JPH0424671Y2 - - Google Patents

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JPH0424671Y2
JPH0424671Y2 JP1987149487U JP14948787U JPH0424671Y2 JP H0424671 Y2 JPH0424671 Y2 JP H0424671Y2 JP 1987149487 U JP1987149487 U JP 1987149487U JP 14948787 U JP14948787 U JP 14948787U JP H0424671 Y2 JPH0424671 Y2 JP H0424671Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、FMステレオ受信機のノイズ低減
装置に係り、とくに車載用FMステレオ受信機等
で、フエージング性の受信電界強度の変化などに
伴い発生するノイズを防止するFMステレオ受信
機のノイズ低減装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、車載用FMステレオ受信機に於いて、車
両の走行に伴う、フエージング性の電界強度変化
により生じるノイズは、左・右の音声信号の分離
度と、特を変えて抑止するようにしていた。
即ち、第2図に示す如く、アンテナ30にフロ
ントエンド34が接続されており、受波信号の
内、ユーザ所望の周波数信号がフロントエンド3
4で取り出され、中間周波信号として出力され
る。
フロントエンド34の出力側には、IF増幅回
路36が接続されており、中間周波信号の増幅が
なされる。このIF増幅回路36の一方の出力側
にはSメータ出力回路37が接続されており、受
信電界強度に比例した直流のSメータ信号を出力
する。
IF増幅回路36の他方の出力側には、FM検波
回路38が接続されており、増幅後の中間周波信
号に対しFM検波を行い、ステレオ複合信号を出
力する。
このFM検波回路38の出力側には、ステレオ
復調回路42が接続されており、このステレオ復
調回路42で、ステレオ複合信号に対するL,
R2チヤンネルに分離した音声信号の復調がなさ
れ、外部のアンプ(図示せず)に出力される。
ステレオ復調回路42は、音声出力信号の周波
数特性(特)と、左右の分離度が可変自在に成
つており、このステレオ復調回路42に接続され
た、特コントロール回路44、分離度特性コン
トロール回路46により自動調整される。
即ち、Sメータ出力回路37の出力側が、動作
点調整回路48を介して特コントロール回路4
4、分離度特性コントロール回路46に接続され
ており、Sメータ出力回路37が出力する電界強
度信号の大きさに応じて、特コントロール回路
44が高域を下げ、また、分離度特性コントロー
ル回路46が、分離度を下げ、弱電界時のノイズ
音発生を抑える。
Sメータ出力回路37の出力側と、特コント
ロール回路44及び分離度特性コントロール回路
46の間には、動作点調整回路48が備えられて
いる。動作点調整回路48は、Sメータ出力回路
37の出力側とアース間に直列に設けられた固定
抵抗R1,R2、半固定抵抗R3からなり、固定
抵抗R2の一端側が特コントロール回路44の
信号入力端子と接続され、固定抵抗R2の他端側
が分離度特性コントロール回路46の信号入力端
子と接続されている。
そして、セツトの組立時、半固定抵抗R3を回
し電界強度信号に対し、特コントロール回路4
4と分離度特性コントロール回路46を、適当な
動作点に調整し、良好なコントロール特性が得ら
れるようにする。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、上記従来技術では、半固定抵抗R3を
回すと、固定抵抗R2の両端の電位が共に変化
し、特コントロール回路44と分離度特性コン
トロール回路46の両方に影響を与える。従つ
て、動作点を設定する上で自由度が少なく、特
コントロール回路44と分離度特性コントロール
回路46の両方を、同時に最適な動作点に調整可
能とすることは、設計上極めて困難であり、例え
ば先に、特コントロール回路44側の動作点を
最適状態に合わせても、続いて、分離度特性コン
トロール回路46の動作点を調整しようとする
と、特コントロール回路44の動作点が最適状
態から外れてしまい、逆に分離度特性コントロー
ル回路46側の動作点を最適状態に合わせても、
続いて、特コントロール回路44の動作点を調
整しようとすると、分離度特性コントロール回路
46側の動作点が最適状態から外れてしい、何れ
かが犠牲となる欠点があつた。
このことは、Sメータ出力回路の直線性が悪
く、Sメータ出力回路の出力電圧が、受信電界強
度に正比例しないときに、とくに問題となつてい
た。
この考案は、かかる従来技術の欠点に鑑みなさ
れたもので、特コントロール回路と分離度特性
コントロール回路の動作点を容易に最適状態に調
整でき、しかも回路設計上の負担も少ないFMス
テレオ受信機のノイズ低減装置を提供すること
を、その目的とする。
〔門題点を解決するための手段〕
この考案では、受信電界強度を検出する受信電
界強度検出部と、この受信電界強度検出部が検出
した受信電界強度に応じて、ステレオ復調部の出
力信号の周波数特性を自動コントロールする周波
数特性コントロール部と、受信電界強度検出部が
検出した受信電界強度に応じて、ステレオ復調部
の出力信号の分離度を自動コントロールする分離
度コントロール部と、受信電界強度検出部と周波
数特性コントロール部及び分離度コントロール部
の間に設けられて、受信電界強度に対する周波数
特性コントロール部及び分離度コントロール部の
動作点を調整する動作点調整部と、を備えたFM
ステレオ受信機において、 前記動作点調整部は、受信電界強度検出部の出
力側に設けられた低出力インピーダンス変換回路
と、 この低出力インピーダンス変換回路の出力側と
周波数特性コントロール部の間に設けられて、受
信電界強度に対する周波数特性コントロール部の
動作点を調整する第1調整回路と、 低出力インピーダンス変換回路の出力側と分離
度コントロール部の間に設けられて、受信電界強
度に対する分離度コントロール部の動作点を調整
する第2調整回路と、 を含むことを特徴としている。
〔実施例〕 第1図を参照して、この考案の1つの実施例を
説明する。
第1図には、この考案に係るFMステレオ受信
機のブロツク図が示されている。
アンテナ30にフロントエンド34が接続され
ており、受波信号の内、ユーザ所望の周波数信号
がフロントエンド34で取り出され、中間周波信
号として出力される。
フロントエンド34の出力側には、IF増幅回
路36が接続されており、中間周波信号の増幅が
なされる。このIF増幅回路36の一方の出力側
にはSメータ出力回路37が接続されており、受
信電界強度に比例した直流のSメータ信号を出力
する。
IF増幅回路36の他方の出力側には、FM検波
回路38が接続されており、増幅後の中間周波信
号に対しFM検波を行い、ステレオ複合信号を出
力する。
このFM検波回路38の出力側には、ステレオ
復調回路42が接続されており、このステレオ復
調回路42で、ステレオ複合信号に対するL,
R2チヤンネルに分離した音声信号の復調を行い、
外部のアンプ(図示せず)に出力される。
ステレオ復調回路42は、音声出力信号の周波
数特性(特)と、左右の分離度が可変自在に成
つており、このステレオ復調回路42に接続され
た、特コントロール回路44、分離度特性コン
トロール回路46により自動調整される。
即ち、Sメータ出力回路37の出力側が、動作
点調整回路48Aを介して特コントロール回路
44、分離度特性コントロール回路46に接続さ
れており、Sメータ出力回路37が出力する電界
強度信号の大きさが大きくなるに従い、特コン
トロール回路44が高域を下げ、また、分離度特
性コントロール回路46が、分離度を下げ、弱電
界時のノイズ音発生を抑える。
Sメータ出力回路37の出力側と、特コント
ロール回路44及び分離度特性コントロール回路
46の間には、動作点調整回路48Aが備えられ
ている。
この動作点調整回路48Aは、Sメータ出力回
路37の出力側に接続されたインピーダンス変換
回路50と、このインピーダンス変換回路50と
特コントロール回路44の間に設けられた第1
調整回路52と、インピーダンス変換回路50と
分離度特性コントロール回路46の間に設けられ
た第2調整回路54とからなり、インピーダンス
変換回路50は、更にSメータ出力回路37の出
力側にベースが接続され、コレクタがVcc側と接
続され、エミツタが固定抵抗R4を介してアース
と接続されたトランジスタTrからなり(エミツ
タフオロワ)、Sメータ出力回路37の電界強度
信号を、低出力インピーダンスの下に、第1調整
回路52と第2調整回路54へ分離独立して出力
する。
第1調整回路52は、トランジスタTrのエミ
ツタとアース間に直列に設けられた固定抵抗R
5、半固定抵抗R6からなり、固定抵抗R5と半
固定抵抗R6の間が特コントロール回路44の
信号入力端子と接続されている。
従つて、インピーダンス変換回路50から低イ
ンピーダンスで出力される電界強度信号は、固定
抵抗R5と半固定抵抗R6で分圧されて、特コ
ントロール回路44に入力され、半固定抵抗R6
を回して抵抗値を可変することで、入力レベルを
調整できる。
一方、第2調整回路54は、トランジスタTr
のエミツタとアース間に直列に設けられた固定抵
抗R7、半固定抵抗R8からなり、固定抵抗R7
と半固定抵抗R8の間が分離度特性コントロール
回路46の信号入力端子と接続されている。
従つて、インピーダンス変換回路50から低イ
ンピーダンスで出力される電界強度信号は、固定
抵抗R7と半固定抵抗R8で分圧されて、分離度
特性コントロール回路46に入力され、半固定抵
抗R8を回して抵抗値を可変することで、入力レ
ベルを調整できる。
この際、例えば、先に半固定抵抗R6を回し
て、特コントロール回路44に対する動作点を
最適状態に調整したあと、分離度特性コントロー
ル回路46側の動作点を調整するために半固定抵
抗R8を回すとき、インピーダンス変換回路50
から見た出力側の負荷が変化するが、このインピ
ーダンス変換回路50が低インピーダンスなの
で、トランジスタTrのエミツタの電位は変わら
ない。
よつて、半固定抵抗R8を回しても、第1調整
回路52で調整した動作点は変化せず、特コン
トロール回路44側とは、独立して分離度特性コ
ントロール回路46の動作点を調整することがで
きる。
特コントロール回路44と分離度特性コント
ロール回路46の動作点が最適状態に調整された
あと、セツトが稼働されれば、受信電界強度が強
く、Sメータ出力回路37の出力電圧が大きいと
き、特コントロール回路44と分離度特性コン
トロール回路46に対する信号入力も大きくな
り、この場合、特コントロール回路44は、高
域を下げずに幅広い音域の音声出力をなさしめ、
分離度特性コントロール回路46は、分離度を大
きくてステレオ感豊かな音声出力をなさしめる。
逆に、受信電界強度が小さくなり、Sメータ出
力回路37の出力電圧が小さくなると、特コン
トロール回路44と分離度特性コントロール回路
46に対する信号入力も小さくなり、この場合、
特コントロール回路44は、高域を下げて弱電
界時に高域に生じるノイズ音を小さくし、また、
分離度特性コントロール回路46は、分離度を小
さくして弱電界時にステレオ再生を行うと生じる
ノイズ音を小さくさせる。
この実施例によれば、Sメータ出力回路37の
出力側にエミツタフオロワのインピーダンス変換
回路を設け、低出力インピーダンス化したあと、
第1調整回路52と第2調整回路54の2系統の
調整回路で、それぞれ別個に特コントロール回
路44と分離度特性コントロール回路46の動作
点を調整するようにしたことにより、特コント
ロール回路44側と分離度特性コントロール回路
46側のいずれの動作点調整をおこなつても、他
方のコントロール回路に対する動作点に影響せ
ず、動作点設定の自由度が大きいので、例え、S
メータ出力回路37の出力が受信電界強度に比例
しなくても、特コントロール回路44側、分離
度特性コントロール回路46側ともに簡単に最適
状態に調整でき、回路設計上の制約も少なく、設
計が容易となる。
〔考案の効果〕
この考案に係るFMステレオ受信機のノイズ低
減装置によれば、動作点調整部を、受信電界強度
検出部の出力側に設けられた低出力インピーダン
ス変換回路と、この低出力インピーダンス変換回
路の出力側と周波数特性コントロール部の間に設
けられて、受信電界強度に対する周波数特性コン
トロール部の動作点を調整する第1調整回路と、
低出力インピーダンス変換回路の出力側と分離度
コントロール部の間に設けられて、受信電界強度
に対する分離度コントロール部の動作点を調整す
る第2調整回路と、から構成したことにより、周
波数特性コントロール部の動作点と、分離度コン
トロール部の動作点を、別の調整回路で互いに影
響されることなく調整できるので、調整作業が簡
単になるとともに、最適調整を可能とするための
設計上の負担も軽減するという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係るFMステレ
オ受信機のブロツク図、第2図は従来のFMステ
レオ受信機のブロツク図である。 37……Sメータ出力回路、42……ステレオ
復調回路、48A……動作点調整回路、44……
特コントロール回路、46……分離度特性コン
トロール回路、50……インピーダンス変換回
路、52……第1調整回路、54……第2調整回
路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 受信電界強度を検出する受信電界強度検出部
    と、この受信電界強度検出部が検出した受信電界
    強度に応じて、ステレオ復調部の出力信号の周波
    数特性を自動コントロールする周波数特性コント
    ロール部と、受信電界強度検出部が検出した受信
    電界強度に応じて、ステレオ復調部の出力信号の
    分離度を自動コントロールする分離度コントロー
    ル部と、受信電界強度検出部と周波数特性コント
    ロール部及び分離度コントロール部の間に設けら
    れて、受信電界強度に対する周波数特性コントロ
    ール部及び分離度コントロール部の動作点を調整
    する動作点調整部と、を備えたFMステレオ受信
    機において、 前記動作点調整部は、受信電界強度検出部の出
    力側に設けられた低出力インピーダンス変換回路
    と、 この低出力インピーダンス変換回路の出力側と
    周波数特性コントロール部の間に設けられて、受
    信電界強度に対する周波数特性コントロール部の
    動作点を調整する第1調整回路と、 低出力インピーダンス変換回路の出力側と分離
    度コントロール部の間に設けられて、受信電界強
    度に対する分離度コントロール部の動作点を調整
    する第2調整回路と、 を含むことを特徴とするFMステレオ受信機のノ
    イズ低減装置。
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JPS6454442U JPS6454442U (ja) 1989-04-04
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