JP3109108B2 - 時刻設定装置および方法、並びに電子装置 - Google Patents

時刻設定装置および方法、並びに電子装置

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JP3109108B2
JP3109108B2 JP3958191A JP3958191A JP3109108B2 JP 3109108 B2 JP3109108 B2 JP 3109108B2 JP 3958191 A JP3958191 A JP 3958191A JP 3958191 A JP3958191 A JP 3958191A JP 3109108 B2 JP3109108 B2 JP 3109108B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現在の時刻をもとに所
定の時刻の設定を行なう時刻設定装置および方法、並び
に電子装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子手帳装置(ポータブルコンピ
ュータ装置)において、会議などの日時(日付と時刻)
を記憶させて(メモして)おきたい場合、入力画面上に
表示されたアイコンの「カツジ」にペンダウンし、その
まま表示すべき位置までペンを入力画面上をドラッグし
てペンアップすると、文字入力用の活字プレートが入力
画面に出る。更に日時の入力表示領域にある「トケイ」
釦をペンタッチすると活字プレートの文字入力用画面が
日時設定用画面に切り替わる。この日時設定用画面に
は、通常、設定変更しない限り、「〜から〜まで(1日
以内)」の入力すべき内容が表示される。
【0003】そこで、操作者は、この日時設定用画面の
表示内容をみて、次の(1)又は(2)のようにして、
該当箇所が所定の日付(年月日)および時刻(開始時
刻、終了時刻)となるように入力設定した上で、次に書
込み釦をペンタッチしてその設定内容を登録していた。 (1)図11に示すように、日時設定画面の、日付およ
び時刻(開始時刻、終了時刻)を設定すべき箇所110
乃至116に予め現在の年月日、時刻が初期設定されて
表示されている場合には、この初期設定状態から、所定
の日付および時刻(開始時刻、終了時刻)になるよう
に、アップ釦118、ダウン釦119を用いて入力す
る。 (2)日時設定画面の、日付(年月日)および時刻を設
定すべき箇所110乃至116に何も初期設定されてい
ない場合には、その箇所が、所定の日付および時刻にな
るように、111〜117の箇所の下に配置されたアッ
プ釦118、ダウン釦119を用いて入力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した(1)や
(2)の場合の入力方法では、開始時刻と終了時刻の設
定すべき箇所に、それぞれ現在の時刻が初期設定値とし
て表示されているか、又はそれぞれ何も初期設定値が表
示されていないので、どれが開始時刻の設定すべき箇所
で、どれが終了時刻の設定すべき箇所であるのか、直感
的にはすぐに判りにくい。
【0005】また、一般にスケジュールをメモする場
合、開始時刻は、現在時刻(「トケイ」釦をペンタッチ
したときの時刻)よりも後であるので、開始時刻も現在
時刻よりも進んだ時刻を初期設定する方が便利である。
特に「分」の位の初期値として現在の時刻の分の値を初
期設定することは殆んど無意味である。従って、開始時
刻、終了時刻の設定すべき箇所に、現在時刻を初期設定
することや、何も初期設定しないことは、不便である。
たとえば、ビデオテープレコーダ(VTR)の録画予約
の場合、現在時刻を初期設定値に用いることは不便であ
り、不要である。
【0006】次に上述した(1)や(2)の場合の入力
方法では、アップ釦、ダウン釦を用いて所定の日時、特
に所定の時刻(通常、10時00分とか、11時00分
とかいうように「分」の位は00であることが多い)に
セットするのが大変面倒であり、大変時間がかかる。た
とえば、(1)の場合で、開始時刻の初期設定時刻が7
時26分であるときに、これを所定の開始時刻である1
5時00分にセットする場合には、「分」について言え
ば、「分」の位のダウン釦を26回ペンタッチして(1
回ペンタッチする度に数を1減らしていく。)、00と
しなければならない。また、たとえば、(2)の場合
で、所定の開始時刻を15時(午後3時)00分にセッ
トする場合には、「時」について言えば、「時」の位の
アップ釦を8回ペンタッチして(1回ペンタッチする度
に、0、1、2、…と順に数を1増やしていく。)、1
5時(または午後3時)にしなければならない。このよ
うに、時刻の設定が大変面倒であり、時間がかかる。
【0007】本発明の目的は、直感的にすぐ、所定の日
付や時刻を入力し表示させるべき箇所が判るように、か
つ所定の時刻に入力設定するのが従来に比べ容易であり
短時間で済むようにした時刻設定装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の時刻設定装置
は、表示された時刻の初期設定値をもとに時刻を設定す
るための時刻設定装置において、現在の少くとも時刻を
出力する計時手段と、指示入力があると、計時手段の出
力をもとに、初期設定時刻を現在の時刻以降の近接した
正時として表示させる初期設定手段とを備えたことを特
徴とする。本発明の時刻設定方法は、表示された時刻の
初期設定値をもとに時刻を設定するための時刻設定方法
において、現在の少くとも時刻を出力する計時ステップ
と、指示入力があると、計時ステップでの出力をもと
に、初期設定時刻を現在の時刻以降の近接した正時とし
て表示させる初期設定ステップとを備えたことを特徴と
する。 本発明の電子装置は、表示された時刻の初期設定
値をもとに時刻を設定するための電子装置において、現
在の少くとも時刻を出力する計時手段と、指示入力があ
ると、計時手段の出力をもとに、初期設定時刻を現在の
時刻以降の近接した正時として表示させる初期設定手段
とを備えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成の本発明の時刻設定装置および方法、
並びに電子装置において、指示入力があると、現在の時
刻をもとに、初期設定時刻を現在の時刻以降の近接した
正時をする。そして、その初期設定を行なった時刻を表
示させる。これにより操作者は、直感的にすぐ、所定の
時刻を入力し表示させるべき箇所が判り、かつ従来に比
べ、容易に、しかも短時間で入力設定ができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の時刻設定装置を電子手帳装
置(ポータブルコンピュータ)に応用した場合の一実施
例の構成を示す斜視図である。本体1には電源スイッチ
2が設けられ、装置を使用するときオンされ、使用を中
止するときオフされる。電源スイッチ2の左隣には画面
8の輝度(後述するLCD22の輝度)を調整する輝度
調整スイッチ3が設けられている。また、本体1の側部
にはケース4が設けられている。このケース4には、先
端にスイッチ7を有し、コード5を介して本体1と接続
されているペン6が非使用時に収容される。このペン6
は、ケース4から取り出した状態においては本体1の上
方部に水平に形成された溝10に配置することができる
ようになっている。この溝10の左側部には、スピーカ
9が設けられ、所定の音が出力されるようになってい
る。
【0011】本体1の右側上部には2つのスイッチ1
1、12が設けられている。スイッチ11は後述するバ
ックライトの明るさを例えば2段階に切換える切換スイ
ッチであり、スイッチ12はスピーカ9から出力される
音の音量を、例えば3段階に切換える音量切換スイッチ
である。本体1の左側側部に設けられたスイッチ13
は、所定の動作を途中で停止させるとき(例えば放音中
の音を停止させるとき)操作される停止スイッチであ
る。本体1の左側部にはまたメモリ(IC)カード70
(図5参照)が装着されるソケット14が配置されてい
る。本体1の後側部にはソケット15が設けられてい
る。また、本体1の後側部のバッテリ19を装着するバ
ッテリ装着部1aの内部にもソケット16が設けられて
いる。これらのソケット15、16には、例えばRS2
32Cのケーブルやモデム、その他のアダプタ等が接続
されるようになっている。さらに本体1の左側部上方に
は、ACアダプタ17の接続端子18が設けられてい
る。
【0012】図2は、画面8の、より詳細な構成例を示
している。この実施例においては、タブレット21(X
軸方向の位置を検出するタブレット21aとY軸方向の
位置を検出するタブレット21b)が一番上に設けられ
ている。このタブレット21の下方には、LCD22が
設けられている。このLCD22は、上下に設けられた
ガラス板22a,22bと、その中間に挿入された液晶
23により構成されている。LCD22の下方には、蛍
光板(EL)26が配置されている。このバックライト
としての蛍光板26が光を発生すると、その光がLCD
22を照明する。タブレット21a,21bは、透明な
部材により形成されているため、液晶23に表示された
画像が図中上方より観察される。プリント基板(PC
B)25には、図示せぬ部品が装填されており、ゴムコ
ネクタ24を介してLCD22と電気的に接続されてい
る。また、導電性フィルム27によりタブレット21と
も電気的に接続されている。
【0013】図3は、蛍光板26の、より詳細な構成例
を示している。この実施例においては、電極31と発光
部(他方の電極)32との間に絶縁フィルム33が配置
されている。電極31と発光部32の間に所定の電圧を
かけることにより、発光部32が発光する。電極31と
発光部32は、板状に形成されており、画面8を均一に
照射することが可能である。
【0014】バックライトとしては、この他蛍光管を用
いることも可能である。また、蛍光管をサイドライトと
して本体の側部に設け、その光を光伝達部材によりLC
D22の後部に伝達し、照明できるようにすることも可
能である。
【0015】図4は、タブレットによる位置検出とLC
Dによる表示の原理を示す回路図である。タブレット2
1はX軸方向に、例えば512本の電極を有しており、
Y軸方向に342本の電極を有している。これにより、
512×342画素を検出することが可能となる。タブ
レットコントローラ46は、クロック発生回路45aを
制御し、342本の電極1本1本に順次所定の電圧を印
加する。次に、クロック発生回路45bが制御され、5
12本の電極に順次電圧が印加される。すなわち、クロ
ック発生回路45aとクロック発生回路45bが発生す
るクロックによりタブレット21がスキャンされてい
る。ペン6をタブレット21上の所定の位置に近づける
と、タブレット21とペン6との間に所定の静電容量が
形成される。そして、ペン6をタブレット21に押圧し
たとき、ペン6の先端のスイッチ7がオンするのでペン
6とタブレット21上の所定の電極との間に発生した電
荷が検出され、アンプ47を介してタブレットコントロ
ーラ46に供給される。タブレットコントローラ46は
クロック発生回路45aと45bのクロック発生タイミ
ングを管理しているので、ペン6から供給された検出信
号とクロックの発生タイミングとからタブレット21上
のペン6による押圧位置を検出することができる。タブ
レットコントローラ46は、このようにして検出したペ
ン6による操作座標をCPU41に供給する。ここで、
ペン6とタブレット21とタブレットコントローラ46
とCPU41は本発明の初期設定手段を構成する。
【0016】一方、CPU41はLCDコントローラ4
3を制御し、メモリ(V−RAM)44に表示すべき画
像に対応するデータを書き込む。LCDコントローラ4
3は、メモリ44からデータを読み出し、データに対応
する信号を駆動回路42bに供給する。LCD22は、
タブレット21に対応して水平方向に512本の電極を
有し、垂直方向に342本の電極を有している。駆動回
路42aは、342本の電極に1本ずつ順次所定の電圧
を印加する。また、駆動回路42bは、512本の電極
に画像データに対応する電圧を順次印加する。このよう
にして、LCD22上の各画素がスキャンされ、LCD
22上に所定の画像が表示されることになる。
【0017】図5は、本体1のより詳細な電気的構成を
示している。CPU41は、バスライン57を介して各
種のICなどと接続されている。ROM51は、装置全
体のシステムプログラムの他、例えばワードプロセッサ
機能用のカナ漢字変換プログラムおよびそのための辞書
テーブル、さらに手書き入力に対する認識プログラムお
よびそのための辞書テーブルなどが書き込まれている。
ワーキング用RAM52には、動作上必要なデータが随
時記憶される。バックアップ用RAM53には、バック
アップ用の電池54(バッテリ19とは別の電池)が接
続されており、装置本体の電源がオフされた場合におい
ても必要なデータをバックアップするようになってい
る。本発明の計時手段としてのタイマIC55は電池5
4に接続され、水晶振動子56からのクロックを計数し
て、その時点における年月日および時刻のデータを出力
している。上述したLCDコントローラ43やタブレッ
トコントローラ46も、バスライン57を介してCPU
41に接続されている。
【0018】音声処理回路58は、ソケット14乃至1
6からの入力やCPU41からの指令に対応して所定の
音声信号を発生し、加算器59に出力する。音声メモリ
61はCPU41に制御され、予め記憶している所定の
音声(例えば警告音「エッ?」)を加算器59に出力す
る。加算器59は音声処理回路58の出力と音声メモリ
61の出力とを加算し、音声音量コントローラ60を介
してスピーカ9に出力する。音量コントローラ60に
は、音量切換スイッチ12が接続され、これを操作する
ことにより音量を制御することができるようになってい
る。
【0019】蛍光板(バックライト部)26には、電源
回路64(電源スイッチ2をオンしたとき、バッテリ1
9あるいはACアダプタ17から電力が供給される)か
らの電力がインバータ回路63を介して供給されてい
る。蛍光板26の明るさは、切換スイッチ11を切換え
ることによりインバータ回路63を介して2段階(例え
ば明るい部屋に適した明るさと暗い部屋に適した明る
さ)に切換えることができる。また、これとは別に、輝
度調整スイッチ3を制御することにより、LCD22の
明るさを多段階に所望の値に制御することができるよう
になっている。スイッチ65aは、本体1に装着された
バッテリ19が1次電池であるか2次電池であるかに対
応してオン/オフされる。スイッチ65bは、バッテリ
19の容量を検出し、その容量の大小に応じてオン/オ
フされる。これらのスイッチ65aと65b等は、電源
回路64を介してキーインタフェース62に接続されて
いる。キーインタフェース62にはまた、輝度調整スイ
ッチ3、切換スイッチ11、停止スイッチ13等が接続
されている。キーインタフェース62は、これらのスイ
ッチのオン/オフに対応する信号をCPU41に供給す
る。
【0020】ソケット14には、ICカード70が接続
され、CPU41はICカードインタフェース66を介
して、そのICカード70とデータ、プログラム等の授
受ができるようになっている。また、ソケット15、1
6には、アダプタ71が接続され、拡張用インタフェー
ス68を介してCPU41と接続されるようになってい
る。
【0021】次に図1の電子手帳装置における本発明の
動作について図6のフローチャートに従い、説明する。
なお、図6は、本発明の一実施例を示す動作フローチャ
ートである。ここでは、日付および時刻の初期設定とし
て、「〜から〜まで(1日以内)」の設定内容とし、終
了時刻には、日付の表示が行なわれない例を示す。ま
た、時刻は24時制を採用した例を示す。
【0022】図1の電子手帳装置の本体1の画面8の入
力日時表示領域に設けてある「トケイ」釦をペンタッチ
すると、タブレットコントローラ46がこれを検出して
CPU41に伝える。すると、CPU41は、タイマI
C55からの現在の日付(年月日)および時刻(時分)
をもとに、初期設定時刻を図6のフローチャートに従っ
た時刻(現在の時刻以降の近接した時刻)とする、日付
(年月日)および時刻(開始時刻、終了時刻)の初期設
定を行ない、その初期設定を行なった日付(年月日)お
よび時刻(開始時刻、終了時刻)をRAM52に記憶さ
せると共にLCDコントローラ43を介してLCD22
に表示させる。従って、対応する画面8の活字プレート
の日時設定用画面に初期設定された日付(年月日)およ
び時刻(開始時刻、終了時刻)が所定のフォーマットに
従って表示される。なお、初期設定の日付(年月日)に
ついては、時刻の繰上げにより日を1日進ませる場合の
他は、現在の日付(年月日)を初期設定の日付(年月
日)とするようにCPU41はプログラム動作する。
【0023】ここで、CPU41は、タイマIC55か
らの現在の日付および時刻をもとに、初期設定時刻(開
始時刻(B)、終了時刻(E))を次のようにして求め
る。
【0024】即ち、CPU41は、時刻入力モードに入
ったか否かをチェックする(図6のステップS1)。C
PU41は、前述した「トケイ」釦(図8の90)がペ
ンタッチされたことがタブレットコントローラ46から
通知されると、時刻入力モードに入ったと判断する。
【0025】CPU41は、時刻入力モードに入ってい
ないときは、その他の処理を行なっており(図6のステ
ップS1、S2)、時刻入力モードに入ったとき、タイ
マIC55の出力(現時点の年月日、時刻)により現在
の時刻を調べる(図6のステップS3)。
【0026】そして、CPU41は現在の時刻が正時か
否かをチェックする(図6のステップS4)。ここに、
「正時」とは、8時00分とか、9時00分というよう
に「分」の位の値が00である時間と定義する。但し、
初期設定の開始時刻と終了時刻が1日以内の場合におい
て、初期設定の開始時刻(23時00分)の時の値をプ
ラス1すると、終了時刻が00時00分となる場合に
は、初期設定の終了時刻を23時59分とし、この初期
設定の終了時刻23時59分も正時に含めるものとす
る。
【0027】CPU41は、現在の時刻が正時である場
合は、現在時刻をB(開始時刻)とし、このB時刻の時
の値をプラス1した時刻をEとする(図6のステップS
4、S5、S9)。
【0028】CPU41は、現在の時刻が正時でない場
合は、現在の時刻の時の値をプラス1し、分の値を00
にした時刻を求め、この時刻のB(開始時刻)とする
(図6のステップS4、S6)。次にCPU41は、ス
テップS6で求めたB時刻が00時00分であるか否か
をチェックし(図6のステップS7)、00時00分で
あるならB時刻の日付(「トケイ」釦90をペンタッチ
したときタイマIC55の出力により得た現在の日付)
を1日進めた上で、このB時刻の時の値をプラス1した
時刻をE(終了時刻)とする(図6のステップS8、S
9)。
【0029】また、CPU41は、ステップS6で求め
たB時刻が00時00分でないなら、B時刻の時の値を
プラス1した時刻をE(終了時刻)とする(図6のステ
ップS7、S9)。
【0030】次にCPU41は、ステップS9で求めた
E時刻が00時00分であるか否かをチェックし(図6
のステップS10)、00時00分でないならB時刻と
E時刻をLCDコントローラ43を介してLCD22に
表示させ、すなわち、画面8の活字プレート84(図
9)の日時設定用画面に日付と共に開始時刻(B)およ
び、終了時刻(E)を所定のフォーマットに従って表示
させ、その上で入力待ちとなる(図6のステップS1
2)。
【0031】また、CPU41は、ステップS9で求め
たE時刻が00時00分であるなら、Eを23時59分
とした上で、B時刻とE時刻をLCDコントローラ43
を介してLCD22に表示させ、すなわち、画面8の活
字プレートの日時設定用画面に、日付と共に開始時刻
(B)および終了時刻(E)を所定のフォーマットに従
って表示させ、その上で入力待ちとなる(図6のステッ
プS10〜S12)。
【0032】以上説明した図6のフローチャートに従っ
た場合の日時設定例について、図7(a)〜(d)を用
いて説明する。なお、図7(a)〜(d)は、本発明に
よる日付および時刻の初期設定例を示す日時設定画面の
要部説明図である。図7において、80は、1回ペンタ
ッチする毎に数値をプラス1するアップ釦81は、1回
ペンタッチする毎に数値をマイナス1するダウン釦、8
2、83は、00分、15分、30分、45分、00分
というように15分きざみで分を動かす(ここでは進ま
せる)釦である。 (1)ステップS3で、CPU41が調べた現在の日付
および時刻が「1991年1月18日20時30分」で
あるときには、B時刻は21時00分、E時刻は22時
00分となるから(図6のステップS4、S6、S7、
S9、S10、S12)、初期設定された、日付および
開始時刻(1991年1月18日21時00分」、終了
時刻「22時00分」が図7(a)に示す如く日時設定
用画面に表示される。 (2)ステップS3で、CPU41が調べた現在の日付
および時刻が「1991年1月18日21時00分」で
あるときには、B時刻は21時00分、E時刻は22時
00分となるから(図6のS4、S5、S9、S10、
S12)、初期設定された、日付および開始時刻(19
91年1月18日21時00分」、終了時刻「22時0
0分」が図7(b)に示す如く日時設定用画面に表示さ
れる。 (3)ステップS3で、CPU41が調べた現在の日付
および時刻が「1991年1月18日23時28分」で
あるときには、B時刻は0時00分、E時刻は1時00
分となるから(図6のステップS4、S6〜S10、S
12)、初期設定された、日付および時刻「1991年
1月19日0時00分」、終了時刻「1時00分」が図
7(c)に示す如く日時設定用画面に表示される。 (4)ステップS3で、CPU41が調べた現在の日付
および時刻が「1991年1月18日22時16分」又
は「1991年1月18日23時00分」であるときに
は、B時刻は23時00分、E時刻は23時59分とな
るから(図6のステップS4〜S12)、初期設定され
た、日付および開始時刻「1991年1月18日23時
00分」、終了時刻「23時59分」が図7(d)に示
す如く日時設定用画面に表示される。
【0033】次に本発明を適用した図1の電子手帳装置
を用いて具体的に会議などのスケジュールにおける日付
および時刻(開始時刻、終了時刻)をメモする場合につ
いて、図8〜図10を用いて説明する。なお、図8〜図
10は、図1の電子手帳装置の画面8の実施例を示す平
面図である。
【0034】先ず、図1の電子手帳装置の本体1の画面
8のアイコン表示領域8aに表示されている「カツジ」
のアイコン8b(図8においては、このアイコンが引き
出され、活字プレート84としてすでに拡大表示されて
いるので、図示されていない)をペン6で押圧し(ペン
ダウンし)、そのまま表示すべき位置までドラッグして
ペン6を上へ上げる(ペンアップする)と、画面8に図
8のように活字プレート84が現われる。この活字プレ
ート84は、文字入力用画面85となっている。ここ
で、この文字入力用画面85は、会議などのスケジュー
ルにおける日時以外の内容を文字入力するときに使用さ
れる。文字入力領域(枡目)85aにペン6で文字を書
き込むと、ペン6で書いた文字の検出パターン信号がタ
ブレットコントローラ46よりCPU41に供給され
る。CPU41は、これを一旦RAM52に格納した上
で、RAM52に格納した文字パターンと、ROM51
に格納されている辞書の文字パターンとの照合を行なっ
て、一致した文字パターンに対応した辞書内の文字デー
タを取出して、LCDコントローラ43を介してメモリ
(V−RAM)44に格納する。LCDコントローラ4
3は、CPU41の制御のもとに、メモリ44より文字
データを取出してLCD22に表示させる。すなわち、
文字入力領域85aに書き込んだ文字のパターン認識さ
れた結果得られた文字が表示される。さらに書込ボタン
86をタッチすると、文字入力領域85aに表示されて
いる文字が、例えば領域87に書き込み、表示される。
書き込みはカーソル(図示せず)が表示されている位置
に行われ、このカーソルはペン6でタッチした位置に表
示される。
【0035】次に、日時表示領域89の左側にある「ト
ケイ」釦90をペンタッチすると、活字プレート84の
文字入力画面85が図9に示すように日時設定用画面9
1に切替わる。図9の日時設定用画面91において、釦
92が白黒反転表示されているのは、ここでは、予め
「〜から〜まで(1日以内)」を設定内容とする釦92
が初期設定登録されているからである。
【0036】図9において、「トケイ」釦90をペンタ
ッチしたとき、タブレットコントローラ46はこれを検
出し、CPU41に伝える。これにより、CPU41
は、タイマIC55の出力より現在の日付(年月日)お
よび時刻「平成3年1月22日午後8時47分」を取込
む。なお、「カレンダ」のアイコン8bには1月22日
であることが、「トケイ」のアイコン8bには午後8時
47分であることがタイマIC55の出力をもとに、C
PU41の制御によって表示されている。次にCPU4
1は、現在の日付および時刻をもとに、前述したように
して、日時設定用画面91に図示の如く、初期設定の日
付として「平成3年1月22日(火)」を、初期設定の
開始時刻および終了時刻として「午後9時00分」およ
び「午後10時00分」を表示させる。
【0037】なお、アップ釦94、96およびダウン釦
93、95は、図7のアップ釦80およびダウン釦81
と同じ機能を有するものである。
【0038】また、釦97、98は釦82、83と同様
に、ペンタッチする毎に分を15分きざみで進める釦で
ある。
【0039】また、表示領域99には、アップ釦10
1、ダウン釦100を用いて予め設定されている「5分
前」、「10分前」、「15分前」、「20分前」など
の予鈴設定時刻のうちからどれかを選択して入力表示さ
せることができ、また、釦102、103を用いて「空
白(何も表示しない)」、「次の会議です」、「鐘」、
「チャイム」、「お時間です」、「メロディ」の予鈴の
種類のうちからどれかを選択して入力表示させることが
できることになっている。従って、表示領域99には、
例えば「10分前メロディでお知らせ」の如く入力表示
させることができるようになっている。
【0040】また、開始時刻になったときの知らせ方
(本鈴)を入力表示する表示領域104には、釦10
5、106を用いて、終了時刻になったときの知らせ方
(終鈴)を入力表示する表示領域107には、釦10
8、109を用いて、それぞれ、「空白(何も表示しな
い)」、「次の会議」、「鐘」、「チャイム」、「お時
間です」、「メロディ」のうちからどれかを選択して入
力表示させることができるようになっている。
【0041】このような時間情報の入力が完了したと
き、書込釦86にペンタッチすると、図10に示すよう
に、日時設定用画面91の情報が日時表示領域89に書
き込み、表示される。なお、図10の日時設定用画面9
1には、過去に入力した時間情報が表示されているが、
書込釦86をタッチすると、この表示が日時設定用画面
91に表示されている時間情報で書き換えられることに
なる。
【0042】以上の説明から判るように、本発明では、
日時設定用画面91において、初期設定の開始時刻は現
在時刻以降の正時であり、初期設定の終了時刻は初期設
定の開始時刻より1時間進んだ時刻(正時)であるの
で、操作者は直感的にすぐ、どちらが初期設定された開
始時刻で、どちらが初期設定された終了時刻であるかを
知ることができる。従って、所定の日付や時刻を入力し
表示させるべき箇所が直感的に一目で判る。
【0043】また、一般に、会議などのスケジュールに
おいて、開始時刻は正時であることが多い。本発明で
は、初期設定された開始時刻、終了時刻が予め正時であ
るので、時刻の時の値のみ、所定の時刻の時の値にすれ
ばよい。また、現在の日の1日以内の予定では、開始時
刻も終了時刻も現在時刻以降であるので、初期設定され
た現在時刻以降の正時より、所定の開始時刻、終了時刻
になるようにすればよい。従って、アップ釦94、9
6、ダウン釦93、95、釦97、98をペンタッチす
る回数を従来に比べ減らすことができる。よって所定の
時刻に入力設定するのが、従来に比べきわめて容易であ
り、短時間で済むことになる。
【0044】本実施例においては、現在時刻が正時であ
るとき、現在時刻をB時刻(初期設定の開始時刻)とし
ているが(図6のステップS4、S5)、本発明はこれ
に限定されることなく、図6のステップS4、S5を設
けず、ステップS3の次にステップS6に移行するよう
にしてもよい。従って、たとえば、現在時刻が21時0
0分のときは、B時刻(初期設定の開始時刻)は、22
時00分、E時刻(初期設定の終了時刻)は23時00
分となる(図6のステップS6、S7、S9、S10、
S12)。
【0045】また、本実施例においては、図9、図10
に示す如く、所定の日付、時刻の設定を釦92のモード
(1日以内の期間(〜から〜まで)を入力するモード)
で行うようにしたが、釦110−1のモード(所定の1
つの日付と時刻(〜に)を入力するモード)または釦1
10−2のモード(期限の日付と時刻(〜まで)を入力
するモード)、釦110−3のモード(2日以上にわた
る期間(〜から〜まで)を入力するモード)においても
適用が可能であることはいうまでもないことである。
【0046】また、本実施例においては、指示入力を
「トケイ」釦90をペンタッチすることで得ているが、
本発明はこれに限定されることなく、たとえばライトペ
ンを用いた入力手段により指示入力を得てもよいし、圧
電タイプの入力手段により指示入力を得てもよい。さら
にタブレット以外のキー入力でも適用できる。
【0047】また、本実施例においては、本発明を電子
手帳装置に適用した場合であるが、本発明はこれに限定
されることなく、たとえばビデオテープレコーダ(VT
R)のタイマ装置など、時刻の設定を伴なう電子装置に
広く適用することができる。本発明をVTRのタイマ装
置に適用すると、録画予約の場合、録画開始時刻は正時
であることが多いので、従来に比べ設定が容易であり、
短時間で済むので、実用的効果は大きい。
【0048】
【発明の効果】上述したように本発明による時刻設定装
および方法、並びに電子装置を用いれば、直感的にす
ぐ、所定の日付や時刻を入力し表示させるべき箇所が判
り、また所定の時刻に入力設定するのが従来に比べ容易
であり短時間で済むなど、大きな効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の時刻設定装置を電子手帳装置に応用し
た場合の一実施例の構成を示す斜視図である。
【図2】図1における画面8の詳細な構成例を示す断面
図である。
【図3】図2における蛍光板26の詳細な構成例を示す
構成図である。
【図4】図2におけるタブレットによる位置検出とLC
Dによる表示の原理を示す回路図である。
【図5】図1における本体1の詳細な電気的構成例を示
す構成図である。
【図6】本発明の一実施例を示す動作フローチャートで
ある。
【図7】本発明による日付および時刻の初期設定例を示
す説明図である。
【図8】図1の画面8の実施例を示す平面図である。
【図9】図1の画面8の実施例を示す平面図である。
【図10】図1の画面8の実施例を示す平面図である。
【図11】従来の電子手帳装置における日時設定用画面
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 本体 6 ペン 8 画面 21 タブレット 22 LCD 41 CPU 43 LCDコントローラ 44 メモリ 46 タブレットコントローラ 52 RAM 55 タイマIC 84 活字プレート 90 「トケイ」釦 91 日時設定用画面

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示された時刻の初期設定値をもとに時
    刻を設定するための時刻設定装置において、 現在の少くとも時刻を出力する計時手段と、指示入力が
    あると、前記計時手段の出力をもとに、初期設定時刻を
    現在の時刻以降の近接した正時として表示させる初期設
    定手段とを備えたことを特徴とする時刻設定装置。
  2. 【請求項2】 表示された時刻の初期設定値をもとに時
    刻を設定するための時刻設定方法において、 現在の少くとも時刻を出力する計時ステップと、指示入
    力があると、前記計時ステップでの出力をもとに、初期
    設定時刻を現在の時刻以降の近接した正時として表示さ
    せる初期設定ステップとを備えたことを特徴とする時刻
    設定方法。
  3. 【請求項3】 表示された時刻の初期設定値をもとに時
    刻を設定するための電子機器において、 現在の少くとも時刻を出力する計時手段と、指示入力が
    あると、前記計時手段の出力をもとに、初期設定時刻を
    現在の時刻以降の近接した正時として表示させる初期設
    定手段とを備えたことを特徴とする電子装置。
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