JPH0423669Y2 - - Google Patents

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JPH0423669Y2
JPH0423669Y2 JP1987060578U JP6057887U JPH0423669Y2 JP H0423669 Y2 JPH0423669 Y2 JP H0423669Y2 JP 1987060578 U JP1987060578 U JP 1987060578U JP 6057887 U JP6057887 U JP 6057887U JP H0423669 Y2 JPH0423669 Y2 JP H0423669Y2
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binding
presser
sheet holder
fastener
side plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、押えとじ込み型フアイルに書類をず
れ落ちることなくとじ込むためのフアイル用サプ
ライズとしての紙葉ホルダ、殊に綴込み穴を設け
た書類をずれ落ちることなく且つ種別毎に所要量
類別してとじ込むことができる紙葉ホルダに関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、押えとじ込み型フアスナのとじ具10
は、第4図に示すように、基本的には基板12と
押え具14と開閉操作具16とからなり、基板1
2にはその一側端縁部に側板18が折曲げ形成さ
れ、中央部には図において上部から順に舌片2
0,22,24,26が切り起され、底面にはと
じ具10をフアイル40に取付けるリベツト穴2
8,28(1個のみを図示)が穿設されている。
そして、側板18と押え具14とは、舌片20,
24を介して掛け渡されるリンク片30,30と
舌片22および支持軸32を介して掛け渡される
コイルばねリンク片34とによりリンク状に結合
され、操作具16はその一端部を支持軸32に枢
支されると共に長手方向内部にはコイルばねリン
ク片34の一端部が固着されている。そしてこれ
により、操作具16を押圧操作して操作具側面に
設けた係止部36を側板に設けた係止穴38に対
して係脱することにより、押え具14を基板12
に対して平行状態で上下動できるように構成され
ている。
このような押えとじ込み型フアイルは、前述の
ように押え具14がワンタツチ操作で上下動され
るので、書類のフアイル脱着操作が簡便であり殊
に所要の書類を簡単に抜き出すことができる利点
がある。したがつて、各種の未整理資料やあるい
は電気、ガス、新聞などの家庭的伝票類などを簡
便に保管するフアイルとして広く用いられてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この種のフアイルは、前述のよ
うな利点を有する反面、次のような難点を基本的
に有する。
すなわち、第4図において、書類42はとじ具
10に対してその舌片20〜26のみを基準とし
てとじ込まれるが、このとじ込み時には各リンク
片30,34のアーム部あるいは支持軸32の軸
頭部が邪魔となり、個々の書類42a〜42eが
不揃いになる。この不揃いは長手方向についても
同様に発生する。更に、書類42の抜出し時、例
えば書類42cの抜出し時には、上下の書類42
b,42dが抜出し方向へ移動する。したがつ
て、このような状態でとじ具10をとじると、
往々にして書類42がずれ落ちることになる。ま
た、この種のフアイルは、とじ込み書類42の量
が極く小量に限定されるものであり、また書類4
2を類別して保管することが困難である、などの
基本的な難点を有している。
したがつて、本考案の目的は、書類のとじ込み
に際しては、書類を整然と且つ必要に応じては類
別して更にずれ落ちることなく確実にとじ込むこ
とができ、書類の抜取りに際しては、残余の書類
のとじ込み姿勢を崩すことなく抜取ることができ
る押えとじ込み型フアイル用の紙葉ホルダを提供
することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
先の目的を達成するために、本考案に係る紙葉
ホルダは、台紙の長手方向一側縁部の中央にはと
じ具の立上り側板が嵌入する深さの凹部を形成し
てなり、前記凹部の底辺にとじ具の前記側板に対
向して設けた複数の起立舌片に係合する少なくと
も2つの係合突片を突設すると共に、前記凹部の
一側端縁部にとじ具の立上り側板の側端縁部に係
合する係止部を形成し、かつ前記凹部底辺の近傍
に綴込み用フアスナ片を対向して設け、更に台紙
の長手方向他側縁部に複数のインデツクス耳を切
除可能に設けることを特徴とする。
この場合、係合突片に所定間隔を離間して2つ
の綴込み穴を形成すれば、書類を類別して保持し
た紙葉ホルダをそのままの状態で例えば綴杆を備
えた情報処理用などの厚型フアイルに移転するこ
とができる。また、綴込み用フアスナ片の切起し
端部に丸穴を形成すれば、フアスナ片が正確な位
置に立起されて綴込み書類の綴込み穴を損傷する
ことがなく、更に、前記丸穴に対向してとじ具の
基板にリベツト穴を押え具に凹陥部を形成すれ
ば、書類のとじ込み保持状態を良好にすることが
できる。
〔実施例〕
次に、本考案に係る押えとじ込み型フアイル用
紙葉ホルダの実施例につき添付図面を参照しなが
ら以下詳細に説明する。なお、とじ具の構成は第
4図に示す従来のとじ具10の構成と同一である
ので、各構成部位には同一参照符号を付して説明
を省略する。
第1図において、本考案に係る紙葉ホルダ50
は、プラスチツクシートなどでなる台紙52で構
成する。そして、この台紙52の長手方向一側縁
部の中央にとじ具10の立上り側板18が嵌入す
る深さの凹部54を形成し、この凹部54にはそ
の底辺に沿つてとじ具の前記側板18に対向して
基板12上に立設された切起し舌片20,22,
24,26に係合する係合突片56,58,60
を突設し、凹部54の底辺の近傍には綴込み用フ
アスナ片62,62を対向して設け、更に台紙5
2の長手方向他側縁部にインデツクス耳72,7
2,……を設ける。
そして更に、第2図および第3図にも拡大して
示すように、凹部54の一側端縁部には側板18
の側端縁部に係合する係止部64を設け、また、
切起しフアスナ片62の切起し端部には丸穴66
を形成し、そしてフアスナ片62はこの丸穴66
に沿つて円形状に且つ丸穴の後側へ向けて切起
す。更に、前記丸穴66に対向してとじ具の基板
12にはリベツト穴28(第3図参照)を押え具
14にはストツプホール68(第3図、第4図参
照)をそれぞれ形成し、また、係合突片56,6
0には厚型フアスナの綴込杆に挿通される綴込穴
70,70を所定間隔を離間して形成する。更
に、インデックス耳72,72,……にはミシン
目を形成して使用時に所要の1つを残して残余は
切除するように構成する。
このような構成になる紙葉ホルダ50は、書類
80、例えば中間の類別書類80c(第3図参照)
を綴込穴(図示せず)を介してフアスナ片62,
62により類別して綴込んだうえで類別書類80
b,80dの間に挿入され、台紙52の凹部54
をとじ具10の側板18に外挿した状態で押え具
14で押え込まれる。すなわち、とじ込まれる。
この場合、書類80cの紙葉ホルダ50への綴込
みに際しては、フアスナ片62,62が所定の位
置に正確に立て起されるので、書類の綴込穴が損
傷されることがない。また、紙葉ホルダ50の側
板18に対する外挿に際しては、紙葉ホルダ50
は特に凹部54の一側面54aと係合突片56の
一側面56aとを舌片20に案内された状態でス
ムーズに側板18方向へ挿入され、係止部64を
側板18の側端縁に嵌入されると同時に各係合突
片56,58,60の端面を側板18に対接し、
とじ具10に対して所定の位置に且つ確実に係着
される。更に、押え具14のよるとじ込みに際し
ては、第3図に示すように、リベツト74の内側
頭部による押圧力が各紙葉ホルダ50の丸穴66
を通して押え具14のストツプホール68に達
し、各書類あるいは各紙葉同士間のずれが防止さ
れる。このようにして、書類は整然と且つ確実に
とじ込まれる。なお、中間書類80cの挿入とじ
込みに際し、既にとじ込まれている残余の書類8
0a,80b,80d,80eは、それぞれの紙
葉ホルダ50がその係止部64ならびに各係合突
片特に突片56によつてとじ具10に確実に係着
されているので、とじ込み姿勢を崩されることが
ない。
一方、所要の書類例えば類別書類80cを取出
す場合に、インデツクス耳72により該当する紙
葉ホルダ50を選別し、押え具14を解放したう
えで、前記ホルダの外側端部をとじ具10に対し
て外側方向へ引張る。するとこれにより、台紙5
2の係止部64が弾性変形されてホルダ50が抜
出される。すなわち、類別書類80cが簡単に取
出される。この場合、残余の書類80a,80
b,80d,80eは、それぞれの紙葉ホルダ5
0がとじ具10に確実に係着されているので、と
じ込み姿勢を崩されることがない。なお、取出し
た類別書類80cからさらに所要の紙葉を抜取る
ことは、フアスナ片62を介して容易に行うこと
ができる。更に、この類別書類80cは、所望に
応じて整理用などの厚型フアイルなどに綴込穴7
0,70を介してそのまま移転保管することがで
きる。
このように、本考案によれば、紙葉を保持する
紙葉ホルダがとじ具に確実に係着されるので、書
類を類別して整然と且つずれ落ちることなくとじ
込むことができ、しかも、このとじ込み姿勢が、
一部の書類を抜き取ることによつて崩されること
がない。また、従来の押えとじ型フアイルに比較
して多量の書類をとじ込むことができる。なお、
本考案に係る紙葉ホルダは綴込穴を設けた紙葉類
に対して好適に用いられるものであるが、綴込穴
を設けない紙葉類の場合であつても、これら紙葉
類の間にホルダを適宜配置することにより、特に
紙葉類全体のずれ落ちを効果的に防止することが
できる。
以上、本考案に係る紙葉ホルダを好適な実施例
につき説明したが、本考案はその思想および範囲
を逸脱することなく多くの設計変更が可能であ
る。例えば、係止部64は突起状に形成しても良
い。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案に係る押えとじ込
み型フアイル用紙葉ホルダは、台紙の長手方向一
側縁部の中央にはとじ具の立上り側板が嵌入する
深さの凹部を形成してなり、前記凹部の底辺にと
じ具の前記側板に対向して設けた複数の起立舌片
に係合する少なくとも2つの係合突片を突設する
と共に、前記凹部の一側端縁部にとじ具の立上り
側板の側端縁部に係合する係止部を形成し、かつ
前記凹部底辺の近傍に綴込み用フアスナ片を対向
して設け、更に台紙の長手方向他側縁部に複数の
インデツクス耳を切除可能に設けて構成したの
で、この紙葉ホルダに所要の書類を綴込んだうえ
でこのホルダをとじ具に係着することにより、書
類を類別して且つずれ落ちることなく整然ととじ
込むことができる。しかも、書類の抜き取りのた
めに残余の書類がそのとじ込み姿勢を崩されるこ
がない。また更に、従来のこの種フアイルに比較
して多量の書類をとじ込むことができる。
この場合、前記係合突片に綴込穴を形成すれ
ば、書類を類別して保持した紙葉ホルダを所望に
応じてそのまま整理用厚型フアイルなどへ移転す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る押えとじ込み型フアイル
用紙葉ホルダの一実施例を示す平面図、第2図は
第1図のA部拡大図、第3図は第2図の−線
断面図、第4図は押えとじ込み型フアイルのとじ
具の斜視図である。 10……とじ具、12……基板、14……押え
具、16……開閉操作具、18……側板、20,
22,24,26……切起し舌片、28……リベ
ツト穴、50……紙葉ホルダ、52……台紙、5
4……凹部、56,58,60……係合突片、6
2……切起しフアスナ片、64……係止部、66
……丸穴、68……ストツプホール、70……綴
込み穴、72……インデツクス耳、74……リベ
ツト、80……書類、80a〜80d……類別書
類。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 台紙の長手方向一側縁部の中央にはとじ具の
    立上り側板が嵌入する深さの凹部を形成してな
    り、 前記凹部の底辺にとじ具の前記側板に対向し
    て設けた複数の起立舌片に係合する少なくとも
    2つの係合突片を突設すると共に、前記凹部の
    一側端縁部にとじ具の立上り側板の側端縁部に
    係合する係止部を形成し、かつ前記凹部底辺の
    近傍に綴込み用フアスナ片を対向して設け、更
    に台紙の長手方向他側縁部に複数のインデツク
    ス耳を切除可能に設けることを特徴とする押え
    とじ込み型フアイル用紙葉ホルダ。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の紙葉ホ
    ルダにおいて、係合突片に所定間隔を離間して
    2つの綴込み穴を形成してなる押えとじ込み型
    フアイル用紙葉ホルダ。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の紙葉ホ
    ルダにおいて、綴込み用フアスナ片の切起し端
    部に丸穴を形成してなる押えとじ込み型フアイ
    ル用紙葉ホルダ。 (4) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の紙葉ホ
    ルダにおいて、綴込み用フアスナ片の切起し端
    部丸穴に対向して、とじ具の基板には取付けリ
    ベツト穴を形成し、押え具には凹陥部を形成し
    てなる押えとじ込み型フアイル用紙葉ホルダ。
JP1987060578U 1987-04-23 1987-04-23 Expired JPH0423669Y2 (ja)

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JPS63170179U JPS63170179U (ja) 1988-11-07
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