JPH04243307A - 並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置 - Google Patents

並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置

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Publication number
JPH04243307A
JPH04243307A JP387191A JP387191A JPH04243307A JP H04243307 A JPH04243307 A JP H04243307A JP 387191 A JP387191 A JP 387191A JP 387191 A JP387191 A JP 387191A JP H04243307 A JPH04243307 A JP H04243307A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drain
high frequency
fet
low noise
frequency low
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP387191A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihide Kadota
門田 敏秀
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SPC Electronics Corp
Original Assignee
SPC Electronics Corp
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Publication date
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Publication of JPH04243307A publication Critical patent/JPH04243307A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば衛星放送用受信
機器で使用して好適な並列増幅部切換型高周波低雑音増
幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、欧州で使用されている衛星放送の
1つでは、受信周波数帯域内で隣接するチャンネルの干
渉を防ぐため、垂直偏波と水平偏波とを用いている。
【0003】これら両偏波のうちの一方を選択して受信
する並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置として、図
6に示す如きものが提案されている。
【0004】図において、1,2は第1,第2の入力端
子、3,4はこれら第1,第2の入力端子1,2に入力
された高周波信号をそれぞれ増幅する第1,第2の高周
波低雑音増幅部、5,6は第1,第2の高周波低雑音増
幅部3,4に対してバイアス電圧を供給する第1,第2
のバイアス電圧入力端子、7は第1,第2の高周波低雑
音増幅部3,4の出力を合成する合成部、8は合成部7
の出力端に設けられた共通出力端子である。
【0005】このような従来の並列増幅部切換型高周波
低雑音増幅装置は、第1,第2の高周波低雑音増幅部3
,4のうちの一方の高周波低雑音増幅部のバイアス電圧
をオフにすることにより他方の高周波低雑音増幅部に入
力された高周波信号だけを選択して増幅し、共通出力端
子8から出力する。
【0006】これに使用する合成部7は、3dBの挿入
損失をもつことが一般に知られている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示すような従来の並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装
置では、高周波低雑音増幅部3,4で得られた利得が、
合成部7の挿入損失で失われるだけでなく、回路全体と
しての雑音指数が(挿入損失)/(利得)の値だけ加算
されるという問題点があった。
【0008】また、合成部7なしで出力端8に各高周波
低雑音増幅部3,4に無理に接続すると、バイアス電圧
をピンチオフした一方の高周波低雑音増幅部のインピー
ダンスが、他方の高周波低雑音増幅部のインピーダンス
に悪影響を与え、高周波低雑音増幅装置としての機能を
十分に活かすことができない問題点があった。
【0009】本発明の目的は、3dBの挿入損失を有す
る合成部を使用せず、しかもバイアス電圧をピンチオフ
した方の高周波低雑音増幅部のインピーダンスが他方の
高周波低雑音増幅部に悪影響を与えない構造の並列増幅
部切換型高周波低雑音増幅装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を説明すると、本発明に係る並列増幅
部切換型高周波低雑音増幅装置は、ソースが接地された
高周波低雑音増幅用の第1,第2のFET (電界効果
トランジスタ)と、前記第1,第2のFET の各ゲー
トに高周波信号を入力する第1,第2の入力端子と、前
記第1,第2のFET の各ドレインに1/4波長マイ
クロストリップラインをそれぞれ介して接続された共通
の出力端子と、前記第1,第2のFET の各ゲートに
ゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する第1,第2のゲ
ートバイアス入力回路と、前記第1,第2のFET の
各ドレインにドレインバイアス電圧をそれぞれ供給する
第1,第2のドレインバイアス入力回路とを備えてなる
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】このように高周波低雑音増幅用の第1,第2の
FET の各ドレインを1/4波長のマイクロストリッ
プラインをそれぞれ介して共通出力端子に接続すると、
各FET の各ドレイン側インピーダンスが高インピー
ダンスとなる。この作用を利用すると、バイアス電圧を
ピンチオフした一方のFET とは反対側の他方のFE
T のインピーダンスに影響を与えることなく、該他方
のFET に高周波低雑音増幅動作をさせることができ
る。
【0012】また、該他方のFET の出力側に接続さ
れているのは、1/4波長マイクロストリップラインな
ので、挿入損失の問題は無視できる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。なお、前述した図6と対応する部分は、同
一符号を付けて示している。
【0014】図1は、本発明に係る並列増幅部切換型高
周波低雑音増幅装置の一実施例を示したものである。
【0015】図において、9,10は第1,第2の高周
波低雑音増幅部3,4を構成している高周波低雑音増幅
用の第1,第2のFET であって、それぞれソースが
接地されている。11,12は第1,第2の入力端子1
,2と第1,第2のFET 9,10の各ゲート間にそ
れぞれ接続された第1,第2のゲート入力整合回路、1
3,14は第1,第2のFET 9,10の各ゲートに
ゲートバイアス電圧Vgを印加する第1,第2のゲート
バイアス電圧入力回路である。
【0016】15A,15B,16A,16Bは第1,
第2のFET 9,10の各ドレインに接続されたドレ
イン出力整合用先端開放スタブ、17,18は第1,第
2のFET 9,10の各ドレインにドレインバイアス
電圧Vdを印加する第1,第2のドレインバイアス電圧
入力回路である。
【0017】19,20は第1,第2のFET 9,1
0のドレインと共通出力端子8との間にそれぞれ接続さ
れた第1,第2の1/4波長マイクロストリップライン
、21,22は第1,第2の1/4波長マイクロストリ
ップライン19,20と共通出力端子8との間に接続さ
れた第1,第2のコンデンサである。
【0018】図2(a),(b)は、現在市販されてい
る高周波低雑音増幅用のFET にバイアス電圧入力回
路を接続して、そのドレインバイアス電圧VdをOV、
ゲートバイアス電圧Vgをピンチオフした場合のゲート
インピーダンスS11及びドレインインピーダンスS2
2を示す。なお、これらの値は、該FET の出力側に
は1/4波長マイクロストリップラインも共通出力端子
も接続されていない状態での値である。
【0019】この結果より、図2(b)のドレインイン
ピーダンスS22が衛星放送受信用周波数帯(図2・b
のマーク3〜マーク4)において低インピーダンスとな
っていることがスミスチャート上の左側に存在すること
でわかる。ここで、マーク3は11GHz、マーク4は
12GHzである。
【0020】図3(a)(b)は、図2で使用したFE
T のドレインに1/4波長マイクロストリップライン
を接続し、ゲートをピンチオフ状態にしたときのゲート
側インピーダンスS11’ 及びドレイン側インピーダ
ンスS22’ を示す。
【0021】この結果より、ドレイン側インピーダンス
S22’’は、受信周波数帯でマーク3〜マーク4とし
て示すように高インピーダンスとなっていることが、ス
ミスチャート上の右側に存在することでわかる。
【0022】この作用を利用して、図1の回路を構成す
ると、他方のFET のインピーダンスに影響を与える
ことなく、一方のFET で高周波低雑音増幅動作をさ
せることができる。
【0023】この場合、使用する方のFET のゲート
とドレインにはそれぞれ所定のバイアス電圧を与え、使
用しない方のFET のゲートにはピンチオフ電圧を与
え、ドレインにはOV電圧を与えるようにする。このよ
うにすると、両FET 9,10に与えるバイアス電圧
を切換えることで、必要なFET を選択して低雑音増
幅させることができる。
【0024】次に、本発明の応用例について図4及び図
5を参照して説明する。
【0025】図4は、共通に受信した高周波信号を例え
ば周波数帯毎に選択的に低雑音増幅する並列増幅部切換
型高周波低雑音増幅装置の例を示したものである。図に
おいて、23は共通入力端子、24,25は該共通入力
端子23から2分岐された信号経路に接続されている高
周波低雑音増幅部、26,27は該高周波低雑音増幅部
24,25を構成しているFET 、28,29は共通
入力端子23とFET 26,27を結ぶ経路にコンデ
ンサ30,31を介して接続されている1/4波長マイ
クロストリップラインである。
【0026】32,33はFET 26,27の各ゲー
トにゲートバイアス電圧を供給するゲートバイアス電圧
入力回路、34A,34B,35A,35BはFET 
26,27の各ゲートに接続されたゲート入力整合用先
端開放スタブである。
【0027】36,37はFET 26,27の各ドレ
インにドレインバイアス電圧Vdを印加するドレインバ
イアス電圧入力回路、38,39はFET26,27の
ドレインに接続されたドレイン出力整合回路、40,4
1はドレイン出力整合回路38,39の出力端に設けら
れた第1,第2の出力端子である。
【0028】このような並列増幅部切換型高周波低雑音
増幅装置は、図4のように1/4波長マイクロストリッ
プライン28,29を介して共通入力端子23にFET
 26,27を接続した場合、ドレインバイアス電圧V
dをOV、ゲートバイアス電圧Vgをピンチオフとする
と、各FET 26,27のゲート側インピーダンスS
11’ 又はS11’’は、共通入力端子23において
図3(a)のマーク3〜マーク4に示すように高インピ
ーダンスとなることが、スミスチャート上の右側に存在
することでわかる。
【0029】よって、図4のような回路構成とすること
により、他方のFETのインピーダンスに影響を与える
ことなく、一方のFET で高周波低雑音増幅させるこ
とができる。しかも、互いにFET 9,10バイアス
電圧を切換えることで、必要な出力端子24又は25を
選択して出力することができる。
【0030】図5は、図4に示す回路の出力端に通過周
波数帯域の異なる第1,第2のバンドパスフィルタ42
,43を介して図1に示す回路を接続した例を示したも
のである。
【0031】このようにすると、各FET 9,10,
26,27のバイアス電圧を切換えることで必要な周波
数帯域を選択して高周波低雑音増幅することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る並列増
幅部切換型高周波低雑音増幅装置は、高周波低雑音増幅
用の第1,第2のFET の各ドレインを1/4波長の
マイクロストリップラインをそれぞれ介して共通出力端
子に接続したので、各FET の各ドレイン側インピー
ダンスが高インピーダンスとなり、このため、バイアス
電圧をピンチオフした一方のFET とは反対側の他方
のFET のインピーダンスに影響を与えることなく、
該他方のFETに高周波低雑音増幅動作をさせることが
できる。
【0033】また、本発明では該他方のFET の出力
側に接続されているのは、1/4波長マイクロストリッ
プラインなので、挿入損失の問題を無視することができ
る。
【0034】従って、本発明によれば、2つの高周波信
号のうちのいずれか一方を、3dBの挿入損失を有する
合成部を使用せずに、第1,第2のFET のいずれか
を選択して高周波低雑音増幅することができるので、回
路の小型化が図れ、且つ回路全体としての利得及び雑音
指数の性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る増幅装置の一例のブロック回路図
である。
【図2】(a)(b)はバイアス回路を有する独立のF
ET のドレインバイアス電圧をOV、ゲートバイアス
電圧をピンチオフした時のゲートインピーダンスS11
及びドレインインピーダンスS22を示すスミスチャー
トである。
【図3】(a)(b)は図2で使用したFET のドレ
イン端子に1/4波長マイクロストリップラインを取付
けた場合のゲート側インピーダンスS11’ 及びドレ
イン側インピーダンスS22’ を示すスミスチャート
である。
【図4】本発明に係る増幅装置の応用例を示すブロック
回路図である。
【図5】本発明に係る増幅装置の他の応用例を示すブロ
ック回路図である。
【図6】従来の増幅装置を示す回路図である。
【符号の説明】
1,2          第1,第2の入力端子3,
4          第1,第2の低雑音増幅部7 
             合成部8        
      共通出力端子9,10        第
1,第2のFET 11,12      第1,第2
のゲート入力整合回路13,14      第1,第
2のゲートバイアス電圧入力回路 15A,15B  ドレイン出力整合用先端開放スタブ
16A,16B  ドレイン出力整合用先端開放スタブ
17,18      第1,第2のドレインバイアス
電圧入力回路 19,20      第1,第2の1/4波長マイク
ロストリップライン 21,22      コンデンサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ソースが接地された高周波低雑音増幅
    用の第1,第2のFETと、前記第1,第2のFET 
    の各ゲートに高周波信号を入力する第1,第2の入力端
    子と、前記第1,第2のFET の各ドレインに1/4
    波長マイクロストリップラインをそれぞれ介して接続さ
    れた共通の出力端子と、前記第1,第2のFET の各
    ゲートにゲートバイアス電圧をそれぞれ供給する第1,
    第2のゲートバイアス入力回路と、前記第1,第2のF
    ET の各ドレインにドレインバイアス電圧をそれぞれ
    供給する第1,第2のドレインバイアス入力回路とを備
    えてなる並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置。
JP387191A 1991-01-17 1991-01-17 並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置 Withdrawn JPH04243307A (ja)

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JP387191A JPH04243307A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置

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JP387191A Withdrawn JPH04243307A (ja) 1991-01-17 1991-01-17 並列増幅部切換型高周波低雑音増幅装置

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JP (1) JPH04243307A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6144259A (en) * 1998-03-18 2000-11-07 Nec Corporation Low-noise amplifier and circuit for controlling the same
JP2009010484A (ja) * 2007-06-26 2009-01-15 Mitsubishi Electric Corp マルチバンド増幅器

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US6144259A (en) * 1998-03-18 2000-11-07 Nec Corporation Low-noise amplifier and circuit for controlling the same
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Effective date: 19980514