JPH04244308A - ドリル - Google Patents
ドリルInfo
- Publication number
- JPH04244308A JPH04244308A JP987991A JP987991A JPH04244308A JP H04244308 A JPH04244308 A JP H04244308A JP 987991 A JP987991 A JP 987991A JP 987991 A JP987991 A JP 987991A JP H04244308 A JPH04244308 A JP H04244308A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drill
- round land
- outer diameter
- tip
- holes drilled
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000005553 drilling Methods 0.000 abstract description 2
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000010730 cutting oil Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 102220005308 rs33960931 Human genes 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Drilling Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドリルに係り、特に外
径が2mm以下の細径ドリルに関する。
径が2mm以下の細径ドリルに関する。
【0002】
【従来の技術・発明の解決課題】この種の細径ドリルに
あっては、折損防止が重要な技術課題である。折損の要
因の第1はドリル径が細いことによる剛性不足であるが
、特に従来のドリルでは、外周二番面がドリルの先端部
から切り屑排出溝の切り上げ部までとられたものと、全
く外周二番面を持たない所謂丸ランド品と呼ばれるもの
とがあり、前者の方が剛性不足による折損傾向は顕著で
ある。
あっては、折損防止が重要な技術課題である。折損の要
因の第1はドリル径が細いことによる剛性不足であるが
、特に従来のドリルでは、外周二番面がドリルの先端部
から切り屑排出溝の切り上げ部までとられたものと、全
く外周二番面を持たない所謂丸ランド品と呼ばれるもの
とがあり、前者の方が剛性不足による折損傾向は顕著で
ある。
【0003】また、後者については剛性はある程度高い
が、被削材との接触面積が大きくなるため摩擦抵抗も大
きく、細径であることとも相俟って所謂ビビリ振動が生
じやすく、この要因がドリル寿命を短くしているものと
思われる。
が、被削材との接触面積が大きくなるため摩擦抵抗も大
きく、細径であることとも相俟って所謂ビビリ振動が生
じやすく、この要因がドリル寿命を短くしているものと
思われる。
【0004】本発明は上述のごとき細径ドリルに関する
従来の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべく創案
されたものである。したがって本発明の目的は、高い剛
性を満足すると同時にビビリ振動の発生をも防止できる
細径のドリルを提供することにある。
従来の技術的課題に鑑み、これを有効に解決すべく創案
されたものである。したがって本発明の目的は、高い剛
性を満足すると同時にビビリ振動の発生をも防止できる
細径のドリルを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係るドリルは、
上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目的を達成
するために以下のような構成を備えている。即ち、本発
明のドリルは、外径寸法が2mm以下のドリルにおいて
、溝長部分の先端からシャンク側へ8mmを越えず且つ
上記外径寸法の5倍以内の範囲の部分を丸ランド形状に
形成し、以降の部分に外周二番面を形成したことを特徴
とする。
上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目的を達成
するために以下のような構成を備えている。即ち、本発
明のドリルは、外径寸法が2mm以下のドリルにおいて
、溝長部分の先端からシャンク側へ8mmを越えず且つ
上記外径寸法の5倍以内の範囲の部分を丸ランド形状に
形成し、以降の部分に外周二番面を形成したことを特徴
とする。
【0006】
【作用および発明の効果】本発明に係るドリルでは、先
端側が丸ランド形状に形成されていることによって刃先
強度が増大し、特に喰付き時における抵抗に対する剛性
が高められてドリルの折損を有効に防止すると同時に、
丸ランド部分以降の部分に外周二番面が形成されている
ことによって、その部分での被削材との接触面積を小さ
くでき、摩擦抵抗に伴うビビリ振動の発生を防止できる
。
端側が丸ランド形状に形成されていることによって刃先
強度が増大し、特に喰付き時における抵抗に対する剛性
が高められてドリルの折損を有効に防止すると同時に、
丸ランド部分以降の部分に外周二番面が形成されている
ことによって、その部分での被削材との接触面積を小さ
くでき、摩擦抵抗に伴うビビリ振動の発生を防止できる
。
【0007】以上のように、喰付き時におけるドリルの
折損を防止できると共に切削時におけるビビリ振動の発
生も防止できるので、特に細径ドリルの寿命を向上させ
られる。
折損を防止できると共に切削時におけるビビリ振動の発
生も防止できるので、特に細径ドリルの寿命を向上させ
られる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例に係るドリルについ
て、図1から図6を参照して説明する。本実施例のドリ
ルは、外径Dを1mm、溝長LGを12mm、全長LA
を34mmとし、図1に示すように溝長部分1の先端側
から5mmの部分2が所謂丸ランド形状の部分である。 図2は本実施例のドリルを軸方向先端側から見た端面形
状を、また図3は丸ランド部分2の軸直角断面形状をそ
れぞれ示しているが、各図に示すように、この部分では
外周二番面が形成されていない。
て、図1から図6を参照して説明する。本実施例のドリ
ルは、外径Dを1mm、溝長LGを12mm、全長LA
を34mmとし、図1に示すように溝長部分1の先端側
から5mmの部分2が所謂丸ランド形状の部分である。 図2は本実施例のドリルを軸方向先端側から見た端面形
状を、また図3は丸ランド部分2の軸直角断面形状をそ
れぞれ示しているが、各図に示すように、この部分では
外周二番面が形成されていない。
【0009】上記丸ランド部分2以降のシャンク3側の
部分4は、外周二番面5が形成されている。図4にその
部分4の軸直角断面形状を示すが、この実施例ではマー
ジン6の幅寸法を0.3mm、外周二番面5の深さ寸法
を0.04mmにしている。
部分4は、外周二番面5が形成されている。図4にその
部分4の軸直角断面形状を示すが、この実施例ではマー
ジン6の幅寸法を0.3mm、外周二番面5の深さ寸法
を0.04mmにしている。
【0010】本実施例のドリルと、従来技術によるドリ
ル、即ち溝長部分の全域に外周二番面が形成されたドリ
ル(従来品A)および全域を丸ランド形状とするドリル
(従来品B)のそれぞれについて、一定切削条件の下に
穴あけ個数を比較する実験を行った。図5にその結果を
示す。各切削条件は、ドリル径…1mm、回転数…63
66r.p.m、送り…0.029mm/rev、被削
材…S50C、切削長…3mm貫通、切削油…水溶性、
使用機械…NCボール盤である。図5において縦軸は穴
あけ個数を表している。本実施例のドリルでは平均穴あ
け数が346であったのに対して、従来品Aでは平均穴
あけ数が147であり、内3本は折損してしまった。ま
た、従来品Bの平均穴あけ数は83であった。
ル、即ち溝長部分の全域に外周二番面が形成されたドリ
ル(従来品A)および全域を丸ランド形状とするドリル
(従来品B)のそれぞれについて、一定切削条件の下に
穴あけ個数を比較する実験を行った。図5にその結果を
示す。各切削条件は、ドリル径…1mm、回転数…63
66r.p.m、送り…0.029mm/rev、被削
材…S50C、切削長…3mm貫通、切削油…水溶性、
使用機械…NCボール盤である。図5において縦軸は穴
あけ個数を表している。本実施例のドリルでは平均穴あ
け数が346であったのに対して、従来品Aでは平均穴
あけ数が147であり、内3本は折損してしまった。ま
た、従来品Bの平均穴あけ数は83であった。
【0011】また、上述の実験と同様の切削条件の下で
丸ランド部分の長さを種々に変えて穴あけ個数を比較す
る実験を行った。図6にその結果を示す。図6において
、縦軸は穴あけ個数を表しており、横軸に示した数値は
丸ランド部分の軸方向長さ寸法(mm)を表している。 この結果からも分かるように、丸ランド部分の軸方向長
さは8mmを越えると摩擦抵抗の増大を招いており、被
削材の内面のむしれも大きくなっていた。
丸ランド部分の長さを種々に変えて穴あけ個数を比較す
る実験を行った。図6にその結果を示す。図6において
、縦軸は穴あけ個数を表しており、横軸に示した数値は
丸ランド部分の軸方向長さ寸法(mm)を表している。 この結果からも分かるように、丸ランド部分の軸方向長
さは8mmを越えると摩擦抵抗の増大を招いており、被
削材の内面のむしれも大きくなっていた。
【0012】なお、上述の実施例では2本溝のドリルに
ついて説明したが、3本以上の溝を有するドリルの場合
にも有効であることは勿論である。
ついて説明したが、3本以上の溝を有するドリルの場合
にも有効であることは勿論である。
【図1】 本実施例のドリルの側面図である。
【図2】 図1のドリルを軸方向先端側から見た端面
形状を拡大して示す図である。
形状を拡大して示す図である。
【図3】 図1のドリルの丸ランド部分の軸直角断面
形状を拡大して示す図である。
形状を拡大して示す図である。
【図4】 図1のドリルの外周二番面が形成された部
分の軸直角断面形状を拡大して示す図である。
分の軸直角断面形状を拡大して示す図である。
【図5】 本発明のドリルと従来技術によるドリルと
の寿命を穴あけ数で比較した実験の結果を示すグラフ図
である。
の寿命を穴あけ数で比較した実験の結果を示すグラフ図
である。
【図6】 本発明のドリルについて、丸ランドの軸方
向長さを種々に変えて穴明け数を比較した実験の結果を
示すグラフ図である。
向長さを種々に変えて穴明け数を比較した実験の結果を
示すグラフ図である。
1 溝長部分2 丸ランド形状部分4 丸ランド
形状部分以降の部分 5 外周二番面
形状部分以降の部分 5 外周二番面
Claims (1)
- 【請求項1】 外径寸法が2mm以下のドリルにおい
て、溝長部分(1)の先端からシャンク側へ8mmを越
えず且つ上記外径寸法の5倍以内の範囲の部分(2)を
丸ランド形状に形成し、以降の部分(4)に外周二番面
(5)を形成したことを特徴とするドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP987991A JPH04244308A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP987991A JPH04244308A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ドリル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04244308A true JPH04244308A (ja) | 1992-09-01 |
Family
ID=11732445
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP987991A Pending JPH04244308A (ja) | 1991-01-30 | 1991-01-30 | ドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04244308A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7338237B2 (en) | 2004-05-05 | 2008-03-04 | Seco Tools Ab | Drill and drill tip for chip removing machining |
JP2010099790A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Union Tool Co | 穴明け工具 |
JP2016041455A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 有限会社辰野目立加工所 | ドリル |
-
1991
- 1991-01-30 JP JP987991A patent/JPH04244308A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7338237B2 (en) | 2004-05-05 | 2008-03-04 | Seco Tools Ab | Drill and drill tip for chip removing machining |
JP2010099790A (ja) * | 2008-10-24 | 2010-05-06 | Union Tool Co | 穴明け工具 |
JP2016041455A (ja) * | 2014-08-18 | 2016-03-31 | 有限会社辰野目立加工所 | ドリル |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR900001451A (ko) | 다방향 절삭공구(Multidirectional cutting tool) 및 절삭방법 | |
JPH09150304A (ja) | ドリルインサート | |
US5842820A (en) | Cutter for use in forming dowels, plugs, and tenons | |
JP2006281411A (ja) | 穴あけ工具 | |
JP3392467B2 (ja) | ハニカムコアの切削工具 | |
JP4699526B2 (ja) | ドリル | |
KR20000070016A (ko) | 드릴날 부착식 나사절삭 밀링커터 | |
JP4640275B2 (ja) | 穴加工工具 | |
JP7375329B2 (ja) | ドリル | |
JPH04244308A (ja) | ドリル | |
JPH0557517A (ja) | ツイストドリル | |
JP3166607B2 (ja) | スローアウェイ式ドリル | |
KR101329405B1 (ko) | 인서트 드릴 | |
JP4972967B2 (ja) | 穴加工工具 | |
JP2004230514A (ja) | 深穴用ツイストドリル | |
JP2001287110A (ja) | ドリル | |
JPH0890323A (ja) | ドリル | |
JPH0796411A (ja) | ドリル | |
JPS6125938Y2 (ja) | ||
JPH08327B2 (ja) | センタリングドリル | |
JPS63267108A (ja) | 深穴加工用ドリル | |
JP2571499Y2 (ja) | ドリル刃付きねじ切りフライス | |
KR200488778Y1 (ko) | 인덱서블 드릴의 툴 바디 | |
JP3166601B2 (ja) | スローアウェイ式ドリルおよびスローアウェイチップ | |
JP2661275B2 (ja) | 穴あけカッター |