JPH04238731A - 自動車のエネルギー回生装置 - Google Patents

自動車のエネルギー回生装置

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Publication number
JPH04238731A
JPH04238731A JP1277491A JP1277491A JPH04238731A JP H04238731 A JPH04238731 A JP H04238731A JP 1277491 A JP1277491 A JP 1277491A JP 1277491 A JP1277491 A JP 1277491A JP H04238731 A JPH04238731 A JP H04238731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
engine
accumulator
oil pump
energy
Prior art date
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Pending
Application number
JP1277491A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Mimura
建治 三村
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPH04238731A publication Critical patent/JPH04238731A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてフットブレーキ
を使用しての減速時に捨て去られていた回転エネルギー
を貯え、その貯えられたエネルギーを加速時に放出させ
ることで加速を補助することができる自動車のエネルギ
ー回生装置に関する。
【0002】
【発明の背景】現在、自動車は社会生活における必需品
となっているが、反面、排気ガスに含まれる有害成分に
よる環境への悪影響や、燃料となるガソリンを得るため
の石油の資源限界等の問題が提起されている。その対策
として燃料をガソリンに代えてアルコールや電気を使用
した自動車も開発されているが、そのパワーや走行持続
性あるいはエネルギー源の供給システム等の点でその実
用性は乏しいものとなっている。
【0003】
【発明の目的】本発明は上気した現状に着目してなされ
たもので、現在のガソリンを燃料の主体としている自動
車社会の秩序や技術に変更を加えることなく、ガソリン
の消費量を抑えることで低燃費化と、発生する排気ガス
中の有害成分を抑えることを図った自動車のエネルギー
回生装置を提供することを目的としている。
【0004】この目的を達成するために、本発明に係る
自動車のエネルギー回生装置は、エンジンのフライホイ
ールと動力伝導手段によって接続されたオイルポンプと
、そのオイルポンプの機能切替をするバルブと、そのバ
ルブと系路として接続されたアキュムレーターとを有し
、主としてフットブレーキを使用した減速時にエンジン
のフライホイールの回転力を駆動源として前記オイルポ
ンプを回転させてアキュムレーターにオイルを蓄圧させ
ることを特徴としている。
【0005】
【作用】上気した構成としたことにより、従来は捨て去
られていた減速時の回転エネルギーが油圧力としてアキ
ュムレーターに蓄えられることになる。この蓄えられた
エネルギーは加速時に放出されて、エンジンのフライホ
イールに伝達され、その回転を補助することとされる。 そのため、加速時に必要とされるエネルギーがエンジン
自体は従来より少なくて済むために、ガソリンの消費量
が抑えられ、また、加速時に最も多く含まれる排気ガス
中の有害成分の空気中への排出も少なく抑えることがで
きるのである。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施の一例を図面を参照して
説明する。図1は本発明に係る自動車のエネルギー回生
装置の一実施例を示す機構の斜視図である。
【0007】この図1に示す実施例はMT車を前提とし
ているものであり、図中1はエンジンを示している。こ
のエンジン1のフライホイールはギア機構2によって第
一のオイルポンプ3の駆動軸3aの先端に取り付けられ
たギア4と接続されている。
【0008】第一のオイルポンプ3はバルブ5とに系統
のパイプ6a・6bで継なげられており、バルブ5を切
り替えることで、この第一のオイルポンプ3は後述する
アキュムレーターから蓄圧されたオイルが放出された際
にそのエネルギーをエンジン1のフライホイールへ伝達
するオイルモータとしての機能も果たすものとなってい
る。第一のオイルポンプ3にオイルモータとを同一部品
で兼用させたため、自動車への搭載重量を最小限とする
ことができる。
【0009】前記したバルブ5はオイル輸送管7にシリ
ーズで組み付けられている。オイル輸送管7にはオイル
タンク8及び第二のオイルポンプ9が組み付けられ、T
ジョイント10a・10bを用いたブランチ管11を介
してアキュムレーター12が組み付けられている。また
、13はバイパス管であり、アキュムレーター12内の
圧力が容量をオーバーした場合に、そのオイルを逃がす
ようになっている。このバイパス管13には調整用のバ
ルブ14が介在されるとともに、オイルタンク8の直前
には流量や流圧のショックを緩和させるとともに、オイ
ルタンク8の容量を補助するサブタンク15が組み付け
られている。
【0010】また、前記した第二のオイルポンプ9はモ
ータ16と接続されているもので、このモータ16は自
動車に搭載されているマイクロコンピュータ17と接続
され、これによってその作動を制御されている。このマ
イクロコンピュータ17は搭載されたバッテリー18及
びソーラーバッテリー19と接続されているもので、バ
ッテリー18の容量が適正であるかぎり、ソーラーバッ
テリー19による電力でモータ16を回し、第二のオイ
ルポンプ9を回し、アキュムレーター12へのオイルの
蓄圧を補助するようになっている。
【0011】本実施例における自動車のエネルギー回生
装置の構造は上記のようになっており、主としてフット
ブレーキの踏み込みによる減速時に、エンジン1のフラ
イホイールの回転力をギアによって第一のオイルポンプ
3に伝導し、この第一のオイルポンプ3の動作によって
オイル輸送管7、ブランチ管11を通してアキュムレー
ター12にオイルを蓄圧する。その際に、第二のオイル
ポンプ9はモータ16によってこの作動を補助する。そ
して、加速時にはこの蓄えられたオイルがアキュムレー
ター12から放出され、バルブ5の切り替えによって第
一のオイルポンプ3がオイルモータとして機能し、アキ
ュムレーター12からの放出エネルギーがフライホイー
ルを通じてエンジン1へ供給される。
【0012】上気した実施例にあって、基本動作はブレ
ーキング状態でアキュムレーター12への蓄圧、加速状
態で放出となるが、その場合の自動車の状態は種々の条
件によって決定され、その条件はマイクロコンピュータ
17に情報として逐次送られる。その送られる情報とし
てはエンジン回転数、フットブレーキペダルのON、O
FF、クラッチペダルのON、OFF、アクセル作動方
向、ギアのセレクト位置、サイドブレーキのON、OF
F、バッテリーの容量、アキュムレーターの圧力、及び
切り替え可能なエネルギーモードの9項目であり、前記
した条件がどのような状態にあるかによってマイクロコ
ンピュータ17で制御される動作はバルブ5の切り替え
、モータ16の駆動及び燃料の噴射量の3項目となる。
【0013】本実施例によると、主としてフットブレー
キペダルを踏み込んでの減速時にアキュムレーター12
にオイルを蓄圧するシステムとなるが、アキュムレータ
ー12の圧力が不足状態にある場合、クラッチを切った
状態(停車中)でエンジン1を回転させ、アキュムレー
ター12に蓄圧を行うこともできる。これは第一のオイ
ルポンプ3をエンジン1側に配したことによる。この作
用によって、本実施例装置を加速装置としても使用する
ことができる。
【0014】また、本実施例はクラッチペダルを備えた
いわゆるMT車を前提としたが、AT車に応用実施する
ことは可能で、その場合には第一のオイルポンプ3の配
置箇所をエンジンとクラッチの間でタイヤ寄りにする等
の設計変更となる。
【0015】
【発明の効果】上述したように、本発明に係る自動車の
エネルギー回生装置によると、従来は捨て去られていた
減速時の回転エネルギーをオイル圧のエネルギーに変換
して蓄積することができる。また、この蓄えられたエネ
ルギーを加速時に放出することとなり、その放出エネル
ギーでエンジンの回転を補助することとなるので、燃料
としてのガソリンを節約でき、さらに、特に加速時に多
い排気ガス中の有害成分を抑えることができる。そして
、本発明装置は従来の自動車環境を格別に変更すること
なく、自動車に搭載する作業のみで済むものとなってい
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車のエネルギー回生装置の一
実施例を示す機構の斜視図である。
【符号の説明】
1  エンジン 2  ギア機構 3  第一のオイルポンプ 5  バルブ 7  オイル輸送管 8  オイルタンク 9  第二のオイルポンプ 12  アキュムレーター 13  バイパス管 15  サブタンク 16  モータ 17  マイクロコンピュータ 18  バッテリー 19  ソーラーバッテリー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  エンジンのフライホイールと動力伝導
    手段によって接続されたオイルポンプと、そのオイルポ
    ンプの機能切替をするバルブと、そのバルブと系路とし
    て接続されたアキュムレーターとを有し、主としてフッ
    トブレーキを使用した減速時にエンジンのフライホイー
    ルの回転力を駆動源として前記オイルポンプを回転させ
    てアキュムレーターにオイルを蓄圧させることを特徴と
    する自動車のエネルギー回生装置。
  2. 【請求項2】  前記したオイルポンプはエンジンとク
    ラッチとの間でエンジン寄りに位置させてあることを特
    徴とする請求項1に記載の自動車のエネルギー回生装置
JP1277491A 1991-01-09 1991-01-09 自動車のエネルギー回生装置 Pending JPH04238731A (ja)

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JP1277491A JPH04238731A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 自動車のエネルギー回生装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1277491A JPH04238731A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 自動車のエネルギー回生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04238731A true JPH04238731A (ja) 1992-08-26

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ID=11814755

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JP1277491A Pending JPH04238731A (ja) 1991-01-09 1991-01-09 自動車のエネルギー回生装置

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JP (1) JPH04238731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100578564B1 (ko) * 2005-02-03 2006-05-16 채규국 철도차량의 전력회수장치

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