JPH04246038A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH04246038A JPH04246038A JP3031820A JP3182091A JPH04246038A JP H04246038 A JPH04246038 A JP H04246038A JP 3031820 A JP3031820 A JP 3031820A JP 3182091 A JP3182091 A JP 3182091A JP H04246038 A JPH04246038 A JP H04246038A
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- JP
- Japan
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- tray
- roller
- bottom plate
- paper feed
- feed
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Links
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims abstract description 127
- 238000012840 feeding operation Methods 0.000 abstract 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントローディング
タイプの給紙装置に関する。
タイプの給紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、フロントローディングタイプの給
紙装置としては、例えば、以下に述べるようなものがあ
る。すなわち、図示しない装置本体の前後方向に移動可
能なフロントローディングタイプの給紙トレイが設けら
れ、この給紙トレイの底面にはトレイ底板が置かれ、こ
のトレイ底板上には多数枚のシートが積み重ねられてい
る。そして、トレイ底板上昇手段を用いて前記トレイ底
板の一端を支点として所定のタイミングで回動させ、こ
れによりそのトレイ底板の他端側でシートをフィードロ
ーラに押し付けて給紙を行う。この時、そのフィードロ
ーラには給紙状態及び非給紙状態に応じてセパレーショ
ンローラが当接したり離れたりできるようになっており
、これによりシートを一枚ずつ分離して給紙を確実に行
うことができるようにしている。
紙装置としては、例えば、以下に述べるようなものがあ
る。すなわち、図示しない装置本体の前後方向に移動可
能なフロントローディングタイプの給紙トレイが設けら
れ、この給紙トレイの底面にはトレイ底板が置かれ、こ
のトレイ底板上には多数枚のシートが積み重ねられてい
る。そして、トレイ底板上昇手段を用いて前記トレイ底
板の一端を支点として所定のタイミングで回動させ、こ
れによりそのトレイ底板の他端側でシートをフィードロ
ーラに押し付けて給紙を行う。この時、そのフィードロ
ーラには給紙状態及び非給紙状態に応じてセパレーショ
ンローラが当接したり離れたりできるようになっており
、これによりシートを一枚ずつ分離して給紙を確実に行
うことができるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
装置においては、給紙トレイの前後方向の移動量の変位
を利用してフィードローラとセパレーションローラとの
接離(ローラ間で接したり離れたりすること)を行って
いるが、このように接離するためにはどうしても給紙ト
レイの移動方向のストロークが必要となり、フィードロ
ーラとセパレーションローラとの位置関係が十分決定さ
れないうちに両者が接触して抵抗となり、これにより給
紙トレイが傾いた状態でセットされることがある。
装置においては、給紙トレイの前後方向の移動量の変位
を利用してフィードローラとセパレーションローラとの
接離(ローラ間で接したり離れたりすること)を行って
いるが、このように接離するためにはどうしても給紙ト
レイの移動方向のストロークが必要となり、フィードロ
ーラとセパレーションローラとの位置関係が十分決定さ
れないうちに両者が接触して抵抗となり、これにより給
紙トレイが傾いた状態でセットされることがある。
【0004】また、給紙トレイを引き出す時には、ロー
ラ同志(フィードローラとセパレーションローラ)の抵
抗によって引き出すための余分な力が必要となる。また
、この場合、給紙トレイ上の残紙がローラ間に挾まった
場合には、紙折れ等の不具合が発生することになる。
ラ同志(フィードローラとセパレーションローラ)の抵
抗によって引き出すための余分な力が必要となる。また
、この場合、給紙トレイ上の残紙がローラ間に挾まった
場合には、紙折れ等の不具合が発生することになる。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明では
、装置本体の前後方向に移動可能なフロントローディン
グタイプの給紙トレイを設け、この給紙トレイの底面に
置かれたトレイ底板を上昇させるトレイ底板上昇手段を
備え、このトレイ底板上昇手段により前記トレイ底板の
一端を支点として所定のタイミングで回動することによ
りその他端側で押圧されたシートを給紙するフィードロ
ーラを設け、このフィードローラと当接してシートを一
枚ずつ分離するセパレーションローラの設けられた給紙
装置において、前記トレイ底板に前記フィードローラへ
の押圧方向とは逆向きの下降方向への付勢力を常時付与
するトレイ底板下降手段を設け、このトレイ底板下降手
段により前記給紙トレイが下降し給紙位置にセットされ
ていない時には前記セパレーションローラを前記フィー
ドローラとの接触位置から離間した下方向に移動させる
と共に前記トレイ底板上昇手段により前記給紙トレイが
上昇し給紙位置にセットされている時には前記セパレー
ションローラを所定の押圧力で前記フィードローラに当
接するように移動させるセパレーションローラ接離手段
を設けた。
、装置本体の前後方向に移動可能なフロントローディン
グタイプの給紙トレイを設け、この給紙トレイの底面に
置かれたトレイ底板を上昇させるトレイ底板上昇手段を
備え、このトレイ底板上昇手段により前記トレイ底板の
一端を支点として所定のタイミングで回動することによ
りその他端側で押圧されたシートを給紙するフィードロ
ーラを設け、このフィードローラと当接してシートを一
枚ずつ分離するセパレーションローラの設けられた給紙
装置において、前記トレイ底板に前記フィードローラへ
の押圧方向とは逆向きの下降方向への付勢力を常時付与
するトレイ底板下降手段を設け、このトレイ底板下降手
段により前記給紙トレイが下降し給紙位置にセットされ
ていない時には前記セパレーションローラを前記フィー
ドローラとの接触位置から離間した下方向に移動させる
と共に前記トレイ底板上昇手段により前記給紙トレイが
上昇し給紙位置にセットされている時には前記セパレー
ションローラを所定の押圧力で前記フィードローラに当
接するように移動させるセパレーションローラ接離手段
を設けた。
【0006】請求項2記載の発明では、装置本体の前後
方向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙ト
レイを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底
板を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ
底板上昇手段により前記トレイ底板の一端を支点として
所定のタイミングで回動することによりその他端側で押
圧されたシートを給紙するフィードローラを設け、この
フィードローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセ
パレーションローラの設けられた給紙装置において、前
記トレイ底板の自重により前記給紙トレイが下降し給紙
位置にセットされていない時には前記セパレーションロ
ーラを前記フィードローラとの接触位置から離間した下
方に移動させると共に前記トレイ底板上昇手段により前
記給紙トレイが上昇し給紙位置にセットされている時に
は前記セパレーションローラを所定の押圧力で前記フィ
ードローラに当接するように移動させるセパレーション
ローラ接離手段を設けた。
方向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙ト
レイを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底
板を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ
底板上昇手段により前記トレイ底板の一端を支点として
所定のタイミングで回動することによりその他端側で押
圧されたシートを給紙するフィードローラを設け、この
フィードローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセ
パレーションローラの設けられた給紙装置において、前
記トレイ底板の自重により前記給紙トレイが下降し給紙
位置にセットされていない時には前記セパレーションロ
ーラを前記フィードローラとの接触位置から離間した下
方に移動させると共に前記トレイ底板上昇手段により前
記給紙トレイが上昇し給紙位置にセットされている時に
は前記セパレーションローラを所定の押圧力で前記フィ
ードローラに当接するように移動させるセパレーション
ローラ接離手段を設けた。
【0007】請求項3記載の発明では、装置本体の前後
方向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙ト
レイを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底
板を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ
底板上昇手段により前記トレイ底板の一端を支点として
所定のタイミングで回動することによりその他端側で押
圧されたシートを給紙するフィードローラを設け、この
フィードローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセ
パレーションローラの設けられた給紙装置において、前
記給紙トレイが下降し給紙位置にセットされていない時
には前記セパレーションローラを前記フィードローラと
の接触位置から離間した下方に移動させると共に前記ト
レイ底板上昇手段により前記給紙トレイが上昇し給紙位
置にセットされている時には前記セパレーションローラ
を所定の押圧力で前記フィードローラに当接するように
移動させるセパレーションローラ接離手段を前記給紙ト
レイと一体的に設けた。
方向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙ト
レイを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底
板を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ
底板上昇手段により前記トレイ底板の一端を支点として
所定のタイミングで回動することによりその他端側で押
圧されたシートを給紙するフィードローラを設け、この
フィードローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセ
パレーションローラの設けられた給紙装置において、前
記給紙トレイが下降し給紙位置にセットされていない時
には前記セパレーションローラを前記フィードローラと
の接触位置から離間した下方に移動させると共に前記ト
レイ底板上昇手段により前記給紙トレイが上昇し給紙位
置にセットされている時には前記セパレーションローラ
を所定の押圧力で前記フィードローラに当接するように
移動させるセパレーションローラ接離手段を前記給紙ト
レイと一体的に設けた。
【0008】
【作用】請求項1記載の発明においては、トレイ底板下
降手段とトレイ底板上昇手段を用いてセパレーションロ
ーラのフィードローラとの間における接離をトレイ底板
の回転に連動させて行うことが可能となり、これにより
給紙トレイ移動時においてフィードローラとセパレーシ
ョンローラとの間の接触時間を短くすることができるた
め、給紙トレイの移動をスムーズに行うことが可能とな
る。
降手段とトレイ底板上昇手段を用いてセパレーションロ
ーラのフィードローラとの間における接離をトレイ底板
の回転に連動させて行うことが可能となり、これにより
給紙トレイ移動時においてフィードローラとセパレーシ
ョンローラとの間の接触時間を短くすることができるた
め、給紙トレイの移動をスムーズに行うことが可能とな
る。
【0009】請求項2記載の発明においては、トレイ底
板の自重とトレイ底板上昇手段を用いてセパレーション
ローラのフィードローラとの間における接離をトレイ底
板の回転に連動させて行うことが可能となり、これによ
り給紙トレイ移動時においてフィードローラとセパレー
ションローラとの間の接触時間を短くすることができる
ため、給紙トレイの移動をスムーズに行うことが可能と
なる。
板の自重とトレイ底板上昇手段を用いてセパレーション
ローラのフィードローラとの間における接離をトレイ底
板の回転に連動させて行うことが可能となり、これによ
り給紙トレイ移動時においてフィードローラとセパレー
ションローラとの間の接触時間を短くすることができる
ため、給紙トレイの移動をスムーズに行うことが可能と
なる。
【0010】請求項3記載の発明においては、セパレー
ションローラ接離手段を給紙トレイと一体的に設けたの
で、セパレーションローラの接離動作を一段と精度良く
行うことが可能となり、また、セパレーションローラ接
離手段は給紙トレイの所定位置にセットされているか否
かによって動作するため、セパレーションローラとフィ
ードローラとの接離を瞬時に行うことが可能となる。
ションローラ接離手段を給紙トレイと一体的に設けたの
で、セパレーションローラの接離動作を一段と精度良く
行うことが可能となり、また、セパレーションローラ接
離手段は給紙トレイの所定位置にセットされているか否
かによって動作するため、セパレーションローラとフィ
ードローラとの接離を瞬時に行うことが可能となる。
【0011】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図5に基づいて説明する。まず、図1は、給紙を行う前
の段階における給紙トレイの移動時の様子を示すもので
ある。給紙トレイ1は、右側に位置するガイドレール2
と図示しない左側に位置するガイドレールに沿って、前
後方向に移動するようになっている。その給紙トレイ1
上にはシート3が載置され、その給紙トレイ1の底面に
はフィードローラ4に押圧させるためのトレイ底板5が
設けられている。このトレイ底板5は給紙トレイ1の支
点Aで回動自在に固定されており、その支点Aにはフィ
ードローラ4を押圧する方向とは逆向きの付勢力を常時
付与する方向すなわちトレイ底板5を下向きに押し付け
る方向に付勢力を常時付与するトレイ底板下降手段とし
ての付勢部材6が設けられている。また、給紙トレイ1
の先端部分には、フィードローラ4の方向に移動可能で
このローラと接離自在にセパレーションローラ7が設け
られている。このセパレーションローラ7は保持部材8
に軸支され、さらに、加圧スプリング9によって保持部
材8と共にフィードローラ4に押圧可能な状態となって
いる。
図5に基づいて説明する。まず、図1は、給紙を行う前
の段階における給紙トレイの移動時の様子を示すもので
ある。給紙トレイ1は、右側に位置するガイドレール2
と図示しない左側に位置するガイドレールに沿って、前
後方向に移動するようになっている。その給紙トレイ1
上にはシート3が載置され、その給紙トレイ1の底面に
はフィードローラ4に押圧させるためのトレイ底板5が
設けられている。このトレイ底板5は給紙トレイ1の支
点Aで回動自在に固定されており、その支点Aにはフィ
ードローラ4を押圧する方向とは逆向きの付勢力を常時
付与する方向すなわちトレイ底板5を下向きに押し付け
る方向に付勢力を常時付与するトレイ底板下降手段とし
ての付勢部材6が設けられている。また、給紙トレイ1
の先端部分には、フィードローラ4の方向に移動可能で
このローラと接離自在にセパレーションローラ7が設け
られている。このセパレーションローラ7は保持部材8
に軸支され、さらに、加圧スプリング9によって保持部
材8と共にフィードローラ4に押圧可能な状態となって
いる。
【0012】また、トレイ底板5の下方には、支点Bで
回動自在に保持されたセパレーションローラ接離手段と
してのレバー10が設けられている。このレバー10は
付勢部材11によりトレイ底面5の方向すなわち上方に
向けて付勢力が付与されている。そのレバー10の先端
部はセパレーションローラ7を保持している保持部材8
に固定されたピン12と係合しており、レバー10の突
起部10aで受けたトレイ底面5の荷重によりピン12
を押し下げることによってセパレーションローラ7を下
方に下げることができる。従って、このレバー10の上
下運動に伴ってセパレーションローラ7とフィードロー
ラ4との接離を自在に行なうことが可能となる。
回動自在に保持されたセパレーションローラ接離手段と
してのレバー10が設けられている。このレバー10は
付勢部材11によりトレイ底面5の方向すなわち上方に
向けて付勢力が付与されている。そのレバー10の先端
部はセパレーションローラ7を保持している保持部材8
に固定されたピン12と係合しており、レバー10の突
起部10aで受けたトレイ底面5の荷重によりピン12
を押し下げることによってセパレーションローラ7を下
方に下げることができる。従って、このレバー10の上
下運動に伴ってセパレーションローラ7とフィードロー
ラ4との接離を自在に行なうことが可能となる。
【0013】この場合、セパレーションローラ7のフィ
ードローラ4への押圧力は、通常、250gf〜600
gfが適当である。今、例として、図3において、重量
を計算すると、レバー10の先端部b点での押圧力に対
して押し下げる荷重を700gfとすると、突起部10
aのa点において必要な荷重は、 a=8×700÷5=1120gf となり、これによりトレイ底面5のa点における重量を
1120gf以上に設定すればよい。
ードローラ4への押圧力は、通常、250gf〜600
gfが適当である。今、例として、図3において、重量
を計算すると、レバー10の先端部b点での押圧力に対
して押し下げる荷重を700gfとすると、突起部10
aのa点において必要な荷重は、 a=8×700÷5=1120gf となり、これによりトレイ底面5のa点における重量を
1120gf以上に設定すればよい。
【0014】次に、図2は、給紙トレイ1が所定の給紙
位置にセットされた時の様子を示すものである。このセ
ットされた時には、セパレーションローラ7は所定圧で
フィードローラ4に押圧されなければならないため、ト
レイ底板5が回転してレバー10から離れると、レバー
10は支点Bに取付けられた付勢部材11によって、そ
のレバー10の先端部がセパレーションローラ7を保持
する保持部材8のピン12の部分から少しだけ離れた状
態となる。
位置にセットされた時の様子を示すものである。このセ
ットされた時には、セパレーションローラ7は所定圧で
フィードローラ4に押圧されなければならないため、ト
レイ底板5が回転してレバー10から離れると、レバー
10は支点Bに取付けられた付勢部材11によって、そ
のレバー10の先端部がセパレーションローラ7を保持
する保持部材8のピン12の部分から少しだけ離れた状
態となる。
【0015】そこで、今、トレイ底板5を回動して上昇
させるトレイ底板上昇機構の様子を図2及び図4に基づ
いて説明する。給紙トレイ1が所定位置にセットされる
と、図示しない給紙トレイ検知手段によって給紙トレイ
1を検知し、上昇モータ13が回転を始めてギヤ列14
,15,16により駆動力がギヤ17に伝達される。 ギヤ17は、図4に示すように、軸18と一体となって
いてその両サイドをブラケット19,20によって保持
され、本体前後方向にスライドする。そして、スプリン
グ21によってラチェット22の方向に押圧されて回転
が始まると、その過程においてギヤ17の突起部17a
がラチェット22と係合してこのラチェット22を同時
に回転させる。そして、ラチェット22と押上げレバー
23とは加圧スプリング24によって連結されており、
これによりラチェット22が回転すると押上げレバー2
3が回動することになる。この押上げレバー23の回動
に伴ってこれと一体化された押上軸25に固定された押
上げアーム26は回転する。この回転する押上げアーム
26によりトレイ底板5は持ち上げられるため、そのト
レイ底板5上に積載されたシート3の最上部はフィード
ローラ4に当接されることになる。そして、ラチェット
22の回転の停止は、センサ27によってラチェット2
2の一部を検知することにより上昇モータ13の駆動が
停止し、これによりその回転を停止させることができる
。
させるトレイ底板上昇機構の様子を図2及び図4に基づ
いて説明する。給紙トレイ1が所定位置にセットされる
と、図示しない給紙トレイ検知手段によって給紙トレイ
1を検知し、上昇モータ13が回転を始めてギヤ列14
,15,16により駆動力がギヤ17に伝達される。 ギヤ17は、図4に示すように、軸18と一体となって
いてその両サイドをブラケット19,20によって保持
され、本体前後方向にスライドする。そして、スプリン
グ21によってラチェット22の方向に押圧されて回転
が始まると、その過程においてギヤ17の突起部17a
がラチェット22と係合してこのラチェット22を同時
に回転させる。そして、ラチェット22と押上げレバー
23とは加圧スプリング24によって連結されており、
これによりラチェット22が回転すると押上げレバー2
3が回動することになる。この押上げレバー23の回動
に伴ってこれと一体化された押上軸25に固定された押
上げアーム26は回転する。この回転する押上げアーム
26によりトレイ底板5は持ち上げられるため、そのト
レイ底板5上に積載されたシート3の最上部はフィード
ローラ4に当接されることになる。そして、ラチェット
22の回転の停止は、センサ27によってラチェット2
2の一部を検知することにより上昇モータ13の駆動が
停止し、これによりその回転を停止させることができる
。
【0016】また、給紙トレイ1を引き出す時は、図4
において、ギヤ17の軸18を給紙トレイ1の一部で矢
印方向Pに押すことによってラチェット22からギヤ1
7が離れ、トレイ底板5の付勢部材6の付勢力等によっ
てトレイ底板5は落下し、これによりレバー10は下方
に押されるため、セパレーションローラ7をフィードロ
ーラ4から離間させることができる。
において、ギヤ17の軸18を給紙トレイ1の一部で矢
印方向Pに押すことによってラチェット22からギヤ1
7が離れ、トレイ底板5の付勢部材6の付勢力等によっ
てトレイ底板5は落下し、これによりレバー10は下方
に押されるため、セパレーションローラ7をフィードロ
ーラ4から離間させることができる。
【0017】次に、セパレーションローラ7を保持して
いる保持機構の様子を図5に基づいて前述した場合より
もさらに詳しく説明する。セパレーションローラ7及び
トルクリミッタ28は保持部材8に軸支されている。そ
のトルクリミッタ28の回転トルクは、そのギヤ28a
によりアイドラギヤ29を介してギヤ7aに伝達され、
これによりその回転トルクはセパレーションローラ7に
付与されてフィードローラ4の回転方向と逆方向の力と
なる。トルクリミッタ28の軸30には、セパレーショ
ンローラ7をフィードローラ4に押圧するための押圧ス
プリング9が給紙トレイ1の筐体との間に設けられてい
る。また、保持部材8の中央下側にはピン12が設けら
れており、そのピン12はレバー10の先端部と係合し
、これによりセパレーションローラ7をフィードローラ
4に接離させることができる。
いる保持機構の様子を図5に基づいて前述した場合より
もさらに詳しく説明する。セパレーションローラ7及び
トルクリミッタ28は保持部材8に軸支されている。そ
のトルクリミッタ28の回転トルクは、そのギヤ28a
によりアイドラギヤ29を介してギヤ7aに伝達され、
これによりその回転トルクはセパレーションローラ7に
付与されてフィードローラ4の回転方向と逆方向の力と
なる。トルクリミッタ28の軸30には、セパレーショ
ンローラ7をフィードローラ4に押圧するための押圧ス
プリング9が給紙トレイ1の筐体との間に設けられてい
る。また、保持部材8の中央下側にはピン12が設けら
れており、そのピン12はレバー10の先端部と係合し
、これによりセパレーションローラ7をフィードローラ
4に接離させることができる。
【0018】次に、シート3の具体的な給紙方法につい
て説明する。所定圧でフィードローラ4に押圧されてい
るシート3は、給紙開始信号によりフィードローラ4が
回転し、これにより最上位に位置するシート3をフィー
ドローラ4とセパレーションローラ7との間に送出する
。その後、シート3はフィードローラ4によってガイド
板31に案内され、中継ローラ32a,32bに給送さ
れる。その後、図示しない周知のプリントプロセスを経
て機外に排出され一連の動作を終了することになる。
て説明する。所定圧でフィードローラ4に押圧されてい
るシート3は、給紙開始信号によりフィードローラ4が
回転し、これにより最上位に位置するシート3をフィー
ドローラ4とセパレーションローラ7との間に送出する
。その後、シート3はフィードローラ4によってガイド
板31に案内され、中継ローラ32a,32bに給送さ
れる。その後、図示しない周知のプリントプロセスを経
て機外に排出され一連の動作を終了することになる。
【0019】上述したように、セパレーションローラ接
離手段としてのレバー10は、トレイ底板下降手段とし
ての付勢部材6の付勢力により給紙トレイ1が下降し給
紙位置にセットされていない時にはセパレーションロー
ラ7をフィードローラ4との接触位置から離間した下方
向に移動させ、トレイ底板上昇手段により給紙トレイ1
が上昇し給紙位置にセットされている時にはセパレーシ
ョンローラ7を所定の押圧力でフィードローラ4に当接
するように移動させることができる。従って、このよう
にフィードローラ4との間におけるセパレーションロー
ラ7の接離をトレイ底板5の回転に連動させて行うこと
ができるため、給紙トレイ移動時においてフィードロー
ラ4とセパレーションローラ7との間の接触時間を短く
することが可能となり、これにより給紙トレイ1の給紙
セット動作をスムーズに行うことができる。
離手段としてのレバー10は、トレイ底板下降手段とし
ての付勢部材6の付勢力により給紙トレイ1が下降し給
紙位置にセットされていない時にはセパレーションロー
ラ7をフィードローラ4との接触位置から離間した下方
向に移動させ、トレイ底板上昇手段により給紙トレイ1
が上昇し給紙位置にセットされている時にはセパレーシ
ョンローラ7を所定の押圧力でフィードローラ4に当接
するように移動させることができる。従って、このよう
にフィードローラ4との間におけるセパレーションロー
ラ7の接離をトレイ底板5の回転に連動させて行うこと
ができるため、給紙トレイ移動時においてフィードロー
ラ4とセパレーションローラ7との間の接触時間を短く
することが可能となり、これにより給紙トレイ1の給紙
セット動作をスムーズに行うことができる。
【0020】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
6及び図7に基づいて説明する。なお、請求項1記載の
発明の実施例(図1及び図2参照)と同一部分について
の説明は省略し、その同一部分については同一符号を用
いる。すなわち、前述した請求項1記載の発明の実施例
では、トレイ底板5は主にトレイ底板下降手段としての
付勢部材6の付勢力により下降していたが、本実施例で
はそのようなトレイ底板下降手段を用いず、トレイ底板
5の自重により給紙トレイ1を下降させるようにしたも
のである。これにより、図6及び図7の支点Aの位置に
は、図1及び図2に示すような付勢部材6が設けられて
いないことになる。従って、この場合、セパレーション
ローラ接離手段としてのレバー10は、トレイ底板5の
自重により給紙トレイ1が下降し非給紙位置にある時に
はセパレーションローラ7をフィードローラ4との接触
位置から離間した下方に移動させ、トレイ底板上昇手段
により給紙トレイ1が上昇し給紙可能位置にある時には
セパレーションローラ7を所定の押圧力でフィードロー
ラ4に当接するように移動させることができる。従って
、本実施例の場合にも、前述した実施例と同様な効果を
得ることができることになる。
6及び図7に基づいて説明する。なお、請求項1記載の
発明の実施例(図1及び図2参照)と同一部分について
の説明は省略し、その同一部分については同一符号を用
いる。すなわち、前述した請求項1記載の発明の実施例
では、トレイ底板5は主にトレイ底板下降手段としての
付勢部材6の付勢力により下降していたが、本実施例で
はそのようなトレイ底板下降手段を用いず、トレイ底板
5の自重により給紙トレイ1を下降させるようにしたも
のである。これにより、図6及び図7の支点Aの位置に
は、図1及び図2に示すような付勢部材6が設けられて
いないことになる。従って、この場合、セパレーション
ローラ接離手段としてのレバー10は、トレイ底板5の
自重により給紙トレイ1が下降し非給紙位置にある時に
はセパレーションローラ7をフィードローラ4との接触
位置から離間した下方に移動させ、トレイ底板上昇手段
により給紙トレイ1が上昇し給紙可能位置にある時には
セパレーションローラ7を所定の押圧力でフィードロー
ラ4に当接するように移動させることができる。従って
、本実施例の場合にも、前述した実施例と同様な効果を
得ることができることになる。
【0021】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
8に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明の実
施例(図1及び図2参照)及び請求項2記載の発明の実
施例(図6及び図7参照)と同一部分についての説明は
省略し、その同一部分については同一符号を用いる。本
実施例では、セパレーションローラ接離手段としては、
これまで述べてきたような直線状の長いレバー10を用
いる代わりにソレノイド33を用い、そのソレノイド3
3を給紙トレイ1と一体的に設けたものである。すなわ
ち、給紙トレイ1の外側面にはソレノイドブラケット3
4が固定されており、そのソレノイドブラケット34に
ソレノイド33が固定されている。ソレノイド33のプ
ランジャー33bはくの字形をしたレバー35を支持し
ており、このレバー35は支点Cを中心として回動する
ようになっている。そのレバー35の先端部はセパレー
ションローラ7を保持している保持部材8に固定された
ピン12に係合している。また、プランジャー33bと
レバー35との結合部Dと給紙トレイ1の外側面との間
にはスプリング36が接続され、これによりそのスプリ
ング36により結合部Dに付勢力が付勢されている。
8に基づいて説明する。なお、請求項1記載の発明の実
施例(図1及び図2参照)及び請求項2記載の発明の実
施例(図6及び図7参照)と同一部分についての説明は
省略し、その同一部分については同一符号を用いる。本
実施例では、セパレーションローラ接離手段としては、
これまで述べてきたような直線状の長いレバー10を用
いる代わりにソレノイド33を用い、そのソレノイド3
3を給紙トレイ1と一体的に設けたものである。すなわ
ち、給紙トレイ1の外側面にはソレノイドブラケット3
4が固定されており、そのソレノイドブラケット34に
ソレノイド33が固定されている。ソレノイド33のプ
ランジャー33bはくの字形をしたレバー35を支持し
ており、このレバー35は支点Cを中心として回動する
ようになっている。そのレバー35の先端部はセパレー
ションローラ7を保持している保持部材8に固定された
ピン12に係合している。また、プランジャー33bと
レバー35との結合部Dと給紙トレイ1の外側面との間
にはスプリング36が接続され、これによりそのスプリ
ング36により結合部Dに付勢力が付勢されている。
【0022】このような構成において、給紙トレイ1が
給紙位置にない時には、ソレノイド33はオフ(OFF
)状態にあり、スプリング36の付勢力によってレバー
35の先端部がピン12に係合し、これによりセパレー
ションローラ7をフィードローラ4から離間させること
ができる。また、給紙トレイ1が所定の給紙位置にセッ
トされると、図示しない検知手段によってソレノイド3
3はオン(ON)状態となり、レバー35の先端部をピ
ン12に接した位置から離間させ、これによりセパレー
ションローラ7はスプリング36の付勢力によってフィ
ードローラ4を押圧させることが可能となる。このよう
にソレノイド33を用い、その動作状態に応じてセパレ
ーションローラ7とフィードローラ4との間で接離動作
を瞬時に行うことが可能となり、しかも、ソレノイド3
3が給紙トレイ1と一体化されているためローラ間の接
離精度の面においても一段と向上させることができる。
給紙位置にない時には、ソレノイド33はオフ(OFF
)状態にあり、スプリング36の付勢力によってレバー
35の先端部がピン12に係合し、これによりセパレー
ションローラ7をフィードローラ4から離間させること
ができる。また、給紙トレイ1が所定の給紙位置にセッ
トされると、図示しない検知手段によってソレノイド3
3はオン(ON)状態となり、レバー35の先端部をピ
ン12に接した位置から離間させ、これによりセパレー
ションローラ7はスプリング36の付勢力によってフィ
ードローラ4を押圧させることが可能となる。このよう
にソレノイド33を用い、その動作状態に応じてセパレ
ーションローラ7とフィードローラ4との間で接離動作
を瞬時に行うことが可能となり、しかも、ソレノイド3
3が給紙トレイ1と一体化されているためローラ間の接
離精度の面においても一段と向上させることができる。
【0023】上述したように、セパレーションローラ接
離手段としてのソレノイド33は、給紙トレイ1が下降
し給紙位置にセットされていない時にはセパレーション
ローラ7をフィードローラ4との接触位置から離間した
下方に移動させ、トレイ底板上昇手段により給紙トレイ
1が上昇し給紙位置にセットされている時にはセパレー
ションローラ7を所定の押圧力でフィードローラ4に当
接するように移動させることができる。従って、ソレノ
イド33を給紙トレイ1と一体的に設けたので、セパレ
ーションローラ7の接離動作を一段と精度良く行うこと
が可能となり、また、ソレノイド33は給紙トレイ1の
所定位置にセットされているか否かによって動作するた
め、セパレーションローラ7とフィードローラ4との接
離を瞬時に行うことが可能となる。
離手段としてのソレノイド33は、給紙トレイ1が下降
し給紙位置にセットされていない時にはセパレーション
ローラ7をフィードローラ4との接触位置から離間した
下方に移動させ、トレイ底板上昇手段により給紙トレイ
1が上昇し給紙位置にセットされている時にはセパレー
ションローラ7を所定の押圧力でフィードローラ4に当
接するように移動させることができる。従って、ソレノ
イド33を給紙トレイ1と一体的に設けたので、セパレ
ーションローラ7の接離動作を一段と精度良く行うこと
が可能となり、また、ソレノイド33は給紙トレイ1の
所定位置にセットされているか否かによって動作するた
め、セパレーションローラ7とフィードローラ4との接
離を瞬時に行うことが可能となる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、装置本体の前後
方向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙ト
レイを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底
板を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ
底板上昇手段により前記トレイ底板の一端を支点として
所定のタイミングで回動することによりその他端側で押
圧されたシートを給紙するフィードローラを設け、この
フィードローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセ
パレーションローラの設けられた給紙装置において、ト
レイ底板にフィードローラへの押圧方向とは逆向きの下
降方向への付勢力を常時付与するトレイ底板下降手段を
設け、このトレイ底板下降手段により給紙トレイが下降
し給紙位置にセットされていない時にはセパレーション
ローラをフィードローラとの接触位置から離間した下方
向に移動させると共にトレイ底板上昇手段により給紙ト
レイが上昇し給紙位置にセットされている時にはセパレ
ーションローラを所定の押圧力でフィードローラに当接
するように移動させるセパレーションローラ接離手段を
設けたので、トレイ底板下降手段とトレイ底板上昇手段
を用いてセパレーションローラのフィードローラとの間
における接離をトレイ底板の回転に連動させて行うこと
が可能となり、これにより給紙トレイ移動時においてフ
ィードローラとセパレーションローラとの間の接触時間
を短くすることができるため給紙トレイの移動をスムー
ズに行うことができるものである。
方向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙ト
レイを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底
板を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ
底板上昇手段により前記トレイ底板の一端を支点として
所定のタイミングで回動することによりその他端側で押
圧されたシートを給紙するフィードローラを設け、この
フィードローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセ
パレーションローラの設けられた給紙装置において、ト
レイ底板にフィードローラへの押圧方向とは逆向きの下
降方向への付勢力を常時付与するトレイ底板下降手段を
設け、このトレイ底板下降手段により給紙トレイが下降
し給紙位置にセットされていない時にはセパレーション
ローラをフィードローラとの接触位置から離間した下方
向に移動させると共にトレイ底板上昇手段により給紙ト
レイが上昇し給紙位置にセットされている時にはセパレ
ーションローラを所定の押圧力でフィードローラに当接
するように移動させるセパレーションローラ接離手段を
設けたので、トレイ底板下降手段とトレイ底板上昇手段
を用いてセパレーションローラのフィードローラとの間
における接離をトレイ底板の回転に連動させて行うこと
が可能となり、これにより給紙トレイ移動時においてフ
ィードローラとセパレーションローラとの間の接触時間
を短くすることができるため給紙トレイの移動をスムー
ズに行うことができるものである。
【0025】請求項2記載の発明は、装置本体の前後方
向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙トレ
イを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底板
を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ底
板上昇手段によりトレイ底板の一端を支点として所定の
タイミングで回動することによりその他端側で押圧され
たシートを給紙するフィードローラを設け、このフィー
ドローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセパレー
ションローラの設けられた給紙装置において、トレイ底
板の自重により給紙トレイが下降し給紙位置にセットさ
れていない時にはセパレーションローラをフィードロー
ラとの接触位置から離間した下方に移動させると共にト
レイ底板上昇手段により給紙トレイが上昇し給紙位置に
セットされている時にはセパレーションローラを所定の
押圧力で前記フィードローラに当接するように移動させ
るセパレーションローラ接離手段を設けたので、トレイ
底板の自重とトレイ底板上昇手段を用いてセパレーショ
ンローラのフィードローラとの間における接離をトレイ
底板の回転に連動させて行うことが可能となり、これに
より給紙トレイ移動時においてフィードローラとセパレ
ーションローラとの間の接触時間を短くすることができ
るため給紙トレイの移動をスムーズに行うことができる
ものである。
向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙トレ
イを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底板
を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ底
板上昇手段によりトレイ底板の一端を支点として所定の
タイミングで回動することによりその他端側で押圧され
たシートを給紙するフィードローラを設け、このフィー
ドローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセパレー
ションローラの設けられた給紙装置において、トレイ底
板の自重により給紙トレイが下降し給紙位置にセットさ
れていない時にはセパレーションローラをフィードロー
ラとの接触位置から離間した下方に移動させると共にト
レイ底板上昇手段により給紙トレイが上昇し給紙位置に
セットされている時にはセパレーションローラを所定の
押圧力で前記フィードローラに当接するように移動させ
るセパレーションローラ接離手段を設けたので、トレイ
底板の自重とトレイ底板上昇手段を用いてセパレーショ
ンローラのフィードローラとの間における接離をトレイ
底板の回転に連動させて行うことが可能となり、これに
より給紙トレイ移動時においてフィードローラとセパレ
ーションローラとの間の接触時間を短くすることができ
るため給紙トレイの移動をスムーズに行うことができる
ものである。
【0026】請求項3記載の発明は、装置本体の前後方
向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙トレ
イを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底板
を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ底
板上昇手段によりトレイ底板の一端を支点として所定の
タイミングで回動することによりその他端側で押圧され
たシートを給紙するフィードローラを設け、このフィー
ドローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセパレー
ションローラの設けられた給紙装置において、給紙トレ
イが下降し給紙位置にセットされていない時にはセパレ
ーションローラをフィードローラとの接触位置から離間
した下方に移動させると共にトレイ底板上昇手段により
給紙トレイが上昇し給紙位置にセットされている時には
セパレーションローラを所定の押圧力でフィードローラ
に当接するように移動させるセパレーションローラ接離
手段を給紙トレイと一体的に設けたので、セパレーショ
ンローラの接離動作を一段と精度良く行うことが可能と
なり、また、セパレーションローラ接離手段は給紙トレ
イの所定位置にセットされているか否かによって動作す
るため、セパレーションローラとフィードローラとの接
離を瞬時に行うことができるものである。
向に移動可能なフロントローディングタイプの給紙トレ
イを設け、この給紙トレイの底面に置かれたトレイ底板
を上昇させるトレイ底板上昇手段を備え、このトレイ底
板上昇手段によりトレイ底板の一端を支点として所定の
タイミングで回動することによりその他端側で押圧され
たシートを給紙するフィードローラを設け、このフィー
ドローラと当接してシートを一枚ずつ分離するセパレー
ションローラの設けられた給紙装置において、給紙トレ
イが下降し給紙位置にセットされていない時にはセパレ
ーションローラをフィードローラとの接触位置から離間
した下方に移動させると共にトレイ底板上昇手段により
給紙トレイが上昇し給紙位置にセットされている時には
セパレーションローラを所定の押圧力でフィードローラ
に当接するように移動させるセパレーションローラ接離
手段を給紙トレイと一体的に設けたので、セパレーショ
ンローラの接離動作を一段と精度良く行うことが可能と
なり、また、セパレーションローラ接離手段は給紙トレ
イの所定位置にセットされているか否かによって動作す
るため、セパレーションローラとフィードローラとの接
離を瞬時に行うことができるものである。
【図1】請求項1記載の発明の一実施例である給紙トレ
イが給紙位置にセットされる前の状態を示す正面図であ
る。
イが給紙位置にセットされる前の状態を示す正面図であ
る。
【図2】請求項1記載の発明の一実施例である給紙トレ
イが給紙位置にセットされた状態を示す正面図である。
イが給紙位置にセットされた状態を示す正面図である。
【図3】請求項1記載の発明の一実施例であるレバーに
加わる荷重の具体的な数値例を示す説明図である。
加わる荷重の具体的な数値例を示す説明図である。
【図4】請求項1記載の発明の一実施例であるトレイ底
板を回動する機構の様子を示す側面図である。
板を回動する機構の様子を示す側面図である。
【図5】請求項1記載の発明の一実施例であるセパレー
ションローラを保持する機構の様子を示す側面図である
。
ションローラを保持する機構の様子を示す側面図である
。
【図6】請求項2記載の発明の一実施例である給紙トレ
イが給紙位置にセットされる前の状態を示す正面図であ
る。
イが給紙位置にセットされる前の状態を示す正面図であ
る。
【図7】請求項2記載の発明の一実施例である給紙トレ
イが給紙位置にセットされた状態を示す正面図である。
イが給紙位置にセットされた状態を示す正面図である。
【図8】請求項3記載の発明の一実施例である給紙トレ
イが給紙位置にセットされた状態を示す正面図である。
イが給紙位置にセットされた状態を示す正面図である。
1 給紙トレイ
4 フィードローラ
5 トレイ底板
6 トレイ底板下降手段
7 セパレーションローラ
10 セパレーションローラ接離手段13
トレイ底板上昇手段
トレイ底板上昇手段
Claims (3)
- 【請求項1】 装置本体の前後方向に移動可能なフロ
ントローディングタイプの給紙トレイを設け、この給紙
トレイの底面に置かれたトレイ底板を上昇させるトレイ
底板上昇手段を備え、このトレイ底板上昇手段により前
記トレイ底板の一端を支点として所定のタイミングで回
動することによりその他端側で押圧されたシートを給紙
するフィードローラを設け、このフィードローラと当接
してシートを一枚ずつ分離するセパレーションローラの
設けられた給紙装置において、前記トレイ底板に前記フ
ィードローラへの押圧方向とは逆向きの下降方向への付
勢力を常時付与するトレイ底板下降手段を設け、このト
レイ底板下降手段により前記給紙トレイが下降し給紙位
置にセットされていない時には前記セパレーションロー
ラを前記フィードローラとの接触位置から離間した下方
向に移動させると共に前記トレイ底板上昇手段により前
記給紙トレイが上昇し給紙位置にセットされている時に
は前記セパレーションローラを所定の押圧力で前記フィ
ードローラに当接するように移動させるセパレーション
ローラ接離手段を設けたことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項2】 装置本体の前後方向に移動可能なフロ
ントローディングタイプの給紙トレイを設け、この給紙
トレイの底面に置かれたトレイ底板を上昇させるトレイ
底板上昇手段を備え、このトレイ底板上昇手段により前
記トレイ底板の一端を支点として所定のタイミングで回
動することによりその他端側で押圧されたシートを給紙
するフィードローラを設け、このフィードローラと当接
してシートを一枚ずつ分離するセパレーションローラの
設けられた給紙装置において、前記トレイ底板の自重に
より前記給紙トレイが下降し給紙位置にセットされてい
ない時には前記セパレーションローラを前記フィードロ
ーラとの接触位置から離間した下方に移動させると共に
前記トレイ底板上昇手段により前記給紙トレイが上昇し
給紙位置にセットされている時には前記セパレーション
ローラを所定の押圧力で前記フィードローラに当接する
ように移動させるセパレーションローラ接離手段を設け
たことを特徴とする給紙装置。 - 【請求項3】 装置本体の前後方向に移動可能なフロ
ントローディングタイプの給紙トレイを設け、この給紙
トレイの底面に置かれたトレイ底板を上昇させるトレイ
底板上昇手段を備え、このトレイ底板上昇手段により前
記トレイ底板の一端を支点として所定のタイミングで回
動することによりその他端側で押圧されたシートを給紙
するフィードローラを設け、このフィードローラと当接
してシートを一枚ずつ分離するセパレーションローラの
設けられた給紙装置において、前記給紙トレイが下降し
給紙位置にセットされていない時には前記セパレーショ
ンローラを前記フィードローラとの接触位置から離間し
た下方に移動させると共に前記トレイ底板上昇手段によ
り前記給紙トレイが上昇し給紙位置にセットされている
時には前記セパレーションローラを所定の押圧力で前記
フィードローラに当接するように移動させるセパレーシ
ョンローラ接離手段を前記給紙トレイと一体的に設けた
ことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031820A JPH04246038A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 給紙装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3031820A JPH04246038A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 給紙装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04246038A true JPH04246038A (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=12341726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3031820A Pending JPH04246038A (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04246038A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0754637A3 (en) * | 1995-07-18 | 1998-04-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic paper feeder |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3031820A patent/JPH04246038A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0754637A3 (en) * | 1995-07-18 | 1998-04-01 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic paper feeder |
US6000689A (en) * | 1995-07-18 | 1999-12-14 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Automatic paper feeder |
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