JPH04240543A - シャシダイナモメータにおける自動車繋止装置 - Google Patents

シャシダイナモメータにおける自動車繋止装置

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JPH04240543A
JPH04240543A JP3023857A JP2385791A JPH04240543A JP H04240543 A JPH04240543 A JP H04240543A JP 3023857 A JP3023857 A JP 3023857A JP 2385791 A JP2385791 A JP 2385791A JP H04240543 A JPH04240543 A JP H04240543A
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JP
Japan
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chassis dynamometer
frame
vehicle
frame body
test vehicle
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JP3023857A
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Masabumi Kuwana
桑名 正文
Kunio Sato
邦夫 佐藤
Tsuneyoshi Endo
遠藤 恒善
Michio Mineo
峯尾 途男
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Honda Motor Co Ltd
Ono Sokki Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Ono Sokki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シャシダイナモメー
タにおける自動車繋止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術によるシャシダイナモメータ
における自動車の繋止装置の1例としての図6に示した
ものは、シャシダイナモメータのローラR又はベルト上
に搭載された試験自動車の車体Cの前後両側の4個所を
固定基盤に立設された4本の柱Pの夫々にチェーン、ロ
ープ乃至ワイヤWで繋止している。
【0003】別の例としての特公昭63−18129号
公報に記載されたものは、駆動輪のみシャシダイナモメ
ータのローラ又はベルト上に載せ、遊動輪を固定台上の
車止めで固定するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の技
術によるシャシダイナモメータにおける自動車繋止装置
では、試験自動車の運転で加減速されるときの運動力は
、全て車体自体に加わるので、車体自体の破損が生じる
虞れがある。しかも、後者の例は、四輪駆動車の場合に
は、適用され得ない。この発明は、そのような従来の技
術における欠点を解消するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明によるシャシダ
イナモメータにおける自動車繋止装置は、シャシダイナ
モメータにおけるローラ又はベルトで構成される試験自
動車の搭載域を囲繞し、試験自動車繋止用部材を備えた
枠体、枠体をローラ又はベルトの走行方向に滑動し得る
ように案内する案内手段、及び枠体の滑動方向の運動力
を吸収する運動力吸収装置から構成され、必要に応じて
荷重検出器が運動力吸収装置に設けられている。
【0006】
【作用】シャシダイナモメータにおけるローラ上又はベ
ルト上に試験自動車を搭載し、車体を枠体に繋止用部材
で繋止する。そして試験自動車を運転し、走行するロー
ラ又はベルトでトルク吸収をしながら各種運転試験を行
う。その際、試験自動車の運転において加減速が行われ
ると、車体には運動力が加わり、それは車体が繋止され
ている枠体に伝わり、枠体は加速、減速に応じて案内部
材により案内されてローラ又はベルトの走行方向の前方
、後方に移動しようとする。そして、試験自動車の加減
速における運動力の少なくとも走行方向の一部は、車体
で吸収されずに、移動方向と反対側の運動力吸収装置に
伝達されて吸収される。
【0007】運動力吸収装置に設けられた荷重検出器は
、運動力による荷重を検出し、その検出荷重は、試験自
動車の運転における加速度、減速度に比例するので、検
出荷重から運転時の駆動力、制動力を読取ることができ
る。
【0008】
【実施例】この発明の実施例を図面に従って説明する。 図1に示す自動車繋止装置おいて、シャシダイナモメー
タにおけるローラR又はベルトで構成される試験自動車
の搭載域(図3に示す例においては、ローラR,R)を
囲繞する長方形の枠体1は、基盤に対しローラR又はベ
ルトの走行方向(前後方向)に案内され滑動し得るよう
に設けられている。
【0009】具体的には、枠体1の両側の長手枠材1a
,1aの夫々を挟むように適宜数の個所で対向して対と
なった支柱2,2が基盤に立設されている。図2に示す
ように支柱2,2の上部には、転がり軸受3,3が嵌着
され、転がり軸受3,3の外輪3a ,3a の一部は
、長手枠材1a の両側面に長手方向に形成された案内
溝1b ,1b に遊嵌されている。支柱対の立設個所
数は、枠体1の重量を支えるに必要な数である。上記の
枠体1の案内滑動手段における転がり軸受3は、両側の
長手枠材1a ,1a の外側のみ又は内側のみでもよ
い。又、転がり軸受3を用いないで滑り案内を用いても
よい。
【0010】枠体1の適宜の箇所には、対象的関係位で
繋止用鉤4,4・・・が取付けられ、枠体1の横枠材1
c ,1c には、夫々運動力吸収装置が連結されてい
る。 運動力吸収装置は、枠体1の前後において基盤に固着さ
れた油圧シリンダ形式の緩衝器8のピストン棒81の突
出端が枠体1の横枠材1c ,1c の外面中央部に当
接され、その両側において夫々基盤に固着された各ブラ
ケット12と横枠材1c の外面との間に圧縮コイルば
ね10が嵌装されている。
【0011】運動力吸収装置は、図4及び図5に示すよ
うな形式でもよい。運動力吸収装置において、断面L型
の基台5の上に断面上向きコ字型の支持台6が取付けら
れ、基台5の直立部と支持台6の後側直立部61との間
には荷重検出器7が介在している。支持台6の前側直立
部62の内面中央部には、油圧シリンダ形式の緩衝器8
が取付けられており、その両側に案内孔63,63が穿
設されている。案内孔63,63には、可動枠9の両側
案内杆91,91が挿通され、案内杆91,91の前端
は前側連結枠材92で、後端は後側連結枠材93で連結
されている。又、支持台6の前側直立部62の内面と可
動枠9の後側連結枠材93の内面との間には案内杆91
,91に巻回された圧縮コイルばね10,10が嵌装さ
れている。可動枠9の後側連結枠材93の内面は、油圧
シリンダ形式の緩衝器8のピストン棒81の突出端に当
接し、前側連結枠材92の外面は、枠体1の横枠材1c
 の外面と連結杆11により結合されている。
【0012】別の実施例として試験自動車の駆動力、制
動力を直読するべく緩衝器8にロードセル等の荷重検出
器を設けることもある。この場合、枠体1の案内滑動手
段は、できるだけ摩擦の少ない転がり軸受3によるもの
が好ましい。
【0013】上記のシャシダイナモメータにおける自動
車繋止装置の操作、作用について説明する。シャシダイ
ナモメータにおけるローラR上又はベルト上に試験自動
車を搭載し、車体Cを前後両側の4個所で枠体1の繋止
用鉤4,4・・・にチェーン、ロープ乃至ワイヤWで繋
止する。そして試験自動車を運転し、走行するローラR
又はベルトでトルク吸収をしながら各種運転試験を行う
。その際、試験自動車の運転において加減速が行われる
と、車体Cには運動力が加わり、それは車体Cが繋止さ
れている枠体1に伝わり、枠体1は加速、減速に応じて
転がり軸受3,3,3,3及び長手枠材1a の案内溝
1b ,1b により案内されて前方、後方に移動しよ
うとする。そして、移動方向と反対側の運動力吸収装置
に運動力が伝達され、それは運動力吸収装置に吸収され
る。 即ち、緩衝器8のピストン棒81が伸長・退縮すると共
に圧縮コイルばね10,10が圧縮・伸長し、運動力は
吸収される。従って、試験自動車の加減速における運動
力の少なくとも走行方向の一部は、車体Cで吸収されず
に緩衝器8及び圧縮コイルばね10,10により吸収さ
れる。
【0014】図4及び図5に示す運動力吸収装置の場合
には、枠体1の移動は、連結杆11及び可動枠9の前側
連結枠材92、案内杆91を介して後側連結枠材93の
移動となり、緩衝器8のピストン棒81が伸長・退縮す
ると共に圧縮コイルばね10,10が圧縮・伸長し、運
動力は吸収される。
【0015】シャシダイナモメータにおけるローラR上
又はベルト上への試験自動車の搭載に際し、試験自動車
の走行方向とローラR上又はベルトとの走行方向とを平
行にすることは極めて困難である。そこで、試験自動車
の搭載の方向ずれにより上記の運動力の横方向成分が僅
かに生じる。しかし、それは、枠体1の案内滑動手段に
より支承され、しかも僅かであるから格別差支えがない
【0016】緩衝器8に設けられた荷重検出器は、運動
力による荷重を検出し、その検出荷重は、試験自動車の
運転における加速度、減速度に比例するので、検出荷重
から運転時の駆動力、制動力を読取ることができる。
【0017】
【発明の効果】この発明シャシダイナモメータにおける
自動車繋止装置によれば、シャシダイナモメータにおけ
る試験自動車の運転で加減速されるとき生じる運動力は
、殆ど運動力吸収装置により吸収されるので、車体への
負担が減り、車体自体の破損が生じる可能性が減る。 しかも、運動力吸収装置に設けられた荷重検出器による
検出荷重から試験自動車の運転における駆動力、制動力
を読取ることができる。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例におけるシャシダイナモメー
タにおける自動車繋止装置の斜視図である。
【図2】図1のII−II線における断面図である。
【図3】この発明の実施例における自動車繋止装置を備
えたシャシダイナモメータの斜視図である。
【図4】この発明の実施例におけるシャシダイナモメー
タにおける自動車繋止装置の別形式の運動力吸収装置の
平面図である。
【図5】図4のV−V線における断面図である。
【図6】従来の技術のシャシダイナモメータにおける自
動車繋止装置の斜視図である。
【符号の説明】
1    枠体 1a   長手枠材 1b   案内溝 1c   横枠材 2    支柱 3    転がり軸受 3a   外輪 4    繋止用鉤 5    基台 6    支持台 61    後側直立部 62    前側直立部 63    案内孔 7    荷重検出器 8    緩衝器 81    ピストン棒 9    可動枠 91    案内杆 92    前側連結枠材 93    後側連結枠材 10    圧縮コイルばね 11    連結杆

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  シャシダイナモメータにおけるローラ
    又はベルトで構成される試験自動車の搭載域を囲繞し、
    試験自動車繋止用部材を備えた枠体、枠体をローラ又は
    ベルトの走行方向に滑動し得るように案内する案内手段
    、及び枠体の滑動方向の運動力を吸収する運動力吸収装
    置から構成されたシャシダイナモメータにおける自動車
    繋止装置
  2. 【請求項2】  シャシダイナモメータにおけるローラ
    又はベルトで構成される試験自動車の搭載域を囲繞し、
    試験自動車繋止用部材を備えた枠体、枠体をローラ又は
    ベルトの走行方向に滑動し得るように案内する案内手段
    、枠体の滑動方向の運動力を吸収する運動力吸収装置及
    び運動力吸収装置に設けられた荷重検出器から構成され
    たシャシダイナモメータにおける自動車繋止装置
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19916699C2 (de) * 1999-04-14 2002-04-11 Audi Ag Vorrichtung zum Halten eines Fahrzeuges auf einem Prüfstand

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE19916699C2 (de) * 1999-04-14 2002-04-11 Audi Ag Vorrichtung zum Halten eines Fahrzeuges auf einem Prüfstand

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