JPH04236438A - E−oプローブ - Google Patents

E−oプローブ

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Publication number
JPH04236438A
JPH04236438A JP3004932A JP493291A JPH04236438A JP H04236438 A JPH04236438 A JP H04236438A JP 3004932 A JP3004932 A JP 3004932A JP 493291 A JP493291 A JP 493291A JP H04236438 A JPH04236438 A JP H04236438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crystal
glass block
glass
resin film
transparent electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3004932A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirobumi Inoue
井上博文
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3004932A priority Critical patent/JPH04236438A/ja
Publication of JPH04236438A publication Critical patent/JPH04236438A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はE−Oプローブ、特に、
微細なLSIの配線パターン上の高速信号を非接触でプ
ロービングするE−Oプローブに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のE−Oプローブは、例え
ば文献「日本学術振興会荷電粒子ビームの工業への応用
第132委員会第109回研究会資料」のP7−P12
に記されている。
【0003】E−O結晶は被検査物との静電容量を小さ
くすることによって、より高速の電気信号を検出するこ
とができる。このため、E−O結晶は、100μm四方
程に小さく作り、保持用のガラスブロックにITO(I
ndium  Tin  Oxide)透明電極を挟ん
で接着した構造となっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のE−O
プローブは、先端のE−O結晶が微小な接着面で付いて
いてこの部分が露出しているため、外からの衝撃や、水
やアルコールなどの液体中での使用時あるいは空気中で
の使用であっても湿気の露結による水の接着面へのわず
かな浸透によって、接着部の経時変化でE−O結晶が取
れ、実用性が低いという欠点がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のE−Oプローブ
は、角錐形の石英ガラスの頂点を底面と平行面で削り取
ったガラスブロックと、このガラスブロックの斜面と削
り取った面とに同時に蒸着した透明電極と、前記ガラス
ブロックの削り取った面に接着するE−O結晶の薄板と
、このE−O結晶の薄板上であって前記ガラスブロック
と接着した面と反対面に位置する波長700μm〜90
0μmのレーザービームを反射する誘電体多層反射膜と
、前記ガラスブロックと前記E−O結晶の薄板との接着
部分と、前記誘電体多層反射膜とを覆う樹脂膜と前記透
明電極に電気的に接続する電線と、電線と透明電極とを
つなぐ電極接続部と、前記ガラスブロックと前記電極接
続部および電線を保持するガラスプレートと、前記ガラ
スプレートに設けられた前記樹脂膜より被検査物側に5
〜10μm突起した保護プレートとを含んで構成される
【0006】
【実施例】次に、本発明について、図面を参照して詳細
に説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す断面図であ
り、図2は同実施例を説明するための部分拡大図である
【0008】図1に示すE−Oプローブは、ガラスブロ
ック1と、透明電極2と、E−O結晶3と、反射膜4と
、電線5と、電極接続部6と、ガラスプレート7と、保
護プレート8とを含んで構成される。
【0009】図2の部分拡大図は、ガラスブロック1に
E−O結晶3が付いた部分の拡大図であって、ガラスブ
ロック1とE−O結晶3の間に接着層9があり、接着層
9と反射膜4とを囲う樹脂膜13がある。
【0010】ガラスブロック1は、角錐形の石英ガラス
で出来ていて、その角錐の頂点部分は図2のごとくガラ
スブロック1の底面と平行面で削り取った形をしている
【0011】このガラスブロック1の削り取った先端面
9と斜面とには、ITO(Indium  Tin  
Oxide)などの材質の透明電極2が一括で蒸着して
ある。E−O結晶3はLiNbO3やLiTaO3など
のカー効果(ポッケスル効果)を有する結晶の薄板であ
って、接着層9を介して先端面10に取り付けられてい
る。このE−O結晶3の被検査物11側の面には、波長
700μm〜900μmのレーザービーム12を反射す
る誘電体多層反射膜4がある。
【0012】E−O結晶3に入射するレーザービーム1
2は、数ミクロンから数十ミクロンの径を有し、誘電体
多層反射膜4によって反射し、この時、被検査物11か
らの電界に比例して偏向される。電極接続部6は、透明
電極2と電線5を電気的に接続する部分であり、ドータ
イトなどの金属ペーストを塗布して乾燥、硬化した物で
ある。ガラスプレート7は、電極接続部6と電線5を保
持しており、電線5に引っ張り力が加わった際に透明電
極2へ直接に力が加わらない構造となっている。
【0013】接着層9と誘電体多層反射膜4は、数ミク
ロンの厚さを有する樹脂膜13で覆われていて、例えば
被検査物11からE−O結晶3へ効率よく電界が伝わる
ようにアルコールなどの液体を被検査物11とE−O結
晶3との間に満たした際に接着層9へ液体が浸透するこ
とを防ぐ。接着面10は微小であり、少しでも液体が進
入すると膨張係数の違いで浸透した隙間が大きくなり、
ついにはE−O結晶3が剥離する。
【0014】また外からの衝撃に対しても接着層9が傷
む。これは接着層9が、他の部分、ガラスブロック1、
透明電極2、E−O結晶3、誘電体多層反射膜4に比べ
て柔らかいためで、保護プレート8は、ガラスプレート
7に固定してあり、樹脂膜13より被検査物11側に5
〜10μm突起していて、被検査物11が直接、誘電体
多層反射膜4に当たって接着層9が傷みE−O結晶3が
剥離することを防ぐ。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、接着層と
、反射膜とを覆う樹脂膜と、樹脂膜より被検査物側に5
〜10μm突起している保護プレートとを設けることに
よって、微小な接着面で付いているE−O結晶3が露出
していない構造となっているため、外からの衝撃に強く
、水やアルコールなどの液体中での使用が可能となり、
また空気中での使用であっても湿気の露結による水の接
着面へのわずかな浸透によって接着部が経時変化するこ
となく、E−O結晶が剥離せず実用性が高いという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】図1に示すE−Oプローブの部分拡大図である
【符号の説明】
1    ガラスブロック 2    透明電極 3    E−O結晶 4    反射膜 5    電線 6    電極接続部 7    ガラスプレート 8    保護プレート 9    接着層 10    先端面 11    被検査物 12    レーザービーム 13    樹脂膜

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  角錐形の石英ガラスの頂点を底面と平
    行面で削り取ったガラスブロックと、このガラスブロッ
    クの斜面と削り取った面とに同時に蒸着した透明電極と
    、前記ガラスブロックの削り取った面に接着するE−O
    結晶の薄板と、このE−O結晶の薄板上であって前記ガ
    ラスブロックと接着した面と反対面に位置する波長70
    0μm〜900μmのレーザービームを反射する誘電体
    多層反射膜と、前記ガラスブロックと前記E−O結晶の
    薄板との接着部分と前記誘電体多層反射膜とを覆う樹脂
    膜と、前記透明電極に電気的に接続する電線と、電線と
    透明電極とをつなぐ電極接続部と、前記ガラスブロック
    と前記電極接続部および電線を保持するガラスプレート
    と、前記ガラスプレートに設けられた前記樹脂膜より被
    検査物側に5〜10μm突起した保護プレートとを含む
    ことを特徴とするE−Oプローブ。
JP3004932A 1991-01-21 1991-01-21 E−oプローブ Pending JPH04236438A (ja)

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JP3004932A JPH04236438A (ja) 1991-01-21 1991-01-21 E−oプローブ

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