JPH04237883A - エアコンプレッサ - Google Patents

エアコンプレッサ

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Publication number
JPH04237883A
JPH04237883A JP1932991A JP1932991A JPH04237883A JP H04237883 A JPH04237883 A JP H04237883A JP 1932991 A JP1932991 A JP 1932991A JP 1932991 A JP1932991 A JP 1932991A JP H04237883 A JPH04237883 A JP H04237883A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
air
exhaust
supply
exhaust passage
Prior art date
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Pending
Application number
JP1932991A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nakamura
宏 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokico Ltd
Original Assignee
Tokico Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokico Ltd filed Critical Tokico Ltd
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Publication of JPH04237883A publication Critical patent/JPH04237883A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B39/00Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
    • F04B39/16Filtration; Moisture separation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両の車高調整
装置等に圧縮空気を給排するのに用いて好適なエアコン
プレッサに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に従来技術によるエアコンプレッサ
として車高調整装置のエアコンプレッサを例に挙げて示
す。
【0003】図において、1はクランクケース、2は該
クランクケース1に一体的に設けられ、内部に電動モー
タ(図示せず)を収容したモータ部を示し、該モータ部
2はクランクケース1と図示しない通気穴を介して連通
している。そして、該モータ部2はコントロールユニッ
ト(図示せず)からの制御信号によって回転駆動される
ようになっている。
【0004】3はクランクケース1上に搭載され、内部
をピストン(図示せず)が往復動するシリンダ、4は該
シリンダ3に搭載されたシリンダヘッドを示し、該シリ
ンダヘッド4の内部は、シリンダ3内に連通する吸込室
と吐出室(いずれも図示せず)に画成され、該吸込室,
吐出室には、前記ピストンの往復動によって開閉弁する
吸込弁,吐出弁(いずれも図示せず)が設けられている
【0005】5はシリンダヘッド4に設けられた給気通
路5A,排気通路5Bからなる給排気通路を示し、該給
排気通路5の給気通路5Aは、一端側がシリンダヘッド
4の吸込室に連通し,他端側が大気に開放する給排気口
5Cとなっている。また、該給排気通路5の排気通路5
Bは、その一端側がシリンダヘッド4の吐出室に連通し
、他端側は後述の排気弁10に接続されている。
【0006】6はクランクケース1と給排気通路5との
間に設けられた連通路を示し、該連通路6の一端側はク
ランクケース1内に連通し、他端側は給排気通路5に連
通している。そして、該連通路6はクランクケース1内
を給排気通路5の給排気口5Cに連通させることにより
、該クランクケース1内を常時大気圧状態に保つように
なっている。
【0007】7はシリンダヘッド4の吐出室に連通して
接続され、内部にシリカゲル等の乾燥剤(図示せず)を
収容したドライヤを示し、該ドライヤ7は空気配管8を
介して後述のエアサスペンション9に接続されている。 そして、該ドライヤ7は、シリンダヘッド4の吐出室か
ら吐出された圧縮空気中の水分を乾燥剤に吸着させ、乾
燥した圧縮空気を空気配管8を介してエアサスペンショ
ン9に供給すると共に、エアサスペンション9からの排
気時には、該ドライヤ7内を給排気通路5に向けて逆流
する排気を利用して乾燥剤が吸着した水分を脱着させ、
乾燥剤を再生するようになっている。
【0008】9は車両の車体側と車軸(いずれも図示せ
ず)側との間に設けられた空気圧機器としてのエアサス
ペンションを示し、該エアサスペンション9は、空気室
9A内に圧縮空気が給排されると伸縮し、車体を昇降さ
せて車高の調整を行うものである。
【0009】10はシリンダヘッド4に設けられた常閉
型の電磁弁からなる排気弁を示し、該排気弁10はコン
トロールユニットに接続されている。そして、該排気弁
10は、常時は閉弁してシリンダヘッド4の吐出室と給
排気通路5の排気通路5Bとの間を遮断し、シリンダヘ
ッド4の吐出口から吐出された圧縮空気が該排気通路5
Bを介して外部に漏れるのを防止すると共に、エアサス
ペンション9の排気時には、コントロールユニットから
の給電により開弁し、エアサスペンション9の空気室9
Aから空気配管8等を介して流出した圧縮空気を、給排
気通路5を介して給排気口5Cから外部に排出するよう
になっている。
【0010】従来技術によるエアコンプレッサは上述の
如き構成を有するもので、まず、エアサスペンション9
に圧縮空気を供給する場合は、コントロールユニットは
モータ部2に制御信号を出力し、該モータ部2によって
シリンダ3のピストンを往復動させ、これにより、給排
気通路5の給気通路5Aからシリンダヘッド4の吸込室
に供給された空気はシリンダ3内に吸込まれて圧縮され
、シリンダヘッド4の吐出室からドライヤ7に向けて吐
出される。そして、この圧縮空気はドライヤ7を流通す
る間に乾燥され、ドライヤ7から空気配管8を介してエ
アサスペンション9の空気室9Aに供給されることによ
り、エアサスペンション9は伸長して車高を高くする。
【0011】次に、エアサスペンション9から圧縮空気
を排気する場合は、コントロールユニットは排気弁10
に給電して開弁させることにより、エアサスペンション
9の空気室9Aから空気配管8を介してドライヤ7側に
圧縮空気を流出させ、エアサスペンション9を縮めて車
高を低くする。そして、この乾燥した圧縮空気によって
ドライヤ7の乾燥剤から水分を脱着して再生させつつ、
水分を含んだ圧縮空気を給排気口5等を介して給排気口
5Cから外部に排出する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来技術によるエアコンプレッサは、連通路6によってク
ランクケース1内と給排気通路5とを連通し、該クラン
クケース1内を常時大気圧状態に保つようになっている
から、圧縮作動中に高温となるクランクケース1やモー
タ部2内の空気を外部に流出させたり、クランクケース
1等が作動停止時に冷却されて負圧になったりするのを
防止できるようになっているものの、エアサスペンショ
ン9の排気時には、ドライヤ7を逆向きに流通して湿っ
た圧縮空気の一部が、給排気通路5から連通路6を介し
てクランクケース1内やモータ部2内に流入する。
【0013】このため上述した従来技術によるものでは
、クランクケース1内等に流入した圧縮空気中の水分が
、エアコンプレッサの作動停止による温度の低下等で結
露してしまい、クランクケース1やモータ部2の内部に
錆が発生したり、ピストン等に作動不良が生じたりする
ばかりか、モータ部2を故障させる原因となってしまい
、エアコンプレッサの信頼性や寿命が大幅に低下すると
いう問題がある。
【0014】本発明は上述した従来技術の問題に鑑みな
されたもので、空気圧機器からの排気時に、ドライヤを
流通して湿った圧縮空気が、給排気通路から連通路を介
してクランクケース内に流入するのを防止できるように
したエアコンプレッサを提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために本発明が採用する構成の特徴は、排気弁の開弁時
には、連通路と給排気通路との間を遮断する遮断弁を設
けたことにある。
【0016】
【作用】上記構成により、空気圧機器からの排気時に排
気弁が開弁すると、遮断弁は連通路と給排気通路との間
を遮断し、空気圧機器からドライヤを介して排気される
圧縮空気が、給排気通路から連通路を介してクランクケ
ース内に流入するのを防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1および図2に基
づき、車高調整装置のエアコンプレッサに用いた場合を
例に挙げて説明する。
【0018】図中、11は内部にクランク軸11Aを収
容したクランクケースを示し、該クランクケース11の
他側側面には、後述の連通チューブ21が接続される接
続口11Bが突設されている。
【0019】12はクランクケース11に一体的に設け
られたモータ部を示し、該モータ部12は、通気穴(図
示せず)を介してクランクケース1内に連通したモータ
ケース12Aと、該モータケース12A内に収容された
電動モータ12Bとから大略構成され、該電動モータ1
2Bの回転軸12Cは、クランクケース1内に伸長して
クランク軸11Aに固着されている。そして、該モータ
部12は、電動モータ12Bがリード線を介してコント
ロールユニット(いずれも図示せず)に接続され、コン
トロールユニットからの制御信号によって回転駆動され
るようになっている。
【0020】13はクランクケース11の上部に搭載さ
れたシリンダ、14は該シリンダ13内に摺動可能に設
けられたピストンを示し、該ピストン14はクランクケ
ース11のクランク軸11Aに連結されている。そして
、該ピストン14は、モータ部12の電動モータ12B
が回転し、この回転力がクランク軸11Aを介して伝達
されると、シリンダ13内を上下方向に往復動するよう
になっている。
【0021】15はシリンダ13に搭載されたシリンダ
ヘッドを示し、該シリンダヘッド15はシリンダ13の
上部に位置するヘッドケーシング16と、該ヘッドケー
シング16に一体形成され、後述の排気弁24等が収容
された大径筒状の給排気部17とから構成されている。 また、該ヘッドケーシング16内には、吸込室18と吐
出室19とが画成され、該吐出室19には後述のドライ
ヤ22に連通する吐出通路19Aが設けられている。
【0022】20は給排気部17からヘッドケーシング
16に亘って設けられた給排気通路を示し、該給排気通
路20には、一端側に位置するヘッドケーシング16内
に形成され、吸込室18,吐出室19にそれぞれ連通す
る給気通路20A,排気通路20Bと、他端側に位置す
る給排気部17内に形成され、連通チューブ21に連通
する他側通路20Cと、中間部に位置して下向きに突出
して形成され、大気に開放された給排気口20Dとが設
けられ、該給排気通路20は、給排気口20Dから導入
した外気を給気通路20Aを介して吸込室18に供給す
ると共に、他側通路20Cを介して連通チューブ21を
大気に開放するようになっている。
【0023】21はクランクケース11と給排気通路2
0との間に設けられた連通路としての連通チューブを示
し、該連通チューブ21の上側開口部21Aは、後述す
る遮断弁34を介して給排気通路20の他側通路20C
に連通し、下側開口部21Bは、クランクケース11の
接続口11Bを介して該クランクケース11内に連通し
ている。そして、該連通チューブ21は、クランクケー
ス11内を給排気通路20に連通させることにより、該
クランクケース11内を大気圧状態に保つようになって
いる。
【0024】22はヘッドケーシング16に取付けられ
、内部にシリカゲル等の乾燥剤22Aを収容したドライ
ヤを示し、該ドライヤ22の他側通気口22Bは吐出室
19の吐出通路19Aに連通して接続され、一側通気口
22Cは空気配管23を介して空気圧機器としてのエア
サスペンションの空気室(図示せず)に接続されている
。そして、該ドライヤ22は、吐出室19から圧縮空気
が吐出されると、この圧縮空気を矢示A方向に流通させ
つつ、圧縮空気中の水分を乾燥剤22Aに吸着させて乾
燥し、乾燥した圧縮空気を空気配管23を介してエアサ
スペンションに供給すると共に、エアサスペンションの
排気時には、この乾燥した圧縮空気を矢示B方向に逆向
きに流通させつつ乾燥剤22Aが吸着した水分を脱着し
て、該乾燥剤22Aを再生するようになっている。
【0025】24は給排気部17内に設けられた本実施
例による排気弁を示し、該排気弁24は、図2に示す如
く後述する一側接続部29、一側弁部31等から常閉型
の電磁弁として構成されているものの、該排気弁24の
他側には、該排気弁24と連動して作動する遮断弁34
が一体的に形成されている。
【0026】25は排気弁24のケーシングと遮断弁3
4のケーシングとを兼用する有蓋筒状の弁ケーシングを
示し、該弁ケーシング25の他側には、弁ケーシング2
5内と給排気通路20とを連通させる連通口25Aが径
方向に穿設され、該弁ケーシング25の中央部には後述
のコイルボビン27が軸方向に嵌装されている。26は
給排気部17の開口側に固着され、該弁ケーシング25
の他端側(開口側)を施蓋する円板状の底カバーを示し
、該底カバー26の中央部には、後述のコア33が取付
けられるコア取付穴26Aが形成されている。
【0027】27は弁ケーシング25の中央部に位置し
て軸方向に嵌装された段付筒状のコイルボビンを示し、
該コイルボビン27の外周側には、後述の励磁コイル2
8が巻回され、コイルボビン27の内部には、後述のプ
ランジャ30が軸方向に摺動可能に設けられている。
【0028】即ち、28はコイルボビン27の外周側に
巻回され、排気弁24のコイルと遮断弁34のコイルと
を兼用した励磁コイルを示し、該励磁コイル28は、リ
ード線(図示せず)を介してコントロールユニットに接
続されている。そして、該励磁コイル28はコントロー
ルユニットからの給電によって励磁され、プランジャ3
0をコア33側に吸引するようになっている。
【0029】29はコイルボビン27の一端側に一体形
成され、その一端側が給排気通路20の排気通路20B
内に嵌合された一側接続部を示し、該一側接続部29に
は、給排気通路20の排気通路20Bに連通する一側流
通口29Aと、該一側流通口29Aの外周側に形成され
、一側弁部31が離着座する一側弁座29Bと、一側接
続部29内と給排気通路20の給排気口20D側とを連
通させる一側連通口29Cとが設けられている。
【0030】30はコイルボビン27内に摺動可能に設
けられた有蓋筒状のプランジャを示し、該プランジャ3
0の一端側には一側弁部31が固着され、他端側には後
述の弁ばね32が設けられている。また、該プランジャ
30の他端側には、後述のロッド36が螺着されている
。そして、該プランジャ30は、弁ばね32のばね力に
よって常時一側(図中右側)に付勢され、これにより一
側弁部31を一側接続部29の一側弁座29Bに着座さ
せて閉弁させると共に、励磁コイル28がコントロール
ユニットからの給電によって励磁されると、これにより
吸引されてロッド36と共にコア33に当接するまで摺
動し、一側弁部31を一側接続部29の一側弁座29B
から離座させて開弁させるようになっている。
【0031】32はプランジャ30とコア33との間に
設けられた弁ばねを示し、該弁ばね32はプランジャ3
0を介して常時一側弁部31を閉弁方向に付勢すると共
に、励磁コイル28の給電時には、プランジャ30がコ
ア33に向けて吸引されるのを許すように、そのばね力
が設定されている。
【0032】33はコイルボビン27の他端側に挿嵌さ
れ、底カバー26のコア取付穴26Aに取付けられた段
付筒状のコアを示し、該コア33の中央部には、ロッド
36が挿通されるロッド挿通穴33Aが軸方向に穿設さ
れ、該コア33の他端側には後述の他側接続部35が一
体形成されている。
【0033】34は排気弁24の他側に位置して、該排
気弁24と一体的に形成された遮断弁を示し、該遮断弁
34は、他側接続部35、ロッド36および後述の他側
弁部37等から常開型の電磁弁として構成されている。
【0034】35は前記コア33の他端側に一体形成さ
れ、その一端側が連通チューブ21の上側開口部21A
内に挿嵌された他側接続部を示し、該他側接続部35に
は、連通チューブ21に連通する他側流通口35Aと、
該他側流通口35Aの外周側に形成され、他側弁部37
が離着座する他側弁座35Bと、他側接続部35内を給
排気通路20の他側通路20Cに連通させる他側連通口
35Cとが設けられている。
【0035】36はコア33のロッド挿通穴33A内に
摺動可能に挿通されたロッドを示し、該ロッド36の一
端側はプランジャ30の他端側中央部に螺着され、他端
側には他側弁部37が固着されている。そして、該ロッ
ド36は、プランジャ30と共に弁ばね32のばね力に
よって常時一側に付勢され、これにより他側弁部37を
開弁させて連通チューブ21と給排気通路20の間を連
通させると共に、励磁コイル28の給電時には、コア3
3に吸引されるプランジャ30と共に他側に摺動し、こ
れにより他側弁部37を他側接続部35の他側弁座35
Bに着座させて、連通路21と給排気通路20との間を
遮断するようになっている。
【0036】本実施例によるエアコンプレッサは上述の
如き構成を有するもので、次にその作動について説明す
る。
【0037】まず、エアサスペンションに圧縮空気を供
給する場合には、コントロールユニットはモータ部12
の電動モータ12Bに制御信号を出力し、該電動モータ
12Bの回転力によってピストン14を往復動させ、給
排気通路20の給気通路20Aを介して吸込室18に供
給された空気をシリンダ13内に吸込ませて圧縮し、こ
の圧縮空気を吐出室19からドライヤ22に向けて吐出
させる。そして、この圧縮空気は、ドライヤ22を矢示
A方向に流通しつつ乾燥剤22Aによって乾燥され、ド
ライヤ22の一側通気口22Cから空気配管23を介し
てエアサスペンションの空気室内に供給され、これによ
りエアサスペンションは伸長して車高を高くする。
【0038】次に、エアサスペンションから圧縮空気を
排気する場合は、コントロールユニットは励磁コイル2
8に給電して励磁し、プランジャ30を弁ばね32のば
ね力に抗して、ロッド36等と共にコア33側に吸引す
る。これによって、排気弁24を構成する一側弁部31
は、一側接続部29の一側弁座29Bから離座して開弁
し、吐出室19と給排気通路20との間を連通させると
共に、遮断弁34を構成する他側弁部37は、他側接続
部35の他側弁座35Bに着座して閉弁し、連通チュー
ブ21と給排気通路20との間を遮断する。
【0039】そして、エアサスペンションから排気され
た圧縮空気は、空気配管23を介してドライヤ22の一
側通気口22Cからドライヤ22内に流入し、該ドライ
ヤ22内を矢示B方向に流通して乾燥剤22Aの水分を
脱着しつつ、他側通気口22Bから吐出室19等を介し
て給排気通路20の排気通路20B内に流入し、該排気
通路20Bから一側接続部29の一側流通口29A、一
側連通口29C等を介して、給排気通路20の給排気口
20Dから外部に排出される。
【0040】かくして本実施例によれば、排気弁24の
他側に遮断弁34を一体的に形成し、該遮断弁34は、
ロッド36等により排気弁24と連動して作動する構成
としたから、エアサスペンションの排気時に、励磁コイ
ル28に給電してプランジャ30をコア33に吸引する
ことにより、一側弁部31を一側接続部29の一側弁座
29Bから離座させて開弁すると同時に、他側弁部37
を他側接続部35の他側弁座35Bに着座させて閉弁で
き、連通チューブ21と給排気通路20との間を確実に
遮断することができる。この結果、ドライヤ22を流通
して湿った圧縮空気が、連通チューブ21を介してクラ
ンクケース11内に流入するのを確実に防止でき、圧縮
空気中の水分が結露してクランクケース11内やモータ
部12内等に錆が生じたり、モータ部12の電動モータ
12Bが故障したりするのを効果的に防止して、当該エ
アコンプレッサの信頼性や寿命等を大幅に向上させるこ
とができる。
【0041】また、遮断弁34を排気弁24に一体的に
設ける構成としたから、励磁コイル28、弁ばね32、
コア33等の各部品を遮断弁34と排気弁24との間で
共通に使用でき、部品点数を低減して全体をコンパクト
に形成することができる。
【0042】なお、前記実施例では、遮断弁34は、単
一の励磁コイル28によって排気弁24と連動して作動
するものとして述べたが、本発明はこれに限らず、例え
ば排気弁のコイルと遮断弁のコイルとをそれぞれ独立に
設け、コントロールユニットの制御等により、該各コイ
ルを連動して作動させる構成としてもよい。
【0043】また、前記実施例では、遮断弁34は排気
弁24の他側に一体的に形成するものとして述べたが、
これに替えて、遮断弁は排気弁と独立して形成し、該遮
断弁を連通チューブ21の途中や、クランクケース11
の接続口11B等に設け、該遮断弁を排気弁に連動させ
て作動させるように構成してもよい。
【0044】また、前記実施例では、エアコンプレッサ
として車高調整装置のエアコンプレッサを例に挙げて説
明したが、本発明はこれに限らず、種々のコンプレッサ
にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述した通り、本発明によれば、排
気弁の開弁時に、連通路と給排気通路との間を遮断する
遮断弁を設けたから、空気圧機器の排気時に、遮断弁は
連通路と給排気通路との間を遮断でき、空気圧機器から
ドライヤを介して排気される湿った圧縮空気がクランク
ケース内に流入するのを確実に防止でき、圧縮空気中の
水分が結露してクランクケース等に錆が生じるのを効果
的に防止して、当該エアコンプレッサの信頼性や寿命等
を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すエアコンプレッサの縦断
面図である。
【図2】図1中の排気弁等を拡大して示す要部縦断面図
である。
【図3】従来技術を示すエアコンプレッサの全体構成図
である。
【符号の説明】
11    クランクケース 13    シリンダ 14    ピストン 15    シリンダヘッド 18    吸込室 19    吐出室 20    給排気通路 21    連通チューブ(連通路) 22    ドライヤ 24    排気弁 34    遮断弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  クランクケースと、該クランクケース
    に搭載され、内部をピストンが往復動するシリンダと、
    該シリンダに搭載され、内部が吸込室と吐出室に画成さ
    れたシリンダヘッドと、該シリンダヘッドに設けられ、
    前記吸込室内に外気を供給する給排気通路と、前記クラ
    ンクケースと該給排気通路との間に設けられ、前記クラ
    ンクケース内を給排気通路に連通させる連通路と、前記
    シリンダヘッドの吐出室に連通して設けられ、前記吐出
    室から吐出された圧縮空気を乾燥させて空気圧機器に供
    給するドライヤと、前記空気圧機器からの排気時には開
    弁し、該ドライヤを介して前記空気圧機器から排気され
    る圧縮空気を前記給排気通路を介して外部に排出する排
    気弁とからなるエアコンプレッサにおいて、前記排気弁
    の開弁時には、前記連通路と給排気通路との間を遮断す
    る遮断弁を設けたことを特徴とするエアコンプレッサ。
JP1932991A 1991-01-19 1991-01-19 エアコンプレッサ Pending JPH04237883A (ja)

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