JPH04242053A - 陰極線管用ガラスパネル - Google Patents

陰極線管用ガラスパネル

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Publication number
JPH04242053A
JPH04242053A JP1375091A JP1375091A JPH04242053A JP H04242053 A JPH04242053 A JP H04242053A JP 1375091 A JP1375091 A JP 1375091A JP 1375091 A JP1375091 A JP 1375091A JP H04242053 A JPH04242053 A JP H04242053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
ray tube
cathode ray
face
skirt
Prior art date
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Pending
Application number
JP1375091A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuharu Kikuchi
菊池 光治
Hajime Makio
槙尾 肇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Glass Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Glass Co Ltd filed Critical Nippon Electric Glass Co Ltd
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  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、民生用の陰極線管に用
いられるガラスパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】陰極線管のガラスバルブは図2に示す様
にパネル10とそれに連なるファンネル11及びネック
管12より構成されている。更に、民生用の陰極線管の
場合、パネル10は、有効画面の短辺と長辺との寸法比
率が一般的に約3:4のフェース部10aと該フェース
部10aの全周に亘って形成されたスカート部10bか
らなり、スカート10bの接合端面10cを介してフリ
ットシールによりファンネル11と接合されている。
【0003】ところで、近年においては、ダイナミック
な映像を得られる大型テレビジョンに注目が集められ、
その普及率も目覚ましいものとなっているが、一般に従
来の対角外径が600mm以上の大型のパネル10にあ
っては、その形状は以下のようになっていた。即ち、図
3にパネル10の対角線軸における断面図で示すように
、パネル10の対角外径をD、パネル10のフェース部
10a外表面上の中心点Oからスカート部10bの接合
端面10cまでの管軸方向高さをH、パネル10の対角
線軸端部におけるフェース部10aよりスカート部10
bへ移行する外表面のブレンド半径の中心点ROからス
カート部10bの接合端面10cまでの管軸方向高さを
Lとするとき、従来のパネル10はL/Hが0.40〜
0.59,L/Dが0.060〜0.080の範囲にあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のパネ
ル10にあってはフェース部10aの外表面の曲率半径
が小さく、結果としてフェース部10aの中心点O付近
と、スカート部10bへ移行する周辺部との管軸方向の
落差が特に対角線軸では大きくなり、フェース部10a
の中心点O付近が突出した外観を呈し、見苦しいという
問題がある。また、パネル10の前方で、フェース部1
0aの中心点O付近から離れた側方からフェース部10
aを見ると、映像が見えにくいという問題もありこれら
外観上、視覚上の問題点はパネル10が大型になる程著
しいものとなる。この問題点の解消のためには、球面状
にあるフェース部10aの外表面の曲率半径を増大させ
て、極力平坦化すればよいが、しかるに、先記した寸法
比率の範囲内にある従来のパネル10にあっては、単に
、フェース部10aの外表面の曲率半径を増大させて、
平坦化すると、陰極線管のガラスバルブとして必要な機
械的強度が劣化するという問題が生じる。即ち、上記従
来のパネル10のフェース部10aを平坦化したガラス
バルブにあっては、陰極線管の製造工程での真空処理時
に、パネル10とファンネル11とのフリットシール部
に破損が生じる。通常、バルブの真空処理時にはフリッ
トシール部を含めたパネル10のスカート部10bに、
真空による外部大気圧の応力が集中し、このために該部
分に応力歪が発生して破損を引き起こす。この問題点に
対しては、例えばスカート部10bの肉厚を厚くするこ
とが試みられるが、これは、パネル10の重量を増加さ
せることになり、作業性、経済性の面で好ましくなく、
更には、フェース部10aにおける有効画面領域の確保
ができないという新たな問題が生じる。
【0005】斯様に従来の大型の陰極線管用ガラスパネ
ルには、外観上、視覚上、強度上の様々な問題点がある
【0006】従って、本発明の目的とするところは、対
角外径が600mm以上である大型の陰極線管用ガラス
パネルにおいて、パネルのフェース部が平坦化でき、且
つまた十分な機械的強度を有する陰極線管用ガラスパネ
ルを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題及び
目的に鑑みてなされたもので、パネルの有効画面の短辺
と長辺との寸法比率が0.675〜0.825の長方形
のフェース部と、ファンネルに接合されるための接合端
面を有するスカート部を前記フェース部の全周に亘って
備え、対角外径が600mm以上の寸法を有してなる陰
極線管用ガラスパネルにおいて、前記パネルの対角外径
をD、前記パネルのフェース部外表面上の中心点から前
記スカート部の接合端面までの管軸方向高さをH、前記
パネルの対角線軸端部におけるフェース部よりスカート
部へ移行する外表面のブレンド半径の中心点から前記ス
カート部の接合端面までの管軸方向高さをLとするとき
、D、H、Lが、0.60<L/H且つ0.090<L
/Dの条件を満足してなることを特徴とする陰極線管用
ガラスパネルである。
【0008】
【作用】本発明の陰極線管用ガラスパネルによれば、上
記の構成により、パネルのフェース部外表面の曲率半径
が大となり、また、スカート部の長さが長くなるため、
従来のパネルに比べてパネルのフェース部を大巾に平坦
化でき、且つスカート部に集中する応力歪の発生が減少
し十分な機械的強度を備えることができる。
【0009】尚、本発明において、スカート部の高さに
ついて対角線軸を基準としているが、これは、長軸、短
軸に比べて対角線軸がフェース部の中心点に対する管軸
方向の落差が大きく、そのため平坦化の目安とされるた
めである。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図1を参照して説明する
【0011】図1は本実施例の陰極線管用ガラスパネル
20の対角線軸における断面図であり、20aはフェー
ス部、20bはスカート部、20cは接合端面である。
【0012】本実施例の陰極線管用ガラスパネル20は
、パネル20の有効画面の短辺が405.6mm、長辺
が540.8mmのフェース部20aを有し、パネル2
0の対角外径Dが724.0mm、パネル20の外表面
上の中心点Oからスカート部20bの接合端面20cま
での管軸方向高さHが111.0mm、パネル20の対
角線軸端部におけるフェース部20aよりスカート部2
0bへ移行する外表面のブレンド半径の中心点ROから
スカート部20bの接合端面20cまでの管軸方向高さ
Lが73.0mmであって、フェース部20aの外表面
の対角線軸における平均曲率を2440.0mmとして
構成してある。従って、L/Hが0.66且つL/Dが
0.10なる寸法比率を有しており、かかる陰極線管用
ガラスパネル20はフェース部20aが平坦化されたも
のになっている。
【0013】前記本実施例の陰極線管用ガラスパネル2
0の強度試験として、比較品との比較を行った。比較品
のパネルとしては、H=91.0mm、L=53.0m
mの寸法を有し、パネルの有効画面の短辺、長辺、パネ
ルの対角外径D及びフェース部の外表面の対角線軸にお
ける平均曲率については、本実施例のパネル20と同じ
ものを用いた。そして、本実施例のパネル20と比較品
のパネルの各々にファンネル、ネック管を接合してバル
ブとして組み立てた後、両パネルのファンネルとのフリ
ットシール部を含むスカート部に複数個のストレインゲ
ージを貼設し、しかる後、通常のチューブ製造工程にお
いて行われるバルブ内の真空処理を行った。その結果、
比較品のパネルのスカート部での最大真空応力は93k
g/cm2 (1320psi)であったのに対し、本
実施例のパネル20では54kg/cm2 (770p
si)となり、従来に比べて約40%の大巾な応力歪の
低減ができた。この事は、本発明の陰極線管用ガラスパ
ネルが十分な機械的強度を有することを示している。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の陰極線管
線用ガラスパネルによれば、大型のパネルにおいて、そ
のフェース部外表面の曲率を増大させて大巾な平坦化を
達成できるので、パネル自体が良好な外観を呈すると共
に角度によって映像が見にくくならず、更に、従来、フ
ェース部の平坦化を困難にしていた平坦化に伴うパネル
の機械的強度の劣化に対しても最大の真空応力の加わる
スカート部の機械的強度を高めて該部分に発生する応力
歪みを減少させることによってパネルの破損発生率を著
しく低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる陰極線管用ガラスパネルの対角
線軸における断面図である。
【図2】陰極線管のバルブを示す斜視図である。
【図3】図2における従来の陰極線管用ガラスパネルの
対角線軸における断面図である。
【符号の説明】
10  陰極線管用ガラスパネル 10a  フェース部 10b  スカート部 10c  接合端面 20  陰極線管用ガラスパネル 20a  フェース部 20b  スカート部 20c  接合端面 D  陰極線管用ガラスパネルの対角外径O  陰極線
管用ガラスパネルの外表面上の中心線H  中心点Oか
らスカート部の接合端面までの管軸方向高さ RO  陰極線管用ガラスパネルの対角線軸端部におけ
るフェース部よりスカート部へ移行する外表面のブレン
ド半径の中心点 L  中心点ROからスカート部の接合端面までの管軸
方向高さ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  パネルの有効画面の短辺と長辺との寸
    法比率が0.675〜0.825の長方形のフェース部
    と、ファンネルに接合されるための接合端面を有するス
    カート部を前記フェース部の全周に亘って備え、対角外
    径が600mm以上の寸法を有してなる陰極線管用ガラ
    スパネルにおいて、前記パネルの対角外径をD、 前記
    パネルのフェース部外表面上の中心点から前記スカート
    部の接合端面までの管軸方向高さをH、前記パネルの対
    角線軸端部におけるフェース部よりスカート部へ移行す
    る外表面のブレンド半径の中心点から前記スカート部の
    接合端面までの管軸方向高さをLとするとき、D,H,
    Lが、0.60<L/H且つ0.090<L/Dの条件
    を満足してなることを特徴とする陰極線管用ガラスパネ
    ル。
JP1375091A 1991-01-11 1991-01-11 陰極線管用ガラスパネル Pending JPH04242053A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068969A1 (fr) * 1999-05-10 2000-11-16 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Ampoule en verre de tube cathodique

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068969A1 (fr) * 1999-05-10 2000-11-16 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Ampoule en verre de tube cathodique
US6597099B1 (en) 1999-05-10 2003-07-22 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Glass bulb for cathode-ray tube
US6940229B2 (en) 1999-05-10 2005-09-06 Nippon Electric Glass Co., Ltd. Glass bulb for cathode ray tube

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