JPH04235813A - シート体搬送装置 - Google Patents

シート体搬送装置

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Publication number
JPH04235813A
JPH04235813A JP3002172A JP217291A JPH04235813A JP H04235813 A JPH04235813 A JP H04235813A JP 3002172 A JP3002172 A JP 3002172A JP 217291 A JP217291 A JP 217291A JP H04235813 A JPH04235813 A JP H04235813A
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JP
Japan
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negative
sheet
plate
printing
air cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3002172A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Osada
圭司 長田
Katsunori Shirata
白田 勝教
Toshimitsu Ishiwata
石綿 利光
Hiroki Sudo
浩樹 須藤
Shinichi Yabe
矢部 進一
Hiroshi Kawaguchi
河口 洋志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP3002172A priority Critical patent/JPH04235813A/ja
Publication of JPH04235813A publication Critical patent/JPH04235813A/ja
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  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート体搬送装置に係
り、特にシート体を画像が記録されたフイルム(記録さ
れている画像はネガ像、ポジ像の何れであってもよい)
が貼り付けられる自動フイルム貼り装置から、フイルム
に記録された画像を新聞印刷用の輪転機等に使用される
アルミ板等の支持体上に感光材料が塗布された版材へ焼
付けるための焼付装置へ搬送するシート体搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像が記録されたフイルム(以下「ネガ
フイルム」という)をテープ等によりシート枠に支持さ
れた透明シート(以下「シート体」という)へ自動的に
貼り付ける自動ネガ貼り装置が提案されている。この自
動ネガ貼り装置によってネガフイルムが貼り付けられた
シート体(以下「ネガシート」という)は版材焼付装置
へ送られ、版材焼付装置によってネガフイルムに記録さ
れた画像を感光性平板印刷版(PS版)上へ焼付けてい
る。
【0003】自動ネガ貼り装置によってネガフイルムが
貼り付けられたシート体の版材焼付装置への供給は、作
業員が1枚づつ送るいわゆる手差しによって行われてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ネガフ
イルムが貼り付けられる透明シートは比較的大型のもの
が多く、ネガシートを作業員が運び1枚づつ版材焼付装
置へ供給する作業は煩雑となっている。
【0005】また、自動ネガ貼り装置から版材焼付装置
へネガシートを手差しで供給しているため、焼付作業の
作業効率が悪くなっている。
【0006】本発明は上記事実を考慮し、焼付作業の作
業効率を向上させるために、コンパクトで正確にネガシ
ートを自動ネガ貼り装置から版材焼付装置へ搬送し供給
することができると共に構造が簡単なシート体搬送装置
を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体搬
送装置は、画像が記録されたフイルムを透明シートへ貼
り付け透明シートと一体のシート体とする自動フイルム
貼り装置と前記シート体のフイルムに記録された画像を
焼付る焼付装置との間に配設され、前記自動フイルム貼
り装置から前記焼付装置へ前記シート体を吊り下げて搬
送するシート体搬送装置であって、前記自動フイルム貼
り装置と前記焼付装置との間に掛け渡されるガイドレー
ルと、前記ガイドレールに沿って配置されると共に前記
自動フイルム貼り装置と前記焼付装置との間を移動する
移動部を備えたエアシリンダと、前記エアシリンダの移
動部に係合され前記シート体を吊り下げて移動部と共に
移動するキャリアと、を有することを特徴とする。
【0008】
【作用】上記構成の本発明に係るシート体搬送装置は、
自動フイルム貼り装置から受け渡されるシート体をキャ
リアによって吊り下げて保持している。このキャリアは
、エアシリンダの駆動によりガイドレールに沿って移動
し焼付装置へシート体を供給している。
【0009】このシート体搬送装置は、ガイドレールに
よって搬送路を形成しており、駆動手段はエアシリンダ
で構成されている。これによって、構造が簡単となって
おり、搬送路を細くされており小型化が可能となってい
る。また、自動フイルム貼り装置でフイルムが貼り付け
られたシート体を、自動的に焼付装置へ供給することが
できる。
【0010】尚、エアシリンダはモータ等に比較して駆
動量の制御が容易であり小さい動作も確実に制御するこ
とができる。これによってシート体を確実に自動フイル
ム貼り装置から受け取り、焼付装置へ供給することが可
能となっている。
【0011】このエアシリンダには、駆動軸がシリンダ
から突出するものであってもよいが、シリンダに沿って
駆動部が移動するロッドレスシリンダが好ましい。ロッ
ドレスシリンダを使用することにより、シート体搬送装
置の駆動部を小型化することができる。
【0012】
【実施例】図2には、自動ネガ貼り装置10の概略図が
示されている。この自動ネガ貼り装置10は図4A及び
図4Bに示されるネガシート12の透明シート13へ画
像が記録されたネガフイルム12Aを図示しないテープ
で貼り付けている。この自動ネガ貼り装置10には、特
願平1−220088号等に示される自動ネガ貼り装置
が適用可能である。ネガフイルム12Aが貼り付けられ
たネガシート12は、後述する版材焼付装置40へ装填
されてPS版上へネガフイルム12Aに記録された画像
が焼付られる。
【0013】図4A及び図4Bに示すように、ネガシー
ト12は、薄肉矩形状の透明シート13と、この透明シ
ート13に貼り付けられた画像が記録されたネガフイル
ム12Aと、で構成されている。この透明シート13に
は、透明シート13の幅方向(図示矢印A方向)に沿っ
て保持体とされる金属板14が固着されて吊り下げ部1
2Bが形成されている。この吊り下げ部12Bには、透
明シート13の幅方向に沿って所定間隔で透明シート1
3及び金属板14を貫通する4個の貫通孔16A、16
B、18A、18Bが設けられている。これらの貫通孔
16A、16B、18A、18Bを利用して透明シート
13は吊り下げ部12Bから吊り下げ可能とされている
【0014】透明シート13の下端部12Cには、長手
方向に直交する方向の断面がコ字状に形成された金属板
20が、長手方向を下端部12Cの下端に沿わせて吊り
下げ部12Bの金属板14と同面側に取り付けられてい
る。
【0015】一方、ネガシート12のネガフイルム12
Aには、幅方向の側部に図示しないバーコードが書き込
まれる構成とされる。このバーコードは、ネガフイルム
12Aの画像をPS版へ焼付露光する際の条件(複版枚
数等)や、処理済みのPS版を所定の印刷機まで自動的
に搬送する条件等のネガシート12に関するデータが記
録される。このバーコードは、フイルムを図示しないフ
イルム処理機で処理する前に、バーコード入力装置を用
いてフイルムの所定の位置(フイルムの端部で画像にか
からない部分)に焼込まれ画像と同時にフイルム処理機
で入力されてバーコード像として記録される。
【0016】図2に示される自動ネガ貼り装置10は、
箱型の枠体22を備えており、内部に貼り付け部24、
供給載置装置26、位置決め装置28、テープ切断装置
30、テープ貼り装置32が配設されている。また、枠
体22から外部へ突出して収容部34が配置されている
。また、これらの各装置の間には、図示しない搬送手段
が設けられ透明シート13及びネガフイルム12Aが順
次搬送される。枠体22の下部には脚部36が配置され
、この自動ネガ貼り装置10は床上に載置される。
【0017】自動ネガ貼り装置10の収容部34に吊り
下げ部12Bで吊り下げられて収容された複数枚の透明
シート13は、図示しない搬送手段によって貼り付け部
24へ受け渡されて載置される。貼り付け部24へ載置
された透明シート13へは、供給載置装置26によって
ネガフイルム12Aが載置される。
【0018】ネガフイルム12Aが透明シート13上に
載置されると位置決め装置28がネガフイルム12Aを
透明シート13上の所定の位置へ位置決めする。位置決
め装置28によってネガフイルム12Aが位置決めされ
ると、テープ貼り装置32がテープ切断装置30によっ
て所定の長さに切断されたテープをネガフイルム12A
と透明シート13との境界部分へ貼り付ける。これによ
り、ネガフイルム12Aが透明シート13へ貼り付けら
れる。ネガフイルム12Aが貼り付けられた透明シート
13(以下「ネガシート12」という)は、さらに図示
しない搬送手段によって搬送され排出部38へ送られ、
この排出部38から後述するネガシート搬送装置80へ
受け渡され、版材焼付装置40へ搬送される。
【0019】一方、図3には本実施例に係る版材焼付装
置40が示されている。この版材焼付装置40は、新聞
印刷用の輪転機等に使用されるアルミ板等の支持体上に
感光材料が塗布された版材(以下PS版)へネガフイル
ム12Aに記録された画像を焼付るものである。この版
材焼付装置40には、特開昭64−77039号公報に
示されるような版材焼付装置等が適用可能である。
【0020】この版材焼付装置40には、ネガシート1
2を収容する収容部42と、PS版が載置されPS版へ
ネガシート12の画像を焼付ける焼付部44と、PS版
への画像の焼付が終了したネガシート12を排出する排
出部46とが順に並んで箱体矩形状の枠体48内に備え
られている。この枠体48は、8個の基台49上に載置
されている。
【0021】また、版材焼付装置40には、図示しない
ネガシート移動機構が枠体48内の上方に配置されてお
り、収容部42から焼付部44へ、さらに、焼付部44
から排出部46へとネガシート12を移動させるように
なっている。
【0022】この版材焼付装置40では、収容部42に
収容されたネガシート12が図示しない移動機構により
焼付部44へ供給される。版材焼付装置40の焼付部4
4では、、ネガシート12のネガフイルム12Aに記録
された画像をPS版へ焼付けている。この焼付部44へ
は、特開昭63−106245、特開昭63−1717
28号等に記載されたごときオートフィダーを用いてP
S版を供給することができる。また、この焼付部44で
画像が焼付けられたPS版は、版材焼付装置40の図示
しないPS版排出部から排出され、実公昭60−350
72号、特公昭62−34429号等に記載された処理
装置を接続し、さらにその後段側に折り曲げ装置等を接
続することができる。
【0023】次に自動ネガ貼り装置10から、版材焼付
装置40への搬送機構について説明する。
【0024】図1には、ネガシート搬送装置80が示さ
れている。また、図5及び図6には、自動ネガ貼り装置
10の排出部38が示されている。
【0025】図1に示すように、自動ネガ貼り装置10
の排出部38には、ネガシート受け渡し装置100が設
けられている。図5に示すように、このネガシート受け
渡し装置100には、一端が枠体22の上部に支持され
他端が下方に向けられた一対の支持フレーム102が取
り付けられている。これらの支持フレーム102の下端
部には、支持プレート102Aを介してブラケット10
4が掛け渡されている。このブラケット104は、一対
の支持フレーム102を互いに結ぶ方向を長手方向とさ
れ、長手方向と直交する方向の一方の端部を支持プレー
ト102Aの下面に配置し、他方の端部を枠体22の外
方へ向け中間部がさらに下方へ屈曲された略L字状とさ
れている。このブラケット104の下部には、長手方向
の中間部にエアシリンダ106が駆動軸106Aを枠体
22の外方(矢印B方向)へ向けて固定されている。こ
のエアシリンダ106の駆動軸106Aの先端部には、
ピン支持フレーム108の中間部が支持されている。
【0026】また、ブラケット104には、長手方向の
両端部近傍にそれぞれ軸受110を介してガイドロッド
112の中間部が軸方向に移動可能に軸支されている。 これらのガイドロッド112は、エアシリンダ106の
駆動軸106Aの軸線と互いに平行とされており、先端
部はピン支持フレーム108へ連結されている。
【0027】ピン支持フレーム108はブラケット10
4の長手方向に沿って配置され、長手方向と直交する方
向に沿った断面が下方から枠体22の外方へ屈曲された
略L字状とされている。このピン支持フレーム108の
長手方向の両端部には、幅方向のブラケット104と反
対側の端部から上方へ屈曲して延設されたピン支持プレ
ート108Aが形成されている。これらのピン支持プレ
ート108Aには、枠体22の外方(矢印B方向)へ向
けられたピン114、116が配置されている。これら
のピン114、116の軸間距離は、ネガシート12に
設けられた貫通孔16A、16Bの軸間距離と等しくさ
れており、これらのピン114、116が、貫通孔16
A、16Bへ挿入された状態では、ネガシート12がネ
ガシート受け渡し装置100へ吊り下げられる。
【0028】また、ピン支持フレーム108のピン支持
プレート108A近傍内側には、支持フレーム108の
ブラケット104側の面から上方へ向けて吸盤支持プレ
ート108Bが各々配置されている。これらの吸盤支持
プレート108Bの各々には、枠体22の外方へ向けて
吸盤118が取り付けられている。これらの吸盤118
は、ネガシート受け渡し装置100に吊り下げられるネ
ガシート12の金属板14へ吸着可能とされている。
【0029】図6に示すように、このネガシート受け渡
し装置100では、エアシリンダ106が駆動すること
により、ピン支持フレーム108が枠体22の外方(矢
印B方向)へ突出される。
【0030】また、図1及び図6に示すように、枠体2
2の排出部38上方には、枠体22の側面に外方へ向け
て突出する一対のエアシリンダブラケット120が取り
付けられている。この一対のエアシリンダブラケット1
20の先端部には、各々にエアシリンダ122が取り付
けられている(図6には片側のみ図示)。これらのエア
シリンダ122は、各々の駆動軸122Aが上下方向下
方へ向けられて固定されている。これらのエアシリンダ
122の駆動軸122Aの軸間距離は、前記吸盤118
の軸間距離よりも若干短くされており、これらの駆動軸
122Aは、シリンダ122が駆動することにより突出
し各々の吸盤118の近傍で矢印B方向側に位置する構
成とされている(図6二点鎖線で示す)。これによって
、ピン支持フレーム108の矢印B方向への移動が制限
されている。
【0031】自動貼り付け装置10の内部でネガフイル
ム12Aが貼り付けられた透明シート13は、ネガシー
ト12として図示しない移動手段によって移動されネガ
シート受け渡し装置100のピン114、116が各々
貫通孔16A、16Bへ挿入され吊り下げられる。この
ネガシート12が吊り下げられた状態では、吸盤118
は、ネガシート12の金属板14を保持する状態とされ
ている。このネガシート受け渡し装置100に保持され
たネガシート12は、エアシリンダ106の駆動により
枠体22の外方へ向けて移動される。この枠体22の外
方へ移動されたネガシート12の金属体14の枠体22
側には、エアシリンダ122の駆動により、エアシリン
ダ122の駆動軸122Aの先端が配置される。この状
態でエアシリンダ106の駆動軸106Aがエアシリン
ダ内へ収容されることにより、ネガシート12の貫通孔
16A、16Bからピン114、116が引き抜かれ、
ネガシート12はネガシート受け渡し装置100の保持
が解かれる。
【0032】図1に示すように、自動ネガ貼り装置10
の排出部38近傍の枠体22の上方には、ネガシート1
2を版材焼付装置40へ搬送するネガシート搬送装置8
0の一端が取り付けられている。
【0033】このネガシート搬送装置80には、自動ネ
ガ貼り装置10と版材焼付装置40との間に掛け渡され
るガイドレール124が設けられている。図9に示すよ
うに、このガイドレール124は、長手方向と直交する
方向に沿った断面が略コ字状とされ、略コ字状の開口面
を上方へ向けられており配置されている。このガイドレ
ール124の両側面の外側には、中央部に溝が形成され
たレール126が溝を長手方向に沿わせて配置されてい
る。
【0034】図1に示すように、ガイドレール124の
自動ネガ貼り装置10側の端部は、枠体22の上面に取
り付けられている。図7に示すように、枠体22の上面
には、複数の長円孔128が形成された矩形状のベース
130がボルト128Aによって取り付けられている。 このベース130の上面には、ブラケット132が複数
のボルト130Aによって取り付けられている。このブ
ラケット132は、長手方向を枠体22の排出部38側
の面に沿わせて配置され、長手方向と直交する方向の一
端が枠体22の外方(図7矢印B方向)へ向けられ、さ
らに上方へ向けて屈曲され略L字状とされている。
【0035】このブラケット132は、枠体22の外方
の面には中央部に溝が形成されたレール134が配置さ
れている。このレール134の近傍には、ガイドレール
124の端部を係止する可動ブラケット136が配置さ
れている。この可動ブラケット136にはブロック状の
スライダ138が取り付けられており、このスライダ1
38がレール134の溝へ挿入されている。このスライ
ダ138によって可動ブラケット136は、レール13
4に沿って図7矢印D方向及び矢印D方向と反対方向へ
向けて摺動可能とされている。
【0036】図7に示すように、ガイドレール124の
自動ネガ貼り装置10側端部の下面には、長円孔140
が穿設されており、この長円孔140へ挿入される軸受
ボルト142により、可動ブラケット136の上面にガ
イドレール124が軸支されると共に長円孔140の長
軸方向に沿って移動可能とされている。
【0037】また、ブラケット132のレール134が
配置された面の矢印D方向側の端部には、ブラケット1
44が取り付けられており、このブラケット144には
、ボルト144A及びナット144Bによってレール1
34に沿って移動する可動ブラケット136のブラケッ
ト144側への移動範囲が規制されている。
【0038】ブラケット144のレール134に沿った
反対側のブラケット132の端部には、シリンダブラケ
ット146が取り付けられており、このシリンダブラケ
ット146には、レール134の長手方向外側にエアシ
リンダ148が取り付けられている。このエアシリンダ
148の駆動軸148Aは、シリンダブラケット146
のレール134側へ突出しており、先端に可動ブラケッ
ト136が連結されている。また、シリンダブラケット
146には、レール134に沿って長尺ナット146A
が配置されている。
【0039】このエアシリンダ148の駆動により、可
動ブラケット136がレール134に沿って移動する構
成とされている。さらに、シリンダブラケット146の
長尺ナット146Aにより可動ブラケット136は、レ
ール134のシリンダブラケット146側への移動範囲
が制限されている。
【0040】一方、図9に示すように、ガイドレール1
24の内部にはロッドレスシリンダ150が長手方向に
沿って配置されている。このロッドレスシリンダ150
は、ガイドレール124の開口部に向けて駆動ブロック
152が設けられている。この駆動ブロック152はロ
ッドレスシリンダ150が駆動することにより、ロッド
レスシリンダ150の長手方向に沿って移動される。こ
の駆動ブロック152には、ロッドレスシリンダ150
の長手方向と直交する方向へ突出するピン152Aが形
成されている。
【0041】図1及び図10に示すように、このガイド
レール124にはキャリア200が取り付けられている
【0042】図10に示すように、キャリア200は、
一対の側板202がガイドレール124の上部で接合さ
れている。このキャリア200の上部には、突起204
が取り付けられている。また、突起204と反対側の面
には、ホルダ206が設けられている。このホルダ20
6は、矩形状の平板の一対の端部に切り欠き206Aが
形成され、切り欠き206Aが形成された面を互いに向
き合う状態に屈曲されている。ホルダ206はこの切り
欠き206Aを下方に向けて側板202へ取り付けられ
ている。
【0043】図9に示すように、これらの切り欠き20
6Aには、ロッドレスシリンダ150のピン152Aが
挿入されている。また、キャリア200の一対に側板2
02の内面には、ガイドレール124のレール126へ
挿入されるスライダ208が各々取り付けられている。 これらのよって、ロッドレスシリンダ150の駆動によ
り、キャリア200がガイドレール124に沿って移動
する構成とされている。
【0044】さらに図10に示すように、側板202の
下方には、固定板212及び、ハンガ214が取り付け
られている。固定板212は長尺の平板とされ、長手方
向を自動ネガ貼り装置10のネガシート受け渡し装置1
00のピン支持フレーム108の長手方向に沿わせて側
板202へ固定されている。この固定板212の下端部
には、ハンガ214の方向へ向けて屈曲された屈曲部2
12Aが形成され、上部には側板202の外側にハンガ
214の方向へ突出する保持プレート212Bが配置さ
れている。屈曲部212Aと保持プレート212Bとの
間には、各々ガイドシャフト216が取り付けられてい
る(図10では一方のみ図示)。
【0045】これらのガイドシャフト216には、各々
軸受218が挿入されており、これらのこの軸受218
は、ハンガ214の可動プレート220へ固定されてい
る。可動プレート220は平板状とされ、上下方向の両
端部が各々固定板212と反対側へ屈曲され屈曲部22
0A、220Bが形成されている。この可動プレート2
20の固定板212側にはボルト222が取り付けられ
ており、このボルト222と固定板212との間には、
引張コイルばね224が掛け渡され係止されている。ま
た、固定板212の屈曲部212Aには、上方へ向けて
ボルト212Cの先端が突出しており、可動プレート2
20の固定板212側には、ガイドブロック222Aが
取り付けられている。
【0046】可動プレート220は、この引張コイルば
ね224により下方へ向けて付勢され、ボルト212C
の先端がガイドブロック222Aの下端に当接すること
により固定板212へ保持されおり、また、付勢力に抗
して上方へ揺動可能とされている。
【0047】可動プレート220の屈曲部220Aの上
面には、中間部に一対のホルダ226が設けられている
。これらのホルダ226は、略L字状に屈曲され一方の
端部が上方へ向けられて屈曲部220Aの上面に取り付
けられており、他端部は屈曲部220の上面に沿って互
いに反対方向へ向けられている。これらのホルダ226
の上方へ上方へ向けられた端部近傍には、互いに向き合
う方向へ突出してローラ226Aが取り付けられている
【0048】可動プレート220の固定板212と反対
側には、ピン支持プレート228が配置されている。ピ
ン支持プレート228は平板状とされ上端部が可動プレ
ート220方向へ向けて屈曲された屈曲部228Aが形
成されている。また、長手方向の両端部には、ピン23
0、232が取り付けられている。これらのピン230
、232の軸間距離は、ネガシート12の貫通孔18A
、18Bの軸間距離と等しくされており、ネガシート1
2の貫通孔18A、18Bが各々挿入可能とされている
【0049】ピン支持プレート228の長手方向の中間
部には、上下方向が長軸方向とされた長円孔234が穿
設されており、この長円孔234の下部は、長円孔23
4の短い半径より大径とされた円孔が重ね合わせた形で
穿設されている。この長円孔234には、可動プレート
220の中間部に軸支されたガイドローラ236が挿入
されている。ガイドローラ236には、外周面に溝23
6Aが形成されており、この溝236Aに長円孔234
の端部が挿入されている。
【0050】また、可動プレート220の屈曲部220
Aとピン支持プレート228の屈曲部228Aとの間、
屈曲部220Bと屈曲部228Aとの間には各々長手方
向の両端部近傍に引張コイルばね238、240が係止
されている。さらに、引張コイルばね240の外側には
、屈曲部220Bと屈曲部228Aとの間の可動プレー
ト220に矩形状のガイドブロック242が各々配置さ
れている。可動プレート220のガイドブロック242
の上方には、各々ガイド244が取り付けられている。 このガイド244には、可動プレート220の長手方向
に沿って溝が形成されており、この溝へピン支持プレー
ト228の屈曲部228Aの先端部が遊嵌されている。
【0051】可動プレート220とピン支持プレート2
28とは、ガイドブロック242によって所定間隔に保
持されている。また、ピン支持プレート228は引張コ
イルばね238、240及びガイドローラ236と長円
孔234によて可動プレート220に対して上下方向に
沿って揺動可能とされている。この揺動範囲は、ガイド
244の溝によって規制されている。
【0052】可動プレート220の長手方向の両端部に
は、軸受246が各々配置されている。この軸受246
には、長尺矩形状のローラ支持プレート248の中間部
が軸支されている。このローラ支持プレート248は、
長手方向の一端がピン支持プレート228より突出して
おり、先端部に小径ローラ250及び大径ローラ252
が各々軸支されている。小径ローラ250はローラ支持
プレート248の外側の面に配置され、大径ローラ25
2は内側の面に各々同軸に各々配置されている。
【0053】また、可動プレート220の長手方向の両
端部下方には、固定板212側に向けて屈曲された屈曲
部220Dが形成されている。この屈曲部220Dには
、下方から上方へ向けてボルト254が挿入されている
。また、可動プレート220の屈曲部220Bの下面に
は、コイル支持プレート256が取り付けられている。 ローラ支持プレート248の固定板212側へ突出した
端部には、可動プレート220の長手方向内側から外側
へ向けてボルト258が穿設されている。このボルト2
58とコイル支持プレート256との間には、引張コイ
ルばね260の両端が各々係止されている。また、ロー
ラ支持プレート248の固定部212側の先端部には、
屈曲部220Dのボルト254の先端が当接されている
【0054】これによって、ローラ支持プレート248
は、長軸方向が水平となる位置で保持されると共に、引
張コイルばね260の付勢力に抗して図10矢印E方向
へ揺動可能とされており、また、長軸方向が水平状態か
ら矢印E方向と反対方向への揺動が阻止されている。
【0055】キャリア200に取り付けられたピン23
0、232の軸心の位置は、自動ネガ貼り装置10のネ
ガシート受け渡し装置100のピン114、116と同
じにされている。また、キャリア200のピン230、
232の中心は、ネガシート受け渡し装置100のピン
114、116の中心と同じにされている。
【0056】一方、図1及び図8(図8には後述する版
材焼付装置40側に設けられたものが示されているが構
造及び動作は同様とされている)に示すように、ガイド
レール124の自動ネガ貼り装置10側の端部上方には
、一対の側板154によって支持されたエアシリンダ1
58が配置されている。このエアシリンダ158の駆動
軸158Aは、ガイドレール124の長手方向に沿って
枠体22の外方へ突出する構成で配置されている。この
駆動軸158Aの先端には、キャリア200の突起20
4が当接する構成とされている。このエアシリンダ15
8が駆動することにより、駆動軸158Aの先端に当接
する突起204を押して、キャリア200を枠体22の
外方(矢印B方向)へ移動させている。
【0057】また、図1及び図8に示すように、ガイド
レール124の下面には、昇降部160が取り付けられ
ている。図8に示すように、昇降部160は、内部が中
空とされた箱体162及びエアシリンダ164により構
成されている。箱体162の内部には、エアシリンダ1
64が配置されており、エアシリンダ164の駆動軸1
64Aは下方へ向けて突出されている。この駆動軸16
4Aの先端には、矩形状の昇降板166が連結されてい
る。
【0058】また、箱体162には、駆動軸164Aと
平行にガイドロッド168が配置されている。このガイ
ドロッド168は、箱体162の内部で軸受168Aに
より上下方向に移動可能に軸支されている。このガイド
ロッド168の先端は、昇降板166へ連結されている
【0059】この昇降部160では、エアシリンダ16
4が駆動することにより昇降板166が上方(図8矢印
F方向)へ移動する構成とされている。
【0060】一方、図1及び図11に示すように、版材
焼付装置40の収容部42近傍の枠体48の上面には、
矩形状のベース170を介してブラケット172が取り
付けられている。図11に示すように、このブラケット
172は、長手方向を枠体48の収容部42側の面に沿
って配置されており、長手方向と直交する方向に沿った
断面は、枠体48の外方(図11矢印C方向)へ向けら
れた中間部が屈曲され先端が上方へ向けられた略L字状
とされている。ベース170とブラケット172とは、
複数のボルト170A、170Bによって枠体48へ固
定されている。
【0061】このブラケット172の枠体48の外方に
向けられた面には、長手方向に沿って溝が形成されたレ
ール174が取り付けられている。このレール174に
は、ブロック状のスライダ176がレール174に沿っ
て摺動可能に取り付けられ、さらにスライダ176は可
動ブラケット178へ取り付けられている。可動ブラケ
ット178は、ベース170近傍の一端から上方へ向け
られ中間部が屈曲され、他端が枠体48の外方へ向けら
れた略L字状とされている。この可動ブラケット178
の上面には、ガイドレール124の長手方向の端部が軸
受ボルト180を介して軸支されている。
【0062】このブラケット172の長手方向の一端に
は、シリンダブラケット182を介してエアシリンダ1
84が突出して設けられており、このエアシリンダ18
4の駆動軸184Aの先端は可動ブラケット178へ連
結されている。また、このシリンダブラケット182に
は、長尺ナット182Aが設けられている。さらにブラ
ケット172の長手方向の他端には、レール174側の
面にブラケット186が取り付けられている。このブラ
ケット186には、ボルト186A及びナット186B
が取り付けられている。
【0063】エアシリンダ184の駆動により図11矢
印D方向及び矢印D方向と反対方向へ移動される可動ブ
ラケット178は、長尺ナット182A及びボルト18
6Aによって移動範囲が規制されている。また、このエ
アシリンダ184と自動ネガ貼り装置10のエアシリン
ダ158とは、同期されており、これらのエアシリンダ
158、186によってガイドレール124が図1矢印
D方向及び矢印D方向と反対方向へ平行移動される。
【0064】さらに、図8に示すように、可動ブラケッ
ト178近傍のガイドレール124には、ガイドレール
124の側面に取り付けられた一対の側板188によっ
て支持されるエアシリンダ190が配置されている。こ
のエアシリンダ190の駆動軸190Aは、ガイドレー
ル124の長手方向に沿って枠体48の外方へ向けて駆
動可能とされている。この駆動軸190Aの先端には、
キャリア200の突起204へ当接する構成とされてお
り、キャリア200の突起204が当接しエアシリンダ
190が駆動することにより、キャリア200は矢印C
方向へ移動される。また、エアシリンダ190の駆動軸
190Aが延びた状態でキャリア200の突起204を
当接させ、その後、エアシリンダ190の駆動軸190
Aを縮ませることにより、版材焼付装置40近傍でのキ
ャリア200の版材焼付装置40への接近速度を調節す
ることができる。
【0065】図1に示すように、ガイドレール124の
版材焼付装置40近傍には昇降部192が配置されてい
る。この昇降部192には、エアシリンダ194、ガイ
ドロッド196及び昇降板198が配置されており、前
記自動ネガ貼り装置10側の昇降部160と同様の動作
をする構成とされている。この昇降部192によって版
材焼付装置40近傍でのキャリア200のピン230、
232の高さが調節可能とされている。
【0066】一方、図3及び図12(図12には片側の
み図示)に示されるように、版材焼付装置40の収容部
42には、一対の無端ベルト50、52が備えられてい
る。これらの無端ベルト50、52は互いに平行なシャ
フト54、56の両端付近へ各々一対固着されたスプロ
ケット58、60へ巻掛けられて中間部が平行な直線状
態とされている。シャフト54、56を軸支する一対の
フレーム62は、取付ブラケット64を介して枠体48
に固定され、シャフト54を軸支する付近が枠体48か
ら突出している。シャフト56の一端は延長されてスプ
ロケット66(図13に示す)が取り付けられており、
このスプロケット66へ、フレーム68を介して枠体4
8へ固定されたモータ70の駆動力が無端ベルト72を
介して伝達され、無端ベルト50、52を矢印G方向へ
回転するようになっている。
【0067】無端ベルト50、52間には、多数のネガ
シート吊り下げ板74がシャフト54、56と平行に掛
け渡されている。このネガシート吊り下げ板74は、平
板状で一端部が無端ベルト50、52へ固定されている
。これによりネガシート吊り下げ板74は、無端ベルト
50、52から吊り下げ状態では、モータ70の駆動力
で矢印B方向へ移動するようになっている。
【0068】図13に示すように、このネガシート吊り
下げ板74は、中間部に凹部74Aが設けられている。 この凹部74Aを挟んだ両側付近には、一対のピン76
、78が直角に突出している。これらのピン76、78
は、ネガシート吊り下げ板74が無端ベルト50、52
から吊り下げられた状態で矢印B方向と反対方向、即ち
、版材焼付装置40の外方(矢印C方向)へ向かうよう
に設けられており、これらのピン76、78の軸間距離
は、ネガシート12の上端部に設けられた貫通孔16A
、16B間の距離に等しく設定されている。従って、ネ
ガシート12の貫通孔16A、16B内へピン76、7
8が挿入されることで、ネガシート12はネガシート吊
り下げ板74から吊り下げられる。
【0069】このネガシート吊り下げ板74は、無端ベ
ルト50、52へ多数個設けられており、これらに対応
してネガシート12を多数枚吊り下げることができるよ
うになっている。
【0070】このネガシート吊り下げ板74には、凹部
74Aの両端部に一対のネガシート押さえ機構82が設
けられている。ここでピン76側に位置する一方のネガ
シート押さえ機構82について図14及び図15を用い
て説明する。
【0071】図14に示すように、ネガシート吊り下げ
板74の凹部74Aの上部には、貫通孔84が設けられ
ている。この貫通孔84へは、ブラケット86の基部8
6Aが挿入されている。このブラケット86は、基部8
6Aの一端部が折り曲げられており、折り曲げられた端
部の両側部86Bは、基部86Aより突出されている。 この突出された両側部86Bは、基部86Aと反対方向
へ向かって、互いに接する方向へ折り曲げられている。 この両側部86B間には、押さえ板88が挿入され両側
部がピン90で軸支されている。
【0072】押さえ板88の中間部には、矩形状の切り
欠き88Aが設けられている。また、押さえ板88の上
端面88Bと切り欠き88Aとの接合部は、図15に示
されるように円弧状に形成されており、板バネ92が当
接されている。切り欠き88Aによって切り欠かれた押
さえ板88の一方は上端面88B側へ突出する凸部88
Dが形成されている。また、貫通孔84外側の上方には
ガイド94が取り付けられており、このガイド94の中
間部は屈曲されており、ネガシート吊り下げ板74と反
対側の端部が上方へ向けられている。
【0073】この板バネ92は、ネガシート吊り下げ板
74に設けられた貫通孔84を貫通して略水平に配置さ
れており、ブラケット86の基部86Aに固定されてい
る。このため板バネ92は押さえ板88の上端面88B
を押圧し、押さえ板88を図15の実線で示される位置
へ保持している。
【0074】また、押さえ板88がピン76を中心にネ
ガシート吊り下げ板74側へ回転すると板バネ92が押
さえ板88の側面88Cを押圧し、図15二点鎖線で示
される状態に押さえ板88を保持するようになっている
。この状態では、ピン76、78へ挿入され吊り下げら
れたネガシート12の脱落防止がなされる。
【0075】また、図15に示すように、キャリア20
0のハンガ214がネガシート吊り下げ板74へ接近(
矢印B方向への移動)することにより、ガイド94は、
ハンガ214の小径ローラ250に接し、さらにハンガ
214が、接近することにより、ガイド94は、小径ロ
ーラ250と共にローラ支持プレート248を矢印E方
向へ向けて揺動することになる。これによって、ハンガ
200の大径ローラ252が押さえ板88の凸部88D
を押し、押さえ板88がピン90廻りに回転する構成と
されている(図15二点鎖線で示す)。
【0076】版材焼付装置40の収容部42近傍まで移
動されてキャリア200は、昇降部192によってキャ
リア200のピン230、232と収容部42のネガシ
ート吊り下げ板74のピン76、78の高さが調節され
る。
【0077】尚、上記構成の本実施例では、各エアシリ
ンダを加圧あるいは減圧するための圧力供給手段を省略
したが、各エアシリンダは図示しない圧力供給手段と接
続されている。また、上記各部のエアシリンダの駆動軸
の作動後の位置は図示しない検出器によって検出されて
おり、この検出器による検出信号は図示しない制御装置
へ送られ、作動された機器の次に作動される機器の作動
開始時期が制御される。尚、自動ネガ貼り装置10及び
ネガシート搬送装置80の圧力供給手段及び制御装置は
、自動ネガ貼り装置10に配置されている。
【0078】次に本実施例に係るネガシート搬送装置の
作用について説明する。図2に示す自動ネガ貼り装置1
0には、収容部34に透明シート13が吊り下げられて
収容されている。この透明シート13は、ネガフイルム
12Aが貼り付けられ、ネガシート12として図示しな
い搬送手段によって排出部38へ搬送される。
【0079】排出部38へ搬送されたネガシート12は
、ネガシート受け渡し装置100のピン114、116
が貫通孔16A、16Bへ挿入されて吊り下げられる。
【0080】一方、ガイドレール124に配置されたキ
ャリア200は、自動ネガ貼り装置10近傍へ移動しガ
イドレール124の上部に配置されたエアシリンダ15
8の駆動軸158Aの先端に当接しており、キャリア2
00の一対のホルダ226のローラ226Aは、昇降部
160の昇降板166の上部に位置している。
【0081】この状態で、昇降部160のエアシリンダ
164が駆動しローラ226と共にキャリア200のハ
ンガ214を持ち上げる。この後、一対のエアシリンダ
122が駆動しエアシリンダ122の駆動軸122Aの
先端が降下する(図6矢印F方向と反対方向へ移動)。 さらに、自動ネガ貼り装置10のネガシート受け渡し装
置100のエアシリンダ106が駆動しピン支持フレー
ム108を矢印B方向へ押し出し、ピン支持フレーム1
08が一対のエアシリンダ122の駆動軸122Aの先
端部近傍に位置して停止する。このピン支持フレーム1
08の駆動が停止することによりネガシート12が揺動
しても、エアシリンダ122の駆動軸122Aによって
ネガシート12の脱落は阻止される。
【0082】エアシリンダ106によって押し出された
ピン支持フレーム108の近傍には、昇降部160のエ
アシリンダ164が駆動しキャリア200のハンガ21
4を下げ、ハンガ214のピン230、232とネガシ
ート受け渡し装置100のピン114、116との高さ
を合わせる。さらに、ガイドレール124の上部のエア
シリンダ158が駆動しキャリア200を矢印B方向へ
移動させ、ネガシート12の貫通孔18A、18Bへピ
ン230、232を挿入する(図6の二点鎖線で示す状
態となる)。
【0083】この状態で、ネガシート受け渡し装置10
0のエアシリンダ106を駆動しピン支持フレーム10
8を矢印C方向へ移動させる。この際、ネガシート12
はキャリア200のハンガ214によって矢印C方向の
移動が阻止されるため、ネガシート12の貫通孔16A
、16Bからピン114、116が引き抜かれ、ピン支
持フレーム108からキャリア200のピン支持プレー
ト228へ渡され、キャリア200へ吊り下げられる。
【0084】ネガシート12を吊り下げたキャリア20
0は、一対のエアシリンダ122の駆動軸122Aを上
方へ移動させた後、図1に示すように、ガイドレール1
24のロッドレスシリンダ150の駆動により版材焼付
装置40側(矢印B方向)へ移動する。
【0085】版材焼付装置40側のエアシリンダ190
は、駆動軸190Aを矢印C方向へ突出した状態として
おり、キャリア200は、この駆動軸190Aの先端に
突起204を当接させて停止する。この状態で、自動ネ
ガ貼り装置10側のエアシリンダ148と版材焼付装置
40側のエアシリンダ184が共に駆動し、ガイドレー
ル124を矢印D方向へ移動し、また、昇降部192は
、ハンガ214を上方(矢印F方向)へ持ち上げている
。このガイドレール124の移動は、ボルト144Aと
ボルト186Aとによって停止される。この位置は、ハ
ンガ214に吊り下げられたネガシート12の貫通孔1
6A、16Bへ、版材焼付装置40のネガシート吊り下
げ板74のピン76、78が挿入可能な位置となってい
る。
【0086】次に、エアシリンダ190が駆動し駆動軸
190Aが収容されると共にロッドレスシリンダ150
が矢印B方向へ駆動することにより、ハンガ214は、
徐々にネガシート吊り下げ板74に接近する。これによ
って、図15に示すように、ハンガ214の小径ローラ
250がガイド94によって揺動され、この小径ローラ
250の揺動によって大径ローラ252も揺動する。
【0087】ハンガ214がネガシート吊り下げ板74
へ接近することにより、ネガシート12の貫通孔16A
、16Bへピン76、78が挿入されると共に、押さえ
板88の凸部88Dが大径ローラ252の揺動によって
押され、押さえ板88がネガシート吊り下げ板74との
間にネガシート12の吊り下げ部12Aを挟持する。
【0088】この後、ロッドレスシリンダ150を矢印
C方向へ駆動することにより、ハンガ214のピン23
0、232がネガシート12の貫通孔18A、18Bか
ら引き抜かれ、ネガシート吊り下げ板74へネガシート
12が供給される。
【0089】この版材焼付装置40の供給部42へ供給
されたネガシート12は、モータ70の駆動により版材
焼付装置40内部へ送り込まれ、図示しない搬送手段に
順次搬送され、PS版へ焼付処理され排出部46へ順次
収容される。
【0090】ネガシート搬送装置80のキャリア200
は、版材焼付装置40へネガシート12を供給した後、
エアシリンダ148、184の駆動により平行移動(図
1矢印D方向と反対方向)へ移動されると共に、ロッド
レスシリンダ150の駆動により自動ネガ貼り装置10
側へ移動(図1矢印C方向)される。
【0091】これを順次繰り返して、自動ネガ貼り装置
10内で、ネガシート12はネガフイルム12Aを貼り
付けられ、ネガシート搬送装置80で搬送され、版材焼
付装置40で焼付処理がなされる。
【0092】このように本実施例に係るネガシート搬送
装置80は、多数のエアシリンダの駆動によりネガシー
ト12を1枚づつ確実に搬送することができる。これに
より、ネガシート12が1枚づつ順に自動的に搬送され
るため、作業員が手差しでネガシートを供給する必要が
なくなり、焼付作業の作業効率を向上させることができ
る。
【0093】さらに、ネガシート搬送装置80は、自動
ネガ貼り装置10と版材焼付装置40との間にガイドレ
ール124を掛け渡し、このガイドレール124に沿っ
て移動するキャリア200のハンガ214へネガシート
12を吊り下げて搬送している。このネガシート搬送装
置80にロッドレスシリンダ150を使用することによ
り、ネガシート搬送装置80の駆動部をガイドレール1
24の内部に収容することが可能となっている。これに
よって、ネガシート搬送装置80を小型化することがで
きる。
【0094】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシート体
搬送装置によれば、シート体を吊り下げ保持するキャリ
アは、エアシリンダの駆動によってガイドレールに沿っ
て移動可能とされている。このため、ガイドレールとエ
アシリンダとによって搬送路を小さくすることができる
。また、搬送されるシート体は、自動的に1枚づつ確実
に版材焼付装置へ供給されており、焼付作業の作業効率
を向上させることができる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたネガシート搬送装置を示す
斜視図である。
【図2】本実施例に係る自動ネガ貼り付け装置を示す概
略斜視図である。
【図3】本実施例に係る版材焼付装置を示す概略斜視図
である。
【図4】図4Aは本実施例に係るネガシートを示す斜視
図、図4Bは図4Aの4B−4B線に沿った断面図であ
る。
【図5】本実施例に係るネガシート受け渡し装置を示す
要部斜視図である。
【図6】図1の6−6線に沿った要部断面図である。
【図7】本実施例に係るネガシート搬送装置の要部平面
図である。
【図8】図1の8−8線に沿った要部断面図である。
【図9】図1の9−9線に沿った要部断面図である。
【図10】本実施例に係るキャリアを示す要部斜視図で
ある。
【図11】本実施例に係るネガシート搬送装置の要部平
面図である。
【図12】図3の12−12線に沿った要部断面図であ
る。
【図13】図3の矢印13方向から見た要部正面図であ
る。
【図14】図13の要部を示す斜視図である。
【図15】図12の要部断面図でる。
【符号の説明】
10    自動ネガ貼り装置 12    ネガシート 12A    ネガフイルム 13    透明シート 40    版材焼付装置 80    ネガシート搬送装置 100    ネガシート受け渡し装置124    
ガイドレール 150    ロッドレスシリンダ 160、192    昇降部 200    キャリア 214    ハンガ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像が記録されたフイルムを透明シー
    トへ貼り付け透明シートと一体のシート体とする自動フ
    イルム貼り装置と前記シート体のフイルムに記録された
    画像を焼付る焼付装置との間に配設され、前記自動フイ
    ルム貼り装置から前記焼付装置へ前記シート体を吊り下
    げて搬送するシート体搬送装置であって、前記自動フイ
    ルム貼り装置と前記焼付装置との間に掛け渡されるガイ
    ドレールと、前記ガイドレールに沿って配置されると共
    に前記自動フイルム貼り装置と前記焼付装置との間を移
    動する移動部を備えたエアシリンダと、前記エアシリン
    ダの移動部に係合され前記シート体を吊り下げて移動部
    と共に移動するキャリアと、を有することを特徴とする
    シート体搬送装置。
JP3002172A 1991-01-11 1991-01-11 シート体搬送装置 Pending JPH04235813A (ja)

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JP3002172A JPH04235813A (ja) 1991-01-11 1991-01-11 シート体搬送装置

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JPH04235813A true JPH04235813A (ja) 1992-08-24

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