JPH04238019A - プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法 - Google Patents

プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法

Info

Publication number
JPH04238019A
JPH04238019A JP1953491A JP1953491A JPH04238019A JP H04238019 A JPH04238019 A JP H04238019A JP 1953491 A JP1953491 A JP 1953491A JP 1953491 A JP1953491 A JP 1953491A JP H04238019 A JPH04238019 A JP H04238019A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protector
hose
hose body
main body
heat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1953491A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Taguchi
尚 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Riko Co Ltd filed Critical Sumitomo Riko Co Ltd
Priority to JP1953491A priority Critical patent/JPH04238019A/ja
Publication of JPH04238019A publication Critical patent/JPH04238019A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプロテクタ付曲りゴム
ホ−スの製造方法に関し、詳しくはホ−ス本体に対する
プロテクタの装着方法に特徴を有するものに関する。
【0002】[従来の技術及び発明が解決しようとする
課題]自動車用ゴムホ−ス等において、近年その使用環
境温度が高くなってきており、またホ−ス(本体)と他
の部品等との干渉防止のために、ホ−ス本体の所定部位
に弾性チュ−ブ状のプロテクタを装着することが行われ
ている。
【0003】ホ−ス本体にプロテクタを装着する方法と
して従来採用されている方法は、内径を装着すべきホ−
ス本体の外径とほぼ同じに形成した弾性チュ−ブ状のプ
ロテクタをホ−ス本体の外表面にほぼ隙間なく嵌め合わ
せ、そしてこれをホ−ス本体の外表面に沿ってスライド
させて所定位置に位置決めし、その状態でこれをホ−ス
本体の外表面に接着するというものであった。
【0004】しかしながら従来、この組付作業は大変な
作業となっており、特にホ−ス本体が三次元的に大きく
曲がった形状の曲りホ−スの場合、その組付作業が非常
に面倒且つ困難な作業となっていた。
【0005】図4はかかる曲りゴムホ−スにおける従来
の組付方法を示したものである。図示のようにこの方法
の場合、スピンドル100を有する治具を用い、そして
三次元的に曲がった加硫成形後の曲りゴムホ−ス本体1
02を直状に伸ばしてこれをスピンドル100に嵌め込
み、以てこれを直状形状に維持した状態で、スピンドル
100に予め挿入してあるプロテクタ(ここでは弾性ス
ポンジ状のプロテクタ)104をゴム製のホ−ス本体1
02の外表面上に嵌め合わせ、しかる後これを長手方向
にスライド移動させて所定位置に持ち来し、その後ゴム
ホ−スをスピンドル100から抜き出すのと併せて、位
置決めしたプロテクタ104をホ−ス本体102の外表
面に接着剤にて接着するようにしている。
【0006】以上のように、従来の方法にあってはプロ
テクタ104の装着作業が大変面倒であり、特に曲管状
のホ−ス本体102のスピンドル100への挿入及び抜
取作業に強い力を必要とすると共に、プロテクタ104
の内径とホ−ス本体102の外径とがほぼ同じ径である
ために、それらの嵌め合わせが簡単でなく、加えて接着
剤による固着工程が必要であること、からかかるプロテ
クタ装着作業が煩雑であって、しかもこれを人手作業で
行わざるを得ず、これがホ−ス製造の自動化を阻む要因
となっていた。またこの方法の場合、直状のプロテクタ
104を用いてこれをホ−ス本体102外表面上に嵌め
合わせ、その弾性を利用してホ−ス本体102の曲がり
形状に沿った形状となるようにしているため、図4(ハ
)及び図5に示しているように特にプロテクタ104の
端部等においてプロテクタ104内面とホ−ス本体10
2外面との間に隙間が生じ易いといった不都合を生じて
いた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたものであり、その要旨は、装
着すべきホ−ス本体の外径よりも内径を所定寸法大きく
形成した、径方向に25%以上の熱収縮性を有し且つ軸
方向にほとんど熱収縮性を有しない弾性チュ−ブ状のプ
ロテクタを、該ホ−ス本体に遊嵌状態に外嵌し、しかる
後該プロテクタに熱を加えて径方向に収縮させ、以て該
プロテクタを該ホ−ス本体に対して隙間無く密着状態に
装着することにある。
【0008】[作用及び発明の効果]以上のように本発
明においては、弾性チュ−ブ状のプロテクタとして径方
向に熱収縮性能を有し且つホ−ス本体外径に対して充分
に内径の大きな、換言すればホ−ス本体外表面との間に
充分大きな隙間を生じるような太さのプロテクタを用い
、これをホ−ス本体の外表面に嵌め合わせた後熱収縮さ
せるようにしたものである。かかる本発明によれば、三
次元的に複雑に湾屈曲したホ−ス本体に対しても、これ
を直状に伸ばさないでプロテクタをその外表面上に容易
に嵌め合わせることができ、従って従来強い力を必要と
し且つ面倒な作業となっていたスピンドルへの曲管ホ−
ス本体の挿入及びこれからの抜取り作業を省略すること
ができる。
【0009】またプロテクタをそれ自身の収縮力によっ
てホ−ス外表面に圧着状態に固定することができるため
、従来の接着工程をも省略することができる。これによ
りホ−ス本体へのプロテクタの装着作業が著しく簡略化
し、従って同プロテクタの装着作業を自動化することも
可能となる。
【0010】更に加えて本発明によれば、プロテクタが
その全長に亘って満遍なく収縮するため、当初の状態が
直状のプロテクタを用いても、その収縮後において各部
分をホ−ス外表面に対して密着させることができ、従来
のようにプロテクタの装着状態においてかかるプロテク
タとホ−ス本体外面との間に隙間を生ぜしめるといった
不都合を解消することができる。尚、本発明において径
方向に25%以上の熱収縮性を有し且つ軸方向にほとん
ど熱収縮性を有しないプロテクタを用いているのは、径
方向の熱収縮率が25%より小さいと曲管状のホ−ス本
体へのプロテクタの挿入が困難であり、また軸方向に熱
収縮したのではプロテクタの装着位置,装着長さを予め
定めた位置及び長さに正確に合わせることが困難である
からである。プロテクタは、ホ−スを自動車等に組み付
けたときに周辺部品の位置等との関係において所定の位
置,長さに亘ってホ−ス本体に装着されている必要があ
るが、プロテクタが軸方向に収縮してしまうとその位置
及び長さを定めることが困難となるのである。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2はプロテクタ付ホ−スの一例を示したも
のであって、図中10は三次元的に複雑に曲がった曲り
ゴムホ−スで、12はゴム製のホ−ス本体である。14
はスポンジ(ゴム発泡体)から成る弾性チュ−ブ状のプ
ロテクタであって、ホ−ス本体12に沿った形状でこれ
を所定長さ範囲に亘って被覆している。
【0012】このプロテクタ付ホ−ス10は、次のよう
にして製造することができる。先ず図1に示しているよ
うに、ゴムホ−ス本体12とプロテクタ14aとを用意
する。ここでゴムホ−ス本体12は加硫成形後のもので
あり、またプロテクタ14aは直状を成しており、その
内径はホ−ス本体12の外径に対して充分に大きく形成
されている(図(B)の(イ)参照)。このプロテクタ
14aは、半径方向に熱収縮性を有する(長さ方向には
殆ど収縮性を有しない)ものであって、このような弾性
チュ−ブとしては種々のものを用いることが可能である
が、ここでは独立気泡を有するスポンジ状のチュ−ブ状
ゴム発泡体が用いられている。
【0013】因みにこのような発泡体として郡是高分子
工業(株)より商品名コパロンとして市販されているエ
チレン−プロピレンゴムの熱収縮性チュ−ブを好適に使
用することができる。このチュ−ブの場合、図3に示し
ているように長さ方向に殆ど収縮性を有さず、逆に半径
方向には大きな熱収縮性を有している。但し図3中(A
)はシリコ−ンオイル中1分間加熱の場合の結果を、ま
た(B)は乾熱中120℃での加熱の結果を示している
【0014】さて加硫したホ−ス本体12とプロテクタ
14aとを用意したら、次にホ−ス本体12をプロテク
タ14a内部に挿入する。このとき、プロテクタ14a
の内径は図(B)(イ)にも示しているようにホ−ス本
体12の外径に対して充分に大きいため、ホ−ス本体1
2を容易にプロテクタ14a内に挿入することができる
。このようにしてプロテクタ14a内にホ−ス本体12
を挿入したら、ホ−ス本体12の外表面上に予め施して
ある印によって両者の相対位置を定め、その状態でプロ
テクタ14aに熱を加える。すると図(B)(ロ)に示
しているようにプロテクタ14aが半径方向に大きく収
縮し、ホ−ス本体12の外表面を密着状態で包み込んだ
状態となる。尚プロテクタ14aに対する加熱条件とし
ては、120℃×5分程度の条件を採用した。加熱がこ
れより弱いとプロテクタ14aの収縮が不十分となり、
逆に加熱条件が強すぎるとしわが発生し易くなる。
【0015】このように本例の方法によれば、三次元的
に複雑に曲がったホ−ス本体12に対してプロテクタを
装着するに際し、ホ−ス本体12を直状に伸ばしてスピ
ンドルに挿入したり、或いはこれから抜き取る等の作業
を行う必要がなく、プロテクタをホ−ス本体12に対し
て容易に嵌め合わせることができる。またプロテクタ1
4aの収縮力によってホ−ス本体12を強く締め付ける
ようにこれを装着することができるので、敢えてホ−ス
本体12とプロテクタ14とを接着することがなく、従
ってそれらの固定のために従来必要とされていた接着工
程を省略することができる。これによりプロテクタ14
の装着工程を容易なものとすることができ、同工程を自
動化することも可能となる。
【0016】また図2に示しているように本例の方法に
よれば、プロテクタ端部16,18をもホ−ス本体12
表面に充分に密着した状態とすることができ、それらの
間に隙間が生じた状態となるのを回避することができる
【0017】以上本発明の実施例を詳述したが、これは
あくまで一例示であって、本発明は例えばプロテクタと
して上記例示した以外のものを使用することも勿論可能
であるなど、その主旨を逸脱しない範囲において、当業
者の知識に基づき様々な変更を加えた態様において実施
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるホ−ス製造方法の説明
図である。
【図2】同方法によりプロテクタをホ−ス本体に装着し
た状態の図である。
【図3】図1におけるプロテクタの収縮特性を示す図で
ある。
【図4】従来の方法の工程説明図である。
【図5】従来の方法の不具合の説明図である。
【符号の説明】
10  プロテクタ付曲りゴムホース 12  ホース本体 14  プロテクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  装着すべきホ−ス本体の外径よりも内
    径を所定寸法大きく形成した、径方向に25%以上の熱
    収縮性を有し且つ軸方向にほとんど熱収縮性を有しない
    弾性チュ−ブ状のプロテクタを、該ホ−ス本体に遊嵌状
    態に外嵌し、しかる後該プロテクタに熱を加えて径方向
    に収縮させ、以て該プロテクタを該ホ−ス本体に対して
    隙間無く密着状態に装着することを特徴とするプロテク
    タ付曲りゴムホ−スの製造方法。
JP1953491A 1991-01-19 1991-01-19 プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法 Pending JPH04238019A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1953491A JPH04238019A (ja) 1991-01-19 1991-01-19 プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1953491A JPH04238019A (ja) 1991-01-19 1991-01-19 プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04238019A true JPH04238019A (ja) 1992-08-26

Family

ID=12001999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1953491A Pending JPH04238019A (ja) 1991-01-19 1991-01-19 プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04238019A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2710002A1 (fr) * 1993-09-16 1995-03-24 Saiag Ind Spa Dispositif d'extrusion de tuyau ayant différentes épaisseurs de paroi.
JPH0718099U (ja) * 1991-03-08 1995-03-31 郡是高分子工業株式会社 熱収縮性スポンジゴムで被覆された曲管
US6730254B1 (en) * 1999-12-03 2004-05-04 Sumitomo Electric Interconnect Products, Inc. Thermal insulation system for protecting fluid lines and method for making same

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132735A (ja) * 1983-12-21 1985-07-15 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 加熱収縮被覆方法
JPH0224132A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Tokai Rubber Ind Ltd 保護管付きゴムホースの製造方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60132735A (ja) * 1983-12-21 1985-07-15 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 加熱収縮被覆方法
JPH0224132A (ja) * 1988-07-13 1990-01-26 Tokai Rubber Ind Ltd 保護管付きゴムホースの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0718099U (ja) * 1991-03-08 1995-03-31 郡是高分子工業株式会社 熱収縮性スポンジゴムで被覆された曲管
FR2710002A1 (fr) * 1993-09-16 1995-03-24 Saiag Ind Spa Dispositif d'extrusion de tuyau ayant différentes épaisseurs de paroi.
US6730254B1 (en) * 1999-12-03 2004-05-04 Sumitomo Electric Interconnect Products, Inc. Thermal insulation system for protecting fluid lines and method for making same

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3427228B2 (ja) 滑りを防止したプラグイン形スピゴット・ソケット継手
EP1211214A2 (en) Composite core
EP1333216B1 (en) Hose and clamp assembly
JPH0680359B2 (ja) ダクト封止
KR930009045B1 (ko) 라이닝된 흄관 제조방법
JPH04238019A (ja) プロテクタ付曲りゴムホ−スの製造方法
US5611969A (en) Optical lens mold and method of making the mold
JP3449021B2 (ja) フィラーホース端部の接続構造体及びこれに用いられるフィラーホース
US20080209861A1 (en) Shape-recovering material suitable for application of an attachment, and its use
ATE7187T1 (de) Muffenkopf fuer laengsgeteilte kabelgarnituren.
JPS6120836Y2 (ja)
JPH01250673A (ja) ダストブーツ及びその製造方法
JPH11336624A (ja) ダクト及びダクトの製造方法
JPH0224132A (ja) 保護管付きゴムホースの製造方法
GB2216614A (en) Hose securing device and method
JPH08267599A (ja) プロテクター付き曲管ゴムホースの製造方法
JP2012220006A (ja) 管継手、及び管継手の組立方法
JP2599038Y2 (ja) 自己収縮チュ−ブ
JPH0155714B2 (ja)
EP0652397B1 (en) A connector device, and method and apparatus for its manufacture
JPH0561513B2 (ja)
KR200196582Y1 (ko) 텐트용 폴
JPH08178140A (ja) 形状記憶合金継手
JP4236395B2 (ja) インサーション管の配管構造および施工方法
JPH05503892A (ja) 基材の密閉方法