JPH04241635A - 多重スキャンパス制御方式 - Google Patents

多重スキャンパス制御方式

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JPH04241635A
JPH04241635A JP3002510A JP251091A JPH04241635A JP H04241635 A JPH04241635 A JP H04241635A JP 3002510 A JP3002510 A JP 3002510A JP 251091 A JP251091 A JP 251091A JP H04241635 A JPH04241635 A JP H04241635A
Authority
JP
Japan
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scan
control signal
written
buffer memory
shift
Prior art date
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Pending
Application number
JP3002510A
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English (en)
Inventor
Katsuaki Owada
大和田克明
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH04241635A publication Critical patent/JPH04241635A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多重スキャンパス制御方
式に関し、特にマルチプロセッサ構成システムにおいて
使用されているマルチプロセッサの動作が正常であるか
否かを診断するときに使用する多重スキャンパス制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種のコンピュータのハードウェ
アの試験の容易性およびアベイラビリティを向上させる
ため、ハードウェアの数をあまり増加させることなく、
数値の内容の記憶、あるいは、記憶された数値の取出し
を容易に行うことができるスキャンパスがプロセッサに
組み込まれプロセッサ内の状態の解析に使用される場合
が増加している。
【0003】図4はスキャンパスの一例を示すブロック
図である。スキャンパスはn個のフリップフロップ(F
F)1a,1b,…1n−1,1nを持っており、これ
らのフリップフロップのそれぞれはプロセッサ10に組
み込まれており、通常は、それぞれのフリップフロップ
はプロセッサ10内の予め決められた部分の動作状態を
それぞれ独立して記憶している。これらのフリップフロ
ップ1a,1b,…1n−1,1nには制御信号として
のシフトモード信号SF1を加える線路があり、たとえ
ば、シフトモード信号SF1が論理″0″であるときに
はこれらそれぞれのフリップフロップは前述した動作を
行なうが、シフトモード信号SF1として″1″がこれ
らのフリップフロップに加えられたときには、これらフ
リップフロップ相互間をシリアルに結線してある線路を
介してシリアル接続のシフトレジスタとして動作するよ
うになる。
【0004】すなわち、これらのフリップフロップはプ
ロセッサ10の状態を入力する動作を中止し、外部から
の図示されていないクロック信号がこれらフリップフロ
ップのそれぞれに加えられる毎にそれぞれのフリップフ
ロップに記憶されていた状態(″0″または″1″)を
右隣りのフリップフロップにシフトする。従って、シフ
トモード信号SF1が″1″である状態が続いていると
き、クロック信号がn個加えられると、それまでに各フ
リップフロップ1n,1n−1,…1b,1aに記憶さ
れていた内容がこの時刻順に出力信号SO1として出力
される。すなわち、SF1が″1″となる直前の″0″
であったときのプロセッサ10の状態を外部へ読み出す
ことができる。
【0005】また、このようにSF1が″1″であると
きスキャンパスに入力信号S11が加えられるとクロッ
ク信号が加えられる毎にフリップフロップ1aに入力さ
れてから順次右隣りのフリップフロップへクロック数だ
け進むことになる。
【0006】従って、シフトモード信号SF1を″1″
とし、入力信号SF1としてnビットの信号を入力して
おき、シフトモード信号SF1を″0″とすれば各フリ
ップフロップにそれぞれ入力信号に応じた状態が記憶さ
れ、この状態で各フリップフロップ1a,1b,…1n
−1,1nに記憶されていた状態がプロセッサ10に読
み込まれる、すなわち外部からプロセッサ10の状態を
変更することもできる。
【0007】従来、このようなスキャンパスをそれぞれ
内蔵した複数個のプロセッサで構成されたマルチプロセ
ッサシステムでは、通常、診断プロセッサがこれらスキ
ャンパスを内蔵しているプロセッサの制御を行っている
【0008】図5はこのような従来のマルチプロセッサ
システムの一例を示すブロック図である。
【0009】プロセッサ(MPI)3とプロセッサ(M
PO)4とメインメモリ(MM)5および診断プロセッ
サ(DGP)6は互いにバス2を介して接続されている
。プロセッサ3と4はそれぞれシフトパスインタフェー
ス1Sと2Sとを持っており、これらのシフトパスイン
ターフェース1Sと2Sの内の何れか一つがスイッチ7
によって診断プロセッサ6の持つシフトパス3Sに切替
え接続される。
【0010】通常、システムが異常状態になったとき、
診断プロセッサ6はシフトパス3Sを介してプロセッサ
3または4の内の何れか一方の内容を読み出し、続いて
他方のプロセッサの内容を読み出して順次異常状態の内
容の原因解析を行っている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の多重ス
キャンパス制御方式では、診断プロセッサ6が各プロセ
ッサの内のたとえばプロセッサ3内の状態をシリアルに
読み出し異状状態の原因を解析し、続いて、プロセッサ
4内の状態についての内容の読み出しを行い、異常状態
の解析を行うというように、時系列的に順次対象とする
プロセッサの内容を一つづつ、診断し異常の原因につい
て解析を行うので診断プロセッサのオーバヘッドが大き
くなり上述した異常状態の原因の解析に長い時間を必要
とする欠点があった。
【0012】また、シフトパスを用いて複数のプロセッ
サに初期値としての共通データを与える場合にも、対象
とするプロセッサに対して一度に一つづつのプロセッサ
に初期値を与えることをプロセッサの数だけ繰り返し行
っているために対象となるプロセッサの数が多くなれば
その数に比例した初期値記憶のための処理時間が増加す
るという欠点があった。
【0013】本発明の目的は、スキャンパスを有する複
数のプロセッサの動作状態を従来よりも少ないオーバヘ
ッドで同時に並行して読み出すことができ、また複数の
上述のプロセッサに従来よりも少ないオーバヘッドで並
行して初期値を与えることができる多重スキャンパス制
御方式を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】同一の記憶容量を持つス
キャンパスを有する複数のプロセッサの動作状態を前記
スキャンパスから検出し、また前記スキャンパスを介し
てこれらプロセッサを修正した状態に設定する多重スキ
ャンパス制御方式において、前記各プロセッサにそれぞ
れ1対1に対応し前記スキャンパスの記憶容量より大で
ない記憶容量を有するスキャンレジスタと、前記スキャ
ンパスの記憶容量と同一の記憶容量を有しかつ前記スキ
ャンレジスタに1対1に対応し前記対応するスキャンレ
ジスタの入力側と外部記憶装置に出力が接続されたスキ
ャンバッファメモリと、前記各スキャンバッファメモリ
に1対1に対応し前記外部の記憶装置からの出力と前記
対応するスキャンバッファメモリに対応する前記スキャ
ンレジスタの出力との内の何れか一方を選択信号により
制御されて前記対応するスキャンバッファメモリの入力
に接続する選択回路と、連結動作制御信号が加えられた
とき前記スキャンレジスタを直列に接続しかつ個別動作
制御信号が加えられたとき前記直列に接続されたときの
入力端となるスキャンレジスタを除く他のスキャンレジ
スタの入力側にそれぞれ対応するプロセッサのスキャン
パスの出力を接続する第1の手段と、前記連結動作制御
信号が加えられたとき前記プロセッサのスキャンパスを
直列に接続しかつ前記個別動作制御信号が加えられたと
き前記スキャンパスが直列に接続されたときに入力端と
なるスキャンパスを除いた前記各スキャンパスの入力側
に前記スキャンパスに対応する前記スキャンレジスタの
出力を接続する第2の手段と、前記連結動作制御信号が
加えられたとき直列に接続される前記スキャンレジスタ
の出力端が前記連結動作制御信号が加えられたとき直列
に接続される前記プロセッサのスキャンパスの入力端と
が常時接続されておりかつ前記直列に接続されたスキャ
ンパスの出力端が前記直列に接続されたスキャンレジス
タの入力端に常時接続されている前記複数のプロセッサ
と、外部からのシフトモードセットソフトウェア命令が
加えられたときその内容に応じて前記選択信号と前記連
結動作制御信号または前記個別動作制御信号の内の何れ
か一方を出力し前記連結動作制御信号を出力しており前
記シフトモードセットソフトウェア命令に続くシフトイ
ン命令が外部から加えられたとき前記シフトイン命令の
内容に応じて外部メモリから前記スキャンレジスタの記
憶容量と等しいビット数単位で記憶内容を読み出し予め
決められた順序で順次前記各スキャンバッファメモリの
記憶容量が一杯になるまで前記スキャンバッファメモリ
に繰り返し書き込むインタリーブ制御信号とそれに続い
て前記スキャンバッファメモリに書き込まれた内容を前
記各スキャンバッファメモリから記憶内容を前記スキャ
ンレジスタの記憶容量単位で同時に読み出し前記各スキ
ャンバッファメモリにそれぞれ対応するスキャンレジス
タに書き込み前記スキャンパスにシフトインし前記スキ
ャンパスのすべてにシフトインされるまで繰り返し出力
する制御信号を生成し前記個別動作制御信号を出力して
いるときには前記シフトモードセットソフトウェア命令
に続くシフトイン命令が外部から加えらると前記シフト
モードソフトウェア命令によって指定された前記スキャ
ンバッファメモリに前記外部メモリから読み出した内容
を書き込む制御信号と前記スキャンバッファメモリに対
応するスキャンレジスタに前記スキャンバッファメモリ
に記憶された内容を読み出して記憶し前記スキャンレジ
スタに対応する前記スキャンパスにシフトインする制御
信号を生成し前記シフトモードセットソフトウェア命令
に対応して前記連結動作制御信号が出力されており続い
てシフトアウト命令が外部から加えられたときには前記
シフトアウト命令に応じて前記スキャンパスに記憶され
た内容を直列に連結されたスキャンレジスタの合計の容
量分づつ前記スキャンレジスタに書き込み続いて前記各
スキャレジスタに書き込まれた内容をそれぞれ前記スキ
ャンレジスタに対応する前記スキャンバッファメモリに
同時に書き込み前記スキャンパスの内容がすべて前記ス
キャンバッファメモリに書き込まれるまで制御する信号
と続いて前記スキャンバッファメモリに書き込まれた内
容を予め決められた順序で前記スキャンレジスタの記憶
容量に等しいビット数づつ順次読み出し前記外部メモリ
に書き込み前記スキャンバッファメモリに書き込まれた
内容をすべて読み出すまで繰り返し出力するインタリー
ブ制御信号を生成し前記シフトモードセットソフトウェ
ア命令に対応して前記個別動作信号が出力されており続
いてシフトアウト命令が外部から加えられたとき前記シ
フトモードセットソフトウェア命令によって指定された
前記各スキャンパスの記憶している内容を前記スキャン
パスに対応する前記各スキャンレジスタに同時に書き込
み続いて前記各スキャンレジスタに対応する前記各スキ
ャンバッファメモリに前記各スキャンレジスタに書き込
まれた内容を書き込み前記スキャンパスに記憶された内
容がすべて前記各スキャンバッファメモリに書き込まれ
るまでを制御する制御信号と続いて前記各スキャンバッ
ファメモリに書き込まれた内容を同時に読み出し前記シ
フトモードセットソフトウェア命令によって指定された
前記外部メモリの記憶場所にそれぞれ同時に書込む制御
信号を生成する第3の手段とを備えている。
【0015】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明する
【0016】図1は本発明の一実施例のブロック図、図
2(A),(B)および(C)は図1のスキャンバッフ
ァメモリと主メモリの内容の関係の一例を示す説明図、
図3は図1の診断プロセッサに対する命令の構成の一例
を示す説明図である。
【0017】図1の実施例において、スキャンパスを有
するプロセッサ10と20の状態を診断するときにはそ
れぞれ対応するスキャンレジスタ12と22とに一旦、
プロセッサ10と20の動作状態の情報が読み出され、
スキャンバッファメモリ11と21にこの情報が一旦書
き込まれてからバス2を介して主メモリ5に書き込まれ
る。また、主メモリ5に予め書き込まれている状態をプ
ロセッサ10および20にセットしてプロセッサ10と
20の状態を変更したい場合には、診断プロセッサ6か
らの制御命令に応じて、主メモリ5に格納されている情
報を一旦スキャンバッファメモリ11および21に記憶
しておき、これらの情報をスキャンレジスタ12および
22によって読み出し、プロセッサ10と20とにこれ
らのプロセッサ10と20が持つスキャンパスを介して
入力する。
【0018】まず、主メモリ5のエリアAに記憶されて
いる情報をプロセッサ10と20との持つスキャンパス
に転送し、これらのプロセッサ10と20の状態をメモ
リ5のエリアAに記憶されていた情報に対応した状態に
設定する場合についての動作を説明する。まず、主メモ
リ5のエリアAに所望の情報を記憶しておく。
【0019】診断プロセッサ6からのシフトモードセッ
トソフトウェア命令がバス2を介して信号線300を通
りシフト動作制御回路31に加えられると、シフト動作
制御回路31がそのソフトウェア命令を解釈し、モード
レジスタ32を制御してMD(0),MD(1)および
MD(2)の4ビット構成のモードレジスタ32の各ビ
ットの内、MD(0)を″0″に、MD(1)を2進数
の11に、MD(2)を″0″にセットする。
【0020】ここで、MD(0)はスキャンパス切替回
路14と24に対する切替制御信号であり、MD(0)
=″0″である場合には、スキャンパス切替回路14は
プロセッサ10からのスキャンパスのシフトアウト信号
SO1をスキャンレジスタ12のシフトイン信号SO1
1として接続し、スキャンパス切替回路24はスキャン
レジスタ22からのシフトアウト信号SI2をプロセッ
サ20のスキャンパスのシフトイン信号SI22として
接続する。すなわち、MD(0)は個別動作制御信号と
して動作し、プロセッサ10と20とは個別にそれぞれ
スキャンレジスタ12と22に個別に接続された個別モ
ードとなる。
【0021】一方、MD(0)=″1″である場合には
、スキャンパス切替回路14はスキャンレジスタ22の
シフトアウト信号SI2をスキャンレジスタ12のシフ
トイン信号として接続し、スキャンパス切替回路24は
プロセッサ10のスキャンパスからのシフトアウト信号
SO1をプロセッサ20のスキャンパスのシフトイン信
号SI22として接続する。この場合には、MD(0)
は連結動作制御信号として動作し、プロセッサ10と2
0のスキャンパスは直列に連結され、また、スキャンレ
ジスタ12と22も直列に連結された状態、すなわち連
結モードで動作することになる。
【0022】MD(0)が″1″のときにはMD(1)
は無意味であり、任意の値を取ることができる。MD(
0)が″0″であるとき、MD(1)はプロセッサ10
および20とそれに関連するスキャンレジスタ12と2
2およびスキャンバッファメモリ11と21の動作を指
定する。たとえば、プロセッサ10の動作を指定する場
合にはMD(1)の値を″0″とし、プロセッサ20の
みを動作させる場合にはMD(1)の値を″1″としプ
ロセッサ10と20との両方を同時に動作させる指定は
MD(1)の値を2進数で11とすればよい。
【0023】また、上述したMD(2)はスキャンバッ
ファメモリ11と21への書き込みおよび読み出しのタ
イミングを規定するレジスタであって、MD(2)が″
0″であれば、主メモリ5に書き込まれた情報をスキャ
ンバッフアメモリ11と21とに書き込むときにスキャ
ンバッファメモリ11と21は、それぞれ選択回路13
と23から出力される値を同時に書き込む動作を行う。 また、上述したようにスキャンバッファメモリ11と2
1にそれぞれ線路130と230を介して外部からの信
号を書き込む場合で、MD(2)=″1″のときはスキ
ャンバッファメモリ11と21の内の一方が書き込み動
作を行っているときには、他方は書き込みを中止し、他
方が書き込みを行っているときには一方は書き込みを中
止するいわゆるインタリーブ動作を行うようにスキャン
バッファメモリ制御回路30からの書き込み許可の制御
信号WE1とWE2の出力のタイミングを指定する。な
お、スキャンレジスタ12と22の記憶容量は互いに等
しいとし、また、1回に書込む情報のビット数はスキャ
ンレジスタ12と22の記憶可能なビット数と等しくし
ておく。
【0024】さらにスキャンバッフアメモリ11と21
の記憶容量は互いに等しく、かつ、プロセッサ10と2
0のスキャンパスの持つフリップフロップの数以上のビ
ット数の記憶容量を持つものとする。また、プロセッサ
10と20のスキャンパスの持つフリップフロップの数
は互いに等しいとする。
【0025】なお、上述したモードレジスタ32の出力
MD(0),MD(1)およびMD(2)は何れもスキ
ャンバッフアメモリ制御回路30に加えられ、さらにM
D(0)はスキャンパス切替回路14と24に制御信号
として加えられる。
【0026】ここで診断プロセッサ6からの前述したシ
フトモードセットソフトウェア命令に続いて、シフトイ
ン命令が線路300を介してスキャンバッファメモリ制
御回路30に入力されると、スキャンバッファメモリ制
御回路30からは選択回路13と23への制御信号SL
1とSL2として、たとえば、″0″が出力され、同時
に上述したスキャンバッファメモリ制御回路30からは
スキャンバッファメモリ11と21内に書き込みを許可
する書込み制御信号WE1とWE2(たとえば、″1″
)とを出力する。これら制御信号SL1とSL2によっ
て主メモリ5のエリアAから読み出された信号が線路1
00と200を介してそれぞれ選択回路13と23を通
りスキャンバッファメモリ11と21とにそれぞれ入力
され記憶される。このとき、スキャンバッファメモリ制
御回路30からスキャンバッファメモリ11と21の内
部の記憶開始アドレスをそれぞれ指定する信号AD1と
AD2も出力されており、各スキャンバッファメモリ1
1と21は指定されたアドレスから記憶を開始する。上
記の記憶を許可する信号WE1およびWE2はそれぞれ
、たとえば″1″であるとき、スキャンバッファメモリ
11と21とは書き込み可能な状態となるように制御さ
れる。図2(A)はこのように主メモリ5に記憶されて
いたエリアAの内容が読み出され、スキャンバッファメ
モリ11と21に記憶された状態を示している。
【0027】次に、診断プロセッサ6から出力されるシ
フトモードセットソフトウェア命令が線路300を介し
てシフト動作制御回路31とスキャンバッファメモリ制
御回路30に加えられることにより、シフト動作制御回
路31がモードレジスタ32のMD(0)を″0″にま
たMD(1)を2進数で11にセットし、続いてプロセ
ッサ10と20のそれぞれのスキャンパスを構成するフ
リップフロップの数と等しい数をシフト動作制御回路3
1のカウンタの値としてセットする。続いて、診断プロ
セッサ6からのシフトイン信号がシフト動作制御回路3
1に加えられると、スキャンバッファメモリ制御回路3
0とシフト動作制御回路31の制御信号によりスキャン
バッファメモリ11と21の内容を信号線110と21
0を介してそれぞれスキャンレジスタ12と22にこれ
らスキャンレジスタの記憶容量分だけ同時に読み出し、
シフト動作制御回路31からのシフトモード信号SF1
とSF2を″1″にし、スキャンレジスタ12と22の
有するビット数と等しい数のクロック信号をスキャンレ
ジスタ12と22およびプロセッサ10と20とのスキ
ャンパスに加えてスキャンレジスタ12に読み出された
情報をプロセッサ10のスキャンパスに読み込ませ、ま
た、スキャンレジスタ22に読み出された情報をプロセ
ッサ20のスキャンパスに読み込ませる。以下、同様の
動作をシフト動作制御回路31にセットされたカウンタ
が0となるまで繰り返す。このようにして、主メモリ5
のエリアAに記憶されていた情報を同時にプロセッサ1
0と20のスキャンパスへ入力することによりプロセッ
サ10と20を同一の状態に設定することができる。
【0028】次に、プロセッサ10と20にこれらのプ
ロセッサの持つスキャンパスを介して同時に異った値を
入力する場合の動作について説明する。
【0029】主メモリ5のエリアAにはプロセッサ20
に、またエリアBにはプロセッサ10に与えるべき情報
をそれぞれ予め書き込んでおく、次に、診断プロセッサ
6のシフトモードセットソフトウェア命令をシフト動作
制御回路31に入力し、モードレジスタ32のMD(0
)とMD(2)の値を何れも″1″にセットする。 ついで、スキャンバッファメモリ制御回路30からは線
路100を介して主メモリ5のエリアAおよびBに記憶
されている情報を選択回路13が取り込みスキャンバッ
ファメモリ11に出力するための制御信号SL1(″0
″)を出力し、同様に上記主メモリ5のエリアAとBに
書き込まれている情報を線路200を介して選択回路2
3が受取りスキャンバッファメモリ21に出力するため
の制御信号SL2(″0″)を出力する。続いて、診断
プロセッサ6からのシフトイン命令を受けると、スキャ
ンバッファメモリ制御回路30はスキャンバッファメモ
リ11と21にそれぞれ線路130と230を介して入
力された情報を記憶すべきこれらスキャンバッファのア
ドレスを指定する信号AD1とAD2とを出力し、スキ
ャンバッファ11に書き込みを許可する制御信号WE1
とスキャンバッファメモリ21に書き込みを許可する制
御信号WE2とを交互に出力する。すなわち、まずWE
1が図2(B)に示されている主メモリ5のエリアAの
内の記憶領域1Aに記憶されている情報がスキャンバッ
ファメモリ11に書き込まれるまで出力される、続いて
、エリアAの記憶領域2Aに記憶されていた情報がスキ
ャンバッファメモリ21に書き込まれるまでの間、制御
信号WE2が出力される。これら記憶領域1Aおよび2
Aに書き込まれている情報のビット数はスキャンレジス
タ12と22の記憶容量に等しい値である。以後、同様
にして、主メモリ5のエリアAに記憶されていた内容の
内で、奇数番の記憶領域にあった内容がスキャンバッフ
ァメモリ11に書き込まれ、偶数番の記憶領域に記憶さ
れている内容がスキャンバッファメモリ21に順次書き
込まれ、エリアAの内容がすべてスキャンバッファメモ
リ11と21に書き込まれると、続いて主メモリ5のエ
リアB内の内容が上述したと同様にしてスキャンバッフ
ァメモリ11と21とにすべて書き込まれる。
【0030】また、前述したシフトモードセットソフト
ウェア命令によってシフト動作制御回路31はプロセッ
サ10と20とのもつスキャンパスのフリップフロップ
の数を合計した値に等しい数を内部のカウンタにセット
しておく。以上の動作が終了すると、次に、診断プロセ
ッサ6からのシフトイン信号によって、シフト動作制御
回路31とスキャンバッファメモリ制御回路30とはス
キャンバッファメモリ11からスキャンレジスタ12へ
、同時にスキャンバッファメモリ21からスキャンレジ
スタ22へそれぞれ線路110と210を介して、これ
らスキャンバッファメモリが書き込みを行った順に記憶
した内容を出力する。スキャンレジスタ12と22にこ
れらのスキャンレジスタの記憶容量分だけの内容が読み
出されると、これらのスキャンレジスタの記憶容量に対
応するクロック信号がスキャンレジスタ12と22およ
びプロセッサ10と20の持つスキャンパスに加えられ
る、このような動作が、シフト動作制御回路31にセッ
トされたカウンタの値が0になるまで繰返し行われる。
【0031】なお、この間、シフト動作制御回路31か
らはシフト制御信号SF1とSF2(何れも″1″)と
がそれぞれプロセッサ10と20とのスキャンパスに加
えられる。
【0032】以上の動作によって主メモリ5のエリアA
にあった値はプロセッサ10の持つスキャンパスを介し
てプロセッサ20の持つスキャンパスに伝送されてプロ
セッサ20の状態が主メモリ5のエリアAに記憶された
情報に対応した値にセットされると共に、主メモリ5の
エリアBに記憶されていた値がプロセッサ10の持つス
キャンパスに伝送されてプロセッサ10の状態がこの伝
送された情報に対応する値にセットされることになる。
【0033】次に、プロセッサ10および20のスキャ
ンパス内に記憶されているこれらプロセッサの状態を主
メモリ5に読み出す動作について説明する。
【0034】まず、診断プロセッサ6が送出するシフト
モードセットソフトウェア命令を受けたシフト動作制御
回路31を介てモードレジスタ32のMD(0)が論理
″1″に、また、MD(2)が″0″に設定される。 続いて、診断プロセッサ6からのシフトアウト命令によ
りシフト動作制御回路31とスキャンバッファメモリ制
御回路30とはシフトモード信号SF1とSF2を″1
″とし、スキャンレジスタ12と22の持つビット数の
合計に等しい数のクロック信号をシフト動作制御回路3
1から図示されていない結線によって、プロセッサ10
と20およびスキャンレジスタ12と22とに制御信号
を加えてプロセッサ20のスキャンパスの出力SO2か
らスキャンレジスタ12と22にプロセッサ20のスキ
ャンパスおよびこのスキャンパスに直列に接続されてい
るプロセッサ10のスキャンパスのそれぞれのフリップ
フロップに記憶されている上述したプロセッサ10と2
0の状態の情報の内の一部をシフトアウトさせてスキャ
ンレジスタ12と22に転送する。この場合まづプロセ
ッサ20のスキャンパスに記憶されていた状態の情報が
スキャンレジスタ12と22に何回かに分割されて転送
される。続いて、スキャンバッファメモリ制御回路30
から出力される選択回路13と23への制御SL1およ
びSL2を″1″とすることによってスキャンレジスタ
12からの出力を線路120と選択回路13を介してス
キャンバッファメモリ11へ書き込むと共に、スキャン
レジスタ22からの出力を線路220を介しさらに選択
回路23を通してスキャンバッファメモリ21に書き込
む。これらの書き込まれる情報のアドレスはスキャンバ
ッファメモリ制御回路30より出力されるアドレス指定
信号AD1とAD2により制御される。また、書き込み
を許可する制御信号WE1とWE2とがスキャンバッフ
ァメモリ制御回路30より送出され、上記の信号をスキ
ャンバッファメモリ11と21とを書き込み可能な状態
にする。
【0035】第1回目の一連のクロック信号によってス
キャンレジスタ12からスキャンバッファメモリ11に
書き込まれる情報は図2(C)に示したようにプロセッ
サ20内に記憶されていた情報の内のスキャンパスの領
域1Dに記憶されていた情報であり同様にスキャンレジ
スタ22からスキャンバッファメモリ21に書き込まれ
る情報はプロセッサ20のスキャンパスの領域1Dに隣
接する2Dに記憶されていた情報である。これらの情報
はスキャンレジスタ12または22の記憶容量と同じビ
ット数を持つている。以後同様にしてスキャンバッファ
メモリ11にはプロセッサ20のスキャンパスに記憶さ
れていた情報の内で奇数領域すなわち1D,3D等に記
憶されていた情報が書き込まれ、またスキャンバッファ
メモリ21には偶数番の領域、すなわち、2D,4D等
の領域に記憶されていた情報が書き込まれる。このよう
にしてスキャンバッファメモリ11の中にはプロセッサ
20のスキャンパス内に記憶されていた情報の内の奇数
番領域に記憶されていた情報が書き込まれてから、さら
に、プロセッサ10のスキャンパスの奇数番領域に記憶
されていた情報が書き込まれる。一方スキャンバッファ
メモリ21にはプロセッサ20のスキャンパスの偶数番
領域に記憶されていた情報が書き込まれてからさらにプ
ロセッサ10のスキャンパスの偶数番領域に記憶されて
いた情報が書き込まれる。
【0036】続いて、診断用プロセッサ6はシフトモー
ドセットソフトウェア命令をシフト動作制御回路31お
よびスキャンバッファメモリ制御回路30に加えること
により、MD(2)を″1″とし、続くシフトアウト命
令によりスキャンバッファメモリ11に書き込まれた情
報を線路140によってバス2を介して主メモリ5へ、
またスキャンバッファメモリ21に書き込まれた情報を
線路240によってバス2を介して主メモリ5へ交互に
(インタリーブ方式で)転送して書き込みを行う。従っ
て、主メモリ5のエリアAの最初のアドレスから上述し
た値の記憶を開始すれば、エリアAにはプロセッサ20
のスキャンパス内に記憶されていた情報が書き込まれ、
エリアBにはプロセッサ10のスキャンパスに記憶され
ていた情報が図2(C)に示されているように書き込ま
れることになる。
【0037】このようにして、プロセッサ10と20の
スキャンパスを構成するフリップフロップのそれぞれに
記憶されている情報を高速に主メモリ5に書き込みを行
うことができる。
【0038】次に、プロセッサ10または20の内の何
れか一方のスキャンパスが記憶していた情報を主メモリ
5に書き込む場合について説明する、以下の説明におい
ては、プロセッサ10のスキャンパスに記憶されている
情報を主メモリ5のエリアAに書き込む場合について説
明する。
【0039】診断プロセッサ6からのシフトモードセッ
トソフトウェア命令によってモードレジスタ32の出力
のMD(0)を″0″にまたMD(2)を″0″としM
D(1)を″0″にセットする。
【0040】なお、ここでMD(1)が″0″の場合は
スキャンレジスタ12を動作させてプロセッサ10内の
スキャンパスが記憶している情報をスキャンバッファメ
モリ11に一旦書き込むか、または、主メモリ5から読
み出した情報を一旦スキャンバッファメモリ11に書き
込み、この値をスキャンレジスタ12を介してプロセッ
サ10のスキャンパスに転送することを指定するものと
し、MD(1)が″1″の場合にはスキャンレジスタ2
2を動作させてプロセッサ20のスキャンパスに記憶し
ている情報をスキャンバッファメモリ21に一旦書き込
み、主メモリ5に転送して書き込むかまたは主メモリ5
に書き込まれている情報をスキャンバッファメモリ21
が読み込み、この情報をプロセッサ20のスキャンパス
に転送することを指定するものとする。
【0041】前述のシフトモードソフトウェア命令に基
ずいてモードレジスタ32のMD(0),MD(1)お
よびMD(2)が設定され、また、シフト動作制御回路
31からのシフトモード信号SF1が″1″となり、ス
キャンバッファメモリ制御回路30からの制御信号SL
1により選択回路13が制御されてスキャンレジスタ1
2からの出力が線路120を介し、選択回路13を通り
スキャンバッファメモリ11に接続される。またスキャ
ンバッファメモリ制御回路30よりの書き込みを許可す
る制御信号WE1がスキャンバッファメモリ11に加え
られる。
【0042】スキャンレジスタ12の持つビット数と等
しい数のクロックパルスが図示されていない結線によっ
てプロセッサ10とスキャンレジスタ12に加えられプ
ロセッサ10のスキャンパスに記憶されていた値が出力
SO1としてスキャンパス切替回路14を介してスキャ
ンレジスタ12に入力される。つぎに、これらスキャン
レジスタ12に転送された値は線路120を通り、選択
回路13を介してスキャンバッファメモリ11に入力さ
れ書き込まれる。続いて、書き込み許可の信号WE1の
制御信号が消失し(WE1=″0″)、スキャンバッフ
アメモリ11に書き込まれた情報は線路140を通りバ
ス2を介して診断プロセッサ6が指定する主メモリ5の
記憶エリアAに転送され書き込まれる。
【0043】また、主メモリ5のたとえばエリアAに予
め書き込まれた情報を、たとえば、プロセッサ20のス
キャンパスに入力する場合には、診断プロセッサ6から
のシフトモードセットソフトウェア命令によってモード
レジスタ32のMD(0)を″0″とし、MD(1)を
″0″とし、MD(2)を″0″に設定しておき、選択
回路23を介して主メモリ5の所定のエリアの情報をス
キャンバッファメモリ21に一旦書き込み、この書き込
んだ情報をスキャンレジスタ22に読み出してから順次
プロセッサ20のスキャンパスに転送し入力すればよい
【0044】なお、今までの説明においては、診断プロ
セッサ6から出力されるモードレジスタの出力MD(0
),MD(1)およびMD(2)をセットするレジスタ
セット用のソフトウェア命令すなわち、シフトモードセ
ットソフトウェア命令と、主メモリ5に書き込まれた情
報をスキャンバッファ11と21を介してプロセッサ1
0および20のスキャンパスへ入力するためのシフトイ
ン命令か、あるいはこれらプロセッサ10と20のスキ
ャンパスに記憶されている情報をスキャンバッファメモ
リ11,21に一旦書き込んでから主メモリ5にこれら
の情報を転送して書き込む動作の命令、すなわちシフト
アウト命令の内の一つのフトウェア命令が別個に出力さ
れていたが、このソフトウェア命令を図3の説明図に示
したように同時に一組の命令として指定してもよい。す
なわち、命令コードのフィールドで診断プロセッサ6に
よるプロセッサ10と20の双方または一方のスキャン
パスを動作させる命令すなわち、プロセッサ10と20
の動作状態の診断を行う命令であるか、あるいは、他の
動作のための命令であるかの区分を行う。IOフィール
ドにより主メモリ5からプロセッサ10または20へあ
るいは、プロセッサ10または20から主プロセッサへ
の何れかの方向、すなわち、シフトインあるいはシフト
アウトの何れかを指定し、Cフィールドによってシフト
パス、すなわち、スキャンレジスタ12と22およびプ
ロセッサ10と20のスキャンパスがシリアル接続とな
る連結動作(MD(0)=″1″)かあるいは、プロセ
ッサ10の入出力がスキャンレジスタ22を介さずに1
2だけを介して行われ、またプロセッサ20の入出力が
スキャンレジスタ12を介さずに22だけを介して行わ
れる場合(MD(0)=″0″)を指定する、Pフィー
ルドはMD(0)が″0″のとき、プロセッサ10と2
0の内の何れか一方または両方をを動作させるかの指定
を行う、また、メモリアドレスフィールドによってスキ
ャンバッファメモリ11と21のアドレスを指定する。 従って、MD(1)の値はMD(0)が″0″であると
き、上述のPフィールドの指定により決定されることに
なる。また、MD(2)の値は上述の各フィールドの条
件によって決定される。
【0045】図3に示す構成の命令を1回シフト動作制
御回路31およびスキャンバッファメモリ制御回路30
に加えることにより今まで説明した動作を行わせること
ができる。
【0046】なお、図1の実施例においてはスキャンパ
スを持つ2台のプロセッサを用いているが、3台以上の
スキャンパスを持つプロセッサに対してもこれらの各プ
ロセッサに対してそれぞれスキャンレジスタとスキャン
バッファメモリを対応させ、またこれらのプロセッサと
スキャンレジスタおよびスキャンバッファメモリに対応
した動作を行うスキャンバッファメモリ制御回路30,
シフト動作制御回路31およびモードレジスタ32を使
用することにより本発明の方式を実現できることは明ら
かである。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
キャンパスを持つ複数のプロセッサの異常時の原因の解
析を行うとき、従来のこの種の方式による異常時の原因
の解析時にくらべて少ないオーバヘッドで各プロセッサ
の状態を検出することおよびこれらプロセッサを修正し
た状態にセットすることができるので、上述の解析を短
時間に行うことが可能となる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の多重スキャンパス制御方式の一実施例
を示すブロック図である。
【図2】スキャンバッファメモリと主メモリの内容の関
係の一例を示す説明図である。
【図3】図1の診断プロセッサに対する命令の構成の一
例を示す説明図である。
【図4】本発明に使用するスキャンパスを持つプロセッ
サの一例を示すブロック図である。
【図5】従来のこの種の方式の一例を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
2    バス 3    プロセッサ 4    プロセッサ 5    主メモリ 6    診断プロセッサ 10    プロセッサ 11    スキャンバッファメモリ 12    スキャンレジスタ 13    選択回路 14    スキャンパス切替回路 20    プロセッサ 21    スキャンバッファメモリ 22    スキャンレジスタ 23    選択回路 24    スキャンパス切替回路 30    スキャンバッファメモリ制御回路31  
  シフト動作制御回路 32    モードレジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  同一の記憶容量を持つスキャンパスを
    有する複数のプロセッサの動作状態を前記スキャンパス
    から検出し、また前記スキャンパスを介してこれらプロ
    セッサを修正した状態に設定する多重スキャンパス制御
    方式において、前記各プロセッサにそれぞれ1対1に対
    応し前記スキャンパスの記憶容量より大でない記憶容量
    を有するスキャンレジスタと、前記スキャンパスの記憶
    容量と同一の記憶容量を有しかつ前記スキャンレジスタ
    に1対1に対応し前記対応するスキャンレジスタの入力
    側と外部記憶装置に出力が接続されたスキャンバッファ
    メモリと、前記各スキャンバッファメモリに1対1に対
    応し前記外部の記憶装置からの出力と前記対応するスキ
    ャンバッファメモリに対応する前記スキャンレジスタの
    出力との内の何れか一方を選択信号により制御されて前
    記対応するスキャンバッファメモリの入力に接続する選
    択回路と、連結動作制御信号が加えられたとき前記スキ
    ャンレジスタを直列に接続しかつ個別動作制御信号が加
    えられたとき前記直列に接続されたときの入力端となる
    スキャンレジスタを除く他のスキャンレジスタの入力側
    にそれぞれ対応するプロセッサのスキャンパスの出力を
    接続する第1の手段と、前記連結動作制御信号が加えら
    れたとき前記プロセッサのスキャンパスを直列に接続し
    かつ前記個別動作制御信号が加えられたとき前記スキャ
    ンパスが直列に接続されたときに入力端となるスキャン
    パスを除いた前記各スキャンパスの入力側に前記スキャ
    ンパスに対応する前記スキャンレジスタの出力を接続す
    る第2の手段と、前記連結動作制御信号が加えられたと
    き直列に接続される前記スキャンレジスタの出力端が前
    記連結動作制御信号が加えられたとき直列に接続される
    前記プロセッサのスキャンパスの入力端とが常時接続さ
    れておりかつ前記直列に接続されたスキャンパスの出力
    端が前記直列に接続されたスキャンレジスタの入力端に
    常時接続されている前記複数のプロセッサと、外部から
    のシフトモードセットソフトウェア命令が加えられたと
    きその内容に応じて前記選択信号と前記連結動作制御信
    号または前記個別動作制御信号の内の何れか一方を出力
    し前記連結動作制御信号を出力しており前記シフトモー
    ドセットソフトウェア命令に続くシフトイン命令が外部
    から加えられたとき前記シフトイン命令の内容に応じて
    外部メモリから前記スキャンレジスタの記憶容量と等し
    いビット数単位で記憶内容を読み出し予め決められた順
    序で順次前記各スキャンバッファメモリの記憶容量が一
    杯になるまで前記スキャンバッファメモリに繰り返し書
    き込むインタリーブ制御信号とそれに続いて前記スキャ
    ンバッファメモリに書き込まれた内容を前記各スキャン
    バッファメモリから記憶内容を前記スキャンレジスタの
    記憶容量単位で同時に読み出し前記各スキャンバッファ
    メモリにそれぞれ対応するスキャンレジスタに書き込み
    前記スキャンパスにシフトインし前記スキャンパスのす
    べてにシフトインされるまで繰り返し出力する制御信号
    を生成し前記個別動作制御信号を出力しているときには
    前記シフトモードセットソフトウェア命令に続くシフト
    イン命令が外部から加えらると前記シフトモードソフト
    ウェア命令によって指定された前記スキャンバッファメ
    モリに前記外部メモリから読み出した内容を書き込む制
    御信号と前記スキャンバッファメモリに対応するスキャ
    ンレジスタに前記スキャンバッファメモリに記憶された
    内容を読み出して記憶し前記スキャンレジスタに対応す
    る前記スキャンパスにシフトインする制御信号を生成し
    前記シフトモードセットソフトウェア命令に対応して前
    記連結動作制御信号が出力されており続いてシフトアウ
    ト命令が外部から加えられたときには前記シフトアウト
    命令に応じて前記スキャンパスに記憶された内容を直列
    に連結されたスキャンレジスタの合計の容量分づつ前記
    スキャンレジスタに書き込み続いて前記各スキャレジス
    タに書き込まれた内容をそれぞれ前記スキャンレジスタ
    に対応する前記スキャンバッファメモリに同時に書き込
    み前記スキャンパスの内容がすべて前記スキャンバッフ
    ァメモリに書き込まれるまで制御する信号と続いて前記
    スキャンバッファメモリに書き込まれた内容を予め決め
    られた順序で前記スキャンレジスタの記憶容量に等しい
    ビット数づつ順次読み出し前記外部メモリに書き込み前
    記スキャンバッファメモリに書き込まれた内容をすべて
    読み出すまで繰り返し出力するインタリーブ制御信号を
    生成し前記シフトモードセットソフトウェア命令に対応
    して前記個別動作信号が出力されており続いてシフトア
    ウト命令が外部から加えられたとき前記シフトモードセ
    ットソフトウェア命令によって指定された前記各スキャ
    ンパスの記憶している内容を前記スキャンパスに対応す
    る前記各スキャンレジスタに同時に書き込み続いて前記
    各スキャンレジスタに対応する前記各スキャンバッファ
    メモリに前記各スキャンレジスタに書き込まれた内容を
    書き込み前記スキャンパスに記憶された内容がすべて前
    記各スキャンバッファメモリに書き込まれるまでを制御
    する制御信号と続いて前記各スキャンバッファメモリに
    書き込まれた内容を同時に読み出し前記シフトモードセ
    ットソフトウェア命令によって指定された前記外部メモ
    リの記憶場所にそれぞれ同時に書込む制御信号を生成す
    る第3の手段とを備えたことを特徴とする多重スキャン
    パス制御方式。
  2. 【請求項2】  前記第3の手段の代りに前記シフトモ
    ードセットソフトウェア命令と前記シフトイン命令を組
    合せた命令あるいは前記シフトモードセットソフトウェ
    ア命令と前記シフトアウト命令を組合せた命令が一括し
    て加えられたときこれら加えられた命令に応じて前記選
    択信号と前記個別動作制御信号と前記連結動作制御信号
    の内の適切な信号を生成するとともに前記スキャンバッ
    フアメモリへの書き込みの制御信号あるいは前記スキャ
    ンバッファメモリからの読み出しの制御信号と前記スキ
    ャンレジスタへの入力の制御信号あるいは前記スキャン
    レジスタからの出力の制御信号と前記スキャンパスへの
    入力の制御信号あるいは前記スキャンパスからの出力の
    制御信号の内の適切な制御信号を生成する手段を有する
    ことを特徴とした請求項1記載の多重スキャンパス制御
    方式。
JP3002510A 1991-01-14 1991-01-14 多重スキャンパス制御方式 Pending JPH04241635A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07319726A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Kofu Nippon Denki Kk 情報処理装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07319726A (ja) * 1994-05-25 1995-12-08 Kofu Nippon Denki Kk 情報処理装置

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