JPS609153Y2 - 補強缶口 - Google Patents
補強缶口Info
- Publication number
- JPS609153Y2 JPS609153Y2 JP11758677U JP11758677U JPS609153Y2 JP S609153 Y2 JPS609153 Y2 JP S609153Y2 JP 11758677 U JP11758677 U JP 11758677U JP 11758677 U JP11758677 U JP 11758677U JP S609153 Y2 JPS609153 Y2 JP S609153Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouth
- annular
- ring
- reinforced
- wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、缶口部の補強と、缶口端縁の発錆を防止す
ることを目的とした補強缶口に関するものである。
ることを目的とした補強缶口に関するものである。
従来、缶体の端板に設けた缶口部を補強するには、針金
又は合成樹脂などによる補強リングを缶口壁を外側に巻
曲して芯とする技術が知られていたが、缶口端縁の発錆
の問題点や、リングと側壁材との密着不良による補強効
果の低下などの問題点があった。
又は合成樹脂などによる補強リングを缶口壁を外側に巻
曲して芯とする技術が知られていたが、缶口端縁の発錆
の問題点や、リングと側壁材との密着不良による補強効
果の低下などの問題点があった。
然るにこの考案は、前記毎日立上りに壁に断面円形の脅
威樹脂製環体の外周下部に環状鍔を設けて形成した補強
リングを嵌装し、前記立上り缶口壁を、その上端縁が補
強リングの環状鍔の基部と環体外周壁で形成される環状
溝部に加圧、密接するように巻曲して補強缶口を構成し
たので、立上り缶口壁の端縁(切口)の発錆を防止する
と共に、補強リングと巻曲した立上り缶口壁とが全周に
わたり密着する結果、着実に缶口の補強ができるなど前
記従来の問題点を解決したのである。
威樹脂製環体の外周下部に環状鍔を設けて形成した補強
リングを嵌装し、前記立上り缶口壁を、その上端縁が補
強リングの環状鍔の基部と環体外周壁で形成される環状
溝部に加圧、密接するように巻曲して補強缶口を構成し
たので、立上り缶口壁の端縁(切口)の発錆を防止する
と共に、補強リングと巻曲した立上り缶口壁とが全周に
わたり密着する結果、着実に缶口の補強ができるなど前
記従来の問題点を解決したのである。
即ちこの考案を実施例について説明すれば、缶体1の端
板2に設けた筒状の缶口形成用立上り缶口壁3の外側に
断面円形の合成樹脂製環体4(例えばポリプロピレン製
)の外周下部に環状鍔5を下面を面一として接線状に設
けて構成した補強リング6を嵌装し、第3図乃至第5図
に示すように、前記立上り缶口壁3を外側に巻曲げ、該
立上り缶口壁3の上端部3aを補強リング6の環状鍔5
の基部5aと環体4の外周壁4aとで形成される環状溝
に当接すると共に、更に該立上り缶口壁3の上端部3a
が前記環状溝に喰込むまで、立上り缶口壁3を完全に巻
曲げて、補強缶ロアを形成する。
板2に設けた筒状の缶口形成用立上り缶口壁3の外側に
断面円形の合成樹脂製環体4(例えばポリプロピレン製
)の外周下部に環状鍔5を下面を面一として接線状に設
けて構成した補強リング6を嵌装し、第3図乃至第5図
に示すように、前記立上り缶口壁3を外側に巻曲げ、該
立上り缶口壁3の上端部3aを補強リング6の環状鍔5
の基部5aと環体4の外周壁4aとで形成される環状溝
に当接すると共に、更に該立上り缶口壁3の上端部3a
が前記環状溝に喰込むまで、立上り缶口壁3を完全に巻
曲げて、補強缶ロアを形成する。
上記の補強缶ロアによれば、立上り缶口壁3の上端部3
aは補強リング6内に喰込ませたので、該部を密閉状態
で保護して発錆を防止することができるばかりでなく、
巻曲した立上り缶口壁3と補強リングが完全に密着して
一体化するので、補強リング6による缶口部の確実な補
強効果を期待することができる。
aは補強リング6内に喰込ませたので、該部を密閉状態
で保護して発錆を防止することができるばかりでなく、
巻曲した立上り缶口壁3と補強リングが完全に密着して
一体化するので、補強リング6による缶口部の確実な補
強効果を期待することができる。
特に補強リング6は環体4に環状鍔5を設けた構造であ
るので、補強リング6の変形抵抗が大きく、一層効果的
である。
るので、補強リング6の変形抵抗が大きく、一層効果的
である。
又、第7図はこの考案の補強缶ロアに、有頂筒状の缶蓋
8を挿入した後、該缶蓋8の端板2より下の部分に環状
突条9を形成して、缶蓋8の上部に形成した巻曲部10
の内面に設けたバッキング11を補強缶ロアの巻曲部に
圧着させたもので、上記により、缶蓋8の巻曲部10の
端縁10aは補強リング6の環状鍔5の上面内に喰い込
む結果、前記端縁10aの発錆も防止できる。
8を挿入した後、該缶蓋8の端板2より下の部分に環状
突条9を形成して、缶蓋8の上部に形成した巻曲部10
の内面に設けたバッキング11を補強缶ロアの巻曲部に
圧着させたもので、上記により、缶蓋8の巻曲部10の
端縁10aは補強リング6の環状鍔5の上面内に喰い込
む結果、前記端縁10aの発錆も防止できる。
即ちこの考案によれば、缶口形成用の立上り缶口壁の上
端部を、立上り缶口壁の外側に嵌装した補強リングの環
状鍔基部と該補強リングを構成する環体外周壁とて形威
される環状溝部に加圧、密接するように巻曲して補強缶
口を構成したので、缶口端縁の発錆を防止し鍔付環体の
剛性と相撲って、強固な缶口を形威し得る効果がある。
端部を、立上り缶口壁の外側に嵌装した補強リングの環
状鍔基部と該補強リングを構成する環体外周壁とて形威
される環状溝部に加圧、密接するように巻曲して補強缶
口を構成したので、缶口端縁の発錆を防止し鍔付環体の
剛性と相撲って、強固な缶口を形威し得る効果がある。
また缶口壁の巻曲に際しては鍔の為に安定し、作業性が
良好である。
良好である。
第1図はこの考案の実施例に使用する補強リングの一部
を破切した拡大正面図、第2図乃至第4図はこの考案の
実施例の加工順序を表わす断面図、第5図はこの考案の
実施例の断面図、第6図は同じく平面図、第7図はこの
考案の実施例に缶蓋を嵌着した一部破切拡大断面図であ
る。 1・・・・・・缶体、2・・・・・・端板、3・・・・
・・立上り缶口壁、3a・・・・・・上端部、4・曲・
合成樹脂製環体、4a・・・・・・外周壁、5・・・・
・・環状鍔、5a・曲・基部、6・・・・・・補強リン
グ、7・・・・・・補強缶口、訃・・・・・缶蓋、9・
・・・・・環状突条、10・・・・・・巻曲部、10a
・・曲端縁、11・・・・・・バッキング。
を破切した拡大正面図、第2図乃至第4図はこの考案の
実施例の加工順序を表わす断面図、第5図はこの考案の
実施例の断面図、第6図は同じく平面図、第7図はこの
考案の実施例に缶蓋を嵌着した一部破切拡大断面図であ
る。 1・・・・・・缶体、2・・・・・・端板、3・・・・
・・立上り缶口壁、3a・・・・・・上端部、4・曲・
合成樹脂製環体、4a・・・・・・外周壁、5・・・・
・・環状鍔、5a・曲・基部、6・・・・・・補強リン
グ、7・・・・・・補強缶口、訃・・・・・缶蓋、9・
・・・・・環状突条、10・・・・・・巻曲部、10a
・・曲端縁、11・・・・・・バッキング。
Claims (1)
- 1 端板に設けた立上り缶口壁の外側に、断面円形の合
成樹脂製環体の外周下部に環状鍔を有する補強リングを
嵌装し、前記立上り缶口壁の上端を前記補強リングの外
周に沿って巻曲し、缶口端縁を前記環状鍔基部と環体の
外周壁で形成される環状溝部に加圧密接させてなる補強
缶口2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の補強缶口
において、環状鍔は環体へ下面を面一とした接線状に設
けたもの。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11758677U JPS609153Y2 (ja) | 1977-09-01 | 1977-09-01 | 補強缶口 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11758677U JPS609153Y2 (ja) | 1977-09-01 | 1977-09-01 | 補強缶口 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5452456U JPS5452456U (ja) | 1979-04-11 |
JPS609153Y2 true JPS609153Y2 (ja) | 1985-04-02 |
Family
ID=29071164
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11758677U Expired JPS609153Y2 (ja) | 1977-09-01 | 1977-09-01 | 補強缶口 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609153Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-09-01 JP JP11758677U patent/JPS609153Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5452456U (ja) | 1979-04-11 |
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