JPS61168899A - 低反射率帯電防止板 - Google Patents
低反射率帯電防止板Info
- Publication number
- JPS61168899A JPS61168899A JP60008039A JP803985A JPS61168899A JP S61168899 A JPS61168899 A JP S61168899A JP 60008039 A JP60008039 A JP 60008039A JP 803985 A JP803985 A JP 803985A JP S61168899 A JPS61168899 A JP S61168899A
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- JP
- Japan
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- film
- layer
- plate
- low reflectance
- reflectance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Surface Treatment Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用公費
本発明は導電性を付与された多層反射膜をコーティング
した低反射率帯電防止板、特にブラウン管の破損防止及
び破損時のガラス破片飛散防止のために、ブラウン管前
面に使用するのに適した低反射率帯電防止板に関する◇ 従来の技術 従来ブラウン管の前面には、ブラウン管の破損防止及び
破損時のガラス破片飛散防止のため、透明なカバー板が
貼り付けられている。このカバー板の改良されたものの
表面には、外部光の反射によって像が写り画面が見にく
くなるのを防ぐために種々の単層または多層の反射防止
膜がコーティングされ、反射率の低減がなされている。
した低反射率帯電防止板、特にブラウン管の破損防止及
び破損時のガラス破片飛散防止のために、ブラウン管前
面に使用するのに適した低反射率帯電防止板に関する◇ 従来の技術 従来ブラウン管の前面には、ブラウン管の破損防止及び
破損時のガラス破片飛散防止のため、透明なカバー板が
貼り付けられている。このカバー板の改良されたものの
表面には、外部光の反射によって像が写り画面が見にく
くなるのを防ぐために種々の単層または多層の反射防止
膜がコーティングされ、反射率の低減がなされている。
多層反射防止膜としては３層型、ｑ層型が従来よりよく
知られている。例えば３層型反射防止膜としては最上層
（空気側）にＭｇＦ ２を、第二層にｚｒｏ２を、第三
層（透明基板側）にＡｌ２Ｏ３を使用した反射防止膜が
知られ、弘層型反射防止膜としては最上層Ｋ ＭｇＦ２
を、第二層Ｋ ＺｒＯ２を、第三層ＫＭｇＦ２を、第四
層（透明基板側）にＺｒＯ２を使用した反射防止膜が知
られている。
知られている。例えば３層型反射防止膜としては最上層
（空気側）にＭｇＦ ２を、第二層にｚｒｏ２を、第三
層（透明基板側）にＡｌ２Ｏ３を使用した反射防止膜が
知られ、弘層型反射防止膜としては最上層Ｋ ＭｇＦ２
を、第二層Ｋ ＺｒＯ２を、第三層ＫＭｇＦ２を、第四
層（透明基板側）にＺｒＯ２を使用した反射防止膜が知
られている。
発明が解決しようとする問題点
しかし、従来の反射防止膜に使われている光学膜物質お
よび基板となるガラスなどには導電性がないため、ブラ
ウン管動作中に表面が帯電し、人体との放電を起こした
り、はこりを吸着させて汚れの原因となったりする欠点
があった。
よび基板となるガラスなどには導電性がないため、ブラ
ウン管動作中に表面が帯電し、人体との放電を起こした
り、はこりを吸着させて汚れの原因となったりする欠点
があった。
本発明は低反射防止膜の表面の帯電を防止し、人体との
放電を起したり、はこりを吸着せず、汚れの原因を生じ
ない低反射防止膜付透明板を得ることにある。
放電を起したり、はこりを吸着せず、汚れの原因を生じ
ない低反射防止膜付透明板を得ることにある。
問題点を解決するための手段
本発明は低反射防止膜の表面の帯電を防止するために１
多層反射防止膜の少なくとも一つに導電性（好ましくは
１０ＫΩ／８１１以下）を有する反射防止膜を用いる。
多層反射防止膜の少なくとも一つに導電性（好ましくは
１０ＫΩ／８１１以下）を有する反射防止膜を用いる。
すなわち、本発明は透明板表面に多層反射防止膜をコー
ティングすることにより、表面反射を低減させた透明な
低反射率板において、多層反射防止膜を構成する少なく
とも一層に透明導電膜を用いたことを特徴とする低反射
率帯電防止板を提供するものである。
ティングすることにより、表面反射を低減させた透明な
低反射率板において、多層反射防止膜を構成する少なく
とも一層に透明導電膜を用いたことを特徴とする低反射
率帯電防止板を提供するものである。
本発明において透明板には板ガラスあるいはポリカーボ
ネイトなどの透明なプラスチック板が使用できるが、通
常ガラス板が使用される。多層反射防止膜を形成する光
学材料には低屈折率層を形成する材料として屈折率ｎが
／、３〜１．Ｓ程度の値を有する物質、例えばＭｇＦ
２ ＋ Ｓ １０２ 等が使用でき、中屈折率層を形成
する材料として屈折率ｎが／、６〜八ざ程度の値を有す
る物質例えばＡｌ２Ｏ３，ＧｅＦ３＊Ｔｈ０２等が使用
でき、高屈折率を形成する材料として、屈折率ｎがへ９
〜−１ｊ程度の値を有し、且つ透明電導膜を形成するＩ
ｎ２Ｏ３ｇ ５ｎｏ２１ Ｉｎ２Ｏ３ト５ｎ０２ トの
混合物（以下ＩＴＯという） ｙ ｚｎｏ２゜ＣｄＯ等
が使用できる。
ネイトなどの透明なプラスチック板が使用できるが、通
常ガラス板が使用される。多層反射防止膜を形成する光
学材料には低屈折率層を形成する材料として屈折率ｎが
／、３〜１．Ｓ程度の値を有する物質、例えばＭｇＦ
２ ＋ Ｓ １０２ 等が使用でき、中屈折率層を形成
する材料として屈折率ｎが／、６〜八ざ程度の値を有す
る物質例えばＡｌ２Ｏ３，ＧｅＦ３＊Ｔｈ０２等が使用
でき、高屈折率を形成する材料として、屈折率ｎがへ９
〜−１ｊ程度の値を有し、且つ透明電導膜を形成するＩ
ｎ２Ｏ３ｇ ５ｎｏ２１ Ｉｎ２Ｏ３ト５ｎ０２ トの
混合物（以下ＩＴＯという） ｙ ｚｎｏ２゜ＣｄＯ等
が使用できる。
本発明による低反射率帯電防止板を使用するには、透明
板の周辺部の少（ともｌケ所において、透明板表面にコ
ーティングされた反射防止膜の構成の一部に用いられて
いる透明導電膜を電気的に接地する。本発明による低反
射率帯電防止板をブラウン管表示装置に用いる場合には
そのシャシ−等に接続された電極を透明導電膜の一部に
接触させるなどすれば良い。
板の周辺部の少（ともｌケ所において、透明板表面にコ
ーティングされた反射防止膜の構成の一部に用いられて
いる透明導電膜を電気的に接地する。本発明による低反
射率帯電防止板をブラウン管表示装置に用いる場合には
そのシャシ−等に接続された電極を透明導電膜の一部に
接触させるなどすれば良い。
作用
本発明による低反射率帯電防止板は多層反射防止膜を構
成する少なくとも一層に透明導電膜を用いるものである
から、その表面に発生する電荷が透明導電膜を通じて速
かに伝わり、その表面が高電位にならない。また本発明
による低反射率帯電防止板はブラウン管表示装置のシャ
シ−等に透明導電膜を接続することＫより、ブラウン管
表示装置の使用時に発生する表面電荷がシャシ−に逃げ
１その表面の電位は速かに接地電位と同電位になり帯電
を防ぐことができる。また前記透明導電膜は他の光学膜
と組み合わされて反射防止膜を構成しており、その表面
の反射率を低減する。
成する少なくとも一層に透明導電膜を用いるものである
から、その表面に発生する電荷が透明導電膜を通じて速
かに伝わり、その表面が高電位にならない。また本発明
による低反射率帯電防止板はブラウン管表示装置のシャ
シ−等に透明導電膜を接続することＫより、ブラウン管
表示装置の使用時に発生する表面電荷がシャシ−に逃げ
１その表面の電位は速かに接地電位と同電位になり帯電
を防ぐことができる。また前記透明導電膜は他の光学膜
と組み合わされて反射防止膜を構成しており、その表面
の反射率を低減する。
実施例
以下、本発明の実施例について詳述する。
実施例１
屈折率へｊコのガラス板の表面に、屈折率が１．６３で
且つ厚みが／ Ｊ Ｏｎｍの１２０３膜を形成して第３
層光学層とし、この第３層光学層上べ屈折率が２．００
で、且つ厚みが−ｓｒｎｍの導電率が約２０Ω／Ｂｙで
あるＩＴＯ膜を形成して第一層光学層とし、更に第２層
光学層上に第１層光学層として屈折率が八３９で且つ厚
みがｌコｚｎｍのＭｇＦ ２膜を形成した。このガラス
板の表面に形成した３層型反射防止膜は真空蒸着法で形
成され第１表にその膜構成を示した。
且つ厚みが／ Ｊ Ｏｎｍの１２０３膜を形成して第３
層光学層とし、この第３層光学層上べ屈折率が２．００
で、且つ厚みが−ｓｒｎｍの導電率が約２０Ω／Ｂｙで
あるＩＴＯ膜を形成して第一層光学層とし、更に第２層
光学層上に第１層光学層として屈折率が八３９で且つ厚
みがｌコｚｎｍのＭｇＦ ２膜を形成した。このガラス
板の表面に形成した３層型反射防止膜は真空蒸着法で形
成され第１表にその膜構成を示した。
第１表 （λｏ−，ｔＯＯｎｍ）得られ
た３層型低反射率帯電防止板は第１図に示す分光反射率
を呈した。
た３層型低反射率帯電防止板は第１図に示す分光反射率
を呈した。
実施例２
屈折率１．ｊコのガラス板の表面に＃４ｃ４膜学膜とし
て屈折率が２．００で且つ厚みがＪＪｎｍのＩ’ｌ’０
膜を形成し、第３層光学膜上に第３層光学膜として屈折
率が！、３９で且つ厚みが３２ｎｍのＭｇＦｇ膜を形成
し、そして第３層光学膜上に第一層光学膜として屈折率
が２．ＯＯで且つ厚みが、、ｚ ｌ Ｊ ｎｍの導電率
が約−〇Ω／Ｂ、ｇ−であるＩＴＯ膜を形成し、更に第
２層光学膜上に＊／Ｎ光学膜として屈折率が１．３９で
、且つ厚みがｌコｐｎｍのＭｇＦ２膜を形成した。この
ψ層型反射防止膜は真空蒸着法で形成され、第２表にそ
の膜構成を示した。
て屈折率が２．００で且つ厚みがＪＪｎｍのＩ’ｌ’０
膜を形成し、第３層光学膜上に第３層光学膜として屈折
率が！、３９で且つ厚みが３２ｎｍのＭｇＦｇ膜を形成
し、そして第３層光学膜上に第一層光学膜として屈折率
が２．ＯＯで且つ厚みが、、ｚ ｌ Ｊ ｎｍの導電率
が約−〇Ω／Ｂ、ｇ−であるＩＴＯ膜を形成し、更に第
２層光学膜上に＊／Ｎ光学膜として屈折率が１．３９で
、且つ厚みがｌコｐｎｍのＭｇＦ２膜を形成した。この
ψ層型反射防止膜は真空蒸着法で形成され、第２表にそ
の膜構成を示した。
得られたび層型低反射率帯電防止板は第２図に示す分光
反射率を呈した。
反射率を呈した。
発明の効果
以上のように本発明は多層反射防止ｊｌＫより透明板表
面の反射率を低減し、透過光による画像が外部光の反射
により見にくくなることが防止できると同時に１多層反
射防止膜を構成する層の少なくとも一層に透明電導膜を
用いることにより、低反射率帯電防止板表面の帯電を防
ぐことができるので、人体との放電およびほこりの吸着
による汚れを防ぐことができる。
面の反射率を低減し、透過光による画像が外部光の反射
により見にくくなることが防止できると同時に１多層反
射防止膜を構成する層の少なくとも一層に透明電導膜を
用いることにより、低反射率帯電防止板表面の帯電を防
ぐことができるので、人体との放電およびほこりの吸着
による汚れを防ぐことができる。
第１図は実施例１により得られた低反射率帯電防止板の
分光反射率、第２図は実施例２により得られた低反射率
帯電防止板の分光反射率である。
分光反射率、第２図は実施例２により得られた低反射率
帯電防止板の分光反射率である。
Claims (1)
- 透明板表面に多層反射防止膜をコーティングすることに
より表面反射を低減させた透明な低反射率板において、
多層反射防止膜を構成する層の少なくとも一層に透明導
電膜を用いたことを特徴とする低反射率帯電防止板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60008039A JPS61168899A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 低反射率帯電防止板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60008039A JPS61168899A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 低反射率帯電防止板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168899A true JPS61168899A (ja) | 1986-07-30 |
Family
ID=11682198
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60008039A Pending JPS61168899A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 低反射率帯電防止板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61168899A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63228101A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 防汚性を有する帯電防止無反射板 |
| JPH0285476U (ja) * | 1988-12-20 | 1990-07-04 | ||
| JPH0634801A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-10 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 導電性反射防止膜 |
| WO1997026566A1 (fr) * | 1996-01-18 | 1997-07-24 | Toyo Metallizing Co., Ltd. | Article optique en plastique a film anti-reflet multicouches |
| US6002460A (en) * | 1997-02-25 | 1999-12-14 | Nec Corporation | Electrically conductive non-glare polarizing plate |
| USRE39215E1 (en) | 1994-10-31 | 2006-08-01 | Tru Vue, Inc. | Antireflection coating for a temperature sensitive substrate |
| WO2007083661A1 (ja) * | 2006-01-23 | 2007-07-26 | Sony Corporation | 光学ローパスフィルタ |
| WO2013118622A1 (ja) | 2012-02-08 | 2013-08-15 | 東海光学株式会社 | 光学製品及びその製造方法 |
-
1985
- 1985-01-19 JP JP60008039A patent/JPS61168899A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63228101A (ja) * | 1987-03-17 | 1988-09-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 防汚性を有する帯電防止無反射板 |
| JPH0285476U (ja) * | 1988-12-20 | 1990-07-04 | ||
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| USRE39215E1 (en) | 1994-10-31 | 2006-08-01 | Tru Vue, Inc. | Antireflection coating for a temperature sensitive substrate |
| WO1997026566A1 (fr) * | 1996-01-18 | 1997-07-24 | Toyo Metallizing Co., Ltd. | Article optique en plastique a film anti-reflet multicouches |
| US6002460A (en) * | 1997-02-25 | 1999-12-14 | Nec Corporation | Electrically conductive non-glare polarizing plate |
| WO2007083661A1 (ja) * | 2006-01-23 | 2007-07-26 | Sony Corporation | 光学ローパスフィルタ |
| US8437084B2 (en) | 2006-01-23 | 2013-05-07 | Sony Corporation | Optical low-pass filter |
| WO2013118622A1 (ja) | 2012-02-08 | 2013-08-15 | 東海光学株式会社 | 光学製品及びその製造方法 |
| KR20140135698A (ko) | 2012-02-08 | 2014-11-26 | 토카이 옵티칼 주식회사 | 광학 제품 및 그 제조 방법 |
| US9069125B2 (en) | 2012-02-08 | 2015-06-30 | Tokai Optical Co., Ltd | Optical product and method for manufacturing same |
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