JP2017097026A - フェルール、及び、光ファイバ付きフェルールの製造方法 - Google Patents

フェルール、及び、光ファイバ付きフェルールの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】接着剤充填部の接着剤が伸縮しても伝送損失を抑制するフェルールを提供する。
【解決手段】光ファイバ3の端部を保持するフェルールであって、光ファイバ3を挿入するために設けられ、所定方向に並ぶ複数のファイバ穴12と、接着剤5を充填するための接着剤充填部であって、内部に複数の光ファイバ穴12の開口面14Aと、開口面14Aと対向する対向面14Bとを有する接着剤充填部と、を備える。接着剤充填部は、接着剤5を充填する側の面である上面に開口する上側開口部14Cと、上面とは反対側の面である下面に開口する下側開口部14Dとを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フェルール、及び、光ファイバ付きフェルールの製造方法に関する。
光ファイバの端部を保持するフェルールとして、接着剤を充填するための開口が設けられた接着剤充填部を備え、接着剤充填部に接着剤を充填して光ファイバを固定させるようにしたものが知られている。特許文献1には、フェルールの接着剤充填部の内壁に光ファイバの端面を突き当てた状態で、接着剤充填部に接着剤を充填硬化させることが開示されている。
特許第5564344号公報
従来、接着剤充填部はフェルールの1面(例えば上面)のみに開口していた。但し、このような形状の場合、例えば高温・高湿な環境下で接着剤が伸縮すると、フェルールが反るように変形してしまい、この結果、ファイバの端面が接着剤充填部の内壁から剥離し、伝送損失の増加するおそれがある。
本発明は、接着剤充填部の接着剤が伸縮しても伝送損失を抑制可能なフェルールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための主たる発明は、光ファイバの端部を保持するフェルールであって、光ファイバを挿入するために設けられ、所定方向に並ぶ複数のファイバ穴と、接着剤を充填するための接着剤充填部であって、内部に複数の前記光ファイバ穴の開口面と、前記開口面と対向する対向面とを有する接着剤充填部と、を備え、前記接着剤充填部は、前記接着剤を充填する側の面である上面に開口する上側開口部と、前記上面とは反対側の面である下面に開口する下側開口部とを有することを特徴とするフェルールである。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、接着剤充填部の接着剤が伸縮しても、伝送損失を抑制することができる。
図1A及び図1Bは、第1実施形態のフェルール1の全体斜視図である。 図2は、第1実施形態のフェルール1の切断斜視図である。 図3は、第1実施形態のフェルール1の6面図である。 図4Aは、第1実施形態のフェルール1の断面図である。図4Bは、第1実施形態のフェルール1に光ファイバを取り付けて接着剤5を充填したときの断面図であり、光ファイバ付きフェルール1の断面図である。図4Cは、比較例の断面図である。 図5Aは、第1実施形態のフェルール1を上側から見た図である。図5Bは、第1実施形態の変形例のフェルール1を上側から見た図である。 図6は、ファイバ付きフェルール1の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。 図7は、第1実施形態のフェルール1を用いた光コネクタの概略断面図である。 図8は、第2実施形態のフェルール1の概略断面図である。
後述する明細書及び図面の記載から、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
光ファイバの端部を保持するフェルールであって、光ファイバを挿入するために設けられ、所定方向に並ぶ複数のファイバ穴と、接着剤を充填するための接着剤充填部であって、内部に複数の前記光ファイバ穴の開口面と、前記開口面と対向する対向面とを有する接着剤充填部と、を備え、前記接着剤充填部は、前記接着剤を充填する側の面である上面に開口する上側開口部と、前記上面とは反対側の面である下面に開口する下側開口部とを有することを特徴とするフェルールが明らかとなる。下側開口部にはフェルールの底壁が設けられていないため、フェルールの反るような変形を抑制できる。また、フェルールの反るような変形を抑制できるため、光ファイバ端面と前記対向面との剥離が生じにくくなり、光信号の伝送損失を抑制できる。
前記上側開口部の前記所定方向の長さW0は、複数の前記ファイバ穴の列の前記所定方向の長さW1よりも広く、前記下側開口部の前記所定方向の長さWは、前記上側開口部の前記長さW0の半分よりも広いことが望ましい。これにより、下側開口部におけるフェルールの変形量を、上側開口部におけるフェルールの変形量に近づけることができるため、フェルールの反るような変形を抑制できる。
また、前記下側開口部の前記長さWは、複数の前記ファイバ穴の列の前記長さW1よりも広いことが望ましい。これにより、フェルールの変形を更に抑制できる。
前記下側開口部の大きさは、前記接着剤の表面張力の働きにより前記接着剤が通過しない程度の大きさであることが望ましい。これにより、下側開口部からの接着剤の漏洩を防止できる。
前記上側開口部は、上側ほど広がるようにテーパ状に形成されていることが望ましい。これにより、接着剤を充填しやすくなる。
前記フェルールの端面に対して凹んだ凹所と、前記凹所に形成され、前記光ファイバ穴にそれぞれ対応して配置されたレンズ部とを備えることが望ましい。これにより、光ファイバ端面同士の物理的な接触を無くし、耐久性を高めることができる。
(1)光ファイバを挿入するために設けられ所定方向に並ぶ複数のファイバ穴と、接着剤を充填するための接着剤充填部であって、内部に複数の前記光ファイバ穴の開口面と、前記開口面と対向する対向面とを有する接着剤充填部と、を備え、前記接着剤充填部が、前記接着剤を充填する側の面である上面に開口する上側開口部と、前記上面とは反対側の面である下面に開口する下側開口部とを有するフェルールを準備すること、(2)前記光ファイバを前記光ファイバ穴に挿入し、前記開口面から突出した前記光ファイバの端面を前記対向面に突き当てること、及び(3)前記接着剤充填部に前記接着剤を充填し、前記光ファイバの端面と前記対向面との間に前記接着剤を充填することを行う光ファイバ付きフェルールの製造方法が明らかとなる。これにより、フェルールの反るような変形を抑制できるため、光ファイバ端面と前記対向面との剥離が生じにくくなり、光信号の伝送損失を抑制できる。
前記上側開口部から前記接着剤を充填することによって、前記光ファイバの端面と前記対向面との間に前記接着剤を充填することが望ましい。これにより、接着剤の充填作業が容易になる。
===第1実施形態===
<構成>
図1A及び図1Bは、第1実施形態のフェルール1の全体斜視図である。図2は、第1実施形態のフェルール1の切断斜視図である。図3は、第1実施形態のフェルール1の6面図である。
以下の説明では、図に示すように各方向を定義する。すなわち、光ファイバ穴12の方向を「前後方向」とし、フェルール1の接続端面10Aの側を「前」とし、逆側を「後」とする。また、フェルール1の厚み方向を「上下方向」とし、接着剤充填部14に接着剤を充填する開口の側を「上」とし、逆側を「下」とする。また、前後方向及び上下方向に垂直な方向を「左右方向」とする。なお、フェルール1の幅方向が「左右方向」となり、2つのガイドピン穴11の並ぶ方向が「左右方向」となる。また、複数の光ファイバ穴12の並び方向が「左右方向」となる。すなわち、フェルール1に取り付けられる光ファイバテープ(図7の符号4参照)を構成する複数の光ファイバ3の並び方向が「左右方向」となる。この左右方向において、後から前を見たときの右側を「右」とし、逆側を「左」とする。
まず、第1実施形態のフェルール1と、通常のMTフェルール(JIS C5981に規定された光コネクタ)との異なる点について説明する。
通常のMTフェルールでは、フェルール端面から光ファイバ端面が露出している。そして、フェルール端面同士を突き当てて、光ファイバ端面を物理的に接続することによって、光ファイバ同士を光接続することになる。
これに対し、第1実施形態のフェルール1では、光ファイバ端面はフェルール端面10Aから露出していない。第1実施形態のフェルール1では、フェルール端面10Aの凹所15にレンズ部16が配置されており、レンズ部16から光信号が入出力されることになる。つまり、本実施形態のフェルール1では、光ファイバ端面同士の物理的な接触がない。このため、着脱を繰り返しても劣化せず耐久性が高い。
フェルール1は、光信号を伝送する光ファイバ3(図4B参照)の端部を保持する部材である。フェルール1の本体部10の前側の端面10A(フェルール端面10A)は、相手方のフェルールと接続する接続端面となる。本体部10の後側には、本体部10の外周面から外側に突出した鍔部10Bが形成されている。フェルール端面10Aを含む本体部10及び鍔部10Bは、光信号を透過可能な樹脂(例えば透明樹脂)により一体成型されている。この本体部10の内部において、複数の光ファイバ3の端部が保持されることになる。なお、本実施形態のフェルール1の前後方向の寸法は、3.5mm〜5.0mm程度であり、通常のMTフェルール(約8mm)よりも短い。
本体部10は、ガイドピン穴11、光ファイバ穴12、ブーツ穴13、接着剤充填部14、凹所15、レンズ部16及び光透過部18を有する。
ガイドピン穴11は、ガイドピン(図7の符号22参照)を挿入するための穴である。ガイドピン穴11にガイドピンを挿入することによって、フェルール1同士が位置合わせされることになる。ガイドピン穴11は、前後方向に本体部10を貫通しており、フェルール端面10Aには2つのガイドピン穴11が開口している。2つのガイドピン穴11は、複数の光ファイバ穴12を左右から挟むように、左右方向に間隔をあけて形成されている。2つのガイドピン穴11の間には、光ファイバ穴12の他に、ブーツ穴13、凹所15、レンズ部16及び光透過部18も配置されている。
光ファイバ穴12は、光ファイバ3を挿入するための穴である。また、光ファイバ穴12は、光ファイバ3を位置決めするための穴でもある。光ファイバ穴12は、ブーツ穴13と接着剤充填部14との間を貫通している。光ファイバ穴12には、光ファイバ心線から被覆を除去した裸ファイバが挿入されることになる。また、光ファイバ穴12は前後方向に平行であり、複数の光ファイバ穴12は左右方向に並んで配置されている。つまり、互いに平行な複数の光ファイバ穴12が左右方向に並んでいる。各光ファイバ穴12は、それぞれテーパ部12Aとファイバ固定部12Bとを有している。
テーパ部12Aは、光ファイバ穴12の後端部分に設けられており、後側ほど広がるようなテーパ形状となっている。このようなテーパ部12Aを設けることにより、光ファイバ3を光ファイバ穴12に挿入しやすくなる。
ファイバ固定部12Bは、テーパ部12Aよりも前側に設けられており、光ファイバ3の径とほぼ同じ大きさ(直径)になっている。これにより、光ファイバ穴12に挿入された光ファイバ3を位置決めすることができる。
ブーツ穴13は、フェルール1の後側の端面に設けられている。ブーツ穴13は、光ファイバ3に取り付けられたブーツ(図7の符号26参照)を収容及び固定するための穴である。
接着剤充填部14は、接着剤を充填するための空洞部である。接着剤充填部14は、左右方向に長い(複数の光ファイバ穴12及びレンズ部16が左右方向に並ぶ長さよりも長い)空洞となっている。接着剤充填部14は、光ファイバ穴開口面14Aと、突き当て面14Bとを有する。
光ファイバ穴開口面14Aは、接着剤充填部14の後側の内壁である。光ファイバ穴開口面14Aには、複数の光ファイバ穴12が左右方向に並んで開口している。
突き当て面14Bは、接着剤充填部14の前側の内壁であり、光ファイバ穴開口面14Aと対向する対向面である。突き当て面14Bは、光ファイバ穴開口面14Aにおける光ファイバ穴12の開口と対向しており、光ファイバ3の端面を突き当てる面となる。
本実施形態の接着剤充填部14は、上下方向にフェルール1を貫通しており、上側開口部14C及び下側開口部14Dを有する。
上側開口部14Cは、フェルール1の本体部10の上面に開口する部位である。上側開口部14Cは、フェルール1の本体部10の上面において、左右方向に細長い長方形状に開口している。上側開口部14Cは、左右方向に長い(複数の光ファイバ穴12及びレンズ部16が左右方向に並ぶ長さよりも長い)開口となっている。この上側開口部14Cから接着剤が充填されることになる。接着剤を充填しやすいようにするため、上側開口部14Cは、上側ほど前後方向に広がるようにテーパ状に形成されている。但し、上側開口部14Cがテーパ状に形成されていなくても良い。
下側開口部14Dは、フェルール1の本体部10の下面に開口する部位である。下側開口部14Dは、フェルール1の本体部10の下面において、左右方向に細長い長方形状に開口している。下側開口部14Dについては、後述する。
凹所15は、フェルール端面10Aに対して凹んだ部位である。凹所15は、フェルール端面10Aにおいて2つのガイドピン穴11の間に設けられている。凹所15は、複数の光ファイバ穴12に対応するように左右方向に細長い長方形状になっている。
レンズ部16は、凹所15の底面(後側の面)に設けられている。レンズ部16は、複数の光ファイバ3(言い換えると、複数の光ファイバ穴12)にそれぞれ対応して配置されており、レンズ部16を介して光信号が入出力されることになる。レンズ部16は、例えばコリメートレンズとして機能するように形成されている。レンズ部16によって径の拡大された光信号を入出力することによって、光路中のゴミなどの影響を軽減させることができ、光信号の伝送損失を抑制できる。
光透過部18は、フェルール端面10A(詳しくは、フェルール端面10Aの凹所15のレンズ部16)と接着剤充填部14の突き当て面14Bとの間で光信号を透過させる部位(光路が形成される部位)である。なお、本実施形態の本体部10は、光信号を透過させる樹脂によって一体成型されているが、少なくとも光路が形成される部位(光透過部18)が光信号を透過可能であればよく、これ以外の部位は別の材料(光信号を透過しない材料)で構成されていてもよい。
<下側開口部14Dについて>
図4Cは、比較例の断面図である。比較例では、下側開口部14Dが設けられておらず、接着剤充填部14の底が閉じている。比較例のように接着剤充填部14が上側のみに開口している場合、接着剤充填部14に充填された接着剤5が収縮すると、開口しているフェルール1の上側では光ファイバ開口面14Aと突き当て面14Bとが近接するようにフェルール1が変形するが、フェルール1の底壁があるためにフェルール1の下側ではフェルール1は変形せず、この結果、図4Cの点線に示すようにフェルール1が反るように変形してしまう。なお、接着剤5の収縮が生じる原因として、例えば高温・高湿な環境や、接着剤5の硬化などが挙げられる。
更に、図4Cの点線に示すようにフェルール1が反るように変形すると、光ファイバ3の端面が接着剤充填部14の突き当て面14Bから剥離し、伝送損失が増加するおそれがある。なお、通常のMTフェルール(JIS C5981に規定された光コネクタ)では、光ファイバ端面はフェルール端面から露出しており、本実施形態のように光ファイバ端面が接着剤充填部14の内壁(突き当て面14B)に突き当てられていないため、仮に接着剤充填部の接着剤が収縮してフェルールが反るように変形しても、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの剥離という問題は生じない。このため、光ファイバ端面の剥離という課題は、比較例や本実施形態のように光ファイバ端面を接着剤充填部14の内壁(突き当て面14B)に突き当てた構造に特有の課題となる。
図4Aは、第1実施形態のフェルール1の断面図である。図4Bは、第1実施形態のフェルール1に光ファイバ3を取り付けて接着剤5を充填したときの断面図である。言い換えると、図4Bは、光ファイバ付きフェルール1の断面図である。
本実施形態の接着剤充填部14は、上下方向にフェルール1を貫通しており、上側開口部14C及び下側開口部14Dを有する。本実施形態では、フェルール1の下面において下側開口部14Dが開口しており、下側開口部14Dにはフェルール1の底壁が設けられていない。このため、本実施形態では、接着剤5の収縮力によって上側開口部14Cにおいて光ファイバ開口面14Aと突き当て面14Bとが近接するようにフェルール1が変形したとき、下側開口部14Dにおいても、光ファイバ開口面14Aと突き当て面14Bとが近接するように変形可能である。したがって、本実施形態では、仮に接着剤充填部14の接着剤5が収縮しても、フェルール1の上部と下部の両方に接着剤5の収縮力が作用するため、フェルール1の反るような変形を抑制できる。また、本実施形態では、フェルール1の反るような変形を抑制できるため、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの剥離が生じにくくなり、光信号の伝送損失を抑制できる。
図5Aは、第1実施形態のフェルール1を上側から見た図である。上側開口部14Cの左右方向の長さW0(上側開口部14Cの左側の内壁と右側の内壁との間隔)は、左端の光ファイバ穴12と右端の光ファイバ穴12との左右方向の間隔W1(以下、ファイバ穴列幅W1という)よりも広い。これは、左右方向に並ぶ複数の光ファイバ穴12(光ファイバ穴列)に挿入される複数の光ファイバ3(光ファイバテープを構成する複数の光ファイバ3)のそれぞれに接着剤5を塗布するためである。
本実施形態では、下側開口部14Dの左右方向の長さW(下側開口部14Dの左側の内壁と右側の内壁との間隔)は、ファイバ穴列幅W1よりも広く設定されている(W>W1)。これにより、接着剤充填部14に充填された接着剤5が収縮するときに、各光ファイバ3の上部と下部の両方で収縮することになり、各光ファイバ3の上部と下部の両側でフェルール1に接着剤5の収縮力が作用するため、フェルール1の変形によるファイバ端面と突き当て面14Bとの剥離が生じにくくなる。
なお、フェルール1の反るような変形は、下側開口部14Dにおける光ファイバ開口面14Aと突き当て面14Bとの接近量(変形量)を、上側開口部14Cにおける光ファイバ開口面14Aと突き当て面14Bとの接近量(変形量)に近づければ、抑制可能である。このため、下側開口部14Dは、上から(又は下から)見たときに左右方向に長いことが望ましく、図5Bに示すように、下側開口部14Dの左右方向の長さWは、上側開口部14Cの左右方向の長さW0の半分よりも広いことが望ましい(W>0.5×W0)。このため、図5Bに示すように、下側開口部14Dの左右方向の長さWが光ファイバ穴列幅W1より狭くても許容される。但し、図5Aに示すように下側開口部14Dの左右方向の長さWがファイバ穴列幅W1よりも広い方が、フェルール1の変形を抑制できる。
<ファイバ付きフェルール1の製造方法>
図6は、ファイバ付きフェルール1の製造方法(組み立て手順)のフロー図である。
まず、作業者は、本実施形態のフェルール1を準備し(S101)、光ファイバテープの各光ファイバ3をフェルール1の光ファイバ穴12にそれぞれ挿入する(S102)。そして、光ファイバ端面を光ファイバ穴開口面14Aから突出させる。但し、この段階では、光ファイバ端面を接着剤充填部14の突き当て面14Bには突き当てない。これは、光ファイバ3を光ファイバ穴12に通したときに、光ファイバ端面にゴミ等が付着するおそれがあるためである。
次に、作業者は、接着剤充填部14の光ファイバ穴開口面14Aから突出した光ファイバ端面を洗浄する(S103)。これにより、光ファイバ穴12に挿入したときに付着した光ファイバ端面のゴミを除去することができる。なお、このように光ファイバ端面のゴミを除去するために、光ファイバ3の挿入後に接着剤5を充填している。
作業者は、光ファイバ端面の洗浄後、光ファイバ端面を接着剤充填部14の突き当て面14Bに突き当てる(S104)。この段階では、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの間には空気層が存在する。
次に、作業者は、上側開口部14Cから接着剤充填部14に接着剤5を充填し、光ファイバ3を固定する(S105)。このとき充填される接着剤5は、屈折率整合剤としても機能する接着剤5であり、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの間に接着剤5(屈折率整合剤)が充填されることによって、光信号の伝送損失が抑制されることになる。なお、仮に光ファイバ端面に空気層が形成されると光信号の伝送損失が増大するが、充填時には液状である接着剤5の毛管現象によって、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの間に接着剤5(屈折率整合剤)が充填されることになる。
ところで、複数の光ファイバ3の端面が突き当て面14Bに突き当てられた状態では、接着剤充填部14の内部で複数の光ファイバ3が障壁となり、複数の光ファイバ3の上部に接着剤5が溜まりやすくなり、この結果、複数の光ファイバ3の上部に溜まった接着剤5が接着剤充填部14を塞いでしまうことがある。但し、本実施形態では、充填時に接着剤5が上側開口部14Cを塞いでしまっても、下側開口部14Dから通気可能であるため、複数の光ファイバ3の上部に溜まった接着剤5は、光ファイバ3の下部に向かって流れやすい。なお、図4Cに示す比較例のフェルール1のように接着剤充填部14の下側に開口が無い場合には、光ファイバ3の上部が接着剤5で一旦塞がれてしまうと、接着剤5が接着剤充填部14の下側まで届き難くなり、接着剤充填部14の下方や光ファイバ端面に気泡が形成されやすくなってしまう。
接着剤充填部14に接着剤5を充填したときに気泡が形成されたとしても、十分な時間が経てば、気泡が抜けることもある。但し、この場合、気泡が抜けるまでに時間がかかってしまい、作業性が悪い。これに対し、本実施形態では、下側開口部14Dによって空気を外部に逃がすことができ、気泡が形成されにくい構造であるため、接着剤充填部14に接着剤5を充填する作業時間を短縮化できるという効果も得られる。
本実施形態では、上側開口部14Cから接着剤5を充填すれば、光ファイバ3の下部にも接着剤5が到達する。このため、片側だけから接着剤5を充填すれば良いだけなので、接着剤5を上下両側から充填する場合と比べると、接着剤5の充填作業が容易である。また、仮に接着剤5を上下両側から充填すると、接着剤充填部14の内部に気泡が形成されやすくなってしまうが、本実施形態では、一方側から接着剤5を充填することによって気泡の発生を抑制することができる。
本実施形態では、接着剤5の表面張力の働きによって、下側開口部14Dの開口から下側に接着剤5が漏洩することは防止されている。言い換えると、本実施形態の下側開口部14Dの大きさは、接着剤5の表面張力の働きによって接着剤5が下側開口部14Dの下側に漏洩しない程度の大きさである。接着剤充填部14の前後方向の寸法(光ファイバ穴開口面14Aと突き当て面14Bと間隔、下側開口部14Dの前後方向の寸法)は約0.35mmである。なお、接着剤5の粘度は、数100mPa・秒〜4000mPa・秒の範囲である。
作業者は、接着剤充填部14に接着剤5を充填した後、接着剤5を加熱することによって接着剤5を硬化させ、光ファイバ3を固定する。なお、接着剤5として紫外線硬化樹脂を使用して、紫外線を照射することによって接着剤5を硬化させても良い。
上記のファイバ付きフェルール1の製造方法によれば、光ファイバ3の端面と突き当て面14Bとの間に接着剤5を充填できるとともに、下側開口部14Dにはフェルール1の底壁が設けられていないため、フェルール1の反るような変形を抑制できる。また、フェルール1の反るような変形を抑制できるため、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの剥離が生じにくくなり、光信号の伝送損失を抑制できる。
<光コネクタ>
図7は、第1実施形態のフェルール1を用いた光コネクタの概略断面図である。図に示すように、本実施形態のフェルール1は、光コネクタのハウジング20に収容して用いることができる。
ハウジング20は、フェルール1を後退可能に収容する部材である。ハウジング20の内部空間には突出部20Aが形成されており、この突出部20Aとフェルール1の鍔部10Bとが係合した状態で、スプリング24の反発力によってフェルール1が前側に付勢されている。
フェルール1の2つのガイドピン穴11にはガイドピン22が挿入されており、このガイドピン22により、相手側の光コネクタのフェルール1との位置決めが行われることになる。また、フェルール1のブーツ穴13には、ブーツ26が挿入されている。ブーツ26は、断面が略矩形の筒状の部材であり、光ファイバテープ4の複数の光ファイバ3がそれぞれ前後方向に貫通している。ブーツ26の左右方向及び上下方向の寸法は、ブーツ穴13の寸法とほぼ同じであり、ブーツ26はブーツ穴13に嵌合している。
<実施例>
図6に示す手順に沿って、本実施形態の光ファイバ付きフェルール(図4B参照)と、比較例の光ファイバ付きフェルール(図4C参照)とを製造した。光ファイバ付きフェルールに対し、−40℃、25℃、75℃の順に温度を変化させる環境試験を行い、環境試験中の光ファイバの損失増加量を測定し、損失増加量に基づいて評価を行った。
8心光ファイバテープの8本の光ファイバの損失増加量のうちの最大損失増加量は、比較例では1.0dBであるのに対し、本実施形態では0.3dB以下であった。なお、比較例の8本の光ファイバのほとんどが、損失増加量が0.3dBを越えていた。つまり、損失増加量が0.3dB以上の光ファイバを「不良」と評価する場合、比較例ではほぼ全ての光ファイバが「不良」と評価されるのに対し、本実施形態では「不良」と評価される光ファイバが無かった。
===第2実施形態===
第2実施形態のフェルール1は反射部19を有していている。そして、反射部19を介して光信号の伝達を行なう。
図8は、第2実施形態のフェルール1の概略断面図である。なお、第1実施形態と同一構成の部分には同一符号を付し説明を省略する。
第2実施形態のフェルール1は、ホルダ(不図示)を介して光電変換モジュール30上に固定されている。例えばフェルール1の下面に位置決めピン(不図示)が形成されており、光電変換モジュール30の上面に接着固定されたホルダ(不図示)の位置決め穴(不図示)に位置決めピンを嵌合させることによって、フェルール1が光電変換モジュール30に対して位置決めされている。光電変換モジュール30の光素子32としては、半導体レーザ等の発光素子、あるいは、フォトダイオード等の受光素子が挙げられる。
第2実施形態のフェルール1の本体部10は、第1実施形態の本体部10と同様に、光信号を透過させる樹脂により一体成型されている。第2実施形態では、本体部10の下面がフェルール端面10Aとなっている。フェルール1は、左右方向(紙面に垂直方向)に並ぶ複数の光ファイバ穴12と、接着剤充填部14とを有している。接着剤充填部14には、光ファイバ穴開口面14Aと、光ファイバ穴12の開口と対向する突き当て面14B(光ファイバ穴開口面14Aと対向する対向面)が設けられている。また、本体部10において接着剤充填部14の突き当て面14Bよりも前側の部位が光透過部18となっており、光透過部18には、反射部19が設けられている。反射部19は、上側ほど後側に傾斜した傾斜面になっている。
反射部19は、光素子32が発光素子である場合には、フェルール端面10Aに入射する光を光ファイバ3の端面に向けて反射する(上下方向に平行な光を前後方向に平行な光に変換する)。光素子32が受光素子である場合には、反射部19は、光ファイバ3の端面から出射する光を、光素子32に向けて反射する(前後方向に平行な光を上下方向に平行な光に変換する)。このように、反射部19は、光路を変換するために光(光信号)を反射する。
第2実施形態においても、接着剤充填部14は、上下方向にフェルール1を貫通しており、上側開口部14C及び下側開口部14Dを有する。第2実施形態においても、フェルール1の下面において下側開口部14Dが開口しており、下側開口部14Dにはフェルール1の底壁が設けられていないため、仮に接着剤充填部14の接着剤5が収縮すると、フェルール1の上部と下部の両方に接着剤5の収縮力が作用することになる。これにより、第2実施形態においても、フェルール1の反るような変形を抑制できる。また、第2実施形態においても、フェルール1の反るような変形を抑制できるため、光ファイバ端面と突き当て面14Bとの剥離が生じにくくなり、光信号の伝送損失を抑制できる。
なお、第2実施形態の下側開口部14Dのように、下側開口部14Dに段差部を形成することによって、下面の開口を前後方向に狭めても良い。これにより、接着剤5の表面張力の働きにより接着剤5が下面から漏洩しにくくなる。また、下面の開口が前後方向に狭まっていても、下側開口部14Dにはフェルール1の底壁が設けられていないため、下側開口部14Dに充填された接着剤5(光ファイバ3よりも下側の接着剤5)が収縮すれば、フェルール1の反るような変形を抑制できる。
===その他===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
1 フェルール、3 光ファイバ、4 光ファイバテープ、5 接着剤、
10 本体部、10A フェルール端面、10B 鍔部、
11 ガイドピン穴、12 光ファイバ穴、
12A テーパ部、12B ファイバ固定部、
13 ブーツ穴、14 接着剤充填部、
14A 光ファイバ開口面、14B 突き当て面、
14C 上側開口部、14D 下側開口部、
15 凹所、16レンズ部、
18 光透過部、19 反射部、
20 ハウジング、20A 突出部、
22 ガイドピン、
24 スプリング、26 ブーツ、
30 光電変換モジュール、32 光素子

Claims (8)

  1. 光ファイバの端部を保持するフェルールであって、
    光ファイバを挿入するために設けられ、所定方向に並ぶ複数のファイバ穴と、
    接着剤を充填するための接着剤充填部であって、内部に複数の前記光ファイバ穴の開口面と、前記開口面と対向する対向面とを有する接着剤充填部と、
    を備え、
    前記接着剤充填部は、前記接着剤を充填する側の面である上面に開口する上側開口部と、前記上面とは反対側の面である下面に開口する下側開口部とを有する
    ことを特徴とするフェルール。
  2. 請求項1に記載のフェルールであって、
    前記上側開口部の前記所定方向の長さW0は、複数の前記ファイバ穴の列の前記所定方向の長さW1よりも広く、
    前記下側開口部の前記所定方向の長さWは、前記上側開口部の前記長さW0の半分よりも広い
    ことを特徴とするフェルール。
  3. 請求項2に記載のフェルールであって、
    前記下側開口部の前記長さWは、複数の前記ファイバ穴の列の前記長さW1よりも広いことを特徴とするフェルール。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のフェルールであって、
    前記下側開口部の大きさは、前記接着剤の表面張力の働きにより前記接着剤が通過しない程度の大きさである
    ことを特徴とするフェルール。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載のフェルールであって、
    前記上側開口部は、上側ほど広がるようにテーパ状に形成されている
    ことを特徴とするフェルール。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のフェルールであって、
    前記フェルールの端面に対して凹んだ凹所と、
    前記凹所に形成され、前記光ファイバ穴にそれぞれ対応して配置されたレンズ部と
    を備える、
    ことを特徴とするフェルール。
  7. (1)光ファイバを挿入するために設けられ所定方向に並ぶ複数のファイバ穴と、接着剤を充填するための接着剤充填部であって、内部に複数の前記光ファイバ穴の開口面と、前記開口面と対向する対向面とを有する接着剤充填部と、を備え、前記接着剤充填部が、前記接着剤を充填する側の面である上面に開口する上側開口部と、前記上面とは反対側の面である下面に開口する下側開口部とを有するフェルールを準備すること、
    (2)前記光ファイバを前記光ファイバ穴に挿入し、前記開口面から突出した前記光ファイバの端面を前記対向面に突き当てること、及び
    (3)前記接着剤充填部に前記接着剤を充填し、前記光ファイバの端面と前記対向面との間に前記接着剤を充填すること
    を行う光ファイバ付きフェルールの製造方法。
  8. 請求項7に記載の製造方法であって、
    前記上側開口部から前記接着剤を充填することによって、前記光ファイバの端面と前記対向面との間に前記接着剤を充填することを特徴とする光ファイバ付きフェルールの製造方法。
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