JPH0423686Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0423686Y2
JPH0423686Y2 JP11812486U JP11812486U JPH0423686Y2 JP H0423686 Y2 JPH0423686 Y2 JP H0423686Y2 JP 11812486 U JP11812486 U JP 11812486U JP 11812486 U JP11812486 U JP 11812486U JP H0423686 Y2 JPH0423686 Y2 JP H0423686Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rim
valve
valve stem
bead
tire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11812486U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6324003U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11812486U priority Critical patent/JPH0423686Y2/ja
Publication of JPS6324003U publication Critical patent/JPS6324003U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0423686Y2 publication Critical patent/JPH0423686Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Tires In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、二輪自動車タイヤ用バルブとビー
ドストツパとの組合せ具に関し、とくに不整地競
技用チユーブレスタイヤに組み付けられるビード
ストツパによるタイヤの重量増とリム組み作業性
とを改善するものである。
〔従来の技術〕
従来、二輪自動車用チユーブレスタイヤを組み
付けるリムには、空気注入用のバルブが取り付け
られているが、この種のタイヤのうちで不整地競
技用タイヤ、とくにモトクロス競技用タイヤを組
み付けるリムには、空気注入用バルブとは別にビ
ードストツパが取り付けられている。
このビードストツパは、金属または合成樹脂か
らなる倒立台形ブロツク状のストツパ本体にステ
ムを固着して、ストツパ本体の表面をゴムで被覆
したものであり、リム組みされたタイヤの内部に
ストツパ本体を装入してステムをリムに挿通し、
リムの内径面側に突出するステムに螺合されたナ
ツトを締め付けることによつて、タイヤのビード
部をストツパ本体を介してリムのフランジ部に圧
着させるようになつている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のビードストツパは、タイヤが走行中にパ
ンクしたとき、あるいは低内圧で走行するときな
どにタイヤのビード部がリムのビードシート部か
ら脱落するのを防止する機能と、タイヤのビード
部の外側がリムずれによつて損傷するのを防止す
る機能とを持つている。したがつて、ビードスト
ツパは不整地競技用タイヤのリム組みに際して必
要不可欠の装備部品であつて、不整地競技用二輪
自動車の前輪タイヤにはビードストツパを1個取
り付け、後輪タイヤにはビードストツパを2個取
り付けている。
このため、リム組みされた不整地競技用タイヤ
の組立体の全重量は、前輪タイヤではビードスト
ツパ1個分の重量だけ重くなり、後輪タイヤでは
ビードストツパ2個分の重量だけ重くなつている
ことになり、とくにモトクロス競技用二輪自動車
の走行特性はタイヤ重量によつて大きな影響を受
けるところから、タイヤ組立体の軽量化が重要な
解決課題となつている。
また、不整地競技用タイヤのリム組みは、ビー
ドストツパを取り付けるに要する労力と時間とに
相当する分だけ手間がかかり、ビードストツパに
よつてリムリム組み作業性が阻害されるという問
題がある。
この考案は、上記の問題を解決して、二輪自動
車用タイヤとリムとの組立体の重量の軽量化とリ
ム組み作業性の向上とに寄与する空気注入用バル
ブとビードストツパとの組合せ具を提供すること
を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の二輪自動車タイヤ用バルブとビード
ストツパとの組合せ具は、バルブ本体のバルブス
テムの空気排出口側の端部を、ビードストツパ本
体のリムとの対向面側に垂直に連結し、バルブス
テムが空気注入口側へ離脱するのを阻止する機構
を設けている。
また、ビードストツパ本体のバルブステム連結
部には、バルブステム自体の空気排出口を外部に
連通させるか、またはビードストツパ本体とバル
ブステムとの何れか一方にバルブステムの空気通
路を外部に連通させる空気穴を設けている。
〔作用〕
この考案の二輪自動車タイヤ用バルブとビード
ストツパとの組合せ具は、バルブ本体とビードス
トツパ本体とを連結して、ビードストツパ本体を
リムの外径面側に配置し、バルブ本体のバルブス
テムをリムのバルブ穴に挿通し、リムの内径面側
からバルブステムにゴムパツキングを嵌め込み、
バルブナツトを螺合する。
タイヤのリム組みに際しては、バルブナツトを
締め付け、ビードストツパ本体をバルブステムを
介してリムの半径方向内側に移動させる。
これにより、タイヤのビード部がリムのフラン
ジ部に対して圧着されると同時に、バルブ本体の
バルブステムがゴムパツキングを介してリムに気
密に取り付けられる。
バルブ本体のバルブステムの空気注入口からタ
イヤ内部に所定圧力の空気を注入することにより
タイヤのリム組みが完了する。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例について、図面を参照
して説明する。
第1図は、この考案の二輪自動車用バルブとビ
ードストツパとの組合せ具の実施例であり、リム
に取り付けて、リム組みされたタイヤに装着した
状態で示してある。
同図において、符号10は二輪自動車用リム、
20はチユーブレスタイヤ、30はこの考案の組
合せ具である。
この組合せ具30は、バルブ本体31とビード
ストツパ本体37とから構成されている。
バルブ本体31は、バルブコア(図示せず)が
内蔵されたバルブステム32、ゴムパツキング3
3、バルブナツト34、バルブキヤツプ35の各
部品により組み立てられている。バルブステム3
2の外周には、その全長に亘つて雄ねじ32aが
設けてあり、空気排出口側にゴムパツキング33
を嵌め込んでバルブナツト34を螺合し、空気注
入口側の軸端にバルブキヤツプ35を螺着するよ
うになつている。
ビードストツパ本体37は、適宜の金属または
合成樹脂により成形された台形状のブロツク体で
あり、その上面と下面とは円弧面をなしており、
表面全体が図示しないゴムで被覆されている。こ
のビードストツパ37の中央部には厚さ方向に貫
通する穴部38が設けてあり、穴部38の内周面
には、バルブ本体30のバルブステム32が螺合
可能な雌ねじ38aが設けられている。
上記のビードストツパ本体37の穴部38に、
上面側(リムとの対向面側)からバルブ本体30
のバルブステム32の空気排出口側の端部を螺合
することにより、ビードストツパ本体37に対し
てバルブステム37が垂直方向に連結され、バル
ブステム37は、軸方向への引き抜きが阻止され
た状態となる。
上記の連結体は、バルブステム32を、リム1
0の外径面側からバルブ穴12に挿通して後、リ
ム10の内径面側からバルブステム32にゴムパ
ツキング33を嵌め込み、バルブナツト34およ
びバルブキヤツプ35を螺合することにより、バ
ルブ本体30とビードストツパ本体37とからな
る組合せ具30としてリム10に取り付けられた
ことになる。
上記構成の組合せ具30を使用して、リム10
にタイヤ20を組み付けるときは、従来と同様の
要領でタイヤ20をリム組みした後、バルブ本体
31のバルブステム32に螺合されているバルブ
ナツト34を締め付けると、バルブステム32を
介してビードストツパ本体37がリム10の半径
方向内側へ移動し、ビードストツパ本体37の側
面によつてタイヤ20のビード部22がリム10
のフランジ部14に圧着される。
また、これと同時にバルブ本体31のバルブス
テム32に挿通さたゴムパツキング33がリム1
0の内径面に押圧され、バルブステム32がリム
10に気密に固定された状態となる。
上記の操作で、リム組みされたタイヤ20にバ
ルブ本体31とビードストツパ本体37との組合
せ具30が装着されたことになる。
次いで、バルブ本体31のバルブステム32の
空気注入口から圧縮空気を送り込む、この空気
は、ビードストツパ本体37に連結されたバルブ
ステム32の空気排出口からタイヤ20の内部に
注入され、所定の内圧で保持される。
第2図は、不整地競技用二輪自動車の後輪タイ
ヤのリム10に、この考案のバルブ本体31とビ
ードストツパ本体37とからなる組合せ具30を
取り付けた状態を模式的に示す側面図である。こ
の考案の組合せ具30とは別に従来のビードスト
ツパ本体2とステム3とからなるビードストツパ
4を1個取り付けている。
このように、後輪タイヤには、1個の空気注入
用バルブと2個のビードストツパとを取り付ける
必要があるが、この考案の組合せ具を使用するこ
とにより、従来のビードストツパは1個を省略す
ることができる。
前輪タイヤについても同様に、1個の空気注入
用バルブと1個のビードストツパとが必要であつ
たのが、この考案の組合せ具を使用することによ
り、従来のビードストツパを取り付ける必要がな
くなる。
前記実施例では、バルブ本体31のバルブステ
ム32の雄ねじ32aをビードストツパ本体37
の穴部38の雌ねじ38aに螺合する機構を設け
て、連結されたバルブステム32の軸方向両側へ
の離脱を阻止するようにしてあるが、このほかバ
ルブステム32の空気注入口側への離脱のみを阻
止する機構を設けてビードストツパ本体37に連
結するようにしてもよい。このような機構として
は、たとえばビードストツパ本体37に設けた穴
部38の内周面とバルブステム32の空気排出口
側の端部の外周面とをそれぞれ円筒もしくは多角
筒面に形成してビードストツパ本体37の穴部3
8にバルブステム32を嵌合し、バルブステム3
2の端部にナツト状の係止部材を固着して、この
係止部材をビードストツパ本体37の穴部38に
設けた段面に係止させるか、あるいはバルブステ
ム32の端部とビードストツパ本体37の穴部3
8とにそれぞれ大径部を設けて、バルブステム3
2の段面をビードストツパ本体37の穴部38の
段面に係止させる構成等を適宜選択すればよい。
また、上記とは別の連結および離脱阻止機構と
して、バルブステム32の空気排出口側の端部を
溶接、接着剤等によりビードストツパ本体37に
固着する構成にしてもよい。このように構成した
場合は、バルブステム32の端部の側壁に空気穴
を開口するか、あるいはビードストツパ本体37
のバルブステム連結部にバルブステム32の空気
通路と連通する空気穴を設けて外部に開口させる
ようにすればよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案のバルブ本体と
ビードストツパ本体とからなる組合せ具は、空気
注入用バルブとしての機能と、リム組みされたタ
イヤのビード部の脱落およびリムずれを防止する
機能とを兼備しているから、二輪自動車用タイヤ
のリム組みに際して、従来のビードストツパ1個
を除去することができる。したがつて、この考案
によればリム組みされたタイヤの重量が、従来の
ビードストツパの1個分のステムと取付けナツト
とに相当する重量だけ軽量になるから、とくに不
整地競技用タイヤにこの考案を適用することによ
り、走行特性にすぐれたタイヤとしての使用が可
能となる。
また、この考案によれば、二輪自動車用タイヤ
のリム組み作業に消費される手間が、ビードスト
ツパ1個分に要する分だけ軽減されるから、リム
組み作業性を向上する。
なお、この考案は、不整地競技用タイヤに限ら
ず、整地高速走行用チユーブレスタイヤに適用
し、強力な駆動力によるタイヤのリムずれ防止用
として利用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例を、リム組みされ
たタイヤに取り付けた状態で示す断面図、第2図
は、この考案の組合せ具が取り付けられたリムの
一例を示す側面図である。 図中、10はリム、12はリムのバルブ穴、1
4はリムのフランジ部、20はタイヤ、22はタ
イヤのビード部、30は組合せ具、31はバルブ
本体、32はバルブステム、32aはバルブステ
ムの雄ねじ、37はビードストツパ本体、38は
穴部、38aは穴部の雌ねじである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二輪自動車用リムのバルブ穴に挿入される空気
    注入用バルブ本体と、リム組みされたチユーブレ
    スタイヤのビード部をリムのフランジ部に圧着す
    るビードストツパ本体とを構成部品とし、前記バ
    ルブ本体のバルブステムとビードストツパ本体と
    の間にバルブステムの空気注入口側への離脱阻止
    機構を設けて、バルブステムの空気排出口側の端
    部をビードストツパ本体のリムとの対向面側に垂
    直に連結し、ビードストツパ本体のバルブステム
    連結部には、バルブステム自体の空気排出口を外
    部に連通させるか、またはバルブステムの空気通
    路を外部に連通させる空気穴をビードストツパ本
    体とバルブステムとの何れか一方に設けたことを
    特徴とする二輪自動車タイヤ用バルブとビードス
    トツパとの組合せ具。
JP11812486U 1986-07-31 1986-07-31 Expired JPH0423686Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11812486U JPH0423686Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11812486U JPH0423686Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6324003U JPS6324003U (ja) 1988-02-17
JPH0423686Y2 true JPH0423686Y2 (ja) 1992-06-03

Family

ID=31004280

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11812486U Expired JPH0423686Y2 (ja) 1986-07-31 1986-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0423686Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6324003U (ja) 1988-02-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6588474B2 (en) Rim for a bicycle wheel with tubeless tire
US4632465A (en) Hub cap mounting for drive wheels of heavy road vehicles and method of installation
US6419327B1 (en) Wheel liner attachment system
US4630662A (en) Vehicle wheel with tire bead clamping ring
JPH0423686Y2 (ja)
US5464277A (en) Adaptor hub for automotive wheel ornaments
US8122927B2 (en) Inner-tube assembly for bicycle wheel
JPH02128958A (ja) 繊維強化樹脂製ホイールおよびその製造方法
US20030006643A1 (en) Bicycle wheel with two-section spokes
EP0228670A2 (en) An air filling valve for motor cycle tubeless wheels
JP2521067B2 (ja) 自動車の応急用タイヤ
JPS6010884Y2 (ja) タイヤチユ−ブのエア−バルブ締結構造
JPS63297110A (ja) ホイ−ルのエア−バルブ取付構造
JPH0532671Y2 (ja)
JPS6132864Y2 (ja)
JPH0411842Y2 (ja)
JPS6027041Y2 (ja) チユ−ブレスタイヤのビ−ド部脱落防止装置
JPH0636963Y2 (ja) オートバイのタイヤバルブ用アダプター
JP3557633B2 (ja) 産業車輛におけるエアコネクタの接続構造
JPS6136401Y2 (ja)
JPS6333682Y2 (ja)
JPS581361Y2 (ja) 車輪用スポ−クのニツプル
CA1243064A (en) Hub cap mounting for drive wheels of heavy road vehicles and method of installation
JPS6027681Y2 (ja) 車両用ホイ−ル
JPS6327001Y2 (ja)