JPH0424246A - 織機の巻径検出装置 - Google Patents

織機の巻径検出装置

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JPH0424246A
JPH0424246A JP12586490A JP12586490A JPH0424246A JP H0424246 A JPH0424246 A JP H0424246A JP 12586490 A JP12586490 A JP 12586490A JP 12586490 A JP12586490 A JP 12586490A JP H0424246 A JPH0424246 A JP H0424246A
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Michiyo Shioyama
塩山 美千代
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Tsudakoma Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、織機の巻径検出装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
電動送り出し装置や電動巻取り装置では、製織の進行と
ともに、ビームの巻径が増大または減少するため、ビー
ムの回転量制御のために巻径の検出が必要となる。
一般に、ビームの巻径(半径)Rは、たて糸の移動速度
V、ビームの回転速度Wおよび円周率πを用いて下記の
式によって表される。
■ したがって、移動速度■および回転速度Wを実測して、
上記式に代入すれば、ビームの巻径Rは計算によって求
められる。しかし、たて糸の移動速度Vは、わざわざ実
測しなくても、織機のピック数と打ち込みぎ度とから間
接的に求められる。
そこで、特開昭59−1.57354号公報の発明は、
移動速度Vを実測しないで、織機のピンク数に比例する
主軸の回転パルス数PL、打ち込み密度B、ビーム駆動
側の回転パルス数P−1回転伝達経路のギヤ比mから、
下記の式によって求めている。
〔従来技術の問題点〕
ところが、実際の制御の過程で、演算による巻径と、実
測によるビームの巻径とが異なっていることが判明した
。その原因の解析過程で、打ち込み密度が大きいか、ま
たはたて糸張力が小さいと、実際の織物となったときの
たて糸の屈曲の度合が変化し、これがたて糸の消費量に
影響していることがつきとめられた。
〔発明の目的〕
したがって、本発明の目的は、製織過程での打ち込み密
度およびたて糸張力を考慮して、ビームでの糸の巻径を
計算により正確に検出できるようにすることである。
〔発明の解決手段およびその作用〕
そこで、本発明は、ビームに巻かれた糸の巻径をビーム
の回転、織機の主軸の回転および打ち込み密度から巻径
検出器によって演算により求める過程で、巻径検出器に
よって求められた巻径を入力とする巻径補正器によって
、打ち込み密度およびたて糸張力のうち少なくともいず
れか1つをパラメータとして巻径に補正を加えることに
よって、巻径を正確に算出するようにしている。
ここで、上記の補正は、巻径補正器の内部で、例えば下
記の補正式に基づいて行われる。
R=R(aB+bT+c) ここで、補正係数a、b、cは、予め経験的に設定する
か、または回帰分析などによって実験的に設定される。
この巻径補正は、打ち込み密度Bおよび糸張力Tのうち
少な(ともいずれか1つをパラメータとして実行される
。このため、上記補正式の補正係数aおよび補正係数す
のうち、いずれか1つは、補正しないパラメータと対応
して、0として設定してもよい。
C実施例1〕 第1図は、巻径検出装置1の構成を示している。
この巻径検出装置王は、主要部として、巻径検出器2お
よび巻径補正器3を備えている。
巻径検出器2は、入力側で、織機の主軸4のパルス検出
器6、ビーム駆動用のモータ5のパルス検出器7および
打ち込み密度設定器lOに接続されている。なお、モー
タ5の回転は、減速ギヤ列8を介したて糸13の送り出
し側のビーム9に伝達される。
また、上記巻径補正器3は、入力側で、巻径検出器2の
他、打ち込み密度設定器10およびたて糸張力検出器1
1に接続されている。
巻径検出器2は、下記の式から、ビーム9でのたて糸1
3の巻径(半径)Rを算出し、巻径補正器3に送り込む
m :減速ギア比 Po :ビーム駆動側回転パルス検 出器 :織機の主軸側回転パルス数 B :打ち込み密度 ここで、巻径補正器3は、例えば下記の補正式によって
、補正巻径(補正半径)R゛を計算する。
R’  =R(aB+bT+c) a、b、c :補正係数 T:たて糸張力 ここで、補正係数a、b、cは、予め適当な値に設定し
た後、各種紐み合わせの実験を行い、重回帰分析などに
より実験的に定められる。
上記補正式で、補正係数aおよび補正係数すがともに0
以外の値であれば、打ち込み密度Bおよびたて糸張力T
の両者が補正のためのパラメータとなり、この2つのパ
ラメータについての補正が同時に行われることになる。
しかし、打ち込み密度Bおよび糸張力Tの少なくともい
ずれが1つのみをパラメータとして補正するときには、
補正しないパラメータの補正係数aまたは補正係数すを
「0」として設定すればよい。
なお、補正式は、上記以外の式でもよ(、一般には関数
f  (B、T)で表され、また関数f  (B)また
は関数f  (T)であってもよい。
C実施例2〕 第2図は、張力制御系の電動送り出し装置12に本発明
の巻径検出装置1を通用した例を示している。
たて糸13の張力は、テンションロール14の位置で、
たて糸張力検出器11の検出部15によって検出され、
張力補正器16の入力となる。ここで、張力補正器16
は、巻径補正器3がらの出力として補正巻径2R’ の
データを入力として、補正演算を行い、その出力を比較
点17に負の信号として送り込む。なお、この張力補正
器16は、たて糸張力検出器11からの張力信号を補正
巻径信号2R’ によって補正するものである。すなわ
ち、ビーム9の巻径が変化したとき、テンションロール
14に巻き掛けられたたて糸13の巻き掛は角度が変化
し、たて糸張力の検出部15に掛かるたて糸荷重の合力
方向が変化するため、たて糸張力検出器11の出力信号
は、正確なたて糸張力値を示さない。そこで、この張力
補正器16は、補正巻径信号2R’ によって、たて糸
張力検出器11からのたて糸張力を補正している。巻径
補正器3は、下記の補正器によって、補正演算を行い、
その出力を前記張力補正器16に送り込む。
2R’  =2R−f  (B、T、)この式では、目
標張力T。はパラメータとして利用されていないため、
補正は、打ち込み密度Bについてのみ実行される。
ここで、比較点17は、張力補正器16からの出力と、
張力設定器18によって設定された目標張力T0とを入
力として、その偏差に比例する信号を張力制御部19に
送り込む。したがって、張力制御部19は、駆動増幅器
20を駆動し、送り出し用のモータ5を駆動していく。
モータ5の回転は、パルスジェネレータなどのパルス検
出器7によって加え合わせ点21に速度フィードバック
信号として帰還されている。
なお、これらのたで糸13は、テンションロール14を
経て、ベルト22によって開口を形成し、開口位置で、
よこ糸23と交錯し、布24となって、ガイドロール2
5、巻取りロール26を経て、布巻ビーム27に巻き取
られていく。
〔他の実施例〕
第2図の実施例2は、送り出し用のビーム9について補
正演算を行っているが、この補正演算は、巻取り用のビ
ームについて行うこともできる。
また、補正に使用するたて糸張力は、実際に検出した張
力信号を用いてもよい。
〔発明の効果〕
本発明では、打ち込み密度およびたて糸張力のうち少な
くともいずれか1つをパラメータとして計算によって求
められた巻径に補正を加えているため、簡単な巻径演算
のもとに巻径が正確に算出でき、補正後の巻径にもとづ
く制御の特性が改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の巻径検出装置のブロック線図、第2図
は本発明の巻径検出装置を送り出し制御装置に通用した
例のブロック図である。 1・・巻径検出装置、2・・巻径検出器、3・・巻径補
正器、4・・織機の主軸、5・・モータ、6.7・・パ
ルス検出器、8・・減速ギヤ列、9・・ビーム、10・
・打ち込み密度設定器、11・・たて糸張力検出器。 特 許 出 願 人 津田駒工業株式会社代   理 
  人 弁理士 中 川 國 男第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビームに巻かれた糸の巻径を、ビームの回転、織機の主
    軸の回転および打ち込み密度から演算により求める巻径
    検出器において、上記巻径検出器によって検出された巻
    径に打ち込み密度およびたて糸張力のうち少なくともい
    ずれか1つをパラメータとして補正を加える巻径補正器
    を有することを特徴とする織機の巻径検出装置。
JP12586490A 1990-05-16 1990-05-16 織機の巻径検出装置 Expired - Fee Related JP2968305B2 (ja)

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