JPH04243906A - α−窒化ケイ素粉末の製造方法 - Google Patents

α−窒化ケイ素粉末の製造方法

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JPH04243906A
JPH04243906A JP3240807A JP24080791A JPH04243906A JP H04243906 A JPH04243906 A JP H04243906A JP 3240807 A JP3240807 A JP 3240807A JP 24080791 A JP24080791 A JP 24080791A JP H04243906 A JPH04243906 A JP H04243906A
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silicon nitride
carbon
nitride powder
ammonia
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Dijen Franciscus Dr Van
フランシスクス ファン・ディーエン
Ulrich Vogt
ウルリッヒ フォクト
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Lonza AG
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    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/068Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with silicon
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/61Micrometer sized, i.e. from 1-100 micrometer
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    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
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    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、二酸化ケイ素からα−窒化ケイ
素粉末を製造する方法に関する。
【0002】耐高温性セラミックス、たとえばダービン
ブレード用の材料として得られる窒化ケイ素(Si3N
4)の重要性が益々高まっている。  この用途に使用
する窒化ケイ素は、好ましくない不純物を含まず、微小
であるが同時に緻密な粒子形状を有し、それによって高
い未焼結密度、したがって過度に収縮しない無細孔焼結
を達成できることが不可欠である。
【0003】セラミック用途に使用する窒化ケイ素粉末
の望ましい特性を以下に示す。 −  平均粒径0.1〜1μm −  粒度分布が狭いこと(ただし同じように大きな粒
子が無いこと) −  「同軸」、すなわちほとんど立方体または球状の
粒子であること −  α−変態の比率>95% −  酸素含有量<1.5重量% −  炭素含有量<0.2重量% −  金属性不純物<0.1重量% 〔C.ボベルスキーら、Angew.Chem.Adv
.Mater.101,1592(1989)〕多くの
窒化ケイ素製造方法が知られているが、それらの方法に
は特性が不十分な製品しか製造できないものや、原価が
非常に高くなるため、製品が価格的な理由から多くの用
途に使用できないものがある〔D.L.セガール、Br
.Ceram.Trans.J.85,184,(19
86)〕。
【0004】価格的に有利な窒化ケイ素の製造には、原
料として実際上は二酸化ケイ素だけが考慮されている。   二酸化ケイ素は、炭素および窒素とともに、下記の
反応式によって、 3SiO2+6C+2N2  →  Si3N4+6C
O窒化ケイ素および一酸化炭素に変換されることが知ら
れている。  この方法の欠点は、最適な反応条件から
逸脱した場合に、副反応により炭化ケイ素が生成するこ
と、および過剰量の炭素が必要になり、これを窒化物形
成後に、たとえば酸化により除去しなければならないこ
とである。  したがって、酸素含有量と炭素含有量と
が同時に低い製品を得ることは困難である。  その上
、反応剤(2種の固体と1種の気体)を十分に混合する
ことが肝要であり、混合の良否が反応速度に大きく影響
する。
【0005】さらに、炭素の代わりに炭素含有化合物、
たとえば炭化水素を、あるいは窒素の代わりにアンモニ
アまたはアンモニア含有気体混合物を利用することも知
られている〔B.G.ドゥラムら、Adv.Ceram
.Mater.3,45,(1988)〕が、そこでは
二酸化ケイ素として、高分散性の高温で製造した二酸化
ケイ素を使用している。  この、高反応性ではあるが
比較的高価で、見掛け密度が低いために取扱いにくい原
料を使用しても、上記の製品特性のすべてが達成される
わけではない。
【0006】最後に、無定形二酸化炭素は一酸化炭素の
存在下でアンモニアにより窒化ケイ素に変換されること
も知られている〔P.ペトロフスキーら、Mater.
Sci.Eng.A,109,265,(1989)〕
が、COを加えない場合はオキシ窒化ケイ素しか得られ
ない。
【0007】この場合、恐らくHCNの形成が重要にな
る〔F.K.van  Dijen,J.Pluijm
akers,J.Eur.Ceram.Soc.5,3
85(1989)〕。  1350℃で、無定形二酸化
ケイ素(シリカゲル)からも、アンモニアにより24時
間内に同様にα−窒化ケイ素が得られている〔M.ホッ
クおよびネイル、Ceram.Bull.58,187
(1979)〕が、これは特徴が詳しく分かっていない
【0008】本発明の目的は、高価な、または入手が困
難な原料を使用しなくても上記の特性を備えた製品が得
られる、α−窒化ケイ素粉末の製造方法を提供すること
である。
【0009】この目的は、本発明に従い、請求項1の方
法により達成される。
【0010】六フッ化ケイ酸および水酸化アルミニウム
から、反応式       H2SiF6+2Al(OH)3  → 
 2AlF3+SiO2+4H2Oによりフッ化アルミ
ニウムを製造する際に生じる無定形の二酸化ケイ素が、
適当な前処理を行ない、好適な反応条件を維持すること
によって、上記の特性をすべて備えたα−窒化ケイ素粉
末に変換されることがわかった。
【0011】二酸化ケイ素は、工業的なフッ化アルミニ
ウムの製造に際して廃棄物として生じるので、価格的に
非常に有利に、かつ大量に入手できる。  実験室規模
における製造は、たとえばUS−PS  469387
8(実施例1)に記載されている。
【0012】α−二酸化ケイ素の製造には、アルミニウ
ム含有量を無害な値に下げるために、二酸化ケイ素を酸
で洗浄する。  洗浄液としては、フッ化アルミニウム
の製造にいずれにせよ必要な六フッ化ケイ酸を使用でき
るが、他の酸、たとえば塩酸も使用できる。  フッ素
は炭化ケイ素製造に必要な温度で消散するので、フッ素
含有量をさらに低下させるための特別な処置をする必要
はないが、さらに変換する前に、US−PS  469
3878に記載されている方法によりフッ素を除去して
おくことが有利な場合がある。
【0013】本発明の方法の好ましい実施形態では、洗
浄した二酸化ケイ素を、まずボールミルまたはアトライ
ター中で粉砕ないし非凝集化する。  粉砕液として好
ましくは水を使用し、粉砕体として好ましくは二酸化ケ
イ素製の粉砕体、たとえば石英ガラス製のボール、また
は角を丸くした石英砂を使用する。  とくに好ましい
のは、「オワタ砂」の名称で知られている、粒径約1m
mの石英砂である。
【0014】金属の摩耗による汚染を防止するために、
たとえばポリウレタン製のエラストマーライニングした
ボールミルまたはアトライターを使用することが好まし
い。この粉砕ないし非凝集化の際に、核形成に必要なα
−窒化ケイ素粉末を加えることが好ましい。  それに
代えて、たとえば本発明により製造した窒化ケイ素を後
に使用するときに役立つ焼結助剤のような添加剤を加え
ることもまた、可能である。
【0015】さらに、粉砕ないし非凝集化工程を容易に
するために、通常の助剤、とくに流動化剤および消泡剤
を加えることもできる。  続いて、この分散液から既
知の方法で水を除去し、窒化ケイ素に転換するのに適し
た形にする。  脱水は、好ましくは噴霧乾燥により行
ない、より大きな凝集物が必要な場合には、続いて造粒
を行なうこともできる。
【0016】アンモニアとの反応は、原則的に、必要な
温度および滞留時間が得られ、反応物質の十分な接触が
保証されるならば、どのような反応機中でも行なうこと
ができる。  これは、実験室規模なら環状炉でよく、
工業規模ならたとえば固定床反応器、移動床反応器、流
動床反応器、レーゲン反応器、搬送反応器、ロータリー
キルンまたは渦巻き層炉が適している。  気体状の反
応剤と固体の反応剤との間の最適な交換作用および良好
な熱移動が保証されるので、渦巻き層炉がとくに好まし
い。
【0017】使用する反応器の種類に応じて、二酸化ケ
イ素を種々の粒径で使用することが有利である。  渦
巻き層には、50〜700μmの粒径が有利であり、固
定床または流動床反応器には1〜10mmの粒径が有利
である。  搬送またはレーゲン反応器、または薄層に
おける反応には、10〜200μmの粒径を有する微小
粒を使用するのが有利である。
【0018】二酸化ケイ素およびアンモニアの反応は、
炭素または炭素含有化合物を加えない場合は、式3Si
O2+4NH3  →  Si3N4+6H2Oにより
行なわれる。  「炭素または炭素含有化合物を加えな
い」とは、反応混合物が炭素を絶対含んでいてはならな
い、という意味ではなく、少量の炭素化合物が、たとえ
ば結合剤として存在してもよい。
【0019】窒化ケイ素が生成水と逆に反応するのを防
ぎ、アンモニアが水素と窒素に熱分解して損失となるの
を補償するために、アンモニアを大過剰量で使用する。
【0020】反応温度は、1200〜1700℃、好ま
しくは1400〜1600℃の範囲にえらぶ。  反応
様式および二酸化ケイ素の状態により、α−窒化ケイ素
はさまざまな粒径で得られる。  上記の様式で、二酸
化ケイ素に核形成剤としてα−窒化ケイ素粉末を二酸化
ケイ素に対して2〜10重量%の量で加え、反応期間を
比較的短く、たとえば1〜10時間にすると、高性能セ
ラミックスの製造に一般的に好ましい1μm未満の一次
粒子径を有する製品が得られる。  これに対して、核
形成剤を加えず、反応時間を長くすると、六方晶〜二ピ
ラミッド形で短プリズム状の外観を備えた、約50μm
までの大きな結晶が形成される。
【0021】本発明に従う方法の別の実施形態では、二
酸化ケイ素の、青酸または反応条件下で青酸を形成する
アンモニア−炭化水素の混合物による変換を利用してい
る。この場合に進行する反応は、理想化した反応式  
    3SiO2+6HCN  →  Si3N4+
N2+6CO+3H2 および       NH3+CH4  →  HCN+3H2
(炭素水素としてメタン)によりあらわされる。  ア
ンモニア−炭化水素の混合物を使用する場合は、炭素の
形成を防ぐため、アンモニアを過剰に使用することが好
ましい。
【0022】本発明に従う方法のさらに別の実施形態で
は、二酸化ケイ素を、炭素の存在下で、アンモニアおよ
び(または)窒素で交換する。  この場合、炭素は好
ましくはカーボンブラック、たとえばガスブラックまた
はファーネスブラックの形で使用する。  ファーネス
ブラックは比較的大量の金属化合物を含むので、金属含
有量を無害な値に下げるために、酸で洗浄するのが有利
である。  できるだけ均一な分布を達成するために、
カーボンブラックは二酸化ケイ素に、好ましくは非凝集
化の後に、ボールミルまたはアトライター中で混合し、
次いでこの混合物および場合により添加した核形成剤と
ともに、噴霧乾燥するか、または他の方法により反応に
好適な形態にする。
【0023】反応は基本的に、炭素を添加しない変換と
同じ反応器で行なうことができ、反応条件それ自体はす
でに知られている。  窒化反応が終了した後、過剰の
炭素を除去する。  これは、好ましくは渦巻き層反応
器中で、空気、酸素または酸素含有気体混合物で、また
は水素またはアンモニアで処理することにより実行する
。炭素を除去する際の温度は、酸素を使用する際は50
0〜700℃、水素では600〜1400℃、アンモニ
アでは800〜1400℃が好ましい。
【0024】本発明に従う方法のすべての実施形態にお
いて、α−窒化ケイ素は原則的に凝集体の形で生じる。   この凝集体は、セラミック原料として窒化ケイ素を
使用する前に、既知の方法で、たとえばアトライター中
で処理して粉砕することが好ましい。  粉砕体の摩耗
による好ましくない異物の混入を防ぐために、窒化ケイ
素製の粉砕体を使用することが好ましい。  この粉砕
ないし非凝集化の際に、焼結助剤および他の添加剤を混
合することも可能である。
【0025】以下に示す実施例により、本発明に従う方
法を説明する。
【0026】(実施例1)  原料の精製フッ化アルミ
ニウム製造から得た粗製二酸化ケイ素粉末を、まず95
℃で4時間、希釈した(0.6重量%)六フッ化ケイ酸
(1kgの二酸化ケイ素に対して6リットル)とともに
攪拌し、次いで濾別した。  フィルターケーキを脱イ
オン水(1kgの二酸化ケイ素に対して10リットル)
で洗浄し、乾燥させた。  この処理により、アルミニ
ウム含有量が1.5重量%から130ppm に、フッ
素含有量が4.5重量%から3.3重量%に減少した。   そのようにして得た二酸化ケイ素の比表面積は3m
2/g、粒径は0.1mm未満であった。
【0027】(実施例2)実施例1により洗浄した二酸
化ケイ素(粒径10〜100μm、比表面積3m2)9
.5kgを、核形成剤として用いた0.5kgのα−窒
化ケイ素粉末とともに、15リットルの脱イオン水に入
れ、アトライター中で、0.3kgの流動化剤(トリト
ンRX−100)および5.8kgのオタワ砂(0.8
〜1mm)とともに粉砕した。  有効粉砕時間は8時
間であった。
【0028】粉砕後、比表面積は80m2/gになった
。  分散液を噴霧乾燥し、平均粒径が200μmの顆
粒を得た。  この顆粒1gを寸法100×15×10
mmの酸化アルミニウム製のボートに入れ、アンモニア
に流している環状炉中で、大気圧および反応温度145
0℃で6時間窒化した。  投入したアンモニア量は、
二酸化ケイ素1gあたり80gになった。  生成した
窒化ケイ素は下記の特性を有していた: 一次粒子径                <1μm
α−変態の比率            >98%酸素
含有量                1.3重量%
(実施例3)実施例1により洗浄した二酸化ケイ素(粒
径10〜100μm、比表面積3m2)9.5kgを、
核形成剤として使用した0.5kgのα−窒化ケイ素粉
末とともに21.5リットルの脱イオン水に入れ、アト
ライター中で、0.5kgの流動化剤(トリトンRX−
100)および5.8kgのオタワ砂(0.8〜1.1
mm)とともに粉砕した。  有効粉砕時間は30分間
であった。   粉砕後、比表面積は30m2/gになった。  続
いて、3.8kgのガスブラック(プリンテックスRU
)を混合し、30分間粉砕した。  分散液を噴霧乾燥
し、平均粒径が200μmの顆粒を得た。この顆粒25
kgを、直径25mmの渦巻き層反応器中で、大気圧下
、窒素により1480℃で3時間窒化した。  SiO
21gあたり16gの窒素を使用した。  窒化生成物
は、一次粒子径<1μm、遊離炭素含有量が8重量%、
酸素含有量が1.2重量%であり、窒化ケイ素は98%
以上がα−変態であった。  冷却後、窒化ケイ素粉末
を渦巻き層炉中で空気とともに650℃に30分間加熱
し、残留炭素を除去した。  そのようにして得られた
窒化ケイ素粉末は下記の特性を示した: 相構成成分(X線回折)      >98%  α−
Si3N4比表面積(BET)          1
0m2/g炭素含有量合計             
 0.6重量%酸素含有量             
     1.6重量%金属性不純物        
          200ppm(実施例4)実施例
1により洗浄した二酸化ケイ素(粒径10〜100μm
、比表面積3m2)9.5kgを、核形成剤として用い
た0.5kgのα−窒化ケイ素粉末とともに15リット
ルの脱イオン水に入れ、アトライター中で、0.3kg
の流動化剤(トリトンRX−100)および5.8kg
のオタワ砂(0.8〜1.0mm)とともに粉砕した。   有効粉砕時間は30分間であった。  粉砕後、比
表面積は30m2/gになった。  分散液を噴霧乾燥
し、平均粒径が200μmの顆粒を得た。この顆粒(3
0g)を直径25mmの渦巻き層反応器中で、大気圧で
NH3:CH4=2:1により1500℃で4時間窒化
した。  SiO21gあたり20gの気体を使用した
。   窒化生成物は、一次粒子径<1μm、炭素含有量が
0.3重量%、酸素含有量が1.5重量%であり、窒化
ケイ素は98%以上がα−変態であった。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二酸化ケイ素を1200〜1700℃
    で還元窒化することによりα−窒化ケイ素粉末を製造す
    る方法において、二酸化ケイ素として、六フッ化ケイ酸
    に水酸化アルミニウムを作用させることにより生成する
    無定形の二酸化ケイ素を使用することを特徴とする方法
  2. 【請求項2】  金属化合物を除去するために、窒化に
    先立って二酸化ケイ素を酸で洗浄することを特徴とする
    請求項1の方法。
  3. 【請求項3】  酸として、希釈した六フッ化ケイ酸を
    使用することを特徴とする請求項2の方法。
  4. 【請求項4】  還元剤および窒化剤としてアンモニア
    を使用することを特徴とする請求項1〜3のいずれかの
    方法。
  5. 【請求項5】  還元剤および窒化剤として、青酸、ま
    たは炭化水素とアンモニアの気体混合物を使用すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかの方法。
  6. 【請求項6】  還元窒化を炭素ならびに窒素および(
    または)アンモニアにより行なうことを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかの方法。
  7. 【請求項7】  炭素としてガスブラックまたは洗浄し
    たファーネスブラックを使用することを特徴とする請求
    項6の方法。
  8. 【請求項8】  核形成剤として2〜10重量%のα−
    窒化ケイ素の微粉を二酸化ケイ素に混合することを特徴
    とする請求項1〜7のいずれかの方法。
  9. 【請求項9】  二酸化ケイ素の還元窒化を渦巻き層反
    応器中で行なうことを特徴とする請求項1〜8のいずれ
    かの方法。
  10. 【請求項10】  窒化に先立って、ボールミルまたは
    アトライター中で二酸化ケイ素製の粉砕体を用いて二酸
    化ケイ素を非凝集化および(または)粉砕することを特
    徴とする請求項1〜9のいずれかの方法。
  11. 【請求項11】  粉砕体として、角を丸くした石英砂
    を使用することを特徴とする請求項10の方法。
  12. 【請求項12】  二酸化ケイ素を、場合により使用す
    る核形成剤および(または)炭素とともに、水性分散液
    の噴霧乾燥により乾燥し、造粒することを特徴とする請
    求項1〜11のいずれかの方法。
  13. 【請求項13】  六フッ化ケイ酸に水酸化アルミニウ
    ムを作用させることにより生成した無定形二酸化ケイ素
    の、α−窒化ケイ素粉末の製造への使用。
JP3240807A 1990-09-26 1991-09-20 α−窒化ケイ素粉末の製造方法 Withdrawn JPH04243906A (ja)

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