JPH0424332Y2 - - Google Patents

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JPH0424332Y2
JPH0424332Y2 JP1987113959U JP11395987U JPH0424332Y2 JP H0424332 Y2 JPH0424332 Y2 JP H0424332Y2 JP 1987113959 U JP1987113959 U JP 1987113959U JP 11395987 U JP11395987 U JP 11395987U JP H0424332 Y2 JPH0424332 Y2 JP H0424332Y2
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hanging
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fitting
bolt
adjustment
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JP1987113959U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は水平調整ができるようにした空気調和
機の吊下型室外機に関するものである。
従来の技術 従来、吊下型空気調和機は分離型空気調和機の
室内機などのように比較的重量の軽いものに限ら
れていたが最近ではマンシヨンなどでの省スペー
スを図るために圧縮機などを搭載した重量のある
分離型空気調和機の室外機にも吊下型のものがみ
られるようになつてきた。
この種の従来の空気調和機の吊下型室外機は第
4図および第5図に示すように構成されている。
すなわち建物の天井面のスラブから吊下げられた
吊ボルト1を貫通する穴2を有するL字形状の吊
金具3を本体4の対向する2側面5a,5bに溶
接により固着している。
上記構成により吊ボルト1を吊金具3の片面に
設けた穴2に通してナツト6,6aおよびワツシ
ヤ7,7aで締付けることで本体4を吊下げてい
た。また本体4の水平度を調整するときは、上下
のナツト6,6aをまわし本体4が水平になる位
置まで上下いずれかのナツト6,6aを移動させ
ながら調整させるものであつた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、本体4の水平度を
調整するときにナツト6,6aをくり返しまわし
て上下の移動をさせなければならず、本体4が重
い場合、その荷重がナツト6aにかかつているた
めに一層作業が困難になるという問題点があつ
た。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
水平度の調整が容易にできる空気調和機の吊下型
室外機を提供することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、本体の
側板にナツトを固定するとともに、このナツトと
螺合する調節ボルトを備え、垂直片と保持片より
なるL状の吊金具を、その垂直片に形成した垂直
方向の長穴を調節ボルトにはめ合せることにより
とりつけ、前記吊金具の垂直片の上に重ねられ、
かつ前記調節ボルトを中心として外方へ広がり、
かつ渦巻状となつた平板状の渦巻形調整金具を設
けたものである。
作 用 この構成において、吊ボルトを保持片に螺合し
て本体のおよその位置を決め、渦巻形調整金具を
回動することにより、渦巻形調整金具の外周が保
持片を押圧して本体を上下動させて本体の水平度
を調整することとなる。
実施例 以下本考案による一実施例を第1図〜第3図に
もとづいて説明する。13は室内機(図示せず)
と冷媒配管によつて接続された室外機の本体であ
り、この本体13には、対称する位置の側板14
a,14bに吊金具15を設けている。この吊金
具15は上方よりスラブなどから吊下げられた吊
ボルト16が挿入される穴17を有した水平な保
持片18と、垂直方向に立上げられ、前記側板1
4a,14bと接合する垂直片19とによつてL
状に形成されている。
第2図において吊金具15の垂直片19には垂
直方向に長穴20を設けている。本体13の側板
14aの内側には溶接21で内ナツト22(いず
れも第3図)を設けてあり、この内ナツト22に
螺合した調節ボルト23を前記吊金具15の長穴
20に通している。この調節ボルト23の頭部と
垂直片19との間には、外方へ広がりを有して外
方端24cと内方端24dをもつ渦巻状で平板状
になつた渦巻形調整金具24を挾みこんでいる。
そして吊金具15は第3図に示すように保持片1
8に吊ボルト16を貫通させ、かつ下ナツト2
5、下ワツシヤ25aと、上ナツト26、上ワツ
シヤ26aを設けて結合し、この吊ボルト16で
本体13を保持するようにしている。
上記構成において、まず本体13の相対する両
側板の四隅に調節ボルト23と互いに係合する吊
金具15をそれぞれ設け、調節ボルト23をしつ
かりと締付けて吊金具15と渦巻形調整金具15
を固定した状態にしておく。そして吊ボルト16
を吊金具15の保持片18に結合して本体13を
大体の水平に選定しておく。この状態では高精度
の水平が抽出できないから、次に調節ボルト23
を僅かに緩めておいて、手で本体13を下方より
持ち上げて、渦巻形調整金具24を自由にしてか
ら渦巻形調整金具24を回転させる。このどちら
かの回転によつて本体13の上下の位置を高精度
に調整し保持片18の底部18aに、外方に広が
つた渦巻形調整金具24の外周端24aが当接
し、強制的に回転させることによつて、長穴20
の長さ内において上下に本体13が微量的に調節
されるのである。すなわち、垂直片19と側板1
4aは互いに接合し合つているのみであり、かつ
調節ボルト23の位置はそのままの位置であるか
ら、本体13の位置を上方へ上げたいときは本体
13を軽く手で持ち上げておいて渦巻形調整金具
24の外方端24cの方向が底部18cに当るよ
うにして(矢印A)本体13を上げ、最適の位置
で調節ボルト23を強く締付ける。また逆に本体
13を下げたいときは、内方端24dの方向に回
転して本体13を下げ調節ボルト23を強く締め
つけるのである。
この結果、吊ボルト16側では大体の水平度を
出した状態で各上下のナツト25,26を完全に
締付けた状態で微調整ができるのである。
考案の効果 前記実施例の説明より明らかなように本考案
は、水平な保持片と垂直片とからなる吊金具を備
え、前記垂直片に長穴を設けるとともに、渦巻形
調整金具を垂直片に挾みこむように調節ボルトで
締めつけ、本体を保持片側において大体の水平を
出しておき水平の微調整は渦巻形調整金具で正確
的に行なうようにしたから、室外機の本体の水平
度抽出が容易に行なえ、短時間で水平据付作業を
終らせることができ、しかも精度の高い水平度が
得られるという効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の吊下型室外機の斜
視図、第2図は同吊下型室外機の吊下部分の拡大
斜視図、第3図は同吊下型室外機の吊下部分の断
面図、第4図は従来の吊下型室外機の斜視図、第
5図は同吊下型室外機の吊下部分の拡大断面図で
ある。 13……本体、14a,14b……側板、15
……吊金具、17……穴、18……保持片、19
……垂直片、20……長穴、22……内ナツト、
23……調節ボルト、24……渦巻形調整金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 垂直方向の長穴をもつ垂直片と水平の保持片よ
    りなるL状の吊金具を本体の外側に配置するとと
    もに、前記垂直片上に渦巻形調整金具を重ね、調
    節ボルトを前記渦巻形調整金具の中心より垂直片
    の長穴を通して本体の固定ナツトに螺合し、吊金
    具に保持片を吊ボルトを結合してなる空気調和機
    の吊下型室外機。
JP1987113959U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0424332Y2 (ja)

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JP1987113959U JPH0424332Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

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Publication Number Publication Date
JPS6419843U JPS6419843U (ja) 1989-01-31
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