JPH04235560A - シート体搬送装置 - Google Patents

シート体搬送装置

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JPH04235560A
JPH04235560A JP3002188A JP218891A JPH04235560A JP H04235560 A JPH04235560 A JP H04235560A JP 3002188 A JP3002188 A JP 3002188A JP 218891 A JP218891 A JP 218891A JP H04235560 A JPH04235560 A JP H04235560A
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JP
Japan
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negative
plate
sheet
automatic
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Pending
Application number
JP3002188A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Osada
圭司 長田
Katsunori Shirata
白田 勝教
Toshimitsu Ishiwata
石綿 利光
Hiroki Sudo
浩樹 須藤
Shinichi Yabe
矢部 進一
Yoji Kawaguchi
河口 洋司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP3002188A priority Critical patent/JPH04235560A/ja
Publication of JPH04235560A publication Critical patent/JPH04235560A/ja
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート体搬送装置に係
り、特にシート体を画像が記録されたフイルム(記録さ
れている画像はネガ像、ポジ像の何れであってもよい)
が貼り付けられる自動フイルム貼り装置から、フイルム
に記録された画像を新聞印刷用の輪転機等に使用される
アルミ板等の支持体上に感光材料が塗布された版材へ焼
付るための焼付装置へ搬送するシート体搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】画像が記録されたフイルム(以下「ネガ
フイルム」という)をテープ等により透明シート(以下
「シート体」という)上へ自動的に貼り付ける自動ネガ
貼り装置が提案されている。この自動ネガ貼り装置によ
ってネガフイルムが貼り付けられたシート体は版材焼付
装置へ送られ、版材焼付装置によってネガフイルムに記
録された画像を感光性平版印刷版(PS版)上へ焼付て
いる。
【0003】自動ネガ貼り装置によってネガフイルムが
貼り付けられたシート体の版材焼付装置への供給は、作
業員が1枚づつ送るいわゆる手差しによって行われてい
る。
【0004】自動ネガ貼り装置から送り出されるネガシ
ートは比較的大型のものが多く、このネガシートを作業
員が1枚づつ自動ネガ貼り装置から版材焼付装置へ運ん
で供給する作業は、焼付作業の作業効率を低下させてい
る。「これを解消するために、自動ネガ貼り装置から版
材焼付装置へネガシートを搬送する搬送手段が検討され
ている。
【0005】シート体の搬送手段としては、自動ネガ貼
り装置と版材焼付装置との間に搬送路を形成し、その搬
送路に沿って搬送する方法が一般的であり、搬送路とし
ては、無端ベルト、ガイドレールなどのレール等が使用
可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、無端ベ
ルト、ガイドレール等によって自動ネガ貼り装置と版材
焼付装置との間に搬送路を設け、確実に自動ネガ貼り装
置からネガシートを受け取り、版材焼付装置へ確実にネ
ガシートを供給するためには、シート体搬送装置と各々
の受け渡し機構の間を精度良く据え付けなければならな
い。このためには、自動ネガ貼り装置と版材焼付装置と
を相対的な据え付け誤差をなくして据え付けて、搬送路
を配置しなければならない。
【0007】しかしながら、自動ネガ貼り装置と版材焼
付装置との据え付けは、室内の形状あるいは室内の柱等
の障害物などの影響を受ける場合がある。このため、自
動ネガ貼り装置と版材焼付装置とを正確に位置決めして
据え付けることが困難となることがある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、室内の形状あ
るいは室内の柱等の障害物の影響によって自動ネガ貼り
装置と版材焼付装置との間の相対的な据え付け位置に誤
差が生じても、その誤差を調節して取り付けることがで
きるシート体搬送装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体搬
送装置は、画像が記録されたフイルムを透明シートへ貼
り付け透明シートと一体のシート体とする自動フイルム
貼り装置と前記シート体のフイルムに記録された画像を
焼付ける焼付装置との間に配設され、前記自動フイルム
貼り装置から前記焼付装置へ前記シート体を吊り下げて
搬送するシート体搬送装置であって、前記自動フイルム
貼り装置と前記焼付装置との間に掛け渡される平行移動
可能なガイドレールと、前記ガイドレールに沿って配置
されると共に前記自動フイルム貼り装置と前記焼付装置
との間を移動する移動部を備えたエアシリンダと、前記
エアシリンダの移動部に係合され前記シート体を吊り下
げて移動部と共に移動するキャリアと、前記自動フイル
ム貼り装置と前記焼付装置とに設けられ前記ガイドレー
ルを平行移動させる平行移動部と、を有することを特徴
とする。
【0010】
【作用】上記構成の本発明によれば、自動フイルム貼り
装置と焼付装置との間に設けられたシート体搬送装置は
、キャリアがシート体を吊り下げて保持している。この
キャリアは、自動フイルム貼り装置と焼付装置との間に
掛け渡されたガイドレールに沿って設けられるエアシリ
ンダの駆動によって移動され、シート体を搬送している
【0011】自動フイルム貼り装置と版材焼付装置との
据え付けの際、自動フイルム貼り装置と焼付装置との間
の誤差は、ガイドレールに沿って移動するエアシリンダ
の移動部の移動範囲を調節することにより打ち消される
。エアシリンダの駆動部の移動範囲は、容易に制限する
ことが可能であり、これによって、自動フイルム貼り装
置と焼付装置との間に据え付けの誤差が生じても、据え
付け誤差はシート体搬送装置で調節することができる。
【0012】また、自動フイルム貼り装置と焼付装置と
の間に掛け渡されるガイドレールの長手方向と直交する
方向に対する据え付け誤差は、自動フイルム貼り装置と
焼付装置とにガイドレールを平行移動可能とする平行移
動部を設けることにより、調節することが可能となって
いる。
【0013】尚、ガイドレールに沿って設けられるエア
シリンダには、駆動軸がシリンダから突出するものであ
ってもよいが、シリンダ本体に沿って移動部が移動する
ロッドレスシリンダがより好ましい。このロッドレスシ
リンダを使用することにより、シート体搬送装置はより
小型とすることができる。
【0014】
【実施例】図2には、自動ネガ貼り装置10の概略図が
示されている。この自動ネガ貼り装置10は図4A及び
図4Bに示されるネガシート12の透明シート13へ、
画像が記録されたネガフイルム12Aを図示しないテー
プで貼り付けている。この自動ネガ貼り装置10には、
特願平1−220088号等に示される自動ネガ貼り装
置が適用可能である。ネガフイルム12Aが貼り付けら
れたネガシート12は、後述する版材焼付装置40へ装
填されてPS版上へネガフイルム12Aに記録された画
像が焼付られる。
【0015】図4A及び図4Bに示すように、ネガシー
ト12は、薄肉矩形状の透明シート13と、この透明シ
ート13に貼り付けられた画像が記録されたネガフイル
ム12Aと、で構成されている。この透明シート13に
は、透明シート13の幅方向(図示矢印A方向)に沿っ
て保持体とされる金属板14が固着されて吊り下げ部1
2Bが形成されている。この吊り下げ部12Bには、透
明シート13の幅方向に沿って所定間隔で透明シート1
3及び金属体14を貫通する4個の貫通孔16A、16
B、18A、18Bが設けられている。これらの貫通孔
16A、16B、18A、18Bを利用してネガシート
12は吊り下げ部12Bから吊り下げ可能とされている
【0016】透明シート13の下端部12Cには、長手
方向に直交する方向の断面がコ字状に形成された金属板
20が、長手方向を下端部12Cの下端に沿わせて吊り
下げ部12Bの金属板14と同面側に取り付けられてい
る。
【0017】一方、ネガシート12のネガフイルム12
Aには、幅方向の側部に図示しないバーコードが書き込
まれる構成とされる。このバーコードは、ネガフイルム
12Aの画像をPS版へ焼付露光する際の条件(複版枚
数等)や、処理済みのPS版を所定の印刷機まで自動的
に搬送する条件等のネガシート12に関するデータが記
録される。このバーコードは、フイルムを図示しないフ
イルム処理機で処理する前に、バーコード入力装置を用
いてフイルムの所定の位置(フイルムの端部で画像にか
からない部分)に焼込まれ画像と同時にフイルム処理機
で入力されてバーコード像として記録される。
【0018】図2に示される自動ネガ貼り装置10は、
箱型の枠体22を備えており、内部に貼り付け部24、
供給載置装置26、位置決め装置28、テープ切断装置
30、テープ貼り装置32が配設されている。また、枠
体22から外部へ突出して収容部34が配置されている
。また、これらの各装置の間には、図示しない搬送手段
が設けられ透明シート13及びネガフイルム12Aが順
次搬送される。枠体22の下部には脚部36が配置され
、この自動ネガ貼り装置10は床上に載置される。
【0019】自動ネガ貼り装置10の収容部34に吊り
下げ部12Bで吊り下げられて収容された複数枚の透明
シート13は、図示しない搬送手段によって貼り付け部
24へ受け渡されて載置される。貼り付け部24へ載置
された透明シート13上へは、供給載置装置26によっ
てネガフイルム12Aが載置される。
【0020】ネガフイルム12Aが透明シート13上に
載置されると、位置決め装置28がネガフイルム12A
を透明シート13上の所定の位置へ位置決めする。位置
決め装置28によってネガフイルム12Aが位置決めさ
れると、テープ貼り装置32がテープ切断装置30によ
って所定の長さに切断されたテープがネガフイルム12
Aと透明シート13との境界部分へ貼り付けられる。こ
れにより、ネガフイルム12Aがネガシート12へ貼り
付けられる。ネガフイルム12Aが貼り付けられた透明
シート13(以下「ネガシート12」という)は、さら
に図示しない搬送手段によって搬送され排出部38へ送
られ、この排出部38から後述するネガシート搬送装置
80へ受け渡され、版材焼付装置40へ搬送される。
【0021】一方、図3には本実施例に係る版材焼付装
置40が示されている。版材焼付装置40には、新聞印
刷用の輪転機等に使用されるアルミ板等の支持体上に感
光材料が塗布された版材(以下「PS版」という)ヘネ
ガフイルム12Aに記録された画像を焼付けるものであ
る。この版材焼付装置には、特開昭6477039号公
報に示されるような版材焼付装置等が適用可能である。
【0022】この版材焼付装置40には、ネガシート1
2を収容する収容部42と、PS版が載置されPS版へ
ネガシート12の画像を焼付ける焼付部44と、PS版
への画像の焼付けが終了したネガシート12を排出する
排出部46とが順に並んで箱体矩形状の枠体48内に備
えられている。この枠体48は、8個の基台49上に載
置されている。
【0023】また、版材焼付装置40には、図示しない
ネガシート移動機構が枠体48内の上方に配置されてお
り、収容部42から焼付部44、焼付部44から排出部
46へとネガシート12を移動させるようになっている
【0024】この版材焼付装置40の焼付部44では、
ネガシート12のネガフイルム12Aに記録された画像
をPS版へ焼付けている。この焼付部44へは、特開昭
63−106245号、特開昭63−171728号等
に記載された如きオートフィダーを用いてPS版を供給
することができる。また、この焼付部44で画像が焼付
られたPS版は、版材焼付装置40の図示しないPS版
排出部から排出され、実公昭60−35072号、特公
昭62−34429号等に記載された処理装置を接続し
、さらにその後段側に折り曲げ装置等を接続することが
できる。
【0025】次に自動ネガ貼り装置10から、版材焼付
装置40への搬送機構について説明する。
【0026】図1には、ネガシート搬送装置80が示さ
れている。また、図5及び図6には、自動ネガ焼付装置
10の排出部38が示されている。
【0027】図1に示すように、自動ネガ貼り装置10
の排出部38には、ネガシート受け渡し装置100が設
けられている。図5に示すように、このネガシート受け
渡し装置100には、一端が枠体22の上部に支持され
他端が下方に向けられた一対の支持フレーム102が取
り付けられている。これらの支持フレーム102の下端
部には、支持プレート102Aを介してブラケット10
4が掛け渡されている。このブラケット104は、一対
の支持フレーム102を互いに結ぶ方向を長手方向とさ
れ、長手方向と直交する方向の一方の端部を支持プレー
ト102Aの下面に配置し、他方の端部を枠体22の外
方へ向け中間部がさらに下方へ屈曲された略L字状とさ
れている。このブラケット104の下部には、長手方向
の中間部にエアシリンダ106が駆動軸106Aを枠体
22の外方(矢印B方向)へ向けて固定されている。こ
のエアシリンダ106の駆動軸106Aの先端部には、
ピン支持フレーム108の中間部が支持されている。
【0028】また、ブラケット104には、長手方向の
両端部近傍にそれぞれ軸受110を介してガイドロッド
112の中間部が軸方向に移動可能に軸支されている。 これらのガイドロッド112は、エアシリンダ106の
駆動軸106Aの軸線と互いに平行とされており、先端
部はピン支持フレーム108へ連結されている。
【0029】ピン支持フレーム108はブラケット10
4の長手方向に沿って配置され、長手方向と直交する方
向に沿った断面が下方から枠体22の外方へ屈曲された
略L字状とされている。このピン支持フレーム108の
長手方向の両端部には、幅方向のブラケット104と反
対側の端部から上方へ屈曲して延設されたピン支持プレ
ート108Aが形成されている。これらのピン支持プレ
ート108Aには、枠体22の外方(矢印B方向)へ向
けられたピン114、116が配置されている。これら
のピン114、116の軸間距離は、ネガシート12に
設けられた貫通孔16A、16Bの軸間距離と等しくさ
れており、これらのピン114、116が、貫通孔16
A、16Bへ挿入された状態では、ネガシート12がネ
ガシート受け渡し装置100へ吊り下げられる。
【0030】また、ピン支持フレーム108のピン支持
プレート108A近傍内側には、支持フレーム108の
ブラケット104側の面から上方へ向けて吸盤支持プレ
ート108Bが各々配置されている。これらの吸盤支持
プレート108Bの各々には、枠体22の外方へ向けて
吸盤118が取り付けられている。これらの吸盤118
は、ネガシート受け渡し装置100に吊り下げられるネ
ガシート12の金属板14へ吸着可能とされている。
【0031】図6に示すように、このネガシート受け渡
し装置100では、エアシリンダ106が駆動すること
により、ピン支持フレーム108が枠体22の外方(矢
印B方向)へ突出される。
【0032】また、図1及び図6に示すように、枠体2
2の排出部38上方には、枠体22の側面に外方へ向け
て突出する一対のエアシリンダブラケット120が取り
付けられている。この一対のエアシリンダブラケット1
20の先端部には、各々にエアシリンダ122が取り付
けられている(図6には片側のみ図示)。これらのエア
シリンダ122は、各々の駆動軸122Aが上下方向下
方へ向けられて固定されている。これらのエアシリンダ
122の駆動軸122Aの軸間距離は、前記吸盤118
の軸間距離よりも若干短くされており、これらの駆動軸
122Aは、シリンダ122が駆動することにより突出
し各々の吸盤118の近傍で矢印B方向側に位置する構
成とされている(図6二点鎖線で示す)。これによって
、ピン支持フレーム108の矢印B方向への移動が制限
されている。
【0033】自動貼り付け装置10の内部でネガフイル
ム12Aが貼り付けられたネガシート12は、図示しな
い移動手段によって移動されネガシート受け渡し装置1
00のピン114、116が各々貫通孔16A、16B
へ挿入され吊り下げられる。このネガシート12が吊り
下げられた状態では、吸盤118は、ネガシート12の
金属板14を保持する状態とされている。このネガシー
ト受け渡し装置100に保持されたネガシート12は、
エアシリンダ106の駆動により枠体22の外方へ向け
て移動される。この枠体22の外方へ移動されたネガシ
ート12の金属体14の枠体22側には、エアシリンダ
122の駆動により、エアシリンダ122の駆動軸12
2Aの先端が配置される。この状態でエアシリンダ10
6の駆動軸106Aがエアシリンダ内へ収容されること
により、ネガシート12の貫通孔16A、16Bからピ
ン114、116が引き抜かれ、ネガシート12はネガ
シート受け渡し装置100の保持が解かれる。
【0034】図1に示すように、自動ネガ貼り装置10
の排出部38近傍の枠体22の上方には、ネガシート1
2を版材焼付装置40へ搬送するネガシート搬送装置8
0の一端が取り付けられている。
【0035】このネガシート搬送装置80には、自動ネ
ガ貼り装置10と版材焼付装置40との間に掛け渡され
るガイドレール124が設けられている。図9に示すよ
うに、このガイドレール124は、長手方向と直交する
方向に沿った断面が略コ字状とされ、略コ字状の開口面
を上方へ向けられており配置されている。このガイドレ
ール124の両側面の外側には、中央部に溝が形成され
たレール126が溝を長手方向に沿わせて配置されてい
る。
【0036】図1に示すように、ガイドレール124の
自動ネガ貼り装置10側の端部には平行移動部98を介
して枠体22の上面へ取り付けられている。平行移動部
98は、図7に示すように、複数の長円孔128が形成
された矩形状のベース130がボルト128Aによって
枠体22へ固定されている。図16に示すようにボルト
は、ベース130の下方で頭部に内ネジが形成されたボ
ルト128Bを介して枠体22へ螺合されており、ナッ
ト128Cによってベース130と枠体22の間隔が調
整可能とされている。また、ベース130のガイドレー
ル124側の中間部は、枠体22へ螺合されたボルト1
28Dによって支持されている。これらのボルト128
A、128B、128D及びナット128Cにより平行
移動部98のベース130は、枠体22との間隔及び水
平方向の調節が可能とされている。また、ボルト128
Aが長円孔128へ挿入されていることにより、図7矢
印D方向及び矢印B方向(又は矢印C方向)の調節が可
能とされている。
【0037】ベース130の上面には、ブラケット13
2が複数のボルト130Aによって取り付けられている
。このブラケット132は、長手方向を枠体22の排出
部38側の面に沿わせて配置され、長手方向と直交する
方向の一端が枠体22の外方(図7矢印B方向)へ向け
られ、さらに上方へ向けて屈曲され略L字状とされてい
る。
【0038】このブラケット132は、枠体22の外方
の面には中央部に溝が形成されたレール134が配置さ
れている。このレール134の近傍には、ガイドレール
124の端部を係止する可動ブラケット136が配置さ
れている。この可動ブラケット136にはブロック状の
スライダ138が取り付けられており、このスライダ1
38がレール134の溝へ挿入されている。このスライ
ダ138によって可動ブラケット136は、レール13
4に沿って図7矢印D方向及び矢印D方向と反対方向へ
向けて摺動可能とされている。
【0039】図7に示すように、ガイドレール124の
自動ネガ貼り装置10側端部の下面には、長円孔140
が穿設されており、この長円孔140へ挿入される軸受
ボルト142により、可動ブラケット136の上面にガ
イドレール124が軸支されると共に長円孔140の長
軸方向に沿って移動可能とされている。
【0040】また、ブラケット132のレール134が
配置された面の矢印D方向側の端部にはブラケット14
4が取り付けられており、このボルト144Aはブラケ
ット144へ螺合されており、ナット144Bによって
固定されている。これによって、レール134に沿って
移動する可動ブラケット136のブラケット144側へ
の移動範囲が調節可能とされている。
【0041】ブラケット144のレール134に沿った
反対側のブラケット132の端部には、シリンダブラケ
ット146が取り付けられており、このシリンダブラケ
ット146には、レール134の長手方向外側にエアシ
リンダ148が取り付けられている。このエアシリンダ
148の駆動軸148Aは、シリンダブラケット146
のレール134側へ突出しており、先端に可動ブラケッ
ト136が連結されている。また、シリンダブラケット
146には、レール134に沿って長ナット146Aが
配置されている。エアシリンダ148の駆動軸148A
の先端には、ボルト146Bが取り付けられており、こ
のボルト146Bとナット146Cによって、可動ブラ
ケット136のシリンダブラケット146側の移動範囲
が調節可能とされている。
【0042】一方、図9に示すように、ガイドレール1
24の内部にはロッドレスシリンダ150が長手方向に
沿って配置されている。このロッドレスシリンダ150
は、ガイドレール124の開口部に向けて駆動ブロック
152が設けられている。この駆動ブロック152はロ
ッドレスシリンダ150が駆動することにより、ロッド
レスシリンダ150の長手方向に沿って移動される。こ
の駆動ブロック152には、ロッドレスシリンダ150
の長手方向と直交する方向へ突出するピン152Aが形
成されている。
【0043】図1及び図10に示すように、このガイド
レール124にはキャリア200が取り付けられている
【0044】図10に示すように、キャリア200は、
一対の側板202がガイドレール124の上部で接合さ
れている。このキャリア200の上部には、突起204
が取り付けられている。また、突起204と反対側の面
には、ホルダ206が設けられている。このホルダ20
6は、矩形状の平板の一対の端部に切り欠き206Aが
形成され、切り欠き206Aが形成された面を互いに向
き合う状態に屈曲されている。ホルダ206はこの切り
欠き206Aを下方に向けて側板202へ取り付けられ
ている。
【0045】図9に示すように、これらの切り欠き20
6Aには、ロッドレスシリンダ150のピン152Aが
挿入されている。また、キャリア200の一対に側板2
02の内面には、ガイドレール124のレール126へ
挿入されるスライダ208が各々取り付けられている。 これらのよって、ロッドレスシリンダ150の駆動によ
り、キャリア200がガイドレール124に沿って移動
する構成とされている。
【0046】さらに図10に示すように、側板202の
下方には、固定板212及び、ハンガ214が取り付け
られている。固定板212は長尺の平板とされ、長手方
向を自動ネガ貼り装置10のネガシート受け渡し装置1
00のピン支持フレーム108の長手方向に沿わせて側
板202へ固定されている。この固定板212の下端部
には、ハンガ214の方向へ向けて屈曲された屈曲部2
12Aが形成され、上部には側板202の外側にハンガ
214の方向へ突出する保持プレート212Bが配置さ
れている。屈曲部212Aと保持プレート212Bとの
間には、各々ガイドシャフト216が取り付けられてい
る(図10では一方のみ図示)。
【0047】これらのガイドシャフト216には、各々
軸受218が挿入されており、これらのこの軸受218
は、ハンガ214の可動プレート220へ固定されてい
る。可動プレート220は平板状とされ、上下方向の両
端部が各々固定板212と反対側へ屈曲され屈曲部22
0A、220Bが形成されている。この可動プレート2
20の固定板212側にはボルト222が取り付けられ
ており、このボルト222と固定板212との間には、
引張コイルばね224が掛け渡され係止されている。ま
た、固定板212の屈曲部212Aには、上方へ向けて
ボルト212Cの先端が突出しており、可動プレート2
20の固定板212側には、ガイドブロック222Aが
取り付けられている。
【0048】可動プレート220は、この引張コイルば
ね224により下方へ向けて付勢され、ボルト212C
の先端がガイドブロック222Aの下端に当接すること
により固定板212へ保持されおり、また、付勢力に抗
して上方へ揺動可能とされている。
【0049】可動プレート220の屈曲部220Aの上
面には、中間部に一対のホルダ226が設けられている
。これらのホルダ226は、略L字状に屈曲され一方の
端部が上方へ向けられて屈曲部220Aの上面に取り付
けられており、他端部は屈曲部220の上面に沿って互
いに反対方向へ向けられている。これらのホルダ226
の上方へ上方へ向けられた端部近傍には、互いに向き合
う方向へ突出してローラ226Aが取り付けられている
【0050】可動プレート220の固定板212と反対
側には、ピン支持プレート228が配置されている。ピ
ン支持プレート228は平板状とされ上端部が可動プレ
ート220方向へ向けて屈曲された屈曲部228Aが形
成されている。また、長手方向の両端部には、ピン23
0、232が取り付けられている。これらのピン230
、232の軸間距離は、ネガシート12の貫通孔18A
、18Bの軸間距離と等しくされており、ネガシート1
2の貫通孔18A、18Bが各々挿入可能とされている
【0051】ピン支持プレート228の長手方向の中間
部には、上下方向が長軸方向とされた長円孔234が穿
設されており、この長円孔234の下部は、長円孔23
4の短い半径より大径とされた円孔が重ね合わせた形で
穿設されている。この長円孔234には、可動プレート
220の中間部に軸支されたガイドローラ236が挿入
されている。ガイドローラ236には、外周面に溝23
6Aが形成されており、この溝236Aに長円孔234
の端部が挿入されている。
【0052】また、可動プレート220の屈曲部220
Aとピン支持プレート228の屈曲部228Aとの間、
屈曲部220Bと屈曲部228Aとの間には各々長手方
向の両端部近傍に引張コイルばね238、240が係止
されている。さらに、引張コイルばね240の外側には
、屈曲部220Bと屈曲部228Aとの間の可動プレー
ト220に矩形状のガイドブロック242が各々配置さ
れている。可動プレート220のガイドブロック242
の上方には、各々ガイド244が取り付けられている。 このガイド244には、可動プレート220の長手方向
に沿って溝が形成されており、この溝へピン支持プレー
ト228の屈曲部228Aの先端部が遊嵌されている。
【0053】可動プレート220とピン支持プレート2
28とは、ガイドブロック242によって所定間隔に保
持されている。また、ピン支持プレート228は引張コ
イルばね238、240及びガイドローラ236と長円
孔234によて可動プレート220に対して上下方向に
沿って揺動可能とされている。この揺動範囲は、ガイド
244の溝によって規制されている。
【0054】可動プレート220の長手方向の両端部に
は、軸受246が各々配置されている。この軸受246
には、長尺矩形状のローラ支持プレート248の中間部
が軸支されている。このローラ支持プレート248は、
長手方向の一端がピン支持プレート228より突出して
おり、先端部に小径ローラ250及び大径ローラ252
が各々軸支されている。小径ローラ250はローラ支持
プレート248の外側の面に配置され、大径ローラ25
2は内側の面に各々同軸に各々配置されている。
【0055】また、可動プレート220の長手方向の両
端部下方には、固定板212側に向けて屈曲された屈曲
部220Dが形成されている。この屈曲部220Dには
、下方から上方へ向けてボルト254が挿入されている
。また、可動プレート220の屈曲部220Bの下面に
は、コイル支持プレート256が取り付けられている。 ローラ支持プレート248の固定板212側へ突出した
端部には、可動プレート220の長手方向内側から外側
へ向けてボルト258が穿設されている。このボルト2
58とコイル支持プレート256との間には、引張コイ
ルばね260の両端が各々係止されている。また、ロー
ラ支持プレート248の固定部212側の先端部には、
屈曲部220Dのボルト254の先端が当接されている
【0056】これによって、ローラ支持プレート248
は、長軸方向が水平となる位置で保持されると共に、引
張コイルばね260の付勢力に抗して図10矢印E方向
へ揺動可能とされており、また、長軸方向が水平状態か
ら矢印E方向と反対方向への揺動が阻止されている。
【0057】キャリア200に取り付けられたピン23
0、232の軸心の位置は、自動ネガ貼り装置10のネ
ガシート受け渡し装置100のピン114、116と同
じにされている。また、キャリア200のピン230、
232の中心は、ネガシート受け渡し装置100のピン
114、116の中心と同じにされている。
【0058】一方、図1及び図8(図8には後述する版
材焼付装置40側に設けられたものが示されているが構
造及び動作は自動ネガ貼り装置10側のものと同様とさ
れている)に示すように、ガイドレール124の自動ネ
ガ貼り装置10側の端部上方には、一対の側板154に
よって支持されたエアシリンダ158が配置されている
。このエアシリンダ158の駆動軸158Aは、ガイド
レール124の長手方向に沿って枠体22の外方へ突出
する構成で配置されている。この駆動軸158Aの先端
には、キャリア200の突起204が当接する構成とさ
れている。駆動軸158Aの先端には雄ネジが形成され
ており、この雄ネジにはナット158B、長尺ナット1
58Cが螺合されている。この長尺ナット158Cには
、ナット158E及び植え込みボルト158Dが配置さ
れている。
【0059】これらのナット158B、158E、長尺
ナット158C、植え込みボルト158Dによって、キ
ャリア200の自動ネガ貼り装置10側への接近位置が
調節される。また、このエアシリンダ158が駆動する
ことにより、駆動軸158Aの先端に当接する突起20
4を押して、キャリア200を枠体22の外方(矢印B
方向)へ移動させている。
【0060】また、図1及び図8に示すように、ガイド
レール124の下面には、昇降部160が取り付けられ
ている。図8に示すように、昇降部160は、内部が中
空とされた箱体162及びエアシリンダ164により構
成されている。箱体162の内部には、エアシリンダ1
64が配置されており、エアシリンダ164の駆動軸1
64Aは下方へ向けて突出されている。この駆動軸16
4Aの先端には、矩形状の昇降板166が連結されてい
る。
【0061】また、箱体162には、駆動軸164Aと
平行にガイドロッド168が配置されている。このガイ
ドロッド168は、箱体162の内部で軸受168Aに
より上下方向に移動可能に軸支されている。このガイド
ロッド168の先端は、昇降板166へ連結されている
【0062】この昇降部160では、エアシリンダ16
4が駆動することにより昇降板166が上方(図8矢印
F方向)へ移動する構成とされている。
【0063】一方、図1及び図11に示すように、版材
焼付装置40の収容部42近傍の枠体48の上面には、
ガイドレール124の版材焼付装置40側の平行移動部
99が取り付けられている。この平行移動部99は、矩
形状のベース170を介して枠体48へ取り付けられて
いる。このベース170には、ボルト170A、170
Bが螺合されており、図17に示すように、ボルト17
0Aは枠体48の表面へ当接しており、また、ボルト1
70Bは枠体48へ螺合されている。ベース170はこ
れらのボルト170A、170Bによって枠体48との
間隔及び水平方向の調節が可能とされている。
【0064】矩形状のベース170を介してブラケット
172が取り付けられている。図11に示すように、こ
のブラケット172は、長手方向を枠体48の収容部4
2側の面に沿って配置されており、長手方向と直交する
方向に沿った断面は、枠体48の外方(図11矢印C方
向)へ向けられた中間部が屈曲され先端が上方へ向けら
れた略L字状とされている。ベース170とブラケット
172とは、複数のボルト170A、170Bによって
枠体48へ固定されている。
【0065】このブラケット172の枠体48の外方に
向けられた面には、長手方向に沿って溝が形成されたレ
ール174が取り付けられている。このレール174に
は、ブロック状のスライダ176がレール174に沿っ
て摺動可能に取り付けられ、さらにスライダ176は可
動ブラケット178へ取り付けられている。可動ブラケ
ット178は、ベース170近傍の一端から上方へ向け
られ中間部が屈曲され、他端が枠体48の外方へ向けら
れた略L字状とされている。この可動ブラケット178
の上面には、ガイドレール124の長手方向の端部が軸
受ボルト180を介して軸支されている。
【0066】このブラケット172の長手方向の一端に
は、シリンダブラケット182を介してエアシリンダ1
84が突出して設けられており、このエアシリンダ18
4の駆動軸184Aの先端は可動ブラケット178へ連
結されている。また、このシリンダブラケット182に
は、長ナット182Aが設けられている。このエアシリ
ンダ184の駆動軸184Aの先端には、ボルト184
Bが取り付けられており、このボルト184Bとナット
184Cによって可動ブラケット178のシリンダブラ
ケット182側の移動範囲が調節可能とされている。
【0067】ブラケット172の長手方向の他端には、
レール174側の面にブラケット186が取り付けられ
ている。このブラケット186には、ボルト186Aが
螺合されており、このボルト186Aはナット186B
によって固定されている。このボルト186Aによって
可動ブラケット178のブラケット186側の移動範囲
が調節可能とされている。
【0068】エアシリンダ184の駆動により可動ブラ
ケット178は、レール174に沿って移動される。ま
た、このエアシリンダ184と自動ネガ貼り装置10の
エアシリンダ158とは同期されており、これらのエア
シリンダ158、186によってガイドレール124が
図1矢印D方向及び矢印D方向と反対方向へ平行移動さ
れる。
【0069】さらに、図8に示すように、可動ブラケッ
ト178近傍のガイドレール124には、ガイドレール
124の側面に取り付けられた一対の側板188によっ
て支持されるエアシリンダ190が配置されている。こ
のエアシリンダ190の駆動軸190Aは、ガイドレー
ル124の長手方向に沿って枠体48の外方へ向けて駆
動可能とされている。この駆動軸190Aの先端には、
キャリア200の突起204へ当接する構成とされてい
る。この駆動軸190Aの先端部は雄ネジが形成されて
おりナット158B、長尺ナット158Cが螺合されて
いる。また、長尺ナット158Cには、ナット158E
が螺合された植え込みボルト158Dが螺合されている
。これらのナット158B、158E、長尺ナット15
8C、植え込みボルト158Dによってキャリア200
の版材焼付装置40側への接近位置が調節可能とされて
いる。
【0070】キャリア200の突起204が当接しエア
シリンダ190が駆動することにより、キャリア200
は矢印C方向へ移動される。また、エアシリンダ190
の駆動軸190Aが延びた状態でキャリア200の突起
204を当接させ、その後、エアシリンダ190の駆動
軸190Aを縮ませることにより、版材焼付装置40近
傍でのキャリア200の版材焼付装置40への接近速度
が調節可能とされている。
【0071】図1に示すように、ガイドレール124の
版材焼付装置40近傍には昇降部192が配置されてい
る。この昇降部192には、エアシリンダ194、ガイ
ドロッド196及び昇降板198が配置されており、前
記自動ネガ貼り装置10側の昇降部160と同様の動作
をする構成とされている。この昇降部192によって版
材焼付装置40近傍でのキャリア200のピン230、
232の高さを調節可能とされている。
【0072】一方、図3及び図12(図12には片側の
み図示)に示されるように、版材焼付装置40の収容部
42には、一対の無端ベルト50、52が備えられてい
る。これらの無端ベルト50、52は互いに平行なシャ
フト54、56の両端付近へ各々一対固着されたスプロ
ケット58、60へ巻掛けられて中間部が平行な直線状
態とされている。シャフト54、56を軸支する一対の
フレーム62は、取付ブラケット64を介して枠体48
に固定され、シャフト54を軸支する付近が枠体48か
ら突出している。シャフト56の一端は延長されてスプ
ロケット66(図13に示す)が取り付けられており、
このスプロケット66へ、フレーム68を介して枠体4
8へ固定されたモータ70の駆動力が無端ベルト72を
介して伝達され、無端ベルト50、52を矢印G方向へ
回転するようになっている。
【0073】無端ベルト50、52間には、多数のネガ
シート吊り下げ板74がシャフト54、56と平行に掛
け渡されている。このネガシート吊り下げ板74は、平
板状で一端部が無端ベルト50、52へ固定されている
。これによりネガシート吊り下げ板74は、無端ベルト
50、52から吊り下げ状態では、モータ70の駆動力
で矢印B方向へ移動するようになっている。
【0074】図13に示すように、このネガシート吊り
下げ板74は、中間部に凹部74Aが設けられている。 この凹部74Aを挟んだ両側付近には、一対のピン76
、78が直角に突出している。これらのピン76、78
は、ネガシート吊り下げ板74が無端ベルト50、52
から吊り下げられた状態で矢印B方向と反対方向、即ち
、版材焼付装置40の外方(矢印C方向)へ向かうよう
に設けられており、これらのピン76、78の軸間距離
は、ネガシート12の上端部に設けられた貫通孔16A
、16B間の距離に等しく設定されている。従って、ネ
ガシート12の貫通孔16A、16B内へピン76、7
8が挿入されることで、ネガシート12はネガシート吊
り下げ板74から吊り下げられる。
【0075】このネガシート吊り下げ板74は、無端ベ
ルト50、52へ多数個設けられており、これらに対応
してネガシート12を多数枚吊り下げることができるよ
うになっている。
【0076】このネガシート吊り下げ板74には、凹部
74Aの両端部に一対のネガシート押さえ機構82が設
けられている。ここでピン76側に位置する一方のネガ
シート押さえ機構82について図14及び図15を用い
て説明する。
【0077】図14に示すように、ネガシート吊り下げ
板74の凹部74Aの上部には、貫通孔84が設けられ
ている。この貫通孔84へは、ブラケット86の基部8
6Aが挿入されている。このブラケット86は、基部8
6Aの一端部が折り曲げられており、折り曲げられた端
部の両側部86Bは、基部86Aより突出されている。 この突出された両側部86Bは、基部86Aと反対方向
へ向かって、互いに接する方向へ折り曲げられている。 この両側部86B間には、押さえ板88が挿入され両側
部がピン90で軸支されている。
【0078】押さえ板88の中間部には、矩形状の切り
欠き88Aが設けられている。また、押さえ板88の上
端面88Bと切り欠き88Aとの接合部は、図15に示
されるように円弧状に形成されており、板バネ92が当
接されている。切り欠き88Aによって切り欠かれた押
さえ板88の一方は上端面88B側へ突出する凸部88
Dが形成されている。また、貫通孔84外側の上方には
ガイド94が取り付けられており、このガイド94の中
間部は屈曲されており、ネガシート吊り下げ板74と反
対側の端部が上方へ向けられている。
【0079】この板バネ92は、ネガシート吊り下げ板
74に設けられた貫通孔84を貫通して略水平に配置さ
れており、ブラケット86の基部86Aに固定されてい
る。このため板バネ92は押さえ板88の上端面88B
を押圧し、押さえ板88を図15の実線で示される位置
へ保持している。
【0080】また、押さえ板88がピン76を中心にネ
ガシート吊り下げ板74側へ回転すると板バネ92が押
さえ板88の側面88Cを押圧し、図15二点鎖線で示
される状態に押さえ板88を保持するようになっている
。この状態では、ピン76、78へ挿入され吊り下げら
れたネガシート12の脱落防止がなされる。
【0081】また、図15に示すように、キャリア20
0のハンガ214がネガシート吊り下げ板74へ接近(
矢印B方向への移動)することにより、ガイド94は、
ハンガ214の小径ローラ250に接し、さらにハンガ
214が、接近することにより、ガイド94は、小径ロ
ーラ250と共にローラ支持プレート248を矢印E方
向へ向けて揺動することになる。これによって、ハンガ
200の大径ローラ252が押さえ板88の凸部88D
を押し、押さえ板88がピン90廻りに回転する構成と
されている(図15二点鎖線で示す)。
【0082】版材焼付装置40の収容部42近傍まで移
動されてキャリア200は、昇降部192によってキャ
リア200のピン230、232と収容部42のネガシ
ート吊り下げ板74のピン76、78の高さが調節され
る。
【0083】尚、上記構成の本実施例では、各エアシリ
ンダを加圧あるいは減圧するための圧力供給手段を省略
したが、各エアシリンダは図示しない圧力供給手段と接
続されている。また、上記各部のエアシリンダの駆動軸
の作動後の位置は図示しない検出器によって検出されて
おり、この検出器による検出信号は図示しない制御装置
へ送られ、作動された機器の次に作動される機器の作動
開始時期が制御される。尚、自動ネガ貼り装置10及び
ネガシート搬送装置80の圧力供給手段及び制御装置は
、自動ネガ貼り装置10に配置されている。
【0084】次に本実施例に係るネガシート搬送装置の
作用について説明する。図2に示す自動ネガ貼り装置1
0には、収容部34へ透明シート13が吊り下げられて
収容されている。この透明シート13へネガフイルム1
2Aが貼り付けられ、図示しない搬送手段によって排出
部38へ搬送される。
【0085】排出部38へ搬送されたネガシート12は
、ネガシート受け渡し装置100のピン114、116
が貫通孔16A、16Bへ挿入されて吊り下げられる。
【0086】一方、ガイドレール124に配置されたキ
ャリア200は、自動ネガ貼り装置10近傍へ移動しガ
イドレール124の上部に配置されたエアシリンダ15
8の駆動軸158Aの先端に当接しており、キャリア2
00の一対のホルダ226のローラ226Aは、昇降部
160の昇降板166の上部に位置している。
【0087】この状態で、昇降部160のエアシリンダ
164が駆動しローラ226と共にキャリア200のハ
ンガ214を持ち上げる。この後、一対のエアシリンダ
122が駆動しエアシリンダ122の駆動軸122Aの
先端が降下する(図6矢印F方向と反対方向へ移動)。 さらに、自動ネガ貼り装置10のネガシート受け渡し装
置100のエアシリンダ106が駆動しピン支持フレー
ム108を矢印B方向へ押し出し、ピン支持フレーム1
08が一対のエアシリンダ122の駆動軸122Aの先
端部近傍に位置して停止する。このピン支持フレーム1
08の駆動が停止することによってネガシート12が揺
動しても、エアシリンダ122の駆動軸122Aによっ
てネガシート12の脱落は阻止される。
【0088】エアシリンダ106によって押し出された
ピン支持フレーム108の近傍には、昇降部160のエ
アシリンダ164が駆動しキャリア200のハンガ21
4を下げ、ハンガ214のピン230、232とネガシ
ート受け渡し装置100のピン114、116との高さ
を合わせる。さらに、ガイドレール124の上部のエア
シリンダ158が駆動しキャリア200を矢印B方向へ
移動させ、ネガシート12の貫通孔18A、18Bへピ
ン230、232を挿入する(図6の二点鎖線で示す状
態となる)。
【0089】この状態で、ネガシート受け渡し装置10
0のエアシリンダ106を駆動しピン支持フレーム10
8を矢印C方向へ移動させる。この際、ネガシート12
はキャリア200のハンガ214によって矢印C方向の
移動が阻止されるため、ネガシート12の貫通孔16A
、16Bからピン114、116が引き抜かれ、ピン支
持フレーム108からキャリア200のピン支持プレー
ト228へ渡され、キャリア200へ吊り下げられる。
【0090】ネガシート12を吊り下げたキャリア20
0は、一対のエアシリンダ122の駆動軸122Aを上
方へ移動させた後、図1に示すように、ガイドレール1
24のロッドレスシリンダ150の駆動により版材焼付
装置40側(矢印B方向)へ移動する。
【0091】版材焼付装置40側のエアシリンダ190
は、駆動軸190Aを矢印C方向へ突出した状態として
おり、キャリア200は、この駆動軸190Aの先端に
突起204を当接させて停止する。この状態で、自動ネ
ガ貼り装置10側のエアシリンダ148と版材焼付装置
40側のエアシリンダ184が共に駆動し、ガイドレー
ル124を矢印D方向へ移動する。また、昇降部192
は、ハンガ214を上方(矢印F方向)へ持ち上げてい
る。このガイドレール124の移動は、ボルト144A
とボルト186Aとによって停止される。この位置は、
ハンガ214に吊り下げられたネガシート12の貫通孔
16A、16Bへ、版材焼付装置40のネガシート吊り
下げ板74のピン76、78が挿入可能な位置となって
いる。
【0092】次に、エアシリンダ190が駆動し駆動軸
190Aが収容されると共にロッドレスシリンダ150
が矢印B方向へ駆動することにより、ハンガ214は、
徐々にネガシート吊り下げ板74に接近する。これによ
って、図15に示すように、ハンガ214の小径ローラ
250がガイド94によって矢印E方向へ揺動され、こ
の小径ローラ250と共に大径ローラ252も揺動する
【0093】ハンガ214がネガシート吊り下げ板74
へ接近することにより、ネガシート12の貫通孔16A
、16Bへピン76、78が挿入されると共に、押さえ
板88の凸部88Dが大径ローラ252の揺動によって
押され、押さえ板88がネガシート吊り下げ板74との
間にネガシート12の吊り下げ部12Aを挟持する。
【0094】この後、ロッドレスシリンダ150を矢印
C方向へ駆動することにより、ハンガ214のピン23
0、232がネガシート12の貫通孔18A、18Bか
ら引き抜かれ、ネガシート吊り下げ板74へネガシート
12が供給される。
【0095】この版材焼付装置40の供給部42へ供給
されたネガシート12は、モータ70の駆動により版材
焼付装置40内部へ送り込まれ、図示しない搬送手段に
順次搬送され、PS版へ焼付処理され排出部46へ順次
収容される。
【0096】ネガシート搬送装置80のキャリア200
は、版材焼付装置40へネガシート12を供給した後、
エアシリンダ148、184の駆動により平行移動(図
1矢印D方向と反対方向)へ移動されると共に、ロッド
レスシリンダ150の駆動により自動ネガ貼り装置10
側へ移動(図1矢印C方向)される。
【0097】これを順次繰り返して、自動ネガ貼り装置
10内で、ネガシート12はネガフイルム12Aを貼り
付けられ、ネガシート搬送装置80で搬送され、版材焼
付装置40で焼付処理がなされる。
【0098】この自動ネガ貼り装置10と版材焼付装置
40とを据え付けによって、自動ネガ貼り装置10と版
材焼付装置40との間隔に誤差が生じた場合、図1及び
図8に示すガイドレール124の長手方向の両端のエア
シリンダ190、158によって調節することができる
。この調節は、各々の駆動軸158A、190Aに設け
られたナット158B、158E、長尺ナット158C
、植え込みボルト158Dによって行うことができる。
【0099】また、自動ネガ装置10と版材焼付装置4
0との間の図1矢印D方向の相対的な据え付け誤差は、
図1及び図7、図11に示す各々の平行移動部98、9
9の可動ブラケット136、178の移動範囲を調節す
ることによって解消することができる。
【0100】また、自動ネガ貼り装置10と版材焼付装
置40との互いに向かい合う面が平行で無い場合、即ち
、平行移動部98、99のレール134、174の平行
がずれた場合は、図7に示すように平行移動部98のベ
ースに穿設された長円孔128によって調節が可能とな
っている。さらに、室内の床面が水平でない場合は、自
動ネガ貼り装置10の脚部36、版材焼付装置40の基
台49で各々調節されるが、これによって、自動ネガ貼
り装置と版材焼付装置40との間に掛け渡されるガイド
レール124が、水平と成らない場合、図16、図17
に示す平行移動部98、99の各々のベース130、1
70を調節することによって、ガイドレール124を水
平状態とすることが可能となっている。
【0101】また、このネガシート搬送装置80では、
平行移動部98、99のエアシリンダ148、184の
駆動速度が異なることがある。この場合、平行移動部9
8の長円孔140によってガイドレール124が長手方
向に移動可能とされ、ガイドレール124が軸受ボルト
142、180によって軸支されているため、各々の可
動ブラケット136、178に設けたスライダ138、
176はレール134、174を齧ることなく摺動する
ことができる。
【0102】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシート体
搬送装置は、自動フイルム貼り装置と焼付装置との間に
相対的な据え付け誤差が生じても、ガイドレールの平行
移動部を設け、さらにガイドレールに沿って設けられる
エアシリンダの駆動範囲を調節することにより、相対的
な据え付け誤差を打ち消すことができる。
【0103】これによって、自動フイルム貼り装置と焼
付装置との据え付けが容易となると共に確実にシート体
を搬送することができる優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたネガシート搬送装置を示す
斜視図である。
【図2】本実施例に係る自動ネガ貼り付け装置を示す概
略斜視図である。
【図3】本実施例に係る版材焼付装置を示す概略斜視図
である。
【図4】図4Aは本実施例に係るネガシートを示す斜視
図、図4Bは図4Aの4B−4B線に沿った断面図であ
る。
【図5】本実施例に係るネガシート受け渡し装置を示す
要部斜視図である。
【図6】図1の6−6線に沿った要部断面図である。
【図7】本実施例に係るネガシート搬送装置の要部平面
図である。
【図8】図1の8−8線に沿った要部断面図である。
【図9】図1の9−9線に沿った要部断面図である。
【図10】本実施例に係るキャリアを示す要部斜視図で
ある。
【図11】本実施例に係るネガシート搬送装置の要部平
面図である。
【図12】図3の12−12線に沿った要部断面図であ
る。
【図13】図3の矢印13方向から見た要部正面図であ
る。
【図14】図13の要部を示す斜視図である。
【図15】図12の要部断面図でる。
【図16】図7の16−16線に沿った要部断面図でる
【図17】図11の17−17線に沿った要部断面図で
る。
【符号の説明】
10    自動ネガ貼り装置 12    ネガシート 12A  ネガフイルム 13    透明シート 40    版材焼付装置 80    ネガシート搬送装置 98、99    平行移動部 100    ネガシート受け渡し装置124    
ガイドレール 150    ロッドレスシリンダ 152    駆動ブロック 160、192    昇降部 200    キャリア 214    ハンガ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  画像が記録されたフイルムを透明シー
    トへ貼り付け透明シートと一体のシート体とする自動フ
    イルム貼り装置と前記シート体のフイルムに記録された
    画像を焼付ける焼付装置との間に配設され、前記自動フ
    イルム貼り装置から前記焼付装置へ前記シート体を吊り
    下げて搬送するシート体搬送装置であって、前記自動フ
    イルム貼り装置と前記焼付装置との間に掛け渡される平
    行移動可能なガイドレールと、前記ガイドレールに沿っ
    て配置されると共に前記自動フイルム貼り装置と前記焼
    付装置との間を移動する移動部を備えたエアシリンダと
    、前記エアシリンダの移動部に係合され前記シート体を
    吊り下げて移動部と共に移動するキャリアと、前記自動
    フイルム貼り装置と前記焼付装置とに設けられ前記ガイ
    ドレールを平行移動させる平行移動部と、を有すること
    を特徴とするシート体搬送装置。
JP3002188A 1991-01-11 1991-01-11 シート体搬送装置 Pending JPH04235560A (ja)

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