JP3210352B2 - 情報入力制御方法および電子手帳装置 - Google Patents

情報入力制御方法および電子手帳装置

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JP3210352B2
JP3210352B2 JP03570691A JP3570691A JP3210352B2 JP 3210352 B2 JP3210352 B2 JP 3210352B2 JP 03570691 A JP03570691 A JP 03570691A JP 3570691 A JP3570691 A JP 3570691A JP 3210352 B2 JP3210352 B2 JP 3210352B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子手帳装置の情報入
力制御方法、および電子手帳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、CPUを有する電子手帳装置(ポ
ータブルコンピュータ)においては、液晶ディスプレイ
(LCD)の上側に、X軸、Y軸方向の位置検出をする
透明な入力タブレットが重ねて構成され、入力画面兼表
示画面が設けられている。そして、入力ペンにより入力
画面上に表示された該当ボタンを押圧し、その後離した
ときに、初めてCPUが押圧により検出したボタン入力
を確定し、取込むようになっている。
【0003】該当釦入力について図11を用いて説明す
る。図11は従来の電子手帳装置の入力画面例を示す簡
略図である。入力画面100に、説明の便宜上、いま
「了解」釦101と「取消」釦102が表示されている
とする。そして、操作者が、了解のときは「了解」釦1
01の表示枠内の領域を、取消のときは「取消」釦10
2の表示枠内の領域を、入力ペンで一度押圧(ペンダウ
ン)して、その後入力ペンを上方へ離せば(ペンアップ
すれば)、該当釦の指示が入力されることになる。ま
た、操作者が「了解」釦101や「取消」釦102の表
示枠内の領域以外の領域103を入力ペンで押圧して、
入力ペンを上方へ離したとき(ペンダウン点とペンアッ
プ点が領域103であるとき)は、何も入力されない。
【0004】この場合、入力ペンで、「了解」釦101
の表示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の領
域を押圧したとき、即ちペンダウン点が「了解」釦10
1の表示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の
領域であるとき、その該当釦は白黒反転表示となり、該
当釦が入力ペンにて押圧されたこと(CPUが該当釦の
入力を受付けたこと)を操作者に知らせる。この白黒反
転表示は、見ていないと判らない。
【0005】なお、入力ペンで、「了解」釦101の表
示枠内の領域又は「取消」釦102の表示枠内の領域を
押圧しても、コンピュータ(CPU)が他の処理で忙し
いときには、該当釦は白黒反転表示の反応を示さない
し、CPUは、入力受付けも行なわない。
【0006】次に、CPUにて入力ペンで押圧した該当
釦の釦入力が受付けられた場合に、入力ペンをそのま
ま、押圧した該当釦の表示枠内の領域より上方へ離すと
(ペンアップすると)、CPUにて、入力ペンで正しく
該当釦が押圧されたものとして認識され(入力確定)、
次の動作へ進むようになっている。
【0007】なお、CPUにて、入力ペンで押圧した該
当釦の釦入力が受付けられた場合でも、その後、入力ペ
ンがずれて(すべって)、最初に押圧した該当釦の表示
枠内の領域以外の領域(たとえば領域103)で入力ペ
ンを上方へ上げると(すなわち、ペンダウン位置が釦内
であっても、ペンアップ位置が釦外であると)、CPU
にて、入力ペンで正しく該当釦が押圧されたものとして
認識されず(入力確定とならず)、最初に押圧した該当
釦の釦入力が行なわれたことにならないようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電子手
帳装置においては、次のような問題があった。
【0009】(1).たとえば、図11に示すように入力ペ
ンで入力画面100上に表示された「了解」釦101や
「取消」釦102のうち該当釦の表示枠内の領域を押圧
しても、コンピュータ(CPU)が他のプログラム処理
で忙しいとき(釦入力が早すぎたとき)には、該当釦は
白黒反転表示をしないし、コンピュータ(CPU)は該
当釦の入力受付けも行なわない。
【0010】しかしながら、操作者は、入力操作に間違
いがないのにコンピュータは反応を示さないので、コン
ピュータ(CPU)がこわれているかも知れないと疑っ
たり、コンピュータがこわれていると判断したりすると
いう問題があった。
【0011】(2).また、例えば図12に示すように、入
力ペン104で入力画面100上に表示された該当釦、
ここでは「取消」釦102を押圧し、その釦入力が受付
けられた場合でも、入力ペン104がペンダウン点10
5より図示の如く矢印106の方向にすべって(ずれ
て)しまい、最初に押圧した「取消」釦102の表示枠
内の領域外のペンアップ点108で入力ペン104を矢
印107に示す如く上方へ上げると、コンピュータ(C
PU)は、釦押しをキャンセルしたものとみなし、何も
しない。
【0012】従って、操作者は、例えば図12に示すよ
うに入力ペン104で「取消」釦102を正しく押圧し
てペンダウン点105より入力ペン104を上方へ上げ
たつもりでいても、操作者は気付かずに、ペンダウン点
105より入力ペン104が矢印106の方向へすべっ
て(ずれて)しまい、最初に入力ペン104を押圧した
「取消」釦102の表示枠内の領域外のペンアップ点1
08で入力ペン104を矢印107で示す如く上方へ上
げていることが多い。
【0013】このような場合、操作者は、自らの入力操
作の誤りに気付かず、正しく入力操作したものと思って
いるので、コンピュータが何も反応を示さないことによ
りコンピュータがこわれているかも知れないと疑った
り、コンピュータがこわれていると判断したりするとい
う問題があった。
【0014】本発明の目的は、このような従来の問題点
に鑑み、入力が所定の条件を満足しないために取込まれ
ないことを知らせ、従来の如く装置がこわれているかも
知れないと疑ったり、装置がこわれていると判断したり
することをなくし、もって入力する当っての操作性の向
上を図るようにした入力制御装置を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の情報入力制御方
法は、透明タブレットにペンがペンダウンされたことを
検出する第1の検出ステップと、ペンがペンダウンされ
た点の座標を検出する第2の検出ステップと、第2の検
出ステップの処理で検出された点の座標が予め登録され
ているボタンの領域内であるか否かを判定する第1の判
定ステップと、第1の判定ステップの処理で点の座標が
ボタンの領域内であると判定された場合、ボタンの領域
を反転表示するとともに、ペンのペンダウンの確認音を
発生するように出力を制御する第1の出力制御ステップ
と、ペンがペンダウンされてからペンアップされるまで
の間、ペンの指示する座標がボタンの領域内にあるか否
かを判定する第2の判定ステップと、第2の判定ステッ
プの処理でペンの指示する座標がボタンの領域外にある
と判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻
し、ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタンの
領域の反転表示を維持するように出力を制御する第2の
出力制御ステップと、ペンがペンアップされたことを検
出する第3の検出ステップと、第3の検出ステップの処
理でペンがペンアップされたことが検出されたとき、ペ
ンがペンアップされた座標がペンダウンされたボタンの
領域内であるか否かを判定する第3の判定ステップと、
第3の判定ステップでペンがペンアップされた座標がボ
タンの領域外であると判定された場合、警告音を出力す
るように出力を制御する第3の出力制御ステップと、第
3の判定ステップでペンがペンアップされた座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、ボタンに対応する
処理を実行する実行ステップとを含むことを特徴とす
る。本発明の電子手帳装置は、画像または文字を表示す
る表示手段と、表示手段の上方に配置され、表示手段が
表示する画像または文字を観察可能に透過させるととも
に、ペンにより指示された座標を検出する透明タブレッ
トと、タブレットにペンがペンダウンされたことを検出
するペンダウン検出手段と、ペンがペンダウンされた点
の座標を検出するペンダウン座標検出手段と、ペンダウ
ン座標検出手段で検出された点の座標が予め登録されて
いるボタンの領域内であるか否かを判定する第1の判定
手段と、第1の判定手段で点の座標がボタンの領域内で
あると判定された場合、ボタンの領域を反転表示する反
転表示手段と、第1の判定手段で点の座標がボタンの領
域内であると判定された場合、ペンのペンダウンの確認
音を発生する確認音発生手段と、ペンがペンダウンされ
てからペンアップされるまでの間、ペンの指示する座標
がボタンの領域内にあるか否かを判定する第2の判定手
段と、第2の判定手段でペンの指示する座標がボタンの
領域外にあると判定された場合、ボタンの領域の反転表
示を元に戻し、ボタンの領域内にあると判定された場
合、ボタンの領域の反転表示を維持するように表示を処
理する表示処理手段と、ペンがペンアップされたことを
検出するペンアップ検出手段と、ペンアップ検出手段で
ペンがペンアップされたことが検出されたとき、ペンが
ペンアップされた座標がペンダウンされたボタンの領域
内であるか否かを判定するペンアップ座標判定手段と、
ペンアップ座標判定手段でペンがペンアップされた座標
がボタンの領域外であると判定された場合、警告音を出
力する警告音発生手段と、ペンアップ座標判定手段でペ
ンがペンアップされた座標がボタンの領域内であると判
定された場合、ボタンに対応する処理を実行する実行手
段とを含むことを特徴とする。
【0016】
【作用】本発明の情報入力制御方法においては、透明タ
ブレットにペンがペンダウンされたことが検出され、ペ
ンがペンダウンされた点の座標が検出され、検出された
点の座標が予め登録されているボタンの領域内であるか
否かが判定され、点の座標がボタンの領域内であると判
定された場合、ボタンの領域を反転表示するとともに、
ペンのペンダウンの確認音を発生するように出力が制御
され、ペンがペンダウンされてからペンアップされるま
での間、ペンの指示する座標がボタンの領域内にあるか
否かが判定され、ペンの指示する座標がボタンの領域外
にあると判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元
に戻し、ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタ
ンの領域の反転表示を維持するように出力が制御され、
ペンがペンアップされたことが検出され、ペンがペンア
ップされたことが検出されたとき、ペンがペンアップさ
れた座標がペンダウンされたボタンの領域内であるか否
かが判定され、ペンがペンアップされた座標がボタンの
領域外であると判定された場合、警告音を出力するよう
に出力が制御され、ペンがペンアップされた座標がボタ
ンの領域内であると判定された場合、ボタンに対応する
処理が実行されるようにしたので、操作者は、警告音に
よりペンによる入力が取り込まれないことを知ることが
でき、装置がこわれているかも知れないと疑ったり、装
置が壊れていると判断したりしなくなる。本発明の電子
手帳装置おいては、画像または文字が表示され、表示す
る画像または文字を観察可能に透過させるとともに、ペ
ンにより指示された座標が検出され、ペンがペンダウン
されたことが検出され、ペンがペンダウンされた点の座
標が検出され、検出された点の座標が予め登録されてい
るボタンの領域内であるか否かが判定され、点の座標が
ボタンの領域内であると判定された場合、ボタンの領域
が反転表示され、点の座標がボタンの領域内であると判
定された場合、ペンのペンダウンの確認音が発生され、
ペンがペンダウンされてからペンアップされるまでの
間、ペンの指示する座標がボタンの領域内にあるか否か
が判定され、ペンの指示する座標がボタンの領域外にあ
ると判定された場合、ボタンの領域の反転表示を元に戻
し、ボタンの領域内にあると判定された場合、ボタンの
領域の反転表示を維持するように表示が処理され、ペン
がペンアップされたことが検出され、ペンがペンアップ
されたことが検出されたとき、ペンがペンアップされた
座標がペンダウンされたボタンの領域内であるか否かが
判定され、ペンがペンアップされた座標がボタンの領域
外であると判定された場合、警告音が出力され、ペンが
ペンアップされた座標がボタンの領域内であると判定さ
れた場合、ボタンに対応する処理が実行されるようにし
たので、操作者は、警告音によりペンによる入力が取り
込まれないことを知ることができ、装置がこわれている
かも知れないと疑ったり、装置が壊れていると判断した
りしなくなる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の入力制御装置を電子手帳装
置(ポータブルコンピュータ)に応用した場合の一実施
例の構成を示す斜視図である。本体1には電源スイッチ
2が設けられ、装置を使用するときオンされ、使用を中
止するときオフされる。電源スイッチ2の左隣には画面
8の輝度(後述するLCD22の輝度)を調整する輝度
調整スイッチ3が設けられている。また、本体1の側部
にはケース4が設けられている。このケース4には、先
端にスイッチ7を有し、コード5を介して本体1と接続
されているペン6が非使用時に収容される。このペン6
は、ケース4から取り出した状態においては本体1の上
方部に水平に形成された溝10に配置することができる
ようになっている。この溝10の左側部には、スピーカ
9が設けられ、所定の音が出力されるようになってい
る。
【0018】本体1の右側上部には2つのスイッチ1
1、12が設けられている。スイッチ11は後述するバ
ックライトの明るさを例えば2段階に切換える切換スイ
ッチであり、スイッチ12はスピーカ9から出力される
音の音量を、例えば3段階に切換える音量切換スイッチ
である。本体1の左側側部に設けられたスイッチ13
は、所定の動作を途中で停止させるとき(例えば放音中
の音を停止させるとき)操作される停止スイッチであ
る。本体1の左側部にはまたメモリ(IC)カード70
(図5参照)が装着されるソケット14が配置されてい
る。本体1の後側部にはソケット15が設けられてい
る。また、本体1の後側部のバッテリ19を装着するバ
ッテリ装着部1aの内部にもソケット16が設けられて
いる。これらのソケット15、16には、例えばRS2
32Cのケーブルやモデム、その他のアダプタ等が接続
されるようになっている。さらに本体1の左側部上方に
は、ACアダプタ17の接続端子18が設けられてい
る。
【0019】図2は、画面8の、より詳細な構成例を示
している。この実施例においては、タブレット21(X
軸方向の位置を検出するタブレット21aとY軸方向の
位置を検出するタブレット21b)が一番上に設けられ
ている。このタブレット21の下方には、LCD22が
設けられている。このLCD22は、上下に設けられた
ガラス板22a,22bと、その中間に挿入された液晶
23により構成されている。LCD22の下方には、蛍
光板(EL)26が配置されている。このバックライト
としての蛍光板26が光を発生すると、その光がLCD
22を照明する。タブレット21a,21bは、透明な
部材により形成されているため、液晶23に表示された
画像が図中上方より観察される。プリント基板(PC
B)25には、図示せぬ部品が装填されており、ゴムコ
ネクタ24を介してLCD22と電気的に接続されてい
る。また、導電性フィルム27によりタブレット21と
も電気的に接続されている。
【0020】図3は、蛍光板26の、より詳細な構成例
を示している。この実施例においては、電極31と発光
部(他方の電極)32との間に絶縁フィルム33が配置
されている。電極31と発光部32の間に所定の電圧を
かけることにより、発光部32が発光する。電極31と
発光部32は、板状に形成されており、画面8を均一に
照射することが可能である。
【0021】バックライトとしては、この他蛍光管を用
いることも可能である。また、蛍光管をサイドライトと
して本体の側部に設け、その光を光伝達部材によりLC
D22の後部に伝達し、照明できるようにすることも可
能である。
【0022】図4は、タブレットによる位置検出とLC
Dによる表示の原理を示す回路図である。タブレット2
1はX軸方向に、例えば512本の電極を有しており、
Y軸方向に342本の電極を有している。これにより、
512×342画素を検出することが可能となる。タブ
レットコントローラ46は、クロック発生回路45aを
制御し、342本の電極1本1本に順次所定の電圧を印
加する。次に、クロック発生回路45bが制御され、5
12本の電極に順次電圧が印加される。すなわち、クロ
ック発生回路45aとクロック発生回路45bが発生す
るクロックによりタブレット21がスキャンされてい
る。ペン6をタブレット21上の所定の位置に近づける
と、タブレット21とペン6との間に所定の静電容量が
形成される。そして、ペン6をタブレット21に押圧し
たとき、ペン6の先端のスイッチ7がオンするのでペン
6とタブレット21上の所定の電極との間に発生した電
荷が検出され、アンプ47を介してタブレットコントロ
ーラ46に供給される。タブレットコントローラ46は
クロック発生回路45aと45bのクロック発生タイミ
ングを管理しているので、ペン6から供給された検出信
号とクロックの発生タイミングとからタブレット21上
のペン6による押圧位置を検出することができる。タブ
レットコントローラ46は、このようにして検出したペ
ン6による操作座標をCPU41に供給する。CPU4
1は、ペン6がタブレット21を押圧し、スイッチ7が
オンした(ペンダウンした)位置と、タブレット21か
ら離れ、スイッチ7がオフした(ペンアップした)位置
を常に監視している。そして、ペンダウンで入力を受け
付け、ペンアップで入力を確定する。CPU41は本発
明の判定手段を構成する。
【0023】一方、CPU41はLCDコントローラ4
3を制御し、メモリ(V−RAM)44に表示すべき画
像に対応するデータを書き込む。LCDコントローラ4
3は、メモリ44からデータを読み出し、データに対応
する信号を駆動回路42bに供給する。LCD22は、
タブレット21に対応して水平方向に512本の電極を
有し、垂直方向に342本の電極を有している。駆動回
路42aは、342本の電極に1本ずつ順次所定の電圧
を印加する。また、駆動回路42bは、512本の電極
に画像データに対応する電圧を順次印加する。このよう
にして、LCD22上の各画素がスキャンされ、LCD
22上に所定の画像が表示されることになる。
【0024】図5は、本体1のより詳細な電気的構成を
示している。CPU41は、バスライン57を介して各
種のICなどと接続されている。ROM51は、装置全
体のシステムプログラムの他、例えばワードプロセッサ
機能用のカナ漢字変換プログラムおよびそのための辞書
テーブル、さらに手書き入力に対する認識プログラムお
よびそのための辞書テーブルなどが書き込まれている。
ワーキング用RAM52には、動作上必要なデータが随
時記憶される。バックアップ用RAM53には、バック
アップ用の電池54(バッテリ19とは別の電池)が接
続されており、装置本体の電源がオフされた場合におい
ても必要なデータをバックアップするようになってい
る。タイマーIC55は電池54に接続され、水晶振動
子56からのクロックを計数して、その時点における年
月日および時刻のデータを出力している。上述したLC
Dコントローラ43やタブレットコントローラ46も、
バスライン57を介してCPU41に接続されている。
【0025】音声処理回路58は、ソケット14乃至1
6からの入力やCPU41からの指令に対応して所定の
音声信号を発生し、加算器59に出力する。音声メモリ
61はCPU41に制御され、予め記憶している所定の
音声(例えば警告音「エッ?」とか確認音「カチッ」)
を加算器59に出力する。加算器59は音声処理回路5
8の出力と音声メモリ61の出力とを加算し、音声音量
コントローラ60を介してスピーカ9に出力する。音量
コントローラ60には、音量切換スイッチ12が接続さ
れ、これを操作することにより音量を制御することがで
きるようになっている。ここで、本発明の警告音発生手
段は、音声処理回路58と音声メモリ61と加算器59
と音量コントローラ60と音量切換スイッチ12とスピ
ーカ9とから構成される。
【0026】蛍光板(バックライト部)26には、電源
回路64(電源スイッチ2をオンしたとき、バッテリ1
9あるいはACアダプタ17から電力が供給される)か
らの電力がインバータ回路63を介して供給されてい
る。蛍光板26の明るさは、切換スイッチ11を切換え
ることによりインバータ回路63を介して2段階(例え
ば明るい部屋に適した明るさと暗い部屋に適した明る
さ)に切換えることができる。また、これとは別に、輝
度調整スイッチ3を制御することにより、LCD22の
明るさを多段階に所望の値に制御することができるよう
になっている。スイッチ65aは、本体1に装着された
バッテリ19が1次電池であるか2次電池であるかに対
応してオン/オフされる。スイッチ65bは、バッテリ
19の容量を検出し、その容量の大小に応じてオン/オ
フされる。これらのスイッチ65aと65b等は、電源
回路64を介してキーインタフェース62に接続されて
いる。キーインタフェース62にはまた、輝度調整スイ
ッチ3、切換スイッチ11、停止スイッチ13等が接続
されている。キーインタフェース62は、これらのスイ
ッチのオン/オフに対応する信号をCPU41に供給す
る。
【0027】ソケット14には、ICカード70が接続
され、CPU41はICカードインタフェース66を介
して、そのICカード70とデータ、プログラム等の授
受ができるようになっている。また、ソケット15、1
6には、アダプタ71が接続され、拡張用インタフェー
ス68を介してCPU41と接続されるようになってい
る。
【0028】図6は、図1の電子手帳装置の本体1の画
面8に設定変更画面を表示させた場合の画面の一実施例
を示す図である。
【0029】図6において、設定変更画面では、音の制
御に関し、アラーム設定とタッチサウンドの選択を、操
作者が入力ペン6にて文言の先頭にある菱形の部分を押
圧することにより行なうことができるようになってい
る。また画面周辺部に表示されている、たとえばコピー
釦(アイコン)84など各釦については、入力ペン6に
て入力したい釦の表示枠内の領域を入力ペン6で押圧し
た上で、入力ペン6をその領域内より上へ上げることに
より、その釦入力が実行されるようになっている。
【0030】図7は図5のROM51に格納されている
画面上の各釦の位置を示すテーブル1の一例を示す説明
図である。
【0031】図7において、テーブル1には、釦番号と
その釦番号に係る釦の領域(座標)が示されている。こ
こに、例えば釦番号1に係る釦(ここでは、コピー釦8
4とする。)の領域は、X座標についてはX1〜x1の
範囲で、Y座標についてはY1〜y1の範囲であること
を示す。
【0032】以上のような構成のもとに、本発明の動作
について、図8〜図10のフローチャートに従って説明
する。なお、図8〜図10は、本発明の動作フローチャ
ートである。まず、図1の電子手帳装置の本体1の画面
8に図6に示すように設定変更画面を出す。これは、ア
イコン領域91に表示された「設定変更」のアイコンに
ペン6でペンダウンし、ペン6をそのまた入力表示領域
92に引きずり出し(ドラッグし)、そこでペンアップ
することにより行うことができる。このようにすると、
図6に示すように、「設定変更」のアイコンが入力表示
領域92に拡大表示される。
【0033】いまの場合、「アラーム設定」については
ペン6で釦81、82を押圧し、「音と表示を…」「出
す」ことに設定をし、また「タッチサウンド選択」につ
いては釦83を押圧して「正しくペンタッチした時に鳴
らす。」ことを選択している。これにより、釦81〜8
3は白黒反転表示される(黒くなる)。勿論、その他の
釦85〜90を適宜選択することにより、アラームやタ
ッチサウンドを所定の条件で鳴らしたり、鳴らさないよ
うにできる。
【0034】いま、釦85にペンタッチし、アラーム設
定を、「音と表示を…」から「音を…」に変更する場合
を考える。この時、操作者は、ペン6で図6に示す釦8
5を押圧する(ペンダウンする)と、図4で説明したよ
うにタブレットコントローラ46はペンダウン点の座標
(Xd、Yd)を検出し、その検出したペンダウン点の
座標(Xd、Yd)をCPU41に供給する。CPU4
1は、このペンダウン点の座標(Xd、Yd)のデータ
を取込むと共に、バックアップRAM53(またはRA
M52)内のメモリBWをW(白)にセットし、また、
メモリBNをクリアする(以上、図8のステップS1、
S2)。
【0035】次にCPU41は、ROM51に格納され
ている図7に示すテーブル1を用いてペンダウン点の座
標(Xd、Yd)がいずれの釦番号に該当する釦である
か調べる(ステップS3)。CPU41は、ペンダウン
点の検出座標(Xd、Yd)がROM51に格納されて
いる図7のテーブル1に示すどの釦の領域内にもないな
らば、ペンダウンされていない場合と同様にその他の処
理を行ない(ステップS4、S5)、ステップS1に戻
る。
【0036】また、CPU41は、ペンダウン点の検出
座標(Xd、Yd)がROM51に格納されている図7
のテーブル1に示すいずれかの釦の領域内であるとき、
フロントエンドプロセス実行中か否か(他のプログラム
処理を実行中か否か)をチェックし(ステップS4、S
6)、CPU41がフロントエンドプロセス実行中なら
ば、音声メモリ61より警告音「エッ?」の音声データ
を取出して加算器59に供給し、音量コントローラ60
を介してスピーカ9より警告音「エッ?」を発生させる
(ステップS7)。そしてCPU41は、ステップS1
の処理に戻る。
【0037】ここで、操作者は、警告音「エッ?」によ
り、ペン6にて押圧したコピー釦84の釦入力がCPU
41に取込まれないことを知ることができる。従って、
操作者は、再び、コピー釦84の入力操作を繰返すこと
になる。
【0038】一方、ステップS6でCPU41がフロン
トエンドプロセス実行中でないと判定されたならば、C
PU41は、該当釦領域、ここでは釦85の領域を白黒
反転表示させ(黒にし)、メモリBWをB(黒)にセッ
トする。また、CPU41は、音声メモリ61より確認
音「カチッ」の音声データを取出して加算器59に供給
し、音量コントローラ60を介してスピーカ9より確認
音「カチッ」を発生させ、更にメモリBNに釦85(釦
番号は1とする。)の釦番号1をセットする(以上、ス
テップS8)。ここで、操作者は、「カチッ」という確
認音により、ペン6にて押圧した釦85の釦入力がCP
U41にて受付けられたことが判る。
【0039】次に、CPU41は、釦85を押圧したペ
ン6が上方へ上げられたか否か(ペンアップしたか否
か)をチェックし(ステップS9)、ペンアップしたな
らば、ステップS16の処理へ移行する。
【0040】ステップS16において、タブレットコン
トローラ46は、ペンアップ点の座標(Xu、Yu)を
検出し、その検出したペンアップ点の座標(Xu、Y
u)をCPU41に供給する。
【0041】次にCPU41は、ペンアップ点の検出座
標(Xu、Yu)が、メモリBNにセットされている釦
番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領
域内にあるか否かを、ROM51に格納されている図7
のテーブル1を用いてチェックする(ステップS1
7)。そして、CPU41は、ペン6がすべったりして
ペンアップ点の検出座標(Xu、Yu)がメモリBNに
セットされている釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1
に係る釦85)の領域内になければ、音声メモリ61よ
り警告音「エッ?」の音声データを取出し、加算器59
へ供給し、更に音量コントローラ60を介してスピーカ
9より「エッ?」という警告音を発生させる(ステップ
S18)。ここで、操作者は、この「エッ?」という警
告音により、入力操作の誤りなどのためにペン6で押圧
した釦(ここでは釦85)の釦入力がCPU41に取込
まれないので、再び入力操作を繰返す必要があることが
判る。
【0042】また、CPU41は、ペンアップ点の検出
座標(Xu、Yu)がメモリBNにセットされている釦
番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領
域内にあれば、その釦により指定された処理(ここでは
釦81から85への設定の変更)を実行させる(ステッ
プS17、S19)。
【0043】また、ステップS9において、CPU41
は、未だペンアップしていなければ、現在のペン6の位
置座標(Xc、Yc)を、メモリBNにセットされてい
る釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)
の領域内にあるかどうかを、ROM51に格納されてい
る図7に示すテーブル1を用いて調べる(ステップS1
0、S11)。なお、タブレットコントローラ46は、
現在のペン6の位置座標(Xc、Yc)を検出し、これ
をCPU41に供給するようになっている。
【0044】CPU41は、現在のペン6の位置座標
(Xc、Yc)がメモリBNにセットされている釦番号
に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の領域内
にあれば、CPU41内のメモリBWはB(黒)にセッ
トされているか否かをチェックする(ステップS1
2)。この場合、メモリBWは、Bにセットされている
ので、CPU41は、ステップS9の処理へ移行し、ペ
ンアップしたか否かをチェックし、ペンアップしたなら
ば前述した図10のフローに従った処理(ステップS1
6、S17、S19)を実行する。また、CPU41
は、未だペンアップせずにペン6がペンダウン点の釦、
ここでは釦85の表示枠内の領域(図7のテーブル1の
釦番号1のX座標がX1〜x1の範囲内で、かつY座標
がY1〜y1の範囲内の領域)にあれば、前述したと同
様にステップS9〜S12の処理を繰返す。
【0045】ところが、ペン6が、ペン6で最初に押圧
した釦85の表示枠内のペンダウン点から、ペンダウン
したまま、すべってしまい、その釦85の表示枠内の領
域以外の領域へ出てしまった場合には、ステップS9よ
りステップS10、S11を経てステップS13へ移行
する。そして、ステップS13において、CPU41
は、メモリBWがW(白)にセットされているかをチェ
ックする。この場合、メモリBWは、B(黒)にセット
されているので、CPU41は、ここでは釦85の領域
を白黒反転表示させ(白にし)、メモリBWのセット内
容を更新してW(白)にする(ステップS14)。ここ
で、操作者は、コピー釦84の白黒反転表示により、ペ
ン6が入力画面上ですべったことが判る。
【0046】このステップS14の次にステップS9へ
移行する。ここで、操作者がペン6をすべらせたことに
より、釦85の表示枠内の領域以外の領域でペン6を上
方へ上げれば(ペンアップすれば)、CPU41は前述
した図10のフローに従った処理(ステップS16〜S
18)を実行する。また、操作者が、ペン6をペンダウ
ンしたまますべらせ、ペン6を釦85の表示枠内の領域
以外の領域にペンダウンしたままであるときは、CPU
41は、ステップS9よりステップS10、S11を経
てステップS13の処理を行なう。ステップS13にお
いて、CPU41は、メモリBWのセット内容をチェッ
クすると、W(白)がセットされているので、この後C
PU41は、ステップS9の処理を行なう。そして、C
PU41は、ペンアップしていれば、前述した図10に
示すフローに従った処理(ステップS16〜S18)を
行ない、ペンアップしていなければ、現在のペン6の位
置座標(Xc、Yc)がメモリBNにセットされている
釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦85)の
領域内にあるか否かを調べ(ステップS10、S11)
その釦の領域内にあれば、メモリBWのセット内容はB
(黒)であるか否かをチェックする(ステップS1
2)。この場合、メモリBWのセット内容はW(白)で
あるので、ステップS15へ移行する。
【0047】ステップS15において、CPU41は、
メモリBNにセットされている釦番号に係る釦(ここで
は、釦番号1に係る釦85)の領域を白黒反転表示させ
(黒に戻し)、メモリBWのセット内容を更新してB
(黒)にした上で、ステップS9の処理を行なう。な
お、操作者は、釦85の領域が再び白黒反転表示される
ことにより、ペン6が再び釦85の表示枠内の領域に戻
ったことが判る。
【0048】次に、ペン6がメモリBNにセットされて
いる釦番号に係る釦(ここでは、釦番号1に係る釦8
5)の表示枠内の領域に戻った後、ペン6が釦85より
上方へ離れる(ペンアップする)と、CPU41は、ス
テップS9より前述した図10のフロー処理(ステップ
S16、S17、S19)を行なうことになる。
【0049】以上の説明から判るように、CPU41が
フロントエンドプロセス実行中のとき(他のプログラム
処理で忙しいとき)にペン6で入力画面上の入力釦をペ
ンタッチした場合や、ペン6がすべったりしてペン6で
最初に押圧した入力釦の領域以外の領域でペンアップし
た場合には、CPU41は、ペン6で押圧した入力釦の
釦入力の取込みを拒絶すると共に、「エッ?」という音
声データを音声メモリ61より取出して加算器59に供
給し、音声処理回路58の出力に加算し、音量コントロ
ーラ60を介してスピーカ9で「エッ?」という警告音
を発生させ、操作者に知らせる(図8のステップS6、
S7、図10のステップS17、S18)。
【0050】操作者は,スピーカ9からの「エッ?」と
いう警告音があると、上記の理由により、入力釦による
釦入力の取込みがCPU41にて拒絶されたのであっ
て、装置がこわれたのではないことを知ることができ、
再び入力釦による釦入力操作を行なえばよいことが判
る。
【0051】従って、操作者は、「エッ?」という警告
音を聞くことにより、従来の如く電子手帳装置(ポータ
ブルコンピュータ)がこわれているかも知れないと疑っ
たり、電子手帳装置(ポータブルコンピュータ)がこわ
れていると判断したりするようなことはなくなった。
【0052】特に、ペン6は入力画面上をすべりやすい
ので、操作者は、間違いなく該当釦をペン6で押圧した
つもりでも、うっかり気付かぬうちにペン6がずれて該
当釦の領域以外の領域でペンアップしていることが多
い。このような場合、本発明では、「エッ?」という警
告音により、操作者は入力の際に問題があったことを知
り、再び入力操作を行なえばよいことが判り効果的であ
る。
【0053】本実施例においては、タブレット21に対
しペン6を利用する静電容量タイプの入力部を用いてい
るが、本発明はこれに限定されることなく、圧電タイプ
の入力部を用いてもよいし、またマウスを使用した入力
部を用いてもよい。
【0054】また、本実施例においては、図8のステッ
プS7、図10のステップS18で「エッ?」という警
告音を出すようにしているが、前記警告音を出さないよ
うにするか、前記警告音を所定時間出さないようにする
場合と、必要に応じて切り換えることができるようにし
てもよい。この場合、たとえば、警告音を出さない場合
はペン6で菱形の釦85、86を押圧し、前記警告音を
2時間(又は4時間)出さない場合は、ペン6で菱形の
釦85と87(又は88)を押圧し白黒反転表示させれ
ばよい。更に「アラーム設定〕について必要に応じて設
定変更ができるようになっている。
【0055】また、本実施例では、図8のステップS8
で入力画面上の釦をペンタッチしたとき、クリック音
(「カチッ」という音)を出すようにしているが、本発
明はこのようなクリック音を出さないように設定しても
よい。この場合、図1の画面8に図6のような設定変更
画面を出して「タッチサウンド選択」の欄の菱形の釦8
9をペン6で押圧し白黒反転表示させればよい。更に
「タッチサウンド選択」について、必要に応じて設定変
更ができるようになっている。
【0056】本発明は、本実施例に限定されることな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の応用および
変形が考えられる。本発明は電子手帳装置に適用される
だけでなく、広く電子装置一般に適用されるものであ
る。
【0057】
【発明の効果】上述したように本発明によれば、透明タ
ブレットにペンがペンダウンされた点の座標が検出さ
れ、検出された点の座標が予め登録されているボタンの
領域内であるか否かが判定され、ボタンの領域内である
と判定された場合、ボタンの領域が反転表示されるとと
もに、ペンのペンダウンの確認音が発生され、ペンがペ
ンダウンされてからペンアップされるまでの間、ペンの
指示する座標がボタンの領域内にあるか否かが判定さ
れ、ボタンの領域外にあると判定された場合、ボタンの
領域の反転表示が元に戻され、ボタンの領域内にあると
判定された場合、ボタンの領域の反転表示が維持され、
ペンがペンアップされた座標がペンダウンされたボタン
の領域内であるか否かが判定され、ペンがペンアップさ
れた座標がボタンの領域外であると判定された場合、警
告音が出力され、ペンがペンアップされた座標がボタン
の領域内であると判定された場合、ボタンに対応する処
理が実行されるようにしたので、操作者は、警告音によ
りペンによる入力が取り込まれなかったことを知ること
ができ、安心して再び入力操作を行えばよく、従来の如
く装置がこわれているかも知れないと疑ったり、装置が
こわれていると判断したりするようなことがなくなり、
入力操作に当たっての操作性の向上が図られるなど種々
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力制御装置を応用したポータブルコ
ンピュータの一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の実施例における画面の構成を示す断面図
である。
【図3】図2における蛍光板の一実施例の構成を示す断
面図である。
【図4】図1におけるLCDとタブレットの電気的接続
関係を示すブロック図である。
【図5】図1の実施例における全体の電気的構成を示す
ブロック図である。
【図6】図1の画面の一実施例を示す平面図である。
【図7】図5のROM51に格納されているテーブル1
の内容を示す説明図である。
【図8】本発明の一実施例を示す動作フローチャートで
ある。
【図9】本発明の一実施例を示す動作フローチャートで
ある。
【図10】本発明の一実施例を示す動作フローチャート
である。
【図11】従来の電子手帳装置の入力画面の説明図であ
る。
【図12】従来の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 本体 2 電源スイッチ 6 ペン 7 スイッチ 8 画面 9 スピーカ 12 スイッチ 21 タブレット 22 LCD 23 液晶 26 蛍光板 41 CPU 42a、42b 駆動回路 43 LCDコントローラ 44 V−RAM 45a、45b クロック発生回路 46 タブレットコントローラ 51 ROM 52 RAM 58 音声処理回路 59 加算器 60 音量コントローラ 61 音声メモリ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下方に配された表示画面が観察可能に設
    けられ、ペンにより指示された座標を検出するようにな
    された透明タブレットを有する電子手帳装置の情報入力
    制御方法であって、 前記透明タブレットに前記ペンがペンダウンされたこと
    を検出する第1の検出ステップと、 前記ペンがペンダウンされた点の座標を検出する第2の
    検出ステップと、 前記第2の検出ステップの処理で検出された前記点の座
    標が予め登録されているボタンの領域内であるか否かを
    判定する第1の判定ステップと、 前記第1の判定ステップの処理で前記点の座標が前記ボ
    タンの領域内であると判定された場合、前記ボタンの領
    域を反転表示するとともに、前記ペンのペンダウンの確
    認音を発生するように出力を制御する第1の出力制御ス
    テップと、 前記ペンがペンダウンされてからペンアップされるまで
    の間、前記ペンの指示する座標が前記ボタンの領域内に
    あるか否かを判定する第2の判定ステップと、 前記第2の判定ステップの処理で前記ペンの指示する座
    標が前記ボタンの領域外にあると判定された場合、前記
    ボタンの領域の反転表示を元に戻し、前記ボタンの領域
    内にあると判定された場合、前記ボタンの領域の反転表
    示を維持するように出力を制御する第2の出力制御ステ
    ップと、 前記ペンがペンアップされたことを検出する第3の検出
    ステップと、 前記第3の検出ステップの処理で前記ペンがペンアップ
    されたことが検出されたとき、前記ペンがペンアップさ
    れた座標がペンダウンされた前記ボタンの領域内である
    か否かを判定する第3の判定ステップと、 前記第3の判定ステップで前記ペンがペンアップされた
    座標が前記ボタンの領域外であると判定された場合、警
    告音を出力するように出力を制御する第3の出力制御ス
    テップと、 前記第3の判定ステップで前記ペンがペンアップされた
    座標が前記ボタンの領域内であると判定された場合、前
    記ボタンに対応する処理を実行する実行ステップとを含
    むことを特徴とする情報入力制御方法。
  2. 【請求項2】 画像または文字を表示する表示手段と、 前記表示手段の上方に配置され、前記表示手段が表示す
    る画像または文字を観察可能に透過させるとともに、ペ
    ンにより指示された座標を検出する透明タブレットと、 前記タブレットに前記ペンがペンダウンされたことを検
    出するペンダウン検出手段と、 前記ペンがペンダウンされた点の座標を検出するペンダ
    ウン座標検出手段と、 前記ペンダウン座標検出手段で検出された前記点の座標
    が予め登録されているボタンの領域内であるか否かを判
    定する第1の判定手段と、 前記第1の判定手段で前記点の座標が前記ボタンの領域
    内であると判定された場合、前記ボタンの領域を反転表
    示する反転表示手段と、 前記第1の判定手段で前記点の座標が前記ボタンの領域
    内であると判定された場合、前記ペンのペンダウンの確
    認音を発生する確認音発生手段と、 前記ペンがペンダウンされてからペンアップされるまで
    の間、前記ペンの指示する座標が前記ボタンの領域内に
    あるか否かを判定する第2の判定手段と、 前記第2の判定手段で前記ペンの指示する座標が前記ボ
    タンの領域外にあると判定された場合、前記ボタンの領
    域の反転表示を元に戻し、前記ボタンの領域内にあると
    判定された場合、前記ボタンの領域の反転表示を維持す
    るように表示を処理する表示処理手段と、 前記ペンがペンアップされたことを検出するペンアップ
    検出手段と、 前記ペンアップ検出手段で前記ペンがペンアップされた
    ことが検出されたとき、前記ペンがペンアップされた座
    標がペンダウンされた前記ボタンの領域内であるか否か
    を判定するペンアップ座標判定手段と、 前記ペンアップ座標判定手段で前記ペンがペンアップさ
    れた座標が前記ボタンの領域外であると判定された場
    合、警告音を出力する警告音発生手段と、 前記ペンアップ座標判定手段で前記ペンがペンアップさ
    れた座標が前記ボタンの領域内であると判定された場
    合、前記ボタンに対応する処理を実行する実行手段とを
    含むことを特徴とする電子手帳装置。
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