JPH0423854Y2 - - Google Patents

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JPH0423854Y2
JPH0423854Y2 JP1985046959U JP4695985U JPH0423854Y2 JP H0423854 Y2 JPH0423854 Y2 JP H0423854Y2 JP 1985046959 U JP1985046959 U JP 1985046959U JP 4695985 U JP4695985 U JP 4695985U JP H0423854 Y2 JPH0423854 Y2 JP H0423854Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は原子炉用燃料棒の端栓溶接装置におけ
るスプリング供給機構に関する。
従来の技術 原子炉用燃料棒(以下原子燃料棒という)へス
プリングを供給するための従来設備は、人手によ
る補助作業を必要とした半自動作業であつた。即
ち、原子燃料棒へスプリングを供給する手順は、
必要多数本の収容された皿から一本宛スプリング
をとりあげ挿入用樋上に載せる工程、搬送工程、
位置決め工程、挿入工程を経なければならない
が、このうち搬送、位置決め工程のみが自動化さ
れ、他は手動によつていた。
考案が解決しようとする問題点 上記による従来技術では作業者は常時グローブ
ポートから手を差し入れて作業をしなければなら
なぬため非能率的であると共に被爆管理上からも
問題であつた。
本考案は上記問題点を除き、人手を必要としな
い全自動のスプリング供給機構を提供すること目
的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため本考案の構成は次のよ
うになる。即ち、水平方向に長いコイルスプリン
グeの多数を上下方向に一列に並べて貯溜するマ
ガジン10と、該マガジンの下方でコイルスプリ
ングeを1個宛受取るスプリング受樋20と、該
スプリング受樋をその長さ方向に対し直角水平方
向に進退させるスプリング受樋進退部材30と、
前記スプリング受樋20に一体的に結合され、該
受樋の前進時に前記マガジン10の下部開口10
bを閉鎖するようマガジン下方に進退する仕切板
50と、前記スプリング受樋20上のスプリング
eをその軸方向一方へ送るためのスプリング送り
部材60と、前記スプリング受樋20内に設けら
れたスプリング受取り確認用センサ71,72と
を有する。
作 用 予めマガジン内に収容されたコイルスプリング
を下部開口から1個宛落下させてスプリング受樋
にて受取り、該受樋上にスプリングを保持したま
ま、前記スプリング受樋をその長さ方向に対し直
角方向に前進させて原子燃料棒の軸心と一致する
位置まで移動させ、次いでプリングをその軸方向
に送り出し、スプリングが原子燃料棒に挿入した
ことを確認すると前記スプリング受樋を元のマガ
ジンの下部開口の直下まで復帰させる動作を全自
動で行なう。
実施例 以下本考案を図面に示す実施例にもとづいて説
明する。
第1図ないし第5図に示す如く、本考案のスプ
リング自動供給機構は、コイルスプリング(以下
単にスプリングという)eの多数を上下方向に一
列に並べて貯溜するようにした水平方向に長いマ
ガジン10と、該マガジンの下方にあつて、スプ
リングeを1個宛受取るスプリング受樋(以下受
樋という)20と、スプリング受樋案内部材(1
受樋案内部材という)40に誘導され、受樋20
をその長さ方向に対し直角水平方向に進退させる
スプリング受樋進退部材(以下受樋進退部材とい
う)30と、前記受樋20に一体的に結合され、
該受樋の前進時に前期マガジン10の下部開口1
0bを閉鎖するようマガジン下方に進退する仕切
板50と、前期受樋20内のスプリングeをその
軸方向一方へ送るためのスプリング送り部材(以
下送り部材という)60と、前記受樋20内に設
けられたスプリング受取り確認用およびスプリン
グ送り確認用のセンサ71,72を有する。
しかして前記マガジン10は取付取外し自在と
され、上下に蛇行状をなす収容部10aの下部途
中には、該収容部を横ぎつて進退自在なシヤツタ
11が設けられる。該シヤツタ11は蝶ねじ11
aによつて固定される。
受樋20は第2図示のように、スプリングeが
その軸方向を樋長さ方向に一致させて載置可能な
受溝20aをもつ。該受樋20aの原子燃料棒h
に指向するスプリング前進側端部(第2図示の左
側端部)で、かつ、前記受樋20の前進側(第2
図下方)の側壁に、切欠21が設けられている。
受樋進退部材30は、前記受樋20に結合固定
された支持板31と、該支持板に順次組付固定さ
れるL型連結部材32,T型連結部材33とを介
して中間軸34に摺動自在に外嵌されている。こ
のT型連結部材33が中間軸34に外嵌する脚部
33aの前後(第3図左右)には該脚部を挾んで
複数の皿ばね36が重合設置される。これにより
前記T型連結部材33は中間軸34の前後軸受3
5の間に弾発的に支持される。該軸受35はスリ
ーブ37に固定され、該スリーブ37は受樋送り
モータ39の駆動により前後進する進退軸38と
ともに前後方向へ進退可能とされる。
次に、受樋案内部材40は、第4図示の如く、
前記T型連結部材33に固定された連結部材41
と、該連結部材41に結合固定された案内棒43
と、該案内棒が摺動自在に内嵌された案内筒42
とからなる。案内棒の43の後端部には、前進用
ストツパ44が装着されている。仕切板50の下
面には、左右一対の前後方向に長い案内板45が
固着され、これら案内板45はデスク1に立設さ
れた左右2対の案内ローラ46間に挾持案内され
て前進後退作用が付与されるよう設定される。支
持板31はビス31aによつて前記T形連結部材
33に螺着されている。
また仕切板50は支持板31をを摺動可能とさ
れ、後端には前進付勢用ばね51と前進用ストツ
パ52を持ち、デスク1の後端に前進用当り面5
3が突設される。また、仕切板50の前部下面に
はストツパ54が固定され、それに当接する後進
用当り面55は前記T形連結部材33の後面とな
る。これら各ストツパ52,54および当り面5
3,55は夫々、仕切板50の前進後退極限位置
を規制する。この極限位置とは、前記受樋20の
前進時において仕切板50が下部開口10bを塞
ぎ、後退時には全開するよう位置である。50a
は重量軽減のための孔である。
更に、送り部材60は、その外周面の一部が受
樋20の樋面に突出したねじ棒やウオームからな
るねじ部材63と、受樋20の底面にとりつけら
れたスプリング送りモーター61と、これらねじ
棒63と前記モーター61とを連結する可撓桿6
2とからなる。
即ち、ねじ部材63は、前記受樋20の下面
で、樋長さ方向に平行な軸線回りに回転自在に取
り付けられ、前記受樋20a内および前記切欠2
1内に外周面の一部を突出させている。スプリン
グ送りモーター61は、該ねじ部材を回転させる
よう前記受樋20の下面に取り付けられている。
受樋20における前後部には夫々、スプリング
eが該樋面に正しく落下収容されたことを感知す
る受取り確認用センサ71として近接スイツチが
設けられ、また、前記ねじ棒63の後方(第2図
右方)には該受樋上のスプリングが確実に原子燃
料棒へ向つて送り出されたがどうかを確認するた
めのおくり確認用センサ72として反射形光セン
サが設置される。受取り確認用センサ71はスプ
リングが載つたとき感知し、送り確認用センサ7
2はスプリング後端が通過し終つたとき感知す
る。
以上において作動状態を説明する。
マガジン10にはシヤツタ11を閉じた状態でス
プリングeを上下に多数が並列収容する。このマ
ガジン10が組付けられた後、シヤツタ11が開
かれ、該シヤツタは開放状態に蝶ねじ11aを使
つて固定する。これにより、マガジン10内のス
プリングeはその最下部のもの1個が下部開口1
0bより落下し、受樋20上に載置される。スプ
リングeが正しく受樋20上に載置されたことを
受取り確認センサ71が感知すると、指令によ
り、受樋進退部材30の受樋送りモーター39が
回転を始め、第8図示において、実質的一体に結
合された進退軸38、スリープ37、軸受35、
中間軸34、T形連結部材33、L形連結部材3
2、支持板31および仕切板50が同時に作動
し、受樋20を前進(第3図の左方へ移動)させ
る。前進用ばね51は仕切板50の前進を助け
る。
受樋20が前進用ストツパ44に規制された前
進極限位置まで来ると板ばね36によつて緩衝さ
れて停止するがこのとき原子燃料棒hとスプリン
グとの軸心が一致するよう設定されている。
前記受樋送りモーター39が停止し、こんどは
送り部材60のスプリング送りモータ61が駆動
を開始し(第1図)、ねじ棒63を回転させその
ねじ山でスプリングeのコイル部分をひつかけ
て、該スプリングを前進させその先端部を原子燃
料棒のケース内に挿入させる。
このとき、スプリングの受溝20aに接してい
る部分は、それらの間の滑り摩擦力を受けなが
ら、ねじ部材63により引つ張られている状態と
なるので、長いスプリングもたわんで跳ね上がる
事がなく、スムーズにおくられる。また、ねじ部
材63よりも前進側のスプリング部分は燃料棒の
円管ケース内を進行しているから、万一たわみが
生じ跳ね上がっても障害はない。
また、本考案では、スプリングを送れる距離
は、ねじ部材63のねじ部の長さが短くても(最
小ねじ山1ピツチでも)、最小限、スプリングの
長さ分だけおくることができる。そして、最大
限、スプリングの長さに、ねじ部材の長さを加え
た分だけ送れる。
受樋20の前進中は、ストツパ52が当り53
に当るまで前記仕切板50も前進し、マガジン1
0の下部開口10bを塞ぐのでマカマジン内のス
プリングが落下することはない。
送り確認センサ72がスプリング後端部の通過
を感知すると前記スプリング送りモーター61を
停止させ、再び受樋送りモーター89を始動させ
るが、こんどは逆回転させるる。これにより、受
樋20は後退をはじめ、元の位置、即ち、マガジ
ン10の下部開口10bの直下まで復帰し、一回
の作動を終る。この復帰に際し、仕切板50が後
退極限位置に停止のため後進用ストツパ54が役
立つ。そして、下部開口10bが開き再び次の最
下部のスプリングが受樋20上に落下載置され
る。
前記受樋20の後退開始に際し、スプリングe
の後端部分はまだ受樋の先端部分上に載つたまま
であるが、該受樋の先端部分側壁の一部に切欠2
1が設けられているので、受樋20はスプリング
eを残したままで後退できる。そしてその後、図
示外の端栓圧入装置が進出し、スプリングeは原
子燃料棒中に圧入収容されるのである。
供給にミスがあればセンサが感知して警告する
ので正確に自動供給が行われる。
考案の効果 本考案は以上のように構成されるのでマガジン
から一本宛スプリングをとり出し、原子燃料棒の
ケース内に挿入する作業がすべて自動で実施でき
るようになり、人手をかけず、早く、安全に、そ
のうえ、正確にコイルスプリングの供給ができる
こととなつた。しかも、アクチユエータとして2
種類のモータを使用しただけの簡単な機構であつ
て、省力化と、製品の量産化と低コスト化に大き
く貢献できることになつた。
また、コイルスプリングはその軸方向にねじ部
材により送られるので、スプリングが長くても、
撓むことなく円滑に送られる。しかも、ねじ部材
は短くてもよく、スプリング送り部材が簡単、コ
ンパクトに構成できる。しかも、ねじ部材の回転
速度を変えることにより、スプリング送り速度は
容易に変更できる。
さらに、スプリングの受樋の先端部分側壁の一
部に切欠が設けられているので、スプリングの後
部が受樋上に残つている状態で、受樋が後退して
次工程を開始でき、それだけ作業が速く行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠正面
図、第2図はマガジンを除いた一部切欠平面図、
第8図は第1図の−拡大断面図、第4図は第
1図の−拡大断面図、第5図は第2図の−
断面図である。 e……コイルスプリング、10……マガジン、
10b……下部開口、20……スプリング受樋、
30……スプリング受樋進退部材、38……進退
軸、39……受樋送りモータ、40……スプリン
グ受樋案内部材、46……案内ローラ、50……
仕切板、60……スプリング送り部材、61……
スプリング送りモータ、63……ねじ棒、71…
…受取り確認センサ、72……送り確認センサ、
h……原子燃料棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 水平に横たわつた状態の原子燃料棒ケース内に
    その一端からコイルスプリングを挿入するスプリ
    ング自動供給機構であつて、水平方向に長いコイ
    ルスプリングeの多数を上下方向に一列に並べて
    貯溜するマガジン10と、該マガジンの下方でコ
    イルスプリングeを1個宛受取るスプリング受樋
    20と、該スプリング受樋をその長さ方向に対し
    直角水平方向に進展させるスプリング受樋進退部
    材30と、前記スプリング受樋20に一体的に結
    合され、該受樋の前進時に前記マガジン10の下
    部開口10bを閉鎖するようマガジン下方に進退
    する仕切り板50と、前記スプリング受樋20上
    のスプリングeをその軸方向一方へ送るためのス
    プリング送り部材60と、前記スプリング受樋2
    0内に設けられたスプリング受取り確認用および
    スプリング送り確認用センサ71・72とを有
    し、前記受樋20はスプリングがその軸方向を樋
    長さ方向に一致させて載置可能な20aを持ち、
    該受溝のスプリング前進側端部で、かつ、前期受
    樋の前進側の側壁に切欠21が設けられ、前期ス
    プリング送り部材60は、前記受樋20の下面で
    樋長さ方向に平行な軸線回りに回転自在に取り付
    けられ、前記受溝20a内および前記切欠21内
    に外周面の一部を突出させたネジ部材63と、該
    ねじ部材を回転させるよう前記受樋20の下面に
    取り付けられたスプリング送りモータ61とを含
    むことを特徴とするスプリング自動供給機構。
JP1985046959U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0423854Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985046959U JPH0423854Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JP1985046959U JPH0423854Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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Publication Number Publication Date
JPS61163226U JPS61163226U (ja) 1986-10-09
JPH0423854Y2 true JPH0423854Y2 (ja) 1992-06-04

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ID=30561842

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JP1985046959U Expired JPH0423854Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0522497Y2 (ja) * 1987-12-12 1993-06-10

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235179A (en) * 1975-09-12 1977-03-17 Morio Watanabe Recovering method of organic solvent

Patent Citations (1)

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JPS5235179A (en) * 1975-09-12 1977-03-17 Morio Watanabe Recovering method of organic solvent

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JPS61163226U (ja) 1986-10-09

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