JPH0424449A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加湿器を組み込んだ空気調和装置に関するも
のである。

従来の技術 従来、この種空気調和装置は暖房することにより室内の
空気が乾燥するのを防止するために加湿装置が組み込ま
れており、第４図、第５図に示すように、外枠１内に室
内に給気する給気通路２に設けた給気用送風機３と、こ
の給気用送風機３の風下側に、枠内４に垂直に立設し、
上方の給水槽５に臨ませた多数枚の加湿板６で形成され
た気化式加湿装置７を設けている。８は前記給水槽５へ
の給水を制御する電磁弁で、給気用送風機３が運転する
と同時に電磁弁３が開弁じ、給水槽５への給水を行ない
、加湿板６に水分が伝わり、加湿板６の間に通る給気用
送風機３による送風を加湿し、加湿された空気を室内へ
送風する。一方、給気用送風機３が停止すると同時に電
磁弁８が閉弁じ、給水槽５への給水が停止し、加湿も停
止するものであった。

発明が解決しようとする課題 このような従来の構成では、給気用送風機３の運転を停
止すると同時に、電磁弁８が閉弁し、給水槽５への給水
が停止するが、この場合、加湿板６に送風により塵埃等
が付着し、目詰まりの原因になったり、カビ等が発生し
やすいという課題を有していた。

本発明はこのような課題を解決するもので給気用送風機
の停止後も加湿装置への給水を所定時間続けることによ
り、加湿板の塵埃等の付着を洗浄し、性能面でも衛生的
にも良くし、加湿装置としての寿命を長くすることを目
的とするものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、室内に給気する給
気通路に給気用送風機と、この給気用送風機の風下側に
、枠内に垂直に立設し、上方を給気槽に臨ませた多数枚
の加湿板を設けた気化式加湿装置と、この気化式加湿装
置に電動弁とを備え、前記給気用送風機を停止した後、
前記気化式加湿装置への給水を所定時間続けるように構
成したものである。

作　　　用 この構成により、給気用送風機が停止した後、気化式加
湿装置が所定時間運転して、気化式加湿装置へ給水され
送風により加湿板に付着した塵埃等が洗浄されるため、
加湿板が目詰まりしにくく、また栄養物となるものがな
くカビ等の発生が防げることにより、寿命を長くするこ
ととなる。

実施例 以下本発明による一実施例を第１図〜第３図にもとづい
て説明する。空気調和機の本体１０１があって、この本
体１０１の一例には室内と連通ずる室内吸込口１０２お
よび室内側吐出口１０３を段けるとともに、他側には室
外と連通ずる室外側吸込口１０４および室外側吐出口１
０５を設けている。前記本体１０１の内部には風路面１
０６を水平に対して４５°傾けた四角柱形状の熱交換器
１０７を設けている。室内の空気を室外へ排出する排気
通路１０８であって前記熱交換器１０７の下流側には粗
塵用のフィルタ１０９を、また、上流側には排気用送風
機１１０を設けるとともに、室外の空気を室内へ給気す
る給気通路１１１を形成し、熱交換器１０７の下流側に
は中性能フィルタ１１２を設けている。また、上流側に
は給気用送風機１１３を設けるとともに、さらに、この
給気用送風機１１３の風下側には気化式加湿装置１１７
を備え、この加湿装置１１７の枠１１４内には、垂直に
立設し、かつ、上方に設けた給水槽１１５に臨ませた多
数枚の加湿板１１６より構成されている。また、前記気
化式加湿装置１１７には、前記給水槽１１５への給水を
スイッチ１１９（第３図）により制御し、無段階に流量
を調整する電動弁１１８を給水管１１８ａの途中に設け
ている。

こうした気化式加湿装置１１７の運転は第３図の回路図
に示すように、電源の一端にスイッチ１１９を設け、こ
のスイッチ１１９の接点Ａ１１９ａには、給気用送風機
１１３を介して電源の他端側に接続されるとともに、電
動弁１１８がＢ接点１２１ｅを介して電源間に接続され
ている。一方、前記スイッチ１１９の接点Ｂ１１９ｂ側
には、タイマー１２０が接続されるとともに、このタイ
マー１２０と並列にリレー１２１が前記タイマー１２０
々連動するＡ接点１２０ｃを介して電源間に接続され、
さらには、前記リレー１２１に励磁されることによって
開閉するＡ接点１２１ｄを介して前記電動弁１１８に接
続され、前記Ａ接点１２１ｄが閉になると、電動弁１１
８は、最大に開となり、通水量を大とするのである。

上記構成において、暖房時、給水用送風機１１３を運転
して給気通路１１１を熱交換器１０７を通った空気が流
れ、気化式加湿装置１１７を通って加湿され、前記気化
式加湿装置１１７には、給水管１１８ａに設けた電動弁
１１８より、通常の加湿に足る給水が行なわれている。

すなわち、これを第３図の回路図で説明すると、スイッ
チ１１９は接点Ａ１１９ａ側にあって、給気用送風機１
１３を運転するとともに、リレー１２１と連動するＢ接
点１２１ｅが閉のままとなっているから、電動弁１１８
は通常の加湿水量が供給されるのである。次に、暖房を
止めるべく、スイッチ１１９を接点Ｂ１１９ｂ側に操作
すると、タイマー１２０に印加されて接点１２０ｃは閉
となり、タイマー１２０が所定時間カウントされるとと
もに、リレー１２１に励磁され、リレー１２１と連動す
るＢ接点１２１ｅが開となり、Ａ接点１２１ｄが閉とな
って電動弁１１８に通電を続け、電動弁１１８は徐々に
太き（開き、気化式加湿装Ｎ１１７への流水を大量に流
し始め、気化式加湿装置１１７を洗浄する如く散水して
塵埃の付着を洗浄する。この洗浄が終わる時間、すなわ
ち、タイマー１２０のカウント時間が終わる時間であっ
て、タイマー時間が終わると、Ａ接点１２１Ｃが開とな
り、リレー１２１への励磁が切れて、Ａ接点１２１ｄが
開となり、Ｂ接点１２１ｅが閉となる。前記Ｂ接点１２
１ｅは閉となってもスイッチ１１９の接点Ａ１１９ａで
は非導通であるから給気用送風機１１３は停止され、か
つ、電動弁１１８への通電も無く、給水を停止する。す
なわち、給気用送風機１１３が停止した後は所定時間、
タイマー１２０によって電動弁１１８の開口を大として
、大量の水を気化式加湿装置１１７に流しながら洗浄し
てから電動弁１１８も停止させるのである。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、電源を切って給気用送風機の運転を停止しても、気化
式加湿装置の加湿板に付着した塵埃等を洗浄するのに必
要な所定時間は加湿装置が運転、即ち、電動弁が開弁じ
たままで大量の水が気化式加湿装置へ給水し、洗浄する
ようにしたため、塵埃等が付着したまで加湿板を目詰ま
りさせたり、その塵埃の栄養物でカビ等が発生したりす
ることがなく、送風で加湿板に付着した塵埃を洗浄し、
耐久性も向上するなどの効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の空気調和装置の平面断面図
、第２図は同空気調和装置の内部の気化式加湿装置の斜
視図、第３図は同空気調和装置の給気用送風機および気
化式加湿装置部分の制御回路図、第４図は従来の空気調
和装置の平面断面図、第５図は同従来の空気調和装置内
部の気化式加湿装置である。 １１１・・・・・・給気通路、１１３・・・・・・給気
用送風機、１１４・・・・・・枠、１１５・・・・・・
給水槽、１１６・・・・・・加湿板、１１７・・・・・
・気化式加湿装置、１１８・・・・・・電動弁。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　ほか１名ｌメ４ 科 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室内に給気する給気通路に給気用送風機と、この給気用
   送風機の風下側に、枠内に垂直に立設し、上方を給水槽
   に臨ませた多数枚の加湿板を設けた気化式加湿装置と、
   この気化式加湿装置に電動弁を備え、前記給気用送風機
   を停止した後、前記気化式加湿装置への給水を所定時間
   続けるようにした空気調和装置。