JPH0424660A - 画像記録装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、予給紙（プレフィード）機能を有するレーザ
ビームプリンタなどの画像記録装置に関する。

［従来の技術］ 従来、この種のレーザビームプリンタは第４図の如き構
成となっている。図中、１は静電潜像担持体である感光
体ドラム、２は感光体ドラムを一様帯電させるための帯
電ローラ、７はレーザビーム６を感光体ドラム１上に走
査するためのスキャナモータ、３はレーザビーム６によ
って感光体トラム１上に描かれた静電潜像をトナーによ
り現像する現像器、４はトナー像を印字紙に転写する転
写ローラ、５は感光体トラム１上に残った未転写トナー
を除去するクリーナー　８は印字紙上のトナーを紙に定
着させる定着器、９は給紙ローラ、１１はレジスタ前セ
ンサ、１０は紙搬送と画像との同期をとるためのレジス
トローラである。

次にこれら構成によるプリンタの印字制御系を第５図に
示す。

１００はホストコンピュータ等からの画像コード信号を
ドツト信号に展開すると同時にプリンタ制御部１０１に
印字要求信号や予給紙信号を出力して展開したドツトデ
ータを送り込む処理を行なうプリンタコントローラであ
る。１０１はプリンタコントローラとの通信及びエンジ
ン各部の制御を行なうプリンタエンジン制御部であり、
プリンタエンジン制御部のＲＯＭには第６図の制御プロ
グラムが格納されている。１０２はプリンタエンジン制
御部の制御信号に基づき定着器ヒータのＯＮ／○ＦＦを
行なう定着器制御部、１０３はプリンタエンジン制御部
１０１の制御信号に基づきスキャナモータの駆動・停止
の制御を行なうスキャナ制御部、１０４はプリンタエン
ジン制御部１０１の制御信号に基つき帯電、現像、転写
のタイミング制御を行なう高圧制御部、１０５はプリン
タエンジン制御部の信号に基づきレジストセンサ通過後
に印字紙を停止する予給紙や、通常のプリント制御を行
なうための紙搬送を制御する紙搬送制御部である。１０
６はプリンタコントローラとプリンタエンジン制御部と
の通信及び画像データ、印字要求信号、予給紙信号など
を含む制御ライン、１０７〜１１０はプリンタエンジン
制御部と各制御部とのデータのやりとりを行なう制御ラ
インである。

次に予給紙及び印字シーケンスを表わすフローチャート
を第６図に示す。エンジン制御部は自らプリント信号受
付可能状態かをチエツクしく５２０１）、プリント受付
可能状態であれば、プリント信号の有無をチエツクする
（Ｓ２０２１）。プリント信号が偽ならば、予給紙信号
の有無をチエツクする（Ｓ２１４）。予給紙信号があれ
ばＳ２０３に進み、予給紙終了フラグがセットされてい
るかどうかを調べ、セットされていなければ、５２０４
に進みモータ駆動、スキャナ駆動、定着器のプリント温
度への立ち上げ、高圧の立ち上げ等の前回転制御を開始
する（５２０４）。前回転が終了したら、５２０５で給
紙を開始する。５２０６で給紙ジャム検出用のタイマを
起動する。給紙が所定時間後に検出できないときは、ジ
ャム処理に移る（Ｓ２２６．２２７）。一方、レジスト
センサが給紙を検出したときは（Ｓ２０７）、Ｔ。

ｓｅｃ後に給紙ローラを停止し、垂直同期要求信号を出
力する（Ｓ　２０９．２１０）。垂直同期信号を受信し
たときレジストローラの駆動を開始し、印字制御を開始
する（Ｓ２１３）。

一方、５２０２でプリント信号を受信しておらず、かつ
、予給紙信号を受信しているとき、給紙ローラを駆動し
、レジストローラの位置まで記録紙を進め、予給紙終了
フラグをセットし、プリント待ちとなる。

また一方、３２０３で予給紙終了フラグかセットされて
いるときは、予給紙終了フラグをリセットし、給紙ロー
ラを所定時間駆動し、記録紙をレジストローラまでする
める。

プリント信号の前に予給紙信号を受けた場合には、給紙
ローラを駆動して用紙がレジストセンサに到達するまで
紙を搬送した後に停止し、プリント信号の待ち状態とな
る。その状態でプリント信号を受けると前回転を開始し
て、終了後に再搬送を開始する。そしてその後は、直接
プリント信号を受けた場合と、予給紙を行なってからプ
リント信号を受けた場合のシーケンスは同じてあり、レ
ジストローラに所定量のループを形成するだけの用紙を
送り込み、垂直同期信号をコントローラに対して出力し
、コントローラから垂直同期信号を受けて印字動作を開
始する。

［発明か解決しようとしている課題］ しかしながら、上記従来例では搬送モータ及びスキャナ
モータか停止し、記録要求信号または予給紙信号を待つ
スタンバイ中に予給紙信号を受けても紙を所定位置まで
送り込むだけであり、プリント信号を受けた後はスキャ
ナモータか所定回転数に達するまで待ってから再搬送を
行なっている。このため、コントローラかファーストプ
リントのスピードアップのため送出している予給紙信号
の機能を十分果たしていない。

［課題を解決するための手段］ 本発明によれば、スタンバイ中に予給紙信号を受けた場
合には用紙を所定位置まで送り込むだけでなく、たとえ
ばスキャナの駆動や定着器温度の立ち上げ等の電子写真
プロセスに必要で、しかも時間を要する機能に起動をか
けることで、予給紙を行なった場合のファーストプリン
トのスピードアップを格段に向上させ、プリンタの機能
アップに大きく貢献するものである。

かかる課題は記録紙をあらかじめ所定位置まで搬送する
ことを指示する予給紙信号発生手段と、該予給紙信号を
受信して記録紙を所定位置まで搬送して、記録要求信号
を持ち、該記録要求信号の受信により、所定位置に停止
中の記録紙を再搬送し、所定の電子写真プロセスにて記
録動作を行なう記録制御手段とを有する画像記録装置に
おいて、記録要求信号または予給紙信号を待つ間にに予
給紙信号を受信した場合に、前記記録制御手段は、前記
記録紙を所定位置まで搬送し、かつ電子写真プロセス実
行の準備を開始することを特徴とする画像記録装置によ
って達成される。

前記電子写真プロセス実行の準備としてスキャナモータ
を所定回転数で回転させるか、定着器温調制御をスタン
バイ中の温度よりも高い温度にて制御を開始する。

［実施例］ 第１図に本発明の第１の実施例を示す。この実施例を実
行するハードウェアとして、例えば第５図、６図に示す
公知のものを使用できる。したかって、以下の説明では
プリンタエンジン制御部に格納されている第１図のフロ
ーチャートを使って説明する。

第１図のフローチャートは本実施例の特徴部分を除いて
重複するので、特徴部分のみを説明する。

先ず、プリント信号の有無をチエツクしく５２０２）、
プリント信号か真であれば、予給紙されているかどうか
をチエツクする（Ｓ２０３）。予給紙されていれば、レ
ジストローラまでの搬送と、垂直同期を行なって印字制
御を行なう。予給紙されていなければスタンバイ中であ
るかどうかをチエツクしく５２０３−１）、スタンバイ
中なら前回転制御に入り、プリント中なら給紙制御に入
る。

また、プリント信号を受けとる以前に、予給紙信号を受
けとった場合には（Ｓ２１４）、スタンバイ中かどうか
をチエツクしく５２１４−１）、スタンバイ中であれば
スキャナを所定回転数まて立ち上げ（Ｓ２１４−２）、
並行して給紙動作を開始してレジストセンサに紙か到達
するまで搬送した後に停止する（Ｓ２１５．２１６）。

このときスキャナは駆動したままにしておく（第３図参
照）。この後プリント信号を受けたら、スキャナ駆動以
外の前回転処理（高圧立ち上げ、定着器立ち上げ）を行
なってから再搬送を開始する。

なお、５２１４−３は他の実施例のために挿入した制御
である。

第２．３図は第６図、第１図の制御フローに基づくシー
ケンスを行なった場合の主要信号のタイミングチャート
を示す。第２図はスタンバイ中に予給紙信号を受けた場
合の従来のタイミングチャート、第３図はスタンバイ中
に予給紙信号を受けた場合の本実施例におけるタイミン
グチャートてある。このタイミングチャートから予給紙
開始時にスキャナモータな駆動しない従来のタイミング
チャートでは、前回転後、スキャナモータかレディにな
るまでウェイトし、レディになってから給紙を開始する
ため、プリント信号を受けてから画像書き込みまでは１
０時間を要している。また予給紙開始時にスキャナモー
タを駆動する本実施例のタイミングチャートでは前回転
途中で給紙を開始することができるため、プリント信号
受信から画像書き込みまではＴ１時間で済む。

［他の実施例］ この実施例は第１の実施例で示したスタンバイ中の予給
紙信号受信時にスキャナモータの駆動に加えて定着器の
温度をスタンバイ温度より高い温度（例えばプリント温
度）での制御を開始するステップを５２１４−３として
実行する。つまり、予給紙信号受信時にスキャナモータ
を駆動しておくと、プリント信号受信から画像書き込み
までの時間か非常に短縮される。したがって、これまで
のようにプリント信号受信時に定着温度をスタンバイ状
態からプリント温度に切り換えていたのでは、印字紙が
定着器に達するまで（二温度がプリント温度に達しない
恐れがあるためであり、予給紙時に定着温度をスタンバ
イ温度より高めに制御開始することにより上記不都合を
除去することかできる。

タイミングチャートは前記第１の実施例で示した第３図
と同様であり、予給紙信号受信時スキャナモータ駆動と
同時に定着器温度をプリント温度に制御開始する。その
他の制御は同様である。たたし、前述したようにスキャ
ナが既にレディ状態であるところからプリントを開始す
るので第３図に於ける時間Ｔ１は第１の実施例に於ける
時間よりも更に短縮される。

［発明の効果コ 以上説明したようにスタンバイ中に予給紙信号を受信し
た際には、用紙を所定の位置まで搬送するだけでなく、
同時に可能な電子写真プロセスの一部、例えば、スキャ
ナの所定回転数での回転、あるいはこれに付加して定着
器の温度を高温に制御することにより、次にプリント信
号を受信してから記録を開始するまでの時間を大幅に短
縮することができ予給紙のスルーブツト向上に対する効
果を最大限に生かせ、プリンタの性能向上に大きく貢献
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の代表的な実施例における予給紙、印字
シーケンスを示す制御フローチャート、第２図は従来の
動作シーケンスを示すタイミングチャート、 第３図は本発明の実施例の動作シーケンスを示すタイミ
ングチャート、 第４図は代表的は従来例のレーザビームプリンタの基本
構成を示すブロック図、 第５図は第４図のレーザビームプリンタの印字制御系を
示すブロック図、 第６図は第４図のプリンタにおける予給紙、印字シーケ
ンスを示す制御フローチャート、図中、９　・・・　給
紙ローラ、１０　　・・・　エジスタローラ、１１　・
・・　レジスタ前センサである。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）記録紙をあらかじめ所定位置まで搬送することを
   指示する予給紙信号発生手段と、該予給紙信号を受信し
   て記録紙を所定位置まで搬送して、記録要求信号を持ち
   、該記録要求信号の受信により、所定位置に停止中の記
   録紙を再搬送し、所定の電子写真プロセスにて記録動作
   を行なう記録制御手段とを有する画像記録装置であつて
   、 記録要求信号または予給紙信号を待つ間にに予給紙信号
   を受信した場合に、前記記録制御手段は、前記記録紙を
   所定位置まで搬送し、かつ電子写真プロセス実行の準備
   を開始することを特徴とする画像記録装置。
2. （２）前記電子写真プロセス実行の準備としてスキャナ
   モータを所定回転数で回転させることを特徴とする請求
   項第１項記載の画像記録装置。
3. （３）前記電子写真プロセス実行の準備としてスキャナ
   モータを所定回転数で回転させるとともに定着器温調制
   御をスタンバイ中の温度よりも高い温度にて制御開始す
   ることを特徴とする請求項第１項記載の画像記録装置。