JP3163504B2 - エアコンプレッサ装置及びその電磁弁 - Google Patents

エアコンプレッサ装置及びその電磁弁

Info

Publication number
JP3163504B2
JP3163504B2 JP27000791A JP27000791A JP3163504B2 JP 3163504 B2 JP3163504 B2 JP 3163504B2 JP 27000791 A JP27000791 A JP 27000791A JP 27000791 A JP27000791 A JP 27000791A JP 3163504 B2 JP3163504 B2 JP 3163504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
compressed air
compressor
valve
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP27000791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0587079A (ja
Inventor
寛 小林
Original Assignee
トキコ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by トキコ株式会社 filed Critical トキコ株式会社
Priority to JP27000791A priority Critical patent/JP3163504B2/ja
Publication of JPH0587079A publication Critical patent/JPH0587079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3163504B2 publication Critical patent/JP3163504B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車高調整装置等
に用いられるエアコンプレッサ装置、及び、このエアコ
ンプレッサ装置に用いて好適な電磁弁に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は車高調整装置に用いる従来技術の
エアコンプレッサ装置の構成を示し、エアコンプレッサ
装置は、空気を圧縮する圧縮機本体1と、該圧縮機本体
1を駆動するモータ2(動力機)と、空気を吸入する際
に異物の混入を防ぐフィルタ3と、圧縮した空気の水分
を除去するドライヤ4と、空気を排出するための電磁弁
5と、空圧機器であるエアサスペンション6とからな
る。
【0003】また、図6は図5のエアコンプレッサ装置
の主要部の具体的な構成を示す。7は圧縮機本体1のシ
リンダヘッドであり、空気を圧縮機本体1に吸い込む吸
込口8と、圧縮機本体1から圧縮空気を吐出する吐出口
9とが設けられている。10は外部へ連通する吸排口
で、フィルタ3を介して吸込口8と電磁弁5とに連通し
ている。吐出口9は一方でドライヤ4に接続し、他方で
電磁弁5に接続している。電磁弁5は、シリンダヘッド
7内の室11内に収容され、筒状の外側ケース12A及
び内側ケース12Bからなるケース12と、該内側ケー
ス12Bの一端に設けられた流入孔13と、内側ケース
12Bの側面に設けられた流出孔14と、外側ケース1
2A内にあって、内側ケース12Bの外周に巻回された
コイル15と、内側ケース12B内の一端に設けられ、
該コイル15によって励磁されるコア16と、該コア1
6と内側ケース12B内の他端の弁座12Cとの間にあ
って、内側ケース12B内に摺動可能に挿嵌された磁性
体材料であるプランジャ17と、該プランジャ17の弁
座12C側に設けられ、プランジャ17の摺動によって
弁座12Cに離着座するバルブシート18と、プランジ
ャ17とコア16との間にあって、プランジャ17及び
バルブシート18を常時閉弁方向に付勢するばね19と
からなる。
【0004】エアコンプレッサ装置及び電磁弁の作動に
ついて、図5並びに図6を参照して説明すると、車高調
整のために前記エアサスペンション6に空気を送り込む
ときには、圧縮機本体1を駆動し、吸排口10から吸い
込まれた空気は、フィルタ3と室11とを介し、吸込口
8から公知の吸込弁を介して圧縮機本体1の圧縮室に吸
い込まれる。そして、吸い込まれた空気は、圧縮機本体
1により圧縮されて、公知の吐出弁を介して吐出口9か
ら圧縮空気を吐出する。吐出された圧縮空気はドライヤ
4を介し、エアサスペンション6に送り込まれる。この
時、前記電磁弁5の流入口13はプランジャ17、バル
ブシート18及びばね19によって閉弁され、また、流
入口13での圧縮空気の圧力が所定値以下であるため、
バルブシート18が前記弁座12Cから離座することが
ない。よって、電磁弁5から圧縮空気が排出されること
はない。
【0005】また、エアサスペンション6から圧縮空気
を排出する時、すなわち、排気時には、圧縮機本体1を
駆動せず、外部からの排気信号により、電磁弁5のコイ
ル15に電流を流すと、コア16が励磁され、プランジ
ャ17がコア16側に引き寄せられる。そして、流入孔
13が開となり、該流入孔13と流出孔14とが連通さ
れ、圧縮空気は室11、フィルタ3を通って、吸込時に
該フィルタ3に付着した異物を飛ばしながら、前記吸排
口10から大気に排出される。このとき、エアサスペン
ション6から放出された圧縮空気は、前記ドライヤ4を
通る時に、エアサスペンション6に送り込まれる際に除
去された水分を伴う。
【0006】さらに、例えば、車高調整装置を有する車
両等に荷物を積載することにより、四輪に設けられてい
るエアサスペンション6のうちの一つ又は二つのエアサ
スペンション6が異常に下がるような場合、圧縮機本体
1が駆動し続け、そのエアサスペンション6に圧縮空気
を供給し圧力を与えていく。しかし、供給される圧縮空
気の圧力が所定値を越えると、その圧力によりエアサス
ペンション6に設けられたラバーが破壊されることを防
ぐために所定値圧力以上の空気の供給を阻止する必要が
生じる。従って、電磁弁5のバルブシート18に作用す
る圧縮空気の圧力が所定値に達すると、圧縮空気は、電
磁弁5のプランジャ17及びバルブシート18を介して
ばね19を縮めて、流入孔13を開とし、該流入孔13
と流出孔14との連通路を通り、排気時と同様にフィル
タ3を介して、大気に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このリリー
フ状態にあっては、電磁弁5の流出孔14を通った圧縮
空気の一部はフィルタ3から排出される。しかし、圧縮
空気の残部はフィルタ3に行かず、再び吸込口8から圧
縮機本体1に吸い込まれ、再圧縮され、電磁弁5を介
し、さらに圧縮機本体1に吸い込まれるという循環が起
こる。この循環が起こると、空気は圧縮を重ねる度に高
温になっていき、圧縮機本体1の吸込口8に設けられて
いる吸込弁等がこの熱によって破壊されるという問題が
あった。
【0008】本発明は、リリーフ時、電磁弁から排出さ
れる圧縮空気が、再び圧縮機本体に吸い込まれないよう
なエアコンプレッサ装置及びその電磁弁を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するために、本発明は、圧縮機本体と、該圧縮機本体を
駆動する動力機と、前記圧縮機本体から圧縮空気が
排されて作動する空圧機器と、該空圧機器から排気され
る圧縮空気を外部に排出するための電磁弁と、圧縮機本
体の空気吸込口に吸い込まれる空気が一方向から通過
し、前記電磁弁から排気される圧縮空気が逆方向から通
過するよう配置されたフィルタとからなるエアコンプレ
ッサ装置において、前記電磁弁に、圧縮機本体から吐出
される圧縮空気の圧力が所定値以上になったとき、該圧
縮空気を前記フィルタを通さず大気に解放するリリーフ
手段を設ける。また、流入孔と第1の流出孔と第2の流
出孔とを有する筒状のケーシングと、該ケーシングに巻
回されたソレノイドと、前記ケーシング内に移動可能に
設けられ、前記流入孔を通常閉弁し、流入孔に所定値以
上の圧力が加わったときに該流入孔を開弁し、流入孔と
前記第2の流出孔とを連通させる第1の弁体と、該第1
の弁体を閉弁方向に付勢する第1のばね手段と、前記ケ
ーシング内に移動可能でかつ前記第1の弁体の外周に嵌
合して設けられ、前記流入孔と前記第1の流出孔との間
を通常遮断し、前記ソレノイドに通電されたとき、前記
第1の弁体と連動して移動し、前記流入孔と前記第1の
流出孔とを連通させる筒状の第2の弁体と、前記流入孔
と前記第1の流出孔との間を遮断する方向に前記第2の
弁体を付勢する第2のばね手段とからなる電磁弁とすれ
ば、電磁弁に前記リリーフ手段を組み込むことができ
る。さらに、圧縮機本体と、該圧縮機本体を駆動する動
力機と、前記圧縮機本体からの圧縮空気がドライヤを介
して吸排されて作動する空圧機器と、該空圧機器から排
気される圧縮空気を外部に排出するための電磁弁と、圧
縮機本体の空気吸込口に吸い込まれる空気が一方向から
通過し、前記電磁弁から排気される圧縮空気が逆方向か
ら通過するよう配置されたフィルタとからなるエアコン
プレッサ装置において、圧縮機本体から吐出される圧縮
空気の圧力が所定値以上になったとき、該圧縮空気を前
記フィルタを通さず大気に解放するリリーフ手段を、前
記ドライヤと前記圧縮機本体との間に設ける。
【0010】
【作用】通常空気をフィルタから吸い込み、電磁弁を介
して同フィルタから排気するエアコンプレッサ装置にお
いて、電磁弁に、圧縮機本体から吐出される圧縮空気の
圧力が所定値以上になった時、フィルタを通さず大気に
解放するリリーフ手段を設けたため、圧縮されて高温に
なった圧縮空気が、駆動中の圧縮機本体に再び吸い込ま
れることがなく、圧縮機本体内を循環することがなくな
る。また、圧縮空気をフィルタを通さず大気に解放する
リリーフ手段を、ドライヤと圧縮機本体との間に設けた
ため、空圧機器への圧縮空気の供給時にドライヤが水分
を吸収し、空圧機器からの圧縮空気の排気時にドライヤ
が吸収した水分を除去できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図4に示し
説明する。なお、実施例では前述した図5または図6に
示す従来技術と同一の構成要素に同一の符号を付し、そ
の説明を省略するものとする。
【0012】図1は本発明の実施例におけるエアコンプ
レッサ装置の構成図であり、図中20は、圧縮空気をフ
ィルタ3を通さず大気に解放するリリーフ弁20Aと、
圧縮空気をフィルタ3を介して大気に排出する排気弁2
0Bとからなる電磁弁である。
【0013】図2は電磁弁20の断面図であり、筒状の
外側ケース12Aとケ−シングとしての内側ケ−ス12
Bとからなるケース12が図6のシリンダヘッド7の室
11内に収容される。内側ケース12Bの一端には流入
孔13設けられており、また、内側ケース12Bの側面
には第1の流出孔14が設けられている。ケース12の
内側ケ−ス12Bの外周にはコイル15が巻回されてソ
レノイドを構成し、内側ケ−ス12B内に設けられた磁
性体材料であるコア21は前記コイル15によて励磁さ
れる。コア21には第2の流出孔としての大気解放孔2
1Aが前記流入孔13と対向するように設けられてい
る。
【0014】コア21と内側ケ−ス12Bの弁座12D
との間には、内側ケ−ス12B内に摺動可能に挿嵌され
た磁性体材料からなる筒状の外プランジャ22が設けら
れている。外プランジャ22はコア21の励磁によって
コア21側に摺動する。外プランジャ22の一端には、
外プランジャ22の摺動によって弁座12Dに離着座す
る環状のバルブシート23が設けられ、流入孔13と流
出孔14との間を連通または遮断する。外プランジャ2
2とバルブシート23とで第2の弁体を構成する。ま
た、外プランジャ22の他端外周には段部22Aが形成
されており、該段部22Aの外周に外プランジャ22及
び前記バルブシート23を常時閉弁方向に付勢する第2
のばね手段としてのばね24が設けられている。
【0015】外プランジャ22内には、磁性体材料であ
る内プランジャ25が摺動可能に挿嵌されている。該内
プランジャ25の外周と外プランジャ22の内周とに
は、それぞれ段部25A,22Bが形成されており、こ
れらの当接によって、外プランジャ22がコア21側に
移動したとき、内プランジャ25も同時に、コア21側
へ移動するようになっている。内プランジャ25の一端
には、該内プランジャ25の摺動によって弁座12Cに
離着座するバルブシート26が設けられ、流入孔13を
開閉する。内プランジャ25とバルブシート26とで第
1の弁体を構成する。また、内プランジャ25の他端に
は、バルブシート27が設けられており、前記コア21
の大気解放孔21Aを開閉する。内プランジャ25の段
部25Aと前記コア21との間で、内プランジャ25の
外周には、流入孔13を閉弁する方向に内プランジャ2
5を常時付勢する第1のばね手段としてのばね28が設
けられている。
【0016】上記実施例の作動について説明する。
【0017】図2においては、圧縮機本体1から圧縮空
気がエアサスペンション6に送られており、電磁弁20
は機能する必要がない状態であり、流入孔13は前記バ
ルブシート26、内プランジャ25及びばね28によっ
て閉弁され、また、該流入孔13での圧縮空気の圧力が
所定値以下であるため、電磁弁20から圧縮空気が排出
されることはない。
【0018】図3は、エアサスペンション6内の圧縮空
気を排出するとき、すなわち排気状態であり、外部から
の排気信号により、前記コイル15に電流が流れると、
コア21が励磁され、外プランジャ22がコア21に引
き寄せられ、バルブシート23が弁座12Dから離座す
る。また、内プランジャ25の段部25Aと外プランジ
ャ22の段部22Bとにより、内プランジャ25が外プ
ランジャ22と連動して移動し、バルブシート26が弁
座12Cから離座して流入孔13を開弁する。よって、
圧縮空気は流入孔13と流出孔14との連通路を通り、
フィルタ3を介して、大気に排出される。このとき、大
気解放孔21Aはバルブシート27により閉弁され、ま
た、段部22B、25Aの箇所で外プランジャ22と内
プランジャ25との間に隙間が発生しないため、圧縮空
気が大気解放孔21Aを通ることはない。
【0019】図4は、圧縮機本体1が駆動したままエア
サスペンション6へ供給する圧縮空気の圧力が所定値に
なった状態、すなわちリリーフ状態であり、前記流入孔
13での圧縮機本体1から吐出される圧縮空気の圧力が
所定値になったとき、圧縮空気によりバルブシート26
及び内プランジャ25を介して、ばね28が縮められ、
流入孔13から圧縮空気が流入し、外プランジャ22の
内周と内プランジャ25の外周との間の隙間を、圧縮空
気が通り、大気解放孔21Aを抜けて、電磁弁20から
大気に排出される。このとき、該ばね28のばね力の働
きにより、該大気解放孔21Aがバルブシート27によ
って閉弁されることはない。また、外プランジャ22の
バルブシート23が弁座12Dに着座しているので、流
入孔13から流入した圧縮空気が流出孔14より流出す
ることがなく、リリーフされた圧縮空気が圧縮機本体1
で再圧縮されることはない。
【0020】なお、前記実施例において、リリーフ状態
時に圧縮空気は外プランジャ22の内周と内プランジャ
25との間の隙間を通したが、これに限らず、例えば、
内プランジャ25の段部25Aの外周に複数の軸方向へ
の溝を設けて、圧縮空気を通してもよい。
【0021】また、前記実施例において、排気時に内プ
ランジャ25を外プランジャ22に連動させるため、段
部25Aと段部22Bを用いたが、連動をさせる方法は
これに限らず、例えば、外プランジャ22に凹部を設
け、該凹部内に段部25Aを嵌合し、内プランジャ25
を外プランジャ22に連動して移動できるようにしても
よい。
【0022】さらに、前記実施例において、本発明を車
高調整装置のエアコンプレッサ装置として用いたがこれ
に限らず、他の空圧装置等に適用することもできる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、通常空気をフィルタか
ら吸い込み、電磁弁を介して同フィルタから排気するエ
アコンプレッサ装置において、電磁弁に、リリーフ時
縮空気をフィルタを通さず大気に排出できるリリーフ
手段を設けたので、リリーフ状態時に、圧縮されて高温
になった圧縮空気が圧縮機本体に再び吸い込まれ、再圧
縮されるということがなくなり、非常に高温となった圧
縮空気が圧縮機本体内を循環し、圧縮機本体の各弁が損
傷するということがなくなる。よって、エアコンプレッ
サ装置の安全性が向上する。また、圧縮空気をフィルタ
を通さず大気に解放するリリーフ手段を、ドライヤと圧
縮機本体との間に設けたため、空圧機器に対して、圧縮
空気をドライヤを介して吸排することができ、空圧機器
からの圧縮空気の排気時に、ドライヤが吸収した水分を
除去できる。
【0024】また、本発明の電磁弁を用いることによ
り、排気機能とリリーフ機能とを1つの弁装置より実現
でき、各機能に対応する2つの弁装置を使う必要がない
ため、装置の小型化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るエアコンプレッサ装置の実施例の
構成を示す図である。
【図2】本発明に係る電磁弁の実施例を示す断面図であ
る。
【図3】図2の電磁弁の排気の状態を示す断面図であ
る。
【図4】図2の電磁弁のリリーフの状態を示す断面図で
ある。
【図5】従来技術のエアコンプレッサ装置の構成を示す
図である。
【図6】図5のエアコンプレッサ装置の主要部の具体的
な構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1…圧縮機本体 2…モータ(動力機) 3…フィルタ 5,20…電磁弁 6…エアサスペンション(空圧機器) 12…ケース 12B…内側ケース(ケーシング) 12C,12D…弁座 13…流入孔 14…第1の流出孔 15…コイル(ソレノイド) 21A…大気解放孔(第2の流出孔) 22…外プランジャ(第2の弁体) 23…バルブシート(第2の弁体) 24…ばね(第2のばね手段) 25…内プランジャ(第1の弁体) 26…バルブシート(第1の弁体) 27…バルブシート 28…ばね(第1のばね手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F15B 11/00 - 11/22 F16K 31/06 F04B 39/16

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機本体と、該圧縮機本体を駆動す
    る動力機と、前記圧縮機本体から圧縮空気が吸排され
    て作動する空圧機器と、該空圧機器から排気される圧縮
    空気を外部に排出するための電磁弁と、圧縮機本体の空
    気吸込口に吸い込まれる空気が一方向から通過し、前記
    電磁弁から排気される圧縮空気が逆方向から通過するよ
    う配置されたフィルタとからなるエアコンプレッサ装置
    において、前記電磁弁に、圧縮機本体から吐出される圧
    縮空気の圧力が所定値以上になったとき、該圧縮空気を
    前記フィルタを通さず大気に解放するリリーフ手段を設
    けたことを特徴とするエアコンプレッサ装置。
  2. 【請求項2】 流入孔と第1の流出孔と第2の流出孔
    とを有する筒状のケーシングと、該ケーシングに巻回さ
    れたソレノイドと、前記ケーシング内に移動可能に設け
    られ、前記流入孔を通常閉弁し、流入孔に所定値以上の
    圧力が加わったときに該流入孔を開弁し、流入孔と前記
    第2の流出孔とを連通させる第1の弁体と、該第1の弁
    体を閉弁方向に付勢する第1のばね手段と、前記ケーシ
    ング内に移動可能でかつ前記第1の弁体の外周に嵌合し
    て設けられ、前記流入孔と前記第1の流出孔との間を通
    常遮断し、前記ソレノイドに通電されたとき、前記第1
    の弁体と連動して移動し、前記流入孔と前記第1の流出
    孔とを連通させる筒状の第2の弁体と、前記流入孔と前
    記第1の流出孔との間を遮断する方向に前記第2の弁体
    を付勢する第2のばね手段とからなる電磁弁。
  3. 【請求項3】 圧縮機本体と、該圧縮機本体を駆動す
    る動力機と、前記圧縮機本体から圧縮空気がドライヤ
    を介して吸排されて作動する空圧機器と、該空圧機器か
    ら排気される圧縮空気を外部に排出するための電磁弁
    と、圧縮機本体の空気吸込口に吸い込まれる空気が一方
    向から通過し、前記電磁弁から排気される圧縮空気が逆
    方向から通過するよう配置されたフィルタとからなるエ
    アコンプレッサ装置において、圧縮機本体から吐出され
    る圧縮空気の圧力が所定値以上になったとき、該圧縮空
    気を前記フィルタを通さず大気に解放するリリーフ手段
    、前記ドライヤと前記圧縮機本体との間に設けたこと
    を特徴とするエアコンプレッサ装置。
JP27000791A 1991-09-20 1991-09-20 エアコンプレッサ装置及びその電磁弁 Expired - Fee Related JP3163504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27000791A JP3163504B2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 エアコンプレッサ装置及びその電磁弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27000791A JP3163504B2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 エアコンプレッサ装置及びその電磁弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0587079A JPH0587079A (ja) 1993-04-06
JP3163504B2 true JP3163504B2 (ja) 2001-05-08

Family

ID=17480257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27000791A Expired - Fee Related JP3163504B2 (ja) 1991-09-20 1991-09-20 エアコンプレッサ装置及びその電磁弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3163504B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT401551B (de) * 1994-03-30 1996-10-25 Hoerbiger Ventilwerke Ag Vorrichtung zur druckabsenkung eines verdichters
CN1198027C (zh) 1999-11-29 2005-04-20 株式会社伊奈 无水箱马桶

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0587079A (ja) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10093144B2 (en) Compressed air supply installation and pneumatic system
US6074177A (en) Air compressor with air drier having a bypass passage disposed in the air drier
US5711150A (en) Vehicle height control system for controlling vehicle
JP3333199B2 (ja) 気体サスペンション装置
JP3524090B2 (ja) 一対の脱湿器を備えた圧縮空気システム
CN108426080B (zh) 充气系统的电磁阀
JP3163504B2 (ja) エアコンプレッサ装置及びその電磁弁
KR20140035458A (ko) 압축 공기 처리 시스템, 및 이 압축 공기 처리 시스템의 작동 방법
JPH0243035B2 (ja)
JPH0392588A (ja) 真空槽を含む設備のための逆流防止安全装置
US6231321B1 (en) Air compressor
JPS62125941A (ja) アンチロツク用モジユレ−タ−
CN207389184U (zh) 集成式继动阀带abs电磁阀总成
JP4015219B2 (ja) 空気圧縮機の負荷軽減装置
JPH06156041A (ja) 圧縮空気給排装置
KR100305708B1 (ko) 압축 공기 건조기
JPH0942157A (ja) エアコンプレッサ
JP3219446B2 (ja) 造波装置
KR102604958B1 (ko) 차량 제동용 공기 압축기
JPH0655029A (ja) 圧縮空気乾燥装置
JPS6349574Y2 (ja)
JPH0451274Y2 (ja)
JP2004011735A (ja) 電磁弁
JPH0247820Y2 (ja)
SU1749601A1 (ru) Электромагнитный клапан

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees