JPH0423460Y2 - - Google Patents

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JPH0423460Y2
JPH0423460Y2 JP1988070784U JP7078488U JPH0423460Y2 JP H0423460 Y2 JPH0423460 Y2 JP H0423460Y2 JP 1988070784 U JP1988070784 U JP 1988070784U JP 7078488 U JP7078488 U JP 7078488U JP H0423460 Y2 JPH0423460 Y2 JP H0423460Y2
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はほうろう引きなべやほうろう引きスト
ツカーなどの家庭で用いるほうろう引き容器の口
縁に嵌着するほうろう引き容器用口金に関するも
のである。
(従来の技術) ほうろう引きなべやほうろう引きストツカーな
どのほうろう引き容器は、その口縁にほうろう層
が適確に形成されていない部分があるため、ほう
ろう引き容器の口縁にステンレス鋼板などの不錆
金属板材よりなる口金を嵌着して体裁をよくして
いるが、使用中にほうろう引き容器の口縁と口金
との間から水が入り込み、口縁のほうろう層が欠
けている部分より錆が生じて容器内に流出し、体
裁が損われるばかりかこの部分より腐食が進行し
て使用できないものとなる。そこで、近年、業界
ではほうろう引き容器の口縁に耐熱性プラスチツ
クス材料を塗布してから口金を嵌着するように指
導が行われてきたが、流れ作業で容器の口縁に耐
熱製プラスチツクス材料を塗布して口金を嵌着し
ようとすると、耐熱性プラスチツクス材料の乾燥
を待たずに口金を嵌着することとなるため、耐熱
性プラスチツクス材料の一部が容器表面に流出し
て商品価値がなくなり、乾燥を待つと生産性が悪
くなるのでコスト高となり、現在では折角の指導
にも拘らず殆んど実施しているところはない。そ
こで、本出願人は口金本体の内部にシリコーンゴ
ムなどの耐熱性プラスチツクス材料を充填し、硬
化後にこれをほうろう引き容器の口縁に嵌着する
研究を年初来行つてきたが、口金本体内に充填硬
化された耐熱性プラスチツクスは相当の弾性を有
するため、口金嵌着時に相当な圧で口縁を耐熱性
プラスチツクスの充填層中に食い込ませないと口
縁を適確に保護できず、生産性も劣るものであつ
た。
(考案が解決しようとする課題) 本考案が解決しようとするところは、前記のよ
うな欠点をなくし、ほうろう容器の口縁を耐熱性
プラスチツクス付の口金で適確に覆つて口縁の錆
付きをなくすことができるばかりでなく生産性を
高めることにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のほうろう引き容器用口金は、ほうろう
引き容器の口縁に嵌着される不錆金属板材よりな
る口金において、口金本体の少なくとも上半部内
面に耐熱プラスチツクスよりなる弾性被膜を一体
に層着したことを特徴とするものである。
(作用) このようなほうろう引き容器用口金は、従来の
この種口金をほうろう引き容器に嵌着する場合と
全く同じ手段でほうろう引き容器に嵌着、巻き締
めすればよい。
(実施例) 次に、本考案を図示の実施例について詳細に説
明する。
1はステンレス鋼板よりなる帯材の端部を溶接
継目2においてリング状に溶接するとともに上方
を円弧状に彎曲させた縁覆部3に形成した口金主
体であつて、その内面のうち少なくとも上半部に
はシリコーンゴムよりなる肉厚0.2〜0.5mm程度の
弾性被膜4を前記口金本体1に沿つて逆U字状に
層着して口縁介入部5を形成してある。
(考案の効果) このように構成されたものは、従来のこの種口
金と同様の手段でほうろう引き容器の口縁に嵌着
して巻き締めすれば、口縁のうちほうろう層が欠
けている端縁部分は口金本体1の内面に一体に層
着されている耐熱性プラスチツクスよりなる弾性
被膜4が適確に覆うこととなるので、水が口縁に
入り込むことがなく、長期間に亘つてほうろう引
き容器の口縁が錆びることがなく、口縁の体裁が
悪くならないうえ耐久性も著しく増大する。しか
も、この弾性被膜4は口金をほうろう引き容器に
嵌着する以前の搬送、取扱過程において口金本体
1が衝撃で溶接継目2より分離されることを防止
する効果もある。さらに、弾性被膜4は口金本体
1に別工程で耐熱性プラスチツクス材料を塗布し
たうえ所要時間経過させ、半硬化状態または硬化
した後流れ作業による口金嵌着工程に組み込むこ
とができるので、従来の口金嵌着工程を何ら変え
る必要がないうえに耐熱性プラスチツクス材料の
流出がなく、また、口金内に充填硬化させたプラ
スチツクス内に口縁を強制介入させる場合のよう
な面倒な手数を要しないので製作コストが安く、
安価に提供できる等種々の利点がある。
従つて、本考案は従来のほうろう引き容器の欠
点を解消するうえに有効なほうろう引き容器用口
金として実用的価値極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第2図は同じく要部の拡大断面図である。 1……口金本体、4……耐熱性プラスチツクス
よりなる弾性被膜。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほうろう引き容器の口縁に嵌着される不錆金属
    板材よりなる口金において、口金本体1の少なく
    とも上半部内面に耐熱プラスチツクスよりなる弾
    性被膜4を一体に層着したことを特徴とするほう
    ろう引き容器用口金。
JP1988070784U 1988-05-28 1988-05-28 Expired JPH0423460Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01175726U JPH01175726U (ja) 1989-12-14
JPH0423460Y2 true JPH0423460Y2 (ja) 1992-06-01

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5241514Y2 (ja) * 1975-02-14 1977-09-20

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Publication number Publication date
JPH01175726U (ja) 1989-12-14

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