JPH04234969A - 飼料の原料を均一に混合する方法および装置 - Google Patents

飼料の原料を均一に混合する方法および装置

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JPH04234969A
JPH04234969A JP171991A JP171991A JPH04234969A JP H04234969 A JPH04234969 A JP H04234969A JP 171991 A JP171991 A JP 171991A JP 171991 A JP171991 A JP 171991A JP H04234969 A JPH04234969 A JP H04234969A
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井田 修
Akira Takai
高井 明
Isao Hanehiro
羽廣 勲
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  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家畜の飼料を製造する
工程のひとつである原料の配合作業を改善し、各種の添
加剤を含め、原料を均一に混合する方法と、その方法を
実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家畜の配合飼料を製造するときは、まず
その原料を配合し、粉砕したのち造粒そのほかの加工を
行って製品とすることが多い。  原料には、穀物や豆
類のような粒状物から、穀粉のような粉末、油脂や糖蜜
のような液体まで多種類あり、さらには抗生物質や防腐
剤のような微量添加の薬品もある。  配合に当っては
粉砕を行なうが、このいわゆる二次粉砕において均一な
混合物を得ることが、しばしば困難である。  その原
因は、主として原料粉末の粒度の差および比重の差にあ
る。  現在行なわれている処理は、図1に示すように
、原料を配合したものを配合品タンク(1)から、チェ
インコンベア(2A)などの手段で連続的にとり出し、
ふるい分け装置(3)にかけて一定の粒度以上の粗粉を
粉砕機(4)に供給して粉砕し、それより小さい粒度の
細粉は直接チェインコンベア(2B)上に落し、粉砕機
からの粉砕物とあわせて、バケットエレベータ(7)な
どで製品タンク(図示してない)に移送することである
。  粉砕に伴って微粉が発生し、また粒度の大きいも
のに付着していた微粉もあり、それらは粉塵となって舞
い上るから、集塵機(5)で捕集する。  捕集された
微粉がある量に達すると、チェインコンベア(2B)上
に落して、当初からの細粉および粉砕物と合流させる。
【0003】ところが、前記した粒度の差や比重の差に
起因して、ふるいを通った細粉、粉砕機からの粉砕物お
よび集塵機からの微粉は、それぞれ組成が異なるのが常
であって、添加された薬品は微粉状で、集塵機により濃
縮されやすい。  薬品の偏在は、家畜の嗜好にとって
耐え難い飼料を製造する原因になったり、防腐や抗菌の
効果が得られなかったりするから、とくに重大な問題で
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
のような従来技術の問題を解決して、二種以上の飼料の
原料を粉砕とともに混合するに当って、原料の粒度や比
重の差に左右されず、常に均一な混合物が得られる方法
を提供することにある。  そのような方法の実施に使
用する装置を提供することもまた、本発明の目的に含ま
れる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の飼料の原料を均
一に混合する方法は、飼料を構成する二種以上の原料を
配合した配合品を粉砕機で粉砕し、発生する微粉を集塵
機で捕集しながら、出口を閉じて運転している撹拌混合
機に粉砕物を順次供給して撹拌混合を続け、撹拌混合機
内の原料が増加して所定の量に達したところで集塵機に
捕集した微粉を撹拌混合機に移し、上記の粉砕物とこの
微粉とを一定時間さらに撹拌混合して均一な混合物とし
たのち、撹拌混合機の出口を開いて混合物をとり出すこ
とからなる。
【0006】配合品が種々の粒度のものを含み、それら
のうち小径の細粉は粉砕する必要がない場合は、粉砕機
へ供給する前に配合品をふるい分けて、一定の粒度以上
の粗粉だけ粉砕機で粉砕し、それより小さい粒度の細粉
は直接、撹拌混合機に供給するのが得策である。  本
発明はこのような態様を含み、これは多くの場合、むし
ろ代表的な態様であろう。
【0007】本発明の飼料の原料を均一に混合する装置
は、図2に示すように、飼料を構成する二種以上の原料
を配合した配合品を粉砕する粉砕機(4)、粉砕により
発生する微粉を捕集する集塵機(5)、粉砕機により得
られる粉砕物および集塵機で捕集した微粉を撹拌して均
一な混合物とするための撹拌混合機(6)から本質的に
成り、撹拌混合機として、出口を閉じたまま運転するこ
とにより供給されたものを均一に混合することが可能で
あるとともに、出口を開いて運転することにより内容物
を排出することが可能であるものを用い、撹拌混合機の
内容物が一定量に達したとき、粉砕機への配合品の供給
を停止するとともに集塵機で捕集した微粉を撹拌混合機
に移送して、一定時間さらに撹拌混合を続けたのち、撹
拌混合機の出口を開いて内容物をとり出すように構成し
たものである。
【0008】前記した、粉砕に先立ってふるい分けを行
なう場合に使用する装置は、やはり図2に示すように、
ふるい分け装置(3)をそなえ、配合品をふるい分けて
一定の粒度以上の粗粉を粉砕機に送り、それより小さい
粒度の細粉は直接撹拌混合機に供給するように構成する
【0009】撹拌混合機としては、図2にみるような、
リボン(61)をそなえ、スクリュー(62)を回転さ
せて撹拌するスクリューミキサーが好適である。このス
クリューミキサーは、その直上に粉砕機(4)および集
塵機(5)を位置させ、それらのある部分は上部が開い
た樋型のケーシングをもった構造とすると、粉砕機から
の粉砕物や集塵機で捕集した微粉の移送を自然落下にま
かせることができ、好都合である。
【0010】
【作用】図2の装置において、始動時は、バルブSD1
およびSD2を開き、SD3を閉じる。  これらのバ
ルブは、スライドゲート、バタフライバルブ、カットダ
ンパーなど任意であって、処理の対象に応じて適切なも
のをえらんで使用する。配合品タンク(1)からチェイ
ンコンベア(2A)などの搬送手段でとり出した配合品
は、まずふるい分け装置(3)において分級され、一定
の粒度以上の粗粉は粉砕機(4)へ進み、粉砕されたの
ち撹拌混合機(6)に落下する。  小径の細粉は、直
接撹拌混合機へ供給される。
【0011】撹拌混合機であるスクリューミキサーは出
口のバルブSD3を閉じた状態で運転されているから、
直接供給された原料と粉砕を経て供給された原料とが、
そこに滞留しながら撹拌されて混合する。  スクリュ
ーに付加されたリボンは、ケース内の粉末をかき上げて
混合するはたらきをする。  撹拌混合機に供給される
原料の量は次第に増加するから、撹拌混合機にレベルス
イッチ(LSW)を設けておいて、一定量に達したとこ
ろでSD1およびSD2を閉じ、それ以上の供給を停止
する。
【0012】この間、粉砕に伴って発生する粉塵は集塵
機で捕集されているから、捕集されたものを粉砕機に落
す。  これには、たとえば集塵機の運転をインバータ
方式として、吸引ブロアーの回転数を下げ捕集能力を低
下させることによって行なうことができる。  ひきつ
づき一定の時間、撹拌混合機を運転することにより、そ
こに落下した微粉が滞留していた細粉および粉砕物とと
もに撹拌され、それらが一体に混合された混合物ができ
る。
【0013】十分に緊密な混合物が形成されたならば、
SD3を開いて撹拌混合機中の混合物を排出する。  
排出が終ったところで再びSD1およびSD2を開き、
SD3を閉じて、前記のふるい分けおよび粉砕を再開す
る。  以下の操作は、上記の繰り返しである。
【0014】このようにして、バッチミキシング操作を
繰り返すことによって、少なくともひとつのバッチ内で
は各原料が均一に混合した混合物が得られる。  一般
に、原料の配合自体は比較的均一にでき、配合品タンク
中の組成をほぼ均質にすることは容易であるから、全体
として均一な、特定の成分が一部に偏在することのない
混合物が得られる。
【0015】
【実施例】乾燥トウモロコシ(2mm程度の大きさに破
砕したもの)50kgを主原料、脱脂粉乳30kg、小
麦粉10kgおよびパン粉(粒径500μm程度)10
kgを副原料とし、これに各種ミネラル、ビタミン剤、
アミノ酸などの薬品を含む添加物合計1kgを配合した
配合品を用意した。
【0016】この配合品を、図2に示した装置に供給し
た。  まず目開き1mmのふるいでふるい分け、ふる
い上に残ったトウモロコシ粒(種々の原料の粉末が付着
している)を粉砕機で粉砕した。  ふるいを通過した
細粉と粉砕機からの粉砕物とを、容量1トンの横型スク
リュー式の撹拌混合機(リボン付き)に供給して、撹拌
混合した。  撹拌混合機内に設置したレベル計により
、容量の1/3まで内容物が増えたことを検知した時点
で、集塵機の吸引力を低下させた。  それにより、バ
グフィルターに捕集した微粉を撹拌混合機中に落下させ
、さらに20分間、撹拌混合機を運転してから排出して
、粉末混合物を得た。
【0017】連続的に排出される混合物の各部分につい
て分析したところ、ミネラル、ビタミンおよびアミノ酸
の含有量のバラツキは、所定の値の±10%以内であっ
た。
【0018】
【発明の効果】本発明の混合方法によれば、粉砕を伴う
配合飼料の調製において、原料の粒度や比重の差に起因
する一部原料の偏在を防止して、均一な組成の混合物を
つくることができる。
【0019】この方法の実施に使用する本発明の装置は
、従来から使用していた装置に対してリボン付きスクリ
ューミキサーのような撹拌混合機を追加し、バルブおよ
びレベルスイッチなど若干の付帯設備を加えるだけで構
成でき、設備費、運転費とも従来と大差ない。
【0020】飼料原料の均質な混合物が得られたことに
よって、それを加工して得た飼料もまた均質であること
が保証され、家畜の嗜好に合わず食べられないという心
配がなく、飼料の腐敗や病原菌の繁殖を防ぐことが期待
どおり可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】  飼料の原料を粉砕を伴って混合する場合に
、従来用いられている装置を示した、一部は概念的な説
明図。
【図2】  本発明の装置を、図1と対応させて示した
説明図。
【符号の説明】
1…配合品タンク        2A,2B…チェイ
ンコンベア 3…ふるいわけ装置      4…粉砕機械5…集塵
機              6…撹拌混合機7…バ
ケットエレベータ  8…インバータSD1,SD2,
SD3…バルブ LSW…レベルスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  飼料を構成する二種以上の原料を配合
    した配合品を粉砕機で粉砕し、発生する微粉を集塵機で
    捕集しながら、出口を閉じて運転している撹拌混合機に
    粉砕物を順次供給して撹拌混合を続け、撹拌機内の原料
    が増加して所定の量に達したところで集塵機に捕集した
    微粉を撹拌混合機に移し、上記の粉砕物とこの微粉とを
    一定時間さらに撹拌混合して均一な混合物としたのち、
    撹拌混合機の出口を開いて混合物をとり出すことからな
    る飼料の原料を均一に混合する方法。
  2. 【請求項2】  配合品をふるい分け、一定の粒度以上
    の粗粉を粉砕機で粉砕し、それより小さい粒度の細粉は
    直接撹拌混合機に供給して実施する請求項1の方法。
  3. 【請求項3】  飼料を構成する二種以上の原料を配合
    した配合品を粉砕する粉砕機(4)、粉砕により発生す
    る微粉を捕集する集塵機(5)、粉砕機により得られる
    粉砕物および集塵機で捕集した微粉を撹拌混合して均一
    な混合物とするための撹拌混合機(6)から本質的に成
    り、撹拌機として、出口を閉じたまま運転することによ
    り供給されたものを均一に混合することが可能であると
    ともに、出口を開いて運転することにより内容物を排出
    することが可能であるものを用い、撹拌混合機の内容物
    が一定量に達したとき、粉砕機への配合品の供給を停止
    するとともに集塵機で捕集した微粉を撹拌混合機に移送
    して、一定時間さらに撹拌混合を続けたのち、撹拌混合
    機の出口を開いて内容物をとり出すように構成した飼料
    の原料を均一に混合する装置。
  4. 【請求項4】  ふるい分け装置(3)をそなえ、配合
    品をふるい分けて一定の粒度以上の粗粉を粉砕機に送り
    、それより小さい粒度の細粉は直接撹拌混合機に供給す
    るように構成した請求項3の装置。
  5. 【請求項5】  撹拌混合機がリボンをそなえたスクリ
    ューミキサーであり、粉砕機および集塵機をその直上に
    位置させた請求項3または4の装置。
JP171991A 1991-01-10 1991-01-10 飼料の原料を均一に混合する方法および装置 Expired - Lifetime JPH072104B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008239336A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Sumitomo Chemical Co Ltd 粉体回収装置
KR100902853B1 (ko) * 2007-09-28 2009-06-16 한국스테비아(주) 분말원료 혼합장치

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JP2008239336A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Sumitomo Chemical Co Ltd 粉体回収装置
KR100902853B1 (ko) * 2007-09-28 2009-06-16 한국스테비아(주) 분말원료 혼합장치

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