JPH0423996A - トリペプチド誘導体の連続製造法 - Google Patents

トリペプチド誘導体の連続製造法

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JPH0423996A
JPH0423996A JP12968190A JP12968190A JPH0423996A JP H0423996 A JPH0423996 A JP H0423996A JP 12968190 A JP12968190 A JP 12968190A JP 12968190 A JP12968190 A JP 12968190A JP H0423996 A JPH0423996 A JP H0423996A
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column
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JP12968190A
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Koji Muratani
浩二 村谷
Yukitaka Kimura
幸敬 木村
Kazuhiro Nakanishi
一弘 中西
Ryuichi Matsuno
松野 隆一
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Daiwa Kasei KK
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Daiwa Kasei KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はトリペプチド誘導体の連続製造法、より詳しく
はN−保護されたジペプチドの低級アルキルエステルと
アミノ酸アミドとを基質として、酵素法によりエステル
交換反応させてトリペプチド誘導体を連続的に収得する
改良された方法に関する。
従来の技術 現在、数多くの生物学的に活性なペプチド類が発見され
ており、その内の幾つかはカゼイン等の消化態ペプチド
のアミノ酸配列の一部分からなっている。一般にジペプ
チド類及びトリペプチド類等は遊離アミノ酸とはその吸
収機構が異なるため、より早く腸管の刷毛縁膜(bru
sh−bordermembrane)により吸収され
ることが知られている[V、Ganapathy、 G
、 Burckhardt and F、 H,Lei
bachJ Biol、Chew、、 259.895
4 (1984)] 。上記の点でペプチド類は之等を
構成する各遊離アミノ酸よりも優れており、また溶液形
態での浸透圧も低く、之等の性質より経腸栄養剤、医薬
品等の分野で注目されつつある。
上記有用ペプチド類の合成法としては、プロテアーゼに
よる加水分解反応の逆反応を利用する方法(酵素法)が
提案されている[J、 S、 Fruton。
Adv、Enz7mo1.、 53. 239 (19
82)] o この酵素法は化学合成法に比べて、常温
常圧で反応が進行すること、アミノ酸の側鎖官能基を必
ずしも保護する必要がないこと、反応が立体選択的に進
行し安価なラセミ体原料を使用できること、反応中ラセ
ミ化が起こらないこと等の幾つかの長所を有するが、反
面、酵素の基質特異性より目的とするペプチド合成に使
用できる酵素の選択が容易でないこと、一般に反応の平
衡は基質側(分解反応)に片寄っており、収率、反応速
度等が低いこと等の不利があり、工業的実施は尚殆どな
されておらず、化学合成法が汎用されている現状にある
発明が解決しようとする課題 本発明の目的は、酵素法によって有用ペプチド類、殊に
トリペプチド類を安定して効率よく製造する新しい方法
を提供することにある。
本発明者らは上記目的より鋭意研究を重ねた結果、α−
キモトリプシンやパパイン等のプロテアーゼを用いたエ
ステル交換反応によるペプチド合成が、同酵素を用いた
縮合反応によるペプチド合成に比べても非常に反応速度
が早く、しかも反応前に基質のC末端保護基の脱離を要
さず、また水と混和しない有機溶媒中でのペプチド合成
が目的物の収率向上に有効であるとの知見を得、これに
基づき更に研究の結果、之等の手段を組み合わせ採用す
ると共に、上記エステル交換反応を固定化酵素を充填し
たカラム中で行ない且つ基質の有機溶媒溶液中の水分含
量を特定範囲に調節する時には、非常に高い酵素活性が
長期に亘って持続され、しかも一方の原料基質としてジ
ペプチド誘導体を用いトリペプチドを製造する際に、該
原料基質の加水分解反応による切断や切断により生じる
アミノ酸が合成反応に関与する等の副反応も実質的に起
こらず、上記所望のエステル交換反応が選択的に進行し
、かくして連続的に目的とするトリペプチド誘導体を高
純度、高収率で容易に効率よく製造できることを見出し
た。本発明はこの新しい知見により完成されたものであ
る。
課題を解決するための手段 即ち、本発明はN−保護されたジペプチドの低級アルキ
ルエステル(以下[ジペプチド誘導体jということがあ
る)とアミノ酸アミドとから酵素法によるエステル交換
反応によってトリペプチド誘導体を得るに当り、上記両
基質を水分含量を1.5〜2.7容量%の範囲とした有
機溶媒溶液形態で、固定化セリンプロテアーゼを充填し
たカラムに連続的に供給して、上記エステル交換反応を
行なうことを特徴とするトリペプチド誘導体の連続製造
法、並びに固定化金属プロテアーゼを充填したカラムに
、N−保護されたアミノ酸とアミノ酸の低級アルキルエ
ステルとの有機溶媒溶液を連続的に供給してペプチド合
成反応を行なわせてジペプチド誘導体を得、次いで該誘
導体とアミノ酸アミドとを水分含量を1.5〜2.7容
量%の範囲とした有機溶媒溶液形態で、固定化セリンプ
ロテアーゼを充填したカラムに連続的に供給してエステ
ル交換反応を行なうことを特徴とするトリペプチド誘導
体の連続製造法に係わる。
本明細書においてアミノ酸、ペプチド、保護基等の略号
による表示は当該分野における慣用記号に従うものとす
る。
本発明方法は、上記の通りジペプチド誘導体とアミノ酸
アミドとのエステル交換反応を、固定化酵素を充填した
カラム内で特定の有機溶媒溶液形態で連続的に実施する
点にその最大の特徴がある。
この本発明方法において、一方の基質とするジペプチド
誘導体自体は、公知の方法[例えばKNakanish
i、 T、Kamikubo and R,Matsu
n。
BIO/TECHNOLOGY、  3. 459 (
1985)等参照]に従い製造されたものであってもよ
いが、特に本発明方法は上記ジペプチド誘導体をもカラ
ムを用いた酵素法により連続的に合成し、得られる溶液
をそのまま上記特定のエステル交換反応系に原料として
利用する方法(2段カラム連続法)によるのが好ましい
この好ましい2段カラム連続法につき、目的トリペプチ
ド誘導体として2−GI7PheLeuNH2を例にと
りその代表的方法を詳述すれば、本発明方法は以下の反
応(1)及び(2)の組み合わせにより実施される。
z−Gly  +  PheOMe ↓固定化金属プロテアーゼ Z−GIyPbeOMe + 1(20(1)Z−GI
7PbeOMe  +  LeuNH2↓α−キモトリ
プシン Z−GIyPheLeuN[(2+ MeOFl   
(2)上記各反応式に示す反応に基質として用いられる
Z−G17は、N−保護されたアミノ酸の代表例であり
、これは他の各種N−保護アミノ酸、例えばZ−Ala
 、 2−A5p等であることができる。また2等アミ
ノ酸のN−保護基は上記Z(ベンジルオキシカルボニル
基)以外に、ペプチド合成に慣用される各種のN−保護
基、例えばp−メトキシベンジルベンジルオキシカルボ
ニル基、t−ブトキシカルボニル基等であることができ
る。
他方の基質としてのPheOMeもまた、通常の各種ア
ミノ酸、特に疎水性のアミノ酸、例えばTrpOMe等
の低級アルキルエステルであることができ、2等エステ
ルを構成するC−保護基としての低級アルキル基も慣用
されるC−保護基、例えばメチル、エチル、プロピル、
tcrt−ブチル基等の炭素数1〜4のアルキル基のい
ずれでもよい。
上記反応式(1)に示す反応により得られるジペプチド
誘導体(z−GlyPheOMe )とのエステル交換
反応[引き続く反応式(2)に示す]に用いられる基質
であるアミノ酸アミドとしては、上記LeuNH2の他
、各種アミノ酸のアミド、例えばValNH2、Phe
N)12等をいずれも利用できる。
上記各原料基質は有機溶媒溶液形態に調製され各反応に
供される。ここで用いられる有機溶媒としては、代表的
には酢酸エチルを例示できるが、他の水と混和しない有
機溶媒も同様に利用できる。
上記で調製される有機溶媒溶液中の基質濃度は、適宜決
定でき、反応速度の面からはできるだけ高濃度であるの
が好ましく、通常N−保護されたアミノ酸(z−Gly
 )では、約1〜200mM程度、これと反応させるア
ミノ酸低級アルキルエステル(PheOMe)では、上
記Z−Glyの約1〜5倍モル程度、また上記反応によ
り得られるジペプチド誘導体(z−GlyPheOMc
 )では、約1〜5mM程度、該ジペプチド誘導体と反
応させるアミノ酸アミド(LeuNH2)では、約2〜
10倍モル程度の範囲から選択される゛のが適当である
本発明方法において固定化セリンプロテアーゼ及び固定
化金属プロテアーゼとしては、代表的にはキモトリプシ
ン等のセリンプロテアーゼ及びサーモライシン等の金属
プロテアーゼを、常法に従い適当な支持体(樹脂担体)
に固定した各種のものをいずれも使用できる。上記適当
な支持体としては市販の各種のもの、例えばアンバーラ
イトXAD−2、アンバーライトXAD−7、アンバー
−フィトXAD−8、アンバーライトIRC−50、ア
ンバーライト200C[以上ローム アンドハース(R
obm and Haas  Co、)社製]、ダウニ
ック7、MSC−1[ダウケミカル(Dot Chem
ical Co、)社製コ、メルコゲル5I−1000
A [Merckogel Sl 1000人、メルク(M
erck)社製]等の多孔性樹脂担体を使用できる。之
等の内ではα−キモトリプシンにはダウエックスMSC
−1(陽イオン交換樹脂)が、サーモライシンにはアン
バーライトXAD−7が高収率を奏し得るため好ましい
。上記支持体への酵素の固定は、当分野でよ(知られて
いる各種方法に従い得、例えばゲルタールアルデヒド架
橋法によるのがよい。該方法におけるゲルタールアルデ
ヒド濃度は一般に採用されているそれより高濃度、通常
8〜20%程度、好ましくは12.5%前後とするのが
よく、酵素はNaBr等の適当な溶液に溶解後支持体に
吸着固定させるのがよく、かくして、通常支持体1g(
湿潤重量)当り約2〜50重量%の酵素が固定され、活
性及び安定性の高い所望の固定化酵素を収得できる。
本発明方法に従うペプチド合成反応(例えば前記式(1
)に示す縮合反応)は、例えば代表的にはN−保護アミ
ノ酸とアミノ酸低級アルキルエステルとを、後者に対し
て前者が約1〜5倍モル量程度となるように有機溶媒に
溶解させて原料基質溶液を調製し、これを固定化金属プ
ロテアーゼを充填したカラムに連続的に供給して反応さ
せるこ′とにより実施できる。
ここで反応条件としては、例えば原料液の供給速度的0
.5〜2xl/時間、滞留時間約5〜20時間、使用カ
ラム大きさ約10〜20X100〜300−、カラム内
固定化酵素充填量約1g(湿潤重量)等とするのが適当
である。反応温度としては約2〜50重量度を採用でき
、原料液は予めpH5〜7.5程度の適当な緩衝液等で
飽和させて用いられるのがよい。
上記縮合反応により目的とするジペプチド誘導体を有機
溶媒溶液として得ることができ、これはそのまま引き続
くエステル交換反応(例えば前記式(2)に示す反応)
に供することができる。また本発明では上記のごとくし
て得られる反応液より通常の分取操作、濃縮操作、抽出
操作等に従いジペプチド誘導体を分離し、必要に応じて
常法に従い精製後、これを引き続くエステル交換反応の
一方の基質として用いることもできる。更にこのジペプ
チド誘導体は、バッチ法及び連続法を問わず公知の各種
方法に従い得られる各種のものであってもよい。
本発明のエステル交換反応は、例えば代表的には上記ジ
ペプチド誘導体とアミノ酸アミドとを、後者に対して前
者が約2〜10倍モル量程度となるように有機溶媒に溶
解させて原料基質溶液を調製し、これを固定化セリンプ
ロテアーゼを充填したカラムに連続的に供給して反応さ
せることにより実施できる。但し、上記エステル交換反
応においては、原料液の水分含量(水濃度)が、該反応
に用いる酵素の活性、ひいては反応速度、目的物の収量
(収率)等に重大な影響を与え、該水分含量を1.5〜
2.7容量%の範囲に維持することにより、酵素活性の
低下が起こることなく、長期に亘って高純度、高収率で
目的とするトリペプチド誘導体を収得することができる
。しかるに、該水分含量が上記範囲を外れる場合は、本
発明所期の効果は奏し難くなる。即ち水分含量が1.5
容量%を下回る場合、酵素の周りに活性発現に充分な量
の水分が存在し得ず、反応速度が著しく低下することと
なる。逆に水分含量が2.7容量%を越えて余りに多く
なると、担体水相中でエステル基質の物質移動が律速と
なり反応速度が低下する。
尚、前記縮合反応により得られるジペプチド誘導体の有
機溶媒溶液は、通常上記範囲を越える水分含量を有して
いるため、アミド基質を含む水分含量の少ない有機溶媒
溶液を供給して混合することにより、水分の調製を行な
うのが適当である。また、精製されたジペプチド誘導体
等の水分を含有しないものを一方の基質として用いる場
合、原料基質溶液の調製の際に、該誘導体と他方の基質
(アミノ酸アミド)との有機溶媒溶液に所定量の水を加
えて該液中の水分濃度を上記所定範囲となるように調節
しておく必要がある。
本発明の上記エステル交換反応は、例えば原料液のカラ
ム供給速度約3〜10zIl/時間、カラム内滞留時間
約15分以上、使用カラム大きさ10〜20×100〜
200Mn1カラム内酵素充填量1g等の条件下に実施
されるのが好ましく、反応温度は前記縮合反応と同程度
でよい。
前記本発明の特に好ましい2段カラム連続法の実施に適
した反応装置の一例を第1図に示す。
該図に示す装置の利用によれば、本発明方法は固定化金
属プロテアーゼを充填した第1カラム(図の左側カラム
)内に2−Gl7とPheOMeとを含む原料基質の有
機溶媒溶液を連続的に供給して、該カラム内で縮合反応
を行なわせ、次いで得られるジペプチド誘導体(Z−G
lyPheOMe 、図中X−GF−Mと表示)を含む
有機溶媒溶液を、他方の基質とするLeuNH2と共に
、固定化セリンプロテアーゼを充填した第2カラム(図
の右側カラム)に連続的に供給して、該カラム内でエス
テル交換反応を行なわせ、該反応によって目的トリペプ
チド誘導体(z−GIyPheLeuN412 、図中
2−GFL−NO3と表示)を有機溶媒溶液として上記
第2カラムより連続的に取り出すことができる。
上記酵素法によるエステル交換反応によって、本発明の
目的とするトリペプチド誘導体を有機溶媒溶液形態で収
得できる。該反応液からの目的トリペプチド誘導体の分
離は、常法に従い、反応液を濃縮して晶析させるか又は
適当な有機溶媒を用いた抽出操作等によって実施でき、
得られる化合物は更に通常の単離精製手段により精製す
ることができる。
かくして得られるトリペプチド誘導体は、その有するC
−保護基、N−保護基を常法に従い脱離させることによ
ってトリペプチドとすることができ、これは遊離アミノ
酸よりも腸管吸収性に優れ、溶液形態での浸透圧も低く
、従って経腸栄養剤等の構成成分として、食品分野や医
薬品分野で有用である。
実   施   例 以下、本発明を更に詳しく説明するため実施例を挙げる
。尚、各側において用いた固定化酵素は次の方法により
調製した。
〈固定化酵素の調製〉 サーモライシン[EC3,4,24,4,大和化成社製
、力価9470PU/mg] 7.5gを5M−NaB
r及び16.6mM−CaCA72を含む1/40Mト
リス塩酸緩衝液(pH7,5)120zA’に水冷下に
溶解し、この液に固定化担体であるアンバーライトXA
D−7(オルガノ社製)30g (湿潤重量)を加え、
4℃で17時間静かに振盪しながら酵素を担体に吸着さ
せた。上澄液の残存酵素蛋白量をビューレット法により
定量した結果、初発酵素量の約70%が担体に吸着され
た。上記上澄液7511を除去した残りの固定化酵素懸
濁液に25%ゲルタールアルデヒド溶液(半片社製)7
511を加え、4℃で約3時間振盪して架橋反応を行な
い、その後冷却した0、1Mトリス塩酸緩衝液(pH7
,5,5mM−CaCA’2含有)約11及びLM−N
aCA’を含む同緩衝液約11で交互に2回洗浄して、
固定化サーモライシン(以下rIMTJという)を得た
。該IMTを4℃で保存した。
また、以下の通り固定化α−キモトリプシン(以下rI
McJという)を調製した。
即ち、予め24及び42メツシユで篩分し、エタノール
洗浄及び0.025Mトリス塩酸緩衝液(pH7,5,
20mM−Ca CII 2含有)で洗浄した樹脂担体
[アンバーライトXAD−2、同XAD−7、同XAD
−8、同I RC−50、同IR−120、同200 
C,同252(以上オルガノ社製)、ダウエックスMS
C−1(ダウケミカルズ社製)、及びメルコゲル5I−
1000(メルク社製)]のそれぞれ11.5g湿潤重
量)と、α−キモトリプシン(EC3,4,21,1,
3回再結晶したもの、シグマ・社製)375■を氷冷し
た0、025M)リス塩酸緩衝液(pH7,5,20m
M−CaC/2含有)7.5zlに溶解させた液とを混
合し、4℃で17時間静かに振盪しながら酵素を担体に
吸着させた。次いで得られた懸濁液より上澄液の半量を
除去し、残りの固定化酵素懸濁液に25%ゲルタールア
ルデヒド溶液3.7℃M/を加え、4℃で約3時間振盪
して架橋反応を行ない、その後冷却したO、LM)リス
塩酸緩衝液(pH7,5,5mM−CaCI2及びIM
−NaC1含有)約IA’及びIM−NaCIを含まな
い同緩衝液約11で順次洗浄して、目的のIMCを得た
。該IMCは4℃で保存した。
更に、上記IMCの1.3gを0.1M)リス塩酸緩衝
液(20m M  Ca C12含有、pH9)中でイ
ンキュベートし、混合物を濾過し、ドライアイスで凍結
乾燥させて、凍結乾燥IMCを得た。
その重量はIMC(湿潤重量)の59.4%であった。
実施例 1 (1)  P h e OM e及び−LeuN)12
の製造まずPbeOMe・RC7(国産化学社製)50
mMを、水(25mM  Na2CO3含有)100y
/に溶解し、この液をクロロホルム100zA’と混合
し、次いでPbeOMeを含有するクロロホルム溶液を
除去する操作を2回以上繰返し、クロロホルム溶液的3
0011を得た。これをM g S 04で乾燥し、減
圧蒸留して油状物としてPl+eOMeを得た。
上記においてPheOMe ・HCfに代えてLeuN
F12 ・HCj(半片テスク社製)を用いて同様にし
て白色粉末としてLeuNH2を得た。
(2)  z−GlyPheOMeの製造(バッチ法)
50 mM−M e s  [2−(N−モルホリノ)
エタンスルホン酸、同仁化学研究所製] NaOH緩衝
液(pH7,5rr1M−CaC12含有)を酢酸エチ
ルと40℃で混合し、このMes−NaOH緩衝液をI
MTのインキュベートに用い、また酢酸エチルを基質の
溶解用液として用いた。
予め飽和Mes−NaOH緩衝液中にてインキュベート
したIMTの0゜2gを、40mMz−G17及び80
 m M  PheOMeを含む酢酸エチル4zlと混
合し、混合物を振盪下に40℃でインキュベートして反
応させた。
経時的に上記反応液0,2y/をサンプリングし、以下
の高速液体クロマトグラフィー(HP L C)にて生
成物量(N−ベンジルオキシカルボニル基及びフェニル
アラニン残基)を定量した。また、LeuNH2濃度を
ニンヒドリン反応により測定した。
<HPLC条件〉 装 置:HPLC(島津製作所製LC−6A型)カラム
:ODSカラム(4,6X150肛)充填剤:コスモシ
ル5C1g  P (半片社製)流速:0.8y/1分 溶 媒ニアセトニトリルー水(6: 4v/v 、リン
酸にてpH2,5に調整) 検 出:紫外吸収(254nm) その結果z−GIyPheOMeの収率は97%であっ
た。
(3)  Z−GI7PheOMeの製造(連続法)こ
の連続法は文献[K、Nakanishi、 T、Ka
mikub。
and R,Majsuno、  Bio/Techn
oloB、  3. 459 (1985)]に従い次
の通り行なった。連続反応の開始前にIMTを飽和Me
s−NaOH緩衝液(pH7)で平衡化させた。連続反
応は40mM  2−Gly及び80 m M  Ph
eOMeを含む飽和酢酸エチル溶液を、IM74.6g
 (湿潤重量)を含むガラスカラム(11φX150m
m)に、流速0.75xl/hr(滞留時間10時間)
で供給し、基質溶液及びカラムを水浴上で25℃に維持
しつつ行なった。
カラム溶出液(反応液)を経時的にサンプリングしHP
LCで定量した。
得られた結果を第2図に示す。図は横軸に連続反応時間
(br)を、縦軸に目的物(2−GlyPbeOMe 
図中[−GF−Mlと示す)収率をとり、経時的収率を
求めたものであり、核間より、120時間後の目的物収
率は88%以上であることが判る。
(4)  z−G17PheLeuNH2の製造(バッ
チ法)まずIMCをO,IM)リス塩酸緩衝液(pH9
,20mM−CaC12含有)で平衡化(振盪下、25
℃、20分間)させ、濾過して緩衝液を除いた。このI
MCの0.1gを201!容バイアル瓶に入れ、次にモ
レキュラーシーブス3Aを用イテ脱水した酢酸エチルに
5mM  z−GlyPbeOMe及び5 Q mM 
LeuNH2を溶解させた液の2xlを上記バイアルに
入れ、混合物を振盪下に25°Cでインキュベートして
反応させた。
経時的に反応物0,2xlをサンプリングし、HPLC
分析を行なった。
また反応時間40分間での目的物収量の増加により酵素
活性を調べた。
上記反応は3時間以内にほぼ終了し、24時間以降での
収率増加は認められなかったので、この24時間後の収
率を平衡収率とした。
目的のz−G17PheLueNH2の同定は、以下の
精製操作の後のアミノ酸分析及びIH−NMR分−析に
より行なった。
上記精製は収率が100%となった時に反応液を集め、
5%クエン酸溶液、水、5%アンモニア溶液及び水で2
回洗浄し、2−GlyPheLeuNH2を含む酢酸エ
チルをM g S Oaで乾燥し減圧蒸留した。
アミノ酸分析結果: Gly : Phe : Leu =1. 02:1:
0. 99’H−NMR(CD30D:TMS)δpp
m :0.89 (3H,d、J=5.5Hz)0.9
2 (3H,d、J=5.8 Hz)約1.6 (3H
,m) 2.96 (IH,dd、J=14.0.8.58x)
3.16 (IH,dd、J=14.0.5.8Hz)
3.67 (LH,d、J=16.8Hり3.77 (
IH,d、J=16.88り4.34 (IH,m) 4.60 (IH,dd、J=8.2,5.5 Hz)
5.07 (2H,s) 7.2−7.3 (IOH,m) 上記において、IMCとして種々の樹脂担体に固定した
α−キモトリプシンを用い、反応時間を1時間として得
られた目的物(Z−GlyPheLeuNH2)の収率
を下記第1表に示す。
第   1 表 上記表より、ダウエックスMSC−1(陽イオン交換樹
脂)の利用が最も高い収率を奏し得ることが判る。尚、
溶液中の約30%の蛋白質が樹脂に吸着し固定された。
また上記において、反応系のpH()リス塩酸緩衝液に
よる)、反応温度及びLeuNH2濃度を種々変化させ
て得られた結果(相対酵素活性及び平衡収率)を第3図
に示す。
核間より、試験した範囲(pH7〜9)において緩衝液
のpHは、酵素活性に実質的に影響を与えず(第3図左
欄)、反応温度(20〜40℃)もIMCの相対酵素活
性及び平衡収率には依存せず(第3図中欄)、LeuN
82濃度の上昇に伴い酵素活性は増加するが平衡収率は
この濃度には影響されない(第3図右欄)ことが判る。
之等のことより、基質1−G lマPheQMeの樹脂
担体中への拡散抵抗が反応速度に影響を与えることが示
唆される。
(5)  X−GIyPheLeuNH2製造(バッチ
法)における水濃度の酵素活性への影響 上記反応系における水濃度の酵素活性への影響を調べる
ため、IMCを入れた反応バイアルに基質の脱水酢酸エ
チル溶液を加えると同時に、0〜100μlの水をマイ
クロシリンジを用いて同バイアルに加えて、2−Gly
PheLeuNH2の合成のためのバッチ反応を開始し
た。
反応溶液の水濃度の測定は、該溶液0.5y/を予め脱
水溶媒ML (三菱化成社製)0,5y/を加えておい
た1011容バイアルに注ぎ、該混合液の0.25zA
’をマイクロシリンジを用いてカールフィッシャーモイ
スチャーメーター(MKS−1s。
京都電子工業株式会社製)の滴定用容器に取り出して行
なった。
IMCの樹脂中の水濃度の測定は、酵素活性の測定のた
めのサンプリングの40分後に、乾燥G−2ガラスフィ
ルター上でIMCを濾過し、次いで全IMCを101!
容バイアルに入れ、脱水溶媒M L 121’の添加後
、バイアル中の混合物を20分間振盪し、全混合物(樹
脂及び溶液)を1011駒込ピペツトを用いて滴定用容
器に入れた。
上記滴定にはカールフィッシャー試薬SS(三菱化成社
製)を用いた。
マイクロシリンジにより水10μlを加え、カールフィ
ッシャー試薬SSの標準化をF=10/A(但しFは試
薬の力価(μ/ H20/x/)及びAは水10μlの
滴定に消費された試薬の容積)として求めた。
上記に従い求められた反応溶液の水濃度(μl/xi、
横軸)と樹脂担体中の水量(μI/湿潤湿潤重量縦1縦
軸の平衡関係を第4図に示す。
図において○−○、△−△及びローロはいずれも溶液中
の水濃度と樹脂中の水濃度との関連を示しており、・−
・及びムームは各種水濃度での相対酵素活性を示してい
る。また○及び・はIMCを用いた結果であり、△及び
ムは凍結乾燥IMCを用いた結果であり、0は酵素を含
まない樹脂担体を用いた結果である。
上記第4表より次のことが判る。酵素を含まない樹脂に
ついての結果もIMC及び凍結乾燥IMCについてのそ
れらと同様であった。即ち、このことは樹脂自体の性質
が水濃度の平衡を決定していることを示唆している。ま
た溶液中の水濃度が酢酸エチル中の飽和濃度(32,4
μI!/xi)を越えると、樹脂中の水濃度は急速に増
加する。
更に水を添加すると合成系バイアル内に水相が出現する
。水濃度は17〜20μl / ?A!で最大酵素活性
が得られる。溶液中の水濃度がこの最適濃度を越えると
酵素活性は低下していき、これは樹脂中の水濃度が溶液
中の飽和水濃度を越えると樹脂中の水濃度の突然の増加
を伴って急激に低下する。
このことは以下の通り説明される。即ち水濃度が低い場
合酵素周囲には水が少量しか存在せず酵素は作用し得な
い。水濃度が高い場合反応速度は樹脂中の水相への2−
GlyPheOMeの拡散速度により制御される。この
ことは捕り潰したIMCの場合は水濃度が32.3μl
/xiでも反応速度は、IMCの至適水濃度17〜20
μII/z(lにおける反応速度の97.4%を示すこ
とからも示唆される。これに反して平衡収率は水濃度に
係わらす100%となり得る。
(6)  2−GI7PbeLeuNH2の連続製造(
連続法)この反応に先立って、IMCを0.1M)リス
塩酸緩衝液(pH9,0,20mM−CaC/2含有)
で平衡化させた。
5mM  2−GlyPheOMe 、 25mM L
euN[12及び水1.8%(v/v )を含む乾燥酢
酸エチルを、lMC1,5g (湿潤重量)を含むガラ
スカラム(11X150mm)に、流速4.  lz/
/hr (滞留時間28分)で供給した。基質溶液とカ
ラムとを水浴上で25℃に保持し、カラム溶出物を経時
的にサンプリングし、HPLC分析により目的とする2
−Gl7PheLeuNH2の収率を求め、またカール
フィッシャーモイスチャーメーターにより水分量を、ニ
ンヒドリン法によりLeuNH2濃度をそれぞれ求めた
160時間後、IMCを取り出し、樹脂中の水量をモイ
スチャーメーターにより測定し、その後残りのIMCを
0.025Mトリス塩酸緩衝液(pH7,5,20mM
  CaC/2含有)でよく洗浄しIMCの残存活性を
、2−Gl)PheLeuNt(2をバッチ法により合
成して調べた。
第5図に2−2−G17PheO及びLeuN)12か
らのz−GIyPbeLeuN)(2の収率(〇−〇、
縦軸)及び上記連続系での反応液中の水濃度(△−△、
縦軸)を、反応時間(横軸)に対して求めた結果を示す
核間よりz−G17PheLeaNFI2の高収率が1
60時間維持されていることが判る。
反応の初期段階においてはIMCから水が流出し、反応
液中の水濃度は基質溶液中のそれと同一となる。反応終
了後、IMC中の水濃度は108μ//g(IMC湿潤
重量)であった。この濃度はほぼ最大酵素活性に相当す
る。
上記結果より、反応系内とIMC中との水濃度の平衡が
確立され、これがIMC活性の保持に有効であることが
判る。
尚、0.75%(v/v )の水を含む基質溶液を用い
た比較実験においては、2−GlyPheLeuN)I
2の白色結晶がIMC床に沈殿析出し、流れを停止させ
た。
(7)  z−Gly、  Phe−OMe及びLeu
NH2からの2−GIyPheLeuNt12の連続製
造(連続法)この方法の概略は第1図に示す通りである
反応に先立ち、IMC及びIMTを上記(6)及び(3
)と同様にして平衡化させた。
40mM  2−Gly及び80 m M  PbeO
Meを含む飽和酢酸エチルを、IMT  5゜Og(湿
潤重量)を含む第1のガラスカラム(11X150mm
)に、流速1. 2xl/hr (滞留時間6.8時間
)で供給した。
2−GIYPheOMeの収率が一定となった時点で、
28、 6mM LeuNH2及び1.6%(v/v 
)水を含む酢酸エチルと上記第1のカラムからの溶出液
とを、lMC2,5g (湿潤重量)を含む第2のガラ
スカラム(11X150mm)に供給した。該第2のカ
ラムからの溶出液の流速は8.  Q y/ / h 
rであり、IMC中の滞留時間は19分であった。
上記第2のカラムにおける基質溶液中の水濃度は計算上
1.80〜1.85%(v/v )であった。
基質溶液と上記両力ラムとを水浴上で25℃に保持し、
カラム溶出物を経時的にサンプリングし、)(PLC分
析により目的とする 2−GlyPheLeuNH2の
収率、水分量及びLeuNH2濃度をそれぞれ前記(6
)と同様にして求めた。
220時間後、IMC約0.5gを取り出し、樹脂中の
水量をモイスチャーメーターにより測定し、その後0.
025M)リス塩酸緩衝液(pH7,5,20mM  
CaCA’2含有)でIMT及び残りのIMCをよく洗
浄し、IMTの残存活性を2−PbePheOMcの合
成により調べた。またIMCの残存活性を前記(6)と
同様にして調べた。尚、上記Z−PhePheOMeの
合成は二相系で行なった[KNakanisbi  T
、Kamikubo and R,Matsuno  
Bio/Technolog7. 3.459 (19
85)参照]。
上記2−Gly、、PheOMe及びLeuNH2から
の1−Gl!PheLeuNH2の連続合成の経緯を、
第5図と同様にして第6図に示す。
上記図に示す通り9日間に亘ってz−GlyPheLe
uNI2のz−GI7PheOMeに対する収率は89
%以上に維持されていた。またz−Glyに対する収率
は80%以上であり、反応溶液中の水濃度は16,1〜
19.1μl/1/の伺にあった。
上記連続合成後、IMC中の水濃度は94μl/g (
IMC)であり、これは最大値より若干低かった。また
IMTの残存活性は94%であり、IMCのそれは10
0%であった。
尚、上記連続反応の最終段階での収率の若干の低下は、
IMTの何らかの不活性化及びIMC中の水濃度の低下
に基づくものと考えられるが、この不活性化(サーモラ
イシンからのカルシウムの除去)は基質溶液中にCaC
/2を添加存在させることにより解消され、また水の欠
乏は前記2−GI7PbeLeuNf12の連続合成の
項で述べたように、第2のカラムへの供給に先立って基
質溶液中の水濃度をチエツクすることにより解消し得、
之等によれば収率はほぼ100%に達すると考えられる
か<シテ得られる目的物z−GIyPheLeuNH2
は、酢酸エチル溶液に完全に溶解し、また適当な酸もし
くは塩基性溶液での洗浄により、容易にz−G I !
PbeOMe及びLeuNH2と分離できる。
以上のように、本発明方法によれば3種のアミノ酸誘導
体から、エステル交換反応及び有機溶媒系を利用して、
室温下に安全に、目的とするトリペプチドを連続的に合
成可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の2段カラム連続法の実施に適した反応
装置の一例を示す概略図である。 第2図は実施例1(3)に従う方法で得られる化合物の
経時的収率をプロットしたグラフである。 第3図は実施例1(4)に従い、反応系のpH,反応温
度及び基質濃度を種々変化させて得られた相対酵素活性
及び平衡収率を示すグラフである。 第4図は実施例1(5)で求めた溶液の水濃度と樹脂担
体中の水量との平衡関係を示すグラフである。 第5図は実施例1(6)に従いz−GlyPheOMe
及びLeuNH2から2−GlyPheLeuNI(2
を得る反応の収率及び反応液中の水濃度を反応時間に対
して求めたグラフである。 第6図は実施例1(7)に従い2−Gly、 PheO
Me及びLeuNH2から2−Gly PheLeuN
H2を連続合成した時の反応収率と反応液中の水濃度と
を反応時間に対して求めたグラフである。 (以 上) 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N−保護されたジペプチドの低級アルキルエステ
    ルとアミノ酸アミドとから酵素法によるエステル交換反
    応によってトリペプチド誘導体を得るに当り、上記両基
    質を水分含量を1.5〜2.7容量%の範囲とした有機
    溶媒溶液形態で、固定化セリンプロテアーゼを充填した
    カラムに連続的に供給して、上記エステル交換反応を行
    なうことを特徴とするトリペプチド誘導体の連続製造法
  2. (2)固定化金属プロテアーゼを充填したカラムに、N
    −保護されたアミノ酸とアミノ酸の低級アルキルエステ
    ルとの有機溶媒溶液を連続的に供給してペプチド合成反
    応を行なわせてN−保護されたジペプチドの低級アルキ
    ルエステルを得、次いで得られるN−保護されたジペプ
    チドの低級アルキルエステルとアミノ酸アミドとを水分
    含量を1.5〜2.7容量%の範囲とした有機溶媒溶液
    形態で、固定化セリンプロテアーゼを充填したカラムに
    連続的に供給してエステル交換反応を行なうことを特徴
    とするトリペプチド誘導体の連続製造法。
JP12968190A 1990-05-18 1990-05-18 トリペプチド誘導体の連続製造法 Pending JPH0423996A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11202723B2 (en) 2016-07-01 2021-12-21 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with improved topsheet dryness

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11202723B2 (en) 2016-07-01 2021-12-21 The Procter & Gamble Company Absorbent articles with improved topsheet dryness

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