JPH04247418A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH04247418A
JPH04247418A JP9154188A JP5418891A JPH04247418A JP H04247418 A JPH04247418 A JP H04247418A JP 9154188 A JP9154188 A JP 9154188A JP 5418891 A JP5418891 A JP 5418891A JP H04247418 A JPH04247418 A JP H04247418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
printing speed
laser
laser beam
control circuit
scanning density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9154188A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2576301B2 (ja
Inventor
Kazuhiko Takahashi
一彦 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP3054188A priority Critical patent/JP2576301B2/ja
Priority to TW81103859A priority patent/TW211612B/zh
Publication of JPH04247418A publication Critical patent/JPH04247418A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2576301B2 publication Critical patent/JP2576301B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画情報に応じた画像を記
録紙上に形成する画像形成装置に係わり、例えばレーザ
プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速、高品質のプリンタとしていわゆる
レーザプリンタが多用されている。このレーザプリンタ
では、画信号に基づいて変調されたレーザビームを一定
速度で回転する回転多面体の各面で反射、偏向し、感光
体ドラムや感光体ベルトの主走査方向に繰り返しに照射
させることで、感光体表面に潜像を形成するようになっ
ている。
【0003】このようなレーザプリンタで、印字速度を
変更する場合には、感光体の表面速度や記録紙の搬送速
度等のいわゆるプロセススピードを変更する必要がある
【0004】しかしながら、このプロセススピードの変
更のみを行うと、画像の副走査方向の密度が変化してし
まう。このため、従来は、プロセススピードと共に、ポ
リゴンミラーの回転速度を変化させて対応するようにな
っていた。同様に、副走査方向の走査密度を変更する場
合は、プロセススピードを変更する必要はないが、回転
多面体の回転速度を変化させる必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の画
像形成装置では、印字速度や走査密度の変更に際し回転
多面体の回転速度を切り換えるようになっていた。しか
しながら、回転多面体は高速で回転させるべきものであ
りその回転速度を正確に切り換えることは容易でなく、
また切換えのための装置回路も大掛かりなものになると
いう欠点があった。
【0006】そこで、本発明の目的は、回転多面体の回
転速度を一切変更することなく、印字速度や走査密度を
変更することのできる画像形成装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、(i) 一定方向に移動する感光体と、(ii)画信
号に基づいて変調されたレーザビームを出力するレーザ
ビーム出力手段と、(iii) 一定速度で回転しなが
ら各面でレーザビームを反射し、感光体上に、その移動
方向である副走査方向と異なる主走査方向に繰り返し照
射させる回転多面体と、(iv)副走査方向の走査密度
の変更要求および印字速度の変更要求に応答して、レー
ザビームの反射に使用する回転多面体の面の間隔を決定
する面間隔決定手段と、(v) この決定手段により使
用が決定された所定間隔の面に同期して1主走査分ずつ
画信号を供給する画信号供給手段とを画像形成装置に具
備させる。
【0008】そして、請求項1記載の発明では、副走査
方向の走査密度や印字速度に応じてレーザビームの反射
に使用する回転多面体の面の間隔を決定し、この決定さ
れた間隔の各面に同期して1主走査分ずつ画信号を供給
することにして本発明の目的を達成する。
【0009】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例に係るレーザビー
ムプリンタの概略構成を表したものである。なお、図1
はこのレーザビームプリンタを側面から見たもので、図
の左方がレーザビームプリンタの前面になる。
【0011】このレーザビームプリンタ100は、レー
ザ走査装置101を備えている。レーザ走査装置101
には、画信号に応じてレーザ光を変調して出力する図示
しない半導体レーザが配置されている。この半導体レー
ザから射出されたレーザビームはポリゴンミラー102
に入射し、この回転に応じて偏向される。偏向されたレ
ーザビームはfθレンズ103を通過した後、ミラー1
04、105により進行方向を変えられ、このレーザ走
査装置から出力される。
【0012】レーザ走査装置101から出力されたレー
ザビームの延長上には一定速度で矢印の方向へ回転する
感光体ドラム106が配置されている。レーザ走査装置
101から出力されたレーザビームは、この感光体ドラ
ム106の所定の露光位置107をその軸方向すなわち
主走査方向に繰り返し走査する。この露光位置107よ
りもわずかに手前には感光体ドラム106に対向してチ
ャージコロトロン108が配置されており、感光体ドラ
ム106の表面を一様に帯電させるようになっている。 この帯電後の感光体ドラム106にレーザビームが照射
されることで、ドラム表面には画像情報に対応した静電
潜像が形成される。この静電潜像は、露光位置よりも下
流側のドラム表面で現像装置109によって現像される
。この現像装置109内には、トナーを磁気的に穂立ち
させて静電潜像の現像を行うための現像ロール110や
、カートリッジ内のトナーを現像ロール110に供給す
るためのトナー供給機構111等の部品が配置されてい
る。現像ロール110には所定の現像バイアスが印加さ
れている。
【0013】現像装置109の現像によって形成された
トナー像は、感光体ドラム106の回転によってトラン
スファコロトロン112に対向する位置まで移動し、こ
こで記録用紙(普通紙)に静電的に転写されることにな
る。なお、本実施例で使用されるチャージコロトロン1
08およびトランスファコロトロン112は単線のコロ
トロンワイヤをシールド部材で覆った空間に張り渡し、
その一端に電圧印加端子を設けた構造となっている。
【0014】次に、記録用紙の搬送経路について簡単に
説明する。図示しない記録用紙は、このレーザビームプ
リンタ100の下部に着脱自在に配置された用紙給紙装
置113内に前面から挿入されたカセットトレイ114
に積層されるようになっている。カセットトレイ114
の最上層に配置された記録用紙は、半月状の形状をした
半月ロール115によってトレイ114外に送り出され
る。なお、半月ロール115の代りにリタードロール等
の他の手段を用いてもよい。
【0015】送り出された記録用紙は破線で示したよう
に経路を搬送ロール128によって進行し、レジストロ
ール129の先端に到達した時点でその進行を一旦停止
させる。この後、感光体ドラム106の回転位置と同期
をとって図示しない電磁クラッチがレジストロール12
9の回転を開始し、これにより記録用紙が一定した速度
でかつ安定して搬送される。このようにして、記録用紙
は所望のタイミングで感光体ドラム106とトランスフ
ァコロトロン112との間を通過する。この通過の時点
だけ、トランスファコロトロン112は放電を行い、こ
れによって感光体ドラム106上のトナー像が静電的に
トランスファコロトロン112方向に吸引され、記録用
紙上にトナー像の転写が行われる。転写の行われた記録
用紙は、トランスファコロトロン112の下流側に配置
された図示しない除電針によってその背面から除電され
、ドラム表面から剥離される。剥離された記録用紙は、
その緊張を解くために所定の長さの搬送路上を搬送され
た後、ヒートロール116とプレッシャロール117と
の対からなる定着装置118に運ばれる。定着装置11
8では記録用紙が所定幅でニップしているヒートロール
116とプレッシャロール117との間を通過する。こ
のとき、記録用紙におけるトナー像の転写された側がヒ
ートロール116側となり、プレッシャロール117は
記録用紙をヒートロール116に押し付けて効率的な熱
伝達を可能にする。ヒートロール116は高温の一定し
た温度に制御されている。この状態で、記録用紙上のト
ナー像は用紙面に熱定着される。
【0016】定着装置118の出口側には出口ロール1
19が用意されており、この出口ロール119には搬送
された記録用紙はレーザビームプリンタ100の上部へ
排出される。記録用紙は前述の径路を経るために記録面
が下になって排出され、1ページづつ順に印刷したもの
を排出された順序のままステープラで閉じることができ
る。
【0017】一方、記録用紙に転写されなかったトナー
像は、トランスファコロトロン112のさらに下流側に
配置されたクリーニング装置120によってドラム表面
から除去される。クリーニング装置120には、ドラム
表面からトナーを削りとるためのブレード120bや、
トナー漏れを防止するためのフィルム120a配置され
ている。
【0018】ところで本実施例のレーザビームプリンタ
100においては、感光体ドラム106とクリーニング
装置120とチャージコロトロン108と現像装置10
9とがEPカートリッジ121として一体で構成されて
いる。また本実施例のレーザビームプリンタ106では
ヒンジ122を中心に開閉する一点破線で示す前カバー
123を有している。この前カバー123を開くことに
より、使用者は用紙詰まりの除去や、EPカートリッジ
121やトランスファコロトロン112の交換を極めて
容易に行うことができる。また本実施例のレーザビーム
プリンタ100では定着装置118の着脱も使用者が容
易に行えるように構成されている。
【0019】レーザ走査装置101の後方には低圧電源
と高圧電源とからなる電源部124が配置されており、
各構成部品へ必要な電力を供給している。電源部124
の後方には制御装置125が配置されており、レーザビ
ームプリンタ100の電気的制御を行っている。電源部
124と制御装置125の上方には画像情報処理装置1
26が配置され、コンピュータ等から送られてきた画像
情報をレーザビームプリンタ100の言語に翻訳して制
御装置125へ送るようになっている。
【0020】以上のように本実施例のレーザビームプリ
ンタ100では、いわゆる機械的構成部品を装置の前方
に配置し、いわゆる電気的構成部品127を後方に配置
している。
【0021】次に、レーザ走査装置101による感光体
ドラム106への走査について詳述する。
【0022】図2は図1の画像形成装置のうち、レーザ
走査に係わる部分を表わしたものである。但し、この図
では、説明上重要でないものは省略してある。
【0023】レーザ走査装置101のポリゴンミラー1
02は、図示しない駆動モータにより一定速度で矢印R
の方向に回転するようになっている。このポリゴンミラ
ー102は6つの面102a〜102fにより、レーザ
発振器11から変調器12を介して入射されるレーザビ
ーム13を順次偏向し、前記したfθレンズ103(図
1)を介して感光体ドラム106の主走査方向Mに一定
速度で走査を行う。従って、ポリゴンミラー102の1
回転で最大6回の主走査が可能である。
【0024】ポリゴンミラー102で反射されたレーザ
ビームは、ビーム16の位置で反射鏡21により角度を
変えられ、ビーム検出器22に入射される。このビーム
検出器22はレーザビームの入射を検出し、制御装置1
25内の水平同期信号制御回路23に対しパルス状のビ
ーム検知信号24を出力するようになっている。
【0025】水平同期信号制御回路23は、ビーム検知
信号24のパルス波形に整形処理等を加え、水平同期信
号31として画像情報処理装置126に出力するが、こ
の際、印字速度制御回路26から与えられた印字速度情
報27と走査密度制御回路28から与えられた走査密度
情報29を基に水平同期信号31が所定の間隔になるよ
うに間引く制御を行う。
【0026】印字速度制御回路26は画像情報処理装置
126から与えられた印字速度制御信号33を基に、印
字速度情報27を出力するほか、感光体ドラム106の
駆動用のモータ34に対して駆動速度制御信号35を出
力するようになっている。
【0027】走査密度制御回路28は画像情報処理装置
126から与えられた走査密度制御信号37を基に走査
密度情報29を出力する。
【0028】レーザ制御回路15は、画像情報処理装置
126から入力された画像情報38に基づきレーザ発振
器11および変調器12の制御を行うようになっている
【0029】なお、主走査はポリゴンミラー102の各
面が感光体ドラム106に対向する期間に対応してポリ
ゴンミラー102の回転周期の6分の1の周期で行われ
るが、この主走査期間のうち画信号に基づくレーザビー
ムの変調はビーム位置17とビーム位置18との間の期
間でのみ行われ、その前後においてはビームはカットオ
フされる。但し、本実施例では、ポリゴンミラー102
の各面が、レーザビーム13をビーム位置16に偏向さ
せるような角度位置に到達した時点においても、毎回一
定振幅でのレーザ出力を行うようになっている。従って
、画信号の供給の有無に係わらず各主走査ごとに必ずビ
ーム検知信号24が出力されることとなる。
【0030】画像情報処理装置126には図示しないコ
ンピュータ等から生の画情報が供給されると共に、印字
速度や走査密度等の印刷パラメータが入力されるように
なっている。供給された生の画情報は、与えられた印刷
パラメータに基づき、要求された印刷状態に適した画像
情報38に変換され、図示しない画像メモリに蓄積され
る。そして、制御装置125の水平同期信号制御回路2
3からの水平同期信号31に同期して1ライン分ずつ出
力されるようになっている。
【0031】ここで印刷パラメータに基づいたデータ変
換を行うのは次のような理由による。すなわち、コンピ
ュータ等から供給された生の画情報は、その1ページ当
たりの総画素数が、指定された走査密度に適合しないこ
ともある。このため、画素を1ラインごとに間引いたり
、あるいは、新たな画素ラインを付加することで画素数
の調整を行うのである。
【0032】図3は、水平同期信号制御回路23から出
力される水平同期信号31と画像情報処理装置126か
ら出力される画像情報38とのタイミング関係を表わし
たものである。この図の(a)に示すように、本来の水
平同期信号31はポリゴンミラー102の回転周期の6
分の1の周期Tを有し、この信号の出力タイミングに同
期して画像情報処理装置126から1ライン分の画像情
報38(同図bの斜線部)が制御装置125(図2)の
レーザ制御装置15に供給されるようになっている。
【0033】以上のような構成の制御装置125および
その周辺装置の動作を説明する。
【0036】走査密度と印字速度の設定、および水平同
期信号31の周期の決定
【0034】図4と共に、印刷に先立って行う走査密度
と印字速度の設定、および水平同期信号31の周期の決
定の動作について説明する。
【0035】図示しないコンピュータから画像情報処理
装置126に対して印刷パラメータを規定する命令が入
力されると(ステップS101)、画像情報処理装置1
26はこれを解読して印字速度制御信号33(図2)お
よび走査密度制御信号37をそれぞれ印字速度制御回路
26および走査密度制御回路28に出力する(ステップ
S102)。
【0036】これを受けた印字速度制御回路26および
走査密度制御回路28では、水平同期信号制御回路23
に対し、それぞれ印字速度情報27および走査密度情報
29を出力する(ステップS103)。このとき、印字
速度制御回路26は、現在設定されている印字速度と異
なる値を要求されたか否かを判定し(ステップS104
)、異なる印字速度のときは(Y)、感光体ドラム06
駆動用のモータ34に駆動制御信号35を出力してモー
タの回転速度を変更する(ステップS105)。
【0037】水平同期信号制御回路23は、入力された
これらの情報を基に水平同期信号31の周期を決定する
。以下、この周期決定動作を詳細に説明する。
【0038】図5は水平同期信号制御回路23を詳細に
表わしたものである。この回路にはレジスタ41を備え
たCPU(中央処理装置)42が設けられ、バス43を
介してメモリ44、カウンタ45、および入出力信号イ
ンタフェイス回路46に接続されている。
【0039】ビーム検出器22からのビーム検知信号2
4、印字速度制御回路26からの印字速度情報27、お
よび走査密度制御回路28からの走査密度情報29は、
入出力信号インタフェイス回路46を介してCPU42
に転送される一方、これを介して水平同期信号31が出
力されるようになっている。入力されたビーム検知信号
24のパルス数はカウンタ45により計数される。
【0040】メモリ44には、水平同期信号31の周期
決定用の参照テーブル48が格納されている。
【0041】図6は参照テーブル48を表わしたもので
ある。このテーブルには、各種の走査密度および印字速
度の組合せに対応して、水平同期信号31の周期が設定
されている。例えば、走査密度Dが600DPI(ドッ
ト/インチ)で印字速度Sが10PPM(プリント枚数
/分)のときの水平同期信号31の周期は、基本周期T
secにすべきことを示している。また、走査密度Dが
400DPIで印字速度Sが5PPMのときの水平同期
信号31の周期は3Tsecにすべきことを示している
【0042】なお、この画像形成装置では、走査密度と
して600、400、300、200DPIの4種類、
印字速度として10、および5PPMの2種類が選択可
能とし、装置起動後のデフォルト値として、走査密度6
00DPI、印字速度10PPMがセットされるものと
する。このテーブルから明らかなように、走査密度D、
印字速度S、および水平同期信号31の周期NTは、常
に次の(1)式を満たす関係にある。但し、Nは正の整
数である。
【0043】D×S×NT=6000T  ……(1)
【0044】さて、図4ステップS103で水平同期信
号制御回路23に印字速度情報27および走査密度情報
29が入力されると、この回路のCPU42はメモリ4
4内の参照テーブル48を参照して、水平同期信号31
の周期として採用すべき値NTを抽出する(ステップS
106)。例えば与えられた走査密度Dが300DPI
、印字速度Sが10PPMの場合には、水平同期信号3
1の周期は2Tとなる。すなわち、N=2である。CP
U42は、このNの値をレジスタ41にセットする(ス
テップS107)。
【0045】このようにして、走査密度と印字速度の設
定、および水平同期信号31の周期の決定が完了する。
【0046】水平同期信号31の周期制御の詳細
【00
47】次に、図7と共に、水平同期信号制御回路23に
よる水平同期信号31の出力制御について説明する。
【0048】レーザ制御回路15(図2)は、ポリゴン
ミラー102の回転に同期してレーザ発振器11を制御
し、ポリゴンミラー102の各面がビーム位置16に対
応する角度位置に到達するタイミングで毎回短いパルス
幅のレーザビームを出力させる。
【0049】これを受けたビーム検出器22は所定のパ
ルス幅のビーム検知信号24を水平同期信号制御回路2
3に出力する。
【0050】水平同期信号制御回路23のCPU42(
図5)は、動作開始と共にビーム検知信号24のパルス
数計数用のカウンタ45の値Cに0をセットする(ステ
ップS101)。カウンタ45は、ビーム検知信号24
が入力されるごとに(ステップS102)、カウント値
Cをインクリメントする(ステップS103)。
【0051】CPU42はカウント値Cを監視し(ステ
ップS104)、この値がレジスタ41に格納された値
Nとなったとき(Y)、水平同期信号31を出力する旨
の指示を入出力信号インタフェイス回路46に出力する
。これを受けた入出力信号インタフェイス回路46は、
その時点で入力されているビーム検知信号24のパルス
波形に整形等を施し、水平同期信号31として出力する
(ステップS105)。
【0052】以下、印字動作終了の信号が入力されるま
で(ステップS106)、ステップS101〜S105
の一連の処理が繰り返し行われる。
【0053】上記した例の場合、すなわち、走査密度D
が300DPI、印字速度Sが10PPMの場合には、
レジスタ41に“2”がセットされ、図7の動作が実行
される。これにより、図3(c)に示すように、パルス
間隔2Tで水平同期信号31が出力されることとなる。 これは、ビーム検知信号24が2回入力されるごとに水
平同期信号31が1回出力されることを意味する。
【0054】さて、画像情報処理装置126では、パル
ス間隔NTの水平同期信号31を受けるごとに1ライン
分の画像情報38をレーザ制御装置15に出力する。
【0055】例えばNが2の場合には、図3(d)に示
すように、2T間隔で1ライン分の画像情報38が出力
されることとなる。もちろん、この画像情報38は、コ
ンピュータから供給されたままの生の画情報ではなく、
既に説明したように、走査密度300DPI、印字速度
10PPMという要求に適合したデータ形式に変換され
画像メモリに蓄積されたものである。
【0056】レーザ制御装置15は、与えられた画像情
報38に基づき、レーザ発振器11および変調器12を
制御し、レーザビーム13をポリゴンミラー102に出
力させる。
【0057】Nが2の場合、このレーザビーム13はポ
リゴンミラー102の6つの面のうち、例えば第1の面
102a、第3の面102c、第5の面102eで反射
され、感光体ドラム106に入射する。すなわち、第2
の面102b、第3の面102d、第5の面102fが
感光体ドラム106に対向するタイミングではレーザビ
ーム13は出力されない。
【0058】この場合には、図4ステップS104〜S
105の処理により、感光体ドラム106の回転速度は
元のままに保持されるため、結果として、印字速度は1
0PPMのままで、走査密度のみが元の2分の1である
300DPIに変更されることとなる。
【0059】また、指定された走査密度Dが600DP
I、印字速度Sが5PPMの場合には、図6よりパルス
間隔は2Tとなる。ところが、この場合には、図4ステ
ップS104〜S105の処理により感光体ドラム10
6の回転速度は元の2分の1となるため、結果として走
査密度は600DPIのままに保持され、印字速度のみ
が元の2分の1の5PPMに変更されることとなる。
【0060】指定された走査密度Dが300DPI、印
字速度Sが5PPMの場合には、図6よりパルス間隔は
4Tとなる一方、感光体ドラム106の回転速度は元の
2分の1となるため、結果として、走査密度が元の2分
の1の300DPIに変更されると共に、印字速度は元
の2分の1の5PPMに変更されることとなる。なお、
この場合には、ポリゴンミラー102の反射に使用され
る面は、第1の面102a、第5の面102e、第3の
面102c、第1の面102a、……というように3つ
おきになる。
【0061】指定された走査密度Dが400DPI、印
字速度Sが5PPMの場合には、図6よりパルス間隔は
3Tとなる一方、感光体ドラム106の回転速度は元の
2分の1となるため、結果として、走査密度が元の3分
の2の400DPIに変更されると共に、印字速度は元
の2分の1の5PPMに変更されることとなる。なお、
この場合には、ポリゴンミラー102の反射に使用され
る面は、第1の面102aと第4の面102dの2面だ
けとなる。
【0062】図8(A)は、この画像形成装置のデフォ
ルト値、すなわち走査密度600DPI、印字速度10
PPMでの印刷状態を表わしたものである。この場合の
水平同期信号31の周期はTであり、ポリゴンミラー1
02の6つの面がすべて使用される。
【0063】図8(B)は、走査密度600DPI、印
字速度5PPMでの印刷状態を表わしたものである。こ
の場合の水平同期信号31の周期は2Tであり、ポリゴ
ンミラー102の面が1つおきに使用される。なお、以
上の図で、太く描かれた実線は実際にレーザビームが照
射されたラインを示し、破線は照射を間引かれたライン
を示している。以下の図においても同様である。
【0064】図9(A)は、走査密度300DPI、印
字速度10PPMでの印刷状態を表わしたものである。 この場合の水平同期信号31の周期は2Tであり、ポリ
ゴンミラー102の面が1つおきに使用される。
【0065】図9(B)は、走査密度300DPI、印
字速度5PPMでの印刷状態を表わしたものである。こ
の場合の水平同期信号31の周期は4Tであり、ポリゴ
ンミラー102の面が3つおきに使用される。
【0066】図9(C)は、走査密度400DPI、印
字速度5PPMでの印刷状態を表わしたものである。こ
の場合の水平同期信号31の周期は3Tであり、ポリゴ
ンミラー102の面が2つおきに使用される。
【0067】なお、本実施例では、(1)式に示したよ
うに、走査密度D、印字速度S、および水平同期信号3
1の周期NTの積が6000Tとなるシステムについて
説明したが、これに限られるわけではない。
【0068】例えば、これらの積が3000Tとなるよ
うな全体としてパフォーマンスの低いシステムにおいて
は、その印刷状態は図10に示すようになる。この図の
(A)は、走査密度300DPI、印字速度10PPM
で水平同期信号31の周期がTの場合を示し、(B)は
走査密度300DPI、印字速度5PPMで水平同期信
号31の周期が2Tの場合を示す。また、(C)は走査
密度600DPI、印字速度5PPMで水平同期信号3
1の周期がTの場合を示す。
【0069】一方、これらの積が12000Tとなるよ
うな全体としてパフォーマンスの高いシステムにおいて
は、その印刷状態は図11に示すようになる。この図の
(A)は、走査密度600DPI、印字速度10PPM
で水平同期信号31の周期が2Tの場合を示し、(B)
は走査密度400DPI、印字速度10PPMで水平同
期信号31の周期が3Tの場合を示す。また、(C)は
走査密度300DPI、印字速度10PPMで水平同期
信号31の周期が4Tの場合を示す。
【0070】このように、本実施例では、水平同期信号
制御回路23でビーム検知信号24を適当な間隔に間引
くことにより所定周期の水平同期信号31が得られるこ
ととなる。
【0071】これに対し、以下に第2の実施例として示
すように、ビーム検出器22に入射されるレーザビーム
自体を間引くことで所定周期の水平同期信号31を得る
ことも可能である。
【0072】図12は、本発明の第2の実施例における
画像形成装置の要部を表わしたものである。この図で、
第1の実施例(図2)と同一部分には同一の符号を付し
、適宜説明を省略する。
【0073】この例では、印字速度制御回路26から出
力される印字速度情報27と走査密度制御回路28から
出力される走査密度情報29は、水平同期信号制御回路
23ではなく、いずれもレーザ制御装置15に入力され
るようになっている。
【0074】レーザ制御装置15の内部構成は図6に示
したのとほぼ同様の回路構成となっており、走査密度、
印字速度、および水平同期信号31の周期を対応付ける
参照テーブルが設けられている。
【0075】このレーザ制御装置15は、第1の実施例
と同様の動作を行う。すなわち、図示しないCPUは、
参照テーブルを参照して、水平同期信号31の周期とし
て採用すべき値NTを抽出し、このNの値を自己のレジ
スタにセットする。
【0076】このレーザ制御装置15の図示しないカウ
ンタは、ポリゴンミラー102の回転を監視するエンコ
ーダ(図示せず)から各面の回転に同期して出力される
回転同期信号のパルス数を計数する。CPUはこのカウ
ント値を監視し、この値がレジスタに格納された値Nと
なったとき、レーザ発振器11および変調器12を制御
して、ビーム検出器22に入射させるための同期ビーム
を出力させる。これにより、ビーム検出器22から水平
同期信号制御回路23に対しビーム検知信号24が出力
される。
【0077】水平同期信号制御回路23は、ビーム検知
信号24が入力されるごとに、このパルス波形に整形等
を施して水平同期信号31として出力する。これにより
、水平同期信号31の周期はNTとなる。
【0078】以下の動作は第1の実施例と同様である。
【0079】このようにして第2の実施例では、水平同
期信号制御回路23に入力されたビーム検知信号24が
間引かれるのではなく、レーザ発振器11の制御により
ビーム検出器22への同期ビームの出力自体が間引かれ
ることとなる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
走査密度や印字速度に応じて回転多面体の使用面の間隔
を決定し、この間隔に同期して1ライン分ずつ画信号を
供給することとしたので、回転多面体の回転速度を切り
換える必要がない。従って、走査密度や印字速度の変更
のための大掛かりな回路が不要となり、また、その制御
も容易かつ正確になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の概略
構成図である。
【図2】第1の実施例における画像形成装置の要部を示
すブロック図である。
【図3】水平同期信号と画像情報との関係を示すタイミ
ング図である。
【図4】走査密度と印字速度の設定と水平同期信号の周
期の決定に関する処理を説明するための流れ図である。
【図5】図2における水平同期信号制御回路の詳細を示
すブロック図である。
【図6】図5におけるメモリに格納された参照テーブル
の内容を示す説明図である。
【図7】水平同期信号の周期制御の詳細を説明するため
の流れ図である。
【図8】本発明の画像形成装置による印刷状態の第1の
例を示す説明図である。
【図9】本発明の画像形成装置による印刷状態の第2の
例を示す説明図である。
【図10】本発明の画像形成装置による印刷状態の第3
の例を示す説明図である。
【図11】本発明の画像形成装置による印刷状態の第4
の例を示す説明図である。
【図12】第2の実施例における画像形成装置の要部を
示すブロック図である。
【符号の説明】
11  レーザ発振器 12  変調器 15  レーザ制御回路 22  ビーム検出器 23  水平同期信号制御回路 24  ビーム検知信号 26  印字速度制御回路 28  走査密度制御回路 31  水平同期信号 34  モータ 38  画像情報 102  ポリゴンミラー 106  感光体ドラム 125  制御装置 126  画像情報処理装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一定方向に移動する感光体と、画信号
    に基づいて変調されたレーザビームを出力するレーザビ
    ーム出力手段と、一定速度で回転しながら各面で前記レ
    ーザビームを反射し、前記感光体上に、その移動方向で
    ある副走査方向と異なる主走査方向に繰り返し照射させ
    る回転多面体と、副走査方向の走査密度の変更要求およ
    び印字速度の変更要求の少なくとも一方に応答して、レ
    ーザビームの反射に使用する前記回転多面体の面の間隔
    を決定する面間隔決定手段と、この決定手段により使用
    が決定された所定間隔の面に同期して1主走査分ずつ画
    信号を供給する画信号供給手段とを具備することを特徴
    とする画像形成装置。
JP3054188A 1991-02-01 1991-02-01 画像形成装置 Expired - Fee Related JP2576301B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054188A JP2576301B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 画像形成装置
TW81103859A TW211612B (en) 1991-02-01 1992-05-18 Laser beam printer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3054188A JP2576301B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04247418A true JPH04247418A (ja) 1992-09-03
JP2576301B2 JP2576301B2 (ja) 1997-01-29

Family

ID=12963575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3054188A Expired - Fee Related JP2576301B2 (ja) 1991-02-01 1991-02-01 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2576301B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188419B1 (en) 1997-08-18 2001-02-13 Sharp Kabushiki Kaisha color image-forming device
US6501493B2 (en) * 2000-06-08 2002-12-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method with variable phase masking period for beam detect signal

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5359304B2 (ja) 2008-03-18 2013-12-04 株式会社リコー 画像形成装置、光走査制御方法、光走査制御プログラム、及び記録媒体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0281021A (ja) * 1988-09-19 1990-03-22 Canon Inc 画像形成装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0281021A (ja) * 1988-09-19 1990-03-22 Canon Inc 画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6188419B1 (en) 1997-08-18 2001-02-13 Sharp Kabushiki Kaisha color image-forming device
US6501493B2 (en) * 2000-06-08 2002-12-31 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and method with variable phase masking period for beam detect signal

Also Published As

Publication number Publication date
JP2576301B2 (ja) 1997-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5374947A (en) Laser beam printer capable of changing scanning density and paper transport speed
AU671019B2 (en) An electrostatographic single-pass multiple station printer for duplex printing
EP0416832B1 (en) Image forming apparatus
US4870434A (en) Printer for continuous formwith justification control
US9411293B2 (en) Image forming apparatus with automatic document feeder
JP2576301B2 (ja) 画像形成装置
JPH047630B2 (ja)
US9280117B2 (en) Image forming apparatus for performing a document reading operation and a printing operation in parallel
JPH0553422A (ja) 画像形成装置
KR940009717B1 (ko) 화상 형성장치
JP2550558B2 (ja) 印字位置修正装置
JP2004317843A (ja) 画像形成装置
JP2004345172A (ja) 画像形成装置
JPH04249182A (ja) レーザビームプリンタ
JPH03138180A (ja) 記録装置
JPH1067137A (ja) 画像形成装置
JPH07115528B2 (ja) 記録装置
JPH08166553A (ja) 画像記録装置
JPH03114862A (ja) 印字装置
JPH0224673A (ja) 画像形成装置
JP2007310227A (ja) レーザ照射タイミング制御回路、光走査装置、画像形成装置及びbd信号変換回路
JPH04247760A (ja) 画像形成装置
JP2000019896A (ja) 画像形成装置及び方法
JPH06266178A (ja) 画像形成装置
JPH0497176A (ja) 画像書込装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071107

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081107

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees