JPH0423343B2 - - Google Patents

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JPH0423343B2
JPH0423343B2 JP57230461A JP23046182A JPH0423343B2 JP H0423343 B2 JPH0423343 B2 JP H0423343B2 JP 57230461 A JP57230461 A JP 57230461A JP 23046182 A JP23046182 A JP 23046182A JP H0423343 B2 JPH0423343 B2 JP H0423343B2
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Masahiko Ogawa
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Canon Inc
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/20Driving; Starting; Stopping; Control thereof

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  • Rotational Drive Of Disk (AREA)
  • Protection Of Generators And Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この出願の発明の属する技術分野 この出願の発明は映像信号等の情報の記録又は
再生装置に関するものであつて、電源の浪費を避
け、装置の安全性、耐久性をはかる手段を課題と
する。 背景技術 情報の記録又は再生装置、とくにスチール・ビ
デオカメラに適用される記録又は再生装置が最近
重要視されているが、これらの目的に適用される
記録又は再生装置にあつては携帯性の面で小型、
軽量化及び内蔵電源の小容量化が重要な課題であ
る。したがつて電源の浪費を極力避けるように装
置を構成することが必要であり、また装置の故障
等の場合に記録担体駆動モータに連続して大電流
が流れることによるモータ又はモータ駆動回路の
損傷を防止する手段を講ずる必要がある。さらに
装置の小型、軽量化に伴ない、記録担体も小型化
し、かつ薄手のものとなり、機械的に脆弱なもの
となるので、装置の構成に当たり、記録担体等の
安全をはかり、さらにその破損等の事故を防止す
ることが望ましい。 この出願の発明の目的 したがつて、この出願の第1の発明は、記録担
体駆動モータへ電源が供給された後に記録担体の
作動が検出されないとき、駆動モータへの電源供
給を遮断することにより、電源の浪費を避けると
ともに、上記の状態でなんらかの原因によりモー
タに負荷がかかつて回転を阻止されたり、又は位
相検出手段をもたない記録担体もしくは破損した
記録担体が装填されたときに連続して大電流が流
れることによる駆動モータ又はモータ駆動回路の
損傷を防止し、装置の安全性、耐久性を向上させ
ることができる記録又は再生装置を提供すること
を目的とする。 また記録担体の駆動状態を検出する検出手段自
体の動作を記録担体が装填されていない状態では
禁止することにより、検出手段の誤動作や無駄な
電力消費を防止するとともに、記録担体が装填さ
れていない状態では、記録担体を駆動するための
指示手段を操作してもその時点でモータへ電源を
供給せず、指示手段が操作されている場合は、記
録担体が装填されてはじめてモータに電源が供給
されるようにすることにより、指示手段の操作に
よる誤動作、無駄な電力消費を防止し得る記録又
は再生装置を提供することを目的とする。 第2の発明は、上記の目的を達成するととも
に、記録担体の装填が検出されたときのみ記録担
体駆動モータへ電源を供給することにより、電源
の浪費を防止することができるとともに、記録担
体の装填検出から所定時間は指示手段が操作され
ていてもモータの駆動を遅延させ、記録担体が装
填位置に安定してから駆動するように構成するこ
とにより、記録担体が装填位置に安定する前に駆
動して損傷させたり、記録再生動作を不完全にす
るような危険を防止し得る記録又は再生装置を提
供することを目的とする。 この出願の発明の構成 この出願の第1の発明は、記録担体を駆動する
モータを含む駆動手段と、前記記録担体の前記駆
動手段への装填完了を検出する第1の検出手段
と、前記モータに電源を供給してこれを駆動する
ための指示手段と、前記第1の検出手段によつて
前記記録担体の装填が検出されていない状態で
は、前記指示手段による前記モータへの電源供給
を禁止し、前記第1の検出手段による前記記録担
体の装填検出に応じて前記指示手段による前記モ
ータへの電源供給を可能にする制御手段と、前記
第1の検出手段による前記記録担体の装填検出に
応じて動作可能となり、前記記録担体の駆動に伴
つて発生される信号を検出して前記記録担体の駆
動状態を検出する第2の検出手段と、前記モータ
への電源供給後所定時間内に前記第2の検出手段
に検出信号が得られないとき前記モータへの電源
供給を遮断する手段とを具える記録又は再生装置
を特徴とする。 第2の発明は、記録担体を駆動するモータを含
む駆動手段と、前記記録担体の前記駆動手段への
装填完了を検出する第1の検出手段と、前記モー
タに電源を供給して駆動するための指示手段と、
前記第1の検出手段によつて前記記録担体の装填
が検出されていない状態では、前記指示手段によ
る前記モータへの電源供給を禁止し、前記第1の
検出手段による前記記録担体の装填検出に応じて
前記指示手段による前記モータへの電源供給を可
能にする制御手段と、前記第1の検出手段による
前記記録担体の装填検出から所定時間前記制御手
段の指令に基づく前記モータの駆動を遅延させる
手段と、前記第1の検出手段による前記記録担体
の装填検出に応じて動作可能となり、前記記録担
体の駆動に伴つて発生される信号を検出して前記
記録担体の駆動状態を検出する第2の検出手段
と、前記モータへの電源供給後所定時間内に前記
第2の検出手段に検出信号が得られないとき前記
モータへの電源供給を遮断する手段とを具える記
録又は再生装置を特徴とする。 上記において後述の具体例の引用はなんらこの
出願の発明の範囲を限定するものではなく、この
出願の発明は前記の特許請求の範囲の記載内容に
おいて適宜変更できるものである。 なおこの出願の発明の記録又は再生装置に適用
される記録担体は、後述の具体例で説明する磁気
シートのほか磁気デイスク、光デイスク等の円板
状記録担体及び磁気テープ等の帯状記録担体を含
む。またモータへの電源供給後所定時間内に記録
担体の作動を検出する検出手段に検出信号が得ら
れないときモータへの電源供給を遮断する手段
は、前述の時定数回路及び比較回路のほか、遅延
回路等の時限装置による制御手段を含む。 以下図面を参照してこの出願の発明に適用され
る位相検出装置、この出願の発明の記録は再生装
置の第1の具体例の構成及び作用、並びにその第
2の具体例の構成及び作用の順序で詳細に説明す
る。 この出願の発明に適用される位相検出装置(第1
図,第2図) 下記の具体例の説明は記録担体として磁気シー
トを用いる例について行う。第1図は第2図の位
相検出装置におけるシートパツクを示し、第2図
はこの出願の発明に適用される位相検出装置を示
すものである。第1図において、1はシートパツ
ク、2はシートパツクに内蔵される磁気シート、
3は磁気シート2が例えば接着等の手段により固
定されるシートコア、4はシートコア3内を貫通
する磁性ピン、5は磁気ヘツドと磁気シート2と
の接触を行うための開口を示している。 第2図はシートコア3を含む位相検出装置の拡
大断面図あり、シートパツクを省略して示してあ
る。図中6はシート回転モータ、7はモータ6の
回転軸、8は回転軸7に固定されたシート取りつ
けハブ、9はシート取りつけハブ8に図にように
植設されたシートチヤツチング用永久磁石であつ
て、軸方向に着磁されている。ここでシートコア
3は樹脂等の非磁性材料で構成され、中心にハブ
8と嵌合する開口が設けられ、この開口の外側に
設けられた孔に磁性ピン4が貫通している。10
はシートコア3に固定されたシートチヤツチング
用リングで磁性材料で作られており、リング10
と磁石9との作用によりシートコア3はハブ8に
磁気的に固定され、モータ6の回転に従つて一体
的に回転する。なお磁性ピン4はリング10にか
しめ等の手段により固定されている。 磁性ピン4はシートコア3内をリング10の反
対側の面まで延びており、これに対して磁性材料
で作られたPGコア11が設けられ、PGコア11
にPGコイル12が巻回され、その出力がリード
線13からとり出される。 上記の構成において、永久磁石9の磁束はリン
グ10、磁性ピン4を通り、シートコア3の外部
に洩れ磁束を形成する。これによりコートコア3
の回転に伴ない、PGコア11は磁性ピン4が対
向位置又はその近傍に達したとき磁束が最大とな
り、磁性ピン4が遠ざかるに従つて磁束が減少す
る。したがつてPGコイル12にはPGコア11を
通る磁束の時間的変化に比例した電圧を生じ、こ
の電圧により回転磁気シート2の位相が検出さ
れ、この電圧がリード線13を経て後述の装置で
利用される。 この出願の発明の記録又は再生装置の第1の具体
例の構成(第3図) 第3図はこの出願の発明の記録又は再生装置の
第1の具体例、主としてその記録担体駆動制御部
を示すものであつて、図中は通常のモータサー
ボ装置、はこの出願の発明を具体化した制御装
置、はこの出願の発明に適用することを可とす
る警報装置、Dは電源回路を示す。 モータサーボ装置において、シート回転モー
タ6の回転数に応じて発生する周波数発生信号
(FG信号)はFG信号整形回路21で波形整形さ
れ、周波数を電圧に変換するF−V変換回路22
に入力される。一方シート回転モータ6により回
転される磁気シート(第2図の2)の回転位相を
検出するPGコイル12に生ずる位相発生信号
(PG信号)(第4図a)はPG信号整形回路23で
波形整形され(第4図b)、その出力に同期して
のこぎり波発生回路24で発生されるのこぎり波
が位相比較回路25において基準位相信号VD
位相比較され、その結果生ずる誤差信号△VがF
−V変換回路22でFG信号に加算されてモータ
駆動回路26に供給され、これによりシート回転
モータ6の回転を制御する。もつともこの出願の
発明における記録担体作動検出手段は上記のPG
信号の検出手段に限られず、上記のFG信号を検
出してもよく、さらに記録担体の回転又は走行を
検出する手段であればよい。 この出願の第1の発明を具体化する手段として
モータ駆動回路26の制御入力端子Pを下記の制
御装置Bに接続し、P端子への制御入力が高レベ
ルのときは前述のモータサーボ装置Aが正常に動
作し、制御入力が低レベルのときはモータ6への
電源供給が断たれるよう構成する。すなわち制御
装置はシート回転モータ6の起動及び停止を制
御するものである。ここでnpnスイツチングトラ
ンジスタTr1は、そのベーースが抵抗R1を介
してPG信号整形回路23の出力(Q端子)に接
続され、そのコレクタが抵抗R2を介して電源
VCC(以下単に電源と略称する場合がある。)に接
続され、そのエミツタが接地される。C1は、抵
抗R2とともに時定数回路を構成するコンデンン
サであつて、トランジスタTr1のコレクタと接
地との間に並列に接続され、さらに比較回路27
の反転入力(−)に接続される。R3及びR4は
電源に直列に接続された分圧抵抗であつて、その
接続点が比較回路27の非反転入力(+)に接続
され、基準電位Vr1を与える。比較回路27の出
力端はプルアツプ抵抗R5を介して電源に、さら
にモータ駆動回路26の制御入力(P端子)に接
続される。S1は、シート回転モータ6に対する
動作指令スイツチであつて抵抗R6を介して電源
に、また抵抗R7を介してnpnスイツチングトラ
ンジスタTr2のベースに接続される。トランジ
スタTr2のコレクタは、比較回路27の出力端
とともに、プルアツプ抵抗R5及び前述のP端子
に接続され、そのエミツタは接地される。 ブロツクB1はこの出願の第2の発明を具体化
する部分であつて、S2は記録担体(この例では
シートパツク)装填検出スイツチであり、抵抗R
8を介して電源に、抵抗R9を介してnpnスイツ
チングトランジスタTr3のベースに接続される。
トランジスタTr3のコレクタは、トランジスタ
Tr2のコレクタとともにプルアツプ抵抗R5及
び前記のP端子に接続され、そのエミツタは接地
される。 警報装置Cは音響発生装置28とこれを作動さ
せる発振器29とよりなり、発振器29はpnpス
イツチングトランジスタTr4のコレクタに接続
され、トランジスタTr4のエミツタは抵抗R1
9を介して電源に、そのベースは比較回路27の
出力端に接続される。警報装置は、音響発生装
置28の代わりに発光ダイオード等の可視的表示
装置によつて構成してもよい。 電源回路は主スイツチSMを介して制御装置
B及び警報装置並びにその他所要の回路素子に
電源VCCを供給する。第3図の装置では主スイツ
チSMが動作指令スイツチS1と連動している
が、両者は独立に動作するよう構成してもよい。
その場合、例えば第6図に示すスイツチングトラ
ンジスタTr5及びナンド回路30等の制御手段
を附設することを可とする。 この出願の発明の記録又は再生装置の第1の具体
例の作用(第3図〜第5図) 次に第3図の装置の作用について説明する。こ
の装置は、シート回転モータ6への電源供給後所
定時間内に図中Q端子に位相検出信号が得られな
いときは、モータ6への電源供給が遮断されるよ
う構成されている。先ず主スイツチSM及びこれ
に連動する動作指令スイツチS1が閉じると、ス
イツチSMの閉により制御装置の各回路素子に
電源VCCの供給が開始され、またスイツチS1の
閉によりトランジスタTr2がオフとなり、比較
回路27は非反転入力(+)への基準電位Vr1
入力によつてその出力が高レベルとなるので、モ
ータ駆動回路26の端子Pへの制御入力が高レベ
ルとなつてモータ6は電源が供給されて起動す
る。以下第3図の装置の作用について場合を分け
て説明する。ここで (1) シートパツク(第1図の1)が正常に装填さ
れ、シートコア(第2図の3)が正常にモータ回
転軸7に結合していれば、モータ6の回転による
磁気シート2の回転に伴ない、PGコイル12に
第4図aのPG信号が得られ、これが波形整形さ
れて端子Qに生ずる第4図bのパルスが周期的に
トランジスタTr1のベースに印加される。トラ
ンジスタTr1は、Q端子から第4図bのパルス
が印加されないとき、オフとなり、コンデンサC
1が抵抗R2を介して充電されるが、Q端子から
前記のパルスが印加されるとき、オンとなりコン
デンサC1の充電電圧がトランジスタTr1自体
を通して放電され、コンデンサC1の充放電がく
り返される。そして時定数回路の抵抗R2及びコ
ンデンサC1並びに前記の基準電位Vr1の値を適
当に選定すれば、コンデンサC1の電圧が、第4
図cに示すように基準電圧Vr1を超えず、したが
つて比較回路27の出力端は、磁気シート2が正
常に回転している限り、同図dに示すように高レ
ベルに維持され、モータ6への電源供給が持続さ
れる。このときサーボ装置Aの作用により、モー
タ6の回転が制御される。 (2) これに対し、シートパツク1が装填されず、
又は不適正に装填され、磁気シート2が回転しな
いときは、モータ6に通電しても、第5図a′に示
すようにPG信号が得られず、また同図b′に示す
ようにQ端子にパルス出力が得られない。したが
つてトランジスタTr1はオフのままでコンデン
サC1は一方的に充電され、その充電電圧が同図
c′に示すように基準電位Vr1を超えると、比較回
路27の出力端が同図d′に示すように低レベルと
なり、モータ6への電源供給が遮断される。なお
第4図及び第5図のtaはスイツチSM及びS1が
閉じる時期、第5図のtbは比較回路の出力が高レ
ベルから低レベルに転ずる時期を示している。 このようにしてシート回転モータ6への電源を
供給しても記録担体の作動信号が得られないとき
は、モータ6への電源供給を遮断し、連続して大
電流が流れることによるモータ6及びモータ駆動
回路26の損傷を防止している。 (3) 上記のモータ6への電源供給が遮断されると
きは、モータ駆動回路26のP端子の低レベル電
位がトランジスタTr4のベースに加えられ、こ
れによりトランジスタTr4がオンとなり、発振
器29が起動し、音響発生装置28又は前述の可
視的表示装置により警報を発する。なおこの構成
によるときは、スイツチSMとS1とが連動する
ことを要する。 一方、この出願の第2の発明により、第3図の
B1の部分を附設するときの作用は次の如くであ
る。 (4) 先ずシートパツク1が装填されずスイツチS
2が開いている状態でスイツチSM及びS1が閉
じられると、トランジスタTr3がスイツチS2
の開によりオンとなるので、モータ駆動回路26
のP端子が低レベルに維持され、モータ6には電
源が供給されない。なおこの場合警報装置が設
けられていれば、前記と同様に警報が発せられ
る。 (5) これに反してシートパツク1が装填され、ス
イツチS2が閉じた状態でスイツチSM及びS1
を閉じると、スイツチS2の閉によりトランジス
タTr3がオフとなり、前述のP端子が高レベルと
なつてモータ6への電源供給が行われ、モータ6
が回転状態となり、かつモータサーボ装置Aが動
作状態となる。なおこの状態でPGコイル12か
ら位相検出信号が得られないときは、前記(2)と同
様にモータ6への電源供給が遮断される。 以上(4)及び(5)を通じてシートパツク1の装填が
検出されないときは、スイツチSM及びS1が閉
じてもモータ6へ電源供給が行われず、逆にシー
トパツク1が装填されてスイツチS2が閉じれば
モータ駆動回路26のP端子を高レベルにし、モ
ータ6へ電源を供給する条件が与えられる。なお
実際にモータ6へ電源が供給されるかどうかは、
前述のように他のスイツチ又は他の回路の状態に
もよる。 この出願の発明の記録又は再生装置の第2の具体
例の構成(第6図) 第6図の上半部は基本的に第3図中の制御装置
Bと同等の機能を有し、その下半部は記録担体駆
動手段(例えばシート回転モータ)に対し動作指
令手段(例えば動作指令スイツチ)により動作指
令が発せられている状態で記録担体装填検出手段
(例えば記録担体装填検出スイツチ)が記録担体
の装填を検出したとき、それから所定時間経過後
に記録担体駆動手段を動作させるようにし、記録
担体の誤装填等により記録担体装填中又はその直
後における記録担体又はこれと関連して動作する
部品の損傷を防止し、操作者に対する危険を避け
るようにしたものである。第6図の装置は、第3
図の制御装置Bと同じく第3図のモータサーボ装
に組みこまれるものであり、また第6図にお
いて第3図と同一の符号を付した回路又は素子は
基本的にこれと同じ構成及び機能を有する。 第6図の上半部においてnpnスイツチングトラ
ンジスタTr1は、第3図と同様に、抵抗R1を
介してPG信号整形回路23の出力(Q端子)に
接続され、トランジスタTr1のコレクタと接地
との間に接続されたコンデンサC1は抵抗R2と
とも時定数回路を構成し、さらに比較回路27の
反転入力(−)に接続され、同回路の非反転入力
(+)には分圧抵抗R3及びR4によつて定めら
れる基準電位Vr1が与えられる。ここで第3図と
相違する点は、コンデンサC1と並列にnpnスイ
ツチングトランジスタTr5のコレクタ・エミツ
タ回路が接続され、トランジスタTr5のベース
はナンド回路30の出力端に接続されている点で
ある。上記の装置は、トランジスタTr5による
ものを除き、第3図の対応装置と同じ作用を有す
る。 第6図の下半部において、S2は記録担体(こ
の例ではシートパツク)装填検出スイツチであつ
て、抵抗R10を介して電源VCCに、抵抗R11
を介してnpnスイツチングトランジスタTr6のベ
ースに接続される。トランジスタTr6のコレク
タは抵抗R12を介して電源に接続され、そのエ
ミツタは接地される。C11は抵抗R12ととも
に時定数回路を構成するコンデンサであつて、ト
ランジスタTr6のコレクタと接地との間に並列
に接続され、さらに比較回路31の非反転入力
(+)に接続される。R13及びR14は電源に
直列に接続された分圧抵抗であつて、その接続点
が比較回路31の反転入力に接続され、基準電位
Vr2を与える。比較回路31の出力端はプルアツ
プ抵抗R15を介して電源に接続され、さらに後
述のアンドゲート32の入力に接続される。S1
はシート回転モータ(第3図の6)に対する動作
指令スイツチであつて、抵抗R16を介して電源
に、抵抗R17を介してnpnスイツチングトラン
ジスタTr7のベースに接続される。トランジス
タTr7のコレクタはプルアツプ抵抗R18を介
して電源に接続され、また後述のアンドゲート3
2の入力に接続される。さらに比較回路31の出
力端及びトランジスタTr7のコレクタはナンド
回路30の入力に接続され、アンドゲート32の
入力には、上記のほか比較回路27の出力が接続
される。電源回路は、第3図と同様に、主スイ
ツチSMを介して前述の装置及びその他所要の回
路素子に電源VCCを供給する。なお下記の説明で
は主スイツチSMと動作指令スイツチS1とが独
立して動作するものとして説明するが、両スイツ
チは連動してもよい。 この出願の発明の記録又は再生装置の第2の具体
例の作用(第6図,第7図) 次に第7図を参照して第6図の作用を説明す
る。第7図においてSM,S1及びS2は第6図
中の同符号のスイツチの動作を、e〜iは第6図
中の同符号の点の電位変化を示し、またSM,S
1,S2,e及びfにおいて実線は記録担体装填
スイツチS2が他のスイツチの後で閉じる場合、
1点鎖線はスイツチS2があらかじめ閉じている
場合を表わし、h及びiにおいて実線は装置の正
常動作の状態、2点鎖線は装置の異常動作の状態
を表わしている。 以下記録担体装填スイツチS2が他のスイツチ
の後で閉じる場合及びあらかじめ閉じている場合
について、時間的順序に従つて第6図の作用を説
明する。 (1) 主スイツチSMが閉じられオンになると、第
6図の各回路に電源VCCが供給され、トランジス
タTr7は、そのベースが高レベルであるためオ
ンとなり、プルアツプ抵抗R18上の電圧降下た
めeは低レベルLにある。またトランジスタTr
6は、そのベースが高レベルのためオンとなり、
コンデンサC11が充電されず、比較回路31の
出力が低レベルとなり、fも低レベルにある。し
たがつてナンド回路30の出力が高レベルとな
り、gが高レベルHとなる。トランジスタTr1
は、未だシート回転モータ6が回転していないた
め第3図のQ端子にパルス出力が得られず、その
ベースが低レベルにあるのでオフとなるが、トラ
ンジスタTr5が、そのベースが高レベル(gの
電位)であるためオンとなるので、コンデンサC
1は充電されない。したがつて比較回路27の出
力が高レベルとなり、hが高レベルとなる。一方
アンドゲート32は、入力e及びfが低レベルで
あるためその出力も低レベルであり、もとよりシ
ート回転モータ6に電源が供給されない。 (2) 次に動作指令スイツチS1が閉じられオンに
なると、トランジスタTr7は、そのベースが低
レベルとなるためオフに転じ、eが高レベルとな
るが、その他の状態は変らず(1)と同じである。 (3) 次に記録担体(この例では第1図のシートパ
ツク1)が装填されてスイツチS2閉じられオン
になると、トランジスタTr6は、そのベースが
低レベルとなるためオフに転じ、コンデンサC1
1が充電され、抵抗R12及びコンデンサC11
の時定数並びに基準電位Vr2で定まる時限T1経
過後に比較回路31の出力が高レベルとなりf、
アンドゲート32の全入力が高レベルとなるの
で、その出力が高レベルとなりi、モータ駆動回
路26の制御入力(P端子)が高レベルとなつて
モータ6は電源を供給され、回転を開始する。同
時にe及びfの高レベルによりナンド回路30の
出力gが低レベルに転じ、トランジスタTr5が
オフとなる。 (4) モータ6に電源が供給され、シートパツク1
内の磁気シート2が正常に回転すると、PGコイ
ル12にPG信号を生じ、前述のQ端子に周期的
なパルス出力を生ずる。したがつてトランジスタ
Tr1はQ端子にパルス出力が生ずるたびにオン
となり、そして前述のようにトランジスタTr5
がオフとなつているので、第3図の装置と同様に
コンデンサC1が充放電をくり返すが、その充電
電圧が基準電位Vr1を超えることはなく、比較回
路27の出力h及びアンドゲート32の出力iは
高レベルを持続する。 (5) しかしながらモータ6に電源が供給されて
も、磁気シート2が回転しないときは、前記のQ
端子にパルス出力が得られないので、第3図の場
合と同様に、コンデンサC1が一方的に充電さ
れ、抵抗R2及びコンデンサC1の時定数並びに
基準電位Vr1で定まる時限T2経過後に比較回路
27の出力hが低レベルに転じ、アンドゲート3
2の出力iも低レベルとなるので、モータ6への
電源供給が遮断される。 (6) これに反してあらかじめシートパツク1が装
填されてスイツチS2が閉じている状態で、主ス
イツチSMを閉じると(t1)、トランジスタTr6
は、そのベースが最初から低レベルであるため、
最初からオフであつて、コンデンサC11の充電
によりt1から時限T1を経過した後に比較回路3
1の出力が高レベルとなり、fが高レベルとな
る。その他は前記(1)と同じである。 (7) 次にスイツチS1を閉じると、前記(2)と同様
に、トランジスタTr7がオフとなり、eが高レ
ベルとなるので、直ちに、アンドゲート32の出
力が高レベルとなり、モータ6に電源が供給され
る。またe及びfの高レベルによりナンド回路3
0の出力が低レベルに転ずる。なおモータ6への
電源供給後の動作は前記(4)及び(5)と同じである。
なお第7図においては、g〜iの動作タイミング
を前記(4)及び(5)の場合と合わせて表示するため
に、スイツチS1を閉じる時期をt4として示した
が、これは限定的ではなく、t1から測つて時限T
1の経過後にスイツチS1を閉じれば前記と同じ
動作になる。 スイツチSMとS1とが連動する構成では、第
7図において両スイツチの動作タイミング及びこ
れに直接関連する個所の電位変化のタイミングが
異なるだけで、前述の例と同様に動作する。 以上第3図中の制御装置及び第6図の装置が
モータサーボ装置に組みこまれている例につい
て説明したが、この出願の発明の装置はモータサ
ーボ装置とは独立に構成できることは明らかであ
る。 この出願の発明の効果 この出願の第1の発明は、前述のように、記録
担体駆動モータへの電源供給後所定時間内に記録
担体の作動を検出する検出手段に検出信号が得ら
れないときは、前記モータへの電源供給を遮断す
るようにしたので、電源の浪費を避けるととも
に、電源供給後になんらかの原因によりモータに
負荷がかかつて回転を阻止されたり、又は位相検
出手段をもたない記録担体もしくは破損した記録
担体が装填されたときに連続して大電流が流れる
ことによる駆動モータ又はモータ駆動回路の損傷
を防止することができ、これにより装置の安全
性、耐久性を向上させることができる。 また記録担体の駆動状態を検出する検出手段自
体の動作を記録担体が装填されていない状態では
禁止することにより、検出手段の誤動動作や無駄
な電力消費をを防止し得るとともに、記録担体が
装填されていない状態では、記録担体を駆動する
ための指示手段を操作してもモータへ電源供給せ
ず、指示手段の操作がなされている場合には、記
録担体が装填されてはじめてモータに電源が供給
されるようにすることにより、指示手段の誤操作
による誤動作、無駄な電力消費を防止すること
等、記録担体の装填状態、記録担体の駆動を指示
する指示手段の操作状態等、あらゆる状態におい
て誤動作、不要な電力消費を防止することができ
る。 第2の発明は、上記の効果を奏するとともに、
記録担体の装填が検出されたのに応答して記録担
体駆動モータへの電源供給を可能にする手段を設
けることにより電源の浪費を防止することができ
るとともに、記録担体の装填検出から所定時間は
指示手段が操作されていてもモータの駆動を遅延
させ、記録担体が装填位置に安定してから駆動す
るようにしたので、記録担体が装填位置に安定す
る前に駆動して損傷させたり、記録再生動作を不
完全にするような危険を防止することができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの出願の発明の記録又は再生装置に
適用されるシートパツクの平面図、第2図はこの
出願の発明の記録又は再生装置に適用される位相
検出装置の拡大断面図、第3図はこの出願の発明
の記録又は再生装置の第1の具体例の一部を回路
図で示すブロツク図、第4図及び第5図はそれぞ
れ第3図の装置の正常動作及び異常動作を示す動
作説明図、第6図はこの出願の発明の記録又は再
生装置の第2の具体例の回路図、第7図は第6図
の装置の動作説明図である。 図中1はシートパツク、2は磁気シート、6は
モータ、12はPGコイル、26はモータ駆動回
路、27は比較回路、SMは主スイツチ、S1は
モータに対する動作指令スイツチ、S2は記録担
体装填検出スイツチ、Tr1,Tr2,Tr3はスイ
ツチングトランジスタ、R2及びC1は時定数回
路を構成する抵抗及びコンデンサを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 記録担体を駆動するモータを含む駆動手段
    と、 前記記録担体の前記駆動手段への装填完了を検
    出する第1の検出手段と、 前記モータに電源を供給してこれを駆動するた
    めの指示手段と、 前記第1の検出手段によつて前記記録担体の装
    填が検出されていない状態では、前記指示手段に
    よる前記モータへの電源供給を禁止し、前記第1
    の検出手段による前記記録担体の装填検出に応じ
    て前記指示手段による前記モータへの電源供給を
    可能にする制御手段と、 前記第1の検出手段による前記記録担体の装填
    検出に応じて動作可能となり、前記記録担体の駆
    動に伴つて発生される信号を検出して前記記録担
    体の駆動状態を検出する第2の検出手段と、 前記モータへの電源供給後所定時間内に前記第
    2の検出手段に検出信号が得られないとき前記モ
    ータへの電源供給を遮断する手段と、 を具える記録又は再生装置。 2 記録担体を駆動するモータを含む駆動手段
    と、 前記記録担体の前記駆動手段への装填完了を検
    出する第1の検出手段と、 前記モータに電源を供給して駆動するための指
    示手段と、 前記第1の検出手段によつて前記記録担体の装
    填が検出されていない状態では、前記指示手段に
    よる前記モータへの電源供給を禁止し、前記第1
    の検出手段による前記記録担体の装填検出に応じ
    て前記指示手段による前記モータへの電源供給を
    可能にする制御手段と、 前記第1の検出手段による前記記録担体の装填
    検出から所定時間前記制御手段の指令に基づく前
    記モータの駆動を遅延させる手段と、 前記第1の検出手段による前記記録担体の装填
    検出に応じて動作可能となり、前記記録担体の駆
    動に判つて発生される信号を検出して前記記録担
    体の駆動状態を検出する第2の検出手段と、 前記モータへの電源供給後所定時間内に前記第
    2の検出手段に検出信号が得られないとき前記モ
    ータへの電源供給を遮断する手段と、 を具える記録又は再生装置。
JP23046182A 1982-12-23 1982-12-23 記録又は再生装置 Granted JPS59116958A (ja)

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JPS5296514A (en) * 1976-02-10 1977-08-13 Toshiba Corp Magnetic recording and reproducing apparatus
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