JPH042464A - バフ研磨工具 - Google Patents
バフ研磨工具Info
- Publication number
- JPH042464A JPH042464A JP10361290A JP10361290A JPH042464A JP H042464 A JPH042464 A JP H042464A JP 10361290 A JP10361290 A JP 10361290A JP 10361290 A JP10361290 A JP 10361290A JP H042464 A JPH042464 A JP H042464A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing
- shaft
- felt cloth
- disc
- polishing object
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、構造物本体から材料の金属組織を直接調査
するときに、前記材料を鏡面研磨するためのバフ研磨工
具に関する。
するときに、前記材料を鏡面研磨するためのバフ研磨工
具に関する。
材料の金属組織を調べる方法としては、サンプルを採っ
て行う方法と、サンプルを採ることなく構造物本体から
非破壊的に直接調べる方法とがある。直接調査する方法
は、近年蒸気タービン等構造物の経年的な寿命評価に利
用され、従来にも増してその適用範囲は拡大している。 構造物で直接金属組織を調べる方法の手順としては、対
象となる部位を鏡面研磨仕上げした後に、その面をエツ
チングし、セルローズフィルムに移し採ってレプリカ膜
を作成し、それを光学顕微鏡または走査電子顕微鏡を用
いて調べるものである。蒸気タービン等構造物の寿命評
価においては、電子顕微鏡で高倍率に拡大（約１０００
〜１００００倍）して経年的な材料の劣化に基づく微細
組織の変化を捉えることが必要であり、特に研摩傷の少
ない高度の鏡面仕上げが要求される。 鏡面仕上げには、通常電気ドリルまたはハンドグライン
ダーにフェルト布を付けた研磨工具を取付け、その電気
ドリルまたはハンドグラインダーを両手に支持して回転
させる。第２図は従来のバフ研磨工具の構成図で、軸２
の先端の円板３の面にフェルト布４を針金６で巻いたも
のを、電気ドリル１の先に取付け、フェルト布４を研磨
対象物７の面に押しつけて、酸化クロム、アルミナ等の
研磨剤５を用いて鏡面仕上げが行われる。 バフ磨きは、ある周速度をもって回転する軸に取付けた
適当なバフ質と大きさをもった円周または側面に必要と
する研磨剤を一時的または瞬時的に付着させて、被調査
物表面とバフ面との間にある圧力を生ぜしめ、その圧力
のもとに摩擦作用を起こし、これによって生ずる研磨剤
の切削作用と相対的な摩擦作用及び被調査物の塑性変形
能を利用してその表面を研磨し、必要な光沢を生せしめ
る。バフ磨きに用いられる回転円板がバフまたはバフ車
でバフはバフ盤またはハンドグラインダーの主軸に取付
けられて、約２０００〜３０００ｒｐｍの高速度で回転
させられる。
て行う方法と、サンプルを採ることなく構造物本体から
非破壊的に直接調べる方法とがある。直接調査する方法
は、近年蒸気タービン等構造物の経年的な寿命評価に利
用され、従来にも増してその適用範囲は拡大している。 構造物で直接金属組織を調べる方法の手順としては、対
象となる部位を鏡面研磨仕上げした後に、その面をエツ
チングし、セルローズフィルムに移し採ってレプリカ膜
を作成し、それを光学顕微鏡または走査電子顕微鏡を用
いて調べるものである。蒸気タービン等構造物の寿命評
価においては、電子顕微鏡で高倍率に拡大（約１０００
〜１００００倍）して経年的な材料の劣化に基づく微細
組織の変化を捉えることが必要であり、特に研摩傷の少
ない高度の鏡面仕上げが要求される。 鏡面仕上げには、通常電気ドリルまたはハンドグライン
ダーにフェルト布を付けた研磨工具を取付け、その電気
ドリルまたはハンドグラインダーを両手に支持して回転
させる。第２図は従来のバフ研磨工具の構成図で、軸２
の先端の円板３の面にフェルト布４を針金６で巻いたも
のを、電気ドリル１の先に取付け、フェルト布４を研磨
対象物７の面に押しつけて、酸化クロム、アルミナ等の
研磨剤５を用いて鏡面仕上げが行われる。 バフ磨きは、ある周速度をもって回転する軸に取付けた
適当なバフ質と大きさをもった円周または側面に必要と
する研磨剤を一時的または瞬時的に付着させて、被調査
物表面とバフ面との間にある圧力を生ぜしめ、その圧力
のもとに摩擦作用を起こし、これによって生ずる研磨剤
の切削作用と相対的な摩擦作用及び被調査物の塑性変形
能を利用してその表面を研磨し、必要な光沢を生せしめ
る。バフ磨きに用いられる回転円板がバフまたはバフ車
でバフはバフ盤またはハンドグラインダーの主軸に取付
けられて、約２０００〜３０００ｒｐｍの高速度で回転
させられる。
第２図に示すような従来のバフ研磨工具においては、バ
フ布に付着させた研磨剤の一部が遠心力によって研磨部
位の周辺に飛散し付着する。付着した研磨剤は落ちにく
く、材料によっては付着した部位が錆びてしまうことも
ある。そのため、従来は研磨剤の飛散を防止するために
研磨部の周辺を保護し防いでいた。また、上向き、斜め
上向きの研磨時には研磨剤が作業車の顔等に飛散して来
るため、保護具を着用しないと作業ができなかった。 この発明は、バフ研磨時に研磨剤が周辺へ飛散しないよ
うにしたバフ研磨工具を提供することを目的とする。
フ布に付着させた研磨剤の一部が遠心力によって研磨部
位の周辺に飛散し付着する。付着した研磨剤は落ちにく
く、材料によっては付着した部位が錆びてしまうことも
ある。そのため、従来は研磨剤の飛散を防止するために
研磨部の周辺を保護し防いでいた。また、上向き、斜め
上向きの研磨時には研磨剤が作業車の顔等に飛散して来
るため、保護具を着用しないと作業ができなかった。 この発明は、バフ研磨時に研磨剤が周辺へ飛散しないよ
うにしたバフ研磨工具を提供することを目的とする。
上記目的は、構造物本体の表面を鏡面研磨するバフ研磨
工具において、軸の端部の円板に取付けたフェルト布と
、このフェルト布の外径側及び前記円板を覆うように前
記軸に取付けた円錐状の飛散防止治具とを設けたことに
よって達成される。
工具において、軸の端部の円板に取付けたフェルト布と
、このフェルト布の外径側及び前記円板を覆うように前
記軸に取付けた円錐状の飛散防止治具とを設けたことに
よって達成される。
この発明は軸の端部の円板に取付けたフェルト布と、こ
のフェルト布の外径側及び前記円板を覆い前記軸に取付
けた円錐状の飛散防止治具とから構成したので、バフ研
磨時に飛散する研磨剤は前記飛散防止治具に当たって該
治具の外へは飛散しないので、周辺を汚す心配がない。
のフェルト布の外径側及び前記円板を覆い前記軸に取付
けた円錐状の飛散防止治具とから構成したので、バフ研
磨時に飛散する研磨剤は前記飛散防止治具に当たって該
治具の外へは飛散しないので、周辺を汚す心配がない。
以下図面に基づいてこの発明の詳細な説明する。第１図
はこの発明の実施例によるバフ研磨工具の縦断面図であ
る。第１図において軸２の端部の円Ｆｉ３に接着剤また
は針金６等でフェルト布４を取付ける。このフェルト布
４の外径側及び円板３を覆う円錐状の飛散防止治具８を
、円板３と反対側の軸からガイド部８ａ及び固定部８ｂ
を挿入する。円板３に取付けたフェルト布４を研磨対象
物７に押し当てた後、飛散防止治具８を同様に研磨対象
物７に押し当て固定ねじ９にて軸２に固定する。このバ
フ研磨工具を電気ドリル等に取付は研磨剤を付けた後、
研磨対象物７に押し当て回転させ研磨を行う。この時に
飛散した研磨剤の一部は周囲を覆っている飛散防止治具
８に当たり周辺には飛散しない。なお、飛散防止治具８
と研磨対象物７との接触面には研磨面を傷めないように
フェルト１０が取付けである。 バフ磨きの機構としては、バフは２０００ｍ／ｓｉｎあ
るいはそれ以上の高速で回転しているから、高くなった
部分が削り取られる際の剪断熱、および摩耗熱等により
表面温度がきわめて高くなり、金属の表層部は流動して
凹凸がならされて平滑面が得られる。仕上げあるいはつ
や出し仕上げ用研磨剤としては、ライム、ルージ、酸化
クロム、アルミナなどのごとく細かい粒子のものが使用
される。
はこの発明の実施例によるバフ研磨工具の縦断面図であ
る。第１図において軸２の端部の円Ｆｉ３に接着剤また
は針金６等でフェルト布４を取付ける。このフェルト布
４の外径側及び円板３を覆う円錐状の飛散防止治具８を
、円板３と反対側の軸からガイド部８ａ及び固定部８ｂ
を挿入する。円板３に取付けたフェルト布４を研磨対象
物７に押し当てた後、飛散防止治具８を同様に研磨対象
物７に押し当て固定ねじ９にて軸２に固定する。このバ
フ研磨工具を電気ドリル等に取付は研磨剤を付けた後、
研磨対象物７に押し当て回転させ研磨を行う。この時に
飛散した研磨剤の一部は周囲を覆っている飛散防止治具
８に当たり周辺には飛散しない。なお、飛散防止治具８
と研磨対象物７との接触面には研磨面を傷めないように
フェルト１０が取付けである。 バフ磨きの機構としては、バフは２０００ｍ／ｓｉｎあ
るいはそれ以上の高速で回転しているから、高くなった
部分が削り取られる際の剪断熱、および摩耗熱等により
表面温度がきわめて高くなり、金属の表層部は流動して
凹凸がならされて平滑面が得られる。仕上げあるいはつ
や出し仕上げ用研磨剤としては、ライム、ルージ、酸化
クロム、アルミナなどのごとく細かい粒子のものが使用
される。
この発明によれば、従来のバフ研磨工具の軸に円錐状の
飛散防止治具を取付けたことにより、回転時の遠心力に
よる研磨剤の飛散を防ぎ、研磨対象物の周囲を保護しな
くとも、研磨対象物を汚さずに鏡面仕上げを行うことが
可能となる。また、上向きの作業も容易に行うことがで
きる。
飛散防止治具を取付けたことにより、回転時の遠心力に
よる研磨剤の飛散を防ぎ、研磨対象物の周囲を保護しな
くとも、研磨対象物を汚さずに鏡面仕上げを行うことが
可能となる。また、上向きの作業も容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第１図はこの発明の実施例によるバフ研磨工具の縦断面
図、第２図は従来のバフ研磨工具の構成図である。 ■＝電気ドリル、２：軸、３：円板、４：フェルト布、
５：研磨剤、７：研磨対象物、８：飛散防止治具、９：
固定ねじ、１ｏ：フェルト。 代理ノ、弁理士駒田喜英 第 図 第 図
図、第２図は従来のバフ研磨工具の構成図である。 ■＝電気ドリル、２：軸、３：円板、４：フェルト布、
５：研磨剤、７：研磨対象物、８：飛散防止治具、９：
固定ねじ、１ｏ：フェルト。 代理ノ、弁理士駒田喜英 第 図 第 図
Claims (1)
- １）構造物本体の表面を鏡面研磨するバフ研磨工具にお
いて、軸の端部の円板に取付けたフェルト布と、このフ
ェルト布の外径側及び前記円板を覆うように前記軸に取
付けた円錐状の飛散防止治具とから構成することを特徴
とするバフ研磨工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10361290A JPH042464A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | バフ研磨工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10361290A JPH042464A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | バフ研磨工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH042464A true JPH042464A (ja) | 1992-01-07 |
Family
ID=14358599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10361290A Pending JPH042464A (ja) | 1990-04-19 | 1990-04-19 | バフ研磨工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH042464A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6388349B1 (en) * | 1997-10-31 | 2002-05-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mounting structure for vibrator with contact power supply |
| JP2012148365A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 研削用集塵カバー及び動力工具 |
| CN103149082A (zh) * | 2013-02-08 | 2013-06-12 | 孟钧 | 一种钻芯机挡水装置 |
| US9570827B2 (en) | 2014-10-31 | 2017-02-14 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Contact member |
| JP2017087399A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 株式会社荏原製作所 | バフ処理装置および基板処理装置 |
| KR101848793B1 (ko) * | 2018-01-10 | 2018-04-13 | 최상환 | 실링 홈의 경면 가공용 연마 공구 |
-
1990
- 1990-04-19 JP JP10361290A patent/JPH042464A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6388349B1 (en) * | 1997-10-31 | 2002-05-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Mounting structure for vibrator with contact power supply |
| JP2012148365A (ja) * | 2011-01-19 | 2012-08-09 | Hitachi Koki Co Ltd | 研削用集塵カバー及び動力工具 |
| CN103149082A (zh) * | 2013-02-08 | 2013-06-12 | 孟钧 | 一种钻芯机挡水装置 |
| US9570827B2 (en) | 2014-10-31 | 2017-02-14 | Kitagawa Industries Co., Ltd. | Contact member |
| JP2017087399A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-25 | 株式会社荏原製作所 | バフ処理装置および基板処理装置 |
| WO2017086055A1 (ja) * | 2015-11-17 | 2017-05-26 | 株式会社荏原製作所 | バフ処理装置および基板処理装置 |
| US11103972B2 (en) | 2015-11-17 | 2021-08-31 | Ebara Corporation | Buff processing device and substrate processing device |
| KR101848793B1 (ko) * | 2018-01-10 | 2018-04-13 | 최상환 | 실링 홈의 경면 가공용 연마 공구 |
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