JPH0424210A - トラバース装置 - Google Patents
トラバース装置Info
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- JPH0424210A JPH0424210A JP12117890A JP12117890A JPH0424210A JP H0424210 A JPH0424210 A JP H0424210A JP 12117890 A JP12117890 A JP 12117890A JP 12117890 A JP12117890 A JP 12117890A JP H0424210 A JPH0424210 A JP H0424210A
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- HXZRLUTUNSQNCG-UHFFFAOYSA-N 1-[3-(2-oxoazepane-1-carbonyl)benzoyl]azepan-2-one Chemical compound C=1C=CC(C(=O)N2C(CCCCC2)=O)=CC=1C(=O)N1CCCCCC1=O HXZRLUTUNSQNCG-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は糸条の巻取装置に関するもので、特に合成繊
維の高速巻取機に関する。
維の高速巻取機に関する。
従来の技術
現在、合成繊維用巻取機のトラバース方式はスクロール
カム方式が主流である。具体的に綾振装置の全体斜視図
である第1図と、第1図のx−X断面である第2図につ
いて説明すると、表面にエンドレスのカム溝1を有する
円筒状のカム2と、カム本体の軸方向に対して平行にの
びるガイドレール3.3′と、カム溝とガイドレールと
に係合するトラバースガイド4とによって構成されてい
る。
カム方式が主流である。具体的に綾振装置の全体斜視図
である第1図と、第1図のx−X断面である第2図につ
いて説明すると、表面にエンドレスのカム溝1を有する
円筒状のカム2と、カム本体の軸方向に対して平行にの
びるガイドレール3.3′と、カム溝とガイドレールと
に係合するトラバースガイド4とによって構成されてい
る。
第3図はトラバースガイド4の正面図、第4図は全しく
側面図を示し、トラバースガイド4は糸条5を把持する
ヤーンガイド6と、ヤーンガイドを支持して上下ガイド
レール間の隙間7に係合してしゅう動するドラム部8と
、カム溝内でしゆう動するスライダ一部9と、ドラム部
とスライダー部を連結しカム表面とガイドレールに保合
してしゅう動するフランジ部10とによって構成されて
いる。
側面図を示し、トラバースガイド4は糸条5を把持する
ヤーンガイド6と、ヤーンガイドを支持して上下ガイド
レール間の隙間7に係合してしゅう動するドラム部8と
、カム溝内でしゆう動するスライダ一部9と、ドラム部
とスライダー部を連結しカム表面とガイドレールに保合
してしゅう動するフランジ部10とによって構成されて
いる。
従来、紡糸筒より溶融されて吐出される合成繊維を巻取
る速度は毎分3000〜4000mであったが、近年、
高速化が進み毎分5000〜7000mという速度に至
っている。このような高速においては、糸条の綾振り速
度も毎分600〜800mと高速になるため、折り返し
部でトラバースガイドが受ける衝撃が非常に大きくなり
トラバースガイドの寿命が著しく短くなっている。また
予備化に伴い絞振り巾が短くなってきたため同−絞振り
速度であってもトラバースガイドの折り返し回数が増加
している点も、トラバースガイドの破損をさらに加速す
る要因となっている。従来のトラバースガイドは、しゅ
う動部がナイロン12、ナイロン66や実開昭62−5
9663に示されたような平均分子量30000程度の
ナイロン6で形成されていたが、巻取速度が毎分350
0m、綾振り速度が毎分420m、絞振り中170mの
条件下でのトラバースの寿命が2〜3力月であるのに対
して、巻取速度が毎分6000m、綾振り速度毎分70
0m、絞振り中123mmの条件下では3〜4日と著し
く短い。また綾振り速度が大きくなると、ナイロン11
、ナイロン12等は全く使用に耐えない。
る速度は毎分3000〜4000mであったが、近年、
高速化が進み毎分5000〜7000mという速度に至
っている。このような高速においては、糸条の綾振り速
度も毎分600〜800mと高速になるため、折り返し
部でトラバースガイドが受ける衝撃が非常に大きくなり
トラバースガイドの寿命が著しく短くなっている。また
予備化に伴い絞振り巾が短くなってきたため同−絞振り
速度であってもトラバースガイドの折り返し回数が増加
している点も、トラバースガイドの破損をさらに加速す
る要因となっている。従来のトラバースガイドは、しゅ
う動部がナイロン12、ナイロン66や実開昭62−5
9663に示されたような平均分子量30000程度の
ナイロン6で形成されていたが、巻取速度が毎分350
0m、綾振り速度が毎分420m、絞振り中170mの
条件下でのトラバースの寿命が2〜3力月であるのに対
して、巻取速度が毎分6000m、綾振り速度毎分70
0m、絞振り中123mmの条件下では3〜4日と著し
く短い。また綾振り速度が大きくなると、ナイロン11
、ナイロン12等は全く使用に耐えない。
解決しようとする課題
前述したような従来のナイロンでは高速巻取時の衝撃や
摩擦に耐えられないために、トラバースガイドが短期間
で破壊するに至る。したがって生産においては破壊に至
る前に非常に短い周期で巻取機を停止させてトラバース
ガイドを強制交換しなければならない。またトラバース
ガイドが大量に必要となる。以上の点がコスト高の大き
な要因となっており、トラバースガイドの耐久性の向上
が強く望まれていた。そこでこの発明は、適当な材料で
トラバースガイドを形成することにより高速巻取時にお
いても長寿命で安定したトラバース装置を提供すること
をその目的とするものである。
摩擦に耐えられないために、トラバースガイドが短期間
で破壊するに至る。したがって生産においては破壊に至
る前に非常に短い周期で巻取機を停止させてトラバース
ガイドを強制交換しなければならない。またトラバース
ガイドが大量に必要となる。以上の点がコスト高の大き
な要因となっており、トラバースガイドの耐久性の向上
が強く望まれていた。そこでこの発明は、適当な材料で
トラバースガイドを形成することにより高速巻取時にお
いても長寿命で安定したトラバース装置を提供すること
をその目的とするものである。
課題を解決するための手段
この発明では前記の課題の解決のために、トラバースガ
イドを、 で表わされる分子鎖伸長側N−アシルラクタムを反応さ
せて作成した、極限粘度〔η〕が1. 8clf/g以
上のナイロン6で形成するようにしたものである。
イドを、 で表わされる分子鎖伸長側N−アシルラクタムを反応さ
せて作成した、極限粘度〔η〕が1. 8clf/g以
上のナイロン6で形成するようにしたものである。
実施例
この発明では第3図に示すトラバースガイド4を、スラ
イダ一部9、糸条を把持するヤーンガイド6を支持しガ
イドレール3,3′に係合してしゅう動するドラム部8
と、ドラム部とスライダー部とを連結してガイドレール
とカム表面に係合してしゅう動するフランジ部10とを
極限粘度〔η〕が1.8d1/g以上で、N−アシルラ
クタムを反応させて形成したナイロン6で形成されてい
る。
イダ一部9、糸条を把持するヤーンガイド6を支持しガ
イドレール3,3′に係合してしゅう動するドラム部8
と、ドラム部とスライダー部とを連結してガイドレール
とカム表面に係合してしゅう動するフランジ部10とを
極限粘度〔η〕が1.8d1/g以上で、N−アシルラ
クタムを反応させて形成したナイロン6で形成されてい
る。
尚ヤーンガイド6は糸条と接触するので、セラミックで
形成されている。
形成されている。
さらにこの実施例は、しゅう動部であるドラム部8とス
ライダ一部9と、フランジ部10とを一体成形したもの
であるが、上記しゅう動部を2つ以上の部分体に分割し
て成形し、後に一体的に組合せたものでもよい。
ライダ一部9と、フランジ部10とを一体成形したもの
であるが、上記しゅう動部を2つ以上の部分体に分割し
て成形し、後に一体的に組合せたものでもよい。
この説明は、トラバースガイドのしゅう動部を極限粘度
〔η〕が1.8d1/g以上のナイロン6で形成するこ
とを特徴とするが、成形後の極限粘度〔η〕が1.8a
/g以上でなければならない。
〔η〕が1.8d1/g以上のナイロン6で形成するこ
とを特徴とするが、成形後の極限粘度〔η〕が1.8a
/g以上でなければならない。
このように高い極限粘度〔η〕のナイロンは従来固相重
合法により長時間かけて製造する必要があり、また成形
時に極限粘度〔η〕の低下が起こるという困難な問題が
ある。こうした問題を解決するため、本発明者等は分子
鎖伸長剤N−アシルラクタムをナイロンペレットに添加
しておき、成形時に高〔η〕化することを既に提案して
いる。
合法により長時間かけて製造する必要があり、また成形
時に極限粘度〔η〕の低下が起こるという困難な問題が
ある。こうした問題を解決するため、本発明者等は分子
鎖伸長剤N−アシルラクタムをナイロンペレットに添加
しておき、成形時に高〔η〕化することを既に提案して
いる。
(特開昭64−11134号、特開平1197526号
)この提案された技術に基いてトラバースガイドを成形
すると、容易に〔η〕が1. 8d1/g以上のものが
でき、しかも従来のナイロン6と〔η〕が同一であって
も、トラバース寿命ははるかに優れているという事実が
判明した。
)この提案された技術に基いてトラバースガイドを成形
すると、容易に〔η〕が1. 8d1/g以上のものが
でき、しかも従来のナイロン6と〔η〕が同一であって
も、トラバース寿命ははるかに優れているという事実が
判明した。
なお極限粘度〔η〕は35℃、メタクレゾール中にて求
めたものである。〔η〕と数平均分子量Mnとの間には Mn=15.8X103X [77)”3の関係(ライ
ムシュエラセル、デーゲ著、ジャーナル オブ ポリマ
ーサイエンス、パートA−IVo19.2343頁、1
971年)が報告されている。従ってこの発明にいう〔
η〕が1.8d1/g以上とは数平均分子量に換算する
と38800以上ということになる。
めたものである。〔η〕と数平均分子量Mnとの間には Mn=15.8X103X [77)”3の関係(ライ
ムシュエラセル、デーゲ著、ジャーナル オブ ポリマ
ーサイエンス、パートA−IVo19.2343頁、1
971年)が報告されている。従ってこの発明にいう〔
η〕が1.8d1/g以上とは数平均分子量に換算する
と38800以上ということになる。
この発明では〔η〕はl 8a/g以上をその特徴と
しているが、好適には、成形後の〔η〕が2.0〜3.
0dl/gのものが用いられる。
しているが、好適には、成形後の〔η〕が2.0〜3.
0dl/gのものが用いられる。
またナイロン6は、次の条件を満足させるものであるこ
とがさらに望ましい。
とがさらに望ましい。
即ち C(NHり、C(COOH)を夫々グラム当量/
106グラムを単位とする末端アミノ基量、末端カルボ
キシル基量とするとき、 (b) C(NH,)−C(COOH)>20(c)
C(NHz) <85 第1表はしゅう動部を各種のナイロンで一体成形したト
ラバースガイドを綾振り速度毎分700m、w!振り巾
123m+の条件下で運転した場合の材質とトラバース
ガイドの寿命を示したものである。
106グラムを単位とする末端アミノ基量、末端カルボ
キシル基量とするとき、 (b) C(NH,)−C(COOH)>20(c)
C(NHz) <85 第1表はしゅう動部を各種のナイロンで一体成形したト
ラバースガイドを綾振り速度毎分700m、w!振り巾
123m+の条件下で運転した場合の材質とトラバース
ガイドの寿命を示したものである。
(表 1)
ナイロンの種類
ナイロン6
高〔η〕化化法法極限粘度
従来法 1.2
1、 6
1.8
2.0
N−7ノルラクタム 法(1)1.6
1 、 8
2、 0
2、 5
1 、 6
1 、 8
1 、 9
2.4
1 、 6
1 、 8
2、 0
2、 4
1 、 5
1 、 7
N−7ンルラクタム 法(2)
N−7ンルラクタム 法(3)
N−7ンルラクタム 法(4)
ナイロンの種類
ナイロン6
ナイロン11
ナイロン12
ナイロン46
ナイロン66
高〔η〕化化法
法−7シルラクタム 法(4)
極限粘度〔η〕 寿 命
2.0 12
2.5 15
1.11
1、 3 1. 5
1.83
1.32
(表1 終了)
尚この表1において、従来法といっているのは、溶融重
合法或は固相重合法をさしている。
合法或は固相重合法をさしている。
この表1によると、トラバースガイドの寿命は、ナイロ
ン6が他のナイロン11,12,46.66に比較して
長く、さらにナイロン6の中でも極限粘度〔η〕が1.
8d/g以上になると、著しく寿命が延長されている。
ン6が他のナイロン11,12,46.66に比較して
長く、さらにナイロン6の中でも極限粘度〔η〕が1.
8d/g以上になると、著しく寿命が延長されている。
特にN−アシルラクタム法により高〔η〕化した場合、
寿命は著しく延長されている。
寿命は著しく延長されている。
化学式で示せば、
n= −+CH2h「
n=2
Nシアルラクタムの(1)〜(4)の何れにおいても、
ベースナイロンの〔η〕は1.4dl/g末端 NH,
基 67グラム当量/106グラム末端 C0OH基
16グラム当量/106グラムのものを使用した。ま
た〔η〕はそれぞれの分子鎖伸長剤の添加量(wt7%
)をo、 so、 o。
ベースナイロンの〔η〕は1.4dl/g末端 NH,
基 67グラム当量/106グラム末端 C0OH基
16グラム当量/106グラムのものを使用した。ま
た〔η〕はそれぞれの分子鎖伸長剤の添加量(wt7%
)をo、 so、 o。
8B、1.0,1.2と変えておりこれが多いほど〔η
〕は大きくなっている。
〕は大きくなっている。
剤添加量はペースチップに対するwt%である。
次にNアシルラクタム法(2)と表しであるのは、N、
N’ −イソフタロイルビス−ε−カプロラクタム使用
であって、これは(a)式においてNアシルラクタム法
(1)の場合と同じである。
N’ −イソフタロイルビス−ε−カプロラクタム使用
であって、これは(a)式においてNアシルラクタム法
(1)の場合と同じである。
又、Nアシルラクタム法(3)と表しているのはN、N
’ −アジポイルビス−ε−カプロラクタム使用であっ
て、これは Xは−←CH2+−r−となり、R,nは上記の(1)
(2)の場合と同じである。
’ −アジポイルビス−ε−カプロラクタム使用であっ
て、これは Xは−←CH2+−r−となり、R,nは上記の(1)
(2)の場合と同じである。
さらにNアシルラクタム法(4)と表しているのは、N
、N’ −テレフタロイルビス−δ−バレロラクタム使
用であって、 Rは−CCH2+−r−となり、X、 nは(1)の
場合と同じである。
、N’ −テレフタロイルビス−δ−バレロラクタム使
用であって、 Rは−CCH2+−r−となり、X、 nは(1)の
場合と同じである。
効果
この発明のトラバースガイドはしゅう動部が、ナイロン
11、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン66や極
限粘度が1.6dl/g以下のナイロン6との比較は勿
論、同じ極限粘度のナイロン6であっても、Nアシルラ
クタム法で形成したものでないナイロン6と比較すると
寿命が大巾に延長され、長寿命で安定したトラバース装
置を提供することができた。
11、ナイロン12、ナイロン46、ナイロン66や極
限粘度が1.6dl/g以下のナイロン6との比較は勿
論、同じ極限粘度のナイロン6であっても、Nアシルラ
クタム法で形成したものでないナイロン6と比較すると
寿命が大巾に延長され、長寿命で安定したトラバース装
置を提供することができた。
第1図はトラバース装置の全体斜視図、第2図は第1図
のX−X断面図、第3図はトラバースガイドの正面図、
第4図は同じく側面図である。 符号の説明 1・・・カム溝 2・・・カム本体3.3
′・・・ガイドレール 4・・・トラバースガイド 5・・・糸条6・・・ヤ
ーンガイド 7・・・ガイドレール隙間8・・・ドラ
ム部 9・・・スライダ一部10・・・フランジ
部 第1図 第2図
のX−X断面図、第3図はトラバースガイドの正面図、
第4図は同じく側面図である。 符号の説明 1・・・カム溝 2・・・カム本体3.3
′・・・ガイドレール 4・・・トラバースガイド 5・・・糸条6・・・ヤ
ーンガイド 7・・・ガイドレール隙間8・・・ドラ
ム部 9・・・スライダ一部10・・・フランジ
部 第1図 第2図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 エンドレスのカム溝を有する円筒状のカムと、該カムの
軸方向に対して平行にのびるガイドレールと、該カム溝
と該ガイドレールとに係合して糸条を綾振るトラバース
ガイドとに依って構成されるトラバース装置において、
該トラバースガイドの摺動部が、下記(a)式で表わさ
れる分子鎖伸長剤N−アシルラクタムを反応させて作成
した、極限粘度〔η〕が1.8dl/g以上のナイロン
6で形成されていることを特徴とするトラバース装置。 但し、(a)式中のXはアルキル基或は芳香族基、Rは
アルキル基、nは2以上の整数;又極限粘度〔η〕は3
5℃のメタクレゾール中で測定したものとする。 (a)▲数式、化学式、表等があります▼
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12117890A JPH0424210A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | トラバース装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12117890A JPH0424210A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | トラバース装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424210A true JPH0424210A (ja) | 1992-01-28 |
Family
ID=14804782
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12117890A Pending JPH0424210A (ja) | 1990-05-14 | 1990-05-14 | トラバース装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424210A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5446631A (en) * | 1992-12-28 | 1995-08-29 | Ichikoh Industries, Inc. | Device for confirming optical-axis adjustment of automotive headlamp |
KR100583041B1 (ko) * | 2000-01-20 | 2006-05-24 | 주식회사 효성 | 내구성이 우수한 트래버스가이드 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5244945A (en) * | 1975-10-07 | 1977-04-08 | Kajima Corp | Apparatus to attenuate abnormal potential induced in crane |
JPS5753169A (en) * | 1980-09-17 | 1982-03-30 | Mitsubishi Electric Corp | Bit discriminating circuit |
JPS62140978A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-24 | Teijin Ltd | 強化トラバ−スガイド |
JPS6259663B2 (ja) * | 1979-09-12 | 1987-12-11 | Siemens Ag | |
JPH01197526A (ja) * | 1988-02-02 | 1989-08-09 | Teijin Ltd | 超高分子量ポリアミド成形体の製造方法 |
-
1990
- 1990-05-14 JP JP12117890A patent/JPH0424210A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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