバーを前記筐体に対して閉めた位置において、前記規制部が前記所定位置で前記第2カバーに規制されることにより、前記第2カバーが前記筐体から外れる前に、前記規制部に第2カバーが当接すること、を特徴とする。
本発明によれば、装置の輸送時における回動軸支持部からの内カバーの外れを低減することができる。
実施形態1における画像形成装置の断面図 実施形態1における外カバーが閉位置の画像形成装置の外観図 実施形態1における外カバーが開位置の画像形成装置の外観図 実施形態1における外カバーが開位置の部分的な詳細図 実施形態1における外カバーが閉位置の部分的な断面図(a)と、斜視図(b) 実施形態1における規制部と外カバーの部分的な詳細図 実施形態2における外カバーが閉位置の部分的な断面図(a)と、斜視図(b)
以下、発明を実施するための形態について、図面を参照して具体的に説明する。
[実施形態1]
<画像形成装置>
図1は、本実施形態にかかわる画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は、下部にシートを給送する給送部101、中部にシートに画像を形成する画像形成部102、上部に画像が形成されたシートを排出する排出部103を備えている。
本実施形態の画像形成装置100は、中間転写ベルト15に沿ってイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの画像形成部Pa、Pb、Pc、Pdを備えた電子写真方式のフルカラープリンタである。画像形成装置100は、例えばUSBメモリやパーソナルコンピュータ等の外部機器(不図示)から画像データを受信し、受信した画像データに基づいてトナー像を記録材Pに形成可能である。記録材Pとしては、例えば普通紙、厚紙、ラフ紙、凹凸紙、コート紙等の用紙、プラスチックフィルム、布など、といった様々な種類のシート材が挙げられる。
本実施形態では、中間転写部60が画像形成部Pa~Pdの下方に設けられている。中間転写部60は、無端状の中間転写ベルト15が複数のローラ(31、32、33)に張架されて矢印R1方向に回転し移動するように構成されている。中間転写ベルト15を張架するローラ31と中間転写ベルト15を挟んで対向する位置には二次転写外ローラ16が設けられ、中間転写ベルト15に担持されるトナー像を記録材Pに転写する二次転写部N2を形成している。二次転写部N2は、ローラ31と二次転写外ローラ16とにより形成される転写ニップ部であり、例えば二次転写外ローラ16に不図示の電源により二次転写電圧が印加されることに応じて記録材P上にトナー像が二次転写される。
次に、画像形成装置100により、4色フルカラーの画像を形成する画像形成プロセスについて説明する。ただし、画像形成装置100が備える4つの画像形成部Pa~Pdは、現像色が異なることを除いて実質的に同一の構成を有している。そこで、ここではブラックの画像形成部Pdについて説明し、その他の画像形成部Pa~Pcについては説明を省略する。
画像形成部Pdは、感光体としての感光ドラム10dを有する。感光ドラム10dは、不図示のドラム駆動モータにより矢印R2方向に回転される。この感光ドラム10dの周囲には、帯電装置11d、現像装置12d、一次転写ローラ14d、クリーニング装置13dが設けられている。
画像形成の動作が開始されると、回転する感光ドラム10dの表面が帯電装置11dによって一様に帯電される。次に、帯電された感光ドラム10dの表面は、露光装置2から発せられる画像信号に対応したレーザ光Ldにより露光される。これにより、感光ドラム10d上に画像信号に応じた静電潜像が形成される。感光ドラム10d上に形成された静電潜像は、現像装置12d内に収容された現像剤によってトナー像に現像される。本実施形態の場合、1台の露光装置2が画像形成部Pa~Pdの上方に設けられ、1台の露光装置2のみで複数の感光ドラム10a~10dを露光する。つまり、1台の露光装置2が露光のために複数の画像形成部Pa~Pdで共用されている。
感光ドラム10d上に形成されたトナー像は、中間転写ベルト15を挟んで配置された一次転写ローラ14dの間で形成される一次転写部N1dにて、中間転写ベルト15へ一次転写される。この際、一次転写ローラ14dには、不図示の電源により一次転写電圧が印加される。中間転写ベルト15は、感光ドラム10dから転写されたトナー像を担持して搬送する。なお、一次転写後に感光ドラム10dの表面に残ったトナーなどの付着物は、クリーニング装置13dによって除去される。
このような動作をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成部Pa~Pdで順次行い、中間転写ベルト15上で4色のトナー像を重ね合わせる。その後、トナー像の形成タイミングに合わせてカセット40に収容された記録材Pが二次転写部N2に搬送される。以上が、画像を形成する画像形成プロセスである。
次に、画像形成プロセスに合わせて形成された画像を記録材Pに転写するためのシート搬送プロセスについて説明する。画像形成装置100の下方には、記録材Pを給送する給送部101は設けられ、給送部101は主に記録材Pを収容するカセット40と、カセット40に収容された記録材を給送する給送ローラ901が設けられる。給送ローラ901は、カセット40に載置された記録材Pをレジストレーションローラ902に向けて給送する。レジストレーションローラ902は記録材Pの斜行を補正し、中間転写ベルト15上のトナー像と同期して記録材Pを二次転写部N2に搬送する。そして、二次転写外ローラ16に不図示の電源によって二次転写電圧が印加されることに応じて、中間転写ベルト15上のトナー像が記録材P上に二次転写される。
その後、トナー像が二次転写された記録材Pは、定着装置50へ搬送される。定着装置50は、記録材Pを搬送しつつ加熱、加圧して記録材Pにトナー像を定着させる。定着装置50によりトナー像が定着された記録材Pは上方へ搬送され、排出部103の排出トレイ5に積載される。排出部103は一対の搬送ローラとして第一ローラ71及び第二ローラ72を有し、第一ローラ71と第二ローラ72は互いに当接して記録材Pを挟持搬送可能な排出ニップ部N3を形成し、記録材Pを斜め上方へ向けて排出する。本実施形態における画像形成装置100は、上記の画像形成プロセスとシート搬送プロセスとが相互に作用するように構成されている。
なお、本実施形態では、上記した画像形成部Pa~Pd、中間転写部60、二次転写外ローラ16などにより、記録材Pにトナー像を形成する画像形成ユニット300が構成されている。そして、上記した露光装置2、画像形成ユニット300、定着装置50、給送ローラ901、レジストレーションローラ902、排出部70、カセット40は画像形成装置100に収容され、画像形成装置の枠体を構成する筐体に取り付けられている。
<カバーの開閉と支持構成>
次に、図1、図2および図3を参照して本実施形態におけるカバーの開閉構成について説明する。図2および図3に示すように、画像成形装置100の側面に設けられた外カバー108を手前に開くことで給送部101へのアクセスが可能となる。外カバー108が閉じた状態では外カバー108が直立の姿勢となり、給送部101が覆われる。外カバー108を開いた状態では外カバー108が略水平の姿勢となる。
画像形成装置100を使用しない休止時や輸送する時などにおいて、図2に示すように外カバー108を閉じた状態にする。なお、外カバー108の外側の面は画像形成装置100の外装面である。一方、外カバー108の内側の面は、シートPを載置する載置部102となっている。外カバー108を開いた水平の姿勢のときの、外カバー108の上面が載置部102となる。
また、画像形成装置100の使用時において、載置部102や載置部102に載置されたシートPの上に埃などが載ると、シートPが搬送されると共に埃も装置内部に搬送される。埃が画像形成部102内に侵入すると、シートPに印刷された画像の乱れ等の不具合を引き起こす場合がある。その不具合の発生を抑制するため、載置されたシートPを覆う内カバーである防塵カバー202が備えられている。防塵カバー202は、外カバー108が開いた状態で、載置部102に載置されたシートPの上面を覆う略水平の姿勢と、直立した姿勢とに回動可能である。なお、外カバー108を閉じた位置から開いた位置に開いた場合に、防塵カバー202も防塵カバーの自重により閉じた位置から開いた位置に移動するようになっている。
次に、図4および図5を参照して、画像形成装置100のカバーの開閉における支持構成について説明する。図4は、外カバーおよび内カバーを開いた状態における詳細図である。図5(a)は、外カバーを閉めた位置にあるときの内カバーと外カバー付近の断面図である。図5(b)は、図5(a)の斜視図である。図5(b)に示すように、外カバー108が、直立の姿勢のときの下辺の両端に第1回動軸109が形成されている。第1回動軸109は、筐体に設けられた穴部(不図示)に係合することで回動軸支されている。同様に、防塵カバー202が直立の姿勢にあるときの、防塵カバー202の下辺の両端に第2回動軸203が形成されている。第2回動軸203は、第1回動軸109が係合される穴とは異なる画像形成装置100の筐体に設けられた穴(不図示)に係合することで軸支されている。
また、図5(a)に示すように、防塵カバー202の第2回動軸203を、外カバー108の第1回動軸109よりも画像形成装置本体の幅方向において内側に配置されている。これにより、外カバー108を閉じたとき、防塵カバー202を外カバー108よりも装置の内側に収納することが出来る。これは、外カバー108を開いた状態で、作業者が載置部102にシートPを載置する際は、防塵カバー202を直立の姿勢の位置に退避させる。その際、防塵カバー202が直立の姿勢になることで、回動した防塵カバー202の部位がシート106の載置領域に侵入してはならない。防塵カバー202の部位がシートPの載置領域に侵入すれば、シートPを載置する妨げとなるからである。そのため、防塵カバー202の第2回動軸203は、シートPが載置される領域よりも鉛直方向において上方に位置する必要がある。もし、防塵カバー202の第2回動軸203が、シートPが載置される領域の最上位よりも下方に位置すると、防塵カバー202が直立の姿勢にあるとき、防塵カバー202の回動中心近くの部位がシートPの載置領域に侵入してしまう。また、シートPの載置領域に侵入するカバーの部位を削除すると、防塵カバー202が載置されたシートPを覆う姿勢にあるときに、その削除された部分はシートPの一部を覆うことが出来なくなり、防塵の機能が損なわれる。装置本体のサイズや載置部102の大きさによっては、一つの防塵カバー202でシートPの全体を覆うことが困難な場合がある。その場合は、防塵カバー202をシート搬送方向Dの前方側と後方側の二つ、或いはそれ以上の数に分けた構成としてもよい。
<シートの後端部を規制する規制部>
図4は、図3における載置部102にシートPをセットした時の部分詳細図を示す。載置部102には、載置したシートPの位置を規制するための規制部200を備えている。規制部200は、載置されたシート搬送方向Dの後端側の側面を規制するもので、装置使用時の給送ローラ901などの動作や振動による、載置されたシートPの位置の乱れを抑える機能を有する。
また、規制部200は外カバー198の載置部102に取り付けられており、シート搬送方向D及び逆方向の向きに移動可能に設けられている。規制部200は、載置部102に載置されたシートPの搬送方向の長さに応じて、シートPの後端部を規制する位置に移動可能である。また、規制部200は、載置されるシートPの幅方向に略中央に配置されている。
なお、本実施形態の画像形成装置において、シートPの搬送方向の長さが、画像形成装置100の本体サイズ内に収まる場合は、載置部102をカセット式(不図示)にする構成が用いられる。一方で、実施形態のように、シートPの搬送長さが本体サイズ内に収まらない場合は、外カバー108を開いた面に載置部102を備えた構成となっている。
<内カバーの外れ防止機構>
次に図4、図5および図6を参照して、内カバーの外れ防止機構について説明する。近年では、画像形成装置100の軽量化が望まれている。そのため、カバー部材の厚みを出来るだけ薄くすることや、回動軸の軸支部は相互の係合のみとし、特段の固定部材を使用しない構成としている。一方、装置本体の輸送においては、装置重量の軽量化によって運搬時の荷物の取り扱いが粗雑になり、衝突や落下などによる、装置に対する衝撃力の増大が懸念されている。
特に、輸送時の装置に対する衝撃力は、画像形成装置100内の各部材にも影響する。輸送状態においては、図2のように外カバー108が閉められた位置に保持された状態のため、防塵カバー202も装置の内側に収納された状態にある。この状態で、防塵カバー202に衝撃が加わることで自重により両端の第2回動軸203の軸支部を支点にカバーの中央部が撓む。衝撃の方向が、防塵カバー202の回動軸線からカバー回動端に向かう方向、またはその逆向きの方向、もしくは回動軸線の方向であれば、防塵カバー202の剛性が高く撓みは小さい。しかしながら、衝撃の方向が、防塵カバー202のカバー面に対し直交する方向である場合は、防塵カバー202は剛性が低いため撓みやすい。そして、カバーの撓みが一定量を超えると、第2回動軸203が軸支部から外れ、防塵カバー202が装置内で脱落することになる。
そこで、本実施形態においては、外カバー108を閉じた状態において、外カバー108に設けられた規制部200を防塵カバー202の第2回動軸203の軸線上に近接した所定位置に置くことで、防塵カバー202の撓みを規制部200によって抑制する。所定位置とは、カセットにシートを載置した際の定型紙の後端の位置を規制する位置ではない。つまり、A4やA3やB4やB5などの定型紙をカセットにセットした際にシートの後端を規制する位置ではない。すなわち、防塵カバー202の外れを防止するために設けられた位置である。
外カバー108を閉じた状態において、外カバー108と防塵カバー202は、共に直立した姿勢となる。上述したように、規制部200は載置部102に係合され設けられており,シート搬送方向Dに移動可能である。そして、外カバー108を閉じた状態においては、規制部200の移動の向きは装置の鉛直方向の上下方向となる。規制部200が、移動可能な範囲の中のいずれの位置に在っても、外カバー108を閉じた状態において、防塵カバー202に規制部200が干渉しないように、防塵カバー202と規制部200との間に隙間Gの距離が確保されている。
また、規制部200は、シートPの幅の略中央部に位置している。本実施形態において、外装カバー108を閉じた状態における、防塵カバー202と規制部200とを近接した配置にすると共に、装置の上下方向における規制部200の位置を、防塵カバー202の回動軸線と略同位に置くものである。具体的には、防塵カバー202の回動中心線Aが規制部200の上流側第一の面200aと下流側第二の面200bと、の間に位置することが望ましい。また、前述したように防塵カバー202の構成が、二つ以上の場合であっても、直立した防塵カバー202同士が所定の間隔以下で配置されれば、同様の効果が得られる。つまり、防塵カバー202の第2回動軸203が筐体の軸支部から外れる前に、防塵カバーが規制部200に当接し、防塵カバー202の外れを抑制することが出来る。
図6に示すように、規制部200の移動可動な範囲において、規制部200を所定位置で規制するために、規制部200と外カバー108の位置を互いに係合する係合部が設けられている。具体的には、係合部は、規制部200に弾性変形可能な弾性部204と弾性部204の先端から突出する突出部205を設ける。また、載置部102には規制部200の突出部205の形状に係合する被係合部である凹み部206を設ける。規制部200が移動する際に突出部205が、所定位置で載置部102の凹み部206に係合し、規制部200が防塵カバー202の撓みを抑制するための位置となる。
この構成により、規制部200を所定位置で規制することができ、これにより防塵カバー202の撓みを抑制することが可能となる。上述する弾性部204、突出部205、及び凹み部206は、規制部200或いは載置部102のどちらに備えても同様の効果を得ることが出来る。
[実施形態2]
次に、本発明の実施形態2について説明する。実施形態2は、実施形態1の防塵カバー207のカバーの形状が異なるが、その他の点は実施形態1に対して実質的に相違しない。図7は、実施形態2の防塵カバー207を示した図である。図7(a)は、外カバーを閉めた位置にあるときの内カバーと外カバー付近の断面図である。図7(b)は、図7(a)の斜視図である。
図7(b)に示すように、防塵カバー207の第2回動軸203の中心線長手方向に切り欠き部208がある場合は、規制部200が第2回動軸203の中心線上にあると効果がない。その場合は第2回動軸203の近傍にある輪郭部209に対向する位置に保持されるように、外カバーに停止可能な機構が設ける。具体的には、輪郭部209のリブの厚さの中心線Bが規制部200の上流側第一の面200aと下流側第二の面200bの間に位置することが望ましい。
この構成により、実施形態1と同様の効果を達成することができる。
100 画像形成装置
102 載置部
108 外カバー(第1カバー)
109 第1回動軸部
200 規制部
202 防塵カバー(第2カバー)
203 第2回動軸部
204、205、206 係合部
204 弾性部
205 突出部
206 凹み部(被係合部)

Claims (6)

  1. 筐体と、
    前記筐体に対して第1回動軸部を中心して回動可能に支持され、シートを載置する載置部を有する第1カバーと、
    前記第1カバーに対して移動可能に設けられ、前記第1カバーに載置されたシートの位置を規制する規制部と、
    前記第1回動軸部と異なる第2回動軸部を中心として前記筐体に対して回動可能に支持され、前記第1カバーを開いた状態において前記載置部に載置されるシートの上部をカバーする第2カバーと、を備え、
    前記規制部と前記第2カバーは、前記載置部に対する移動を規制するために所定位置で互いに係合する係合部を有し、
    前記第1カバーと前記第2カバーを前記筐体に対して閉めた位置において、前記規制部が前記所定位置で前記第2カバーに規制されることにより、前記第2カバーが前記筐体から外れる前に、前記規制部に第2カバーが当接すること、を特徴とする画像形成装置。
  2. 前記規制部は、シートの後端部を規制すること、を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1カバーは、前記筐体に対して前記第1回動軸部における両端部で回動可能に支持され、前記第2カバーは、前記筐体に対して前記第2回動軸部における両端部で回動可能に支持されていること、を特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記係合部は、前記規制部に設けられ、前記規制部の一部が弾性変形する弾性部と、前記弾性部の先端から突出する突出部と、前記載置部に前記突出部に係合する被係合部と、から構成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記規制部は、シート搬送方向の上流側に設けられる第1の面と、前記シート搬送方向の下流に設けられ、前記載置部に載置されるシートと当接する第2の面と、を有し、
    前記第1カバーが前記筐体に対して閉めた位置にある状態において、前記第2回動軸における中心の位置は、鉛直方向において前記第1の面と前記第2の面の間に位置すること、を特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1カバーと前記第2カバーが前記筐体に対して閉めた位置にある状態において、前記第2カバーと前記規制部との間に設けられた隙間の距離は、前記筐体に支持されている前記第2カバーの回動軸が外れる撓み量よりも小さいこと、を特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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