JP3327464B2 - 情報処理方法および電子手帳装置 - Google Patents
情報処理方法および電子手帳装置Info
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- JP3327464B2 JP3327464B2 JP24696199A JP24696199A JP3327464B2 JP 3327464 B2 JP3327464 B2 JP 3327464B2 JP 24696199 A JP24696199 A JP 24696199A JP 24696199 A JP24696199 A JP 24696199A JP 3327464 B2 JP3327464 B2 JP 3327464B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理方法およ
び電子手帳装置に関し、特に、携帯用の電子手帳装置に
適用して好適な情報処理方法および電子手帳装置に関す
る。
び電子手帳装置に関し、特に、携帯用の電子手帳装置に
適用して好適な情報処理方法および電子手帳装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUを有する電子手帳装置(ポ
ータブルコンピュータ)においては、液晶ディスプレイ
(LCD)の上側に、X軸、Y軸方向の位置検出をする
透明な入力タブレットが重ねて構成され、入力画面兼表
示画面が設けられている。そして、入力ペンにより入力
画面上に表示された該当ボタンを押圧し、その後離した
ときに、初めてCPUが押圧により検出したボタン入力
を確定し、取込むようになっている。
ータブルコンピュータ)においては、液晶ディスプレイ
(LCD)の上側に、X軸、Y軸方向の位置検出をする
透明な入力タブレットが重ねて構成され、入力画面兼表
示画面が設けられている。そして、入力ペンにより入力
画面上に表示された該当ボタンを押圧し、その後離した
ときに、初めてCPUが押圧により検出したボタン入力
を確定し、取込むようになっている。
【0003】該当釦入力について図11を用いて説明す
る。
る。
【0004】図11は従来の電子手帳装置の入力画面例
を示す簡略図である。入力画面100に、説明の便宜
上、いま「了解」釦101と「取消」釦102が表示さ
れているとする。そして、操作者が、了解のときは「了
解」釦101の表示枠内の領域を、取消のときは「取
消」釦102の表示枠内の領域を、入力ペンで一度押圧
(ペンダウン)して、その後入力ペンを上方へ離せば
(ペンアップすれば)、該当釦の指示が入力されること
になる。また、操作者が「了解」釦101や「取消」釦
102の表示枠内の領域以外の領域103を入力ペンで
押圧して、入力ペンを上方へ離したとき(ペンダウン点
とペンアップ点が領域103であるとき)は、何も入力
されない。
を示す簡略図である。入力画面100に、説明の便宜
上、いま「了解」釦101と「取消」釦102が表示さ
れているとする。そして、操作者が、了解のときは「了
解」釦101の表示枠内の領域を、取消のときは「取
消」釦102の表示枠内の領域を、入力ペンで一度押圧
(ペンダウン)して、その後入力ペンを上方へ離せば
(ペンアップすれば)、該当釦の指示が入力されること
になる。また、操作者が「了解」釦101や「取消」釦
102の表示枠内の領域以外の領域103を入力ペンで
押圧して、入力ペンを上方へ離したとき(ペンダウン点
とペンアップ点が領域103であるとき)は、何も入力
されない。
【0005】この場合、入力ペンで、「了解」釦101
の表示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の領
域を押圧したとき、即ちペンダウン点が「了解」釦10
1の表示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の
領域であるとき、その該当釦は白黒反転表示となり、該
当釦が入力ペンにて押圧されたこと(CPUが該当釦の
入力を受付けたこと)を操作者に知らせる。この白黒反
転表示は、見ていないと判らない。
の表示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の領
域を押圧したとき、即ちペンダウン点が「了解」釦10
1の表示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の
領域であるとき、その該当釦は白黒反転表示となり、該
当釦が入力ペンにて押圧されたこと(CPUが該当釦の
入力を受付けたこと)を操作者に知らせる。この白黒反
転表示は、見ていないと判らない。
【0006】なお、入力ペンで、「了解」釦101の表
示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の領域を
押圧しても、コンピュータ(CPU)が他の処理で忙し
いときには、該当釦は白黒反転表示の反応を示さない
し、CPUは、入力受付けも行なわない。
示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の領域を
押圧しても、コンピュータ(CPU)が他の処理で忙し
いときには、該当釦は白黒反転表示の反応を示さない
し、CPUは、入力受付けも行なわない。
【0007】次に、CPUにて入力ペンで押圧した該当
釦の釦入力が受付けられた場合に、入力ペンをそのま
ま、押圧した該当釦の表示枠内の領域より上方へ離すと
(ペンアップすると)、CPUにて、入力ペンで正しく
該当釦が押圧されたものとして認識され(入力確定)、
次の動作へ進むようになっている。
釦の釦入力が受付けられた場合に、入力ペンをそのま
ま、押圧した該当釦の表示枠内の領域より上方へ離すと
(ペンアップすると)、CPUにて、入力ペンで正しく
該当釦が押圧されたものとして認識され(入力確定)、
次の動作へ進むようになっている。
【0008】なお、CPUにて、入力ペンで押圧した該
当釦の釦入力が受付けられた場合でも、その後、入力ペ
ンがずれて(すべって)、最初に押圧した該当釦の表示
枠内の領域以外の領域(たとえば領域103)で入力ペ
ンを上方へ上げると(すなわち、ペンダウン位置が釦内
であっても、ペンアップ位置が釦外であると)、CPU
にて、入力ペンで正しく該当釦が押圧されたものとして
認識されず(入力確定とならず)、最初に押圧した該当
釦の釦入力が行なわれたことにならないようになってい
る。
当釦の釦入力が受付けられた場合でも、その後、入力ペ
ンがずれて(すべって)、最初に押圧した該当釦の表示
枠内の領域以外の領域(たとえば領域103)で入力ペ
ンを上方へ上げると(すなわち、ペンダウン位置が釦内
であっても、ペンアップ位置が釦外であると)、CPU
にて、入力ペンで正しく該当釦が押圧されたものとして
認識されず(入力確定とならず)、最初に押圧した該当
釦の釦入力が行なわれたことにならないようになってい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子手
帳装置においては、次のような問題があった。 (1).たとえば、図11に示すように入力ペンで入力画面
100上に表示された「了解」釦101や「取消」釦1
02のうち該当釦の表示枠内の領域を押圧しても、コン
ピュータ(CPU)が他のプログラム処理で忙しいとき
(釦入力が早すぎたとき)には、該当釦は白黒反転表示
をしないし、コンピュータ(CPU)は該当釦の入力受
付けも行なわない。
帳装置においては、次のような問題があった。 (1).たとえば、図11に示すように入力ペンで入力画面
100上に表示された「了解」釦101や「取消」釦1
02のうち該当釦の表示枠内の領域を押圧しても、コン
ピュータ(CPU)が他のプログラム処理で忙しいとき
(釦入力が早すぎたとき)には、該当釦は白黒反転表示
をしないし、コンピュータ(CPU)は該当釦の入力受
付けも行なわない。
【0010】しかしながら、操作者は、入力操作に間違
いがないのにコンピュータは反応を示さないので、コン
ピュータ(CPU)がこわれているかも知れないと疑っ
たり、コンピュータがこわれていると判断したりすると
いう問題があった。 (2).また、例えば図12に示すように、入力ペン104
で入力画面100上に表示された該当釦、ここでは「取
消」釦102を押圧し、その釦入力が受付けられた場合
でも、入力ペン104がペンダウン点105より図示の
如く矢印106の方向にすべって(ずれて)しまい、最
初に押圧した「取消」釦102の表示枠内の領域外のペ
ンアップ点108で入力ペン104を矢印107に示す
如く上方へ上げると、コンピュータ(CPU)は、釦押
しをキャンセルしたものとみなし、何もしない。
いがないのにコンピュータは反応を示さないので、コン
ピュータ(CPU)がこわれているかも知れないと疑っ
たり、コンピュータがこわれていると判断したりすると
いう問題があった。 (2).また、例えば図12に示すように、入力ペン104
で入力画面100上に表示された該当釦、ここでは「取
消」釦102を押圧し、その釦入力が受付けられた場合
でも、入力ペン104がペンダウン点105より図示の
如く矢印106の方向にすべって(ずれて)しまい、最
初に押圧した「取消」釦102の表示枠内の領域外のペ
ンアップ点108で入力ペン104を矢印107に示す
如く上方へ上げると、コンピュータ(CPU)は、釦押
しをキャンセルしたものとみなし、何もしない。
【0011】従って、操作者は、例えば図12に示すよ
うに入力ペン104で「取消」釦102を正しく押圧し
てペンダウン点105より入力ペン104を上方へ上げ
たつもりでいても、操作者は気付かずに、ペンダウン点
105より入力ペン104が矢印106の方向へすべっ
て(ずれて)しまい、最初に入力ペン104を押圧した
「取消」釦102の表示枠内の領域外のペンアップ点1
08で入力ペン104を矢印107で示す如く上方へ上
げていることが多い。
うに入力ペン104で「取消」釦102を正しく押圧し
てペンダウン点105より入力ペン104を上方へ上げ
たつもりでいても、操作者は気付かずに、ペンダウン点
105より入力ペン104が矢印106の方向へすべっ
て(ずれて)しまい、最初に入力ペン104を押圧した
「取消」釦102の表示枠内の領域外のペンアップ点1
08で入力ペン104を矢印107で示す如く上方へ上
げていることが多い。
【0012】このような場合、操作者は、自らの入力操
作の誤りに気付かず、正しく入力操作したものと思って
いるので、コンピュータが何も反応を示さないことによ
りコンピュータがこわれているかも知れないと疑った
り、コンピュータがこわれていると判断したりするとい
う問題があった。
作の誤りに気付かず、正しく入力操作したものと思って
いるので、コンピュータが何も反応を示さないことによ
りコンピュータがこわれているかも知れないと疑った
り、コンピュータがこわれていると判断したりするとい
う問題があった。
【0013】本発明の目的は、このような従来の問題点
に鑑み、入力が所定の条件を満足しないために取込まれ
ないことを知らせ、従来の如く装置がこわれているかも
知れないと疑ったり、装置がこわれていると判断したり
することをなくし、もって入力する当っての操作性の向
上を図るようにした入力制御装置を提供することにあ
る。
に鑑み、入力が所定の条件を満足しないために取込まれ
ないことを知らせ、従来の如く装置がこわれているかも
知れないと疑ったり、装置がこわれていると判断したり
することをなくし、もって入力する当っての操作性の向
上を図るようにした入力制御装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理方法
は、透明タブレットにペンがペンダウンされたことを検
出する第1の検出ステップと、ペンがペンダウンされた
点の座標を検出する第2の検出ステップと、第2の検出
ステップの処理で検出された点の座標が予め登録されて
いるボタンの領域内であるか否かを判定する第1の判定
ステップと、第1の判定ステップの処理で点の座標がボ
タンの領域内であると判定された場合、CPUがフロント
エンドプロセスを実行中であるか否かを判定する第2の
判定ステップと、第2の判定ステップの処理において、
CPUがフロントエンドプロセスを実行中であると判定さ
れた場合、第1の警告音を発生する第1の警告音発生ス
テップと、第1の判定ステップの処理で点の座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、ボタンの領域を反
転表示するように表示を制御する第1の表示制御ステッ
プと、ペンがペンダウンされてからペンアップされるま
での間、ペンの指示する座標がボタンの領域内にあるか
否かを判定する第3の判定ステップと、第3の判定ステ
ップの処理でペンの指示する座標がボタンの領域外にあ
ると判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻
し、ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタンの
領域の反転表示を維持するように表示を制御する第2の
表示制御ステップと、ペンが透明タブレットからペンア
ップされたことを検出する第3の検出ステップと、第3
の検出ステップの処理でペンがペンアップされたことが
検出されたとき、ペンがペンアップされた座標がボタン
の領域内であるか否かを判定する第4の判定ステップ
と、第3の判定ステップでペンがペンアップされた座標
がボタンの領域内であると判定された場合、ボタンに対
応する処理を実行する実行ステップと、第4の判定ステ
ップでペンがペンアップされた座標がボタンの領域内で
はないと判定された場合、第2の警告音を発生する第2
の警告音発生ステップとを含むことを特徴とする。第1
および第2の警告音は、同一の警告音であるようにする
ことができる。
は、透明タブレットにペンがペンダウンされたことを検
出する第1の検出ステップと、ペンがペンダウンされた
点の座標を検出する第2の検出ステップと、第2の検出
ステップの処理で検出された点の座標が予め登録されて
いるボタンの領域内であるか否かを判定する第1の判定
ステップと、第1の判定ステップの処理で点の座標がボ
タンの領域内であると判定された場合、CPUがフロント
エンドプロセスを実行中であるか否かを判定する第2の
判定ステップと、第2の判定ステップの処理において、
CPUがフロントエンドプロセスを実行中であると判定さ
れた場合、第1の警告音を発生する第1の警告音発生ス
テップと、第1の判定ステップの処理で点の座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、ボタンの領域を反
転表示するように表示を制御する第1の表示制御ステッ
プと、ペンがペンダウンされてからペンアップされるま
での間、ペンの指示する座標がボタンの領域内にあるか
否かを判定する第3の判定ステップと、第3の判定ステ
ップの処理でペンの指示する座標がボタンの領域外にあ
ると判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻
し、ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタンの
領域の反転表示を維持するように表示を制御する第2の
表示制御ステップと、ペンが透明タブレットからペンア
ップされたことを検出する第3の検出ステップと、第3
の検出ステップの処理でペンがペンアップされたことが
検出されたとき、ペンがペンアップされた座標がボタン
の領域内であるか否かを判定する第4の判定ステップ
と、第3の判定ステップでペンがペンアップされた座標
がボタンの領域内であると判定された場合、ボタンに対
応する処理を実行する実行ステップと、第4の判定ステ
ップでペンがペンアップされた座標がボタンの領域内で
はないと判定された場合、第2の警告音を発生する第2
の警告音発生ステップとを含むことを特徴とする。第1
および第2の警告音は、同一の警告音であるようにする
ことができる。
【0015】
【0016】この情報処理方法は、第2の判定ステップ
の処理において、CPUがフロントエンドプロセスを実行
中でないと判定された場合、ペンのペンダウンの確認音
を発生する確認音発生ステップを更に含むようにするこ
とができる。
の処理において、CPUがフロントエンドプロセスを実行
中でないと判定された場合、ペンのペンダウンの確認音
を発生する確認音発生ステップを更に含むようにするこ
とができる。
【0017】確認音発生ステップは、確認音の発生の処
理を行うか否かを設定するための設定用画面を表示させ
るように表示を制御する第3の表示制御ステップと、設
定用画面への操作に基づき、確認音発生ステップにおい
て、確認音の発生の処理を行うか否かの設定を制御する
設定制御ステップとを含むようにすることができる。
理を行うか否かを設定するための設定用画面を表示させ
るように表示を制御する第3の表示制御ステップと、設
定用画面への操作に基づき、確認音発生ステップにおい
て、確認音の発生の処理を行うか否かの設定を制御する
設定制御ステップとを含むようにすることができる。
【0018】
【0019】本発明の電子手帳装置は、画像または文字
を表示する表示手段と、表示手段の上方に配置され、表
示手段が表示する画像または文字を観察可能に透過させ
るとともに、ペンにより指示された座標を検出する透明
タブレットと、透明タブレットにペンがペンダウンされ
たことを検出するペンダウン検出手段と、ペンがペンダ
ウンされた点の座標を検出するペンダウン座標検出手段
と、ペンダウン座標検出手段で検出された点の座標が予
め登録されているボタンの領域内であるか否かを判定す
る第1の判定手段と、第1の判定手段で点の座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、CPUがフロントエ
ンドプロセスを実行中であるか否かを判定する第2の判
定手段と、第2の判定手段で、CPUがフロントエンドプ
ロセスを実行中であると判定された場合、第1の警告音
を発生する第1の警告音発生手段と、第1の判定手段で
点の座標がボタンの領域内であると判定された場合、ボ
タンの領域を反転表示するように表示を制御する第1の
表示制御手段と、ペンがペンダウンされてからペンアッ
プされるまでの間、ペンの指示する座標がボタンの領域
内にあるか否かを判定する第3の判定手段と、第3の判
定手段でペンの指示する座標がボタンの領域外にあると
判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻し、
ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタンの領域
の反転表示を維持するように表示を制御する第2の表示
制御手段と、ペンが透明タブレットからペンアップされ
たことを検出するペンアップ検出手段と、ペンアップ検
出手段でペンがペンアップされたことが検出された場
合、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内であ
るか否かを判定するペンアップ座標判定手段と、ペンア
ップ座標判定手段でペンがペンアップされた座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、ボタンに対応する
処理を実行する実行手段と、ペンアップ座標判定手段で
ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内ではない
と判定された場合、第2の警告音を発生する第2の警告
音発生手段とを備えることを特徴とする電子手帳装置。
第1および第2の警告音は、同一の警告音であるように
することができる。
を表示する表示手段と、表示手段の上方に配置され、表
示手段が表示する画像または文字を観察可能に透過させ
るとともに、ペンにより指示された座標を検出する透明
タブレットと、透明タブレットにペンがペンダウンされ
たことを検出するペンダウン検出手段と、ペンがペンダ
ウンされた点の座標を検出するペンダウン座標検出手段
と、ペンダウン座標検出手段で検出された点の座標が予
め登録されているボタンの領域内であるか否かを判定す
る第1の判定手段と、第1の判定手段で点の座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、CPUがフロントエ
ンドプロセスを実行中であるか否かを判定する第2の判
定手段と、第2の判定手段で、CPUがフロントエンドプ
ロセスを実行中であると判定された場合、第1の警告音
を発生する第1の警告音発生手段と、第1の判定手段で
点の座標がボタンの領域内であると判定された場合、ボ
タンの領域を反転表示するように表示を制御する第1の
表示制御手段と、ペンがペンダウンされてからペンアッ
プされるまでの間、ペンの指示する座標がボタンの領域
内にあるか否かを判定する第3の判定手段と、第3の判
定手段でペンの指示する座標がボタンの領域外にあると
判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻し、
ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタンの領域
の反転表示を維持するように表示を制御する第2の表示
制御手段と、ペンが透明タブレットからペンアップされ
たことを検出するペンアップ検出手段と、ペンアップ検
出手段でペンがペンアップされたことが検出された場
合、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内であ
るか否かを判定するペンアップ座標判定手段と、ペンア
ップ座標判定手段でペンがペンアップされた座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、ボタンに対応する
処理を実行する実行手段と、ペンアップ座標判定手段で
ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内ではない
と判定された場合、第2の警告音を発生する第2の警告
音発生手段とを備えることを特徴とする電子手帳装置。
第1および第2の警告音は、同一の警告音であるように
することができる。
【0020】
【0021】この電子手帳装置は、第2の判定手段にお
いて、CPUがフロントエンドプロセスを実行中でないと
判定された場合、ペンのペンダウンの確認音を発生する
確認音発生手段を更に設けるようにすることができる。
いて、CPUがフロントエンドプロセスを実行中でないと
判定された場合、ペンのペンダウンの確認音を発生する
確認音発生手段を更に設けるようにすることができる。
【0022】この電子手帳装置は、確認音発生手段が確
認音の発生を行うか否かを設定するための設定用画面を
表示させるように表示を制御する第3の表示制御手段
と、設定用画面への操作に基づき、確認音発生手段が確
認音の発生を行うか否かの設定を制御する設定制御手段
とを更に設けることができる。
認音の発生を行うか否かを設定するための設定用画面を
表示させるように表示を制御する第3の表示制御手段
と、設定用画面への操作に基づき、確認音発生手段が確
認音の発生を行うか否かの設定を制御する設定制御手段
とを更に設けることができる。
【0023】
【0024】本発明の情報処理方法においては、透明タ
ブレットにペンがペンダウンされたことが検出され、ペ
ンがペンダウンされた点の座標が検出され、検出された
点の座標が予め登録されているボタンの領域内であるか
否かが判定され、点の座標がボタンの領域内であると判
定された場合、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
であるか否かが判定され、CPUがフロントエンドプロセ
スを実行中であると判定されたとき、第1の警告音が発
生され、一方、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
でないと判定されたとき、ボタンの領域を反転表示する
ように表示が制御され、ペンがペンダウンされてからペ
ンアップされるまでの間、ペンの指示する座標がボタン
の領域内にあるか否かが判定され、ペンの指示する座標
がボタンの領域外にあると判定された場合、ボタンの領
域の反転表示を元に戻し、ボタンの領域内にあると判定
された場合、ボタンの領域の反転表示維持するように表
示が制御され、また、ペンが透明タブレットからペンア
ップされたことが検出され、ペンがペンアップされたこ
とが検出されたとき、ペンがペンアップされた座標がボ
タンの領域内であるか否かが判定され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であると判定された場
合、ボタンに対応する処理が実行され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内ではないと判定された場
合、第2の警告音が発生される。
ブレットにペンがペンダウンされたことが検出され、ペ
ンがペンダウンされた点の座標が検出され、検出された
点の座標が予め登録されているボタンの領域内であるか
否かが判定され、点の座標がボタンの領域内であると判
定された場合、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
であるか否かが判定され、CPUがフロントエンドプロセ
スを実行中であると判定されたとき、第1の警告音が発
生され、一方、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
でないと判定されたとき、ボタンの領域を反転表示する
ように表示が制御され、ペンがペンダウンされてからペ
ンアップされるまでの間、ペンの指示する座標がボタン
の領域内にあるか否かが判定され、ペンの指示する座標
がボタンの領域外にあると判定された場合、ボタンの領
域の反転表示を元に戻し、ボタンの領域内にあると判定
された場合、ボタンの領域の反転表示維持するように表
示が制御され、また、ペンが透明タブレットからペンア
ップされたことが検出され、ペンがペンアップされたこ
とが検出されたとき、ペンがペンアップされた座標がボ
タンの領域内であるか否かが判定され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であると判定された場
合、ボタンに対応する処理が実行され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内ではないと判定された場
合、第2の警告音が発生される。
【0025】本発明の電子手帳装置においては、画像ま
たは文字が表示され、表示された画像または文字を観察
可能に透過させるとともに、ペンにより指示された座標
が検出され、透明タブレットにペンがペンダウンされた
ことが検出され、ペンがペンダウンされた点の座標が検
出され、検出された点の座標が予め登録されているボタ
ンの領域内であるか否かが判定され、点の座標がボタン
の領域内であると判定された場合、CPUがフロントエン
ドプロセスを実行中であるか否かが判定され、CPUがフ
ロントエンドプロセスを実行中であると判定されたと
き、第1の警告音が発生され、一方、CPUがフロントエ
ンドプロセスを実行中でないと判定されたとき、ボタン
の領域を反転表示するように表示が制御され、ペンがペ
ンダウンされてからペンアップされるまでの間、ペンの
指示する座標がボタンの領域内にあるか否かが判定さ
れ、ペンの指示する座標がボタンの領域外にあると判定
された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻し、ボタ
ンの領域内にあると判定された場合、ボタンの領域の反
転表示維持するように表示が制御され、ペンが透明タブ
レットからペンアップされたことが検出され、ペンがペ
ンアップされたことが検出されたとき、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であるか否かが判定さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内であ
ると判定された場合、ボタンに対応する処理が実行さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内では
ないと判定された場合、第2の警告音が発生される。
たは文字が表示され、表示された画像または文字を観察
可能に透過させるとともに、ペンにより指示された座標
が検出され、透明タブレットにペンがペンダウンされた
ことが検出され、ペンがペンダウンされた点の座標が検
出され、検出された点の座標が予め登録されているボタ
ンの領域内であるか否かが判定され、点の座標がボタン
の領域内であると判定された場合、CPUがフロントエン
ドプロセスを実行中であるか否かが判定され、CPUがフ
ロントエンドプロセスを実行中であると判定されたと
き、第1の警告音が発生され、一方、CPUがフロントエ
ンドプロセスを実行中でないと判定されたとき、ボタン
の領域を反転表示するように表示が制御され、ペンがペ
ンダウンされてからペンアップされるまでの間、ペンの
指示する座標がボタンの領域内にあるか否かが判定さ
れ、ペンの指示する座標がボタンの領域外にあると判定
された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻し、ボタ
ンの領域内にあると判定された場合、ボタンの領域の反
転表示維持するように表示が制御され、ペンが透明タブ
レットからペンアップされたことが検出され、ペンがペ
ンアップされたことが検出されたとき、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であるか否かが判定さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内であ
ると判定された場合、ボタンに対応する処理が実行さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内では
ないと判定された場合、第2の警告音が発生される。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明を電子手帳装置
(ポータブルコンピュータ)に応用した場合の一実施の
形態の構成を示す斜視図である。本体1には電源スイッ
チ2が設けられ、装置を使用するときオンされ、使用を
中止するときオフされる。電源スイッチ2の左隣には画
面8の輝度(後述するLCD22の輝度)を調整する輝
度調整スイッチ3が設けられている。また、本体1の側
部にはケース4が設けられている。このケース4には、
先端にスイッチ7を有し、コード5を介して本体1と接
続されているペン6が非使用時に収容される。このペン
6は、ケース4から取り出した状態においては本体1の
上方部に水平に形成された溝10に配置することができ
るようになっている。この溝10の左側部には、スピー
カ9が設けられ、所定の音が出力されるようになってい
る。
(ポータブルコンピュータ)に応用した場合の一実施の
形態の構成を示す斜視図である。本体1には電源スイッ
チ2が設けられ、装置を使用するときオンされ、使用を
中止するときオフされる。電源スイッチ2の左隣には画
面8の輝度(後述するLCD22の輝度)を調整する輝
度調整スイッチ3が設けられている。また、本体1の側
部にはケース4が設けられている。このケース4には、
先端にスイッチ7を有し、コード5を介して本体1と接
続されているペン6が非使用時に収容される。このペン
6は、ケース4から取り出した状態においては本体1の
上方部に水平に形成された溝10に配置することができ
るようになっている。この溝10の左側部には、スピー
カ9が設けられ、所定の音が出力されるようになってい
る。
【0027】本体1の右側上部には2つのスイッチ1
1、12が設けられている。スイッチ11は後述するバ
ックライトの明るさを例えば2段階に切換える切換スイ
ッチであり、スイッチ12はスピーカ9から出力される
音の音量を、例えば3段階に切換える音量切換スイッチ
である。本体1の左側側部に設けられたスイッチ13
は、所定の動作を途中で停止させるとき(例えば放音中
の音を停止させるとき)操作される停止スイッチであ
る。本体1の左側部にはまたメモリ(IC)カード70
(図5参照)が装着されるソケット14が配置されてい
る。本体1の後側部にはソケット15が設けられてい
る。また、本体1の後側部のバッテリ19を装着するバ
ッテリ装着部1aの内部にもソケット16が設けられて
いる。これらのソケット15、16には、例えばRS2
32Cのケーブルやモデム、その他のアダプタ等が接続
されるようになっている。さらに本体1の左側部上方に
は、ACアダプタ17の接続端子18が設けられてい
る。
1、12が設けられている。スイッチ11は後述するバ
ックライトの明るさを例えば2段階に切換える切換スイ
ッチであり、スイッチ12はスピーカ9から出力される
音の音量を、例えば3段階に切換える音量切換スイッチ
である。本体1の左側側部に設けられたスイッチ13
は、所定の動作を途中で停止させるとき(例えば放音中
の音を停止させるとき)操作される停止スイッチであ
る。本体1の左側部にはまたメモリ(IC)カード70
(図5参照)が装着されるソケット14が配置されてい
る。本体1の後側部にはソケット15が設けられてい
る。また、本体1の後側部のバッテリ19を装着するバ
ッテリ装着部1aの内部にもソケット16が設けられて
いる。これらのソケット15、16には、例えばRS2
32Cのケーブルやモデム、その他のアダプタ等が接続
されるようになっている。さらに本体1の左側部上方に
は、ACアダプタ17の接続端子18が設けられてい
る。
【0028】図2は、画面8の、より詳細な構成例を示
している。この実施の形態においては、タブレット21
(X軸方向の位置を検出するタブレット21aとY軸方
向の位置を検出するタブレット21b)が一番上に設け
られている。このタブレット21の下方には、LCD2
2が設けられている。このLCD22は、上下に設けら
れたガラス板22a,22bと、その中間に挿入された
液晶23により構成されている。LCD22の下方に
は、蛍光板(EL)26が配置されている。このバック
ライトとしての蛍光板26が光を発生すると、その光が
LCD22を照明する。タブレット21a,21bは、
透明な部材により形成されているため、液晶23に表示
された画像が図中上方より観察される。プリント基板
(PCB)25には、図示せぬ部品が装填されており、
ゴムコネクタ24を介してLCD22と電気的に接続さ
れている。また、導電性フィルム27によりタブレット
21とも電気的に接続されている。
している。この実施の形態においては、タブレット21
(X軸方向の位置を検出するタブレット21aとY軸方
向の位置を検出するタブレット21b)が一番上に設け
られている。このタブレット21の下方には、LCD2
2が設けられている。このLCD22は、上下に設けら
れたガラス板22a,22bと、その中間に挿入された
液晶23により構成されている。LCD22の下方に
は、蛍光板(EL)26が配置されている。このバック
ライトとしての蛍光板26が光を発生すると、その光が
LCD22を照明する。タブレット21a,21bは、
透明な部材により形成されているため、液晶23に表示
された画像が図中上方より観察される。プリント基板
(PCB)25には、図示せぬ部品が装填されており、
ゴムコネクタ24を介してLCD22と電気的に接続さ
れている。また、導電性フィルム27によりタブレット
21とも電気的に接続されている。
【0029】図3は、蛍光板26の、より詳細な構成例
を示している。この実施の形態においては、電極31と
発光部(他方の電極)32との間に絶縁フィルム33が
配置されている。電極31と発光部32の間に所定の電
圧をかけることにより、発光部32が発光する。電極3
1と発光部32は、板状に形成されており、画面8を均
一に照射することが可能である。
を示している。この実施の形態においては、電極31と
発光部(他方の電極)32との間に絶縁フィルム33が
配置されている。電極31と発光部32の間に所定の電
圧をかけることにより、発光部32が発光する。電極3
1と発光部32は、板状に形成されており、画面8を均
一に照射することが可能である。
【0030】バックライトとしては、この他蛍光管を用
いることも可能である。また、蛍光管をサイドライトと
して本体の側部に設け、その光を光伝達部材によりLC
D22の後部に伝達し、照明できるようにすることも可
能である。
いることも可能である。また、蛍光管をサイドライトと
して本体の側部に設け、その光を光伝達部材によりLC
D22の後部に伝達し、照明できるようにすることも可
能である。
【0031】図4は、タブレットによる位置検出とLC
Dによる表示の原理を示す回路図である。タブレット2
1はX軸方向に、例えば512本の電極を有しており、
Y軸方向に342本の電極を有している。これにより、
512×342画素を検出することが可能となる。タブ
レットコントローラ46は、クロック発生回路45aを
制御し、342本の電極1本1本に順次所定の電圧を印
加する。次に、クロック発生回路45bが制御され、5
12本の電極に順次電圧が印加される。すなわち、クロ
ック発生回路45aとクロック発生回路45bが発生す
るクロックによりタブレット21がスキャンされてい
る。ペン6をタブレット21上の所定の位置に近づける
と、タブレット21とペン6との間に所定の静電容量が
形成される。そして、ペン6をタブレット21に押圧し
たとき、ペン6の先端のスイッチ7がオンするのでペン
6とタブレット21上の所定の電極との間に発生した電
荷が検出され、アンプ47を介してタブレットコントロ
ーラ46に供給される。タブレットコントローラ46は
クロック発生回路45aと45bのクロック発生タイミ
ングを管理しているので、ペン6から供給された検出信
号とクロックの発生タイミングとからタブレット21上
のペン6による押圧位置を検出することができる。タブ
レットコントローラ46は、このようにして検出したペ
ン6による操作座標をCPU41に供給する。CPU4
1は、ペン6がタブレット21を押圧し、スイッチ7が
オンした(ペンダウンした)位置と、タブレット21か
ら離れ、スイッチ7がオフした(ペンアップした)位置
を常に監視している。そして、ペンダウンで入力を受け
付け、ペンアップで入力を確定する。CPU41は本発
明の判定手段を構成する。
Dによる表示の原理を示す回路図である。タブレット2
1はX軸方向に、例えば512本の電極を有しており、
Y軸方向に342本の電極を有している。これにより、
512×342画素を検出することが可能となる。タブ
レットコントローラ46は、クロック発生回路45aを
制御し、342本の電極1本1本に順次所定の電圧を印
加する。次に、クロック発生回路45bが制御され、5
12本の電極に順次電圧が印加される。すなわち、クロ
ック発生回路45aとクロック発生回路45bが発生す
るクロックによりタブレット21がスキャンされてい
る。ペン6をタブレット21上の所定の位置に近づける
と、タブレット21とペン6との間に所定の静電容量が
形成される。そして、ペン6をタブレット21に押圧し
たとき、ペン6の先端のスイッチ7がオンするのでペン
6とタブレット21上の所定の電極との間に発生した電
荷が検出され、アンプ47を介してタブレットコントロ
ーラ46に供給される。タブレットコントローラ46は
クロック発生回路45aと45bのクロック発生タイミ
ングを管理しているので、ペン6から供給された検出信
号とクロックの発生タイミングとからタブレット21上
のペン6による押圧位置を検出することができる。タブ
レットコントローラ46は、このようにして検出したペ
ン6による操作座標をCPU41に供給する。CPU4
1は、ペン6がタブレット21を押圧し、スイッチ7が
オンした(ペンダウンした)位置と、タブレット21か
ら離れ、スイッチ7がオフした(ペンアップした)位置
を常に監視している。そして、ペンダウンで入力を受け
付け、ペンアップで入力を確定する。CPU41は本発
明の判定手段を構成する。
【0032】一方、CPU41はLCDコントローラ4
3を制御し、メモリ(V−RAM)44に表示すべき画
像に対応するデータを書き込む。LCDコントローラ4
3は、メモリ44からデータを読み出し、データに対応
する信号を駆動回路42bに供給する。LCD22は、
タブレット21に対応して水平方向に512本の電極を
有し、垂直方向に342本の電極を有している。駆動回
路42aは、342本の電極に1本ずつ順次所定の電圧
を印加する。また、駆動回路42bは、512本の電極
に画像データに対応する電圧を順次印加する。このよう
にして、LCD22上の各画素がスキャンされ、LCD
22上に所定の画像が表示されることになる。
3を制御し、メモリ(V−RAM)44に表示すべき画
像に対応するデータを書き込む。LCDコントローラ4
3は、メモリ44からデータを読み出し、データに対応
する信号を駆動回路42bに供給する。LCD22は、
タブレット21に対応して水平方向に512本の電極を
有し、垂直方向に342本の電極を有している。駆動回
路42aは、342本の電極に1本ずつ順次所定の電圧
を印加する。また、駆動回路42bは、512本の電極
に画像データに対応する電圧を順次印加する。このよう
にして、LCD22上の各画素がスキャンされ、LCD
22上に所定の画像が表示されることになる。
【0033】図5は、本体1のより詳細な電気的構成を
示している。CPU41は、バスライン57を介して各
種のICなどと接続されている。ROM51は、装置全
体のシステムプログラムの他、例えばワードプロセッサ
機能用のカナ漢字変換プログラムおよびそのための辞書
テーブル、さらに手書き入力に対する認識プログラムお
よびそのための辞書テーブルなどが書き込まれている。
ワーキング用RAM52には、動作上必要なデータが随
時記憶される。バックアップ用RAM53には、バック
アップ用の電池54(バッテリ19とは別の電池)が接
続されており、装置本体の電源がオフされた場合におい
ても必要なデータをバックアップするようになってい
る。タイマーIC55は電池54に接続され、水晶振動
子56からのクロックを計数して、その時点における年
月日および時刻のデータを出力している。上述したLC
Dコントローラ43やタブレットコントローラ46も、
バスライン57を介してCPU41に接続されている。
示している。CPU41は、バスライン57を介して各
種のICなどと接続されている。ROM51は、装置全
体のシステムプログラムの他、例えばワードプロセッサ
機能用のカナ漢字変換プログラムおよびそのための辞書
テーブル、さらに手書き入力に対する認識プログラムお
よびそのための辞書テーブルなどが書き込まれている。
ワーキング用RAM52には、動作上必要なデータが随
時記憶される。バックアップ用RAM53には、バック
アップ用の電池54(バッテリ19とは別の電池)が接
続されており、装置本体の電源がオフされた場合におい
ても必要なデータをバックアップするようになってい
る。タイマーIC55は電池54に接続され、水晶振動
子56からのクロックを計数して、その時点における年
月日および時刻のデータを出力している。上述したLC
Dコントローラ43やタブレットコントローラ46も、
バスライン57を介してCPU41に接続されている。
【0034】音声処理回路58は、ソケット14乃至1
6からの入力やCPU41からの指令に対応して所定の
音声信号を発生し、加算器59に出力する。音声メモリ
61はCPU41に制御され、予め記憶している所定の
音声(例えば警告音「エッ?」とか確認音「カチッ」)
を加算器59に出力する。加算器59は音声処理回路5
8の出力と音声メモリ61の出力とを加算し、音声音量
コントローラ60を介してスピーカ9に出力する。音量
コントローラ60には、音量切換スイッチ12が接続さ
れ、これを操作することにより音量を制御することがで
きるようになっている。ここで、本発明の警告音発生手
段は、音声処理回路58と音声メモリ61と加算器59
と音量コントローラ60と音量切換スイッチ12とスピ
ーカ9とから構成される。
6からの入力やCPU41からの指令に対応して所定の
音声信号を発生し、加算器59に出力する。音声メモリ
61はCPU41に制御され、予め記憶している所定の
音声(例えば警告音「エッ?」とか確認音「カチッ」)
を加算器59に出力する。加算器59は音声処理回路5
8の出力と音声メモリ61の出力とを加算し、音声音量
コントローラ60を介してスピーカ9に出力する。音量
コントローラ60には、音量切換スイッチ12が接続さ
れ、これを操作することにより音量を制御することがで
きるようになっている。ここで、本発明の警告音発生手
段は、音声処理回路58と音声メモリ61と加算器59
と音量コントローラ60と音量切換スイッチ12とスピ
ーカ9とから構成される。
【0035】蛍光板(バックライト部)26には、電源
回路64(電源スイッチ2をオンしたとき、バッテリ1
9あるいはACアダプタ17から電力が供給される)か
らの電力がインバータ回路63を介して供給されてい
る。蛍光板26の明るさは、切換スイッチ11を切換え
ることによりインバータ回路63を介して2段階(例え
ば明るい部屋に適した明るさと暗い部屋に適した明る
さ)に切換えることができる。また、これとは別に、輝
度調整スイッチ3を制御することにより、LCD22の
明るさを多段階に所望の値に制御することができるよう
になっている。スイッチ65aは、本体1に装着された
バッテリ19が1次電池であるか2次電池であるかに対
応してオン/オフされる。スイッチ65bは、バッテリ
19の容量を検出し、その容量の大小に応じてオン/オ
フされる。これらのスイッチ65aと65b等は、電源
回路64を介してキーインタフェース62に接続されて
いる。キーインタフェース62にはまた、輝度調整スイ
ッチ3、切換スイッチ11、停止スイッチ13等が接続
されている。キーインタフェース62は、これらのスイ
ッチのオン/オフに対応する信号をCPU41に供給す
る。
回路64(電源スイッチ2をオンしたとき、バッテリ1
9あるいはACアダプタ17から電力が供給される)か
らの電力がインバータ回路63を介して供給されてい
る。蛍光板26の明るさは、切換スイッチ11を切換え
ることによりインバータ回路63を介して2段階(例え
ば明るい部屋に適した明るさと暗い部屋に適した明る
さ)に切換えることができる。また、これとは別に、輝
度調整スイッチ3を制御することにより、LCD22の
明るさを多段階に所望の値に制御することができるよう
になっている。スイッチ65aは、本体1に装着された
バッテリ19が1次電池であるか2次電池であるかに対
応してオン/オフされる。スイッチ65bは、バッテリ
19の容量を検出し、その容量の大小に応じてオン/オ
フされる。これらのスイッチ65aと65b等は、電源
回路64を介してキーインタフェース62に接続されて
いる。キーインタフェース62にはまた、輝度調整スイ
ッチ3、切換スイッチ11、停止スイッチ13等が接続
されている。キーインタフェース62は、これらのスイ
ッチのオン/オフに対応する信号をCPU41に供給す
る。
【0036】ソケット14には、ICカード70が接続
され、CPU41はICカードインタフェース66を介
して、そのICカード70とデータ、プログラム等の授
受ができるようになっている。また、ソケット15、1
6には、アダプタ71が接続され、拡張用インタフェー
ス68を介してCPU41と接続されるようになってい
る。
され、CPU41はICカードインタフェース66を介
して、そのICカード70とデータ、プログラム等の授
受ができるようになっている。また、ソケット15、1
6には、アダプタ71が接続され、拡張用インタフェー
ス68を介してCPU41と接続されるようになってい
る。
【0037】図6は、図1の電子手帳装置の本体1の画
面8に設定変更画面を表示させた場合の画面の一実施の
形態を示す図である。
面8に設定変更画面を表示させた場合の画面の一実施の
形態を示す図である。
【0038】図6において、設定変更画面では、音の制
御に関し、アラーム設定とタッチサウンドの選択を、操
作者が入力ペン6にて文言の先頭にある菱形の部分を押
圧することにより行なうことができるようになってい
る。また画面周辺部に表示されている、たとえばコピー
釦(アイコン)84など各釦については、入力ペン6に
て入力したい釦の表示枠内の領域を入力ペン6で押圧し
た上で、入力ペン6をその領域内より上へ上げることに
より、その釦入力が実行されるようになっている。
御に関し、アラーム設定とタッチサウンドの選択を、操
作者が入力ペン6にて文言の先頭にある菱形の部分を押
圧することにより行なうことができるようになってい
る。また画面周辺部に表示されている、たとえばコピー
釦(アイコン)84など各釦については、入力ペン6に
て入力したい釦の表示枠内の領域を入力ペン6で押圧し
た上で、入力ペン6をその領域内より上へ上げることに
より、その釦入力が実行されるようになっている。
【0039】図7は図5のROM51に格納されている
画面上の各釦の位置を示すテーブル1の一例を示す説明
図である。
画面上の各釦の位置を示すテーブル1の一例を示す説明
図である。
【0040】図7において、テーブル1には、釦番号と
その釦番号に係る釦の領域(座標)が示されている。こ
こに、例えば釦番号1に係る釦(ここでは、コピー釦8
4とする。)の領域は、X座標についてはX1〜x1の
範囲で、Y座標についてはY1〜y1の範囲であること
を示す。
その釦番号に係る釦の領域(座標)が示されている。こ
こに、例えば釦番号1に係る釦(ここでは、コピー釦8
4とする。)の領域は、X座標についてはX1〜x1の
範囲で、Y座標についてはY1〜y1の範囲であること
を示す。
【0041】以上のような構成のもとに、本発明の動作
について、図8〜図10のフローチャートに従って説明
する。なお、図8〜図10は、本発明の動作フローチャ
ートである。まず、図1の電子手帳装置の本体1の画面
8に図6に示すように設定変更画面を出す。これは、ア
イコン領域91に表示された「設定変更」のアイコンに
ペン6でペンダウンし、ペン6をそのまた入力表示領域
92に引きずり出し(ドラッグし)、そこでペンアップ
することにより行うことができる。このようにすると、
図6に示すように、「設定変更」のアイコンが入力表示
領域92に拡大表示される。
について、図8〜図10のフローチャートに従って説明
する。なお、図8〜図10は、本発明の動作フローチャ
ートである。まず、図1の電子手帳装置の本体1の画面
8に図6に示すように設定変更画面を出す。これは、ア
イコン領域91に表示された「設定変更」のアイコンに
ペン6でペンダウンし、ペン6をそのまた入力表示領域
92に引きずり出し(ドラッグし)、そこでペンアップ
することにより行うことができる。このようにすると、
図6に示すように、「設定変更」のアイコンが入力表示
領域92に拡大表示される。
【0042】いまの場合、「アラーム設定」については
ペン6で釦81、82を押圧し、「音と表示を…」「出
す」ことに設定をし、また「タッチサウンド選択」につ
いては釦83を押圧して「正しくペンタッチした時に鳴
らす。」ことを選択している。これにより、釦81〜8
3は白黒反転表示される(黒くなる)。勿論、その他の
釦85〜90を適宜選択することにより、アラームやタ
ッチサウンドを所定の条件で鳴らしたり、鳴らさないよ
うにできる。
ペン6で釦81、82を押圧し、「音と表示を…」「出
す」ことに設定をし、また「タッチサウンド選択」につ
いては釦83を押圧して「正しくペンタッチした時に鳴
らす。」ことを選択している。これにより、釦81〜8
3は白黒反転表示される(黒くなる)。勿論、その他の
釦85〜90を適宜選択することにより、アラームやタ
ッチサウンドを所定の条件で鳴らしたり、鳴らさないよ
うにできる。
【0043】いま、釦85にペンタッチし、アラーム設
定を、「音と表示を…」から「音を…」に変更する場合
を考える。この時、操作者は、ペン6で図6に示す釦8
5を押圧する(ペンダウンする)と、図4で説明したよ
うにタブレットコントローラ46はペンダウン点の座標
(Xd、Yd)を検出し、その検出したペンダウン点の
座標(Xd、Yd)をCPU41に供給する。CPU4
1は、このペンダウン点の座標(Xd、Yd)のデータ
を取込むと共に、バックアップRAM53(またはRA
M52)内のメモリBWをW(白)にセットし、また、
メモリBNをクリアする(以上、図8のステップS1、
S2)。
定を、「音と表示を…」から「音を…」に変更する場合
を考える。この時、操作者は、ペン6で図6に示す釦8
5を押圧する(ペンダウンする)と、図4で説明したよ
うにタブレットコントローラ46はペンダウン点の座標
(Xd、Yd)を検出し、その検出したペンダウン点の
座標(Xd、Yd)をCPU41に供給する。CPU4
1は、このペンダウン点の座標(Xd、Yd)のデータ
を取込むと共に、バックアップRAM53(またはRA
M52)内のメモリBWをW(白)にセットし、また、
メモリBNをクリアする(以上、図8のステップS1、
S2)。
【0044】次にCPU41は、ROM51に格納され
ている図7に示すテーブル1を用いてペンダウン点の座
標(Xd、Yd)がいずれの釦番号に該当する釦である
か調べる(ステップS3)。CPU41は、ペンダウン
点の検出座標(Xd、Yd)がROM51に格納されて
いる図7のテーブル1に示すどの釦の領域内にもないな
らば、ペンダウンされていない場合と同様にその他の処
理を行ない(ステップS4、S5)、ステップS1に戻
る。
ている図7に示すテーブル1を用いてペンダウン点の座
標(Xd、Yd)がいずれの釦番号に該当する釦である
か調べる(ステップS3)。CPU41は、ペンダウン
点の検出座標(Xd、Yd)がROM51に格納されて
いる図7のテーブル1に示すどの釦の領域内にもないな
らば、ペンダウンされていない場合と同様にその他の処
理を行ない(ステップS4、S5)、ステップS1に戻
る。
【0045】また、CPU41は、ペンダウン点の検出
座標(Xd、Yd)がROM51に格納されている図7
のテーブル1に示すいずれかの釦の領域内であるとき、
フロントエンドプロセス実行中か否か(他のプログラム
処理を実行中か否か)をチェックし(ステップS4、S
6)、CPU41がフロントエンドプロセス実行中なら
ば、音声メモリ61より警告音「エッ?」の音声データ
を取出して加算器59に供給し、音量コントローラ60
を介してスピーカ9より警告音「エッ?」を発生させる
(ステップS7)。そしてCPU41は、ステップS1
の処理に戻る。
座標(Xd、Yd)がROM51に格納されている図7
のテーブル1に示すいずれかの釦の領域内であるとき、
フロントエンドプロセス実行中か否か(他のプログラム
処理を実行中か否か)をチェックし(ステップS4、S
6)、CPU41がフロントエンドプロセス実行中なら
ば、音声メモリ61より警告音「エッ?」の音声データ
を取出して加算器59に供給し、音量コントローラ60
を介してスピーカ9より警告音「エッ?」を発生させる
(ステップS7)。そしてCPU41は、ステップS1
の処理に戻る。
【0046】ここで、操作者は、警告音「エッ?」によ
り、ペン6にて押圧したコピー釦84の釦入力がCPU
41に取込まれないことを知ることができる。従って、
操作者は、再び、コピー釦84の入力操作を繰返すこと
になる。
り、ペン6にて押圧したコピー釦84の釦入力がCPU
41に取込まれないことを知ることができる。従って、
操作者は、再び、コピー釦84の入力操作を繰返すこと
になる。
【0047】一方、ステップS6でCPU41がフロン
トエンドプロセス実行中でないと判定されたならば、C
PU41は、該当釦領域、ここでは釦85の領域を白黒
反転表示させ(黒にし)、メモリBWをB(黒)にセッ
トする。また、CPU41は、音声メモリ61より確認
音「カチッ」の音声データを取出して加算器59に供給
し、音量コントローラ60を介してスピーカ9より確認
音「カチッ」を発生させ、更にメモリBNに釦85(釦
番号は1とする。)の釦番号1をセットする(以上、ス
テップS8)。ここで、操作者は、「カチッ」という確
認音により、ペン6にて押圧した釦85の釦入力がCP
U41にて受付けられたことが判る。
トエンドプロセス実行中でないと判定されたならば、C
PU41は、該当釦領域、ここでは釦85の領域を白黒
反転表示させ(黒にし)、メモリBWをB(黒)にセッ
トする。また、CPU41は、音声メモリ61より確認
音「カチッ」の音声データを取出して加算器59に供給
し、音量コントローラ60を介してスピーカ9より確認
音「カチッ」を発生させ、更にメモリBNに釦85(釦
番号は1とする。)の釦番号1をセットする(以上、ス
テップS8)。ここで、操作者は、「カチッ」という確
認音により、ペン6にて押圧した釦85の釦入力がCP
U41にて受付けられたことが判る。
【0048】次に、CPU41は、釦85を押圧したペ
ン6が上方へ上げられたか否か(ペンアップしたか否
か)をチェックし(ステップS9)、ペンアップしたな
らば、ステップS16の処理へ移行する。
ン6が上方へ上げられたか否か(ペンアップしたか否
か)をチェックし(ステップS9)、ペンアップしたな
らば、ステップS16の処理へ移行する。
【0049】ステップS16において、タブレットコン
トローラ46は、ペンアップ点の座標(Xu、Yu)を
検出し、その検出したペンアップ点の座標(Xu、Y
u)をCPU41に供給する。
トローラ46は、ペンアップ点の座標(Xu、Yu)を
検出し、その検出したペンアップ点の座標(Xu、Y
u)をCPU41に供給する。
【0050】次にCPU41は、ペンアップ点の検出座
標(Xu、Yu)が、メモリBNにセットされている釦
番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領
域内にあるか否かを、ROM51に格納されている図7
のテーブル1を用いてチェックする(ステップS1
7)。そして、CPU41は、ペン6がすべったりして
ペンアップ点の検出座標(Xu、Yu)がメモリBNに
セットされている釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1
に係る釦85)の領域内になければ、音声メモリ61よ
り警告音「エッ?」の音声データを取出し、加算器59
へ供給し、更に音量コントローラ60を介してスピーカ
9より「エッ?」という警告音を発生させる(ステップ
S18)。ここで、操作者は、この「エッ?」という警
告音により、入力操作の誤りなどのためにペン6で押圧
した釦(ここでは釦85)の釦入力がCPU41に取込
まれないので、再び入力操作を繰返す必要があることが
判る。
標(Xu、Yu)が、メモリBNにセットされている釦
番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領
域内にあるか否かを、ROM51に格納されている図7
のテーブル1を用いてチェックする(ステップS1
7)。そして、CPU41は、ペン6がすべったりして
ペンアップ点の検出座標(Xu、Yu)がメモリBNに
セットされている釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1
に係る釦85)の領域内になければ、音声メモリ61よ
り警告音「エッ?」の音声データを取出し、加算器59
へ供給し、更に音量コントローラ60を介してスピーカ
9より「エッ?」という警告音を発生させる(ステップ
S18)。ここで、操作者は、この「エッ?」という警
告音により、入力操作の誤りなどのためにペン6で押圧
した釦(ここでは釦85)の釦入力がCPU41に取込
まれないので、再び入力操作を繰返す必要があることが
判る。
【0051】また、CPU41は、ペンアップ点の検出
座標(Xu、Yu)がメモリBNにセットされている釦
番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領
域内にあれば、その釦により指定された処理(ここでは
釦81から85への設定の変更)を実行させる(ステッ
プS17、S19)。
座標(Xu、Yu)がメモリBNにセットされている釦
番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領
域内にあれば、その釦により指定された処理(ここでは
釦81から85への設定の変更)を実行させる(ステッ
プS17、S19)。
【0052】また、ステップS9において、CPU41
は、未だペンアップしていなければ、現在のペン6の位
置座標(Xc、Yc)を、メモリBNにセットされてい
る釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)
の領域内にあるかどうかを、ROM51に格納されてい
る図7に示すテーブル1を用いて調べる(ステップS1
0、S11)。なお、タブレットコントローラ46は、
現在のペン6の位置座標(Xc、Yc)を検出し、これ
をCPU41に供給するようになっている。
は、未だペンアップしていなければ、現在のペン6の位
置座標(Xc、Yc)を、メモリBNにセットされてい
る釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)
の領域内にあるかどうかを、ROM51に格納されてい
る図7に示すテーブル1を用いて調べる(ステップS1
0、S11)。なお、タブレットコントローラ46は、
現在のペン6の位置座標(Xc、Yc)を検出し、これ
をCPU41に供給するようになっている。
【0053】CPU41は、現在のペン6の位置座標
(Xc、Yc)がメモリBNにセットされている釦番号
に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領域内
にあれば、CPU41内のメモリBWはB(黒)にセッ
トされているか否かをチェックする(ステップS1
2)。この場合、メモリBWは、Bにセットされている
ので、CPU41は、ステップS9の処理へ移行し、ペ
ンアップしたか否かをチェックし、ペンアップしたなら
ば前述した図10のフローに従った処理(ステップS1
6、S17、S19)を実行する。また、CPU41
は、未だペンアップせずにペン6がペンダウン点の釦、
ここでは釦85の表示枠内の領域(図7のテーブル1の
釦番号1のX座標がX1〜x1の範囲内で、かつY座標
がY1〜y1の範囲内の領域)にあれば、前述したと同
様にステップS9〜S12の処理を繰返す。
(Xc、Yc)がメモリBNにセットされている釦番号
に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領域内
にあれば、CPU41内のメモリBWはB(黒)にセッ
トされているか否かをチェックする(ステップS1
2)。この場合、メモリBWは、Bにセットされている
ので、CPU41は、ステップS9の処理へ移行し、ペ
ンアップしたか否かをチェックし、ペンアップしたなら
ば前述した図10のフローに従った処理(ステップS1
6、S17、S19)を実行する。また、CPU41
は、未だペンアップせずにペン6がペンダウン点の釦、
ここでは釦85の表示枠内の領域(図7のテーブル1の
釦番号1のX座標がX1〜x1の範囲内で、かつY座標
がY1〜y1の範囲内の領域)にあれば、前述したと同
様にステップS9〜S12の処理を繰返す。
【0054】ところが、ペン6が、ペン6で最初に押圧
した釦85の表示枠内のペンダウン点から、ペンダウン
したまま、すべってしまい、その釦85の表示枠内の領
域以外の領域へ出てしまった場合には、ステップS9よ
りステップS10、S11を経てステップS13へ移行
する。そして、ステップS13において、CPU41
は、メモリBWがW(白)にセットされているかをチェ
ックする。この場合、メモリBWは、B(黒)にセット
されているので、CPU41は、ここでは釦85の領域
を白黒反転表示させ(白にし)、メモリBWのセット内
容を更新してW(白)にする(ステップS14)。ここ
で、操作者は、コピー釦84の白黒反転表示により、ペ
ン6が入力画面上ですべったことが判る。
した釦85の表示枠内のペンダウン点から、ペンダウン
したまま、すべってしまい、その釦85の表示枠内の領
域以外の領域へ出てしまった場合には、ステップS9よ
りステップS10、S11を経てステップS13へ移行
する。そして、ステップS13において、CPU41
は、メモリBWがW(白)にセットされているかをチェ
ックする。この場合、メモリBWは、B(黒)にセット
されているので、CPU41は、ここでは釦85の領域
を白黒反転表示させ(白にし)、メモリBWのセット内
容を更新してW(白)にする(ステップS14)。ここ
で、操作者は、コピー釦84の白黒反転表示により、ペ
ン6が入力画面上ですべったことが判る。
【0055】このステップS14の次にステップS9へ
移行する。ここで、操作者がペン6をすべらせたことに
より、釦85の表示枠内の領域以外の領域でペン6を上
方へ上げれば(ペンアップすれば)、CPU41は前述
した図10のフローに従った処理(ステップS16〜S
18)を実行する。また、操作者が、ペン6をペンダウ
ンしたまますべらせ、ペン6を釦85の表示枠内の領域
以外の領域にペンダウンしたままであるときは、CPU
41は、ステップS9よりステップS10、S11を経
てステップS13の処理を行なう。ステップS13にお
いて、CPU41は、メモリBWのセット内容をチェッ
クすると、W(白)がセットされているので、この後C
PU41は、ステップS9の処理を行なう。そして、C
PU41は、ペンアップしていれば、前述した図10に
示すフローに従った処理(ステップS16〜S18)を
行ない、ペンアップしていなければ、現在のペン6の位
置座標(Xc、Yc)がメモリBNにセットされている
釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の
領域内にあるか否かを調べ(ステップS10、S11)
その釦の領域内にあれば、メモリBWのセット内容はB
(黒)であるか否かをチェックする(ステップS1
2)。この場合、メモリBWのセット内容はW(白)で
あるので、ステップS15へ移行する。
移行する。ここで、操作者がペン6をすべらせたことに
より、釦85の表示枠内の領域以外の領域でペン6を上
方へ上げれば(ペンアップすれば)、CPU41は前述
した図10のフローに従った処理(ステップS16〜S
18)を実行する。また、操作者が、ペン6をペンダウ
ンしたまますべらせ、ペン6を釦85の表示枠内の領域
以外の領域にペンダウンしたままであるときは、CPU
41は、ステップS9よりステップS10、S11を経
てステップS13の処理を行なう。ステップS13にお
いて、CPU41は、メモリBWのセット内容をチェッ
クすると、W(白)がセットされているので、この後C
PU41は、ステップS9の処理を行なう。そして、C
PU41は、ペンアップしていれば、前述した図10に
示すフローに従った処理(ステップS16〜S18)を
行ない、ペンアップしていなければ、現在のペン6の位
置座標(Xc、Yc)がメモリBNにセットされている
釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の
領域内にあるか否かを調べ(ステップS10、S11)
その釦の領域内にあれば、メモリBWのセット内容はB
(黒)であるか否かをチェックする(ステップS1
2)。この場合、メモリBWのセット内容はW(白)で
あるので、ステップS15へ移行する。
【0056】ステップS15において、CPU41は、
メモリBNにセットされている釦番号に係る釦(ここで
は、釦番号1に係る釦85)の領域を白黒反転表示させ
(黒に戻し)、メモリBWのセット内容を更新してB
(黒)にした上で、ステップS9の処理を行なう。な
お、操作者は、釦85の領域が再び白黒反転表示される
ことにより、ペン6が再び釦85の表示枠内の領域に戻
ったことが判る。
メモリBNにセットされている釦番号に係る釦(ここで
は、釦番号1に係る釦85)の領域を白黒反転表示させ
(黒に戻し)、メモリBWのセット内容を更新してB
(黒)にした上で、ステップS9の処理を行なう。な
お、操作者は、釦85の領域が再び白黒反転表示される
ことにより、ペン6が再び釦85の表示枠内の領域に戻
ったことが判る。
【0057】次に、ペン6がメモリBNにセットされて
いる釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦8
5)の表示枠内の領域に戻った後、ペン6が釦85より
上方へ離れる(ペンアップする)と、CPU41は、ス
テップS9より前述した図10のフロー処理(ステップ
S16、S17、S19)を行なうことになる。
いる釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦8
5)の表示枠内の領域に戻った後、ペン6が釦85より
上方へ離れる(ペンアップする)と、CPU41は、ス
テップS9より前述した図10のフロー処理(ステップ
S16、S17、S19)を行なうことになる。
【0058】以上の説明から判るように、CPU41が
フロントエンドプロセス実行中のとき(他のプログラム
処理で忙しいとき)にペン6で入力画面上の入力釦をペ
ンタッチした場合や、ペン6がすべったりしてペン6で
最初に押圧した入力釦の領域以外の領域でペンアップし
た場合には、CPU41は、ペン6で押圧した入力釦の
釦入力の取込みを拒絶すると共に、「エッ?」という音
声データを音声メモリ61より取出して加算器59に供
給し、音声処理回路58の出力に加算し、音量コントロ
ーラ60を介してスピーカ9で「エッ?」という警告音
を発生させ、操作者に知らせる(図8のステップS6、
S7、図10のステップS17、S18)。
フロントエンドプロセス実行中のとき(他のプログラム
処理で忙しいとき)にペン6で入力画面上の入力釦をペ
ンタッチした場合や、ペン6がすべったりしてペン6で
最初に押圧した入力釦の領域以外の領域でペンアップし
た場合には、CPU41は、ペン6で押圧した入力釦の
釦入力の取込みを拒絶すると共に、「エッ?」という音
声データを音声メモリ61より取出して加算器59に供
給し、音声処理回路58の出力に加算し、音量コントロ
ーラ60を介してスピーカ9で「エッ?」という警告音
を発生させ、操作者に知らせる(図8のステップS6、
S7、図10のステップS17、S18)。
【0059】操作者は,スピーカ9からの「エッ?」と
いう警告音があると、上記の理由により、入力釦による
釦入力の取込みがCPU41にて拒絶されたのであっ
て、装置がこわれたのではないことを知ることができ、
再び入力釦による釦入力操作を行なえばよいことが判
る。
いう警告音があると、上記の理由により、入力釦による
釦入力の取込みがCPU41にて拒絶されたのであっ
て、装置がこわれたのではないことを知ることができ、
再び入力釦による釦入力操作を行なえばよいことが判
る。
【0060】従って、操作者は、「エッ?」という警告
音を聞くことにより、従来の如く電子手帳装置(ポータ
ブルコンピュータ)がこわれているかも知れないと疑っ
たり、電子手帳装置(ポータブルコンピュータ)がこわ
れていると判断したりするようなことはなくなった。
音を聞くことにより、従来の如く電子手帳装置(ポータ
ブルコンピュータ)がこわれているかも知れないと疑っ
たり、電子手帳装置(ポータブルコンピュータ)がこわ
れていると判断したりするようなことはなくなった。
【0061】特に、ペン6は入力画面上をすべりやすい
ので、操作者は、間違いなく該当釦をペン6で押圧した
つもりでも、うっかり気付かぬうちにペン6がずれて該
当釦の領域以外の領域でペンアップしていることが多
い。このような場合、本発明では、「エッ?」という警
告音により、操作者は入力の際に問題があったことを知
り、再び入力操作を行なえばよいことが判り効果的であ
る。
ので、操作者は、間違いなく該当釦をペン6で押圧した
つもりでも、うっかり気付かぬうちにペン6がずれて該
当釦の領域以外の領域でペンアップしていることが多
い。このような場合、本発明では、「エッ?」という警
告音により、操作者は入力の際に問題があったことを知
り、再び入力操作を行なえばよいことが判り効果的であ
る。
【0062】本実施の形態においては、タブレット21
に対しペン6を利用する静電容量タイプの入力部を用い
ているが、本発明はこれに限定されることなく、圧電タ
イプの入力部を用いてもよいし、またマウスを使用した
入力部を用いてもよい。
に対しペン6を利用する静電容量タイプの入力部を用い
ているが、本発明はこれに限定されることなく、圧電タ
イプの入力部を用いてもよいし、またマウスを使用した
入力部を用いてもよい。
【0063】また、本実施の形態においては、図8のス
テップS7、図10のステップS18で「エッ?」とい
う警告音を出すようにしているが、警告音を出さないよ
うにするか、警告音を所定時間出さないようにする場合
と、必要に応じて切り換えることができるようにしても
よい。この場合、たとえば、警告音を出さない場合はペ
ン6で菱形の釦85、86を押圧し、警告音を2時間
(又は4時間)出さない場合は、ペン6で菱形の釦85
と87(又は88)を押圧し白黒反転表示させればよ
い。更に「アラーム設定〕について必要に応じて設定変
更ができるようになっている。
テップS7、図10のステップS18で「エッ?」とい
う警告音を出すようにしているが、警告音を出さないよ
うにするか、警告音を所定時間出さないようにする場合
と、必要に応じて切り換えることができるようにしても
よい。この場合、たとえば、警告音を出さない場合はペ
ン6で菱形の釦85、86を押圧し、警告音を2時間
(又は4時間)出さない場合は、ペン6で菱形の釦85
と87(又は88)を押圧し白黒反転表示させればよ
い。更に「アラーム設定〕について必要に応じて設定変
更ができるようになっている。
【0064】また、本実施の形態では、図8のステップ
S8で入力画面上の釦をペンタッチしたとき、クリック
音(「カチッ」という音)を出すようにしているが、本
発明はこのようなクリック音を出さないように設定して
もよい。この場合、図1の画面8に図6のような設定変
更画面を出して「タッチサウンド選択」の欄の菱形の釦
89をペン6で押圧し白黒反転表示させればよい。更に
「タッチサウンド選択」について、必要に応じて設定変
更ができるようになっている。
S8で入力画面上の釦をペンタッチしたとき、クリック
音(「カチッ」という音)を出すようにしているが、本
発明はこのようなクリック音を出さないように設定して
もよい。この場合、図1の画面8に図6のような設定変
更画面を出して「タッチサウンド選択」の欄の菱形の釦
89をペン6で押圧し白黒反転表示させればよい。更に
「タッチサウンド選択」について、必要に応じて設定変
更ができるようになっている。
【0065】本発明は、本実施の形態に限定されること
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用およ
び変形が考えられる。本発明は電子手帳装置に適用され
るだけでなく、広く電子装置一般に適用されるものであ
る。
なく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用およ
び変形が考えられる。本発明は電子手帳装置に適用され
るだけでなく、広く電子装置一般に適用されるものであ
る。
【0066】
【発明の効果】本発明の情報処理方法によれば、透明タ
ブレットにペンがペンダウンされたことが検出され、ペ
ンがペンダウンされた点の座標が検出され、検出された
点の座標が予め登録されているボタンの領域内であるか
否かが判定され、点の座標がボタンの領域内であると判
定された場合、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
であるか否かが判定され、CPUがフロントエンドプロセ
スを実行中であると判定されたとき、第1の警告音が発
生され、一方、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
でないと判定されたとき、ボタンの領域を反転表示する
ように表示が制御され、ペンがペンダウンされてからペ
ンアップされるまでの間、ペンの指示する座標がボタン
の領域内にあるか否かが判定され、ペンの指示する座標
がボタンの領域外にあると判定された場合、ボタンの領
域の反転表示を元に戻し、ボタンの領域内にあると判定
された場合、ボタンの領域の反転表示維持するように表
示が制御され、また、ペンが透明タブレットからペンア
ップされたことが検出され、ペンがペンアップされたこ
とが検出されたとき、ペンがペンアップされた座標がボ
タンの領域内であるか否かが判定され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であると判定された場
合、ボタンに対応する処理が実行され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内ではないと判定された場
合、第2の警告音が発生されるようにしたので、入力が
所定の条件を満足しないために取り込まれないことを知
らせ、従来の如く装置がこわれているかも知れないと疑
ったり、装置がこわれていると判断したりすることをな
くし、もって入力するに当たっての操作性の向上が図ら
れる。
ブレットにペンがペンダウンされたことが検出され、ペ
ンがペンダウンされた点の座標が検出され、検出された
点の座標が予め登録されているボタンの領域内であるか
否かが判定され、点の座標がボタンの領域内であると判
定された場合、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
であるか否かが判定され、CPUがフロントエンドプロセ
スを実行中であると判定されたとき、第1の警告音が発
生され、一方、CPUがフロントエンドプロセスを実行中
でないと判定されたとき、ボタンの領域を反転表示する
ように表示が制御され、ペンがペンダウンされてからペ
ンアップされるまでの間、ペンの指示する座標がボタン
の領域内にあるか否かが判定され、ペンの指示する座標
がボタンの領域外にあると判定された場合、ボタンの領
域の反転表示を元に戻し、ボタンの領域内にあると判定
された場合、ボタンの領域の反転表示維持するように表
示が制御され、また、ペンが透明タブレットからペンア
ップされたことが検出され、ペンがペンアップされたこ
とが検出されたとき、ペンがペンアップされた座標がボ
タンの領域内であるか否かが判定され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であると判定された場
合、ボタンに対応する処理が実行され、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内ではないと判定された場
合、第2の警告音が発生されるようにしたので、入力が
所定の条件を満足しないために取り込まれないことを知
らせ、従来の如く装置がこわれているかも知れないと疑
ったり、装置がこわれていると判断したりすることをな
くし、もって入力するに当たっての操作性の向上が図ら
れる。
【0067】本発明の電子手帳装置によれば、画像また
は文字が表示され、表示された画像または文字を観察可
能に透過させるとともに、ペンにより指示された座標が
検出され、透明タブレットにペンがペンダウンされたこ
とが検出され、ペンがペンダウンされた点の座標が検出
され、検出された点の座標が予め登録されているボタン
の領域内であるか否かが判定され、点の座標がボタンの
領域内であると判定された場合、CPUがフロントエンド
プロセスを実行中であるか否かが判定され、CPUがフロ
ントエンドプロセスを実行中であると判定されたとき、
第1の警告音が発生され、一方、CPUがフロントエンド
プロセスを実行中でないと判定されたとき、ボタンの領
域を反転表示するように表示が制御され、ペンがペンダ
ウンされてからペンアップされるまでの間、ペンの指示
する座標がボタンの領域内にあるか否かが判定され、ペ
ンの指示する座標がボタンの領域外にあると判定された
場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻し、ボタンの領
域内にあると判定された場合、ボタンの領域の反転表示
維持するように表示が制御され、また、ペンが透明タブ
レットからペンアップされたことが検出され、ペンがペ
ンアップされたことが検出されたとき、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であるか否かが判定さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内であ
ると判定された場合、ボタンに対応する処理が実行さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内では
ないと判定された場合、第2の警告音が発生されるよう
にしたので、入力が所定の条件を満足しないために取り
込まれないことを知らせ、従来の如く装置がこわれてい
るかも知れないと疑ったり、装置がこわれていると判断
したりすることをなくし、もって入力するに当たっての
操作性の向上が図られる。
は文字が表示され、表示された画像または文字を観察可
能に透過させるとともに、ペンにより指示された座標が
検出され、透明タブレットにペンがペンダウンされたこ
とが検出され、ペンがペンダウンされた点の座標が検出
され、検出された点の座標が予め登録されているボタン
の領域内であるか否かが判定され、点の座標がボタンの
領域内であると判定された場合、CPUがフロントエンド
プロセスを実行中であるか否かが判定され、CPUがフロ
ントエンドプロセスを実行中であると判定されたとき、
第1の警告音が発生され、一方、CPUがフロントエンド
プロセスを実行中でないと判定されたとき、ボタンの領
域を反転表示するように表示が制御され、ペンがペンダ
ウンされてからペンアップされるまでの間、ペンの指示
する座標がボタンの領域内にあるか否かが判定され、ペ
ンの指示する座標がボタンの領域外にあると判定された
場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻し、ボタンの領
域内にあると判定された場合、ボタンの領域の反転表示
維持するように表示が制御され、また、ペンが透明タブ
レットからペンアップされたことが検出され、ペンがペ
ンアップされたことが検出されたとき、ペンがペンアッ
プされた座標がボタンの領域内であるか否かが判定さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内であ
ると判定された場合、ボタンに対応する処理が実行さ
れ、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域内では
ないと判定された場合、第2の警告音が発生されるよう
にしたので、入力が所定の条件を満足しないために取り
込まれないことを知らせ、従来の如く装置がこわれてい
るかも知れないと疑ったり、装置がこわれていると判断
したりすることをなくし、もって入力するに当たっての
操作性の向上が図られる。
【図1】本発明を応用したポータブルコンピュータの一
実施の形態の構成を示す斜視図である。
実施の形態の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の実施の形態における画面の構成を示す断
面図である。
面図である。
【図3】図2における蛍光板の一実施の形態の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【図4】図1におけるLCDとタブレットの電気的接続
関係を示すブロック図である。
関係を示すブロック図である。
【図5】図1の実施の形態における全体の電気的構成を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図6】図1の画面の一実施の形態を示す平面図であ
る。
る。
【図7】図5のROM51に格納されているテーブル1
の内容を示す説明図である。
の内容を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施の形態を示す動作フローチャー
トである。
トである。
【図9】本発明の一実施の形態を示す動作フローチャー
トである。
トである。
【図10】本発明の一実施の形態を示す動作フローチャ
ートである。
ートである。
【図11】従来の電子手帳装置の入力画面の説明図であ
る。
る。
【図12】従来の問題点を説明するための図である。
1 本体, 2 電源スイッチ, 6 ペン, 7 ス
イッチ, 8 画面,9 スピーカ, 12 スイッ
チ, 21 タブレット, 22 LCD,23 液
晶, 26 蛍光板, 41 CPU, 42a、42
b 駆動回路, 43 LCDコントローラ, 44
V−RAM, 45a、45b クロック発生回路,
46 タブレットコントローラ, 51 ROM, 5
2 RAM, 58 音声処理回路, 59 加算器,
60 音量コントローラ,61 音声メモリ
イッチ, 8 画面,9 スピーカ, 12 スイッ
チ, 21 タブレット, 22 LCD,23 液
晶, 26 蛍光板, 41 CPU, 42a、42
b 駆動回路, 43 LCDコントローラ, 44
V−RAM, 45a、45b クロック発生回路,
46 タブレットコントローラ, 51 ROM, 5
2 RAM, 58 音声処理回路, 59 加算器,
60 音量コントローラ,61 音声メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02 G06F 3/033 G06F 15/02
Claims (8)
- 【請求項1】 下方に配された表示画面が観察可能に設
けられ、ペンにより指示された座標を検出するようにな
された透明タブレットを有する電子手帳装置の情報処理
方法であって、 前記透明タブレットに前記ペンがペンダウンされたこと
を検出する第1の検出ステップと、 前記ペンがペンダウンされた点の座標を検出する第2の
検出ステップと、 前記第2の検出ステップの処理で検出された前記点の座
標が予め登録されているボタンの領域内であるか否かを
判定する第1の判定ステップと、前記第1の判定ステップの処理で前記点の座標が前記ボ
タンの領域内であると判定された場合、CPUがフロント
エンドプロセスを実行中であるか否かを判定する第2の
判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理において、前記CPUが前
記フロントエンドプロセスを実行中であると判定された
場合、第1の警告音を発生する第1の警告音発生ステッ
プと、 前記第2の判定ステップの処理において、前記CPUが前
記フロントエンドプロセスを実行中でないと判定された
場合、 前記ボタンの領域を反転表示するように表示を制
御する第1の表示制御ステップと、 前記ペンがペンダウンされてからペンアップされるまで
の間、前記ペンの指示する座標が前記ボタンの領域内に
あるか否かを判定する第3の判定ステップと、 前記第3の判定ステップの処理で前記ペンの指示する座
標が前記ボタンの領域外にあると判定された場合、前記
ボタンの領域の反転表示を元に戻し、前記ボタンの領域
内にあると判定された場合、前記ボタンの領域の反転表
示を維持するように表示を制御する第2の表示制御ステ
ップと、前記ペンが前記透明タブレットからペンアップされたこ
とを検出する第3の検出ステップと、 前記第3の検出ステップの処理で前記ペンがペンアップ
されたことが検出されたとき、前記ペンがペンアップさ
れた座標が前記ボタンの領域内であるか否かを判定する
第4の判定ステップと、 前記第3の判定ステップで前記ペンがペンアップされた
座標が前記ボタンの領域内であると判定された場合、前
記ボタンに対応する処理を実行する実行ステップと、 前記第4の判定ステップで前記ペンがペンアップされた
座標が前記ボタンの領域内ではないと判定された場合、
第2の警告音を発生する第2の警告音発生ステップ を含
むことを特徴とする情報処理方法。 - 【請求項2】 前記第1および第2の警告音は、同一の
警告音であることを特徴とする請求項4に記載の情報処
理方法。 - 【請求項3】 前記第2の判定ステップの処理におい
て、前記CPUが前記フロントエンドプロセスを実行中で
ないと判定された場合、前記ペンのペンダウンの確認音
を発生する確認音発生ステップを更に含むことを特徴と
する請求項1に記載の情報処理方法。 - 【請求項4】 前記確認音発生ステップは、 前記確認音の発生の処理を行うか否かを設定するための
設定用画面を表示させるように表示を制御する第3の表
示制御ステップと、 前記設定用画面への操作に基づき、前記確認音発生ステ
ップにおいて、前記確認音の発生の処理を行うか否かの
設定を制御する設定制御ステップとを含むことを特徴と
する請求項3に記載の情報処理方法。 - 【請求項5】 画像または文字を表示する表示手段と、 前記表示手段の上方に配置され、前記表示手段が表示す
る画像または文字を観察可能に透過させるとともに、ペ
ンにより指示された座標を検出する透明タブレットと、 前記透明タブレットに前記ペンがペンダウンされたこと
を検出するペンダウン検出手段と、 前記ペンがペンダウンされた点の座標を検出するペンダ
ウン座標検出手段と、 前記ペンダウン座標検出手段で検出された前記点の座標
が予め登録されているボタンの領域内であるか否かを判
定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段で前記点の座標が前記ボタンの領域
内であると判定された 場合、CPUがフロントエンドプロ
セスを実行中であるか否かを判定する第2の判定手段
と、 前記第2の判定手段で、前記CPUが前記フロントエンド
プロセスを実行中であると判定された場合、第1の警告
音を発生する第1の警告音発生手段と、 前記第2の判定手段で、前記CPUが前記フロントエンド
プロセスを実行中でないと判定された場合、 前記ボタン
の領域を反転表示するように表示を制御する第1の表示
制御手段と、 前記ペンがペンダウンされてからペンアップされるまで
の間、前記ペンの指示する座標が前記ボタンの領域内に
あるか否かを判定する第3の判定手段と、 前記第3の判定手段で前記ペンの指示する座標が前記ボ
タンの領域外にあると判定された場合、前記ボタンの領
域の反転表示を元に戻し、前記ボタンの領域内にあると
判定された場合、前記ボタンの領域の反転表示を維持す
るように表示を制御する第2の表示制御手段と、前記ペンが前記透明タブレットからペンアップされたこ
とを検出するペンアップ検出手段と、 前記ペンアップ検出手段で前記ペンがペンアップされた
ことが検出された場合、前記ペンがペンアップされた座
標が前記ボタンの領域内であるか否かを判定するペンア
ップ座標判定手段と、 前記ペンアップ座標判定手段で前記ペンがペンアップさ
れた座標が前記ボタンの領域内であると判定された場
合、前記ボタンに対応する処理を実行する実行手段と、 前記ペンアップ座標判定手段で前記ペンがペンアップさ
れた座標が前記ボタンの領域内ではないと判定された場
合、第2の警告音を発生する第2の警告音発生手段と を
備えることを特徴とする電子手帳装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2の警告音は、同一の
警告音であることを特徴とする請求項5に記載の電子手
帳装置。 - 【請求項7】 前記第2の判定ステップの処理におい
て、前記CPUが前記フロントエンドプロセスを実行中で
ないと判定された場合、前記ペンのペンダウンの確認音
を発生する確認音発生手段を更に備えることを特徴とす
る請求項5に記載の電子手帳装置。 - 【請求項8】 前記確認音発生手段が前記確認音の発生
を行うか否かを設定するための設定用画面を表示させる
ように表示を制御する第3の表示制御手段と、 前記設定用画面への操作に基づき、前記確認音発生手段
が前記確認音の発生を行うか否かの設定を制御する設定
制御手段とを更に備えることを特徴とする請求項7に記
載の電子手帳装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24696199A JP3327464B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 情報処理方法および電子手帳装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24696199A JP3327464B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 情報処理方法および電子手帳装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03570691A Division JP3210352B2 (ja) | 1991-02-04 | 1991-02-04 | 情報入力制御方法および電子手帳装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000099245A JP2000099245A (ja) | 2000-04-07 |
JP3327464B2 true JP3327464B2 (ja) | 2002-09-24 |
Family
ID=17156309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24696199A Expired - Fee Related JP3327464B2 (ja) | 1999-09-01 | 1999-09-01 | 情報処理方法および電子手帳装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3327464B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4653297B2 (ja) * | 2000-11-27 | 2011-03-16 | 富士通株式会社 | 制御装置、電子機器、および媒体 |
-
1999
- 1999-09-01 JP JP24696199A patent/JP3327464B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2000099245A (ja) | 2000-04-07 |
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