JPH04237945A - 電池収納装置 - Google Patents

電池収納装置

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Publication number
JPH04237945A
JPH04237945A JP3021646A JP2164691A JPH04237945A JP H04237945 A JPH04237945 A JP H04237945A JP 3021646 A JP3021646 A JP 3021646A JP 2164691 A JP2164691 A JP 2164691A JP H04237945 A JPH04237945 A JP H04237945A
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JP
Japan
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battery
positive electrode
electrode terminal
case
storage device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3021646A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Goto
清 後藤
Koji Watanabe
渡邊 晃司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH04237945A publication Critical patent/JPH04237945A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M50/00Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
    • H01M50/20Mountings; Secondary casings or frames; Racks, modules or packs; Suspension devices; Shock absorbers; Transport or carrying devices; Holders
    • H01M50/204Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells
    • H01M50/207Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape
    • H01M50/216Racks, modules or packs for multiple batteries or multiple cells characterised by their shape adapted for button or coin cells
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種電子機器に使用さ
れるICメモリのバックアップ用途等に用いられている
いわゆるボタン型やコイン型のような円盤型電池等の電
池を、プリント基板等に取り付ける際に用いることので
きる電池収納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、各種電子機器に多く使用されてい
るマンガンリチウム電池等のボタン型電池の場合、その
用途からプリント基板上に直接取り付けられることが多
い。この取付に際し、電池自体は加熱されることを避け
なければならないので、従来においては、電池の正負両
電極にそれぞれ金属性タブ端子をスポット溶接等により
接合し、これらタブ端子をプリント基板に挿入して半田
付けしていた。しかしながら、この方式の場合には、下
記の問題があった。 (1) プリント基板に実装した時点で、電池回路が閉
じられて放電が開始され、電子機器の稼働前に電池容量
が消費されるため、電子機器の稼働後の電池寿命が短く
なる。 (2) 半田フローによる取り付けの場合、半田槽内の
半田を介して電池の両極間が短絡し、この間電池容量が
消費されてしまう。 (3) プリント基板への実装において、タブ端子の変
形や金属製ピンセットでの電池挟み込み等の作業者の電
池取り扱いによって電池の両極が短絡してしまい、電池
容量が消耗してしまう場合がある。 (4) プリント基板への実装後においては既に電池回
路が閉じて放電が開始されているので、基板配線回路検
査を行う場合、負荷側のみの単独の回路検査ができない
。したがって、負荷側において電池の閉回路が形成され
るような回路配線間の半田ブリッジが起きて大電流が流
れ電池が消耗しても、回路検査だけでは電池の異常か回
路配線の異常かの判断が簡単にできない。 (5) 電池を実装したプリント基板を実装後に重ね合
わせたときに例えば次の工程に移るまでの保管の間、重
ね合わせた他方のプリント基板の配線回路との接触によ
っては電池の閉回路が形成され、電池が消耗する場合が
ある。 (6) プリント基板に実装された半導体素子の静電気
破壊を防止するため導電マットを使用するとき、導電マ
ットにより電池のタブ端子が短絡され、電池が消耗する
場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題を解決
するため、専用の電池ホルダを作り、この電池ホルダの
正負両端子をプリント基板に半田付けしておき、その後
、電池ホルダ内に電池を挿入実装するような電池ホルダ
が従来から提案されている。また、このような電池ホル
ダを金属によってつくり、この電池ホルダにスイッチを
設けたものが公知である(例えば、実開昭60−710
43号公報)。しかしながら、このような電池ホルダに
は以下のような問題がある。 (1) 電池ホルダの取付の他に、電池の挿入作業が必
要となるため、コストアップとなる。 (2) ボタン型電池1は、図15に示すようにガスケ
ット2と呼ばれる円周における僅かな絶縁部を境に、ほ
ぼ全面が正極1aと負極1bとの露出した電極面できて
おり、電池ホルダに挿入前の電池取り扱いに際して、誤
って電池を重ねたり、混ぜたりして電池どうしを接触短
絡させ、電池容量を消耗させてしまう危険があり、その
取り扱いにおいては特別な注意を必要とする。 (3) 電池ホルダが金属製であると、プリント基板に
実装した後に、他の電子部品等に接触する外部短絡のお
それが生じてしまう。これは、プリント基板における電
子部品の実装密度が大きくなって電子部品間の間隔が狭
くなった場合等に起き易い問題である。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みたもので、
電池の電極を露出させることなくケースに入れたままプ
リント基板への実装が可能であり、かつ、実装後におい
ても実際にこの電池を使用するまではこれをオフ状態と
して電池の消耗を防止することができるような構成の電
池収納装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、本発明の電池収納装置は、電池を収納する電気絶縁
性のケースと、一端が前記ケース内に突出し他端が前記
ケース外方に突出して配設されるとともに前記一端が前
記電池の正極に電気的に接続され得る正極端子と、一端
が前記ケース内に突出し他端が前記ケース外方に突出し
て配設されるとともに前記一端が前記電池の負極に電気
的に接続され得る負極端子と、前記正極端子の一端と前
記正極との電気的接続および前記負極端子の一端と前記
負極との電気的接続のうちの少なくとも一方の電気的接
続を前記ケース内でオンオフすることのできるスイッチ
手段とをそれぞれ具備するものである。
【0006】
【作用】電池は電気絶縁性のケース内に収納されて封止
されるから、外部接触のおそれはない。また、ケース内
で電池をオンオフするためのスイッチ手段によって、任
意の時期に電池をオンオフできるから、例えばプリント
基板に電池を実装して実際に電池を使用するまで電池を
オフにしておくことができる。これによって、電池の不
必要な消耗を防止できる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施
例について説明する。図1〜図9に本発明に係る第1の
実施例の電池収納装置を示す。図15に示すボタン型電
池1はこの電池収納装置内に収納保持される。この電池
収納装置は、図1に示すように、それぞれ電気絶縁性を
有する樹脂により形成された上ケース10および下ケー
ス20と、金属製のカバー30と、正極端子3と、負極
端子6とから構成されている。ボタン型電池1は上およ
び下ケース10,20に囲まれて形成された電池挿入空
間内に収納される。この状態でカバー30が上ケース1
0を覆うとともに下ケース30に係止されて取り付けら
れており、これによりボタン型電池1は両ケース10,
20内に収納保持される。
【0008】両ケース20,30に囲まれた電池挿入空
間内には、図示のように、ボタン型電池1の正極1aの
側面に当接接触可能な正極端子3と、負極1bに常時当
接接触する負極端子6とが配設されている。
【0009】正極端子3は、金属プレートを図5(A)
、(B)に示すような形状に一体に成形して作られてお
り、板状の脚部4、細長の板状のアーム3a、細長の板
状の接触アーム5およびアーム3aと接触アーム5とを
連結する連結部3bをそれぞれ備えている。脚部4は下
ケース20に形成された端子挿入孔23内に挿入されて
外方に突出している。接触アーム5は電池1の正極1a
の側面に対向しその先端部分が正極1aの側面に対して
凸状に形成された当接部5aを有し、この当接部5aは
第9図に示すように電池1の側面(正極1a)に当接す
る。また、当接部5aと連結部3bとの間に当接部5a
の凸の方向とはほぼ反対方向に凸状に折り曲げらけれた
凸部5bを有している。この凸部5bの弾性力により当
接部5aを正極1aに当接接触させ得るようになってい
る。
【0010】なお、凸状の当接部5a、上述の弾性力お
よび後述の舌片状突起16の押圧力によって、正極1a
と正極端子3との電気的接続が確実にされる。脚部4に
は鈎部4aが形成されており、脚部4が端子挿入孔23
内に挿入された状態で、図1に示すように、鈎部4aが
端子挿入孔23の外面に係止され、正極端子3はこの状
態で係止保持される。
【0011】負極端子6は図4(A)、(B)に示すよ
うに、細長の板状の支持部6a、若干上方に向くように
支持部6aからそれぞれ折り曲げられた複数の細長の板
状の接触アーム8と、支持部6aに連結するとともに直
角に折り曲げられて下方に延びる脚部7とを有して金属
プレートから一体に形成されている。複数の接触アーム
8は、図1に示すように、ボタン型電池1の下面の負極
1bに当接するとともにその弾性力によりボタン型電池
1を上方に押し上げるようなスプリング構造となってい
る。このような上方への弾性力によって電池1は電池挿
入空間内で固定保持される。
【0012】各接触アーム8の先端には接触突起8aが
形成されており、この接触突起8aが電池1の下面(負
極1b)に当接して上述の弾性力と相まって負極1bと
負極端子6との電気的接続を確実にする。また、このよ
うな構造によれば、ボタン型電池1の総高さにバラツキ
があっても、電気的接続は確実になる。脚部7は下ケー
ス20に形成された端子挿入孔22内に挿入されて外方
に突出し、脚部7に形成された鈎部7aは、脚部7が端
子挿入孔22内に挿入された状態で、図1に示すように
、端子挿入孔22の外面に係止され、負極端子6はこの
状態で係止保持される。
【0013】上ケース10は、図6に示す平面図(A)
および底面図(B)から分かるように、側部に円周方向
突出部14を有した円盤状部材である。上ケース10の
上面中央には、円盤状の突起11が形成されるとともに
、この突起11は図1に示すように、カバー30の中央
に形成された円孔36から上方に突出している。円盤状
の突起11の上面には直径方向に延びた溝11aが形成
されている。上ケース10の上面における円盤状の突起
11の周囲には、図6(A)に示すように、二対のデテ
ント(回転止め用)穴13a,13bがそれぞれ形成さ
れ、2個のデテント用穴13aおよび2個のデテント用
穴13bはそれぞれ円盤状の突起11の中心の点対称と
なる位置に形成されている。
【0014】上ケース10の底面には、その中央に小さ
な点突起12が形成されている。この点突起12は、ボ
タン型電池1の上面中央に当接し、上ケース10はこの
点突起12を中心に、ボタン型電池1および下ケース2
0に対して相対回転自在となっている。上ケース10の
円周方向突出部14の底面には、周方向に延びるととも
に下方に突出する舌片状突起15,16がそれぞれ形成
されている。
【0015】カバー30は、金属プレートのプレス成形
等により作られており、図1〜図3に示すように長方形
状の上面部38と、この上面部38の4辺に連結すると
ともにそれぞれ直角に下方に折り曲げられて作られた係
止片34および保持片37とからなる。各係止片34に
は係止孔35がそれぞれ形成されており、この係止孔3
5は、カバー30が下ケース20に取り付けられた状態
で下ケース20の外側面に設けられた係止突起21に図
1および図3に示すように係止される。カバー30の上
面部38には、図2に示すように、円盤状の突起11を
突出させる円孔36に加えて、大小一対の弧状の切り欠
き32,33が円孔36の中心の点対称となる位置にそ
れぞれ形成されている。両切り欠き32,33に挟まれ
た弧状部31に、図7に示すようなデテント突起31a
がそれぞれ形成されている。
【0016】このデテント突起31aは、上ケース10
の上面に形成されたデテント穴13a,13b内に入り
込んでこれらのデテント穴13a、13bと係合可能で
ある。図2に示すように、円盤状の突起11に形成され
た溝11aの延びる方向がカバー30の上面部38のO
FF(オフ)マーク38aに一致する位置に、上ケース
10が位置するときには、デテント突起31aは図7に
示すように、デテント穴13a内に突出して係止され、
上ケース10をこの回転位置で保持する。この回転位置
をOFF位置と称する。
【0017】上ケース10がOFF位置にある状態から
、円盤状の突起11の溝11aにマイナスドライバー等
を差し込んでこれを回転させる等して、溝11aの延び
る方向がカバー30の上面部38のON(オン)マーク
38bに一致するまで上ケース10を回転させると、今
度はデテント突起31aが13b内に突出して係止され
、上ケース10はこの回転位置(この位置をON位置と
称する)で保持される。
【0018】上ケース10がOFF位置にあるときでの
、下ケース20、正極端子3およびボタン型電池1に対
する上ケース10の舌片状突起15,16の相対位置関
係を図8に示す。
【0019】この図8から分かるように、下ケース20
内には、ボタン型電池1を挿入する空間の側方に弧状空
間25が形成されており、この弧状空間25内に位置し
て正極端子3が配設されるとともに、上ケース10の舌
片状突起15,16がこの弧状空間25内に突出する(
図1を参照)。OFF位置においては、舌片状突起16
は正極端子3から離れて位置するとともに、舌片状突起
15は接触アーム5の弾性力に抗して接触アーム5を押
し上げるようにして接触アーム5と電池1の正極1aの
側面との間に入り込んで介在した状態にある。このため
、舌片状突起15により、接触アーム5の当接部5aと
電池1の正極1aとの電気的接続が遮断され、電池1は
オフ状態となる。
【0020】次に、ドライバー等により、上ケース10
をON位置まで回転させると、下ケース20、正極端子
3およびボタン型電池1に対する上ケース10の舌片状
突起15,16の相対位置関係は、図9のようになる。 ON位置まで回転移動すると、舌片状突起15は接触ア
ーム5から離れ、舌片状突起16が接触アーム5の外側
に位置しこの接触アーム5を内方に押圧する。このため
、接触アーム5は自身の弾性力および舌片状突起16の
押圧力により内方に弾性変形し、当接部5aが電池1の
正極1aに当接して、電池1はオン状態となる。
【0021】以上のことから分かるように、本実施例の
電池収納装置においては、上ケース10に設けた舌片状
突起15が正極端子3と正極1aとを接触させあるいは
非接触にするスイッチ手段として機能する。また、舌片
状突起16はスイッチ手段の補助的な役割を果たしてい
る。
【0022】なお、図8および図9に示すように上ケー
ス10の舌片状突起15、16は、それらの先端部分1
5a、16aがナイフの刃状に鋭く構成されることによ
って、正極端子3の当接部5aと正極1aとの間、正極
端子3の凸部5と下ケース20の側内面20aとの間に
それぞれスムーズに入り込むことができる。これによっ
て、上述のようなオフ状態、オン状態にするときの上ケ
ース10の突起11の回転動作がスムーズになる。
【0023】上記構成の電池収納装置の使用方法につい
て簡単に説明する。この電池収納装置は、予めボタン型
電池1を収納してこれを組み立てるとともに上ケース1
0をOFF位置にして電池1をオフ状態にしておき、こ
の状態で脚部4,7を電池を実装すべきプリント基板の
所定の挿入孔内に挿入して電池1を収納した電池収納装
置全体をプリント基板に実装することができる。回路検
査時には、オフ状態のままでプリント基板上の電子機器
負荷側の回路検査を行い、次いで上ケース10をON位
置まで回転させその動作確認を行うことができる。この
後、実際に電子機器を駆動させるまでは、上ケース10
をOFF位置にしておく。
【0024】このような電池収納装置によれば、電池1
は電気絶縁性の上ケース10および下ケース20内に収
納されているから電池の外部短絡のおそれがなく、また
プリント基板への電池の挿入作業が必要ない。電池収納
装置にはスイッチ手段が設けられているから、例えば製
品出荷までの電池の消耗を防止することができる。また
、電池収納装置の組立は嵌め込みであるから、組立性が
よく、しかも、部品点数が少なく簡単でかつコンパクト
な構造であるから、経済性および生産性がよい。
【0025】次に、本発明の第2の実施例について、図
10および11に基づいて説明する。この電池収納装置
においては、絶縁性樹脂製のケース40内にボタン型電
池1を収納保持している。図示のように正極端子50お
よび負極端子55が、その中間部がケース40の壁内に
埋め込まれてケース40にそれぞれ固設されている。
【0026】正極端子50の内端51はケース40内に
おいて電池1の正極1aに近接対向して位置するととも
に外端52はケース40から下方に突出する。正極端子
50の内端51の先端部分には図の下方に凸である突起
51aおよびこの突起51bよりも先端側で上方に凸で
ある突起51bがそれぞれ形成されている。負極端子5
5の内端56はケース40内において図の上方に若干折
り曲げられており電池1の負極1bに当接してその弾性
力により電池1を図の上方にケース40に押し付け電池
1を固定保持するとともに、負極1bと負極端子55と
の電気的接続を確実にする。外端57はケース40から
下方に突出する。
【0027】ケース40内にスイッチ手段を構成するた
めに、ケース40の上壁には左右に延びてスロット41
が形成されており、このスロット41に図の左右に移動
自在に絶縁性樹脂製のスライド部材45が取り付けられ
ている。スライド部材45の上部46は外方に露出して
おり、この上部46を指等で押してこのスライド部材4
5をスロット41に沿って図の左右にスライド移動させ
ることができるようになっている。
【0028】スライド部材45の下部47は、ケース4
0内に電池1を収納したときに形成される空間60(ス
ロット41の部分と正極1aの平面とによって形成され
たところ)内に位置し、スライド部材45の下面47c
において図の左側の肉薄部分の先端部47bから右側部
分の凹部47aに向かって肉厚がしだいに厚くなるよう
に構成されている。
【0029】スライド部材45が図10に示すように最
も右側に寄った位置にあるときには、正極端子50の内
端51の先端にある突起51bがスライド部材45の先
端部47bに当接して内端51をこの位置で保持する。 このとき、正極端子50の内端51は電池1の正極1a
から離れており、電池1はオフ状態である。すなわち、
スライド部材45はOFF位置にある。
【0030】このOFF位置からスライド部材45の上
部46を指等で押してスライド部材45を矢印M方向に
移動させると、スライド部材45の下部47の下面47
cはその先端部47bから凹部47aに向かって動きな
がら正極端子50の内端51を図の下方に、内端51の
図の上方に向く弾性力に抗して押していく。このように
してスライド部材45を図の最も左側に位置せしめると
、図11で示す状態となる。この位置においては、スラ
イド部材45の下部47において下面47cが正極端子
50の内端51に密着して内端51を下方に押圧すると
ともに、スライド部材45の凹部47aに正極端子50
の突起51bが係合してこの押圧状態が保持される。 そして、この押圧状態で、正極端子50の突起51aが
電池1の正極1aと当接する。すなわち、図11で示す
スライド部材45の位置がON位置である。
【0031】スライド部材45を図11の矢印N方向に
移動させると、正極端子51の突起51bはスライド部
材45の凹部47aからはずれて正極端子51の内端5
1が内端51の弾性力により図の上方に復元することに
よって、突起51aは正極1aから離れて図10のオフ
状態となる。以上のように、本実施例においては、スラ
イド部材45が正極端子50と正極1aとを接触させあ
るいは非接触にするスイッチ手段として機能する。この
ような電池収納装置によれば上述の第1の実施例と同様
にして使用することができるとともに同様の効果を得る
ことができる。
【0032】次に、第3の実施例に係る電池収納装置に
ついて、図12〜図14に基づいて説明する。この電池
収納装置においては、図12および図13に示すように
絶縁性樹脂製のケース60内にボタン型電池1を収納保
持しており、また、図示のように正極端子63および負
極端子66が、それらの中間部がケース60の壁内に埋
め込まれてケース60に固設されている。正極端子63
の内端64はケース60内において電池1の正極1aの
側面に対向して位置し、正極1aの側面に向かって凸状
となる凸部64aを有するとともに外端65はケース6
0から下方に突出する。負極端子66の内端67はケー
ス60内において電池1の負極1bに当接してその弾性
力によりこれをケース60に押し付けこれを固定保持す
るとともに外端68はケース60から下方に突出する。
【0033】図13に示すように、正極端子63の内端
64においてその凸部64aは内端64の弾性力により
電池1の正極1aの側面に当接可能である。本実施例の
電池収納装置においては、図12に示すように正極端子
63の凸部64aと電池1の正極1aの側面との間に細
長いフィルム状につくられた電気絶縁性を有する絶縁シ
ート70が挟持されている。この絶縁シート70は、内
端側72はケース60内に位置し、正極端子63の凸部
64aと電池1の正極1aの側面との間に介在して正極
1aと正極端子63との電気的接続を断ち(電池1はオ
フ状態)、外端側71はケース60に形成されたスリッ
ト61を通って外方に突出している。このため、外端側
71を持って絶縁シート70を外方に引き抜くことがで
き、これを引き抜けば図13のように正極端子63の凸
部64aが電池1の正極1aと当接し、電池1はオン状
態となる。本実施例においては、絶縁シート70がスイ
ッチ手段としての役割を果たす。
【0034】絶縁シート70は、単に絶縁材料製の長尺
状のシートからこれを構成しても良いのであるが、本実
施例においては、図14に示すような形状にしている。 この絶縁シート70は、絶縁材料から作られた長尺状シ
ートの両側に3対の位置決め突起74,75,76をそ
れぞれ設けており、位置決め突起75と76との間に長
方形状の貫通開口73を形成している。このように形成
された絶縁シート70は、内端側72がケース60内に
位置するとともに、第1の位置決め突起74がケース6
0のスリット61の内側端部に近接して位置し、外端側
71はスリット61を通って外方に突出するように配設
される。この状態では、ケース60内において、第1お
よび第2位置決め突起74,75の間の部分が正極端子
63の凸部64aと電池1の正極1aとの側面との間に
介在し、電池1はオフ状態である。
【0035】本実施例の電池収納装置は、この状態でプ
リント基板に実装され得る。この状態では、電池1はオ
フ状態であるので、例えば回路検査時には、まずオフ状
態のままでプリント基板上の電子機器負荷側の回路検査
を行うことができる。次いで絶縁シート70の外端側7
1を持って、第2の位置決め突起75がケース60のス
リット61の内側端部に近接して位置するまで引き出す
。このとき、第2および第3位置決め突起75,76の
間の部分が正極端子63の凸部64aと電池1の正極1
aの側面との間に挟持されるようになる。この部分には
貫通開口73が形成されているので、この貫通開口73
を介して正極端子63の凸部64aが電池1の正極1a
の側面と当接し、電池1はオン状態になる。このオン状
態の下で、電池1がオンとなったときの回路の駆動確認
を行うことができる。
【0036】このようにして回路検査を行った後、再び
絶縁シート70の外端側71を持って、今度は第3の位
置決め突起76がケース60のスリット61の内側端部
に近接して位置するまで引き出す。これにより、第3の
位置決め突起76より外側の部分が正極端子63の凸部
64aと電池1の正極1aの側面との間に介在し、電池
1は再びオフ状態となる。そして、実際に電子機器を駆
動させるまでは、この状態のままにしておく。
【0037】このような電池収納装置によれば、簡単な
構成でもって電池の外部短絡のおそれをなくし、かつ製
品出荷までの電池の消耗を防止することができる。なお
、絶縁シート70には上述のような貫通開口および1対
の位置決め突起を例えば上述の回路検査の工程に応じて
複数設けるようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明した通りに、本発明は構成され
ているので、以下のような効果を得ることができる。 1)電池が電気絶縁性のケース内に収納されて電池の電
極が外部に露出しないので、電池の外部短絡のおそれが
全くない。これによって、プリント基板の組立工程時の
取扱いやプリント基板の電子部品の実装密度が大きくな
る等の場合でも、外部短絡の問題は生じない。また、プ
リント基板への電池の挿入作業は必要ない。 2)プリント基板への半田フローによる取付の場合には
、スイッチ手段により電池がオフ状態となっているので
、半田槽内の溶融半田により電池が外部短絡するような
ことがなく、電池の消耗を防止できる。 3)スイッチ手段により電池をオフ状態にしておけば、
プリント基板への実装後に基板を重ねて保管するような
場合の電池の短絡、静電破壊防止用導電マットを使用す
る場合での電池の短絡のおそれがなく、電池の取扱が容
易である。 4)実際に電子機器を使用開始するまで電池をオフ状態
にしておけるので、稼働前の電池の消耗がない。 5)スイッチ手段により電池をオフ状態にしておけば、
プリント基板に実装した状態で電子機器の負荷側のみで
の回路検査が可能であり、回路配線の異常か電池の異常
かの判断が容易にできる。 6)スイッチ手段により電池をオフ状態にしておけば電
池収納装置の端子に電圧が印加されず、外部短絡の心配
がないので、プリント基板への自動挿入等が簡単に行え
て、電池を他の電子部品と同様にして取り扱うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る電池収納装置を示
す断面図である。
【図2】図1に示す電池収納装置の平面図である。
【図3】図1に示す電池収納装置の側面図である。
【図4】図1に示す記電池収納装置に用いられる負極端
子を示す平面図(A)および側面図(B)である。
【図5】図1に示す電池収納装置に用いられる正極端子
を示す平面図(A)および側面図(B)である。
【図6】図1に示す電池収納装置に用いられる上ケース
を示す平面図(A)および底面図(B)である。
【図7】図1に示す電池収納装置を図2の矢印VII−
VIIに沿って視た部分断面図である。
【図8】図1に示す電池収納装置(電池がオフ状態)を
図1の矢印VIII−VIIIに沿って視た断面図であ
る。
【図9】図1に示す電池収納装置(電池がオン状態)を
図1の矢印VIII−VIIIに沿って視た断面図であ
る。
【図10】本発明の第2の実施例に係る電池収納装置(
電池がオフ状態)を示す断面図でである。
【図11】図10に示す電池収納装置(電池がオン状態
)を示す断面図である。
【図12】本発明の第3の実施例に係る電池収納装置(
電池がオフ状態)を示す断面図でである。
【図13】図12に示す電池収納装置(電池がオン状態
)を示す断面図である。
【図14】図12に示す電池収納装置に用いられる絶縁
シートを示す正面図である。
【図15】第1〜第3の実施例の電池収納装置に収納し
得るボタン型電池の側面図である。
【符号の説明】
1    ボタン型電池 1a  正極 1b  負極 3    正極端子 5    接触アーム(正極端子の一端)6    負
極端子 8    接触アーム(負極端子の一端)10  上ケ
ース 15  舌片状突起(スイッチ手段) 20  下ケース 40  絶縁ケース 45  スライド部材(スイッチ手段)50  正極端
子 51  内端(正極端子の一端) 55  負極端子 56  内端(負極端子の一端) 63  正極端子 64  内端(正極端子の一端) 66  負極端子 67  内端(負極端子の一端) 70  絶縁シート(スイッチ手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池を収納する電気絶縁性のケースと、一
    端が前記ケース内に突出し他端が前記ケース外方に突出
    して配設されるとともに前記一端が前記電池の正極に電
    気的に接続され得る正極端子と、一端が前記ケース内に
    突出し他端が前記ケース外方に突出して配設されるとと
    もに前記一端が前記電池の負極に電気的に接続され得る
    負極端子と、前記正極端子の一端と前記正極との電気的
    接続および前記負極端子の一端と前記負極との電気的接
    続のうちの少なくとも一方の電気的接続を前記ケース内
    でオンオフすることのできるスイッチ手段とをそれぞれ
    具備することを特徴とする電池収納装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998019354A1 (en) * 1996-10-31 1998-05-07 The Whitaker Corporation Battery connector and battery holder for printed circuit boards
JP2010225299A (ja) * 2009-03-19 2010-10-07 Hitachi Maxell Ltd リード端子付扁平形電池
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