JPH04245372A - 情報処理装置および方法 - Google Patents

情報処理装置および方法

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JPH04245372A
JPH04245372A JP3029509A JP2950991A JPH04245372A JP H04245372 A JPH04245372 A JP H04245372A JP 3029509 A JP3029509 A JP 3029509A JP 2950991 A JP2950991 A JP 2950991A JP H04245372 A JPH04245372 A JP H04245372A
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JP
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pen
kana
cpu
kanji
kanji conversion
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JP3029509A
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Tomohito Hirayama
智史 平山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かな漢字変換領域の指
定をペンによって行うかな漢字変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のポータブルコンピュータは、図2
1に示されているような8つの枡目152を有する活字
プレート151を具備するかな漢字変換装置を備えてい
る。枡目152内にペンで文字を書くと、その文字がパ
ターン認識され、認識された文字(活字)がその枡目1
52内に表示される。枡目152内のひらがなを漢字に
変換するには、かな漢字変換バー153のうちかな漢字
変換すべき領域をペンによりドラッグしてドラッグ領域
154を形成した後、変換コマンド領域(ボタン)15
5をペンでタッチする必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
技術では、ひらがなを漢字に変換するは、ペンによりか
な漢字変換領域を指定するだけでなく、変換コマンド領
域をペンでタッチする必要があり、操作がめんどうであ
った。
【0004】本発明の目的は、変換コマンド領域をペン
でタッチする必要のないかな漢字変換装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のかな漢字変換装
置は、かな漢字変換領域の指定をペンによって行うかな
漢字変換装置であって、ペンによるかな漢字変換領域の
指定完了の検出に応じて、ペンにより指定されたかな漢
字変換領域に含まれる文字のかな漢字変換する制御手段
を備えることを特徴とする。
【0006】
【作用】上記構成のかな漢字変換装置においては、ペン
によるかな漢字変換領域の指定完了が検出されると、制
御手段が、ペンにより指定されたかな漢字変換領域に含
まれる文字のかな漢字変換を行うから、かな漢字変換コ
マンド領域が不要となる。
【0007】
【実施例】図1は、本発明のかな漢字変換装置を電子手
帳装置(ポータブルコンピュータ)に応用した場合の一
実施例の構成を示す斜視図である。本体1には電源スイ
ッチ2が設けられ、装置を使用するときオンされ、使用
を中止するときオフされる。電源スイッチ2の左隣には
画面8の輝度(後述するLCD22の輝度)を調整する
輝度調整スイッチ3が設けられている。また、本体1の
側部にはケース4が設けられている。このケース4には
、先端にスイッチ7を有し、コード5を介して本体1と
接続されているペン6を非使用時に収容される。このペ
ン6は、ケース4から取り出した状態においては本体1
の上方部に水平に形成された溝10に配置することがで
きるようになっている。この溝10の左側部には、スピ
ーカ9が設けられ、所定の音が出力されるようになって
いる。
【0008】本体1の右側上部には2つのスイッチ11
、12が設けられている。スイッチ11は後述するバッ
クライトの明るさを例えば2段階に切換える切換スイッ
チであり、スイッチ12はスピーカ9から出力される音
の音量を、例えば3段階に切換える音量切換スイッチで
ある。本体1の左側側部に設けられたスイッチ13は、
所定の動作を途中で停止させるとき(例えば放音中の音
を停止させるとき)操作される停止スイッチである。本
体1の左側部にはまたメモリ(IC)カード70(図5
参照)が装着されるソケット14が配置されている。本
体1の後側部にはソケット15が設けられている。また
、本体1の後側部のバッテリ19を装着するバッテリ装
着部1aの内部にもソケット16が設けられている。こ
れらのソケット15、16には、例えばRS232Cの
ケーブルやモデム、その他のアダプタ等が接続されるよ
うになっている。さらに本体1の左側部上方には、AC
アダプタ17の接続端子18が設けられている。
【0009】図2は、画面8の、より詳細な構成例を示
している。この実施例においては、タブレット21(X
軸方向の位置を検出するタブレット21aとY軸方向の
位置を検出するタブレット21b)が一番上に設けられ
ている。このタブレット21の下方には、LCD22が
設けられている。このLCD22は、上下に設けられた
ガラス板22a,22bと、その中間に挿入された液晶
23により構成されている。LCD22の下方には、蛍
光板(EL)26が配置されている。このバックライト
としての蛍光板26が光を発生すると、その光がLCD
22を照明する。タブレット21a,21bは、透明な
部材により形成されているため、液晶23に表示された
画像が図中上方より観察される。プリント基板(PCB
)25には、図示せぬ部品が装填されており、ゴムコネ
クタ24を介してLCD22と電気的に接続されている
。また、導電性フィルム27によりタブレット21とも
電気的に接続されている。
【0010】図3は、蛍光板26の、より詳細な構成例
を示している。この実施例においては、電極31と発光
部(他方の電極)32との間に絶縁フィルム33が配置
されている。電極31と発光部32の間に所定の電圧を
かけることにより、発光部32が発光する。電極31と
発光部32は、板状に形成されており、画面8を均一に
照射することが可能である。
【0011】バックライトとしては、この他蛍光管を用
いることも可能である。また、蛍光管をサイドライトと
して本体の側部に設け、その光を光伝達部材によりLC
D22の後部に伝達し、照明できるようにすることも可
能である。
【0012】図4は、タブレットによる位置検出とLC
Dによる表示の原理を示す回路図である。タブレット2
1はX軸方向に、例えば512本の電極を有しており、
Y軸方向に342本の電極を有している。これにより、
512×342画素を検出することが可能となる。タブ
レットコントローラ46は、クロック発生回路45aを
制御し、342本の電極1本1本に順次所定の電圧を印
加する。次に、クロック発生回路45bが制御され、5
12本の電極に順次電圧が印加される。すなわち、クロ
ック発生回路45aとクロック発生回路45bが、発生
するクロックによりタブレット21がスキャンされてい
る。ペン6をタブレット21上の所定の位置に近づける
と、タブレット21とペン6との間に所定の静電容量が
形成される。そして、ペン6をタブレット21に押圧し
たとき、ペン6の先端のスイッチ7がオンするのでペン
6とタブレット21上の所定の電極との間に発生した電
荷が検出され、アンプ47を介してタブレットコントロ
ーラ46に供給される。タブレットコントローラ46は
クロック発生回路45aと45bのクロック発生タイミ
ングを管理しているので、ペン6から供給された検出信
号とクロックの発生タイミングとからタブレット21上
のペン6による押圧位置を検出することができる。タブ
レットコントローラ46は、このようにして検出したペ
ン6による操作座標をCPU41に供給する。
【0013】一方、CPU41はLCDコントローラ4
3を制御し、メモリ(V−RAM)44に表示すべき画
像に対応するデータを書き込む。LCDコントローラ4
3は、メモリ44からデータを読み出し、データに対応
する信号を駆動回路42bに供給する。LCD22は、
タブレット21に対応して水平方向に512本の電極を
有し、垂直方向に342本の電極を有している。駆動回
路42aは、342本の電極に1本ずつ順次所定の電圧
を印加する。また、駆動回路42bは、512本の電極
に画像データに対応する電圧を順次印加する。このよう
にして、LCD22上の各画素がスキャンされ、LCD
22上に所定の画像が表示されることになる。
【0014】図5は、本体1のより詳細な電気的構成を
示している。CPU41は、バスライン57を介して各
種のICなどと接続されている。ROM51は、装置全
体のシステムプログラムの他、例えばワードプロセッサ
機能用のカナ漢字変換プログラムおよびそのための辞書
テーブル、さらに手書き入力に対する認識プログラムお
よびそのための辞書テーブルなどが書き込まれている。 ワーキング用RAM52には、動作上必要なデータが随
時記憶される。バックアップ用RAM53には、バック
アップ用の電池54(バッテリ19とは別の電池)が接
続されており、装置本体の電源がオフされた場合におい
ても必要なデータをバックアップするようになっている
。タイマーIC55は電池54に接続され、水晶振動子
56からのクロックを計数して、その時点における年月
日および時刻のデータを出力している。上述したLCD
コントローラ43やタブレットコントローラ46も、バ
スライン57を介してCPU41に接続されている。
【0015】音声処理回路58は、ソケット14乃至1
6からの入力やCPU41からの指令に対応して所定の
音声信号を発生し、加算器59に出力する。音声メモリ
61はCPU41に制御され、予め記憶している所定の
音声(例えば警告音「エッ?」)を加算器59に出力す
る。加算器59は音声処理回路58の出力と音声メモリ
61の出力とを加算し、音声音量コントローラ60を介
してスピーカ9に出力する。音量コントローラ60には
、音量切換スイッチ12が接続され、これを操作するこ
とにより音量を制御することができるようになっている
【0016】蛍光板(バックライト部)26には、電源
回路64(電源スイッチ2をオンしたとき、バッテリ1
9あるいはACアダプタ17から電力が供給される)か
らの電力がインバータ回路63を介して供給されている
。蛍光板26の明るさは、切換スイッチ11を切換える
ことによりインバータ回路63を介して2段階(例えば
明るい部屋に適した明るさと暗い部屋に適した明るさ)
に切換えることができる。また、これとは別に、輝度調
整スイッチ3を制御することにより、LCD22の明る
さを多段階に所望の値に制御することができるようにな
っている。スイッチ65aは、本体1に装着されたバッ
テリ19が1次電池であるか2次電池であるかに対応し
てオン/オフされる。スイッチ65bは、バッテリ19
の容量を検出し、その容量の大小に応じてオン/オフさ
れる。これらのスイッチ65aと65b等は、電源回路
64を介してキーインタフェース62に接続されている
。キーインタフェース62にはまた、輝度調整スイッチ
3、切換スイッチ11、停止スイッチ13等が接続され
ている。キーインタフェース62は、これらのスイッチ
のオン/オフに対応する信号をCPU41に供給する。
【0017】ソケット14には、ICカード70が接続
され、CPU41はICカードインタフェース66を介
して、そのICカード70とデータ、プログラム等の授
受ができるようになっている。また、ソケット15、1
6には、アダプタ71が接続され、拡張用インタフェー
ス68を介してCPU41と接続されるようになってい
る。
【0018】図6乃至図10は、図1乃至図5に示され
たポータブルコンピュータの動作を示す。図12乃至図
14は、図6乃至図10に示された動作の各段階におけ
る入力画面の表示内容を示す。以下、これらの図を参照
して、その動作を説明する。
【0019】まず、CPU41は、ペンダウンすなわち
ペン6がタブレット21にタッチしたことをタブレット
コントローラ46を介して検出する(ステップS1のY
ES)と、ペンダウン位置がボードコマンド領域(ボタ
ン)111か判断する(S3)。ボードコマンドとは、
入力モード変更コマンドである。CPU41が、ボード
コマンド領域と判断すると(S3のYES)、図10に
示された誤操作サブルーチンを実行する(S4)。
【0020】まず、CPU41は、タッチされたコマン
ド領域名(この場合は、「ボード」)をメモリMに登録
する(S41)。次に、CPU41は、ペンアップすな
わちペン6がタブレット21から離されたか判断する(
S42)。離されていると、CPU41は、ペンアップ
された位置がメモリMに登録されたコマンド領域の内部
か否かを判断する(S43)。そして、図11に示され
ているように、ペンアップ位置P2が、前にペンダウン
された位置P1を含むコマンド領域CAの範囲外の場合
、エラー音「エッ?」を発生して(S44)してスター
トに戻る。ペンアップ位置がメモリMに登録されたコマ
ンド領域の内部であれば(S43のYES)、CPU4
1は、ボードすなわち入力モード(手書きモード、ファ
ックスモード、電話モード等)の選択およびその処理を
行う(S5)。
【0021】ペンダウン位置がボードコマンド領域でな
ければ(S3のNO)、CPU41は、ペンダウン位置
が、移動、複写および削除コマンド領域112、113
および114のいずれかか判断し(S6)、そうならば
、図10の誤操作サブルーチンS4実行後、ページプレ
ート(データ表示領域)81中の文字の移動、複写また
は削除を行う(S7)。
【0022】ペンダウン位置が、移動、複写および削除
コマンド領域112、113および114のいずれでも
ない場合(S6のNO)、CPU41は、ペンダウン位
置が、かな漢字変換バー領域115か否かを判断し(S
8)、そうならば、かな漢字変換を実行する(S9)。
【0023】ペンダウン位置が、かな漢字変換バー領域
115でなければ(S8のNO)、CPU41は、ペン
ダウン位置が、書込コマンド領域116か否かを判断し
(S10)、そうならば、図10の誤操作サブルーチン
S4実行後、枡目83に文字がある時には、それらの文
字を、無い時には、改行文字を、それぞれ、ページプレ
ート81に書込む。
【0024】ペンダウン位置が、書込コマンド領域11
6でなければ(S10のNO)、CPU41は、ペンダ
ウン位置が、前削除コマンド領域117か否かを判断し
(S12)、そうならば、図10の誤操作サブルーチン
S4実行後、活字プレート82に書かれた文字があるか
調べる(S13)。そして、あれば、CPU41は、メ
モリRに記憶されている(文字が書き込まれた)最右端
の枡目83内の文字と、その文字の認識候補文字とを消
去し、最右端を1つ左側の枡目の文字とし、この枡目を
メモリRに記録する。なお、最初の1文字しか書き込ま
れていないときには、CPU41は、その文字を消去す
る。活字プレート82に書かれた文字がなければ(S1
3のNO)、CPU41は何もしない(S14)。
【0025】ペンダウン位置が、前削除コマンド領域1
17でなければ(S12のNO)、CPU41は、ペン
ダウン位置が「A」コマンド領域118か否かを判断し
(S15)、そうならば、図10の誤操作サブルーチン
S4実行後、「A」コマンド領域118の表示を反転さ
せる。そして、CPU41は、直前の状態がノーマルモ
ードならば、それ以降、認識候補文字表示窓(ウインド
ウ)84内には、候補文字のうち英数字だけを表示する
。なお、CPU41は、英数字として判定すると、候補
が何もない時には、「?」を表示する。また、CPU4
1は、直前の状態が英数モードだったならば、これ以降
、ノーマルモードとし、全ての候補文字を認識候補文字
表示窓84内に表示する。
【0026】ペンダウン位置が、「A」コマンド領域1
18でなければ(S15のNO)、CPU41は、ペン
ダウン位置が、認識コマンド領域119内か否かを判断
し(S17)、そうならば、図10の誤操作サブルーチ
ンS4実行後、文字認識が開始されていない書きかけの
文字がある場合には、ストロークコード化データを認識
し(S18)、文字種を表示する(S19)。
【0027】ペンダウン位置が、認識コマンド領域11
9内になければ(S17のNO)、CPU41は、ペン
ダウン位置が、認識候補文字表示窓84内か否かを判断
し(S20)、そうならば、図10の誤操作サブルーチ
ンS4実行後、ペンタッチされた候補文字があるか判断
する(S21)。ある場合には、CPU41は、最後に
操作した枡目内の文字を消去し、ペンタッチされた候補
文字のコードを出力する。ペンタッチされた候補文字が
ないときには、CPU41は何もしない(S23)。
【0028】ペンタッチ位置が、認識候補文字表示窓8
4内になければ(S20のNO)、CPU41は、ペン
ダウンされた位置が、活字プレート82の枡目83内か
否かを判断する(S24)。枡目83内でなければS3
1でその他の処理を実行した後、S1に戻る。枡目83
内であれば、図10の誤操作サブルーチンS4実行後、
ペンダウンした枡目83内に認識結果の候補文字がある
か判断する。ある場合には、CPU41は、その枡目8
3を空白にし、すなわちその枡目83の候補文字を消去
し、その文字に対応するペン書き込みに応じた文字認識
により発生された文字候補活字を認識候補文字表示窓8
4に一覧表示する(S26)。
【0029】図13は、図12のように表示されていた
状態で左から2番目の枡目83がペンダウンされ、その
枡内の文字「り」が消去され、表示窓84に文字候補活
字「り」(ひらがな)、「リ」(カタカナ)、「ソ」(
カタカナ)が表示されているところを示す。
【0030】ペンダウンした枡目83内に認識結果の候
補文字がなければ(S25のNO)、CPU41は、認
識候補文字表示窓84内に文字があるか判断し(S27
)、あれば、その枡目に対する認識候補文字列をクリア
(消去)する(S28)。そして、例えば、図14のよ
うに、左から2番目の枡目83に文字(この場合は、漢
字の「利」)が書き込まれると、CPU41はそのスト
ロークにあった手書きエコーバックを行い、文字認識用
のストロークコード化を実行し、得られたコードを記憶
する(S30)。
【0031】認識表示窓84内に文字がなければ(S2
7のNO)、CPU41は、枡目83内に書きかけのス
トロークエコーバックがあるか否かを判断し、あれば、
前述のステップS30の処理を実行する。なければ、C
PU41は、この枡目が文字入力用最右端であることを
メモリRに記録する(S31)。
【0032】図15および図16は、図6のステップS
9のかな漢字変換処理に対応するかな漢字変換サブルー
チンを示す。まず、CPU41は、かな漢字変換バー1
15のうちペン6がタッチされた位置に対応する枡目8
3に活字が存在するか調査する(S51)。なければ、
CPU41は、ペンアップされるのを待って図6のステ
ップS1に戻る(S52)。ペンタッチされた位置に対
応する枡目83に活字があれば(S51のYES)、C
PU41は、その枡目83の下部の変換バー115を反
転させる(S53)。図17は、左から3番目の枡目8
3の下の変換バー115が黒く反転され、ドラッグ領域
131は左から3番目の枡目83の下だけとされている
ところを示す。そして、CPU41はその枡目83の番
号をメモリPD に記憶する。
【0033】その後、CPU41は、ペンアップされた
か判断し(S55)、されていなければ、ペン位置が他
の枡目83の下の変換バー115の領域に移動したかを
調べる(S56)。移動していれば、CPU41は、そ
の枡目番号をメモリPC に記憶する(S57)。そし
て、CPU41は、以前黒くしたメモリPO が示す位
置からメモリPD が示す位置までの領域の変換バー1
15を白に戻し、新たにメモリPD が示す位置からメ
モリPC が示す位置までの領域の変換バー115を黒
くする。 図18は、左から3番目の枡目83から5番目の枡目8
3までの変換バー115がドラッグ領域131とされて
いるところを示す。その後、CPU41は、メモリPC
 の内容をメモリPO およびPU に書き込む。
【0034】次に、CPU41は、ペンアップされてい
るか否かを調べることによりかな漢字変換領域の指定が
完了しているか否かを判断する(S55)。ペンアップ
されていると、CPU41は、かな漢字変換の指定が完
了したと判断して、メモリPD が示す位置からメモリ
PU が示す位置までの活字をかな漢字変換モジュール
に送る(S61)。その後、CPU41は、メモリPD
 が示す位置からメモリPO が示す位置までの文字列
(図18の例では、左から3番目の枡目83から5番目
の枡目までの文字「かんじ」を消去し、かな漢字変換モ
ジュールから送られてきた変換結果(図18の例では、
「漢字」と入れ替える。図19は、左から2番目と3番
目の枡目83の文字が「漢字」に入れ替えられたところ
を示す。 その後、CPU41は、かな漢字変換バー115をクリ
アしてドラッグ領域131を消去する。図20は、かな
漢字変換バー115中からドラッグ領域131が消去さ
れたところを示す。
【0035】上記実施例は、本発明をポータブルコンピ
ュータに適用した例であるが、本発明は、これに限定さ
れず、例えば、デスクトップコンピュータ、ラップトッ
プコンピュータならびに中型および大型コンピュータに
も適用できる。
【0036】また、上記実施例では、ペンによるかな漢
字変換領域の指定完了の検出に応じて、ペンにより指定
されたかな漢字変換領域に含まれる文字をかな漢字変換
する制御手段として、CPUを使用しているが、これに
限らず、例えば、専用のハードウェアを使用することも
できる。
【0037】また、上記実施例のかな漢字変換は、日英
翻訳、スペルチェック等にも応用できる。この場合、翻
訳またはスペルチェック領域指定完了に応じて、翻訳ま
たはスペルチェックを行えばよい。さらに、上記実施例
では、静電容量式タブレットを使用したが、電磁誘導式
、音響式、光学式、感圧式等種々のタブレットを使用で
きる。要するに、ペンの位置を検出できる座標入力装置
ならば何でもよい。
【0038】さらに、上記実施例では、表示装置として
LCDを使用したが、プラズマ表示装置、CRT等種々
の表示装置を使用できる。ただし、フラット型表示装置
の方が便利である。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明のかな漢字変換装
置によれば、ペンによるかな漢字変換領域の指定完了の
検出に応じて、ペンにより指定されたかな漢字変換領域
に含まれる文字のかな漢字変換を行うようにしたので、
変換コマンド領域が不要となり、操作が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字認識表示装置が組込まれたポータ
ブルコンピュータの一実施例の外観を示す斜視図である
【図2】図1に示された入力画面の一構成例を示す断面
図である。
【図3】図2に示された蛍光板の一構成例を示す断面図
である。
【図4】図1に外観が示された入力画面を構成するLC
Dとタブレットの電気的接続関係を示すブロック図であ
る。
【図5】図1に示されたコンピュータの全体の電気的接
続関係を示すブロック図である。
【図6】図5のコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。
【図7】図5のコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。
【図8】図5のコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。
【図9】図5のコンピュータの動作を示すフローチャー
トである。
【図10】図5のコンピュータの動作を示すフローチャ
ートである。
【図11】図10に示された動作においてエラー音が発
生される場合のペンダウン位置とペンアップ位置との関
係を示す説明図である。
【図12】図5に示されたコンピュータの画面の表示例
を示す図である。
【図13】図5に示されたコンピュータの画面の消去動
作の表示例を示す図である。
【図14】図5に示されたコンピュータの画面の文字認
識用ストロークコード化動作に対応した手書き入力例を
示す図である。
【図15】図5のコンピュータの動作のうちかな漢字変
換サブルーチンの一部を示すフローチャートである。
【図16】図5のコンピュータの動作のうちかな漢字変
換サブルーチンの残りの部分を示すフローチャートであ
る。
【図17】図15および図16に示されたかな漢字変換
ルーチンにおいて変換領域の最初の文字が指定されたと
きの入力画面の表示例を示す図である。
【図18】図15および図16に示されたかな漢字変換
ルーチンにおいて変換領域の指定が完了した状態のとき
の入力画面の表示例を示す図である。
【図19】図15および図16に示されたかな漢字変換
ルーチンにおいて変換領域として指定されたひらがなが
漢字に変換されたときの入力画面の表示例を示す図であ
る。
【図20】図15および図16に示されたかな漢字変換
ルーチンにおいて変換バー中からドラッグ領域が消去さ
れたときの入力画面の表示例を示す図である。
【図21】従来のポータブルコンピュータの手書入力領
域の一例を示す図である。
【符号の説明】
1  本体 6    ペン 21  タブレット 22  液晶表示装置(LCD) 41  CPU 43  LCDコントローラ 46  タブレットコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  かな漢字変換領域の指定をペンによっ
    て行うかな漢字変換装置であって、前記ペンによるかな
    漢字変換領域の指定完了の検出に応じて、前記ペンによ
    り指定されたかな漢字変換領域に含まれる文字のかな漢
    字変換する制御手段を備えることを特徴とするかな漢字
    変換装置。
JP3029509A 1991-01-30 1991-01-30 情報処理装置および方法 Pending JPH04245372A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3029509A JPH04245372A (ja) 1991-01-30 1991-01-30 情報処理装置および方法

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