JP2000121868A - 光導波路基板と光ファイバー固定用部材との結合体 - Google Patents

光導波路基板と光ファイバー固定用部材との結合体

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JP2000121868A
JP2000121868A JP10294004A JP29400498A JP2000121868A JP 2000121868 A JP2000121868 A JP 2000121868A JP 10294004 A JP10294004 A JP 10294004A JP 29400498 A JP29400498 A JP 29400498A JP 2000121868 A JP2000121868 A JP 2000121868A
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Shuhei Toyoda
周平 豊田
Jungo Kondo
順悟 近藤
Akira Matsumoto
明 松本
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/26Optical coupling means
    • G02B6/30Optical coupling means for use between fibre and thin-film device

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Abstract

(57)【要約】 【課題】光導波路基板と、光ファイバーを固定するため
の溝を有する少なくとも一つの光ファイバー固定用部材
との結合体であって、補強板を使用することなく、光導
波路基板と固定用部材との結合強度を向上させ、高温高
湿条件で放置したときや、熱衝撃を加えたときの結合強
度を向上させる。 【解決手段】光導波路基板2が、光導波路が露出する一
対の端面と、一対の端面の間に形成される。一対の主面
と一対の側面を備える。固定用部材3Aが、結合側端面
3aと、結合側端面と反対側にある外側端面と、一対の
主面および一対の側面3cを備える。基板2の端面2a
と固定用部材3Aの端面3aとが、樹脂接着剤からなる
接着層20によって結合される一方の端面2aと結合側
端面3aとの間に段差部分4Aが設けられ、段差部分4
Aにおいて、接着層20に連続する、樹脂接着剤からな
るメニスカス部分21が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光導波路が設けられて
いる光導波路基板と、光ファイバーを固定するための溝
を有する少なくとも一つの光ファイバー固定用部材との
結合体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば125μm程度の直径を有する光
ファイバーを固定するための基板としては、種々のもの
が知られている。こうした光ファイバー固定用基板にお
いては、基板に例えば断面V字形状の溝を形成し、この
溝の中に各光ファイバーを収容し、各光ファイバーを樹
脂や半田で溝中に固定する。通常は、固定用基板上に蓋
体をかぶせることで、光ファイバー固定用部材を製造す
る。そして、この固定用部材の端面を光導波路基板の端
面と結合することによって、各光ファイバーの端面を光
導波路の端面と光学的に結合する。
【0003】図3(a)、図4(a)は、こうした結合
体を模式的に示す平面図であり、図3(b)、図4
(b)は、図3(a)、図3(b)の各結合体の正面図
である。結合体11A、11Bは、光ファイバー固定用
部材13A、13Bまたは13C、13Dと、光導波路
基板12Aまたは12Bと、補強板15Aまたは15B
とからなっている(図3、図4では溝や光ファイバーは
図示していない)。各光ファイバーは、各固定用部材の
結合側端面13aと外側端面13dとの間に延びてい
る。13cは固定用部材の一対の側面である。また、光
導波路基板12A、12Bの主面12dには、図示しな
い光導波路が設けられており、各光導波路は、光導波路
基板の一対の端面12aと12bとの間に延びている。
ただし12cは基板の側面であり、12eは底面であ
る。
【0004】図3の結合体においては、光導波路基板1
2Aの各端面12a、12bと、一対の固定用部材13
A、13Bの各結合側端面13aとが、互いに図示しな
い接着剤層によって結合されている。この際、通常は、
固定用部材13A、13Bの幅B1は2.5−3.5m
mであり、光導波路基板12Aの幅A1は4.5−5.
5mmであって、両者の間には0.5−2.0mmの段
差がある。また、光導波路基板12Aの厚さA2は1.
5−2.5mmであり、固定用部材13A、13Bの厚
さB2は0.5−1.5mmであって、両者の間は0.
5−1.0mmの段差がある。そして、樹脂接着剤で両
者を接着した場合、接着面の幅方向寸法はB1となり、
厚さ方向寸法はA2となり、両方とも小さい方の値とな
る。このように接着面の面積が小さくなり易いことか
ら、接着強度が不足する傾向がある。特に高温高湿条件
下で長期間保持したり、あるいは熱衝撃を加えたとき
に、結合強度が低下する傾向がある。図4に示す結合体
においても、同様の問題が生ずる場合がある。このた
め、固定用部材と光導波路基板との結合部分を補強する
ために、両者の段差部分14A、14Bに補強板15
A、15Bを設置し、補強板をも各基板に樹脂接着剤に
よって結合している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、段差部分14
A、14Bに補強板をそれぞれ貼り付ける工程は煩雑で
あり、コスト上昇の原因となる。その上、光導波路基板
の端面に補強板を載せた後に光学研磨を行う工程が必要
であるが、この方法では一組の光導波路基板と補強板と
の各端面を光学研磨する必要があり、複数の光導波路基
板を一度に研磨することができない。補強板を使用しな
いようにすれば、複数の光導波路基板を重ねた状態で、
複数の光導波路基板の各端面を同時に光学研磨できるの
で、コストを大きく低減できる。
【0006】本発明の課題は、光導波路基板と、光ファ
イバーを固定するための溝を有する少なくとも一つの光
ファイバー固定用部材との結合体であって、補強板を使
用することなく、光導波路基板と固定用部材との結合強
度を向上させることであり、特に高温高湿条件で放置し
たときや、熱衝撃を加えたときの結合強度を向上させる
ことである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、光導波路が設
けられている光導波路基板と、光ファイバーを固定する
ための溝を有する少なくとも一つの光ファイバー固定用
部材との結合体であって、光導波路基板が、光導波路が
露出する一対の端面、これらの一対の端面の間に形成さ
れている一対の主面および一対の側面を備えており、光
ファイバー固定用部材が、光導波路基板の一方の端面に
結合される結合側端面と、結合側端面と反対側にある外
側端面と、これらの一対の端面の間に形成されている一
対の主面および一対の側面を備えており、光導波路基板
の一方の端面と固定用部材の結合側端面とが、これらの
間に介在する樹脂接着剤からなる接着層によって結合さ
れており、光導波路基板の一方の端面と結合側端面との
間に段差部分が設けられており、この段差部分において
接着層に連続する樹脂接着剤からなるメニスカス部分が
形成されていることを特徴とする。
【0008】以下、図1、図2を参照しつつ、本発明に
ついて更に説明する。
【0009】図1(a)は、本発明の一実施形態に係る
結合体1を模式的に示す平面図であり、図1(b)は、
図1(a)の結合体1を模式的に示す正面図であり、図
2は図1(a)のA部の拡大図である。
【0010】結合体1は、光ファイバー固定用部材3
A、3Bと光導波路基板2とからなっている。固定用部
材3A、3Bは、固定用基板と、この固定用基板上に取
り付けられた蓋体とからなる。固定用基板には、図示し
ない光ファイバーの固定用溝が、外側端面3dと結合側
端面3aとの間に延びている。固定用部材3A、3Bの
詳細な構造は、図示しない。3cは固定用部材の一対の
側面であり、3f、3gは一対の主面である。光導波路
基板2の主面2dには、図示しない光導波路が設けられ
ており、各光導波路は、光導波路基板の一対の端面2a
と2bとの間に延びている。ただし、2cは基板の側面
であり、2eは底面(主面)である。
【0011】固定用部材3A、3Bの幅B1は、光導波
路基板2の幅A1よりも大きく、この結果、基板の幅方
向に段差部分4Aが生じている。また、固定用部材3
A、3Bの厚さB2は、光導波路基板2の厚さA2より
も大きく、この結果、基板の厚さ方向に段差部分4Bが
生じている。特に図2に示すように、光導波路基板2の
端面2a、2bと、各固定用部材3A、3Bの結合側端
面3aとは、樹脂接着剤からなる接着層20によって互
いに接着されている。
【0012】段差部分4Aにおいては、寸法d1の段差
が生じており、固定用部材3A、3Bの端面3aの一部
3bが露出している。光導波路基板2の側面2cの端部
から各固定用部材3A、3Bの端面3aの露出面3bに
向かって、メニスカス部分21が生成しており、メニス
カス部分は接着層20に連続している。なお、図1
(b)に示す段差部分4Bにおいても、寸法d2の段差
があり、図2と同様のメニスカス部分21が生成してい
る。
【0013】こうした微構造を採用することによって、
補強板を設けることなく、光導波路基板2と各固定用部
材3A、3Bとの結合強度が著しく向上する上、高温高
湿条件下で放置しても結合強度が低下せず、かつ熱衝撃
後の結合強度も高いことが判明した。
【0014】本発明で言うメニスカス部分とは、段差部
分において、樹脂が、光導波路基板2の側面2cと固定
用部材3A、3Bの結合側端面の幅方向の露出面3bと
を濡らし、側面2cと露出面3bとの間で表面張力によ
って凹んだ形態を意味している。ただし、メニスカス部
分の具体的な表面形態までは限定されない。または、段
差部分において、樹脂が、光導波路基板2の主面2d、
2eと固定用部材3A、3Bの結合側端面の厚さ方向の
露出面3eとを濡らし、主面2d、2eと露出面3eと
の間で表面張力によって凹んだ形態を意味している。
【0015】このように、図1、図2の例では、光導波
路基板の幅方向と厚さ方向との両方に段差部分4A、4
Bが形成されており、各段差部分にメニスカス部分が形
成されている。しかし、段差部分4Aと4Bとの一方だ
けにメニスカス部分を形成することもできる。
【0016】また、図1の例では、固定用部材3A、3
Bの幅、厚さを、光導波路基板2の幅、厚さよりも大き
くすることによって、d1、d2の段差を生じさせた
が、光導波路基板の幅および/または厚さを、固定用部
材の幅および/または厚さよりも大きくすることによっ
て、d1およびd2の段差を生じさせることもできる。
【0017】幅方向の段差部分4Aにメニスカス部分を
設けるよりも、厚さ方向の段差部分4Bにメニスカス部
分を設ける方が、結合強度向上の効果が一層大きい。更
に、幅方向の段差部分4Aと厚さ方向の段差部分4Bと
の双方にメニスカス部分を設けると、メニスカス部分が
端面2a、2bの全周にわたって設けられることになる
ので、一層結合強度が向上する。
【0018】各段差部分にメニスカス部分を設けるに
は、まず段差部分を形成することによって、固定用部材
と光導波路基板との一方の主面または側面と、他方の端
面とに樹脂を沿わせる必要がある。この観点からは、段
差部分の段差の大きさd1、d2は、0.1mm以上が
好ましく、0.3mm以上が一層好ましい。ただし、樹
脂の面積あるいは固定用部材の表面積が大きくなり過ぎ
ると、熱膨張の影響を受けやすくなるため、d1、d2
は3.0mm以下とすることが好ましい。
【0019】固定用部材3A、3Bの幅B1は2.0−
3.5mmとすることが好ましく、光導波路基板2の幅
A1は1.5−2.5mmとすることが好ましい。固定
用部材3A、3Bの厚さB2は1.5−3.5mmとす
ることが好ましく、光導波路基板2の厚さA2は0.5
−1.5mmとすることが好ましい。
【0020】そして、固定用部材の結合側端面3aと光
導波路基板2の端面2a、2bとの間に隙間を設け、硬
化前の樹脂接着剤の組成物をこの隙間に対して接触させ
ると、隙間の中に接着剤組成物が表面張力によって浸透
し、隙間を充填する。この際、接着剤組成物の一部が、
光導波路基板2と固定用部材3A、3Bとの一方の側面
または主面と、他方の端面の露出面とを濡らし、メニス
カス部分を生成させる。この状態で、樹脂接着剤組成物
に対して紫外光を照射し、硬化させる。
【0021】光導波路基板の端面と固定用部材の結合側
端面との隙間は、前記のメニスカス部分を形成するため
に15μm−20μm以下とすることが好ましい。
【0022】固定用部材3A、3Bの各溝を製造する際
には、シリコンからなる基板材をエッチングするか、あ
るいは、セラミックス材料やガラス材料からなる基板材
を研削加工し、各溝を形成する。後者の場合には、更
に、セラミックスの成形体を焼結させて焼結体を製造
し、この焼結体を平面研削加工して平坦面を形成し、次
いでこの平坦面をダイヤモンド砥石で研削加工すること
によって、各溝を形成することができる。また、各溝を
プレス成形できる。セラミックス材料としては、アルミ
ナ、ジルコニアが好ましく、ガラス材料としては、石英
ガラス、ホウケイ酸ガラス、結晶化ガラスが特に好まし
い。光導波路基板は、ニオブ酸リチウム、タンタル酸リ
チウム、ニオブ酸リチウムカリウム、KTP、石英ガラ
ス、GaAs、InPなどによって形成される。
【0023】樹脂接着剤の材質としては、アクリル系、
エポキシ系を主成分とする紫外線硬化型接着剤が好まし
い。
【0024】
【実施例】(実験A)図1に示すように、光導波路基板
2と固定用部材3Aとを結合した。固定用部材3Aの材
質は「BK−7」ガラスとした。固定用部材は、2列の
溝を有する固定用基板と、この固定用基板上に設置され
た蓋体からなる。各溝のピッチは250μmとする。各
光ファイバーを各溝中に収容し、エポキシ系接着剤を用
い、室温硬化法によって溝中に固定した。また、光導波
路基板2は、ニオブ酸リチウムによって形成し、各光導
波路はチタン熱拡散法によって形成する。各光導波路基
板の端面2aを光学研磨し、洗浄した。
【0025】本発明例においては、光導波路基板2と固
定用部材3Aとの隙間が8μmとなるように調節した。
ただし、A1を2.2mmとし、B1は3.0mmと
し、段差d1を0.4mmとし、A2を1.0mmと
し、B2を2.0mmとし、段差d2を0.5mmとし
た。
【0026】比較例1においては、光導波路基板と固定
用部材3Aとの隙間が8μmとなるように調節した。た
だし、A1を2.2mmとし、B1を2.2mmとし、
段差d1を0.0mmとし、A2を1.0mmとし、B
2を1.0mmとし、段差d2を0.0mmとした。
【0027】紫外線硬化型樹脂(液状)を、隙間に供給
した。この際は、液状の樹脂組成物を針の先に付け、隙
間に液状の樹脂組成物を接触させた。光導波路基板の主
面2d側および底面2e側から、100MW/cm2の
照射強度の紫外光を照射し、硬化させた。
【0028】本発明においては、図2に示すメニスカス
部分21が生成した。比較例1では、このようなメニス
カス部分は見られない。
【0029】各例の結合体について、島津製作所製「A
utograph」を使用して引張強度を測定した。引
張速度は0.5mm/分とし、ロードセルは50kgf
とした。この結果、本発明例では4.5kgfであり、
比較例1では3.0kgfであった。
【0030】(実験B)実験Aと同様にして本発明例の
結合体を作製した。また、図3(比較例2)および図4
(比較例3、4)の各結合体を作製した。比較例2−4
においては、本発明例と同様の光導波路基板および固定
用部材を使用した。図3(比較例2)では、A1を5.
0mmとし、B1を3.0mmとし、A2を1mmと
し、B2を2.0mmとした。図4(比較例3)では、
A1、B1を2.0mmとし、A2を1.0mmとし、
B2を2.0mmとした。図4(比較例4)では、A
1、B1を3.0mmとし、A2を1.0mmとし、B
2を4.0mmとした。
【0031】比較例2、3、4では、ニオブ酸リチウム
製の補強板を使用した。比較例2では寸法5×1×1m
mとし、比較例3では寸法2×1×1mmとし、比較例
4では寸法3×1×3mmとした。補強板は、予め光導
波路基板に隙間が10μmとなるように紫外線硬化型樹
脂によって固着させ、同時に端面研磨を施し、端面が同
一平面を形成するようにした。その後、補強板を備えた
光導波路基板と固定用部材との隙間が8μmとなるよう
に調整し、上記紫外線硬化型樹脂を硬化させた。また、
硬化方法は、光導波路基板の主面12d、12e側か
ら、100mW/cm2の照射強度の紫外光を照射し、
硬化させた。
【0032】本発明例および比較例2−4の各結合体に
ついて、引っ張り破断応力を測定した。また、各結合体
を、75℃、湿度93%で200時間保持し、次いで各
結合体の引っ張り破断強度を測定した。更に、各結合体
に対して、−40℃と85℃との間の熱サイクルを13
00回加え、この後の引っ張り破断強度を測定した。こ
れらの測定結果を表1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】この結果からも分かるように,本発明の結
合体は、従来の補強板を使用したものと比較した場合で
さえも、引っ張り破断強度、耐高温高湿性能、耐熱衝撃
性に優れている。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、光
導波路が設けられている光導波路基板と、光ファイバー
を固定するための溝を有する少なくとも一つの光ファイ
バー固定用部材との結合体であって、補強板を使用する
ことなく、光導波路基板と固定用部材との結合強度を向
上させることができ、特に高温高湿条件で放置したとき
や、熱衝撃を加えたときの結合強度を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本発明の一実施形態に係る結合体を
模式的に示す平面図であり、(b)は(a)の正面図で
ある。
【図2】図1(a)のA部分を拡大して示す図である。
【図3】(a)は、従来例に係る結合体を模式的に示す
平面図であり、(b)は(a)の正面図である。
【図4】(a)は、他の従来例に係る結合体を模式的に
示す平面図であり、(b)は(a)の正面図である。
【符号の説明】
1 結合体 2 光導波路基板 2a、2b
光導波路基板の端面 2c 光導波路基板の側面
2d、2e 光導波路基板の主面 3A、3B
光ファイバー固定用部材 3a 固定用部材の結
合側端面 3b 結合側端面3aの幅方向の露出面
3c 側面 3d 固定用部材の外側端面
3e 結合側端面3aの厚さ方向の露出面 3f、3g 固定用部材の主面 4A 幅方向の段
差部分 4B 厚さ方向の段差部分 d1 幅
方向の段差 d2 厚さ方向の段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 明 愛知県名古屋市瑞穂区須田町2番56号 日 本碍子株式会社内 Fターム(参考) 2H037 BA24 DA02 DA04 DA12 DA17

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光導波路が設けられている光導波路基板
    と、光ファイバーを固定するための溝を有する少なくと
    も一つの光ファイバー固定用部材との結合体であって、 前記光導波路基板が、前記光導波路が露出する一対の端
    面、これらの一対の端面の間に形成されている一対の主
    面および一対の側面を備えており、前記光ファイバー固
    定用部材が、前記光導波路基板の一方の前記端面に結合
    される結合側端面と、この結合側端面と反対側にある外
    側端面と、これらの一対の端面の間に形成されている一
    対の主面および一対の側面を備えており、 前記光導波路基板の前記一方の端面と前記光ファイバー
    固定用部材の結合側端面とが、これらの間に介在する樹
    脂接着剤からなる接着層によって結合されており、前記
    光導波路基板の前記一方の端面と前記結合側端面との間
    に段差部分が設けられており、この段差部分において前
    記接着層に連続する前記樹脂接着剤からなるメニスカス
    部分が形成されていることを特徴とする、光導波路基板
    と光ファイバー固定用部材との結合体。
JP10294004A 1998-10-15 1998-10-15 光導波路基板と光ファイバー固定用部材との結合体 Withdrawn JP2000121868A (ja)

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